ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ダイアリー 第3話 蓮佛美沙子、菊池桃子、中村蒼、大塚寧々、濱田マリ… ドラマの原作・キャストなど…

『プレミアムドラマ ダイアリー(3)』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 彩加
  2. 春海
  3. 千夏
  4. 芙由子
  5. 着物
  6. 一緒
  7. 今日
  8. 日記
  9. 悠一
  10. 加賀友禅


f:id:dramalog:20180924051205p:plain

『プレミアムドラマ ダイアリー(3)』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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dramalog.hatenablog.com 

 

 

プレミアムドラマ ダイアリー(3)[字]

植物状態の母・春海(菊池桃子)の命を託された彩加(蓮佛美沙子)は、母の故郷・加賀を訪ね高校時代の交換日記相手たちに会うが、父親はわからずじまい。だが、大転機が!

詳細情報
番組内容
母の故郷・石川県を訪れている宮田彩加(蓮佛美沙子)は、植物状態の母(菊池桃子)の交換日記相手である谷村芙由子(西田尚美)に突然謝られる。昔、つきあっていた彼氏を助けるために春海からお金を借りたが、未だ返していないと言う。彩加は、春海が昼だけでなく夜も働きだして寂しかった頃を思い出す。翌日、芙由子と一緒に高野千夏(大塚寧々)の加賀友禅の工房へ日記を届けに行く彩加。するとそこでボヤ騒ぎが発生し…。
出演者
【出演】蓮佛美沙子菊池桃子中村蒼,大塚寧々,濱田マリ西田尚美山本陽子緒形直人山村紅葉入山法子神保悟志
原作・脚本
【作】嶋田うれ葉

 


悠一 気に入った。

彩加との結婚を許します。

(悠一)ありがとうございます。
日曜 試着行くんです。

私が選んであげる!

(彩加)何で こんな…。
お母さん! お母さん!

(井村)お母様のお荷物の中に
リビングウィルカードが

あったかと思いますが。
(高井)尊厳死を望む人が

所持しているものです。
(松島)センターでは

甲 乙の2通 お渡ししています。

もう一人の方に
相談してみてはいかがですか?

会ってたんだ…。

何で何も言ってくれなかったの?
あのとおりにしたら

お母さんの第二の人生
なくなるんだよ!

捜そうと思う。 もう一通の
リビングウィルを渡した人を。

まさか あなた 彩加ちゃん!?

おなかの子の父親は
みんなの知らない人だって。

宮田のおばちゃんも 彩加ちゃんに
会えて 喜んどったやろ。

母も リビングウィル
書いているんです。

何で? 何でやろ…。

あなた… 誰?

あの 石田先生のところに
連れてってもらえませんか?

何か 期待させて悪かったね。
ああ いえ…。

当時の事が少し分かっただけでも
来てよかったです。

母とは
いつも 距離を感じてました。

…春海は
そんな事 思っとらんやろ。

まあ 確かに そんな事考える
余裕もなかったかもしれません。

どんなに働いても
お金はたまらないし

自由な時間もないし…。

やっぱり 春海…

そんなに苦労しとったんや…。

彩加ちゃん ごめん!

ホントは
春海に謝るべきなんやけど…

いつの間にか
こんなに時間がたってしもて…。

どういう事ですか?

全部 うちのせいや

ごめん…。

え… ちょっ…。

どういう事か説明して下さい。

あの…。

話せば長くなるっていうか…。
あの… 彩加ちゃん

今日 東京帰らんとダメなん?

いえ… 別に
そういう訳じゃないですけど…。

じゃあ… 今夜は うちに泊まって。

え?
ね!

話もしたいし… ね!
お願い! ね!

♬~

♬~

♬~

(テレビ)

(小百合)
出来たわよ~ 召し上がれ~!

(昇)うわっ うまそう! うお~!
(昇と百合子の笑い声)

(京子)ママ~ おいしそう!

(百合子)シャンピニオンソースの
ハンバーグよ。

悠一が キノコ大好きだから。
いやいやいや… 俺 俺…。

あっ もちろんパパもね~。
フフフフフフ。

ん~!
うん! うまい!

ママのハンバーグ食べたら
よそでハンバーグ食べられないよ。

もう パパったら!
(笑い声)

そういえば 悠一
今日 帰ってこないよ。

えっ!? ママ聞いてないわよ!

有給取って どっか行ったみたい。
結局 あのお金…。

えっ? 何?
…ううん 別に。

もう 悠一 どこ行ったのよ!

