ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

激レアさんドラマ!!~ヤンキーからW杯へ-野人の奇跡~前編 若林正恭、竜星涼… ドラマのキャスト・音楽など…

『激レアさんドラマ!!~ヤンキーからW杯へ-野人の奇跡~前編』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. サッカー
  2. サッカー部
  3. オラッ
  4. 岡野
  5. 学校
  6. イシ
  7. 生徒
  8. マサ
  9. ダメ
  10. トガ

f:id:dramalog:20180922065325p:plain

『激レアさんドラマ!!~ヤンキーからW杯へ-野人の奇跡~前編』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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dramalog.hatenablog.com 

 

 

あの“激レアさん”がドラマに!大反響を呼んだ野人・岡野雅行の高校時代の実話をもとに、イケメン俳優たちによるガチで激アツなヤンキー青春ドラマをお届けします!

詳細情報
◇番組内容
親戚の叔父さん(若林正恭)に勧められ、全寮制の高校に進学することを決意した岡野(竜星涼)。しかし、その高校にはサッカー部がないことが分かる。しかも、なんと生徒たちはヤンキーだらけだったのだ!高校を辞めようかと思ったそのとき、たった一人でサッカーボールを蹴っている同級生と出会い…!?部員ゼロからヤンキーを集めてサッカー部をつくり、やがて全国大会へ…岡野たちの熱い汗と涙の青春物語が始まる!
◇脚本
鈴木おさむ
◇出演者
岡野雅行竜星涼
イシ…浅香航大
トガ…矢野聖人
マサ…稲葉友
武蔵…山本涼介
ホソ…平埜生成
ウエ…堀家一希
鉄山理事長…小野武彦
岡野雅行の叔父…若林正恭
顧問・剛田…勝村政信
◇演出
小松隆志
◇おしらせ
☆「完結編」は、9月28日(金)よる11時15分から放送!!

☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/geki_atsu/
◇音楽
【テーマソング】BLUE ENCOUNT『RUN』(Ki/oon Music)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】横地郁英テレビ朝日
【プロデューサー】川島誠史(テレビ朝日)、布施等(MMJ)、森一季(MMJ)

 


さあ 若林研究員 今日はですね
激レアドラマシアター

『激アツ!! ヤンキーサッカー部』が
放送されます。

いや もうちょっと詳しく
説明しないと わかんないでしょ。

激レアドラマシアターって
急に言われても。

そうですよね。 私たち 月曜深夜の
『激レアさんを連れてきた。』という

とても珍しい体験をされた方の
体験談を紹介する番組

やらせて頂いているんですが。
いや そうですよ。

去年12月に

だという話になりまして。

岡野さんが

するというねえ。

漫画みたいだなと思ったけど

(若林)ちょっと岡野さん
これ ちょっと…。

三池監督で。

(弘中)いいですね!

なんと ドラマ化が決定した
という事なんですね。

いやあ もう恐ろしいですね。
はい。

(弘中)なっちゃったんですよ。

まあ でも それぐらいの
お話でしたよね 岡野さんの話。

ちなみに モデルとなった高校は

ドラマ中のような学校ではなく
進学率は9割を超えて

全国およそ40都道府県から
生徒が集まる

文武両道の人気校になっている
という事なんです。

有名になって。
(弘中)そうなんです。

30年前 岡野さんの
ヤバすぎる実体験を元に

ドラマ化した激レアストーリー。

ぜひ お楽しみ頂ければと
思います。

皆さん ご覧ください。
お願いします。

岡野雅行。 野人・岡野〉

〈日本が初めてワールドカップ
出る事を決定づけた試合で

運命のゴールを決めた男〉

〈つまり この男が
サッカー日本代表

初めてのワールドカップ
導いたのだ〉

〈なぜ 岡野は ワールドカップ
行くまでの選手になれたのか?〉

〈そこには信じられない

激レアで
激アツの青春があったのだ!〉

(母親)雅行 高校に行かないって
どういう事?

