ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

黄昏流星群 第2話 佐々木蔵之介、中山美穂、藤井流星、石川恋… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『<木曜劇場>・黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~ #02』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 美咲
  2. 今日
  3. 瀧沢
  4. ホント
  5. 仕事
  6. 松井
  7. 須藤
  8. 結婚
  9. 聡美
  10. 支店長

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『<木曜劇場>・黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~ #02』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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dramalog.hatenablog.com 

 

 

木曜劇場>・黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~ #02[字][多][デ]

栞との距離を少しずつ縮めていく完治。一方で真璃子は完治の行動に不信感を募らせていく。そんななか娘の婚約者、春輝の優しさに触れ…4人の運命が交錯し始める

詳細情報
番組内容
瀧沢完治(佐々木蔵之介)はスイスで出会った女性、目黒栞(黒木瞳)のことが忘れられずにいた。そんな時、出向先の荻野倉庫の食堂で働く栞と偶然再会。完治を見つけた途端に逃げ出す栞を引き止め「会いたかったです」と思わず口にしてしまう。既婚者である完治の言動に戸惑いを隠せない栞だったが、スイスで飛ばされた傘の代わりを買ったから送りたいと言われ、母が入居している施設の住所を書いたメモを渡した。
番組内容2
一方、真璃子中山美穂)は完治の浮気疑惑への憤りを抑えきれずにいた。そんな中、娘の恋人、日野春輝(藤井流星)と鮮烈な出会いを果たす。美咲(石川恋)と完治に会う約束で自宅を訪れた春輝に、真璃子は庭の手入れ中にけがをした指の手当をしてもらったのだ。娘の恋人だと知りながらも、冷静で心優しい春輝に惹かれてしまう自分に呆れる真璃子。その後、完治は仕事を理由に帰宅せず、春輝はまた出直すと瀧沢家をあとにした。
番組内容3
美咲は仕事のことしか頭にない完治に怒り心頭、瀧沢家の中に溝が生まれ始める。
完治は正式に荻野倉庫への出向内示を受けたものの、真璃子と美咲には言えずにいた。思いに沈みながら私物を整理していた完治に、栞から電話が入る。傘のお礼を直接会って話したいと言われ舞い上がる完治。嬉しそうに電話する完治を、部下の篠田薫(本仮屋ユイカ)が見ていて…。
出演者
佐々木蔵之介 
中山美穂 
藤井流星(ジャニーズWEST) 
石川恋
 ・ 
礼二(中川家) 
麻生祐未
 ・ 
八木亜希子 
小野武彦 

黒木瞳 


スタッフ
【原作】
弘兼憲史「黄昏流星群」(小学館ビッグコミックオリジナル」連載中) 

【脚本】
浅野妙子 

【主題歌】
平井堅「half of me」(アリオラジャパン) 

【音楽】
得田真裕 

【プロデュース】
高田雄貴 

【演出】
平野眞、林徹、森脇智延 

【制作著作】
フジテレビ

 


(完治)
<銀行員は 死ぬまで銀行員>

<あのころの俺は
確かに そう思っていた>

(完治)出向ということですか?

(秦)荻野倉庫という会社。

君の新しい勤務先にと
思ってるんだ。

(栞)うわ!

日本の方ですか?
(栞)はい。

山のことを忘れるくらい
働いている間に

いろんなものを
背負っていらしたのかなって。

ごめんなさい。

(真璃子)出張じゃなかったのね。

(美咲)浮気じゃないの?
それしか考えられないでしょ。

何でも はっきりさせれば
いいってもんじゃないでしょ。

夫婦って そういうものよ。

あっ 食券 食券。

まだ 名乗ってませんでしたね。

瀧沢 完治といいます。

目黒 栞です。

会いたかったです。

あの お茶でもいかがですか?

あっ… えっと…。

結婚なさってんですよね?

はい してます。

そうですよね。

ずうずうしいお願いでした。

でも 決して
浮ついた気持ちではなくて

友達として。

いや あんなことがあったのにと
思われるかもしれませんが

あの…。

あの 別に もう一回しようとか…。

違う… えっ えっ?
あの… いや 違います。

いや あなたが
とても 魅力的なので

もう一度お会いできればと思って。
いや だからといって

あの続きがしたいとか
そういうことでは…。

あの… 傘を買ったんです。

傘?
あのとき 飛ばされた傘を。

代わりの傘 買ったんです。

それだけでも
お渡ししたいんですけど。

あっ…。

あっ… でも
職場では ちょっと…。

じゃあ 送ります。 ご住所は?