もしもし。
(百合子)あっ 悠一!

あんた 今どこにいるの?
金沢だけど。

金沢!? まさか 彩加さんと
一緒じゃないでしょうね。

関係ないだろ。
今 すし食ってるから。 じゃあね。

ちょっと…。

うん うめえ!

悠一 どこだって?
金沢。 おすし食べてるって。

おすし!? いいな~。

「いいな」じゃないでしょ!
何で止めないの!

(京子)何で止めるの?
ただの旅行でしょ?

彩加と一緒だったら
どうすんのよ!? いいじゃん別に。

悠一は ヨリを戻したいんでしょ?

京子はね
そうやって他人に無関心だから

旦那に捨てられるの!
はあ!? 自分だって

息子離れしないと
いい加減 嫌われるよ!

やめなさい もう!
ごはんが まずくなるでしょ!

食べたくなかったら
食べなくて結構よ! そのかわり

後片づけ お願い!
いやいや… ママ 待ってよ ねえ!

ねえねえねえ 一緒に食べようよ!
ねえ ママ!

ごめんね こんなものしかなくて。
あっ いえ おいしいです。

彩加ちゃん お酒飲める人?

少しなら…。

頂き物なんやけど
ちょうどよかった。

はい どうぞ。
ありがとうございます。

じゃあ… 乾杯。

乾杯。

あの…
それで お話っていうのは…。

そや! チーズもあったわ!

あった あった。

どうぞ。
ありがとうございます。

(ドアが開く音)

よかった。 サイズぴったり。

すみません 何から何まで。
いいんやって。

私が 無理やり「泊まって」って
お願いしたんやから。

彩加ちゃん そこ座って。
…はい。

はい。
あ… すみません。

ありがとうございます。

はい どうぞ。

いつか 春海に返さんなんと
思っとったんに…

あれから 15年も たってしもた。

15年?

母に 借りたって事ですか?

恥ずかしい事したと思っとる。

…本当に ごめんなさい!

芙由子さん 頭 上げて下さい。

でも… どうして こんなお金…。

どうぞ。 こんなものしかなくて
ごめんね。

こっちこそ
急に来たりして ごめんね。

仕事 大丈夫?
うん。

今日は まだ
昼休み取ってなかったから

社長が
「ゆっくり戻っておいで」って。

ねえ 連絡くれて ありがとう。
めっちゃ うれしかった!

みんな元気にしてる?

…うん。 私も そんなに
会っとる訳じゃないんやけど。

芙由子 一人で来たの?

…まあね。

何だ。
てっきり 彼と一緒かと思った。

彼って
レストランやってるんでしょ?

忙しいの?

そう。 金沢のお豆腐使った
懐石料理屋やっとるんやけど

ここのところ 不況やろ?
いろいろと大変なんや。

かっこいいなぁ。 そんな人と
出会えた芙由子が羨ましい。

あっ そうだ。
晩ごはんは もやしにしよう!

ええっ!?
彼のお店 そんなに大変なの?

今月中に取引先に支払いしないと
お店 畳む事になりそうで…。

私の貯金だけじゃ全然足りなくて
実家や親戚にも

頭下げて回ったんやけど…
焼け石に水で。

そっか…。

今 これ乗り切れば
必ず お店は立て直せるんや。

そしたら 富山や福井にも
支店を出そうって。

すごいね。
やろ!?

マー君の事は
運命やと思っとる。

お店の経営が落ち着いたら
教師 辞めて 彼を支えるつもり。

本気なの?
本気や。

でね ちょっと相談なんやけど…。


あっ ごめん ちょっと待ってて。

はい 宮田です。
あっ はい それは山田さんに…。

あっ はい…。
夕方までには戻ります。

3つだけ残してます。

はい。 いつもの棚見れば
分かると思います。

じゃ 夕方に。 はい。
(受話器を置く音)

ごめん ごめん。
私 そろそろ行くわ。

えっ もう!?
もうすぐ彩加も帰ってくるし

よかったら会ってやって。

びっくりするよ。
もう11歳なんだよ。

そんなになるの…。
でも やっぱり もう行かんなん。

彩加ちゃんによろしくね。

じゃあね。
芙由子…。

芙由子! 待って!

春海!

よかった 間に合った!

これ…。

え… あっ 焼き芋! おいしそう。

列車の中で食べて。
ありがとう。

こっちは?

いいから 早くしまって。

ダメや!
こんな大金 受け取れんよ!