(岡野雅行)ブラジルに留学して

本気でサッカーやって
プロを目指したい。

(父親)お前より うまい奴なんて
全国に何万人いると思ってるんだ。

わかってる。
だから その頂点に立ちたい。

その割には ゲームしたり
遊んだりしてるじゃないか。

変えたいんだよ!
環境を変えて自分を変えたい。

お願いします。

(若田哲郎)雅行くん。
いい高校あるよ。

若田の叔父さん。

(若田)私立松王高校っていうんだ。
島根県にある。

(母親)島根?

そこの卒業生に会ったらね

とっても素敵な子たちばっかり
だったんだよ。

サッカーできる?

全寮制だから
好きな事に打ち込めるよ。

環境が変われば自分が変わる!

どうする?

俺… そこ行く!

本気か?

そこに行って
サッカーに打ち込む。

絶対にプロになる。

ワールドカップに行く!

〈叔父さんの言葉を
信じたところから

俺の人生は…

地獄に変わった〉

〈その高校は
島根県の山の中にあった〉

うん!

♬~

なんだよ?

いえ…。

すいません。

《何? ここ…》

♬~

《イスが飛んできた》

うわあっ ううっ…!

《人が飛んできた!?》

〈不良ばかりがいる学校〉

〈俺は なんとか
かろうじて教室に入れた〉

〈でも…〉

〈俺以外 全員不良だった!〉

(マサ)お前 どっから来たんだよ?

(ウエ)喧嘩 強えのかよ?

強くないけど…。

俺 今まで400戦無敗。

俺は… 500戦無敗。

(ホソ)てめえら
フカしてんじゃねえぞ!

(マサ)なんだと てめえ コラッ!
(ウエ)やってみるか? オラッ!

♬~

ああーっ! うっ… ダアーッ!

なんだよ この学校…。

(生徒たちの騒ぎ声)

(剛田 薫)よし お前ら静かにしろ。

(生徒たちの騒ぎ声)

静かにしろっつってんだろ
オラッ! おおーっ!

担任の剛田です。
席に着け。

席に着くんだよ! オラッ!

《先生なの!?》

はい。

よし じゃあ いいか お前ら。

俺のあとに大きな声で繰り返せ。

暴力は何も生まない。

繰り返すんだよ!

暴力は何も生まない。

(生徒たち)暴力は何も生まない…。

お父さん お母さん
産んでくれてありがとう。

(生徒たち)お父さん お母さん…。

〈そこで やっと俺は気づいた〉

〈ここは不良たちが集まる
更生施設だったのだ〉

嘘だろ…!?

〈叔父さんが会った
この学校の卒業生は

更生した不良〉

〈とてもいい学校だと
本気で勘違いしていた〉

〈しかも…〉

よし。 今日は お前らに
将来の夢を語ってもらう。

お前らの夢は なんだ?

喧嘩最強。

まずは
この学校のテッペンとる。

俺のチームで日本統一!

できるわけねえだろ このボケ!

(ホソ)なんだと コラッ!
ああ?

はい やめれ やめれ やめれ
やめれ! オラッ やめろ!

暴力は何も生まない!

(剛田)ほら 席着いて。

《もう仕方ない。
サッカーに打ち込もう》

《ただサッカーに打ち込もう》

お前の夢はなんだ?
言ってみろ。

僕の夢は…

サッカーで全国大会に出場して

いつか
ワールドカップに出る事です。

サッカーで全国大会?

サッカー?
ダッセエ~。

(生徒たちの笑い声)

(剛田)お前ら!

人の夢を笑うな!

ただな…

この学校に
サッカー部はないんだよ。

ええ~っ!?

だから 夢 変えてくれる?

《サッカー部がない!?》

《俺 なんのために
この学校に…?》

《しかも 全寮制》

〈この学校の苦しみは

教室だけじゃなく寮にもあった〉

(遠藤)イチ ニ! イチ ニ!

着席!

飯は10分。 食べてよし!

はあ?

ったく… 飯くらい
ゆっくり食わせろよ。

(遠藤)食事中の私語禁止!
食べ物没収!

おい 返せ!

おい! 俺の飯 返せ!

(遠藤)うりゃーっ!
(マサ)おおっ!?

《ええーっ!!》

1年生の入浴時間は3分!

3分!?

入れ!

あの…。

俺 使ってるし。

先輩 早く洗ってくださいよ!

てめえ 先輩に指図するつもりか?

だって もう時間が…。

(ストップウォッチのアラーム)
はい。 3分終了!

