ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

科捜研の女 第1話 沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫… ドラマのキャスト・音楽など…

科捜研の女 #1』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 日野
  2. 被害者
  3. 音楽隊
  4. コンサート
  5. トランペット
  6. 牧村
  7. 亜美
  8. 譜面
  9. 呂太
  10. 楽器

f:id:dramalog:20181018211819p:plain

科捜研の女 #1』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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dramalog.hatenablog.com 

 

 

[新]科捜研の女 #1[解][字]

マリコvs疑惑の警察音楽隊!日野も加わる警察音楽隊のライブ中、他殺体が発見される。楽器関係の証拠が多数見つかり、音楽隊に疑惑が向くが…!?音楽鑑定で暴いた真相とは?

詳細情報
◇番組内容
日野(斉藤暁)も加わる警察音楽隊のライブ中、嵐山で女性の他殺体が発見される。血痕量から別場所での殺害が予想され、所持品のギターのスライドバーから音楽隊のギタリストの指紋が…。さらに、血液から木管楽器のリードに使われる暖竹が検出される。疑惑が音楽隊に向く中、日野がライブ中の楽団員たちの不審な行動の数々を指摘すると、思いもよらぬ可能性が導き出され…!?マリコ沢口靖子)が“音楽”鑑定で暴いた真相とは?
◇出演者
沢口靖子内藤剛志若村麻由美風間トオル金田明夫斉藤暁西田健渡部秀山本ひかる石井一彰
【ゲスト】前川泰之、マギー、湯江タケユキ、東風万智子金井勇太、ミスターちん / 田中千尋、いわすとおる、武田香織 ほか
◇脚本
櫻井武晴
◇監督
田﨑竜太
◇音楽
川井憲次
◇主題歌
番匠谷紗衣『ここにある光』(ユニバーサルミュージック
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】関拓也(テレビ朝日
【プロデューサー】藤崎絵三(テレビ朝日)、中尾亜由子(東映)、谷中寿成(東映
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/kasouken18/

 


♬~(演奏)

♬~

(橋口呂太)日野所長 すごい!

(涌田亜美)
結構 上手じゃないですか!

(榊 マリコ)本当!

♬~

(佐伯志信)嵐山コンサートは
京都府警音楽隊の恒例行事だ。

なのに トランペットが
2人も入院とは

どういう事だ!

(入間祐一)申し訳ありません。

パート合宿中に
食中毒になったようで。

今日は もう 鑑定ないから
早く帰るんだよ。

♬~

そういえば
日野所長 警視庁にいた時

趣味でトランペットやってたって
言ってませんでした?

(牧村 圭)あの…。

今 警視庁でトランペットって…。

(日野)はい。

ちょっと来てもらっていいですか。
お願いします!

(日野)何? ちょっと… おい!
(牧村)時間がないんで…。

お願いします!
(日野)マリコくん! マリコくん!

(長谷部麻衣)すみません 私たち
トランペットパートのせいで…。

この曲
トランペットメインみたいだけど。

ええ。 嵐山コンサートの1曲目は
毎年 これなんです。

(麻衣)というわけで
早速 吹いてもらえますか?

お願いします!

♬~(トランペット)

…と まあ こんな感じですけど。

(拍手)

(入間)科捜研の日野所長ですね?

音楽隊 隊長の入間です。

明日 朝8時

1階エントランス集合で
お願いします!

あの… でも 明日 鑑定が入ったら
無理なんですけどね。

あっ そっか…。 我々と違って
本業があるんですもんね。

皆さんは
これが本業なんですよね。

演奏の企画 個人練習 合奏練習

そして 2日に1度のコンサート。
(日野)うわっ…。

(牧村)
それが 我々の仕事ですから。

で 申し訳ないんですが
練習は ここまででお願いします。

(日野)えっ…。
(入間)明日の会場が遠いんで

今から 楽器を
嵐山の倉庫に移しておかないと。

♬~(日野)「ルルル ルルルール…」

しかし 珍しいですよね。
警察の音楽隊にギターなんて。

(勝間田 徹)
えっ? そうでもないんですよ。

ギターのいる音楽隊って
結構あるんです。

へえ~!

(日野)なんか忘れたんですか?

ああ いや…。

大丈夫です。

♬~

(日野)何か探し物ですか?

