ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

黄昏流星群 第3話 佐々木蔵之介、礼二、中山美穂、本仮屋ユイカ… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『<木曜劇場>・黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~ #03』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 美咲
  2. 出向
  3. 川本
  4. 春輝
  5. 金田
  6. 今日
  7. 一同
  8. 主人
  9. 井上
  10. 大丈夫

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『<木曜劇場>・黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~ #03』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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dramalog.hatenablog.com 

 

 

木曜劇場>・黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~ #03[字][多][デ]

完治に銀行復帰のラストチャンスが!一方完治との夫婦関係に疑問を持ち始めた真璃子は、離婚について調べているところを春輝に見られ…今夜運命の別れ道!!

詳細情報
番組内容
出向先の荻野倉庫に初出社をした瀧沢完治(佐々木蔵之介)だったが、周りの視線は冷たい。銀行からの出向者は社員たちにとって煙たい存在でしかなかった。職場になじもうとする完治の努力もむなしく、川本保(礼二)ら社員たちとの距離は縮まりそうにない。
一方、銀行に完治の忘れ物を届けに行った真璃子中山美穂)は、夫が出向したことを秘書の篠田薫(本仮屋ユイカ)から知らされる。ショックを受けた真璃子は、今までの不満
番組内容2
を完治にぶつけてしまう。そこへ帰宅した美咲(石川恋)からも、自分の結婚までは出向を先延ばしにしてほしかったと責められる。婚約者である日野春輝(藤井流星)の母が家柄を気にするから、と。さらに先日、春輝と会う約束をすっぽかした話も持ち出され、完治は謝るほかなかった。
家庭でも気が休まらない完治は、昼休みの社員食堂で目黒栞(黒木瞳)に会えることが楽しみだった。しかしその日、栞は目も合わせてもくれなかっ
番組内容3
た。落ち込む完治に先程の態度を謝罪するメールが届く。社外では会えると言う栞を、完治は近いうちに山へ行こうと誘う。栞と約束した日を楽しみにする完治だったが、突然の連絡が若葉銀行時代の同期から入ってしまう。
その頃、真瑠子は友人の水原聡美(八木亜希子)に離婚という選択肢を提案され、その時は否定したものの、気になってパソコンで離婚について調べていた。その様子を、美咲を迎えに来た春輝に見られてしまい…。
出演者
佐々木蔵之介 
中山美穂 
藤井流星(ジャニーズWEST) 
石川恋
 ・ 
礼二(中川家) 
麻生祐未
 ・ 
八木亜希子 
小野武彦 

黒木瞳 


スタッフ
【原作】
弘兼憲史「黄昏流星群」(小学館ビッグコミックオリジナル」連載中) 

【脚本】
浅野妙子 

【主題歌】
平井堅「half of me」(アリオラジャパン) 

【音楽】
得田真裕 

【プロデュース】
高田雄貴 

【演出】
平野眞、林徹、森脇智延 

【制作著作】
フジテレビ

 


(完治)
今日 銀行を辞めてきました。

(完治)あしたからは
荻野倉庫の社員です。

(栞)じゃあ 同じ職場ですね。

(真璃子)
銀行から届いた荷物の中に

あなたへのプレゼントの
ネクタイピンが入ってたの。

ああ… それは もう
何でもないんだよ。

(真璃子)
何でもないわけないでしょ!

(聡美)こっちは こっちで
好きなことすればいいのよ。

(聡美)恋人 つくるとか。
まさか。

隣に誰かいてくれたらなって
思わなくもないです。

じゃ 僕でよかったら
いさせてください。

いつもじゃなくて
時々でいいですから。

主人が
携帯を家に置き忘れてしまって。

取り次いでいただけますか?
(薫)申し訳ありません。

(薫)瀧沢支店長は
荻野倉庫に出向になりましたが。

♬~

あの…。

今から お仕事ですか?
はい。

すいません。
つまんないこと聞きました。

いえ。

(木内)目黒さん。
はい。

(木内)目黒さんって あの
銀行さんと知り合いなんですか?

(薫)《申し訳ありません》

《瀧沢支店長は 今月で
荻野倉庫に出向になりましたが》

《荻野倉庫?》
(薫)《川崎にある物流会社です》

《奥さまは
ご存じありませんでしたか?》

♬~

≪ただいま。

真璃子

どうして黙ってたの?