《入れなかった…》

明日の起床時間は3時!

3時!?
(生徒)えーっ!?

早すぎるだろ!

(遠藤)はい 消灯!

(舌打ち)
まだ寝られるかよ。

だったら…
たっぷり寝かせてやろうか!

(ホソ)おい…!?

ううっ…! あっ…。

寝よう! みんな 寝よう。

おやすみなさい!

〈これって まるで…〉

♬~(音楽)

(遠藤)起きろーっ!

はあ… もう3時か。

まだ起きられるかよ…。

(遠藤)起きろ!
ああーっ!!

起きろ!
起きます 起きます 起きます!

はい お前も起きろ! おい!
(ホソ)ああーっ!

起きろーっ!

(剛田)グッドモーニング!

(生徒たち)グッドモーニング…。

いいか 1年生!

毎朝起きたら
この学校の決まり事を行う。

はい 不動!

あの… 不動ってなんですか?

1時間 不動で立ち続けて
精神を鍛える。

ちょっとでも動いちゃダメだ!

えっ…?

不動開始!

(ホイッスル)

俺も忙しいから
先輩に見張ってもらうぞ。

おい イシ!

3年生のイシ先輩だ。

頼むぞ。

(イシ)シクヨロ~。

お前ら 動くなよー!

♬~

はい 動いたー!
あっ!

俺 日本チャンピオンなんだよね
テコンドーの。

まあまあ効くよ。

《絶対… 絶対蹴られたらダメだ》

ウリャーッ!
ああっ!

オラッ!
あーっ!

ハアーッ!
うわっ!

オラッ! 動くなー!

〈恐怖と緊張感の中で
1時間立ち続けると

足が
とてつもなく しんどくなった〉

はい あと10秒。

《あと10秒…》

(おなら)

動いたな。

ああ~っ!!

痛い! お尻が割れそうです。
ああ…!

〈この地獄の寮生活から

抜け出そうと考える生徒も
少なくなかった〉

〈でも…〉

〈脱走者を防ぐための対策も
完璧だった〉

チーター並みに
足の速い先生に捕まり

捕まった生徒は…〉

〈謎の部屋に連れて行かれ…〉

お父さん お母さん ありがとう。
お父さん お母さん…。

〈絶対に逃げるのは無理だ〉

〈みんな そう思った〉

(ウエ)こんな地獄で生活できるかよ。

俺は絶対逃げてやる。

無理だよ。

(ウエ)いける。

じゃあな みんな。

♬~

(サイレン)

うるせえな!
なんだよ。

〈彼はウエ〉

〈とてつもない不良だが
足には自信があった〉

(サイレン)

〈ウエは
見事 遠藤から逃げ切った〉

よーし! よし よし よし!
逃げ切ったぞー! よし!

♬~

ここにいるよーん。

う… うわああーっ!

ヘヘヘヘ…。

やめてーっ!

謎の部屋だけは…!
静かにしろ!

やめてくれーっ!

はあ… もう限界だ!

〈母さんから
差し入れの食料が届いた〉

(母親の声)「雅行へ
元気にやっていますか?」

「お父さんとお母さんは
雅行がいなくなって

少し寂しくなりましたが
元気にやっています」

「サッカーは頑張っていますか?」

「1年生のうちは…」

後輩のものは…

先輩のもの。

後輩の食料は
俺たちのもの。

これ お母さんが送って…。

お前のお母さんは

ハッ… みんなのお母さん。

取れ 取れ!
やめてください!

ちょっと返して!
やめて!

差し入れ ちゃんと届いた?

うん。

食べた?

うん… 美味しかった。

学校は楽しい?

…うん。

〈母さんの声を聞いて

学校から逃げたいとは
言えなかった〉

〈逃げる事のできない
この寮と学校〉

〈俺はサッカーをやる事もできず

絶望しかなかった〉

(先生)はい じゃあ これ
3番目の君 わかる?

長い長い… あご。

プッ…。
(生徒たち)おお~!

(先生)みんな 正解じゃないから!

これは
「むかしむかし」という意味です。

バカだなあ。

それくらいわかるだろ バカでも。

なんだと? てめえこそ 逃げて
捕まってたくせによ! ボケが!