(西 浩正)いえ…。

(呂太)
あっ マリコさん! 早く早く!

ここ ここ! 始まっちゃうよ!
(亜美)宇佐見さんは?

誰か一人は
科捜研にいたほうがいいからって。

ええ~!
宇佐見さん 真面目~。

あっ 始まるよ!

(拍手)

皆さん お待たせ致しました。

これより 京都府警察音楽隊 恒例
嵐山コンサートの開演です!

(拍手)

(亜美)
あっ! あれ 日野所長ですよ!

やだ 制服 着てる~!

(呂太)所長~! 日野所長~!

(拍手)

(前川)さて 皆さん
少しの間 お静かに願います。

(オーボエ)

(チューニングする音)

これは チューニングといって
ここにいる20人全員の楽器を

オーボエの音程に
合わせているんですね。

(クラリネット)

(チューニングする音)

さあ それでは まずは
毎年恒例

『モンテ・トルメンタ』から
お聴き願います。

♬~(演奏)

♬~

日野所長 すごい!

結構 上手じゃないですか!
本当!

♬~

(携帯電話の振動音)

♬~

嵐山の猿渡峡で

転落死体が見つかった。

嵐山って…。
私 今 近くにいるけど。

だから 電話したんだ。

状況的に
事故死の可能性が高いから

俺たち本部は 出張れないが

まあ お前が近くにいるなら…。

わかった。 ご遺体を確認してみる。

♬~

(警察官)川下りしてた観光客から
通報があったんですわ。

あそこの枝に
女性が引っかかってるって。

(警察官)所持品から

滋賀県彦根市在住の
今野恵 35歳です。

この首筋の傷 頸動脈に達してる。

(カメラのシャッター音)
恐らく 致命傷ね。

形から見て
首方向からの飛沫血痕。

かなりの出血よ。

マリコさん! 防犯カメラ
さすがに この辺にはありません。

この崖に 血痕はなかった。

(亜美)えっ? 被害者は
結構 出血したはずですよね。

だとすると…。

ここから落ちて

あの木に引っかかるまでの
どこかで

頸動脈を切ったのかもしれない。

(警察官)
いやあ それはない思いますわ。

ホトケさんを下ろした
救助隊の話では

この下に 血痕はなかったって
言うてました。

じゃあ どこかで頸動脈を切られ
ここから落とされた。

殺人の可能性が出たわね。

あっ… でね
落ちた女の人のポッケに

こんなのがあったよ。

(藤倉甚一)
被害者が持っていた これを

今 科捜研が調べている。

捜査本部は嵐山署ですね?
行ってきます。

その前に…。

被害者は
こんなものも持っていた。

この棒は
鍵をピッキングする時に使う…。

被害者
今野恵の前歴を調べてみます。

指紋の照会は済んでいる。
前歴はなかった。

(風丘早月)
マリコさんの見立てどおり

これが致命傷。 深い傷ね。

凝血を採取します。
(早月)うん。

♬~

(ノック)
はい どうぞ。

これなんですけど…
お願いします。

(宇佐見)わかりました。

♬~

あら…。

ご苦労さん。

お願いします。
はい。

被害者が落ちた崖のゲソ痕に
被害者のものはなかった。

つまり 被害者は
崖を歩いていない。

(早月)まいど。
(呂太)あっ 先生!

はい 解剖鑑定書。 早業!

ありがとうございます。

もう 今日は…。
ええ~っ!?

お干菓子。
ああ~! 待ってた 先生!

いつもいつも すいません。

肋骨が折れてますね。
それも 何本も。

しかも
その全てに生活反応がない。

そう。 全て 死後 骨折したもの。

やっぱり どこかで殺され
崖から落とされたんだ。

呂太くん
致命傷を付けた凶器の形。

うん。

(呂太)こんな感じ。

鋭利な刃物って事ぐらいしか
わかんないや。

あっ マリコさん
致命傷から採取した血液は?

その血には

人の組織とは明らかに違う
不純物が付着していました。

それを 今 宇佐見さんが鑑定…。
(ドアの開く音)

マリコさん あの…。

ああ 風丘先生。
(早月)まいど。

あの血液に含まれていた
不純物は

暖竹という植物でした。

暖かい地方の海岸に生息する
イネ科の多年草です。

死体発見現場に
その植物があったって事?