春海だって大変なのに。
18から働いてるんだよ。

それくらいの蓄え あるって。

でも…。

誰かのために生きたいって気持ち
よく分かるから。

春海…。

ごめん 春海… ごめん…。

謝らないの! わざわざ 東京まで
来てくれて ありがとうね!

体に気を付けてね。

うん…。

結局 彼とは すぐに別れたんや。

でも 後悔はしてない。
むしろ 春海に感謝しとる。

春海が
お金 貸してくれたおかげで

私は目を覚ます事ができた。
親族への借金 返して

教師 続けられたのは
春海のおかげよ。

バカみたい…。

え?
友達の前で 見え張って…。

私が11歳の時

母が 夜も
小料理屋で働きだしたんです。

ちょうど15年前。

土日も お店に出て…

いつも一人で留守番してました。

お母さんは
私と一緒にいたくないんだ

だから 家にいないんだって…。

あのころが一番さみしかった…。

(せきこみ)

♬~

≪グイグイいっちゃうよ。
≪ありがとうございます。

彩加ちゃん 来てるわよ。

何しに来たの!
こんな忙しい時に。

風邪ひいたみたい…。
え?

熱は そんなに高くなさそうね。
ほら いつもの引き出しの中に

薬が入ってるから
それ のんで 早く寝なさい。

お母さん 一緒に帰ろう。

何言ってるの!
お母さんは仕事中なんだから。

まあまあ 春海ちゃん。

ブリ大根。 お母さんが
作るの手伝ってくれたんだ。

おいしいよ。
すみません 店長。

いえいえ。
彩加 お礼は?

ありがとうございます。
いや いいよ。

いい?
ここには もう来ちゃダメよ。

♬~

子どもの目から見ても
ギリギリの生活だったんです。

本当に 何て言ったらいいか…。

全部 私のせいや
春海に 余計な苦労させてしもた。

でも… このお金は お返しします。
私は受け取れません。

…でも このために
こっちに来たんじゃ…。

いや 違います。 それは誤解です。

じゃ… これは
直接 私が 春海に返しに行く。

ちゃんと謝ってくる。

(誠)何があるんや?

金沢中央テレビさんの取材。

は? 聞いとらんぞ。

言いました 何回も。

くだらん。

♬~

彩加ちゃん 明日帰るん?
あ… はい。

その前に 千夏さんに
日記を届けに行こうかなと思って。

だったら
高野染画工芸まで送るわ。

写真見てたら
久しぶりに会いたくなっちゃった。

じゃあ お言葉に甘えちゃいます。

高校時代の千夏さんですか?

そう。 で 一緒に写ってるのが誠。

あっ 2人は 高校の時から
つきあってたんですか?

ううん。 完全に千夏の片思い。

昔っから 千夏
誠の追っかけやったんや。

今で言うストーカー。
へえ~。

千夏のお父さんが 資金繰りに
困っていた高野染画工芸に

資金援助する事になって…
ついに2人が結婚した時には

「これが運命の赤い糸や」って。
フフフ。

誠も今じゃ 金沢を代表する
加賀友禅の絵付け作家やもんね。

絵に描いたようなカップルやわ。

でも 旦那さん…。

うん?
あ… いえ あの…。

ちょっと
体が不自由そうだったので…。

彩加ちゃん 日記…。
あっ はい。

(千夏)
「夫が事故で腕を怪我したときは

どうなるかと思ったけど

今はリハビリの甲斐あって
完全復活!!」。

ホントは 治っとらんかったんや。

あ… でもあの… たまたま 調子が
悪かっただけかもしれませんし。

そうかなぁ…。

あっ これ お母さんですよね?
そう。 春海の隠れファン

結構おったんやから。

あっ もしかして
こん中におるかも。
え?

彩加ちゃんのお父さん!

(トシ)芙由子~ ただいま。

トシ君 どうしたん。
今日 来れんて言うとったんに。

お客さん?
どうも…。 こんばんは。 トシです。

ちょっともう ごめんやけど
今日 帰って。

え? いや いいけど…。

仕入れ先に
今日中に支払いせんなん。

(芙由子)え~? もう…。

いくら?
3万。 ある?

あるじゃん。
はい。

いつも悪いな。

ごゆっくり。
すみません。

じゃあね。
じゃあね。

もう~ 変な時に来るんやから。

すみません 私 お邪魔でしたよね。
ああ 気にせんといて。

トシ君は 片町で
お店やっとるんやけど

ああ見えて しっかりしとれん。
そうなんですか…。

彩加ちゃんの彼氏は?
どんな人?

