ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

SUITS/スーツ 第1話 織田裕二、中島裕翔、新木優子、中村アン、磯村勇斗… ドラマの原作・キャストなど…

『SUITS/スーツ #01【全米大ヒットドラマが原作!痛快弁護士ドラマ!】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. ダイス
  2. 男性
  3. 甲斐
  4. 遊星
  5. チカ
  6. 蟹江
  7. お前
  8. フッ
  9. 伽耶
  10. 結衣

f:id:dramalog:20181008222704p:plain

『SUITS/スーツ #01【全米大ヒットドラマが原作!痛快弁護士ドラマ!】』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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dramalog.hatenablog.com 

 

 

[新]SUITS/スーツ #01【全米大ヒットドラマが原作!痛快弁護士ドラマ!】[字][デ]

勝つためなら手段を選ばないエリート敏腕弁護士。一度見たものは忘れない驚異の記憶力を持つフリーター。そんな二人がタッグを組み、数々の厄介な訴訟に挑む!

詳細情報
番組内容
甲斐正午(織田裕二)は『幸村・上杉法律事務所』に所属する敏腕弁護士。東大入学後にハーバード大学に留学した経歴を持つ甲斐は、企業の買収・合併や、企業間の戦略的提携など、金になる仕事を手がけている。だが、かなり傲慢な性格で勝つためなら違法行為ギリギリの際どい手段を用いることもあった。
『幸村・上杉法律事務所』は、幸村チカ(鈴木保奈美)が代表弁護士を務める、日本四大弁護士事務所のひとつ。敏腕弁護士を
番組内容2
父に持つ有能なパラリーガル・聖澤真琴(新木優子)、頭脳明晰で人心掌握術にも長けた甲斐の秘書・玉井伽耶子(中村アン)、ハーバード大学ロースクール出身で甲斐をライバル視している弁護士・蟹江貢(小手伸也)らが働いている。
事務所の稼ぎ頭である甲斐は、出資者としての地位を持ち、経営にも参画するシニアパートナーへの昇格を狙っていた。チカは、そんな甲斐に、昇格の条件としてパートナーとして働く若手の弁護士
番組内容3
“アソシエイト”を雇うよう命じる。気乗りしないものの、その条件を受け入れた甲斐は、新人採用の面接会を開く。そこに偶然やってきたのが、優れた頭脳と一度見たものは決して忘れない完全記憶能力を持ちながら、悪友・谷元遊星(磯村勇斗)の影響でその日暮らしのフリーター生活を送り、さまざまな業種の替え玉受験にも手を染めていた鈴木大貴(中島裕翔)だった。その能力に興味を抱いた甲斐は、大貴を採用することにするが…。
出演者
織田裕二 中島裕翔 新木優子 中村アン 磯村勇斗 今田美桜 / 國村隼 / 田島令子 小手伸也 鈴木保奈美
スタッフ
【原作】
『SUITS』NBC Universal製作 
【脚本】
池上純哉 
【演出】
土方政人、石井祐介 
【音楽】
眞鍋昭大 
【制作協力】
共同テレビジョン 
【制作著作】
フジテレビジョン

 


(ダイス)甲斐先生は
どこにいるんですか?

(チカ)間もなく ここに。

(ダイス)こんなフェイクニュース
出されちゃ たまったもんじゃない。

出版社に 記事を止めるよう
要請してほしいんです。

事実無根だと?
(ダイス)当たり前でしょ。

問題のある社員を切った。
それだけのことですよ。

(チカ)ここには
被害者の人格を侮辱したと。

会社の機密を漏らそうとした
裏切り者を

侮辱しない上司が います?

ですが 行き過ぎた言動は…。

幸村さんじゃ話にならない。

甲斐先生は?

何で
担当弁護士が ここに いないの?

ですから 向かっております。
(ダイス)俺が この事務所に

どんだけ 顧問料 払ってると
思ってるんですか?

失礼。

甲斐は?
(蟹江)携帯の電源が

切られています。
信じられませんね。

こんな大事なときに
つかまらないなんて。

とにかく捜して。
甲斐がいないと話にならない。

代表 よろしければ
あとの件は この私…。

甲斐を捜して。

すぐに。

♬~

♬~

(茜)これから 果たし合いにでも
行くような顔してますよ。

(甲斐)俺が? まさか。

お招き ありがとうございます。

久しぶりに おめかししちゃった。

よく似合ってるよ。

その大きなバッグ以外は。

(茜)そこ 突っ込みます?

パソコンは 持ち歩かないわけには
いかないんで。

さすが 売れっ子トレーダー。

(受付)お預かりいたします。

(受付)こちらが番号札です。

ありがとう。

(真琴)甲斐先生
もう 見つかったんですか?

私の知ったことじゃない。
(真琴)でも 代表が…。

君は
弁護士って職業を 誤解してる。

われわれは 職場を放棄した同僚を
捜すために

司法試験を
勝ち抜いたわけじゃない。

被害者の代理人弁護士は
木次谷先生らしいね。

強気な先生だし
こりゃ 面白くなりそうだ。

面白いって…。

事務所のクライアントの
危機なんですよ?

私のクライアントじゃない。

どう? 新しい職場 慣れた?

実は まだ
一度も 顔 出してなくて。

えっ?