見てない!

見たかったけど
怖くて見られなかった。

それだけは やめようと思って。

新宿の支店に届けに行ったの。

そしたら

あなたは出向になった。
ここには いないって言われた。

篠田 薫さんっていう
秘書の人から。

その人 私の顔を
かわいそうにっていう目で見てた。

何だろう… あの顔。

優越感?

自分の方が ご主人のことを
ずっと よく知ってますよみたいな。

何で あんな顔されなきゃ
いけないんだろう。

申し訳なかった。

出向を黙ってたの
すまなかった。

内示を受けた後
俺も どうしたらいいか迷ってた。

自分の心の中で 整理をつけてから
話そうと思ってたんだ。

でも 彼女とは…。
何でもないんでしょ?

出張だって 嘘ついて
スイスに行って

出向になったことも黙ってて

そんな人の言うこと
信じられると思う?

そうだな。
弁明の余地はないよな。

でも… 本当に何にもないんだ。

そうだとしても。

そうだとしても 嘘ついてた
っていう事実は消えない。

ずっと我慢してきたのよ。

あなたが仕事で
約束をすっぽかしても

子育てに協力的じゃなくても
あなたは仕事が好きなんだから

仕事に命を懸けてるんだからって。

でもね…。

その仕事で起きた大事なことを

出向だなんていう大事なことを
何で黙ってたの?

何で 真っ先に
言ってくれなかったの?

私は それが一番つらい。

私って…
そんなに頼りにならない?

私が あなたの奥さんで
いる意味って

何なのかな。

(美咲)ただい…。

(美咲)どうしたの?

(美咲)マジであり得ない!
どうして出向受けちゃったの?

上からの命令だ。

受ける 受けないの自由なんか
ないんだ。

それでも 断るとか 粘るっていう
選択肢はあったでしょ!?

支店長 降ろされても

せめて 私が結婚するまでは
銀行員でいてほしかったのに!

あなたの彼は そんなこと
気にする人じゃないでしょ?

彼が気にしなくても
彼のお母さんや 親戚の人は

きっと気にする。
そういう うちなの! 彼のうちは。

でも 結婚は当人同士のものだし。
待てよ その話だけど…。

いつの間に結婚っていうところまで
進んでんだ?

俺は その… 彼というか
そいつには会ってもいないんだぞ。

挨拶も済んでないのに
結婚とかって話が早過ぎるんじゃ…。

だから! この前
彼が挨拶に来てくれたのに

それ すっぽかしたのは
お父さんの方でしょ!?

しかも 仕事が理由で。

そうだった ごめん。

美咲。
お父さんも頑張ってるんだから。

そうだよね。
お父さんだって頑張ってる。

そう思って 今まで
いろんなこと許してきたの。

約束 すっぽかされるの
一度や二度じゃなかったけど。

でも…。

きっと近所の人とか
みんなに分かっちゃうよね。

こういうことは
広まるのが早いから。

ごちそうさま。

今度 彼 連れてきなさい。
週末なら 基本あいてるから。

いってらっしゃい。

≪(ドアの開く音)
ごちそうさま。

≪(ドアの閉まる音)
昨日 ありがとな。

美咲の前で
俺の肩 持ってくれて。

そうでもしないと
美咲が収まらないでしょ。

♬~

《これからは座っていけるだけ
ましってことか…》

(発車ベルの音)

(光代)ああ おはようございます。
おはようございます。

ハァ…。

ちょっと実家で法事がありまして。
ああ そうですか。

でも 瀧沢さん お珍しいですね。

お勤めは逆方向じゃ?

あの 今月から
勤務先が変わりまして。

あっ…。
ああ… そうですか。

(川本)ここの倉庫のキャパシティー
2, 110t。

1日 50tからの荷物が
出たり入ったりしますわ。 ヘヘッ。

お~ すごいですね。
(川本)ちょっと 触ったらあかんで!

(川本)素人が下手に触ったら
大ケガしますよ。

(川本)労災で 治療費
請求されても面倒なんでね。

すいません。

≪(バック音)
うおっ!