いえ 暖竹は 嵐山では
確認されてない植物です。

それが どうして
被害者の致命傷に…。

マリコさん。

被害者が持っていた これ
スライドバーでした。

エレキギターの演奏に使う
道具みたいです。

「♬~(エレキギター)」

エレキギター…。

このスライドバー
付着していた指紋を

警察官の指紋データベースで
照合した結果

勝間田さん あなたの指紋でした。

ええ…。
私のスライドバーだと思います。

(日野)なんか忘れたんですか?

なくしたと思ってたんですが…。
どこにあったんですか?

今野恵さんの死体が発見された
現場です。

面識は?

ありません。 名前も知りません。

皆さんは どうでしょうか?

いや…。

(蒲原勇樹)土門さん。
おう。

他の音楽隊員も
彼女の面識を否認しました。

あの… これから 木管とギターの
合奏練習なんですが。

その前に 皆さん
暖竹って ご存じですか?

(隊員)暖竹って…。
(隊員)あの暖竹だよね?

ご存じなんですよね?

(隊員)暖竹は 木管のリードに
使用される素材です。

では 皆さんのリード

あと 全ての木管楽器
そのケース

今すぐ提出して頂けますか?

えっ? いや…。
いや…。

そのギターも お願いします。

そんな… どうして?

皆さんの楽器に

被害者の痕跡があるかどうかを
調べるためです。

待ってください。
これから練習だと言ったでしょう。

あさって
またコンサートがあるんですよ。

代わりの楽器は
至急 用意します。

(勝間田)楽器なら なんだっていい
ってわけじゃない。

特に 彼のギターは
アンティークの名品だ。

事は殺人事件です。
捜査に協力してください。

捜査が あなた方の仕事なら
演奏が 我々の仕事です。

(入間)そのとおりです。

演奏で
市民と警察の垣根をなくし

警察に協力してもらいやすくする。

我々は そういう音楽家なんです。

つまり 我々は 音楽家である前に
警察官だって事ですよね。

それなら 今 優先すべきは
演奏より捜査じゃないですか?

(入間)牧村くん…。

隊長 捜査に協力しましょうよ。
警察官として。

(宇佐見)あっ 所長。

被害者の着衣から
こんな成分が出ました。

何か
機械油のような成分なんですが。

(日野)「PTFE」…。
(宇佐見)ええ。

もしかして…。

木管楽器 これで全部だそうです。

おお ご苦労さん。
所長…。

ちょっとね…。
はい ご苦労さん。

♬~

やっぱ そうだ。 「PTFE」。

被害者の着衣に付着してたのは
金管楽器の手入れに使われる

この手の
バルブオイルかもしれない。

土門さん 木管楽器だけじゃなく
金管楽器も鑑定したいんだけど。

それ
私のトランペットなんですけど。

(日野)ああ… 申し訳ない。
ちょっと気になる事があってね。

あれ? このへこみ どうしたの?

えっ? いつの間に…。

(日野)コンサートの時
音程 少し狂ってたよね。

(日野)楽器はデリケートだからね

こんな少しのへこみでも
音程が変わっちゃう。

あっ…。
ああ!

ええ… 西さんでしたよね?
チューバの。

これから練習?

ああ… 急に

金管と打楽器の合奏練習するって
隊長が。

(西)木管とギターを
科捜研に提出したからですよね?

ええっ!?

事件の捜査に協力しろって
牧村が言ったらしい。

(麻衣)牧村さんが?

牧村さん
私たちとは違いますもんね。

「私たちとは違う」…
どういう意味ですか?

我々は 最初から音楽隊を希望して
警察に入ったんです。

音楽をしたくて
警察に入ったんですか。

(西)自分
京都音大 出てるんですが

自分の腕じゃ
プロのオケに入るのは

無理だとわかって…。

でも 音大で 親に金使わせたし
安定した給料が欲しくてね。

(麻衣)私は
滋賀の教育大を出たんですが

音楽の先生じゃなくて
プレーヤーになりたくて

全国の警察を受けました。

京都府警に採用され
音楽隊に配属ですか。

牧村さんは違うんですか?

牧村は 確か…

所轄の生活安全課からの
異動だったな?