住所?

ぶしつけですよね。
すいません。

あの…。

は… はい はい。

あっ はい はい。

ありがとうございます。

母が入居している
介護施設です。

私 週に3回は通っているので。

あっ…。

これ 私の名刺です。

あっ 今 まだ ここにいます。

(聡美)《それって
ホントに仕事?》

(聡美)《浮気だったりして》

痛っ。

≪大丈夫ですか?

(男性)大丈夫ですか? 指。

♬~

あっ すいません。

あの…。

美咲さんと 約束をしてまして。

(春輝)日野 春輝といいます。

(美咲)《お母さんに
会ってもらいたい人がいるの》

《今度 彼 連れてくるから》

あ… あっ はい はい…。

あの…。

どうぞ お上がりください。

♬~

♬~

あの…。

大丈夫ですか?

ああ… たいしたことないんです。

あっ あの…。

花粉症?
私 ひどい花粉症なんですよ。

秋に飛ぶ花粉もあるんですね。

あっ お手伝いしましょうか?

そんな そんな。
お構いなく。

あっ。

いい匂いですね レモンバーム

雑誌で特集してたんですよ。

家で作ったハーブで
ハーブティーを入れようって。

それで 見よう見まねで。
でも うまくいかないんですよね。

一回 作ったら

「土臭いお茶だね」って
娘に言われちゃいました。

ひどいですよね
土臭いだなんて。

もしかして
茎を入れちゃいました?

茎は入れずに 葉っぱだけで
少し多めに入れるといいですよ。

普通の紅茶やミルクティー
ちょっと交ぜるだけでも

風味がして おいしいです。

好きなんですか? ハーブティー
あっ ちょっと いいですか?

これ お借りしていいですか?
ああ はい。

(ケトルのお湯が沸く音)

♬~

どうぞ。

ああ…。

おいしい!
でしょ?

母もハーブが大好きで
よく育ててるんで。

《母か。 この子にとっては

私も
お母さんみたいなものなんだ》

《何を バカみたいに
ドキドキしてたの》

あっ これ
お借りしてもいいですか?

はい。

娘とは どこで
知り合われたんですか?

合コンです。

合コン?

美咲さんの会社の女性陣と
うちの事務所の男性陣とで

一回 集まろうってことになって。

あっ うちの事務所っていうのは
法律事務所なんですけど。

あっ じゃ 弁護士さん?

まだ ペーペーですけど。

≪(ドアの開く音)
≪(美咲)ただいま~!

おかえり。
おかえり。

あっ 春輝。
で お父さん まだ?

≪支店長! 支店長!

(松井)よし 覚える!
ちょっと 1週間 待ってくれ。

みんなの名前 覚えるのは。

あれだな。
写真と だいぶ 印象が違うな。

(笑い声)
(松井)よく言われるだろ?

(薫)はい。

♬~

大野さまには これまで
大変 お世話になりました。

これからは この松井が
私の後を継ぎますので

今後とも当行を
よろしくお願い申し上げます。

後任の松井と申します。
よろしくお願いいたします。

(大野)瀧沢さんが
どうしてもって言うから

俺 融資 受けたんだけどなあ。

これって 本店に栄転ってやつ?

大野さまには
色々 お世話になりました。

イエ~。 おい~。

イエ~!

(松井)お客さまが 本店に
来られたら どうするんだ?

嘘だって バレるよな。

《勝手に言ってろ。
何度も 足運んで

頭 下げ倒して
信頼を勝ち取った相手だ》

(バイブレーターの音)
《俺の客なんだ》

どうした?

どうしたじゃなくて
今日 美咲と約束してたでしょ?

ああ そっか。

あっ… ああ ごめん。

挨拶回り
私だけで行きましょうか?

いや いい。
すまん。

顧客の挨拶回りが
あと何件か残ってるんだ。

ハァ~。
ねえ 忘れてたの?

ねえ そうなんでしょ?

まだ 仕事が残ってるんですって。

(美咲)ハァ~
いっつも こうなのよ お父さんは。

もう ホント 嫌んなる。

仕事なら 仕方ないよ。

よろしく お伝えください。
僕 また 出直します。

そう? ホント ごめんなさい。

いいえ 今日は お母さまに
お会いできただけでよかったです。

何のお構いもできなくて。

じゃあ 私 送ってく。
うん。

♬~

≪(美咲)春輝 時間 大丈夫?

