ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ドロ刑 第3話 中島健人、遠藤憲一、石橋杏奈、中村倫也、江口のりこ… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『ドロ刑 ‐警視庁捜査三課‐#03』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. ハァ
  2. 皇子山
  3. ダイヤル
  4. 回す
  5. 勝手田
  6. 瑤子
  7. フッ
  8. 美希
  9. タナカ
  10. 無駄

f:id:dramalog:20181027230121p:plain

『ドロ刑 ‐警視庁捜査三課‐#03』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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dramalog.hatenablog.com 

 

 

ドロ刑 ‐警視庁捜査三課‐#03[解][字][デ]

刑事×泥棒の異色バディ!!斑目が潜入捜査で大ピンチ!?13係の次なる事件は新手窃盗団による金庫破り!天才ハッカーの心の叫びを聞け!!総力戦の大救出劇!!

詳細情報
出演者
中島健人(Sexy Zone)、遠藤憲一石橋杏奈中村倫也江口のりこ野間口徹田中道子、生島翔、丸山智己板尾創路稲森いずみ

【第3話ゲスト】寛一郎小山力也
番組内容
刑事・斑目中島健人)と大泥棒・煙鴉(遠藤憲一)の異色コンビ!!斑目が潜入捜査で大ピンチ!?13係の次なる事件は新手窃盗団による金庫破り!最新技術を駆使した手口に鯨岡(稲森いずみ)はお手上げ宣言!?煙鴉の助言で斑目が天才ハッカー順平(寛一郎)に急接近!!潜入捜査の急展開に13係総力戦!!美希(石橋杏奈)も特技発揮!?皇子山(中村倫也)が頼った意外な相手とは?孤独なハッカーの心の叫びを聞け!!
監督・演出
【演出】中島悟
原作・脚本
【原作】福田秀「ドロ刑」(集英社週刊ヤングジャンプ」連載)
【脚本】林宏司
音楽
【主題歌】Sexy Zone「カラクリだらけのテンダネス」
【音楽】木村秀彬
制作
【プロデューサー】能勢荘志、次屋尚、関川友理
【製作著作】日本テレビ
【制作協力】The icon
おしらせ
【公式HP】https://www.ntv.co.jp/dorokei/
【公式Twitter】@dorokei_ntv
【公式Instagram】dorokeinsta_ntv

 


♬~

♬~ (解錠音)

♬~

♬~ (解錠音)

♬~

(サトウ) スタート!
(時計のタイマーを押す音)

(キーボードを打つ音)

(電子音)

(タナカ) よし!

♬~

(斑目 勉) ハァ…。

(美希) おはよう!

(美希) どうしたの? 朝から
死にそうな顔して。

ハァ…
いいよなぁ 美希ちゃんは。

あの人?

(勝手田)お前が俺の後継者だ

後継者?

今日から
ビシビシ鍛えてやるぞ

いや あの
そんな お気遣いは…

怪しい人?

いいか?
はい?

ホントは 俺が鍛えたいのは
お前じゃ ない

ちょっと 何言ってるか…
でもな

俺は義理を重んじる男だ

自分の幸せよりも

仲間を優先する そういう男だ

いや そんな必要は…

だからこそ

鍛えるぞ お前を

(斑目の声)
それからというものさ

朝のお茶くみから始まって…。

俺は番茶じゃ な~い!

あっ!

(斑目の声) 先輩たちの机の掃除。

机をたたく音
(勝手田)いいかげん 吐け!

いびき

(斑目の声) 取り調べの見学。

おい!

とにかくさ 無っ駄なことしか
教えないんだよ。

勝手田さんは緑茶
左門さんは番茶

…とか
何で覚えなきゃいけないの?

先輩の机を拭いて
先輩の趣味嗜好を知れ とか

それ 捜査と どういう関係?

「察することが大事なんだ」
っていうわけ。

ええ 察しましたよ 俺は。

上司が あまり賢くない
ってことはね。

元気 出て来たね!