ええ。 中古品を扱う古物商の
許可をしてたそうです。

それが どうして
音楽隊でオーボエを?

2年前
オーボエに欠員が出たんです。

(麻衣)まあ
希望して音楽隊にいるのは

牧村さんも 私たちも
同じなんですけどね。

では 金管楽器も全て
任意提出して頂きます。

(麻衣・西)はあ!?

♬~

♬~

♬~

あっ…。

♬~

これは オーボエのリードを削る
リードナイフです。

それも 左利き用で
牧村さんのものでした。

(日野)
そのナイフに血が付いてた…。

ええ。 今 その血液の
DNA型鑑定を行っています。

終わり次第
被害者のDNA型と照合します。

呂太くん
被害者の致命傷の形とナイフ

照合した?
したけど…。

そのナイフでついた可能性が高い
って事しか言えない。

あっ… でね

刃を拡大したら…。

ほら! ここ ちょっと欠けてたの。

宇佐見くん
バルブオイルの鑑定は?

現在 全ての金管楽器
バルブオイルを

被害者の着衣に付着していた油と
照合中です。

致命傷に付着していた暖竹と
リードの照合は?

その作業も
明日には終わると思います。

(呂太)あれ~? 宇佐見さん
珍しく 仕事 遅い。

リードもオイルも
数が多いんだよ。

うわ~! 珍しく怖い…。

見てください。

(亜美)
牧村さんのオーボエケースと

麻衣さんの
トランペットケースから

同じような黒い繊維片が
見つかりました。

(宇佐見)その鑑定なら終わってる。

どちらも 同じ

綿とポリエステルの
混紡繊維だった。

その繊維片と

被害者の手袋を
照合してみてくれませんか?

(宇佐見)了解。

結果 被害者の手袋と一致したわ。

被害者の手袋の繊維が
2つの楽器のケースから出たのか。

ピッキングの道具…。

えっ?
過去の窃盗事件を調べてみる。

♬~

「(拍手)」

これって 今日のコンサート…。

そう。 よく見て。

特に 牧村さんのオーボエ

(亜美)この音に合わせて
チューニングするんですよね?

「これは チューニングといって

こうやって
ここにいる20人全員の楽器を…」

でもね ほら 合わせる音が
クラリネットに代わった。

これはね オーボエの音が
不安定だったからなんだよ。

(亜美)ええ~? いつも
こうやってるんじゃないんですか。

言うと思った。

呂太くん 去年の嵐山コンサート。
ん? うん。

(日野)はい 「29年」。

「お静かに願います」

「(オーボエ)」
「(チューニングする音)」

(前川)「これは
チューニングといって…」

去年は ずっと 牧村さんの
オーボエに合わせてますね。

(日野)でしょ?

呂太くん
一昨年の嵐山コンサート。

(日野)はい 「28年」。

「ここで
少しの間 お静かに願います」

「(オーボエ)」
「(チューニングする音)」

(亜美)一昨年も
オーボエに合わせてますね。

(日野)そう。 今回に限って
牧村さんの調子が悪かったんだ。

所長 なんで
こんな事 調べてるんです?

被害者の手袋の繊維片が
見つかった楽器は なんだった?

牧村さんのオーボエ
長谷部さんのトランペット。

(日野)そう。 長谷部さんも
演奏中 音が不安定だった。

被害者の繊維片があった楽器は
どっちも調子が悪かった。

(日野)
そう。 それって 偶然だと思う?

さあ…。

で?

「で?」って…。

「で?」って言われると…。

さあ 2人とも 仕事に戻って。

いや 一応 これも仕事のつもり…。

亜美ちゃん。 これ 京都の
過去の窃盗事件の繊維片データ。

(亜美)過去の窃盗事件の
繊維片データに

今回の被害者の繊維片と
一致するものが

2件 見つかりました。

1件目は 半年前

3000万円以上するバイオリンが
盗まれた

京都音大の現場から見つかった
繊維片。

2件目は 2カ月前

1000万円以上するエレキギター
盗まれた

祇園のライブハウスから
見つかった繊維片。

共に 犯人は捕まっていません。

その楽器泥棒が
今回の被害者かもしれんな。

そういえば
音楽隊のエレキギターも…。

(入間)彼のギターは
アンティークの名品だ。

それを盗もうとして
殺されちゃった!?