大人の事情ってやつがありまして。

私 今 社内的には 病気療養中
ってことになってるんで。

病気…。

いいの? こんなとこいて。

甲斐さんの誘いを
断れっこないじゃないですか。

このデートのこと
絶対 秘密ですよ?

こう見えて
守秘義務には うるさいんだ。

ああ… 何だ? こんなときに。
(アナウンス)お待たせいたしました。

仕事のメールですか?
もう 始まっちゃいますよ。

外せない相手なんだ。

すぐ戻るから 楽しんでて。

急に出なきゃならなくなって。

(受付)お待ちください。

どうぞ。
ありがとう。

(ダイス)もういい。

甲斐先生が来ないなら
交渉は 俺がやる。

甲斐でなければ 無理です。

(ダイス)こう見えて
弁護士資格は持ってるし

関西弁護士会にも
まだ 所属してるんでね。

資格は お持ちでも 実務からは
遠ざかってらっしゃるのでは?

お宅との顧問契約は
今日で解消させてもらう。

≪(ノック)

木次谷先生が。

(ダイス)困るんですよ。

こんな 根も葉もないこと
書かれちゃ。

その社員には 納得して
退職してもらったんですから。

(木次谷)ですが 被害者は

あなたの叱責が怖くて 依願退職
受け入れざるを得なかったと。

(ダイス)バカ言わないでよ。
彼女とは

笑って 握手して別れたんだよ?
(木次谷)これは

精神科の診断書です。

診断書?
(木次谷)退職を迫られたのが

よほど
ショックだったんでしょうね。

PTSDになって
いまだに寝たきりの状態です。

幾ら欲しいの?

(木次谷)はい?

(ダイス)どうせ 金目的なんだろ?
(チカ)ダイスさん。

言い値でいいから払ってやるよ。

その代わり
その記事は止めてくれ。

(木次谷)あきれましたね。

金に ものをいわせて
口封じですか。

そうでもしなきゃ
そんな嘘 垂れ流されて…。

これ以上 ごねると

あなたが 金で 被害者を
買収しようとしたことも

報じられますよ。

(木次谷)異論があるなら
裁判で争いましょう。

まあ そうなれば

あなたの横暴は さらに
世間に伝わるでしょうがね。

フッ。 では。

(バイブレーターの音)
(チカ)少々

お待ちいただけますか?

(バイブレーターの音)

(木次谷)あっ…。

(バイブレーターの音)

(チカ)どこにいるのよ
大事な顧客 ほっぽって。

今回のことを収めたら
例の約束 果たしてもらえますか?

約束?
ええ。

シニアパートナーへの
昇進のこと?

あなた こんなときに よくも…。

こんなときでもないと

ま~た はぐらかされそうなんで。

これは 被害者とされる方が送った
メールの内容です。

(木次谷)どうして
こんなものを あんたが…。

そこには こちらにいるダイス氏の
ライバル会社 AIトラストと

交わしたものが ありました。

AIトラストと?

ダイス氏は 人工知能を使った
オンラインサービスを

アメリカで成功させ 来月には

日本の政府系ベンチャーキャピタルからの
大型融資が 内定してる。

AIトラストは

それを どうにかして
阻止したかったんでしょう。

そこで ダイス氏の会社に
スパイを送り込んで

スキャンダルを
でっち上げようとした。

この日本じゃ 企業を追い込むのに
刃物 いりませんからね。

週刊誌が騒いだだけで
一瞬で 社会的信用は吹っ飛ぶ。

(木次谷)フッ。 バカバカしい。

こんなメール 信用できるか。

あ~ そうそう。

そういえば その被害女性

今 AIトラストの関連会社に
再就職してますよ。

特に 精神的に

追い込まれてる感じじゃ
なかったけどな。

(ダイス)じゃあ
この診断書って…。

そもそも 木次谷先生は

AIトラストの顧問弁護士も
されてますよね?

弁護士が 企業と組んで
スパイ活動の手助けですか。

恥ずかしくないですか?

あら~ さっきまでの上から目線は
どこ行ったんでしょ。

甲斐。

記事 止めてもらえますよね?

チッ。 ハァ…。

♬~

♬~

(男性)ちょっと いいですか?

(大貴)えっ?
その眼鏡 外してもらえます?

≪(物音)
(実夕)痛~い!

(男性)大丈夫ですか?
(実夕)あっ すいません。

大丈夫です。
(男性)あっ…。

♬~

(真之介)クラゲ 好き?

いや 別に。

(真之介)終わった?

何とか。

(真之介)ごめん。
ちょっと待ってて。

知り合い?

(真之介)彼女。
試験場にいたよね?

(真之介)うん。
同じ ロー生なんで。

試験は?

合格ライン ぎりぎりで
通過できるはず。

論文は 自分で何とかして。

(真之介)待って。
ぎりぎりって?

満点に近い点数にする
約束だよね?

あ~ 心配すんなって
合格は間違いないから。

(真之介)だったら 金は払わない。

はっ?
(真之介)約束違反。

待てよ。 君の実力で
満点とか あり得ないだろ。

パパと約束したから。

パパ?
とにかく 約束違反。

ちょっ 待てよ。
お前 俺が どんだけ

リスク背負ってやったと
思ってんだよ。

おっ…。
(せき)

リスク背負ってんのは
こっちだって一緒だよ。

文句があるなら 警察に訴えれば?