上 替えてくれなきゃ無理。

これじゃ 僕のいいところ
全然 引き出されない。

無駄なことしかさせない
上司なんて 必要ある?

せっかくの僕が生きないよ。

無駄なことねぇ。

そっちは? 皇子山さんは
ネチネチ言いそうだけどね。

ネチネチっていうか…。

今日もフレンチなんだけど。
フレンチ?

「流行りの店に行かないと

流行りの泥棒は
捕まえられないんだ」って。

もう 会食ばっかで…。

ん? 会食って何?

ってか 流行りの泥棒って何?

もう飽きちゃった。

たまには お茶漬け食べた~い。

俺なんか 公園の水しか
飲ませてもらってないよ。

(細面) これが フジヤマ貴金属
金塊強奪事件の概要です。

(細面)
フジヤマ貴金属に 何者かが

偽造セキュリティーカードを使い
侵入。

恐らく ハッキングにより
電子キーを開錠しています。

(勝手田) 盗られたものは?
(細面) 金の延べ棒10本

およそ4000万円ほど。

(瑤子) それだけ?
現金には 目もくれていません。

現金だと札番号から
いずれ 足がつく恐れがある。

その点 金は いったん
溶かしちゃえば 足がつかない。

相当 頭のいい窃盗団です。

最高難度のセキュリティー
軽々と破ってるしな。

えっ? あぁ はい。
チッ!

で 似た手口は?

お待ちください。

(皇子山)
いちいち その動き 必要なのか?

いや ごめん。

ゼロ件です 該当ありません。

(瑤子) それは難しいなぁ。

このやり方は 前例ないんか。

(手をたたく音)

(鯨岡千里) は~い 皆さん
悩まなくていいですよ~。

(瑤子) どういうこと?
だって 今 聞いたでしょ?

すっごく頭のいい犯人だって。

じゃ 無理じゃん うちじゃ。

(瑤子) えっ?
係長!

でもね 警察ってところは原票。

つまり 何件 逮捕したかっていう
点数 稼がないといけないでしょ?

だからね 代わりに みんな

一番簡単な自転車泥棒
検挙しちゃって。

(左門) 自転車泥棒
三課がやる仕事かよ?

港区で 高級自転車を狙った
窃盗事件が多発してる。

これも 1件は1件でしょ?
あれで数 稼いじゃおう。

あれなら できるよね?
みんなでも。

(細面) 捜査したほうが
よくないですか? こっちも。

大丈夫
上には きちんと説明するから。

「このコたちにできると思います?
こんな大事件」って。

きっと上は
ぐうの音も出ないはずよ。

ぐうの音も出ない。
ぐうの音も出ない。

じゃ そういうことで
みんな頑張ってね!

(勝手田)
係長 やらせてください!

バカ… じゃ ない。

デカの気持ちは うれしいけど
無理しないで。

異動したい?
だって 話が違うじゃないですか。

どこが精鋭部隊なんですか!
あぁ あれね。

いや 私もさ 初めは

精鋭の人たちを集めましたって
上から聞いたの。

それで?

でもね よくよく聞いたら
精鋭じゃなくて

「せいせいの人」だったっぽいわ
ハハっ!

「せいせいの人」?

ほら~ よくいるでしょ?
どの部署でも。

「あいつがいなけりゃ
せいせいするのになぁ」って人。

そういう人。

え~っと…。
だから 正しくは

精鋭部隊じゃなくて
せいせい部隊ね。

あっ でも中には

あいつがいなくなって
風通しが良くなって

ス~ス~するなぁなんて
人もいたから

ス~ス~部隊でもいいかもね。

ちょっと… 係長!

辞める 絶対 辞める!

♬~

♬~


(勝手田) すいません。

おい!
は… はい。

何やってんだ? お前
メモ取れ! メモ。

あぁ… はい。

もう言わなきゃ
やらないんですから

近頃の若いのは… どうも。

どうだ? 何か つかんだか?

