ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ドロ刑 第2話 中島健人、遠藤憲一、石橋杏奈、中村倫也、江口のりこ… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『ドロ刑 ‐警視庁捜査三課‐#02』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 勝手田
  2. お前
  3. 大堂
  4. ハァ
  5. 込み
  6. 刑事
  7. 美希
  8. プロ
  9. 県警
  10. 皇子山

f:id:dramalog:20181020230217p:plain

『ドロ刑 ‐警視庁捜査三課‐#02』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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dramalog.hatenablog.com 

 

 

ドロ刑 ‐警視庁捜査三課‐#02[解][字][デ]

イマドキの刑事を大泥棒が育てる!? 新米刑事・斑目勉(中島健人)が伝説の大泥棒・煙鴉(遠藤憲一)と、なぜかバディを組んで事件を解決する爽快新感覚刑事ドラマ!!

詳細情報
出演者
中島健人(Sexy Zone)、遠藤憲一石橋杏奈、  中村倫也、 江口のりこ野間口徹田中道子、生島翔、丸山智己板尾創路稲森いずみ
【第2話ゲスト】笹野高史喜矢武豊
番組内容
刑事・斑目中島健人)と大泥棒・煙鴉(遠藤憲一)の異色コンビ!次の相手は忍び込みのプロ「黒蛇」大堂吾郎(笹野高史)!13係結成で個性派揃いの刑事たちの捜査も開始!音楽隊出身美希(石橋杏奈)、捜査一課出身皇子山(中村倫也)、スリ捜査出身左門(板尾創路)らを集めた鯨岡(稲森いずみ)の真意は!?執念の張り込みで次の犯行を暴け!警視庁vs県警?警察は数字の取り合い、奪い合い!?泥棒の余罪で検挙数を上げろ!
監督・演出
【演出】大谷太郎
原作・脚本
【原作】福田秀「ドロ刑」(集英社週刊ヤングジャンプ」連載)
【脚本】林宏司
音楽
【主題歌】Sexy Zone「カラクリだらけのテンダネス」
【音楽】木村秀彬
制作
【プロデューサー】能勢荘志、次屋尚、関川友理
【製作著作】日本テレビ
【制作協力】The icon
おしらせ
【公式HP】https://www.ntv.co.jp/dorokei/
【公式Twitter】@dorokei_ntv
【公式Instagram】dorokeinsta_ntv

 


(斑目 勉)
三課の若きエース 斑目です!

お疲れっす 煙 鴉さん。

(煙 鴉) 俺が煙 鴉だと?

盗みの技術は超一流
証拠を残さず 香りだけを残す。

誰もが捕まえたい
大物中の大物でしょっ。

誰かに踏まれて
見向きもされない…。

こんな小石みたいな
もんなんすかねぇ 俺。

俺が お前を…。

最強のドロ刑にしてやるよ。

♬~

♬~

(物音)

♬~

(トイレの水洗音)

♬~

♬~

ハァ…。

(せき込み)

ハァ…。

<皇子山隆俊>

<捜査一課出身の元エリート>

<順調に
出世街道まっしぐらだったが

30歳の時 なぜか左遷>

<一説には ある特殊な趣味が
原因との噂も>

(ドアが開く音)
(キーボードを押す音)

ハァ…。

<左門陽作>

<「モサ」 いわゆる
スリ専門の刑事>

<…が スリの数が減り
開店休業状態で やる気なし>

バツ3 無類の酒好き>

<アル中との噂も>

ヘェ…。

<勝手田利治>

<指名手配犯専門の捜査官を
10年経た後 三課に>

<けんかっ早く
過去に何度も暴力沙汰を>

(ぶつける音)

(勝手田) 痛ったい…! うっ!

(あくび)
ごめんなさい…。

<宝塚瑤子>

<飲む 打つ 買う>

<三拍子そろった
昔かたぎの刑事>

<変装の達人>

(瑤子) やっぱ 3-4で流すか。

ハァ…。

<小平美希>

<音大出て 警視庁音楽隊へ>

絶対音感があるという噂>

<どういうわけか 三課に>

<細面隆一>

<犯罪の手口捜査の
スペシャリスト>

<しかし 極度の人見知り
アンド 閉所恐怖症>

<現場に出られず 左遷>

パッとしねえ。

何が「精鋭を集めました」だよ!
あのおばちゃん!