だとすれば 殺された現場は
嵐山の あの倉庫?

♬~

蒲原さん このドア
やっぱり ピッキングされてる。

そうか…。 ドア閉めて。
うん。

お願いします。

(呂太)すごい血の跡!

土門さん
この倉庫が殺害現場です。

(藤倉)つまり 犯人は
その倉庫に出入りできる人物です。

死亡推定時刻の 昨日
午前8時半から10時までの間に。

(前川)音楽隊がいた時間…。

(入間)まさか 我々音楽隊を
疑ってるんですか?

音楽隊を預かる
広報課の課長として

そんな可能性は万が一にも…。

(藤倉)これは
刑事部からの報告であり

広報課の音楽隊を調べるのに

課長 あなたの承諾は
必要ないと考えます。

(入間)それなら

あなた方刑事部の 科捜研の所長も
その時 現場にいました。

我々音楽隊が容疑者なら
日野所長も容疑者です。

なるほど。

(3人)えっ!?
所長 鑑定 外れるんですか?

どうして 所長が…。

そんなに動揺しない。
僕の疑いが晴れるまでだからさ。

そうですね。

じゃあ DNA型鑑定の結果を
報告します。

いやいや もうちょっと
ショックの余韻があっても…。

牧村さんのリードナイフの血液は
被害者の血液でした。

(亜美)
やっぱり あのリードナイフが

凶器だったんですね。

続いて 暖竹と木管楽器のリードの
照合結果です。

被害者の致命傷の
血液から採取された暖竹は

牧村さん あなたのリードでした。

つまり 被害者を殺したのは
あなたのナイフだ。

刃こぼれしてました このナイフ。

そんなナイフで
リードを削ったから

昨日 あなたはチューニングの音が
安定しなかった。

私のリードナイフが人を殺した…。

はい。
それは残念です。

♬~

確かに 私たちが証明したのは

あの倉庫にあったナイフで
殺されたという事実だけ。

その倉庫にあった管楽器は
調べたんだよな?

ええ。 だけど
被疑者に繋がる証拠は出なかった。

だから あの倉庫にあった
全てのものを調べたいんだけど。

被害者の着衣には
油が付着していたんですが

鑑定の結果
あなたのバルブオイルでした。

まさか 自分…
疑われてるんですか?

(日野)でね

ちょっと気になる事が
あったんだけど。

西さん 昨日のコンサートの前
何か探してたよね?

あれは 持ってきたはずのケースが
なくなってたから。

ケースって チューバの入ってた
これですか?

(西)それは 普段 チューバを
保管するハードケースです。

でも 運ぶ時は
こういうソフトケースを使います。

これがなくなってたんです。

宇佐見くん…
これって もしかして…。

(呂太)あっ マリコさん!
ねえ これ見て これ。

血液でスタンプされた手袋の跡ね。

殺害現場の床から採取されました。

現場で手袋してたのって
この楽器泥棒だよね?

そうね。
一応 彼女の手袋と照合してみる。

(宇佐見)あっ ちょっと
これを見てください。

チューバを入れる
ソフトケースです。

これと同じものが
あのコンサートの日

あの倉庫から なくなってました。

この大きさなら
死体を入れて運べる。

日野所長も そう言ってました。

怖っ…。
そんな事 本当にできるの?

そうね やってみないとね。

何してるの? みんな手伝って。

♬~

いいわ ジッパーを閉めて。

うん。 ご遺体は
私と そんなに体形が変わらない。

つまり…。

これに ご遺体を入れて運ぶ事は
可能よ。

(亜美)ちょっといいですか?

マリコさん 何事!?

亜美ちゃん どこ行ってたの?

あの倉庫の周りの
防犯カメラ映像を借りてきました。

♬~(演奏)

♬~

(入間)トランペット!
ちゃんとバスドラを聴け!

君は参加しなくていいの?

私よりうまいトランペットが
退院したんで。

(日野)
なんで 隊長は手袋してんの?

指揮者は
本番で白い制服着てましたよね?

白制服には白手袋って
決まってるんです。

だから 普段の練習でも
白手袋をしているんです。

隊長! 入間隊長!