まあ そうなったら
君も捕まるだろうけど。

あ~…。

ふざけんなよ。

(チカ)被害者のパソコン
勝手に盗み見るとか

あり得ない。

バレませんよ。
断言できる?

私は スパイでした。

そう公表したい人間は いません。

それに そもそも 俺は
パソコンの中身は見てません。

えっ?
パスワード。

粘ったんですけどね 開かなくて。

じゃあ

木次谷先生に見せたメールって…。

捏造したの?

結果的に 先方は
あのメールを見て 矛を収めた。

つまり 図星だってこと。

あの女は…。

失礼。

彼女は ダイスの会社を首になって
すぐ ライバル会社に移籍してる。

精神科の診断書も
捏造は明らかだ。

甲斐…。

(伽耶子)♬「ハッピー バースデイ
トゥ ユー」

♬「ハッピー バースデイ
トゥ ユー」

♬「ハッピー バースデイ
ディア チカ」

せっかくの誕生日だっていうのに
残業させちゃったんで。

こんな物で 目をつぶれと?

せっかく忘れてたのに。

(遊星)で 結局
一円も もらえなかったわけ?

お前の仕事 受けたのが
間違いだった。

ホント ヤバかったわ。

やっぱ ろくなことになんねえ。

(遊星)人のせいにすんなって。

ちゃんと 穴埋めしてやっから。
フッ。

実は 今 でっかいビジネス
始めようと思ってて

お前に手伝ってもらおうと
思ってんだ。

今度こそ 稼げっから。
合法か?

(遊星)それ 関係ある?
当たり前だ。

(遊星)なあ 大

見ろよ これ。
んだよ。

このスーツ 幾らすると思う?

知らねえよ。

お前の家賃の10倍だ。

俺が ちんたら
不動産業だけやってて

こんな服 着れると思うか?
知るかよ。

とにかく 俺は もう
違法行為は やんねえから。

ちっちぇえこと言ってんなって。

お前の頭と 俺の口が ありゃ
絶対 うまくいく。

時給1, 000円のバイトで
満足してんじゃねえよ。

1, 380円だ。

フフ… 変わんねえから。

≪(チャイム)

砂里。 これから 飯 行くんだ。

お前も行く?

おっ。
(砂里)大 来てたんだ。

今 帰るとこ。
ビジネスの件 マジで考えといて。

だから やんねえって。
(砂里)何 何?

兄貴の不動産屋 手伝うの?
(遊星)そういうこと。

(砂里)ふ~ん。
(遊星)なっ?

(アラーム)

(遊星)
「ビジネスの件 マジだからな」

「脱ボロアパート!」

うざっ。

あ~。

♬~

♬~

ヤバッ。

(男性)2627番
京橋スクエアガーデン

10階 ゼロイーツ 葉山さま
受け取り。

はい。 こちら 三ツ目小僧。
今から向かいます。

♬~

おはよう。
(伽耶子)おはようございます。

今日の俺 どこが違う?

(伽耶子)
いつもどおりの どや顔ですが。

それより 村島製鉄の社長から…。

すぐ そのファイルをしまえ。

オフィスを引っ越すぞ。

シニアに昇進?
うん…。

(男性)甲斐先生
代表が お呼びです。

ほら きた。

あのボールは
丁寧に扱うよう言ってくれ。

(蟹江)甲斐を
シニアパートナーに?

(チカ)ええ。

朝から 悪い冗談を。

正気ですか?

あんな不良弁護士
シニアにしたら

このファームは終わりです!

(ノック)

うちのクライアントの
口癖なんですがね

トップが決めた人事に
部下が 文句を言い始めたとき

その会社は
危機を迎えるんだそうですよ。

(蟹江)そのクライアントに
教えてやるといい。

「ケース・バイ・ケース」という
言葉を。

あっ カニ いたのか。
蟹江だ。

影が薄くて 気付かなかったよ。

(蟹江)これです。
仲間意識のかけらもない。

こんな人間が シニアになって
いいはずがありません。

仲間意識で満たされたいなら
猿山なんて どうだ?

自慢の裸を
思う存分 披露できるぞ。

で?
甲斐の昇進については

蟹江にも
ちゃんと納得してもらいたいの。

2人は うちの稼ぎ頭だし

これまでも ライバルとして
切磋琢磨してきたわけだし。

猿に 話が通じますかね?
甲斐。

失礼。 カニだった。
その呼び方を やめろ。

どうぞ。

(チカ)あなたは これまで
大口案件しか扱ってこなかったし

ファームの業務にも
一切 参加してこなかった。

シニアになりたいのなら

そういう なめた態度は
改めてほしい。

回りくどい言い方ですね。

ストレートに
話していただけませんか?

普通になって。

普通?
アソシエイトを付けて

ファームの望む仕事も
こなしてもらわないと。

フッ… アソシエイトなんて
必要ありませんよ。

仕事の責任は 自分一人で負う。
それが 私のやり方です。

話は それだけですか?

じゃ そういうことなんで。

だったら 昇進はない。

分かりました。
誰か見つけりゃいいんですね?

(蟹江)
うちの事務所で雇う以上は

少なくとも 日米 両国の

ロースクールを出た人間に
してもらいたいね。

私の後輩なら なお ベターだが。

そうやって 飲み屋で いつも
ハーバード卒を自慢してんのか?

