ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

透明なゆりかご 第10話 最終回 瀬戸康史、鈴木杏、金井勇太、清原果耶… ドラマの原作・キャストなど…

『ドラマ10 透明なゆりかご(10)「7日間の命」』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 灯里
  2. 智哉
  3. 拓郎
  4. 頑張
  5. 赤ちゃん
  6. 先生
  7. 大丈夫
  8. 美月
  9. 紗也子
  10. 心臓

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『ドラマ10 透明なゆりかご(10)「7日間の命」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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dramalog.hatenablog.com 

 

 

由比(瀬戸康史)は辻村灯里(鈴木杏)のおなかの胎児に、重い病気があると気づく。灯里と夫(金井勇太)は中絶をも考えるが、アオイ(清原果耶)らが見守る中で話し合い…

詳細情報
番組内容
由比(瀬戸康史)は初産の妊婦・辻村灯里(鈴木杏)のおなかの胎児に、重い病気があると気づく。産まれても長生きするのは難しいと知った灯里と夫・拓郎(金井勇太)は中絶をも考えるが、榊(原田美枝子)や紗也子(水川あさみ)らが見守る中、産むことを決意する。大学病院の協力も得て、誕生後の対応や積極的治療の準備が進められていく。だがある日、灯里はアオイ(清原果耶)に、それまで秘めていた悩みを打ち明ける…
出演者
【出演】清原果耶,瀬戸康史酒井若菜水川あさみ原田美枝子葉山奨之鈴木杏金井勇太淵上泰史野村麻純
原作・脚本
【原作】沖田×華,【脚本】安達奈緒子
音楽
【音楽】清水靖晃,Chara

 


♬~

(灯里)青田さん。

青田さん。

(アオイ)えっ… あっ 灯里さん。
すいません。

あれ? 今日も健診ですか?

うん… 何 見てたの?

あ~ カタツムリ?

(由比)じゃあ そっちに行くように
話していいか?

☎(和田塚)ああ 小児科には
俺から伝えとく。

頼む。

♬~

(灯里)かわいいですよね。

私 これ見て ここで産もうって
決めたんですよ。

そうなんですか。

小さい時から
病院が すごく怖いの。

この年になっても。

そういう人も いると思います。

でも こういう
ホンワカしたとこなら

大丈夫かなって。
青田さんみたいに

タツムリ見て ぼ~っとしてる
看護婦さんもいるし。

それ 褒めてないですよ。
そこが いいの。

あっ たくちゃん。

(拓郎)ありがとな。
(陽介)うぃっす。

(拓郎)生まれたら
また知らせるよ。

拓郎さん そんな涼しい顔
してられんの 今のうちっすよ。

そうなの?
じゃあ。

陽介さん せっかく
ここまで来てるんですし

先生に会っていったら
どうですか?

美月 迎えに行かないと
いけないから。

じゃあ 灯里さん お大事に。

ありがとう。

サンキュー。

高校の後輩なんですよ。
そうなんですか。

あいつが この病院
紹介してくれたんです。 なっ。

うん。 すごく いい先生だって
言ってました。

看護婦さんも みんな親切で。

なのに 俺は
ひどい事 言ったって。

♬~

()辻村灯里さんは 港南医大

精密検査に
行ってもらう事になりました。

スクリーニングで 赤ちゃんの
心臓に 異常が見られたので。

心臓に異常?

(紗也子)先生
胃は右にあるかなって

気にしてましたけど…。

それで 他も見たら 心臓の形も
少し おかしいって分かって。

肝臓も。

<赤ちゃんは
おなかの中で大きくなる間に

重い病気が見つかる事がある>

本来 心臓は 左右の心房と心室
4つの部屋から できています。

でも 赤ちゃんは

心房と心室が それぞれ
一つしか認められません。

<その病気は
治せるものもあるけれど

どうしても治せないものもある>

出産後 何もしなければ
1週間と もたないし

治療しても かなり 難しいって…。

実際 生きられる可能性って
どれぐらいなんですか?

すいません。 可能性の話が
できるほどの情報が ないんです。

えっ…?

今の医療では 生まれる前から
診断がつくケースが

まだ多くありません。

正確なデータが
我々医療者側にも ないんです。

ですから 積極的治療をしなければ
生きられない。

治療したとしても
相当 厳しいだろうとしか

言えないんです。

この病気で 生き延びてる子は
ほとんど いないって事ですか?