(鯨岡千里) ごめんね~。

昨日 今日 おばちゃんに
なったわけじゃないの。

勘弁してよ~。

あっ… いや あの 別に僕は…。

皆さ~ん おはようございま~す。

はい みんな そろってますね?

じゃあ あらためて言いますけど

この13係は 新設の
精鋭ばかりを集めた部署です。

自分の係を持つのが
私の長年の夢でした。

盗犯係に必要なものは…。

何ですか~?

そこの君。

あなた?

(美希) え~っと…。
そう! チームワークです。

そこで 皆さんに
あだ名を付けてみました。

(皇子山) はぁ?
あだ名?

太陽にほえろ!』的な?
マカロニとか ジーパンとか?

(美希) わぁ~!
(拍手)

ジャ~ン! 発表します。

え~っと 左門さん。

左門さんは

「つくだ煮」。

つくだ煮?
えっ マカロニのパクリ?

君 え~っと デカいから

「デカ」。

君 爬虫類っぽいから

「変態」。

あなた。

「巫女さん」 見たまんまね。

あなた。

「むかし美人」。

君。

「冷や麦」。

悪口だろ ただの。
そんな気するな。

君は新人枠だから え~っと

斑目君」。

え~。

ずっと考えてたんだけど
何にも浮かばなくて ごめんね。

で 私のことは
「千里さん」 名前で呼んでね。

これで何か らしくなったねぇ。

どうでもいいわ!
事件の話は?

おっ バカ…
あっ じゃ ない デカ。

そう来ると思ったわ~。

うちに回って来たのは これね。

「10月14日 深夜2時。

神町の鏑木さん方で

現金のみ
計23万円の窃盗事件発生。

夜間 家人が寝静まった後に
侵入する

いわゆる 忍び込み 『ノビ』。

1階の浴室の格子を外し
そこから侵入。

滞在推定時間 わずか5分。

今年に入って
同様の事件が24件」。

相当な熟練の技術かと。

手口係の冷や飯さん 誰か覚えは?

(美希) さっき 「冷や麦」って…。
(瑤子) もう忘れてるがな。

(細面) 待ってください。

あの パソコンは あっちに…。
シッ!

ええの
脳内パソコンで検索してんねん。

頭の中に数万人のデータが
入ってるんや。

ウソ…。
すげぇ~!

(瑤子)
アカン フリーズしてもうた!
えっ?

(瑤子) ようなんねん。

ちょっと? おい!

アカンわ。

役に立たねえな!
他に情報ないんですか?

じゃあ まぁ 参考までに。

「リビングのテーブルにあった
あめ玉1個が

犯人によって食べられたもよう」。

…とか?

あぁ…。
(せき込み)

あめ玉か。

(瑤子) あっ 直った。

出ました。

換気扇など狭い箇所からの侵入を
得意とするノビで

関東が拠点の候補は13人。

うち シャバに出てるのは4人。

うち 入った家で
お菓子を食べるなど

痕跡を
わざと残す癖のあるノビは1人。

1人?

ノビの大物中の大物

「黒蛇」 大堂五郎です。

(勝手田の声) 大堂五郎!?

それ 間違いねえのか?

大堂は2年前
愛媛刑務所を出所しています。

手口捜査では
ほぼ間違いないかと。

ハァ…。

どうかした?

いや… 別に。

とにかく 記念すべき
わが係の最初の仕事です。

みんな 全力で捕まえましょう。

エイ エイ オ~!

えっ?
それ やらなアカンの?

さぁ もう一度! エイ エイ

オ~!
(美希) オ~!

オ~…。
(左門) オ~…。

何だかなぁ…。

(美希) あの

キツツキのマサさん
逮捕したんですってね。

えっ? あぁ… まぁ。

すっごい! 尊敬します!
ハハっ。

とってもチャラそうなのに。
ハハ…。

「チャラそう」は
ちょっと余計だけどね。

ハハハ…。
(美希) ハハハ…。

♬~


(皇子山) 俺らが相手にする
泥棒ってのは 基本 常習犯。

しかも 前科何十犯なんてのが
ざらにいる世界だ。

はぁ~。

常習になればなるほど
独自の手口を持ってる。

(皇子山の声) ヤツらは 刑務所を
行ったり来たりしてるから

窃盗被害があった場合
その手口から該当者を絞り

さらに 刑務所への収監の有無を
確認し

そこから犯人を割り出すってわけ。

じゃあ 楽勝っすね
現場を押さえりゃ 一発っしょ?