刑事部から
また任意提出の命令です。

今度は 全ての打楽器とキーボード
譜面と譜面台

そして 入間隊長の指揮棒
全部です!

現場から出た この血液手袋痕
被害者の血液だった。

その血液手袋痕から
繊維の太さと間隔を割り出し

被害者の手袋と照合した結果

合致しませんでした。

これは もっと繊維が細く
間隔が密集した手袋です。

つまり 現場には
別の手袋をした人物がいた。

ちょっと これ見てください。

あの倉庫から
300メートルほど離れた山道の

動物監視用カメラです。
見やすく加工します。

(呂太)あっ これ!

チューバのソフトケース!

(蒲原)死亡推定時刻です。
犯人の可能性が高いですね。

被疑者の足 ズボンを拡大鮮明化。

はい。

警官の制服のスラックスに
見えない?

コンサートで
音楽隊も着てたやつ!

やっぱり 犯人は音楽隊の誰か…。

(たたく音)

(佐伯)う~ん…。

我々は これまで 言われるままに
楽器を提出しました。

木管楽器金管楽器も。

なのに 今度は打楽器だけでなく
譜面や指揮棒まで!

ここは ひとつ穏便に…。

穏便に話させないのは
刑事部です!

彼らは 我々音楽隊を
完全に犯人扱いしています!

京都府警の仲間を
うたぐっちゃいかんだろう。

本部長 昨日のコンサートで
楽器を保管していた倉庫に

これだけの血痕が残っていました。

ここが殺害現場だとすると

あったものは
全て調べるべきです。

捜査一課も
こう言ってる事だし…。

私は 広報課長であると同時に
音楽隊のマネジャーです。

音楽隊に不名誉な噂が立つ事は
避けたいんです。

私も音楽隊隊長として
前川課長と同意見です!

(藤倉)つまり 広報課長や隊長は

何か不名誉な噂が立った場合の
責任は

取りたくない
という事でしょうか?

(2人)はっ?

私には 彼ら捜査一課を預かる
刑事部長としての責任があります。

よって 彼らが何か
間違った捜査をした場合の責任は

取る覚悟ができています。

♬~

♬~

(ノック)

お願いします。
了解。

♬~

(呂太)
楽器からは血痕出なかったよ。

(亜美)譜面台や指揮棒からも
出ませんでした。

(宇佐見)あっ マリコさん。

この譜面
1ページ目と2ページ目で

やはり インクが違ってました。

(呂太)あっ… ロッシーニ
『ウィリアム・テル序曲』。

僕 これ知ってる。

(日野)これ
トランペット用の譜面だよ。

それも 長谷部さんの譜面だ。

(亜美)「アンコール用」って
書いてありますけど。

(日野)昨日のコンサートのね。
結局 使わなかったけど。

でも なんで2ページ目だけ
インクが違うの?

例えば 書いた人が違うから。

この『ウィリアム・テル序曲』の譜面
みんな手書きですよね?

(日野)うん。
本来はオーケストラの曲を

吹奏楽用にアレンジしたから
入間隊長が。

ほら こんなふうに。

で この指揮者用の楽譜を
各パートが手書きで

自分の楽器用に起こした譜面が
それなんだ。

つまり こういったパート譜
書いたのは

それぞれの楽器の担当者。
(日野)イエス

だとしたら

この長谷部さんのパート譜
1ページ目と2ページ目

それぞれ 誰が書いたか
鑑定できませんか?

(亜美)楽譜の筆跡鑑定なんて
できるんですか?

できたとしても
今の僕には できな~い。

所長は 今
鑑定を外されてる身ですからね。

そうよね…。

あっ… で ちょっと
ここを見てください。

(呂太)インクの汚れ?

それを拡大鮮明化したのが これ。

これって…

掌外沿痕。
掌外沿痕?

手のひらのここ 掌外沿の跡よ。

左手で横書きしたから

インクで
こんな跡がついたんです。

つまり この2ページ目を
書いたのは 左利きの人。

至急 音楽隊で左利きの人に

左手の掌外沿痕を
提出してもらいます。

マリコくん 待って!

このパート譜 変だ。

これは

音楽的には
絶対 あり得ない譜面だよ。

皆さん ちょっとよろしいですか?

これは あなたのパート譜ですね?