いいなあ お前は
学歴だけで うまい酒が飲めて。

学歴は 嘘をつかない。
俺も そう思ってた。

お前に会うまでは。
やめなさい。

(男性)よろしく。

(バイブレーターの音)

あっ…。

だから

お前の仕事は もう やんねえって
言っただろ?

(遊星)病院から
電話 行ってない?

病院? 何の?

お前んちの ばあちゃん
家の階段から落ちたって。

えっ?

引っ越しは?

まだ 様子見。

さすがだ。

アソシエイトの面接を開く。
準備を頼む。

泣きたくなったんじゃないかと
思って。

君もだろ?

(医師)《骨折箇所は ともかく
他の骨も かなり弱ってましてね

今後
歩行が困難になる可能性が》

《ちなみに 他に ご家族は?》

(結衣)わざわざ
来ることなかったのに。

新幹線?

(結衣)あ~…。
(結衣・大貴)もったいない。

フッ… 言うと思ったよ。
(結衣)フッ。

ばあちゃんさ…。
(結衣)んっ?

東京 来るか?

(結衣)あんな
狭っ苦しい ぼろアパートに

住めるわけないだろ。
いや そうじゃねえよ。

ちゃんと
介護してくれる施設に入れば

楽だろうし。

(結衣)嫌だね 施設なんて。

大丈夫 金なら何とかするから。

(結衣)大貴

私のことは 私が 何とでもできる。

あんたは 自分の心配しな。

けど…。

あんたは 神様から

ものすっごい脳みそ
授かったんだ。

一度や二度 失敗したくらいで

無駄にしたら いかん。

てか 何で 俺が説教されてんの?

フッ…。
フフフフ。 ばあちゃんでしょ?

(結衣)あっ…。
あ~ 気を付けて。

♬~

(呼び出し音)

あっ もしもし? 遊星。

(遊星)おう。
ばあちゃん どうだった?

あっ 大丈夫。

それよりさ

この間 言ってた
ビジネスってやつ

やるよ。

ハーバードに イェールに
ケンブリッジ

フッ… どいつも こいつも

育ちだけは いいですって 顔だな。

(伽耶子)カワイイじゃないですか
トイプードルみたいで。

お座りぐらい
できりゃいいけどな。

(遊星)《仕事は簡単だ》

《このバッグを
ある人に渡してほしい》

《そこで 先方が持ってきたバッグと
交換して 持ち帰ってくる》

《それだけ?》
(遊星)《楽勝過ぎた?》

《あっ いや…
それだけで これ?》

《100万 払う》

《スーツ持ってるか?》
《あ~ 喪服なら》

《それでいい》

《ごめん》

《やっぱ 中身 教えて》

《どうしても?》

♬~

♬~

《いや… やっぱ やめとこう》

《その方が
お前も 気が楽だから》

《心配すんな》

《ヤバい物じゃないから》

そうだ。

合図くれない?
(伽耶子)合図?

うん。 玉井が見て
良さそうだと思ったら 丸

駄目そうと思ったら ばつ。

(伽耶子)面接する意味あります?
じゃあ

俺のスケジュールに 「オフ」って
書き込めるスペース あるか?

(伽耶子)
何系の人が好みなんです?

うん…。

俺系?

自信家で 皮肉屋で

相手の弱みを見つけたら
立ち直れなくなるまで

殴り続ける人。

そう。 勝てるやつ。

もしもし?
もうすぐ ホテルに着く。

(遊星)了解。
グラサン 意味あるか?

向こうの指示だ 仕方ないだろ。

(遊星)さっき
先方から連絡があった。

部屋番号 言うから 覚えろ。
721号室だ。

721な。
13時きっかりに そこに行け。

それより 遊星

やっぱ 念のため ケースの中身…。

だから 気にすんなって。

石ころ運んでるくらいに
思ってりゃいい。

楽に行け。

♬~

♬~

マジで ヤバい気がしてきた。

マジで?

(バイブレーターの音)
(男性)降りろ おら! 降りろ…。

(遊星)金は返します。
ホントです。

実は 今 新しいビジネス
始めようと思ってて

それが 軌道に乗れば 必ず 返…。

お前さあ ヤクの取引に
手 出そうとしてんだろ?

(男性)そんで
一発逆転 借金 完済ってか?

世の中 そんな甘くねえんだよ。

お前が 手 出したのはな

おとり捜査ってやつだ。

えっ?
(男性)くそっ…。

兄貴 金は ありません。

金は? ヤク 仕入れるために
借金しまくってただろ?

(男性)おい… 何やってんだよ!

(遊星)あっ!
(男性たち)おら!

(バイブレーターの音)

あ~ もう あいつ ふざけんなよ!

大丈夫。

石ころ 届けりゃいいんだ。

よし…。

(男性)失礼しま~す。

(伽耶子)緊張し過ぎじゃない?

(男性)え~ 国際的な事情…。
(伽耶子)聞いてる?

すいません。

暗記できてるかどうか
不安だったんで。

暗記?
(男性)はい。

自己紹介で とちらないように。

あっ ああ…。

どうぞ。
(男性)失礼します。

(伽耶子)さっきから
ずっと笑ってるけど どうして?

(男性)あっ 何か すいません。

あ~。

どうぞ。
(男性)失礼します。

(エレベーターの到着音)

♬~

♬~

すいません。
どうされました?