次に どこに盗みに入るのか
教えてもらうのか? 泥棒に。

あっ…。

だから まずは
大堂のヤサを割って

そこから張り込みをかける。

それで ヤツの来そうな所に
来てると。

この沿線周辺に
昔 よく いたらしいっすね。

(皇子山) っつうことで
俺 もう いいかな?

えっ?

こんなん 俺がやる仕事じゃ
ねえんだわ じゃあ。

えっ ちょっと 先輩!?
あぁ 言っとくけど

うちの班 みんな こうだから。

えっ? マジ?

捜す気 ないな。

そういう あんたかて それ。

(左門) バレたか。

しゃあないなぁ。

これしかないで~。

フフフフ…。
フフフフ…。

(美希) 人混み苦手って それじゃ
犯人 捜せないじゃないですか!

降りましょうよ! うっ!

くっ…!
キャ! あっ!

ハァハァハァ…
運転手さん 帰って!

(美希) もう!

♪~

ハァ…。

見つかるわけないって。

(あくび)
帰ろっかなぁ 俺も。

いた!

って ケムさん。

「って ケムさん」じゃないよ
お前。

ほら。

違うよ 気色悪ぃな
金だよ 金! 飲み代。

この間 お前の分
立て替えたんだ 俺。

あぁ!

何が精鋭ぞろいだよ

13係? はぁ~?

分かった分かった ほら 帰るぞ
お会計して

お前のせいだぞ 煙
何が?

お前が手柄 立てさせるから
引き抜かれたんだろ

俺が仕事できるの
バラしちゃ ダメだって

ケムちゃん さぁ~!
やめろ お前

ケム ケム
ちょっと やめろよ!

1000円と…。
あと240円。

240円。
金の貸し借りだけは

きっちりしないと
気が済まないタイプでな。

(せき込み)
お前 具合悪いのか?

う~ん 何か頭 痛くて
風邪かな~?

お前さ 何か 嫌なことがあると

保健室に駆け込むタイプだろ?

クッ!

で? 大堂のヤサ割りか?

どうして それを?

気取ってんじゃねえ! お前
がっつり持ってんじゃねえかよ

これよぉ。
ハハハ ホントだ。

「俺は刑事です」って
言い触らしてるようなもんだぞ。

ふ~ん じゃあさ これ ちょっと
持っといてもらえます?

俺 休憩入りたいんで。

お前なぁ…。

だって みんな
やる気ないんだもん。

俺一人で やってられないっすよ。

みんな?

そうかなぁ?

えっ?

目つき ヤバいっすね。

何だ? お前。

皇子山さんが
どっか行っちゃって。

チッ あいつ…。

それ
見当たり捜査ってやつですか?

あっ? そうだ。

一つ 聞いていいですか?

おっ? 何だ お前
意外と やる気あるじゃないか。

いいぞ 何でも聞け。
はい。

そればっかりやってたら
目が細くなったってホントですか?

皇子山さんが言ってましたけど。

人間の顔って そんなふうに
変形するもんなんですね。

ナメてんのか? お前。

いやいや!

あっ あの…
何か飲み物 買って来ますね。

カラカラでしょ? 喉 ねっ?

いってきま~す フフっ。

チッ! あの野郎!

≪久しぶりだな 勝手田≫

大堂!

(大堂)
左遷させられたって聞いたぞ。

俺のせいで。

また ここいらで
ノビやってるらしいじゃねえか。

そだよ~。

捕まえてみなよ できるもんなら。

ただし
今度は 下手うたねえようにな。

フッ。
(勝手田) う~。

お待ち~!
130円もらってもいいっすか~。

大堂五郎だ。
えっ?

尾行だ!

いや 待ってください
尾行の仕方 教わってないっす。

いいから 行け!
俺は面が割れてる。

早く行け!
うわっ!

♬~

ちょっ…!

タクシー!

前のタクシー 追ってください。

えっ?

警察です。

あ~ あぁ。

今 タクシーで追ってます。

大丈夫です。

(運転手) あの~。
はい。

追えっていうなら 追いますけど

代金は頂きますんで。

あぁ… あっ。

大丈夫ですか~?

(勝手田の声) バカ野郎!