ダッセエ。

笑ってんじゃねえぞ オラッ!

おい 俺の頭の餌食に
なりてえかよ?

捕まえられるわけねえだろ
てめえらによ!

(マサ)なんだと この野郎!
目で殺すぞ コラッ!

(ホイッスル)
もう みんな イエローカード

(ホイッスル)

〈マサ ウエ ホソ〉

〈この3人は 特に悪かった〉

あっ…。 あっ…。

〈でも 一番厄介だったのは…

3年生のイシさん〉

〈テコンドーの
チャンピオン〉

〈地元では
暴走族3000人のヘッドだった

なんて噂もある〉

おーい。
こっちまで拭かなきゃダメでしょ。

(ため息)

じゃあ どいてください。

どきませんよ。

ここを通るしかないんです。

無理です。
通れよ!

ダッシュで!

ここを通るか

背を向けて 俺に蹴られるか
どっちだ!?

♬~

(チェーンにぶつかる音)

うっ…!

もう やだ… もう やだ…!

決めた。

決めた 決めた 決めた!

辞める。

もう こんな学校 辞める。
(ボールを蹴る音)

(ボールを蹴る音)

これ… サッカーボールの音?

♬~

何してるの?

(トガ)
サッカーボール 蹴ってんだよ。

どうして?

サッカーやりたくて
この学校に入ったのに

サッカー部なかったから。

ええーっ!?

マジか…。

俺も そうなんだ。

お前も?

俺 岡野!
俺はトガ。

俺も サッカーがしたくてしたくて
ここに来たんだ。

俺も同じだよ。

サッカー したいか?

したい。

サッカーは 1人じゃできない。

だけど 2人いたら
パスができるよな?

うん。

もし よかったら
俺とサッカー部作らないか?

サッカー部を作る?

1人じゃできないけど

トガがいるなら
できるかもしれない。

作ろう!

わかった。 やってみよう。

あの… この学校に
サッカー部作らせてください。

お前らの好きな数字は なんだ?

5です。
8です。

58ページ。

コーギーか…。

よし この犬に決めた!

名前は ヒロピョンだ。

あっ… あの サッカー部は?

いいんじゃねえか?

やったー!

まあ…

鉄山理事長が
オーケーすればいいけどな。

サッカー部を作りたいと?

はい。

訳を言いなさい。

訳は…

サッカー部を作って
全国大会に行きたいんです。

夢を持つのは素晴らしい事ですね。

ただ…

夢を語るのは
自由じゃありませんよ。

やりたいならば
やればいいでしょう。

やった…。

本当ですか?
やっていいんですね?

許可しましょう。

(2人)やった!
よっしゃ。

ただし 岡野くん…

全国大会に行くと言いましたね?

はい!

行けなかったら…

ケジメつけてもらいますよ。

ケジメ…。

夢を語るのは自由じゃありません。

語るなら 本気にならないと。

道がないなら
自分で切り開きなさい。

わかりました!

一応 顧問には…

剛田先生をつけておきましょう。

ヒロピョン。

やった! やった!
やった! やった! やったー!

サッカーができる~!

俺はサッカー部を作るぞ~!

うおおーっ!

岡野って 野人みたいだね。

アハハッ。

よーし!
サッカー部員を勧誘するぞ!

でも 入ってくれる人なんか
いるかな? 不良だらけなのに。

いる! 絶対いる!

実はサッカーやりたかった
っていう人

いるはずだから!

そうだといいけど。

あの すいません。

〈俺とトガは
サッカー部員の勧誘に動いた〉

あの すいません!
サッカーやりませんか?

それ 人 殺していいの?

ダメです。

すいません!
サッカーやりませんか?

あっ すいません!
サッカーやりませんか?

うるせえよ!

すいません…。

誰に口利いとんじゃ われ!

なめとんのか!? オラッ!

殺すぞ!

なかなか厳しいね。
いや まだまだ!

(武蔵)さあ 来い!

(生徒)死ねや!

(武蔵)いくぞ オラーッ!

あっ!
しゃーっ! うっ!

あの! スポーツ 好きなのか?

はあ?
ドッジボール いつもやってるから。

スポーツが好きなら
一緒にサッカーやらないか?