(川本)おい 山田。
何パレぐらいや 入荷は。

(山田)そうですね
えー… 今日は22パレです。

パレ?
(川本)出荷は?

(山田)20パレです。
(川本)ああ… ほんなら

今日の分は大丈夫そうやな。
頼むで。

あの… パレとは?
(川本)はっ?

パレとは何でしょうか?
(川本)パレットのことです。

荷物の下にひくね
荷物の単位ですよ。

あっ パレとはパレット。
それと あの…。

いや あのね 瀧沢さんね
今から勉強しなくてもいいですよ。

現場は 今のメンバーで
じゅうぶん回ってますしね。

瀧沢さんは あの…
ご自分の椅子に座って

おとなしく しといてください。

川本さん。 あの…
2014年と15年の事業報告書が

見当たらないんですが
どちらにありますか?

ご自分で探されたら
どうですか?

ご自分で…。

(川本)おう 飯行こうか。
(奥山)行きましょう。

(男性)エビスヤさん行きましょうよ。

行くのはええけど
お前は誘ってない。

(男性)え~ ちょっと…。
課長 いいんすか?

行こう。 みんな行こう。
お前 いっつも ついてくんね。

(男性)課長 いただきます。
課長 いただきます!

(川本)あかん。 お前 あかん。
(男性)いただきます。 あざっす!

(男性)ごちそうさま。
(房江)ご飯 大盛りね。 はい。

それ 足りますか?
(房江)うん。 大丈夫みたいよ。

はい どうぞ。
(男性)ありがとうございます。

(房江)大盛りね? はいよ。
A定食 お願いします。

A定食 一つ。
≪(一同)はい。

(男性)A定食ね。
はーい。 A定食。

≪(一同)はい。

(房江)お客さん
そこ突っ立ってないで 邪魔。

すいません。

《そりゃそうだ。
当たり前だ》

《俺だけに
にっこりなんか できないよな》

《でも へこむなぁ…》

《こんなに へこむか?》

(受信音)

「いえ。
まったく気にしておりません」

「社内では
あまり親しくしない方が

いいと思ったんです。
瀧沢さんのお立場もありますし」

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

《気が付くと
あの人のことを考えている》

はい お待たせしました。
(房江)お待たせしました。

房江さん
ニンジン 2本でいいですか?

(房江)いいです。
ジャガイモも お願いしますね。

(チャイム)
(川本)お疲れさん。

お疲れさまでした。
お疲れさまです 課長。

お疲れさまです。

♬~

《1日の最後に思い出すのは

職場での
つらい出来事ではなくて

あの人の顔だ》

(受信音)

《こんな気持ちは
何十年も忘れていた》

《歩いたり 飯を食ったり
職場の机の前にいるときも

ただ相手の顔が
むやみに頭に浮かんで

しかたがないなんていうことは》

うう… ハァ。

ハァ…。

 

おう。

 


どうした? 井上。
何かあったか。

(井上)実は ちょっと お前の耳に
入れておきたい情報があるんだ。

うん?

情報って何だ。

(井上)
この前の守口専務の左遷

あれ 裏があったんじゃないかって
噂が出てる。

パワハラは反対派の金田常務周りの
捏造だったんじゃないかって。

えっ…?

ああ…
現段階では噂でしかないんだ。

そうか…。

でも すぐに現状は変わらんだろ?
可能性はなくもない。

それでだ 来週の日曜
行内のゴルフコンペがあるんだが

おせっかいかとは思ったが

アテンド要員に
お前の名前を加えておいた。

いや いまさら俺が行ったところで
場違いだろ。

いや。 この機会に存在を
アピールしておくことは無駄じゃない。

かなうなら戻りたいっていう
意思を

頭取や幹部たちに
伝えておくことも。

状況は 明日にも
変わるかもしれないんだからな。

ラストチャンスかもしれないんだぞ。

とにかく 来週の日曜だぞ。
また連絡する。 じゃあな。

(通話の切れる音)
(不通音)

♬~

(井上)
《ラストチャンスかもしれないんだぞ》

♬~

♬~

(聡美)やっぱり 何か におう?

おかしいのよね。

お風呂場に置いてある
携帯が鳴ったら

慌てて出てきて
電話に出たりするの。

それはクロだね どう考えても。

そっか… クロか やっぱり。

で どうすんの?