はい?

空気だよ 現場の空気
それが大事なんだよ 俺たちには。

チッ 何にも感じないのか。

(においを嗅ぐ音)

感じました かすかに。
(勝手田) おっ!

チャーハンのにおいです あ痛っ。

俺の昼飯だよ!

刑事の基本は 現場百遍だ!

100回 ここに来て
何か つかみ取れ。

痛っ。

あの 100回 来ることの
メリットは何ですか?

あっ?

1~2回なら分かるんですけど
100回って…。

100回来たら ポイントたまるとか
そんな制度ありませんよね?

警視庁から 往復1080円
掛ける100で 10万ちょっと。

これだけ経費かけるメリットは?
歩いて来い!

(車のドアが閉まる音)

(煙 鴉) フッ。

♬~

(ボタンを押す音)

(解錠音)

(ヤマダ)
高輪中央署の吉村といいます。

(ヤマダ)
先ほど 息子さんの隆さんから
連絡 行ったと思うんですが…。

そうです 事故の示談の件です。

高輪中央署のハラダといいます。

先ほど
息子さんのユウタさんから

連絡 行ったと
思うんですけれども。

そうです 事故の示談の件です。

(男) もしもし…。
(男)高輪中央署のキノシタといいます。

(サトウ)
タナカ 社長来た 外の車だ。

(石森) じいさん ばあさんも
近頃は知恵つけやがってさ。

ハハっ 本業の業績が
ぱっとしねえんだよ。

社長 この前 言ったこと…。

(石森)
タナカだけが頼りだ 期待してる。

次のヤマ 見通し立ったら
連絡する。

(ドアが開く音)

まだ報告書?

ええ 全然 終わんない。

何で警察って わざわざ
文書に起こすわけ?

書類 多過ぎ
無駄だよね こんなの。

勝手田さんは どう?

ヒィ~ あの人とは合わない。

言ってることが
ほぼほぼ 理解できない。

ひょっとして言語が違う。

ふ~ん 無駄なことさせるか。

「察しろ」って言うんです
「それが大事だ」と。

上司の好みを察して
事件 解決するんですか?

はぁ?ですよ。

取り調べの時よ
黙秘するヤツがいんだろ?

趣味は何なのか
好きなものは何なのか。

それ 察することができれば

心 開いて しゃべりだすかも
しんないじゃないかよ。

いやいや… 悪いけど

罪 犯してるんでしょ?
罪人でしょ?

何で こっちが察してやらないと
いけないんです?

罪人だって人間だぜ お前。

い~や 僕とは人種が違いま~す。

フッ!

で 辞めて どうすんだよ?

えっ?

う~ん…。

起業とか いいんじゃないすかね
友達と。

やっぱ同じ価値観の人と
絡みたいですよね。

いろんなヤツがいるから
面白いんだ 世の中は お前。

とにかく 警察って組織は

僕の能力と若さの
無駄遣いしかしません。

若手にこそ
最先端の捜査を任せなきゃ。

そしたら
すぐ結果 出しますって。

へぇ~ 結果ね。

結果さえ出せりゃあ
評価も変わるでしょ?

だけどなぁ

下働きじゃ 結果も
へったくれも ないもんなぁ。

あ~ むしゃくしゃする!

カラオケでも行こうかな。

おい。

ゲーセンでも行って
遊んで来いよ。

(ゲーム機)♪~

♪~

この野郎!

あっ!

うわ~ やられた~!

あ~!

いや 強いっすね。

参りました。

あっ いや…。

ここまで接戦になったのは
初めてです。

そうっすか?
やった~! ハハハ…!

順平です。
あっ。

えっと…。

神北 勉です ハハハっ。

そうそう 海底宝物庫のキラーマジンガ
強かったよね。

あぁ あそこ難しかったよね。

やっぱ
ドラクエ』は 6が最強だよね。

だよね。

そっかぁ… IT系か。
うん。

じゃあ ゲームする時間
とれていいね。

営業だと そうはいかない?