あっ… ジムは 何階でしたっけ?
(男性)3階です。

24時間 ご利用できますよ。

ありがとうございます。

♬~

(男性)おい 部屋 入んなかったぞ。

怪しいな。
今の男を追う。 非常階段だ。

了解。

あ~ きつい。

ヤッベ!

≪(ドアの開く音)

≪(足音)

(男性)ロビーの方は どうだ?

あっ。

苫篠君。

はい?
何回 名前 呼んだと思ってんの?

緊張して
おなか痛くなっちゃった?

あと そのサングラス

麻薬の売人にしか見えないから
外した方がいいと思う。

≪(足音)

あっ。

苫篠君?
シッ!

≪(足音)

あ~ よかった。

行ったみたいだ。

行った?

たぶん 麻薬取締官かと。

ああ…。

何してんだ?

What?

どうぞ 座って。

ようやく

秘書のお眼鏡にかなう人が 現れて
よかったよ。

名前 教えてくれるかな?

お座りも できないかな?

あっ。

♬~

♬~

(あくび)

ちょうど トイプードルの世話に
飽きてたとこだ。

事情を聞かせてもらっても?

(蟹江)代表

本気で あの男を
昇進させるつもりですか?

条件をクリアしたらって
言ったはずだけど。

条件が甘過ぎます。
勝つためなら 犯罪だろうが

お構いなしの人間ですよ?
(チカ)甲斐が 犯罪を犯した

っていう証拠でも?
(蟹江)あるじゃないですか。

この間だって
被害女性のパソコンを 勝手に…。

見ていない。
(蟹江)はっ?

甲斐は 見ていないの。

以上。 この話は終わり。

見て… ない?

つまり

ばあちゃんの施設の入居費用を
稼ぐために

何も知らされず
運び屋をやらされたが

それが 麻薬取引だったと?

取引の前に逃げたのに
なぜ 麻薬だと?

おとり捜査が許される事犯は
薬物捜査か 銃刀法違反では?

確かに。

金は 3, 000万。

大麻かな?

フフフ…。
いや

何か おかしいこと言いました?
いや~ ごめん ごめん。

君が あまりに まぬけなんで
つい。

いや~ 面白い話が聞けたよ。

で これから どうする?

俺が通報すれば
君は 7年以下の懲役だ。

それは 営利目的で 大麻
譲渡 所持があった場合です。

僕が所持していたのは
現金だけだし

その現金が
麻薬の売買に使用されることは

知らされてませんでした。
ほう。

なら 法廷で そう主張してみろよ。

悪友の共謀と見なされるのが
オチだ。

何なら 俺が弁護してやろうか?

結構です。
法律の知識は あるんで。

ていうか
もう 帰っていいですか?

法律の知識? ハハハ。
やっぱり 君 面白いわ。

笑ってもらって結構です。

別に あなたに
信じてもらわなくてもいいんで。

信じるって 何を?

あなたよりも 法律に詳しいこと。

はっ?

試してみます?

ますます 気に入ったよ。

Facebook
友達申請したいくらいだ。

あっ… これがいい。

大麻取締法 第6章 罰則。

第24条の4。

第24条 第1項 または 第2項の
罪を犯す目的で

その予備をした者は
3年以下の懲役に処する。

さすが 運び屋。

得意分野は 条文まで暗記したか?

じゃあ こっちは どうかな?

うん…。

あっ…。

特定商取引に関する法律

業務提供誘引販売取引について。

禁止行為は?

業務提供誘引販売業を行う者は

その業務提供誘引販売業に
関わる

業務提供誘引販売取引についての
契約

(その業務提供誘引販売業に
関して

提供され…)
分かった。

何回やっても無駄かと。

弁護士 目指してたときに
六法全書』は 2回も読んだんで。

2回も?

普通は 1回で十分ですけど
改訂版に合わせて。

なんで
句読点の位置まで覚えてます。

なぜ 運び屋なんかやってんだ?

あっ…
さっき 話しませんでした?

それだけの頭があって

何で たかが100万のために
運び屋なんかやったのかって

聞いてるんだ。

高2のときに
司法予備試験に合格しました。

でも その直後に…。
ちょっと待った。

高2で 予備試験に?

はい。
フッ。

大きく出たな。

確かに
そんなやつがいたなんてのは

どっかで 聞い…。

でも 本試験を受ける前に
ちょっと 悪さをして…。

まだ ぼかす必要があんのか?

替え玉受験です。

友達に頼まれて 先輩の代わりに
センター試験を受けたんです。

それが バレて…。
本試験の受験資格を 失った。

幾ら必要なんだ?

はい?

ばあちゃんの施設の

入居費用だよ。

えっ?

1週間 借りた。
自由に使っていい。

単調な作業だからな。

俺の下で働くための条件は
シンプルだ。

まず
悪友との関係は 全て清算しろ。

分かってます。

で 生まれ変わってもらう。

いや ちょっと 大げさじゃ…。

世の中には
奇特な人間がいてな

せっかく 苦労して

ハーバードのロースクールまで
出て 弁護士になったってのに

そのキャリアを捨てて

企業家に転身した物好きが
いるんだ。

「ダイス・スズキ」?

シンガポール在住で
ほとんど 日本には帰ってこない。

しかも まだ
関西弁護士会に所属したままだ。

本名 見てみろ。
「鈴木 大輔」

君の名前は?

鈴木 大貴。

一文字違いなんて
ドラマみたいだろ?

もしかして…。

今日から 鈴木 大輔になれ。

はい?