どうしようもないんじゃない?

離婚とか考えないの?
そうね…。

考えたこともないってわけじゃ
ないでしょ?

確かに
専業主婦の離婚は難しいよね。

でもね 真璃子 知ってた?

専業主婦であっても 結婚後に
旦那が稼いだお金の半分は

離婚のとき
妻が受け取る権利があるんだよ。

まあ だからって 老後まで
保障されるわけじゃないし

旦那はATMって割り切って

退職金もらうまで待ってた方が
得って話もあるけど

ただ 私は 離婚してよかったな~
って思ってる。

だって 人生 あと30年あるのよ。

気の合わない相手と暮らす
精神的苦痛を金に換算したら

とんとんか
お釣りがくるでしょ。

そっか。

仲良さそうに見えて 家庭内離婚
してる人もごまんといるしね。

人生の後半 頼りになるのは

近そうで遠い旦那より
近くの友達だよ。

だから 応援するよ。

真璃子が離婚したくなったら
いつでも言って。

やめてよ。 私 離婚したいなんて
一言も言ってないし。

そっか。 アハハ。

♬~

♬~

(春輝)もう着いたよ。
すぐに行けそう?

う~ん… まだ ちょっと…。

ドア開いてるから
入って 待ってて。

♬~

あの…。

美咲と約束ですか?
あっ… はい。

今 呼んできますね。

美咲。
≪(美咲)はーい。

もう… 春輝さん呼んだんなら
そう言ってよ。

今 お茶入れますね。
(春輝)どうぞ お構いなく。

もうすぐ出ますので。
(美咲)何もしなくていいよ。

今日は春輝のうちに行くの。

母が 一度 家に連れてきなさいって
うるさくて。

えっ… 初めて お宅に伺うの?
それならそうと早く言ってよ。

大丈夫なの? 美咲。
手土産とか ちゃんと持った?

それも途中で買うから
心配しないで。

そう…。

♬~

(美咲)お邪魔します。
瀧沢 美咲と申します。

よろしくお願いいたします。
(冴)春輝の母でございます。

(美咲)これ
お口に合いますかどうか。

(冴)あら…。

うれしいわ シュークリーム。
好物なのよ。

さあ どうぞ。

(冴)そう。
光浦商事にお勤めなの。

はい。
(冴)優秀でいらっしゃるのね。

そんなことないです。

お父さまは 確か 若葉銀行。

(冴)うちは 代々 官僚の家系で

主人は
財務省の主計局次長だったの。

若葉銀行の以前の頭取の
岩下さんとは

大学のころから
とても仲が良かったのよ。

ご縁があるのねぇ… きっと。

そうですね。

≪(ドアの開く音)

≪(ドアの閉まる音)

(春輝)お母さん 大丈夫?
疲れてない?

(冴)大丈夫よ。
今日は調子がいいの。

(春輝)美咲のこと どう思った?

(冴)そうねぇ…。

(冴)ほっとしたわ。

きちんとした おうちの
お嬢さんで。

いいお嬢さんじゃないの。
(春輝)そうだろ? いい子だよね。

(冴)でも お土産を袋のまま
渡すのは どうなのかしら?

そういうこと
おうちで教わらなかったのね。

落ち込んでる? 何で?

今日 あの子 初めて彼の家に
ご挨拶に行ったの。

そうなのか。

そこで あなたの出向のこと
言えなかったって。

あちらのお母さまが
若葉銀行の元頭取と

亡くなった お父さまが
親しかったって話を持ち出して

話せる雰囲気じゃなかったって。

相手には…
当人には伝えてあるのか?

それも まだみたい。

付き合って まだ半年だし
見えもあるんじゃない?

あなたの出向が あと1年か

せめて半年先だったら
よかったのにね。

(川本)《瀧沢さんは あの…
ご自分の椅子に座って

おとなしく しといてください》

(美咲)《どうして
出向受けちゃったの?》

《断るとか 粘るっていう
選択肢はあったでしょ!?》

(井上)
《ラストチャンスかもしれないんだぞ》

♬~

お母さん?

何 食べてんの!?
(悦子)友達にもらったの。

ほら 夕飯…
夕飯 済ませたでしょ。

ねっ? 血糖値 上がるから。
(悦子)意地悪!