あ… 同じ会社の先輩です。
へえ~。 かっこいい?

あ…
まあ かっこいい… ですかね。

あ~ 気持ちいい!

♬~

すみません。 桧山ですけど
お会計 お願いします。

(絋一)かしこまりました。

あの~ おととい こちらに
宮田彩加さんって来ましたよね?

え?
春海さんの娘さんの。

お客様は どういったご関係で…?

彩加の婚約者の 桧山悠一です。

…少々 お待ち下さいませ。

女将… 女将!

(直海)女将の宮田直海です。

もしかして 春海さんのお姉さん!?

妹です。

…すみません。

彩加のおばさんですよね。

で こちらは…
春海さんのお母さん…?

つまり 彩加のおばあちゃん。
(牧子)あの どうして ここへ?

彩加に会いに来たんです。
サプライズで驚かせようと思って。

どこに行ったか
聞いてませんかね?

知りません。
そうですか…。

あなた… 本当に婚約者なの?

え?

俺 ふられたように見えます?
何か出ちゃってますかね?

いや そうやなくて…。
春海に頼まれて来たんと違うの?

うちの事 調べに。

何言ってんですか。
違いますよ! こんな大変な時に。

(牧子)失礼しました。
彩加ちゃんと連絡が取れたら

「何にもお構いできず
申し訳なかった」と伝えて下さい。

分かりました。

では お会計
2万6, 308円になります。

じゃ 3万円からで。
かしこまりました。

は~。 何や あれ!
煩わしいわ~。

「大変」って
春海に何かあったんやろか。

知らんわ。 どうせ お金の事やろ!

♬~

よっちゃん おはよう。
ごはん食べる?

今日 ママ 非番やから

一緒に どこかドライブでも行く?
(義一)いい。

いい天気やし
いい気分転換になるよ。
寝る。

たまには 太陽の光 浴びんと。
ねっ!

あんな暗い部屋におったら
ダメやって!

(ドアが閉まる音)

(貴司)急に誘ったって
行く訳ないやろ。

じゃあ どうすればいいん?
分からん。 ほな 行ってくる。

行ってらっしゃい。

♬~

フフフ 食べられないよ…。

(芙由子)「打ち込める仕事がある
って幸せやなぁ」。

「仕事一筋の芙由子 かっこいい!
頑張れ~! 応援してるよ!」。

あ~っ! は~。
…おはよ。 もう起きとったん?

おはようございます。
ちょっと お茶いれるわ。

一息ついたら 出よか。
…すみません。

皆さん 今日は
テレビの取材が入ります。

作業の邪魔に
ならんようしますので

いつもどおり お願い致します。
(一同)はい。

5秒前… 4 3…。

これが地染めの工程になります。

(アナウンサー)きれいな色ですね。
これ全部 着物の生地ですか?

はい。 加賀絹といって
江戸時代初期から

受け継がれている製法で作られた
生地でございます。

こちらが 糊伏の工程になります。

(アナウンサー)細かい作業ですね。
私には絶対無理です。

加賀友禅には どのような工程が
あるんでしょうか?

(千夏)図案作成から 完成するまで
約15もの工程があります。

(アナウンサー)そんなに!?

はい オッケーで~す!
ありがとうございました。

では 次は2階になります。
お願いします。 こちらになります。

♬~

(アナウンサー)失礼します。
うわ~ きれいや…。

これらの友禅は全て

4代目である高野 誠が
手がけたものでございます。

うわ~っ この柄 すてきですね~。

こちらは本邦初公開!

4代目が
昔ながらの製法にこだわり

時間と労力を
惜しみなく費やした一枚です。

誰が出していいと言った!
今すぐ しまえ!

お待たせしました! こちらが
4代目 高野 誠でございます。

何映しとらんや! ちょっと!
うるさい!

ねえ ねえ! これ 初めて
あなたが絵付けした友禅やない!

そうや! どけま!
キャ~ッ!

(テレビ)「会場に訪れた人々は 1時間
光の芸術を楽しみました。

それでは
続いてのニュースです。

金沢市京町坂で
120年続く加賀友禅の工房

高野染画工芸から出火し

現場は 一時
騒然となっているもようです。

火災発生時 高野染画工芸内では

金沢中央テレビの取材が
行われていたようです。

既に火は消し止められており
隣接する建物には

燃え移っていませんが
けが人の有無は…」。
嘘やろ…。

♬~

下がって下さい。
知り合いのおうちなんです!