出産までは 健康な赤ちゃんと
何も変わりません。

生まれたら
ちゃんとした検査もできますし

もっと詳しく 治療方法も
お話しできると…。

今回は…

諦めるっていう選択も
できますよね。

まだ20週ですから

灯里さんの
心身の負担を考えれば…

できます。

♬~

あっ…。

ああ… あっ あっ…!

大丈夫ですか?
動いた…。

動いた! 動いてる…。

やだ… 何で…?

♬~

<ねえ あなたは

いつから 「あなた」になるの?>

♬~

推薦書?
はい。

卒業したあと 勤務を希望する
病院に提出する書類で。

なくても いいんですけど
あると印象が良くなるって

学校から言われてて。

いや… なくても
いいんですけど。 書きますよ。

そうか。 そろそろ 卒業後の事を
考えないといけない時期だね。

はい…。
はい。

(川井)すみません 先生
辻村さん いらしたんですけど…。

行きます。

またできるって 何?
次 頑張ればいいって 何?

そんな軽いつもり…。
やめて 触らないで。

灯里さん 大丈夫ですよ
無理に何かしたりしませんから。

俺たち まだ若いんだから
子供は いずれ持てるよ。

この子は この子でしょ?

同じものが 工場みたいに
次々 できる訳じゃない。

この子に 次なんかないの!

1週間 話し合ってきました。

うちの親とも
向こうの お父さんとも。

それで… 諦めようって事に
なったんです。

ええ。 灯里が どうにかなる方が
僕らは心配で。

分かります。 ふだんは 冷静で
物分かりがいいんですよ。

なのに 何で…。

女性は 妊娠したら
20週ぐらいから

胎動を感じるようになります。
個人差はありますが

胎内に 自分ではないものが
生まれていると

実感し始めるんです。

どういう事ですか?

灯里さんは 母親に
なり始めているんだと思います。

母親…?

♬~

ごめん…。

いや…。

分かってるの。

嫌だって言っても
しかたないって。

触ってもいい?

うん…。

何にも感じない。

いいの…
感じないままの方がいいよ。

うん…
何も感じないままなのかなぁ。

もし 今 諦めたら

何にも感じないまま

この子の事は
実感としては何も残らないまま。

俺は きっと 涼しい顔して。

今までどおりなんだろうなぁ。

灯里 こんなに頑張って
母親になろうとしてるのにな。

♬~

もう少し時間があれば…

俺も この子の
父親になれるかなぁ…。

♬~

<二人は 妊娠を
継続させる方を選んだ>

♬~

男の子?
はい。 見えますか? ここ。

ついてますね。
ほんとだ!

何だ お前 男か~!

あっ…! あああああ…。

動いた! 今 俺の事 蹴った!

ヤンチャなんだよ。

<灯里さんと拓郎さんは
赤ちゃんに

智哉くん という名前を付けた>

(八木)やはり 房室弁逆流が
目立ってきています。

これは 赤ちゃんの心臓に

かなり負担がかかっている事を
示しています。

生まれてすぐ 心不全を起こす
可能性があります。

手術なんて…
そもそも無理って事ですか?

私たちも努力します。

まずは 無事に出産して
赤ちゃんが

一日でも長く生きられるように
頑張りましょう。

一日でも… 長く…?

卒業見込み証明書とか
他にも提出する書類あるからね。

書いといた方がいいよ。
アオちゃん す~ぐ忘れるから。

そうですね。
うん。

今 書かなくても。

紗也子さんは?
うん?

助産婦試験は受けないんですか?

うん。 仕事はするけど
無理はしない事にしたから。

今は この子の顔 見るのが
楽しみよ。

灯里さ~ん こんにちは。

港南医大に行ってたんですよね。
青田さん。

うん 妊娠は順調だから

生まれるギリギリまで 健診は
こっちで受けていいって。

何 見てたんですか?

(男性)こっちに おいで~。

あっ… お水 来た!
わぁ~!

怖かったね。 びっくりした…。

私たちも 頑張れば
あんなふうに なれますよね。

♬~

灯里さんも 行きましょうか。

なれないんですよね やっぱり。

それは…。

今 こんなに普通なのに。
すごく元気なのに。

♬~

(紗也子)灯里さんの
おなかにいる間は

智哉くんは 灯里さんから
酸素や栄養をもらってて。

でも…。
分かってます。

トモは 生まれたら
器械で栄養をもらって

保育器からも簡単には出られない。

だったら ずっと おなかの中に
いてくれたらいいのに。

そしたら こうして ず~っと…

一緒にいられるのに。

♬~

灯里さんがですか?