うち 超ブラックでさ。

上司は訳分かんないし

仕事 全部 俺に押し付けてる
って感じで…。

そんなもんか。

マスタードラゴンは いない感じ?

えっ?
ほら 『ドラクエ』の。

最後 助けてくれる。

ああ マスタードラゴンね。

そうだねぇ…。

顔はドラゴンみたいな人が
いるけどね。

現実は厳しいかな。

辞めちゃえば?

えっ?
うちの会社 手伝わない?

おたくなら
きっとできると思うよ。

♪~

ん?
乾杯しよう。

う… うん。

乾杯。
乾杯。

す~ごいな
そんなに稼いでるんだ!

神北君もさ
金は ためたほうがいいよ。

金さえあればさ こういうふうに。

うん… まぁ…。

俺さ 金 持つまではさ

家も貧乏で 学歴もなくて…。

ホント 低スペックの
どうしようもなく無駄な人生

過ごしてたんだよね。
いや そんなことは…。

でも 金 持って全て変わった。

楽しいよ 今。

あ… でも いい会社だね。

若くても 力があれば

どんどん仕事
任せてもらえるんでしょ?

理想的じゃん。

でさ 仕事って何?
何やってんの?

(皇子山) もう1軒 行く?

(美希)
え~! でも私 飲めないし~。

(皇子山) だよねぇ じゃあ

俺ん家 来る?

えっ? 寮じゃないんですか?

三課 来たついでに
飛び出してね。

すぐそこのマンション。

フッフ… やだ~!

皇子山さんの家とかって

何か変なもの
いっぱい ありそうだし。

フッ あるよ。

君の喜びそうなものが いっぱい。

あれ?

早い。

(ドアが開く音)

ハァ… 変なものか。


(ドアが開く音)

ケムさん!

(宵町) いらっしゃいませ。

仕組んだでしょ?

すっごいな! お前。

ひと晩で
ここまで食い込んだのか。

どうすりゃいいんですか。

せっかく友達になったのに…。

チャンスじゃねえかよ お前。
えっ?

下働き 嫌なんだろ?
お前にしかできない仕事だよ。

潜入捜査という名のな。

できるかな? お前に。

いいじゃない!
え~?

とんでもない快挙よ!

これで窃盗団を
一網打尽にできるわ!

はぁ。

さすが 俺の後継者です。

はぁ?
いい? みんなも協力するのよ。

どうせ やることないんだから。
いや ちょっと待ってください。

斑目君に比べて
この ぼんくらたち。

知ってる? この人たち

散々 走り回って
自転車泥棒1件 たった1件よ。

追い掛けてんけど
息 上がってしもて。

俺も。

僕も。
何やってんのよ!

それじゃ
ゼ~ゼ~部隊じゃないの。

とにかく
あなたに懸かってるから。

これで 一気に挽回できるから。

行くわよ! エイ エイ オ~!

(一同) オ~…。

♬~

俺なんか入って 大丈夫なの?

うん 誰も僕の意見に
反対できないからね。

えっ どうして?

う~ん 彼らが
金庫破りに使うアプリは

僕にしか作れないから。

ここ。

(ヤマダ) はい それでは。
(受話器を置く音)

(ヤマダ) 会社も実在します
確認しました。

特に不審な点はありません。

あ… 当たり前ですよ。

僕はただ タナカ君の仕事
手伝いたいだけなんで…。

か… 金 いいんすよね?

それ もらったら
俺 もう会社 辞めるんで。

(石森) ≪分かった≫

(石森) 詳細 詰めたら連絡する。

ハァ…。

ねぇ。
えっ?

成功したらさ

それを元手に
会社でも起業しない?