(悦子)食べちゃった…。

食いしん坊! もう!

お茶。 お母さん お茶。
(バイブレーターの音)

「すみません。 今度の日曜
外せない用ができてしまいました」

「山は
また今度でもいいでしょうか?」

ハァ…。

(バイブレーターの音)

フフッ…。

どうして笑ってるの?

悲しいからかな。

楽しいことって…。

長く続かないから。

あんまり期待しちゃ駄目よね。

♬~

♬~

出向になっても
ゴルフ接待なんてあるんだ。

いや 今日は違うんだよ。
銀行の付き合いなんだよ。

付き合い?
まあ 色々あるんだ。

色々ね…。

おお 早いな。 日曜なのに。
休日出勤。

いってらっしゃい。
(美咲)いってきます。

≪(ドアの開閉音)

(拍手)
(一同)ナイスショット!

(秦)いや~ 飛ばすね。
セガワちゃん ハハハ!

(一同)ナイスショット!
(キャディー)ファー!!

(金田)瀧沢君。

ああ… いいです。

♬~

♬~

(一同)ナイスショット!
(キャディー)ファー!!

ありましたー!

(一同)あ~…。

大丈夫です。

(キャディー)ファー!!

ありました!

(キャディー)ファー!! ファー!!

≪ナイスパーでした 頭取。
(秦)いやいや

セガワ君の
レッスンのおかげだよ。 ハハハ!

あっ 頭取。
お疲れさまでございます。

(秦)あっ… これ 君の差し入れ?

はい。
そうか… 私の好きな銘柄だよ。

気が利くね! ありがとう。
お疲れさまです。

どうぞ。
どうぞ。

どうぞ。

(一同)お~! ナイスショット!

偉いね 瀧沢君。

出向になっても 古巣を忘れない
愛社精神には恐れ入るね。

君の出向先どこだっけ?
えーっと… 荻野倉庫。

はい。
…では よくしてもらってるの?

おかげさまで 何とか。
そう。 よかったね。

(球を打つ音)
(一同)ナイスショット!

(秦)いや~ うまいね。
セガワちゃん。 何やってんの!

(金田)あっ まずいな…。
さっきのクラブハウスに

スコアカード置いてきちゃった。
君 取りに行ってくれるかな。

あっ はい。 分かりました。
われわれは先に行ってるから。

はい。

(ウエートレス)見当たらないですね。
おかしいな… トイレかな?


あれ?

はい もしもし。

ごめん ごめん。
スコアカード こっちにあったわ。

(金田)水田君が気を利かして
こっちに持ってきてくれてたわ。

ああ そうですか。 よかった。

(歓声)

もしもし?
(歓声)

もしもし!
(歓声)

どうされました?
すごいよ!

今 頭取が
チップインバーディーされたんだよ。

君も早く
おめでとうが言いたいだろう。

今 10番ホールだよ。
ちょっと遠いかな そこから。

走れば すぐか。

はい!

♬~

♬~

《何をやってるんだ 俺は》

《こうまでして
古巣にしがみつきたいか》

《いや… しがみつくしかないか》

≪(拍手)

≪(金田)ナイスイン!
≪(拍手)

≪(ボールがカップに落ちる音)
≪(一同)お~!

≪(秦)いやいや… さすが常務。

いえいえ…
頭取 すごいですよ!

ハハハ…!

《ごますり虫の群れだな》

♬~

何で いつまでも
これが ここにあるのよ。

ふう…。

はい 瀧沢です。
☎(春輝)日野 春輝です。

(春輝)すみません。 携帯の番号を
存じ上げなかったので

お宅に電話してしまいました。

ああ ごめんなさい。
美咲は 今日 休日出勤で。

いや。 僕も休日出勤で
今 事務所なんですよ。

新米だから 雑用が多くて。

そうなんですか。
大変ですね。

美咲に何か…?
いえ そういうわけじゃなくて

この前のことが
ちょっと気になって。

(春輝)《あの…》

ああ…
あのパソコンの記事のことですか?

はい。

気にしないでください。

離婚なんてするつもり
ありませんから。

☎本当ですか?