うん 今行く。

≪(ドアの開閉音)

(松井)いいんじゃないですか?
無理なさらなくても。

どうせ どの方も 今後
二度と会わない お客さまですし。

就任中 お世話になった方々だ。

お一人 お一人 ちゃんと
お顔を見て ご挨拶したい。

♬~

《優しいのよね》

《ただ 転んだおばあちゃんに

手を差し伸べたのと
同じことよね》

≪(ドアの開く音)
≪ただいま。

お疲れさま。

美咲は?
もう 寝てる。

怒ってただろうな。

怒ってた。

小さいときからのこと
全部 持ち出して。

「運動会にも 授業参観にも
ピアノの発表会にも 来なかった」

「お父さんは いつも
約束を破るんだから」って。

そっか。 悪いことしたな。

しょうがないわよ。
仕事だったんでしょ?

で どんなやつだった?
えっ?

美咲が付き合ってるとかいう
その 相手だよ。

いい人だった… わよ。

いいって…。

どういうふうに?

礼儀正しくて 爽やかで
優しそうで。

あっ 弁護士さんなんだって。

弁護士か。
何で 美咲と知り合ったんだ?

合コンだって。
合コン?

あなただって 大学時代
散々やってたじゃない。

大丈夫なのか?

それ ホントに弁護士なのかどうか
分かんないぞ。

だいたい 世間知らずだからな
美咲も。

ちょっと 見栄えのいい
条件のいい男 見つけて

舞い上がってるだけ
なんじゃないか?

ちゃんと 素性 調べないと。

大丈夫よ。
美咲を信用できないの?

会いもしないで
文句ばっかり言わないで。

俺は 何事も慎重にって
言ってるだけだよ。

結婚は
人生の最大の取引なんだから。

事前の下調べは重要だよ。

だったら
ちゃんと帰ってくればいいのに。

だから 仕事だって言ってんだろ。

いいけど。

今度は ちゃんと 会ってあげてね。

はい。 いただきます。

やっぱ 気付かないか。

(2人)こんにちは。

あっ 目黒さん
お荷物 届いてますよ。

はい。

すいません。
はい。

悦子さん いつも
娘さん来てくれて いいわね。

今日 天気いいから 後で
お散歩なんか行ったら いいわね。

あ~。

(悦子)ありがとう。
いいえ。

(悦子)どなたか存じませんが
ご親切さま。

どういたしまして。

ああ~。

♬~

♬~

お母さん。

私ね プレゼント もらっちゃった。

男の人から プレゼントなんて
何年ぶりだろう。

(悦子)まあ 奇麗。

アハハハ…。

ホントね。

♬~

(ノック)
(秘書)失礼します。

失礼します。

井上さん OKです。
(井上)ありがとう。

じゃあ これ お願いしますね。

(井上)瀧沢! よう。

(井上)出向の内示
受けることにしたのか?

受けるしかないだろ。

まあな…。
まさか お前がな。

奥さんには? 相談したのか?

おせっかいなのは分かってる。

ただ 環境の変化には
家族の理解も必要だぞ。

分かってる。

ありがとう!
気を使ってくれて。

≪(ノック)

≪(薫)失礼します。

お手伝いしますよ。
いいよ すぐ済むから。

手伝います。

今夜 送別会しません?

2人で。

一度ぐらい
ごちそうさせてください。

ああ~。

あっ!

支店長 テープ。

ああ~。

もう 何 言ってんだ。

俺なんかと… おおっ…
飲むより

新任の松井と
じっくり話して

仕事の指図を
してもらった方がいい。

彼には 彼のやり方が
あるだろうから。 ん?

あっ 私 出ます。

はい 支店長室です。

はい お待ちください。

目黒さまという方から
お電話です。

目黒さん?

もしもし 目黒です。

あっ… ああ。

瀧沢です。
あっ… あの

傘 受け取っていただけましたか?

はい。 ありがとうございました。

☎頂いたお名刺には こちらの
銀行の番号しかなかったので。

ああ… すいません お仕事中に。

いえ。 うれしいです。

お電話 頂戴いたしまして。

少々 お待ちください。

大事なお客さんなんだ。

いいよ。

は~い。

あっ あの

傘 本当に
ありがとうございました。

こちらこそ

受け取っていただいて
ほっとしました。

フゥ…。

もしもし?