いいね 部屋でも借りて。

じゃあ 当日。

あのさ…。

どうして誘ってくれたの?
知り合ったばっかなのに。

同じ目 してたから。

昔の僕と。

ハァ…。

(ヤマダ) 先ほど
息子さんの隆さんから 連絡…。

(サトウ) 生意気 言うように
なりましたね あいつも。

(石森) まぁいい ハッキングは
あいつなしじゃできない。

でも 大丈夫ですか? ホントに。

(石森) 手は打ってある。

(足音)
ハァ…。

あのお友達を使ってんのは
半グレの連中だ。

主な資金源は

オレオレ詐欺やタタキ。

トップは 顔すら明かさない。

会社組織のように
若いヤツをきっちり管理してる。

ヤツらは お互いの素性を隠し
本名を名乗ってない。

下っ端がパクられても
害が及ばないようにな。

あのお友達は

おだてられながら
裏で いいように利用されてる。

仲間のフリしてね。

恐らく 彼も

ヤツらの本名すら知らない。

それ… 分かってるのかも。

だから僕を
仲間に誘ったんじゃないかな。

そっか。

彼 学校で結構

ひどいイジメ
受けてたみたいなんですよね。

へぇ~。

全然 人と話せなくて

学校にも居場所がなくて…。

ゲーセンだけが
息抜きだったって。

あそこで
ゲーム好きの大人たちに

初めて
受け入れてもらったんだって…。

フッ。

そこまで打ち解けるとは…。

潜入捜査官として 100点だな。

捕まえて 余罪 吐かせりゃ
相当 点数 稼げんぞ。

祝杯 挙げるか。

いや ハァ…。

今日は いいです。

(ドアが開く音)
(宵町) いらっしゃいませ。

ここが例の店です。

あれ 今日は斑目君は?

(宵町) 見えてませんけど…。

何だ… 来てるって言ってたのに。

前に話した彼の店って
ここなんですけど…。

どうします? 帰ります?

(皇子山) いや 一杯飲んで行こう。

先日は どうも。
ああ どうも。

ここ よろしいですか?
どうぞ。

えっ お知り合い?

(宵町) ここ押さえて D。

♪~

(皇子山) そうですか。

あいつとは本当に
ただの飲み仲間だったんですね。

ウソついても
しょうがないでしょう。

捜査一課時代

記者が刑事に張り付くのは
しょっちゅうでした。

でも 三課じゃ聞いたことがない
ましてや 新人なんて。

ヤツと つるんで
何のメリットがあるんです?

メリットがなきゃ
付き合わないんすか。

他に理由があるとは思えない。

あいつのことが よく
見えてないんじゃないですかね。

あなたには。

それに

フリーのジャーナリストが
そんなに暇だとは思えないなぁ。

フッ。

じゃあ 何だと?
あなた

西野 巧さん 55歳。

鹿児島県 緑郡 南雲町出身。

地元の南雲高校を卒業後 上京し

雑誌記者を経て
現在はフリーのジャーナリスト。

昨年度の年収は
およそ520万円。

ハハっ さすがだね。

しかし 妙なんですよね。

南雲町も 高校も

30年前にダムが建設され
現在は湖の底。

西野さんの親類縁者は おろか

顔を知る者は 誰もいない。

フッ… どういう意味ですか?

三者が西野さんの戸籍を奪って
成り済ましたとしても

誰も分からないということです。

フッ… 面白い人だな あなた。

(皇子山) あなたも。

まこて 面白い。

鹿児島弁で

「本当に」という意味です
まさか…

知らなかったとか?

フッ。
フッ!

失礼します。

(皇子山) 帰るよ。

(美希) あっ すいません。

♬~


(沙織) 話してみて。
何を?

だから何でも。

あ い… う~! 痛っ!

あっ 聞こえた。

OKよ。

配置場所も決めたし
他の係から応援も来る。

万一のため 拳銃も携行させた。

必ず みんなでフォローする。

あなた一人で 死なせないから。

え… え~っと…。

死ぬ前提? 死ぬありき?