3000円しかなかったから
3000円分しか

追い掛けなかっただと?
何 考えてんだ てめぇ!

Suica
使えない車だったんで。

そういう問題じゃねえだろ!

やめっ… やめて…!

まぁまぁ まぁまぁまぁ。

暴力は よくないわ きんにくん!

…だっけ?

もう いい!

やってられっか! こんなチーム。

きんにくん…。
(ドアが閉まる音)

≪しくじったのか≫

いや だって尾行の仕方なんて
聞いてないですよ。

ちゃんと ノウハウ
教えてくれないと分からないって。

刑事っていうのはな
本来 職人なんだよ。

あっ 何?

「技は教えるもんじゃ ない
盗むもんだ」みたいな?

いやいや いやいや
それ泥棒ですって。

盗めませんって
ケムさんじゃないんだから。

お前よ ホント ちょいちょい
殺したくなるな。

しっかし 何で あんなに
ムキになるんすかねぇ?

あぁ?

その先輩っすよ。

(斑目の声)
今も1人で大堂 捜して
うろついてんだって。

…んなことしたって
給料 変わんないのにな。

ク~ うまい! ハァ…。

お前よ
こんなとこで自分だけ飲んで

罪悪感とかないのか?

えっ? 何で。

あっ これ いいすか?

殺しを扱う捜査は単独プレーだ。

ホシを挙げた刑事が偉い
そういう世界だ。

はぁ。

だがな お前のいる三課は
チームプレーだ。

手口を割り出す者 尾行する者
取り調べをする者。

チームが 一つにならないと
ホシは挙げられない。

お前が 今 こうして休んでる間

お前のミスを取り返そうと
働いてるヤツがいる。

それを忘れんな。

ケムさん。

分かったら もういいよ。

この柿ピー 辛い。

ピーナツ 少なっ!

お前 マジで殺すぞ!

いや だけど ホントに
俺 チームプレーとかって

大っ嫌いなんですよ。
何だと?

しょせん
きれい事じゃないですか。

結局 誰かにプレッシャーと責任
押し付けるだけでしょ。

俺 昔 サッカーやってて。

正直 下手だったんですよ。

一生懸命やってたんですけど。

で 大事な試合の時に

俺のミスで負けちゃったら

責任 取らされ
それから ずっと キーパ-ですよ。

コーチも 口では
ドンマイとか言いながら

二度とシュート
打たせてくれなかった。

そうか。

だから…

サッカー やめました。

つらかったな いつの話だ?

ハァ…。

年長さんです。

お前

幼稚園の話
ず~っと引きずってんのか?

三課はチームプレーか~。

まだ やってんだ。

(くしゃみ)

あぁ…。

ヤッバい 帰ろう。

(はなをすする音)
(せき込み)

♬~

(せき込み)
(はなをすする音)

ダ~メだ キ~マらない。

(煙 鴉の声) 「バーのつけ
もらいすぎた おつりだ」。

おつり?

♬~

入ったの?

♬~

(あくび)

ホープ金子」。

(ドアが開く音)

(鍵を掛ける音)

えっ?

(千里の声) ヤサが割れた!?

はい。
どうやって?

あぁ… ちょっと
教えてくれる人がいまして。

エスを持ってるの?

エス
情報提供者。

つまり スパイのSよ。

あ~ いや まぁ…
エスっていうか

ケムですけど。

何でもいい!
とにかく 大至急 張り込みよ!

(勝手田) はい!

♬~

(勝手田) やるじゃないか。

まさか エスを持ってたとはな。

いえ ケムですけどね。

あ痛っ! えっ?

お前 見どころがある。

俺の若い時に似てる。

見た目もな。

いや 結構 遠い気が…。

(勝手田) 信じられんが
ヤツに間違いねえ。

行確で ヤツの行動を把握する。

場合によっちゃ そのまま
ノビに入るのを待つことになる。

そこで きっちり 柄を取る。

何してる?

あっ… 私 緊張すると

楽器 吹きたくなって来て。
(勝手田) はっ?

ちょっ…!

(オカリナ)♪~

(皇子山) なぁ
キツツキの時に思ったけど

お前 よく 煙 鴉なんて名前
知ってたな。

えっ? いや~
ただの飲み友達ですからね。

くだらない冗談はいい。

三課でも
ベテランしか知らない名前だぞ。

あ~ そうみたいっすね。

(犬の鳴き声)

♬~

♬~

♬~

あ痛っ!