いや… この前 うちに来たときの
美咲さんの様子が

あまり元気のないように
見えたので。

僕の気のせいかもしれませんね。
すみませんでした。

ちょっと待ってください。

ちょっと…
お会いできませんか?

《「今度の日曜 外せない用が
できてしまいました」》

《「山は また今度でも
いいでしょうか?」》

 

もしもし?
今から会えませんか?

ああ… 今 三崎です。

山には行けませんが
海なら見られます。

ここのクロマグロの大トロは
絶品なんです。

たまには 足を延ばして
食べに行きませんか?

ごめんなさい。
急には無理ですよね。

いや… いえ… あっ…
ああ いえ。 いえ。 大丈夫です。

はい 行きます。

(秦)瀧沢君 帰ってこないね。

(金田)腹の調子でも
悪いんじゃないんですか?

ほっといて 先 行きましょ。
(秦)うん…。

(金田)井上君。
(井上)はい。

(金田)君が代わりにアテンドしなさい。
(井上)はい…。

(金田)君 確か
瀧沢君と同期だったよね?

(井上)はぁ…。
(金田)頭取。

この井上君はできる男なんですよ。
(秦)へぇ~。

(金田)勉強家でね。

岡江証券に出向になったとき
勉強して 証券アナリストの資格取って。

いやいや 瀧沢なんかより
はるかに優秀なんですよ。 ねえ!

♬~

♬~

ごちそうさまでした。
どうも。

ごちそうさまでした。
おいしかった。

やっぱ うまいですね
この辺は魚介が。

にしても 絶品だったな。 あの…。
(2人)クロマグロの大トロ。

ハハハ…!

あっ もう一軒
どっか行きますか?

あ~ ここ三崎ですよ?
終電なくなっちゃう。

まあ なくなったら なくなったで。
駄目です。

終電までに帰ってもらわないと
私が困ります。

(春輝)そうですか…。
お父さまの出向が決まって。

そうなんです。 美咲は
そのことを すごく気にして

受け入れて
もらえないんじゃないかって。

僕は そんなこと気にしません。

そう おっしゃっていただけると
ありがたいです。

母には 僕から伝えておきます。

分かってもらえるとは
思うんですけど。

ありがとうございます。

何だか 恥ずかしいです。

家の中が ごたごたしていて。

あっ あの…
主人が出向になったから

離婚について
調べてたわけじゃないですから。

そうですか。
ええ。

ただの興味で。

ええ。

ハァ… でもないかな。

やっぱり ショックだったんです。
出向がですか?

ううん。

今どき よくあることでしょ?
銀行員が出向になるなんて。

でも そのことを主人は
2週間近く 私に黙ってたんです。

それがショックでした。

何だか 何のために
夫婦やってきたのかなと思って。

主人はとにかく わが道を行く人で
仕事のことは家に持ち込まない。

それでいいと思ってたんです。

だけど やっぱり
さみしかったのかな。

あっ… ごめんなさい。
変ですよね?

娘のボーイフレンドに言うようなことじゃ
ないですよね こんなこと。

いいですよ。
聞かせてください。

そういった不満を

あまり ご主人には
ぶつけたことはないんですか?

なかったかな…。

私 事なかれ主義なんですよ。
あんまりケンカしたくないの。

その方が楽だし
怒ったとこで何にも変わらないし。

しょせん 専業主婦ですから。

主人と別れて 1人になって

何ができるっていうわけでも
ないし。

だからまぁ…
何も言えないかな。

違いますよ それは。

ご主人のために 毎日のお料理や
お掃除や お洗濯をして

美咲さんのことも育てて

何年も
ずっと頑張ってきたんですから。

何も言えないとか 何もできない
なんてことはないです。

他の人には
代わりのきかないことを

ずっと やってきたんですから。

あっ… 大丈夫ですか?

ごめんなさい。

代わりがきかないなんて
そんなこと

今まで 誰からも
言われたことなかったから。

♬~

♬~

あっ… じゃあ ここで。

家 あそこなんで。

今日は ホントに
ありがとうございました。

いえ。
じゃあ… あした。

はい。 また あした。

♬~

♬~

♬~

あっ…。

ごめんなさい。

今日 とても うれしかったです。

楽しいことって
いつも続かないから

また駄目かなって
諦めてたんです。

でも そうじゃなかった。

♬~

♬~