あの… えっと…。

直接 お会いして
お礼 申し上げたいんですけど。

はい もちろん。

もちろんです。

ねえ どう思った? 春輝のこと。

春輝…。

いい人なんじゃない?
優しそうだし。

まあ そうなんだよね。
優しいは 優しいよね。

どうして?
それで じゅうぶんじゃない。

うん。

彼のこと 好きなんでしょ?
結婚したいんでしょ?

好きだよ。
結婚したいなって思う程度には。

何? それ。
大好きじゃないってこと?

好きで好きでしょうがない
っていうのとは違うよ。

普通に好きくらいが
ちょうどいいんじゃない?

結婚するには。

ねえ お母さんは どうだったの?
お父さんと。

何か 押し切られちゃったって
感じかな。

お父さん 強引だったし。

でも 何だったんだろうね
あの旅行。

出張だなんて 嘘までついて。

その話は もういいじゃない。

どうして いいの?

お母さんはさ お父さんのこと
許してるの?

それとも もう諦めてるの?

もう 私 この家
出ていくんだからね。

(聡美)そっかぁ いよいよ
美咲ちゃんが結婚か。

まだ 分かんないんだけどね。

でも 自分で 先に
どんどん進んじゃって。

私は 蚊帳の外って感じよ。

親なんて どこも そんなものよ。

って 私 親になったことないから
分かんないけど。

そうなのかなぁ。

あっ この間 もらった本
すっごく面白かった。

もうね 一気に読んじゃった。

本当?

評判いいんだ これ。

でしょう?

でも すごいよね。
人気ミステリーの翻訳家なんて。

なろうと思っても なれるもんじゃ
ないわよね 簡単に。

まあ 頑張ってきたわよ。

雨にも負けず 風にも負けず。

そっか。

離婚の荒波も乗り越えて。

そうでしたね。

あっ 離婚といえば

須藤先輩が離婚したの知ってる?

須藤先輩が?
今 狙い目かも。

脱サラして
パティシエになってたじゃない?

そのお店が 今
すっごい人気なんだって。

そうなんだ。 知らなかった。

真璃子 昔 好きだったよね。

好きっていうか 憧れてただけよ。
だったら 私もよ。

カッコ良かったもんね 須藤先輩。
まあね。

今度 青山に
新しいお店 開くんだって。

レセプションパーティー
あるって聞いたけど

メール 回ってきてない?

そうか。 武史がね。

すごいわよね。

マスコミにも 結構
取り上げられてるんだって。

私 全然 知らなかった。

ねえ 一緒に お祝い行かない?

来るのかな?
他のゼミのやつらも。

そうね。 分からないけど。

たまには いいんじゃない?
懐かしい顔に会うのも。

俺は無理だな。 忙しいから。

そう言うかと思った。

なんだったら お前 行ってこいよ。

行ったら行ったで
楽しいだろうから。

どうしようかな。

あのさ…。

何?

今晩 ちょっと
話したいことがあるんだ。

パーティー
帰ってからでいいから。

話したいこと?
うん。

ああ 時間だ。 いってくる。

いってらっしゃい。
≪(ドアの閉まる音)

ここで 皆さんと過ごした日々は
私の人生の宝です。

と同時に
気の抜けない日々でもありました。

これからは たまには 羽目を
外したりしたいと思いますので

よかったら 付き合ってください。

今日まで
ありがとうございました。

<ここには もう
いつもの日常がある>

<俺がいなくても
何も変わらない>

♬~

♬~

♬~

<前までは
素直に すごいと思えていたのに

今は 取り残されたような
気持ちになる>

<娘が出ていったら
私には何が残るだろう>

≪(チャイム)

はい!
≪宅配便です。

はい どうぞ。
はい こちら お荷物になります。

こちらに お願いします。

はい ありがとうございます。
重いっすよ 大丈夫ですか。

ありがとうございます。

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

ホントに好きなんですね
エーデルワイス

はい。
だから すごい うれしかったです。

すみません。 何だか
気を使わせちゃって。

ホントにありがとうございました。
よかったです。

今日 銀行を辞めてきました。

そうなんですか。

あしたからは
荻野倉庫の社員です。

じゃあ 同じ職場ですね。

はい。 フフフ…。

私も 正直に言います。

ごめんなさい。

ドイツ語ができるふりをして。

ガイドブックを読んだだけです。

そうだったんですか?