え~!

♬~

みんな 頑張ってね!

♬~

ハァ…。

(車のクラクション)

♬~

みんな 初対面だから。

♬~

[ 外国語 ]

♬~

ほな行くで。
しゃっ!

よし 行こう!

♬~

あの!

どこに向かってるんですか?

言うわけないやろ。
あのバカ!

やっぱ あいつじゃダメだ。

♬~

♬~

♬~ (解錠音)

♬~

(千里の声) ここは?

ゴールドクラウンという会社です
貴金属を扱っている大手ですね。

(細面)
地下1階に巨大金庫があります。

狙いは恐らく これ。

金庫は地下1階。

建物への出入り口は
1階に2か所。

見取り図 送ります。

♬~

(瑤子) 順平以外 ただの下請けや。

(左門) 捕まえても
何も知らない可能性が高い。

余罪が出て来ない。
でも 順平がいる。

あいつを押さえたら
俺たちの勝ちだ。

(キーボードを打つ音)

♬~

♬~ (解錠音)

♬~

すご~!

(キーボードを打つ音)

(サトウ) おたくの上司 戸倉さんと
昨日 どこでランチした?

ん… ど… どこだったかなぁ?

あ… あれは確か

中華? だったかな。

どうして?

ヤバい。
ヤバい。

(タナカ) 開いた。

あっ 開いた?

開いたんだ。

すごいね!

(扉を開ける音)
重そう。

♬~

(サトウ) おかしいな
電話したら 戸倉さんは

昨日 休みだと聞いたぞ。

(殴る音)
うっ!

あっ… あっ…。

(マイクを剥がす音)
あっ!


(ノイズ)

(殴る音)
あ… あっ!

うっ!

[ 外国語 ]

(タナカ) 神北君… 神北君!

(男たち) うっ!

♬~

(勝手田) おら~!

(サトウ) うわ~!

(サトウ) あっ!

(皇子山) あぁ… ワッパ!

(勝手田) 離せ こら! おら!

おら~!

はい! おら~! あ~ 確保!

動くなよ!

被疑者 現逮。

(皇子山) 動くな。
(美希) はっ!

3時12分 被疑者 現逮。

歩け!
うっせぇな! もう。

[ 外国語 ]

斑目君?

(勝手田) あっ! ハァ ハァ…。

閉じ込められた。

ゴールドクラウンの社員と
連絡取れました。

金庫の番号を知ってるのは
支店長と副支店長の2人。

どこにおんの?

はい 夜分にどうも 失礼しました。

支店長は 休暇で山梨の河口湖の
どっかのペンション。

副支店長は出張で名古屋のホテル。

どっちも連絡したけど
つかまらない。

部屋にもいないし
ケータイも出ない。

マズい。

ハァ… どっちも遠いな 夜中やで。

朝まで待つしかねえか。

♬~

うぅ…。

大丈夫?

あ…。

初めて気絶した。

ハァ…。
あいつら 閉じ込めやがった。

中から開けられないの?

無理。

ハァ…
じゃあ 誰かが開けてくれるの

待つしかないのか。
いや

それも無理。

どういう意味?
多分…。

この金庫の中は
完全に密閉されています。

ここに
大人 2人が閉じ込められたら

平常呼吸数からいって

4時間程度で
空気が足りなくなります。

興奮したり 騒いだりすれば

4時間 切ります。

って つまり…。

あいつら 殺す気だ。

♬~

(皇子山)
これは早く開けるしかねえな。

あいつ 細いし
呼吸 少なそうだから

2~3日 持つんじゃないか?

いや 深海の特殊生物や
ないんやから。

どこ行くん?

ちょっと山梨まで
車 飛ばして来る!

地元の所轄に頼んだほうがいい。
どこのペンションにいるか分からない。

グズグズしてるうちに日が昇る。

絶対 支店長 連れて来る!