俺は スポーツが
好きなんじゃねえんだよ。

相手の顔から血が噴き出んのが
好きなんだよ。

でも… もし よかったら。

ビンゴ~!

♬~

あっ…。

保健室 行こう。
あっ あっ あっ…。

やっぱり無理なんだよ。
ほとんど声かけたのに。

いや 諦めないで頑張ろうぜ!

俺だって サッカー部作りたいけど
頑張りたいけど

この学校じゃ無理だよ。

(マサ)おい コラッ!

てめえら

ここ何日も みんなに声かけて
何やってんだよ?

あっ あの…

サッカー部作ろうと思って
みんなに声かけてて。

あっ もう やらないから。
おい…!

なんで 俺らに声かけねえんだよ?

はっ?
なんでだよ? オラッ。

いや… 声かけたら
殴られるかと思って。

俺たちは 無意味に人は殴らねえ。

そうだっけ?
おう。

あの…
もしかして サッカーに興味ある?

えっ?
(イスを蹴る音)

なんだと?

ごめん。

サッカーに興味はねえ。

けど お前らに興味がある。

えっ?

あんだけ みんなに
ひどい目に遭わされてるのに

それでも こだわってる。
なんでだ?

サッカーがしたいから。

そんなに楽しいのか? サッカー。

楽しい!

あの… 喧嘩とか そういうのも
楽しいかもしれないけど

サッカーのほうが楽しい!

マジか? それ。

嘘じゃねえだろうな?

嘘じゃない。

彼と… 岡野と一緒にやったら
絶対楽しくなる。

トガ…。

やる事ねえし…

やってみっか。 なあ?

マサが そう言うなら。
ああ。

マジ?

やったー!

ハハッ。

(机をたたく音)
この人数で足りるのか?

11人いたら 試合ができる。

11人か… まだ全然足りねえな。
ああ。

誰かいる? やってくれる人。

あっ! 1人 おすすめいるぞ。
誰?

イシ先輩だ。

イシさん…。

あの人が入れば
他に入る奴も増えるかもな。

どうする?

俺… イシさん 入れる。

絶対に勧誘する!

てめえ なんだよ 話って。
ケツでも蹴られてえのか?

イシさん サッカー部に
入ってもらえませんか?

サッカー部? なんで俺が?

喧嘩より テコンドーより
サッカーは面白いんです。

人に お願いする時
それでいいんか?

お願いします!

俺が求めてんのは
土下座じゃねえよ。

勝負だよ。

勝負?

勝負だよ。

勝負?

俺のチェーンに ぶつからずに

ここを雑巾がけしたまま
通る事ができたら入ってやんよ。

無理だよ。 無理だって 岡野。

でも やるしかない。

やります!

今日は この間と違えぞ。

フルスピードだ!

♬~

ぶつかったら大怪我だよ。

トガ 頼む。

俺が突っ込むタイミング
合図をくれ。

わかった。

♬~

今だ~!
いきまーす!

♬~

よっしゃー! うおおーっ!

やったー!

サッカー部 入ってやんよ。

あ… ありがとうございます。

♬~

連れてきたぞ。

11人になった。

よっしゃー!
サッカー部の結成だ~!

〈こうして 高校1年の春
サッカー部が立ち上がった〉

俺が 監督兼 コーチ兼
選手でやります。

本当に楽しいんだろうな?
サッカー。

絶対に楽しい。

じゃあ 練習 始めよう。
じゃあ まずは

あのゴールに向かって
ドリブルして シュートしてみて。

じゃあ まずはマサから。

(マサ)おう。 あのゴールに
入れりゃいいんだな?

ああ。

♬~

あ~ もう! うーっ!

よっしゃー!
(ウエ)うおーっ!

おおーっ! おおーっ!

(2人)うえーっ!
あの あの あの…。

サッカーは キーパー以外
ボールを手に持つのはダメなんだ。

えっ?
そんな事も知らねえの?

ダッサー!

なんだと コラッ!

喧嘩はダメだって!

大丈夫!
最初から覚えよう。 なっ?

〈本当に そんな事からの
スタートだった〉

じゃあ 俺がやってみせるから。

おおーっ!
(拍手)

〈とにかく 全てを
自分でやってみせる事にした〉

ボールを頭の上から投げる。

トガ。 先 帰っていいぞ。

ううん。

岡野さ…。
えっ?