あっ… あの すいません。

改名の申請を。
(女性)改名?

よほどの理由がないと
難しいですよ。

実は 昔の恋人に

ストーキング被害を
受けてまして

引っ越しても 名前で
住所が特定されてしまって…。

《名前まで変える必要
あります?》

《大輔も 大貴も
そう変わんないだろ》

《「大ちゃ~ん」って呼ぼうか?》

《そういう問題じゃ…》
《また 運び屋に戻りたいか?》

《お好きに どうぞ》

《俺は 別に困らない》

《いや それは…》
《じゃあ 口答えは するな》

《ダイスの資料は
集められるだけ集めた》

《卒業文集に 夏休みの日記

担任や友人に出した手紙も ある》

《彼の家族や親族に関する 資料も
揃ってる》

♬~

♬~

う~。

《一度 読めば
何でも記憶できるんだろ?》

《だったら 知り得る情報は
全部 その頭に たたき込んで

完璧に 鈴木 大輔に なれ》

≪(蟹江の せきばらい)

蟹江先生 いらしたんですか。

2分前からね。

影が薄くて 気付かなかった?

どうされたんです?

いや~ アシスタント選びが
うまくいってるか気になってね。

ほら 甲斐は人望がないから。

蟹江先生の爪のあか 甲斐先生に
飲ませてやってください。

フフフフ…。

私に 爪のあかは ないがね。

で いい候補者は
見つかったのかな?

さあ。 私には人望がないんで
教えてもらえなくて。

見つかったんだな?

(遊星)おい 大! 開けろよ 俺だ!

大 開けろよ!

(バイブレーターの音)

はい。
引っ越しは?

さっき 終わりました。

今 チケットをメールした。

ダイスの母校を見学してこい。
母校なら もう 行きましたけど。

違う。 ボストンだ。

えっ?

「BOSTON」?

言ったろ?

ダイスのロースクール
ハーバードだって。

ハーバード…。

≪(蟹江)梅宮さん。

(蟹江)じゃあ パソコンの中身を
誰かに見られた可能性は?

あり得ません。

かなり複雑なパスワードに
してるので。

なるほど。

やつは
メールを見ていないということか。

ええ。
じゃあ その件に関しましては

来週の取締役会で。

あっ… はい。 失礼いたします。

(バイブレーターの音)

「ハーバード マジ最高ッス!
明日 帰国します!」

フッ。

へ~ 鈴木先生
兵庫の宝塚学園高校の出身ですか。

ええ。 36期生です。
うん…。

そこから
東大 ハーバードですもんね。

さぞ 勉強されたんでしょうね。

親には 苦労 掛けました。

家庭教師まで付けてくれて。

あっ そういえば
どうしてるかな? 清水先生。

京大の物理の生徒さんだったな。

ちょっと待った。

ダイスは 法学部だろ?

あっ… でも 日記には
家庭教師は 理系の生徒だったと。

結局 IT系の道に進んでますし
辻褄は合ってるかと。

なるほど。

♬~

合格だ。

あしたから 8時半には出勤しろ。

あっ それから

これまでの君の犯罪歴が
知りたい。

犯罪歴?

弱点を把握してなきゃ
いざってとき 対処できないだろ?

全て 詳しく まとめといてほしい。

万引をしたんだったら
その店の 名前 住所 日時

オレオレ詐欺
したっていうんだったら

相手の…。
してません。

意外だな。
どんだけ極悪人なんですか。

おめでとう。

鈴木 大輔。

(大輔)大輔…。

ううん。

ばあちゃん 俺
フリーターやめて働くことにした。

(結衣)おっ 困ったね。
地震でも来るんじゃないの?

弁護士になったんだ。

(結衣)えっ?

でも あんた…。
黙ってたけど

実は
去年 司法試験 受け直してさ。

ばあちゃん?

じゃあ ばあちゃんも
もっと長生きしなきゃね。

あんたのスーツ姿が
見られるんだから。

うん。 長生きして。

うん…。

あっ もう 切るね。
電話代 もったいないだろ?

うん。 じゃ。

柳さん。

(柳)誰かと約束が?

いえ。

(柳)何だい。

まるで
死に神にでも会ったような顔だな。

読心術でも始めたんですか?

プッ… 相変わらずだな。

同じ物を。
(男性)はい。

僕は これで。

(柳)どうした? つれないな。

最高検次長検事
仲良く乾杯しろと?

いつ 法廷で相まみえるか
分からないんですよ?

君の元上司としてなら どうだ?

だったら もう 過去の話ですよ。

失礼します。

♬~

♬~

≪(真琴)鈴木先生ですか?

あっ はい。

(真琴)案内するように
言われてるんで。

助かります。 どこに行けば
いいのか 分からなくて。

こっちです。

カワイイ。

ハァ… 引っ越しは?

(伽耶子)言いませんでしたっけ?
様子見だって。

アソシエイトなら もう 決めた。

先に渡しておきます。

名前 聞いてもいいかな?
(真琴)聖澤です。

ちなみに
聖澤先生は どの分野を?

パラリーガルです。

バッジないのに
気付きませんでした?

どの分野でも
先生のお役に立てるよう

頑張るつもりです。

あっ… 怒ってる?