そうですけど…。

あなたのトランペット
へこんでいたそうですね。

えっ? ええ…。

ここが。

きっと 一昨日の
コンサートの前に落としたからだ。

私は落としてません。

落としたのは きっと犯人です。

これで頸動脈を切る前に
被害者ともめて。

それでトランペットが落ちて
楽譜も散乱した。

そんな中 被害者は

頸動脈を切られて
かなり出血した。

あっ… まさか!

そう。 それで きっと

この2ページ目の楽譜に
血痕が飛んだ。

だから 犯人は この2ページ目を

自分で
新しく書き直す必要があった。

しかも これ書いたのは
左利きの人物でした。

私は右利きです。

(日野)うん 確かにそうだった。

うちで左利きっていうと…。

そういえば あなたの このナイフ
左利き用でしたね。

犯人が誰かは
あの譜面が証明しています。

(日野)じゃあ
長谷部さんが書いた1ページの

ここから吹いてみるね。

♬~(トランペット)

犯人が書いた2ページ目に
入ります。

♬~(トランペット)

調が変わった。

♬~(トランペット)

なぜ こうなったか
わかりますよね?

そのページだけ トランペットの
譜面になっていません。

ええ。

ピアノで弾くような
一般的な「ド」の音は

トランペットでは
「レ」と書くそうですね。

この指揮者用の楽譜は

トランペット用の譜面に直すと

本当は こうなります。

確かに 犯人が書いた譜面が
ずれているのが わかりますね。

(日野)犯人は
これを知らなかったんだね。

だから この指揮者用の楽譜のまま
書き写しちゃった。

皆さんのような音楽家なら
そんな事はしないはず。

つまり 付着した血を隠すために
この譜面を書いた犯人は

音楽隊以外で

あの日 あの場にいた あなたです。

私だって
そのくらいの知識はある!

では この指揮者用の楽譜を

トランペット用の譜面に
直してください。

どうぞ。

やはり 左利きだったか。

どうしました?

これは
去年の嵐山コンサートです。

左手でマイクを持ってたからって
左利きとは限らない。

利き手じゃなく

手袋を見ろ。

一昨年の嵐山コンサートです。

あなたは
去年や一昨年のコンサートでは

決まって白手袋をしていた。

白い制服には
白手袋が決まりだとか。

にもかかわらず

今回は
その手袋をしていなかった。

なぜだ?

血で汚れたからか?

この譜面は左手で書かれたため

左手の掌外沿痕が
インクで付着しています。

このシワの数や位置は
人によって違うそうだ。

この譜面の掌外沿痕と

あなたの掌外沿を
照合してみますか?

あの日 嵐山でコンサートの前に
早めに着替えておこうと思って…。

(解錠音)

♬~

(前川)誰だ!?

ここで何してた!

建造物侵入の現行犯で逮捕する!

♬~

♬~

(切る音)

(今野 恵)あっ ああ! ああ…!

♬~

おい!

おい!

♬~

それでは殺人じゃなく
過失致死じゃないですか!

そうだ。
なぜ すぐ通報しなかったんだ?

正当防衛だろうと事故だろうと

どうせ
警察は辞めなきゃならなくなる。

あんな泥棒のせいで辞職なんて
冗談じゃない!

それだけは絶対に避けたかった。

(前川の声)でも 1時間後には
ここに音楽隊がやって来る。

だから…。

♬~

♬~

♬~

警察の音楽隊は
楽家である前に警察官。

そう言った人がいました。

あんたは自分を 音楽隊の
マネジャーだと言っていたな?

その前に あなたは
ちゃんと警察官でしたか?

(手錠をかける音)

♬~

♬~

おう。

窃盗犯の逮捕という

警察の職務で起きた過失で

警察官でいられなくなる。

彼は
それに耐えられなかったのね。

これは
藤倉部長の受け売りだが…

職務で何かあった時に
責任を取る覚悟。

警察官なら
それを持つべきだ。

そうね。

(西脇みのり)そんな旦那だったら
殺しちゃえばいいんじゃない?

(日野)3人の主婦に
死体遺棄を手伝わせたって事?

(小笠原 史)
残り物でシミを消す裏技よ。

そこに人がいた以上 必ず
彼女の痕跡が残ってるはずよ。