何から何まで1人でやって
大変じゃない?

大変じゃねえよ。

サッカーができて嬉しい!

そっか。

うーん!

おっ…。

よし!
じゃあ こうやって蹴ってみて。

じゃあ みんなも!

イシさん
人間以外 蹴るの 下手くそっすね。

ハハハハ…。

なんだと コラッ!

我慢してりゃ
調子に乗りやがって!

やんのか? コラッ!
オラッ!

♬~

やっぱり あの人たちに
サッカーを教えるの

無理なんじゃない?

大丈夫! 絶対に大丈夫!

俺の教え方が悪いんだよ きっと。

すごいなあ 岡野は。
絶対に諦めない。

トガがいたからだよ。

あの時 トガに会えなきゃ
俺は もう ここにいない。

ありがとう そう言ってくれて。

トガ。

バカな奴って
思われるかもしんねえけどさ

絶対 全国行こうな!

ボールも まだ まともに
蹴れないようなチームメートだけど

行けるかな?

行ける!

なんか
岡野が「行ける」って言ったら

本当に
行けるような気がしてきた。

行ける!
行ける!

行くぞー!
行くぞー!

うおおーっ!

♬~

島田。

誰ですか?
(ウエ)隣の高校のテッペンだ。

イシさんとは何回も もめてる。

(島田)あれれれれ~?

噂を聞いてみたら本当ですね。
イシがサッカー始めたって。

始めたよ。 悪いか?

人間しか蹴った事のないイシが

サッカー?
(一同の笑い声)

喧嘩しちゃダメです!

サッカー?
(一同の笑い声)

喧嘩しちゃダメです!

(島田)あっ もしかして

俺に勝てないから
スポーツに逃げた?

…んなわけねえだろ。

やめてください!

イシさんに喧嘩売るなら
俺に売ってください。

誰に口利いてんだよ?

うっ!
てめえ!

♬~

みんな 喧嘩はダメだ! おい!

岡野の代わりに 俺 言います。

腹が立つなら 俺を殴ってくれ。

みんな 真面目にやる気あるのか?

あるよ。

何度やっても ボール蹴るのだって
全然うまくならないし。

思ったより難しくてよ。
そうなんだよな。

あんな小せえボールが
思いどおりに蹴れねえ。

人だったら うまく蹴れんのによ。

動いたな。
ああ~っ!!

そうですよ。

イシさん そうです!

なんだよ?
サッカーボールを

サッカーボールだと思うから
いけないんです。

だって 俺のケツを蹴る時には

足の甲で
ちゃんと蹴ってたじゃないですか。

ああ 確かに。

さっき
島田さんの体を蹴る時には

蹴る場所が違えば
足の使い方も変えていた。

そりゃ変えるだろ。
それですよ!

サッカーボールも
島田さんの体だと思って

蹴り方を変えるんです。

これを島田さんのケツだと
思ってください。

♬~

島田の野郎!

(一同)おおーっ!
(拍手)

やったー!
やった!

すごい!

島田のケツ~!

(一同)オラッ!

島田のわき腹~!

(一同)オラッ!

みんなが
ボールを蹴れるようになった。

皆さん 試合しましょう!

試合?

試合を経験すれば
みんな もっとうまくなります。

あの… 僕たち 松王高校の
サッカー部なんですけど

今度 ぜひ そちらのサッカー部と
試合させて頂けたらと思いまして。

ダメだ…。

全滅だ。

一校もオッケーしてくれない。

怪我させたくないもんな。

俺はサッカー部の顧問だ。

忘れてねえか?

忘れてました。

大技高校。

あそこにはサッカー部がある。

練習試合 オーケーだってよ。

本当ですか?
ありがとうございます。

俺は その日
ヒロピョンの散歩があるから

しっかりやっとけよ。
(2人)はい。

みんな~ 来週の土曜日
練習試合 決まった!

(一同)お~!
試合か!

なんかワクワクすんな。

試合まで
徹底的に練習しましょうね。

(一同)おう!

♬~

なんか まだよくわかんねえけど
サッカーって楽しいな。

ハハッ… もっと楽しくなるよ。

よっしゃ こい!