それから

結婚はしていません。

見えを
張りたかったのかもしれません。

独りぼっちの寂しい女みたいに
思われたくなくて。

いや そんなこと思わないですよ。

私 20代のとき
父が脳梗塞で倒れて

その介護を 10年 続けて

ちゃんと見送って。

そしたら 今度は 母が
糖尿病で倒れて

認知症も始まって

だから 男の人と付き合っても
長続きしませんでした。

だって…。

子泣きじじいみたいに
親を背負ってる女 イタくて

誰だって 引くでしょ。
いえ…。

私 瀧沢さんと
スイスでお会いした前の週に

ずっと 家で介護していた母を
施設に預けたんです。

家に 一人でいても
やることないんですよね。

急に 自分の時間ができても。

だから 母のことばっか考えて。

どうしてんだろう。
寂しがってないかなぁとか。

私のことも もう 娘だと
分からなくなってるんですけど。

親の介護で 30年

自分の人生 半分以上 使って

私の人生って 何なんだろうって。

でも 家にいるから
そういうこと考えるんで。

そうだ
思い切って 旅に出ようって。

それで
スイスに行っちゃいました。

それで 瀧沢さんと

お会いできたんですけど…。

(和夫)はい サービス。
いぶりがっこ

秋田の方言で 「がっこ」は漬物。

いただきます。

うん おいしい。

うん。

いい店でしょ? ここ。
見た目 あれだけど。

悪かったね。 見た目あれで。

ああ そういう意味じゃなくて。

おいしい。
うん。

♬~

♬~

ネクタイピン?

《ああ ネクタイだって。
後輩たちがプレゼントしてくれた》

《これ 女の人が選んだよね》

《すまなかった
スイスには 一人で行った》

《浮気だったりして》

奇麗な夕日。

ホントですね。

最近 よく 立ち止まって
夕日 見ちゃうんです。

若いころも見てたけど

何だか あのころと
感じ方が違う。

今は 見てると悲しくなる。

そういうとき
隣に誰かいてくれたらなって

思わなくもないです。

いつもじゃなくて

時々でいいから。

はい。
えっ?

じゃ 僕でよかったら
いさせてください。

えっ?

いつもじゃなくて
時々でいいですから。

フフフ。

フフ…。

 

「やっぱり
パーティーに行ってきます」

「帰り 遅くなります」

(井上)
奥さんには 相談したのか?》

《環境の変化には
家族の理解も必要だぞ》

♬~

真璃子
こっち こっち。

瀧沢先輩は?

仕事が忙しいんだって。
(聡美)そっか。

でも 一人で来て 大正解。

旦那なんか いない方が
羽 伸ばせるしね。

(聡美)あそこよ。 お目当ての人は。

(須藤)ありがとうございます。
今日… 新作揃いですが。

さあ 挨拶してらっしゃい。

いい… 後でいい。

須藤さん!

(須藤)真璃子

(須藤)ありがとう。
よく来てくれたね。

お久しぶりです。
何年ぶりだろう。

変わらないなぁ。 真璃子は。

須藤さんこそ
全然 変わらないです。

そんなことない。
おじさんになったよ。

全然 そんなことないです。

それにしても
すっごい人ですね。

(須藤)ああ ありがたいよ。

さっきの あの
チョコのムース…。

ごめんなさい。

≪(笑い声)

(須藤)そんな たきつけないで。

ありがとうございます。

帰ろっかな。

ごめんなさい。 すいません。

来ると思わなかった。
気が変わったの?

ああ。
完治!

あっ…。

(須藤)よく来てくれたな。

おめでとう。
ありがとう。

頑張ったな 武史。
ああ。

自分でも よく
ここまで来れたと思うよ。

ハハハ…。
そうか。

いや… 商社にいた間は

はたからは 充実して
見えたかもしれないけど

何だか こう
しっくりきてなかったんだ。

でも 食材の輸入を
担当し始めて

カカオや ドライフルーツの
魅力にはまって…。

ああ すまん。
こんな話 お前には 退屈だろ?

いや そんなことない。

でも 正直 10年目に
お前が会社を辞めたとき

バカなことするなと思ったよ。

いい年して
甘いこと考えんなって。

でも 今は お前だから
できたんだと思ってる。

俺は お前みたいに
組織の中で 色々あっても

迷わずに 王道を歩いてる男が
一番 立派だと思ってる。

銀行の支店長か。

すごいじゃないか。

これからも 王道を 突き進め。

いや 俺は…。

≪(女性)須藤さん!
お写真 お願いします。

ああ…
また 後でな。

すごい人気ね。

ちょっと いいか?