(瑤子) 電子ロックは壊されて

あとは このダイヤルキーでしか
開かへんのか。

(皇子山) 多分 そうだろう。

ダイヤルキーは音で分かる
っていうやん?

開錠した瞬間
一瞬 音が変わるってやつか?

そんな回す回数 無限に近いし
不可能だろう。

音?

あっ…。

絶対音感あるんで
やってみます!

♬~

(扉をたたく音)
お~い!

(扉をたたく音)
お~い! 開けて!

ここにいるよ!

無駄だよ。

厚さ60cmのコンクリ
絶対 聞こえない。

誰もいないし。

いや…。

実は俺…。

(タナカ) ごめん!

俺のせいだ。

君を巻き込んじゃって。

俺が上に歯向かってた。

最近 1人でやりたいって。

それが気に食わなかったみたい。

君と一緒。

上司に歯向かっちゃった。

いや それは…。

ただし そっちと違うのは

殺そうとするとこだけどね。

ごめん。

怖くないの?
えっ?

「4時間で死ぬ」とかって言って
全然 慌ててなくてさ。

普通 怖いよ パニックでしょ?

そうかな?

まぁ あんま実感 湧かない
ってのもあるんだけど。

でも 神北君には
悪かったと思ってる。

だって 死んだら泣く人とか
いるでしょ?

君は…

いないの?

多分ね。

ハァ…。

取りあえずさ

ちょっと話そうか。

うん。

座ろう。

(ダイヤルを回す音)

(物音)

(皇子山) ハァ…。

(瑤子) おい!

あと3時間半。

何の話 しよっか? ハハっ。

ん~ やっぱゲームの話じゃない?

だよね~ フフっ。

(ダイヤルを回す音)
(ダイヤルが合う音)

1つ開いた。

ウソ~!?

マジ?
鍵穴のディスクは全部で7つ。

このペースだと順調に行っても…。

あと12時間。

(宵町) いらっしゃいませ。

ハァ ハァ…。

チッ! ハァ…。

ハァ ハァ…。

ハハハハ…!
ハハハハ…!

笑い疲れちゃったよ。

きっと酸素 減ったよね。

うん!

フゥ~ フゥ~。

俺に その金庫が開けられると?

(皇子山) さぁ?

俺が知っているのは あと2時間で
金庫が開かなければ

斑目が死ぬ。

そして あなたは

あらゆる犯罪に精通した
ジャーナリスト。

それだけです。

「やらない」と言ったら?

(皇子山) 死ぬだけです。

彼が。

(タナカ) 何かさ

人生もさ
ゲームだったら よかったのにね。

敵 味方 はっきり分かれててさ。

仲間がいて
努力すれば スペック上がって

敵 やっつけられてさ。

本当の人生って
ごっちゃごちゃじゃん。

ルールないじゃん。

最初っから スペックの差
埋めようもなくってさ。

気が付いたら
死んだりするじゃん。

無駄だよね ホント。

生きてるだけさ。

そうかな?

楽しかったじゃん。

ゲーセンで遊んでんの。

今だってさ
よく分かんないけど

ちょっと楽しいじゃん。

ゲームだってさ

ただの暇つぶしだけど

おかげで アプリ
作れるようになったんでしょ?

悪くないじゃん。

そういうもんなんじゃないの?

人生。

ハァ…。

(ダイヤルを回す音)

(足音)

(ダイヤルを回す音)

代わろうか?

代わろう。

(ダイヤルを回す音)

ハァ ハァ ハァ…。

ハァ ハァ…。

(ダイヤルを回す音)
(ダイヤルが合う音)

(美希) あっ!

開いたのか?
(瑤子) 早っ!

(ダイヤルを回す音)

(ダイヤルが合う音)

あと2つ。

(ダイヤルを回す音)

(ダイヤルが合う音)
開いた!