知り合いがいるんです。
中に確認しますので待って下さい。

(芙由子)千夏!
何で こんな事になったん!

実は 昨日 うちに泊まってん。
こんにちは。

高野… 高野千夏 どこにおるん!?
高校時代の友人なんですが…。

ちなっちゃんちなっちゃん
ちなっちゃん

明恵! あっ 芙由ちゃん!
おっ 彩加ちゃんも!

こんにちは。

ニュースで見て
慌てて来たんやけど…

ちなっちゃん 無事でよかった!

中も大して燃えてないみたいやね。

全然! もう ニュースやなんて
大げさねんて。

うち 片づけ手伝うよ。
ね! みんなでやれば早いやろ!

そんなん いいって。
せっかく来てくれたんやから

みんな お茶でも飲んでって。

 

もしもし 桧山ですけど。

あっ 私 みや田の大女将の
宮田牧子です。

彩加のおばあちゃん!?
今朝方は 大変失礼致しました。

いえ…。
何か 僕 忘れ物でもしました?

いえ…。 一つ 教えて頂きたくて。

春海が大変だって
おっしゃってたでしょ?

何があったんですか?

え? 彩加から
何も聞いてないんですか?

ゆっくり
お話しする時間がなくて…。

悪い事したと思うてます。

そうですか…。
でも 僕の口からは何とも…。

お願いします。 ほかの誰にも
聞きようがないんです。

実は…。

え~っ!?

(結衣)ただいま~!

ばあば!?
ばあば 大丈夫!? ばあば!

(千夏)まさか
こんなふうに集まるなんてね。

(明恵)
これで春ちゃんがおったらなぁ。

ニュース見とったら きっと
バケツ持って飛んでくるはずやわ。

(芙由子)フフフ ありえる。

そういえば まこっちゃんは?

事情を説明しに行っとる。

何があったんや。

テレビの取材が
入っとったんやけど

誠が「出ない」って
暴れだしちゃって…。

ちょっと
ろうそくが倒れただけなのに

みんな大げさねんて。
そりゃ 出たくないやろ。

誠 事故の後遺症
ホントは よくなっとらんのやろ?

え…?
ご… ごめんなさい。

私が話したんです。
こちらで お目にかかった時

旦那さん
お体が大変そうだったって…。

そうなん?
日記には 完全復活したって…。

…しばらくは 本当に
リハビリにも通っとったんや。

けど
そんな簡単なものじゃないやろ?

(明恵)まあ そやけど… でも…。
あれ?

あの着物 私 知ってます。

♬~

間違いないです。
6年前 成人式で着たんです!

ホントに!?
はい。

母は 私が予約した振り袖を
勝手にキャンセルして

この着物を着せようとしたんです。

勝手な事しないでよ!
友達と おそろいにしようって

約束してたのに!
とにかく 当日は これを着なさい。

この振り袖はね あなたのために
用意されたものなの。

これを着る事ができるのは
世界にたった一人 彩加だけなの。

どうしたの? これ。

おいで。
答えてよ!

お金ないのに こんな高そうな着物
わざわざ買ったの?

借りてきたの。 いいから。
見てごらん。

きれいね。

よく似合ってる。
とってもきれいよ。

苦しい。

加賀友禅だったんですね…。

(明恵)…て事は ちなっちゃん
春海に貸したんか?

えっと… 確かそう

私が貸したんや。

そや! 彩加ちゃん 日記出して。

あ… はい。

何で彩加ちゃんが持っとるん!?

あ… 実は
母から預かってきたんですけど

こないだ 千夏さんに
渡しそびれちゃって…

今日は これを届けに来たんです。

確かに 春海の日記に書いてある。
しかも ちょうど そのころ

東京で 加賀友禅の展覧会が
あったんやねぇ。

「銀座で加賀友禅の展覧会があって
誠の友禅が展示されました」。

その展覧会の時に
私も誠についていって

春海に着物を貸したの。

そうだったんですか。

今 着物の事なんか
どうでもいいがいね!

それにしても ちなっちゃん

まこっちゃんのリハビリが
うまくいかんかったなら

何で ひと言
言うてくれんかったんや?

いい先生
いくらでも紹介したのに。

あの人は
うちが何を言っても聞かんの。

(明恵)
ほっといたら筋肉が硬くなって

もっと悪うなるよ。
ちゃんと夫婦で支え合わな!