こうしなきゃっていう
気持ちが強くて

本心を抑え込んでるように
見えるんです。

ちゃんと産んであげたい
っていう気持ちは

確かにあると思います。 でも…。

何か 口に出せない思いがある?

本当の気持ちを
話させてあげてもらえませんか。

分かりました。
ありがとうございます。

(紗也子)いえ…。

<ほんとの気持ちって?>

(拓郎)あと NICUには
毎日 通う事になるので

港南医大の近くに
引っ越そうかって話してます。

それから…。

灯里さん? 大丈夫ですか?

あっ… はい。

引っ越しの話ですよね。

私は大丈夫です。
毎日 病院に通います。

すいませんが そのノート
いったん閉じてもらえますか。

はい…。

いまさら お伺いするのは
酷な事だとは分かっています。

ですが やはり
いま一度 お二人には

お聞きしなければなりません。

お二人は 本当に 智哉くんに
積極的治療を受けさせますか?

30週を過ぎて 智哉くんの 詳しい
心臓の状態も分かってきました。

やはり 相当 厳しいと
言わざるをえません。

それは 港南医大でも聞きました。

先生 何をいまさら…。

灯里さん。

はい…。

今 思っている事があるなら
聞かせて頂けませんか。

あの…。

すみません…。

いえ 無理には いいんです。

本当に…

この子のためになるのかなって…。

できる事は 何でも してあげたい。

でも もしかしたら…

何もせずに 看取ってあげるのも

智哉のために
できる事なんじゃないかなって。

そんな…
看取るなんて できる訳ない…。

でも… むやみに生かして

つらい思いを
させるって事はないの?

この子にとっての幸せは

今みたいに
おなかの中で守られて

痛い事も
苦しい事も 何にもなくて

ただ安心していられる。

そういう事なんじゃないの?

♬~

(灯里)生まれても…

怖くて 寂しい思いばっかり
するんだったら もう…。

怖くて
寂しい思いなんか させないよ。

俺たちが いるだろ。

智哉は強いよ。
生きようとしてるよ。

灯里が 最初に感じたんだろ。

そう… そうだけど…。

分かんない…。

どうしたらいいのか分かんない…。

決められない…。

子供を死なせるかどうかの
決断なんて できる訳ないよ。

だったら 先生 決めて下さいよ!

それは できません。
先生…。

それを決めるのが
お二人の責任です。

(拓郎)どう思ってるかだけでも
聞かせて下さい。

僕が意見を言えば お二人の判断に
影響してしまいます。

言えよ! 言わないのは
ひきょうでしょう!

♬~

僕は 治療すべきだと思います。

でも それは 僕が医者だからです。

医者は 最後まで
治療の可能性に こだわります。

それが 命を平等に扱う事だと
考えます。

ですが 家族は… たった一人の

大切な その人の事を思って
決めればいいと思います。

正解も不正解もありません。

周りの事なんか考えなくていい。

お二人で決めてあげて下さい。

じゃないと
きっと後悔が残ります。

♬~

タツムリ います?

ううん。 今日は いないね。

灯里さん 病院が怖いって
言ってましたよね。

私の亡くなった母がね

私が物心ついた時には
もう入院してて。

無菌室って言うの?
そこに入ってて。

子供は入れないから

なかなか そばに行く事も
できなかったのね。

[ 回想 ] (灯里の母親)
ありがとう…。 元気?

[ 回想 ] (灯里)うん。

(灯里の母親)灯里 よく来たね~。

(灯里)<そばにいたい。
触っていたい>

灯里。

(灯里)<あなたの手は
どれだけ温かいの?

髪は サラサラ?>

(灯里)<肌は ふわふわ?>

♬~

(灯里)<何かに隔てられたまま

サヨナラするのは もう嫌>

♬~

先生。

ここで…

最後まで 3人で

過ごさせてもらう事は
できますか?

分娩は 普通の妊婦さんと同じでも
そのあと 赤ちゃんは

いつ急変しても
おかしくない状態になります。

24時間の管理は
皆さんの負担になります。

それに 流産や死産は見てきても

看取りは
また 違う つらさがあります。

どう思う?

管理なら 私でも 十分にできます。

今 あまり 分娩に入れない分

私が やります。

この時期 妊婦さん
そんなに重なっていないので

人手はあります。
(山村)大丈夫です。

他科ですけど
看取りの経験もあります。

(野原)私たち
意外と ずぶといですから。

頼もしいでしょ?