(ダイヤルを回す音)
最後の1つ。

(ダイヤルを回す音)

全部 開けたら

俺をしょっぴくつもりだろ?

少なくとも

詳しく事情を聴く必要が
ありそうだ。

まずは

金庫破りをどこで覚えたのか。

ハァ ハァ ハァ…。

(ダイヤルを回す音)

やっぱり来なかったね
ハァ ハァ…。

マスタードラゴン

ハァ ハァ… うん。

ゲームとは違うね やっぱ。

ハァ ハァ ハァ…。

(倒れる音)
神北君…。

神北…。

(皇子山) うっ! う~!

(美希) 斑目君!?

ハァ~! ハァ…。
大丈夫か?

(美希) 斑目君 しっかりして。
(皇子山) おい。

ハァ ハァ ハァ…。

(皇子山) おう 大丈夫か?
(美希) 斑目君 分かる?

ハァ ハァ…。
(左門) 大丈夫だ 呼吸が戻ってる。

しぶといな 生きてるわ。

みんな… ハァ…。

助かった。

(瑤子) 係長が
名古屋までヘリ飛ばさせて

あの副支店長 連れて来てん。

で 暗証メモで開けたってわけや。

こちらになります

最後の1つを残して
開けてます

(副支店長)最後の1つですか
よく分からないから

最初から開けてみます

あぁ…。

(皇子山) 途中までは
お前の飲み仲間が開けてくれたよ。

うん…。

(瑤子) でかしたな。

このコ 挙げたら
余罪 いっぱい取れる。

あんたの大金星や。

取りあえず 金塊 盗もうと

カバンに入れたの あんたやな
刑事が見ててん。

俺…。

見てません。

えっ?

その前に 仲間に頭 殴られて…。

ホント 見てないんです。
(瑤子) いや そやけどやな…。

金庫は開けたんやろ?
それも別の仲間です。

それは 現認しました。

彼は ただ

金庫のキーを破るアプリを
作っただけじゃないでしょうか。

チッ… せやったら
大した罪にならんがな。

(皇子山) 取りあえず
続きは本社で聞こう。

そやな…
分かった ほな 上 連れてこ。

立て。

(瑤子) ありがとうございました。

♬~

仲間いたんだ 君。

マスタードラゴン

きっと現れるよ! 君にも すぐ。

♬~

あれじゃ 大した罪になんねえぞ。

本当に

現認してないんで。

フッ。

無駄な仕事しちまった
ってわけか。

無駄なんかじゃなかった。

僕にとっては。

♬~

しょっぴけんのか?

俺 金庫 開けてないぞ。

副支店長が来なくても

最後の1つまで開けていた。

ただのジャーナリストに

ハッ! あれは無理だ。

最後の1つ?

ホントは
1つも開けてないかもよ。

フッ。

♬~

(勝手田) ≪斑目斑目!≫

開いたのか! よかった ハァ…。

誰?

支店長だよ!

山梨県のペンションから
連れて来たん?

違いますよ 私 オーナーですよ。

ペンションの。
えっ!?

(オーナー) この人 寝てるとこに
いきなり入って来て

「ひとの命が懸かってるんだ
来い!」って。

ずっと 「違うんです
ただのオーナーです」って…。

早く言えよ!
(オーナー) え~!

分かったよ もういい
もう帰れ! なっ。

(細面) 匿名で警視庁に
送られて来たパソコンのデータ。

そこに彼らの犯罪を示す
メールの詳細があった。

恐らく ハッキングしたものと
思われます。

タナカこと 河原順平の仕業だと?
間違いないでしょう。

(細面) 本人は結局

金庫破りに悪用された
アプリの開発者ってだけで

ただの建造物侵入罪。

すぐに釈放されちゃった。

ったく もう!

もう そろそろ いいだろう。

(男) はい やりました。

じゃあ…。
(せき払い)

ゆっくり話 聞こうか。

♬~

♬~