二度と絵が描けんくなっても
いいんか?

そんな事 明恵に言われんでも
分かっとるわ!

そんな どならんでも…。

あんただって 引きこもりの息子を
ほったらかしにしとるやろ!

何で その事…。

(千夏)
あの辺 知り合いが多いんや。

明恵の息子
結構 評判になっとるみたいよ。

私も おかしいと思うとった。

日記に「医学部 入学した」って
書いてあったのに

それきりやったから。
私でよければ 相談乗るよ。

フン。
若い男に入れ込むような教師に

何を相談しろっていうんや。
はあ?

片町のボーイズバー

あんた
いろんな人に目撃されとれんよ!

嘘やろ… いい年して恥ずかしい。

千夏こそ恥ずかしくないんか?
誠と結婚できたのだって

工房を守るための
政略結婚みたいなもんやろ?

それを 運命だの 赤い糸だの
こっぱずかしい事ばっか言って。

本当は 誠は
春海の事が好きやったんと違?

えっ!?
昨日 昔の写真見て

そう思ったんや。
春海が写ってる写真には

いっつも 誠が写り込んどった。

そういや ちなっちゃん
何かと春海に

対抗心 燃やしとったもんねぇ。
成績とか どっちがモテるとか。

フン。 そういう事やったんや。

はあ!? だらん事 言わんといて!

うちの事
いつも羨ましがっとったんは

春海の方や!

大体 娘に交換日記を預けるって
どういう事!?

いくら親子だからって
デリカシーがなさすぎるやろ!

それは…。

あんたさえ来なければ…

今更 古傷を蒸し返す事も
なかったんに!

そうやな。
何で うちらがケンカせんなんが。

誠!
まこっちゃん

♬~

(言い争う声)

何しゆうが!
やめて ちなっちゃん! やめて!

千夏!

ごめんなさい…。

母も同じです…。

日記に書いてあった事は全部…

見えっ張りの 嘘っぱちなんです。

私は 日記に書いてあるような
いい娘じゃありませんでした…。

ここに来て 皆さんに会えば…

母の事が
少しは分かるんじゃないかって…。

この日記だけが頼りだったんです。

だったら
直接 春海に聞けばいいがいね。

聞きたくても聞けないんです!

彩加ちゃん…
春海 今どこにおるん?

母は今…

病院にいます。

どうして?

脳出血で倒れて…

3か月以上 入院してるんです。

その間 ずっと意識がなくて…

お医者さんには
植物状態だと診断されました。

植物状態!?

母は 尊厳死を希望していて…

回復の見込みがない場合
一切の治療を拒否するって

その事を書いたリビングウィル
2通 残していて…。

私 どうしても
受け入れられなくて…

その人に聞こうと思って…。

こんな事になるなんて…

夢にも思ってなくて…。

本当に ごめんなさい…。

彩加ちゃん!
待ってくれ!

ちょっとすみません。

待ってくれ!

うわぁ… 何年ぶり!?

うん 21年ぶりや。

変わっとらんなぁ 全然。

来てくれたんやな…。
うん…。

どの友禅も すてきだった。

加賀友禅の歴史は 誠…

高野君の手によって
引き継がれていくんだね…。

まあ… っていうか 大げさやなぁ。

元気そうでよかった…。

…うん。

やっと渡せるよ。

受け取ってくれ。

これは?
俺が初めて絵付けした友禅や。

そんな大事なもの
受け取れないよ!

娘さんにやってくれ。

成人式で
これを着せてやってほしい。

…彩加に?

…ああ。

加賀の「加」に 「彩る」と書いて
彩加か…。

いい名前や。

ありがたいけど…
やっぱり受け取れない。

何かしてあげたいんや!
君の… 娘さんのために。

高野君に そんな事をしてもらう
筋合いないよ。

じゃあ… 俺がちゃんと筋を通せば
受け取ってくれらんか。

何言ってんの? やめてよ!

そんな事 誰も望んでないよ!
だったら!

頼む…。

分かった。

ただし… 条件が2つあります。

条件…? うん 何でも聞くよ。

1つ 成人式が終わったら
着物は お返しします。

2つ この着物の由来や
持ち主について

彩加には 何も話しません。

それでもよければ…

喜んで この着物をお借りします。

分かった。

それでいい。

彩加… 似合うだろうな…。

この友禅は… 俺が春海に渡した。

まこっちゃん

直接
春海に着物を渡したって事は…。

彩加ちゃんの父親って…。