まさか。

いや 何か
すごく とげがある気が。

(真琴)とげの一本や二本なきゃ
スーパーエリートの先生方と

付き合っていけませんから。
別に 俺は エリートじゃ…。

ハーバード出身の方に
謙遜されても

逆に 見下されてる気にしか
なりませんよ。

この話 終わりにしません?

昇進を見送る?
(チカ)ええ。

というより
単なる降格で済ませるか

いっそのこと首にするか

その2択で 今 悩んでる。
なぜ 急に?

メールの捏造に
木次谷先生が気付いたようなの。

(チカ)もし
捏造が 公になってしまったら

甲斐

あなた
この世界に いられなくなるわよ。

カニか。

(チカ)そんな
詮索をしてる暇があったら

木次谷先生を説得する
殺し文句の一つも 考えなさい。

(チカ)仕事の責任は
自分一人で負う。

それが
あなたのやり方なんでしょ?

私は あなたと心中するつもりは
ないから。

甲斐だ。
(井能)どうも。

(井能)ダイスさんの調査
どうでした?

別の人物のことを
大至急 調べてほしい。

調査対象は?
弁護士だ。

(井能)弁護士?

(男性)お願いします。
(伽耶子)ありがとう。

(真琴)ここが
アソシエイト弁護士のオフィスです。

鈴木先生のデスクは こちら。

ちなみに 甲斐先生の部屋は?

(真琴)私が頼まれたのは
ここまでなので。

あっ 君みたいな奇麗な人と働けて
うれしいよ。

はっ?
あっ…。

やっぱ 大事だよね 外見って。

目の保養にもなるし。

失礼な。
人を 見掛けだけで判断しないで。

じゃあ 経歴だけで
人を判断するのも やめてくれよ。

人間なんて 見掛けや経歴じゃ
何も分からない。

だろ?

私は そんなことしたつもりは
ありません。

分かった。

じゃあ これから お互い
もっと 分かり合えるように

よろしく。

お~ びっ… びっくりした。

苫篠君… じゃなくて 鈴木君。

はい?

短い付き合いだったけど
あなたのジョーク つぼだった。

はい?

解雇?
悪かったな。

色々やってもらったのに。

いや 待ってください。

急に そんなこと…。
安心しろ。

君の優秀な頭脳があれば
必ず成功する。

俺が何したっていうんですか?

君は 何もしてない。
当然だろ? 今 出社したんだ。

だったら 何で…。
全て こっちの問題だ。

回りくどいのは嫌いだから
ストレートに言う。

これ以上 違法行為を
抱えるわけには いかなくなった。

そんな…。

不当解雇だ。

そもそも
君を雇うことが不当なの。

訴えてやる。
今 笑うところか?

あんたがしたことを
全部 法廷で明らかにしてやる。

そうすれば
あんたは 弁護士資格 剥奪だ!

その代わり

君がやってきた
替え玉 それから 麻薬の密売

全て バレるけどな。

引っ越し費用と おばあちゃんの
施設の入居費用は

全額 約束どおり 支払う。

返さなくていい。

せっかく 資料も作ったのに。

資料?
犯罪歴 まとめとけって

言ったの あんただろ!

あ~ ごめん。 ちょっと待って。

バッジ。

(ドアの開閉音)

♬~

ふざけんなよ。

ふざけんじゃねえぞ 甲斐。

人の人生 何だと思ってんだよ!

おい!

うっ…。

ふざけんなよ! くそ!

何でだよ!

うわ…。

やっと見つけたぞ。

大 金は?
遊星…。

なあ あの金 どこやったんだよ!

知るかよ そんな物!

痛っ…。

うわ…。

お前 俺が どんな目に遭ったか
分かってんのかよ!

こっちだって
どうしようもなかったんだよ!

なあ 大
ちゃんと見返りはすっから

だから あの金だけは返してくれ!
頼むよ!

捨てた。
えっ?

だから もう 捨てたんだよ
逃げる途中で!

もう
俺のこと ほっといてくれよ!

あっ…。

んなこと言うなよ。

がきのころから ずっと
2人で やってきたじゃねえか。

それが 間違いだったんだよ。

お前に頼まれて 替え玉やって

高校 中退になって…。

俺 あのときから ずっと
止まったまんまなんだよ。

あれで 弁護士の道 断たれて

それから いくら探したって
目標なんて見つかんねえ。

将来とか 人生とか

そんなもん
考える気にもなんねえ。

フリーターで
満足してるわけねえだろ!

俺 あのときから
一ミリも進めてねえんだよ。

頼む 遊星。

もう
マジで ほっといてくれ 俺のこと。

(井能)いや
ホントなんですよ。

あの 木次谷って弁護士
マジで 何も出てきません。

そんなはずないだろ。

人生 50年 生きてりゃ
一度や二度 失敗はする。

とにかく 弱み 探し出してくれ。

(ダイス)甲斐先生。
あっ ハハ… ダイス。 どうぞ。

(ダイス)どういうことなんです?
んっ?

(ダイス)俺の記事は
やっぱ 出るらしいって。

あ~ 大丈夫 何とかするんで。
(ダイス)どうやって?

うん。 今 色々 仕込んでる。

大丈夫 信用してくれ。

(ダイス)信用してましたよ。

でも あんなふうに挑発したから

向こうも 引くに
引けなくなったんじゃないの?

ハハ… そんなことないって。

(ダイス)こっちは
笑い事じゃないんだよ。

落ち着いて。
うちの会社の

未来が 懸かってんだよ。

80億だよ 80億!