連日の
皆さんの張り込みのおかげで

大堂の行動範囲が把握できました。

遊ぶお金の使い方
下見してる感じからし

次のノビに入る日は近い。

(千里の声)
よって 今晩から全員総出で

張り込みに当たってください。

(はなをすする音)

♬~

(せき込み)

(勝手田)
あの格好… やるぞ 今夜。

何だ? お前ら。
そっちこそ 何だよ?

(男性)
こんな所で何してんだ え~?

(細面) ん…。

何だ 飲み過ぎか?

ダメだよ こんな所で吐いたら
向こう行こう 向こう。

アベックの邪魔すんな! なぁ?

アベック?
ん?

だから 僕たちは夫婦なんですよ。

たまには外で
イチャつきたい時 あるやんか。

証明するぞ 瑤子。
はいよ。

えっ 待ってください 俺が何を?

住居侵入だ。
えっ!?

(斑目の声) 神奈川県警?

そう 神奈川県警も追ってたの。

県警幹部の知り合いから
こっそり聞き出したわ。

バッティングしてた
ってことっすか?

そういうことだ!

向こうも張り込みしてて
うちらに気付いたんや。

で わざと バンカケして来よった。

(美希) 何で?

管轄は向こうの県警
こっちは管轄外で捜査してる。

警視庁の誰々なんて
身分を明かすわけにもいかへん。

だから ごまかして
逃げるしかない。

そうやって
相手を追っ払ったわけ。

本当は出張連絡を

こっちが先に入れとかないと
いけないんだけどな。

あんたに手錠をかけたんも
嫌がらせや。

下っ端やと思って脅したんやな。

そんな…。

(美希)じゃあ いいじゃないですか
あっちに逮捕してもらえば。

ダメよ そんなことしたら

原票まで
あっちに持ってかれちゃう。

原票?
(瑤子) 簡単に言うたら得点

手柄や。

余罪を吐かせられれば
その件数分 うちらの得点になる。

警察は全て数字やから。
はぁ~。

同じ警察といっても
署が違えば 違う会社。

よその会社に
もうけを取られるバカがいる?

なるほど。

(皇子山) で 実際
どうするんですか? 県警のヤツら。

徹底したバンカケで嫌がらせして
うちらを追っ払って来ますよ。

そんなことに
ビビってんじゃねえよ!

あぁ?
あぁ?

そう 先に捕まえたもん勝ちよ。

絶対 うちが捕まえるわ。

エイ エイ オ~!
オ~!

あれ?

そこまでする必要 あります?

もう ええんちゃうかなぁ。

俺は先に失礼するよ。

つくだ煮!
え~ ちょっと~。

巫女さん!

勝手にしろ!
俺は1人でもやる。

必ず挙げてやる!

♪~

♪~ ハァ…。

捜査が中止?

まぁ 事実上…。

だって 勝手田さん以外
動かないんですもん。

やっても無駄だって。

動いてるのは その刑事だけか?

はぁ… 何か すっごい執念で。

彼は10年前

大堂を
すんでのところで取り逃がし

逃げ込んだ神奈川県で
逮捕されてる。

警視庁としては大失態。

その責任を一人で取らされ

見当たり捜査に
回されたって話だ。

シュートを取り上げられた
お前と一緒だよ。

それで あんなに…。

でも 無理だな。

自分の管轄で
よその署に逮捕されるほど

メンツが つぶれることはない。

県警は総力を挙げて
つぶしに来るよ。

(せき込み)

でも よかったじゃないか。

このヤマがなくなりゃ
お前 休めんだろ?

(はなをすする音)

そうですけど…。

どうした?

ハァ… 何か…。

トンビに揚げ出し豆腐…。
(はなをすする音)

さらわれた気分なんすよね。

「トンビに油揚げ」な。

さらいにくいだろ 揚げ出し豆腐
つぶれちゃって。

揚げ出し豆腐って お前…。

釈然としないっすねぇ。

現逮しかねえな。

家に入った瞬間 押さえる。

管轄が どこだろうが

現逮は何より強い。

そりゃそうですけど…。

大堂は恐らく

県警が張り込んでるのも
分かってる。

えっ?