なあに?

聞いてほしいことがあって。

今?

今。

あのネクタイのこと?

ネクタイ?

女の人からもらったんでしょ。

ああ 部下の女性から
もらったけど。

今日 銀行から届いた荷物の中に

あなたへのプレゼントの
ネクタイピンが入ってたの。

「お世話になりました。 篠田 薫」
っていう人から。

その人 誰?

お世話になりましたって
どういうこと?

ああ… それは もう
何でもないんだよ。

何でもないわけないでしょ!

行こう 帰って話す。

私 今日 聡美の家に泊まるから。

まだ 話 終わってないんだ。
もういい。

(聡美)それって 絶対
浮気してるね。

そうかな やっぱり。

(聡美)その薫って女
相当 性格悪いね。

ここにいますって
アピールしてんのよ。

そっか。

スイスにも その女と
行ってたんじゃないの?

そうかなぁ。

何?
まだ 旦那のこと信じたいの?

うちの人 家のこと
全然 顧みない人だけど

そういうとこだけは
絶対しないって信じてたんだよね。

ふ~ん。
結婚するときも

そこだけは信じてたの。

まあね。

でも そうだとしたら やっぱり

私の勘は
当たってなかったのかな。

あのね 真璃子
男の8割は 浮気すんのよ。

それなりに収入もあって
見栄えも悪くない男なら 10割。

だから 旦那に
そんなこと 期待しちゃ駄目。

亭主は財布って割り切ってさ。

こっちは こっちで
好きなことすればいいのよ。

好きなことって?

恋人 つくるとか。

まさか。

まさかじゃないでしょ。

真璃子 まだ わりと奇麗なんだし。

ありがとう 気 使ってくれて。
どういたしまして。

あ~ やっぱ 今日
カッコ良かったな 須藤先輩。

ちょっと高めだけど。

私 やっぱり 狙っちゃおうかな。

フフ… いいんじゃない?

ねえ いいよね。
まだ 私もイケてるよね?

イケてる イケてる。
ねっ? ハハハハ…。

♬~

≪(クラクション)

びっくりした…。

(荻野)長年 お世話になっている
若葉銀行さんから

財務総務部長としていらした
瀧沢さんです。

(荻野)支店長を務められたぐらい
優秀な方ですから

まあ うちでは

能力を生かしていただけるような
仕事はないかもしれませんけどね。

(荻野)
みんな 失礼のないようにね。

よろしくお願いします。

(川本)はい 仕事。

(奥山たち)は~い。

♬~

♬~

流しに下げてあるだけ ましか。

あの…。
おう 飯 行こうか。

今日 外 行こう 外。
おごる おごる。

(奥山)ホントですか?
私 花丸屋のカツ定食。

わ~ 血糖値 上がるな~。

あの… 昼ご飯なら 私が…。

(川本)
あそこの豚カツ うまいからな。

離れて。 離れて。

あの… 目黒さんは?
(房江)栞ちゃん

今日はね お母さんの具合
悪いみたいよ。

みそバターラーメンの
お客さ~ん!

お疲れさまです。

(男性)今日もさ…。

(男性)今日は早く帰るけどさ…。

(男性)残業しないよ。
帰っちゃう。

あれ? 携帯…。

♬~

♬~

♬~

《男の8割は 浮気すんのよ》

《それなりに収入があって
見栄えも悪くない男なら 10割》

《あなたへのプレゼントの
ネクタイピンが入ってたの》

《それは もう
何でもないんだよ》

《何でもないわけないでしょ!》

すみません。
はい。

瀧沢の妻です。 主人が携帯を
家に置き忘れてしまって。

取り次いでいただけますか?
(銀行員)瀧沢さんですか。

支店長の瀧沢です。
少々 お待ちください。

あの…。
(薫)すいません。

こちらにお願いします。

支店長の松井にご用でしょうか?

松井? あっ いえ 瀧沢です。

申し訳ありません。

瀧沢支店長は 今月で
荻野倉庫に出向になりましたが。

荻野倉庫?

川崎にある物流会社です。

奥さまは
ご存じありませんでしたか?

♬~

♬~

♬~

(クラクション)

危ないな もう。

♬~

♬~