いよいよ明日だね 試合。
ああ。

これ ユニホームとスパイク。

母さんが知り合いに
俺らの事 話したらしくて。

えっ!?

(一同)おお~!

使い古しなんだけど

安く買えたからって
送ってくれたんだ。

ありがとう。
(マサ)マジで?

(ホソ)すげえな!
かっけええな!

あれ?

これ… 松王のワッペン?

作ってくれたんだ。
ありがてえな。

イケてるなあ。

お母さんにありがとうって
伝えといてな。

みんな 似合ってるよ。

これ着たら
勝てそうな気がしてきた。

なあ!

もちろん 勝ちたい。
勝ちたいけど まずは楽しもう。

でよ 大技高校って
どんな高校なんだよ?

俺も初めて聞いた学校なんで
よくわからないんですけど

とりあえず 行ってみましょう!

♬~

〈マサは養護施設の出身だった〉

〈そのためか 人一倍
物を大事にするところがあった〉

〈初めての練習試合〉

〈その相手が…〉

ここか。

なんか
お坊ちゃん校って感じだな。

♬~

なんだ? ここ。

♬~

あの… サッカー部は?

(主将)俺たちだよ バカ野郎。

えっ?

スパイク見えねえのか?
バカ野郎。

その格好で試合を?

これが俺たちのユニホームだ。

やんのか? やんねえのか?

やります!

調子に乗ってんじゃねえぞ
コラッ!

生きて帰れると思うなよ コラッ!
なめんじゃねえぞ この野郎!

(大技高校の生徒たちの怒号)

よし! とにかく みんな
焦らずにパスを回していこう。

(手をたたく音)
みんな 大丈夫か?

喧嘩はダメだからな。

わかってるよ!
俺たちはサッカーしに来たんだ。

任せとけよ。

よし。 みんな 手を出して。

松王高校サッカー部!

初試合! サッカー楽しむぞ!

(一同)おおーっ!

(ホイッスル)

(叫び声)

♬~

行くぞ オラッ!

♬~

んっ! んっ! オラーッ!

次 来い オラッ!

オラッ!

オラーッ!

(ホソ)オラーッ! コラッ!

来い!

オラッ!
うっ…!

あっ… ああ~っ!

てめえ この野郎!

うわっ!?

この野郎!

オラッ!
あっ…!

勝ったぞーっ!!

(歓声)

イエーイ! オイ!

あいつら 粋がってる割に
全然弱えんだよな。

(ホソ)大した事なかったっすね。

(マサ)あっ ユニホーム
破れちまってよ

悪かったな トガ。

辞める。

俺はサッカー部 辞める。

あ?

俺は喧嘩がしたいんじゃない!

サッカーがしたいんだよ!

今日 試合ができるってなって
本当に嬉しかった。

確かに 喧嘩をあおってきたのは
向こうかもしれない。

だけどさ…
だけどさ…!

俺はサッカーの素晴らしさを

みんなに
知ってもらいたかったんだ。

でも 誰もサッカーを愛してない!

みんなで
一つのボールを追いかけたかった。

サッカーがしたかったんだよ!

だから 俺…

辞める。

おい 岡野。

なんですか?

これを
俺から取らない限りは通さない。

やれるか?

ごめんな 岡野。

これ 俺たちで縫ってみた。

♬~

俺は喧嘩じゃ負ける気がしねえ。

だけど こんな小さなボール一つ
思うようにできねえ。

それじゃ納得いかねえ!

頼む。
俺たちとサッカー続けてくれ!

っていうか…
サッカー 教えてくれ。

悪かった。

俺たちに…

もう一度 チャンスをくれ!

♬~

やる!

俺 みんなとサッカーやる!

絶対 全国出るぞー!

うおおーっ!

お前 野人みてえだな。

うおおーっ!

(一同)うおおーっ!

やるぞー!
よっしゃー!

♬~

〈俺たちの春は
こうして過ぎていった〉

〈ここから
俺たちの怒涛の快進撃が始まる〉

〈しかし…〉

言った事の責任は
取ってもらいますよ。

〈その道のりは
過酷で険しいものだった〉

〈来週金曜よる11時15分〉