(煙 鴉の声) ヤツは
蛇のように執念深いんだ。

10年前 パクられた県警
いまだに恨んでる。

簡単に尻尾を出すとは思えない。

手こずるよ 県警も。

その隙を突け。

でも どうやって?
いいか?

仕事ってのはな

結局 最後は執念なんだ。

どっちが本気で捕まえたいかで
勝負は決まる。

だけど…。

徹底的に 泥棒の気持ちになれ。

悪の気持ちに。

俺が お前を

悪にしてやるよ。

♬~

(細面) 侵入する家を割り出す?

そうです 尾行しようにも
県警が邪魔して 無理ですよね?

(勝手田) そうだけど…。
だったら

あらかじめ 入る家を予測して
その周りを張り込むんです!

(皇子山) バッカじゃねえの。
そんなこと できるわけないがな。

さすがに それは…。

無理ですか?
う~ん…。

でも それしかないか…。

いやいや… そんな
むちゃな捜査して失敗したら

誰が責任 取るんですか?

責任? それは…。

もちろん 斑目君よ。

え~!?

ごめん 私 今のポジション
失いたくないの お願い!

いやいやいや…。

斑目君が クビを懸けるそうです
やらせてやって ねっ?

まぁ そこまで言うなら
勝手にやりゃあいいけど…。

そやな。

何で 俺が…
ちょっと待ってください。

いいじゃない
若いから つぶし利くって。

利かない…。
お黙り!

(せき込み)

あぁ…。

風邪 悪化しました。

いろいろあって…。
病は気からだ。

治ると思えば治る。

大堂ってのはな プロ中のプロだ。

プロは いかに
的に効率よく近づき 盗み

そして 捕まらずに逃げるか

高度に合理化された行動を取る。

じゃあ この家とかは?

面してる道路が直線だろ。

これだと逃げる時に 万が一
追い掛けられたら終わりだ。

なるほど。

あっ… じゃあ この家は?

ああ ここなら
くねくねした裏道に通じてる。

見通しも悪い
逃げるには好都合だ。

だがな 庭を見ろ。

洗濯物から見て
年老いた親と同居してる。

庭の遊具から見て
小学生の子供もいる。

洗濯物 一緒に干してるとこから
見て 仲もいい。

隙がなさそうだ。

干してる物で分かるんですか?

干し物と風呂をどう使ってるかで
人間関係が分かる。

それに庭も
まめに手入れされてる。

難しいよ この家は。

(せき払い)
なるほど。

(煙 鴉の声)
ノビっていうのはな

空き巣とは比較にならないぐらい
腹が据わってる。

何せ 人がいる所に
忍び込むわけだからな。

その分 用意も周到だ
入る家は 必ず下見してる。

次に入る場所は

必ず このルート上にある。

冬場は寒いからな
行き交う人の視線は下になる。

注意も下に行き
2階窓の施錠を忘れたりもする。

冬は侵入盗犯の季節なんだ。

プロは腕で登らないんだ。

足で… 足さえ掛かれば
どこにでも登る。

塀の高さを見ろ。

段差があるということは
足を掛けられるということだ。

高い低い 明るい暗い
強い弱い。

こういう差が 弱さだ。

偶然の侵入なんてものは
ないんだ。

狙いを決めんのは ヤツらだ。

いったん 狙いをつければ

何があっても 必ず侵入する。

(煙 鴉の声) それがプロだ。

(沙織)
次に 大堂が入る家を割り出す?

そんなの 科学的データを
駆使すれば 一発よ。

ホントですか?
さすが~!

♬~

はい 出ました ここよ。

さすが~!
(拍手)

これ… 東京?

失礼。

(キーボードをたたく音)

近くに琵琶湖がある…。

どこの街ですか? これ。

(美希) さすが~!
(拍手)

「冬場は寒いから
行き交う人の視線は下になる。

そして 注意も下に行き

2階窓の施錠を忘れたりもする。

塀の段差を見ろ。

段差があるということは
足を掛けられるということだ。

差は弱さだ。

いったん 狙いをつければ
何があっても 必ず侵入する。

それがプロ」。

あぁ そんなこと言われても
分かんねえ…。

♬~


(せき込み)

あぁ…。
マズいわ。

県警は逮捕状 請求しそうよ。

逮捕状が出たら
すぐにでも踏み込むかも。

(勝手田) 今晩だ。

今晩 柄 押さえないと
持ってかれるぞ。

シュート 決められるってわけか。

シュート?
ええ。

まぁ 僕にとって
ってことですけど。

斑目君。

入りそうな家 割れた?