もし スキャンダルで 融資が
飛ぶようなことがあったら

あんた 責任 取れんのか?

(バイブレーターの音)

見つかったか?
(井能)いえ。 残念ながら。

そんな報告だったら聞きたくない。

ちょっと待ってください。

(井能)木次谷 本人の ネタは
なかったんですが

家族のことなら。

家族?

フッ…。

ハハハ。

♬~

(結衣)《じゃあ ばあちゃんも
もうちょっと長生きしなきゃね》

《あんたのスーツ姿が
見られるんだから》

あっ!

≪(チャイム)

話がある。
帰れって。

開けろって。
帰れっつってんだよ。

≪弁護士になりたくないのか?

どういう意味です?

どうもこうも ない。

覚悟を聞いてる。

本気で弁護士になりたいか?

当たり前でしょ。

だから あんたに言われたとおり
名前まで変えて…。

じゃあ さっさと
着替えて 出掛ける準備をしろ。

はっ?

早く。

靴べらぐらい買え。

ここで 何を…。

(チャイム)

甲斐先生…。

いったい
何時だと思ってるんですか?

あなたには 常識ってものが

ないんですか?
お話が。

甲斐先生…。

お話が。
話すことは ありません。

汚い手を使う人だとは
聞いてたが

まさか
証拠の捏造までするとはね。

法律家として むしずが走る。

勘違いされてませんか?

勘違い?

私が話したいのは 先生じゃなく
息子さんの方なんですが。

息子?
ええ。

実は 彼が 息子さんの
お知り合いらしいんですが

ちょっと 問題があるらしく。

(木次谷)問題? 何のことだね?

あっ。
あっ。

真之介 この人と知り合いか?

おい 真之介! 真之介!

え~っと… 確か

君が 真之介君から
仕事の依頼を受けたのは

先月だったかな?

ああ…。

はい。

先生に 説明して差し上げて。

あっ… その節は失礼しました。

満点を取ろうと思えば
取れたんですけど

何か 替え玉がバレると
まずいかなって

勝手に忖度しちゃって

手を抜いちゃいました。

先生

お邪魔させてもらっても?

いえ…。

どうぞ。

♬~

(蟹江)代表
村島製鉄の買収案件ですが

私に任せてもらえませんか?

あれは 甲斐の案件でしょ?

フフフフ… さすがの甲斐も

今回ばかりは厳しいんじゃ…。
(チカ)知らなかった?

木次谷先生は
被害主張を撤回したの。

(蟹江)はい?
(チカ)蟹江

そうやって 他人の
あら探しばっかりしてたら

どんどん 甲斐に先を越されるよ。

(ダイス)さすがは
絶対に負けない男。

(ダイス)これで 何の後腐れもなく
シンガポールに戻れますよ。

大事な顧客を
失うわけには いかないんでね。

当分 海外ですか?

(ダイス)向こうで
永住権を取るつもりです。

ほう。

スキャンダル一つで 全人格
否定されるような 風潮には

正直 うんざりなんで。
全くです。

そっか。 なら ちょうど よかった。

えっ?
いえ。

せっかくの弁護士資格を
ただ 遊ばせとくっていうのは

もったいないなと思いましてね。

ちょっと ご相談があるんですが。

あっ 手伝うよ。

(真琴)大丈夫です。

いいって。

よいしょ。

解雇されたんじゃ
なかったんですね。

残念そうに言うな。

別に 何とも思ってませんから。

その左側に 私の部屋が。
えっ 自分の部屋 持ってるの?

(真琴)一応 チーフなんで。

うわ… 優秀なんだ。

ハーバード出のエリート先生には
かないませんよ。

あっ。

フフ…。

これから よろしく。

♬~

興味あるな~。

どうやって
木次谷先生を黙らせたの?

聞かないでやってください。

彼の名誉のために。

フッ。

鈴木先生の件は 了解した。

関西から引っ張ってきたの?

ええ。 今週中には
関東弁護士会に移籍させます。

あなたが認めた人なら
期待できそうね。

てことは いよいよ?

何のこと?
とぼけないでくださいよ。

もう 引っ越し業者は じれてます。

だったら じらしといて。

まずは この鈴木先生と一緒に

結果を出してもらわないと。

何の冗談です?
これまで

一度も ファームのプロボノ
参加したことがないでしょ?

ボランティアは やりません。

プロボノ実績を積むことは
このファームにも

あなたの将来にも
意味のあることよ。

お断りします。

だったら 昇進はない。

おはようございます。
仕事だ。

えっ?
君に任せる。

いや そんな 急に言われても。

分からないことがあれば
誰かに聞く。

子供じゃないんだ。

返事。

はい。

あっ それと

その喪服だけど

二度と そんな安物は着てくるな。

もし 着てきたら
今度こそ首にする。

いや 首って…。

返事。

はい。

このスーツ そんなに変ですか?

すごく似合ってる。

(ため息)

(チカ)ちょっといい?

まだ 何か?
(チカ)最高検

次長検事のことだけど

司法記者が
彼の汚職を追ってるって 噂が。

(チカ)あなたが
彼の下にいたのは

もう 20年も前のことだし

問題ないとは思うけど

もし 柳さんが
接触してくるようなことが

あったら 警戒した方がいい。

大丈夫ですよ。

もう 過去の話です。

そう。

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