いや 微妙です。
そう。

今 送別の色紙
書いてもらってるから。

(瑤子) 書くこと 何もないわ。

(皇子山) 一緒になって
ひと月たってないしな。

まだだめ君… えっ?

ま… まだ… 何でもいいか。
うん。

頑張るのよ
悔いのないように ねっ。

ハァ…。

県警のヤツらも
今晩に懸けてんな。

了解です。

分かりました。

(皇子山の声) 風邪で寝込んだ?

このところの無理が
たたったらしいわ。

使えねえなぁ あの お坊ちゃん。

猪鹿蝶!
う~わ!

(せき込み)

出た!

♬~

(勝手田)
大堂 城南地区に向かってる。

(呼び出し音)

(振動音)

ん~。
(振動音)

(せき込み)
(振動音)

♬~

城東地区に変更した。

(細面の声) 城東地区? 全然違う。

やっぱりか。

♬~

♬~

家に入った 本町3の2だ。

あ~ もう侵入しちゃった。

あとは県警が
出て来たとこを捕まえるだけ。

チッ! うっ!

♬~

♬~

♬~

出ました!
よし!

やっぱり無理だったか ハァ…。

ハァ…。

「シュート」?

シュート 決められる
ってわけか

(勝手田)大堂!

♬~

(刑事) おい。

(刑事) こら 大堂!
(刑事) おとなしくしろ おら!

(刑事) 大堂 こら!
(刑事) こら!

(刑事たち) えっ?

≪おはようございます≫

あなたは
神奈川県警に恨みを持ってる。

そして 張り込みされてるのも
知ってるはず。

だから

次の家に
黙って侵入するわけはない。

…と思ってました。

それが おとり作戦

…だったんですね。

♬~

いずれにせよ あなたは
必ず どこかの家に侵入する。

プロだから。

(斑目の声)
だから あなたの下見のルート

入る家の癖 徹底的に分析して

候補の家を3軒 挙げたんです。

中でも この家は以前 見た時と

植木鉢の位置が違ってた。

植木鉢があると
塀に手が掛けられない。

下見で それに気付いた
あなたは

あらかじめ 鉢を一つ よけていた。

プロ中のプロは
狙いを定めた家に入るためには

何だってやる。

この家が本命じゃないかと思い

事前に 家の人に話して

中で張り込みさせてもらいました。

窃盗の現行犯で 逮捕します。

お前 一人か?

ええ。
(せき込み)

俺が抵抗したら どうする?

お前一人ぐらい やるのは
わけないぜ。

プロ中のプロのノビは

傷害事件など起こさない。

なぜなら…。

絶対のプライドがあるから。

違いますか?

(大堂) 小僧。

誰に教わった?

煙 鴉です。

(せき込み)

はっ!

(勝手田) ハァ ハァ…。

また会えたな 大堂。

今度は逃がさないぞ。

勝手田さん!
任せろ!

(勝手田) あぁ…。

あ~!

あ~!

(勝手田) うっ!
(大堂) あぁ…。

(勝手田) フッ!

大堂五郎 住居侵入および
窃盗の現行犯で逮捕する!

あ~ あ~!

ハァ…。

大丈夫か?

足首 やっちゃいました。

あっ? フッ。

アハハハ…。

(せき込み)
フフっ。

あ痛い!

(美希) 空き家だったんですって
おとりが入った家。

(細面の声)
それじゃ ただの住居侵入罪。

すぐに帰されて 終わりですね。

はっ!

恥かかせるつもりだったんですね
県警に。

それにしても
彼が また金星とはねぇ。

(はなをすする音)
お前 その体で…。

あぁ…。

でも

決められてよかったっすね
シュート。

一人じゃ無理だった。

(はなをすする音)

俺もです。

ありがとな。

おっ! くっ…。

(サイレン)

うまく行ったようだな。

ケムさん。
うん?

お願いがあります。

何だ?

呼んでください…。

救急車。

おい! あぁ…。

おい! おい!

あいつ…。
もしもし 救急車 お願いします。

自称 ジャーナリスト。

3の4の…
3の4の何だっけ? おい!

3。
あっ?

3!
3の4の3 お願いしま~す。

♬~