はい。

(灯里の うめき声)

頑張れ。 トモも頑張ってるぞ。

お願い 先生
このまま お別れにさせないで!

大丈夫ですよ。 もうすぐ会えます。

さん 臍帯 切ったあと
お願いします。 分かりました。

インフュージョンポンプ
準備できてますか? はい。

(赤ちゃんの産声)

9時58分。

赤ちゃん 元気に生まれましたよ。

おめでとうございます。
(紗也子)おめでとうございます。

よかったですね。

♬~

ライン注意して下さい。
大丈夫です。

はい。 胎盤 出ました。
はい。

(赤ちゃんの泣き声)

はい 行きますよ~。

智哉くんですよ。
やっと会えましたね。

♬~

(拓郎)頑張ったな~ お前。

♬~

どうかな 吸えるかな。

智哉くん 頑張って。
分かる? ここだよ。

(拓郎)頑張れ 頑張れ!

あっ… すごい!

上手だね~。

(灯里)上手だね~。
(拓郎)いっぱい飲め。

おいしい?

(拓郎)はい 智哉 撮るよ~。
こっち向いて。

早く早く。 トモ寝ちゃう。
(拓郎)はい はい はい。

ねえ 寝ちゃうよ。
音が… あ~ あ~ あ~!

何やってんの。 ほら!
ピピピって鳴るから。

はい 智哉! 智哉!
智哉 智哉。 撮るよ!

いくよ いくよ いくよ。

どうだ?
寝てる。

あ~ もう一回 撮ろう もう一回。
うん。

そう お風呂は ダメなの。

はい。 沐浴は 智哉くんを
疲れさせちゃうんだそうです。

残念だけど 我慢しよう。

智哉 お風呂 ダメなんだって。

ごめんな。

辻村さん お友達が来ましたよ。

こんにちは。

おめでとうございます。

美月ちゃん!
よかった 来てくれて。

(拓郎)だいぶ大きさが違うなぁ。
智哉は ちっちゃいねぇ。

そりゃ 美月は もう1歳ですから。

あっ 美月ちゃん
来週 お誕生日ですね。

あっ…。

1歳かぁ…。

美月ちゃん おめでとう。

トモも 美月ちゃんと
お友達になりたいねぇ。 うん?

あ~ もう ダメだよ 美月。
はい おいで。

由比先生。

あの…。
はい。

すいませんでした。
先生に あんな事 言って。

いえ…。

1年前 まーちゃんは
ここで すごく頑張って

美月を産んだんですよね。
はい。

まーちゃんに
見せてあげたかったなぁ

美月が大きくなるとこ。

♬~

(陽介)家族3人 3人で一緒に

わ~わ~言いながら
過ごしたかった。

(陽介)1日でいいから。

♬~

(陽介)先生 俺には

拓郎さんたちは
すごく幸せそうに見えました。

はい…。

でも 俺も 美月と一緒にいられて
幸せです。

由比先生 頑張って下さいね。

はい。

じゃあ。

ありがとう。 来てくれて。

♬~

サチュレーション 58です。
下がってます。

プロスタ 増やしますか?

恐らく このまま
呼吸する力が弱くなって

心臓を動かす事も
難しくなると思います。

最後の時間を
大切に過ごしてあげて下さい。

はい。

ライン
外してあげましょう。 はい。

おてて 外すね。

♬~

ママに だっこしてもらおうね。

♬~

トモ…。

♬~

(拓郎)智哉。

楽しかったよ。 すごく。

うん。

(拓郎)パパとママね
お前の事 ず~っと思ってるよ。

これからもね どんな時も

お前は 俺たちと一緒だよ。

だから… パパとママの顔

忘れないでな。

トモ…。

♬~

幸せにしてやりたかった…。

♬~

ごめんね…。

♬~

(ノック)

すみません 辻村さん
お母様から お電話が入ってます。

ああ… はい。

♬~

あの… よかったですね
最後 お風呂に入れてあげられて。

こんなの… 自己満足よ。

智哉は 本当は 一日でも長く
生きたかったのかもしれない。

私は 自分の希望を
かなえたかっただけで

この子のためって言いながら
逃げたのよ。

智哉は どう思ってたんだろう…。

相手の気持ちが分からないって
苦しいですよね。

でも 絶対 分かんないんですよね。

自分じゃない人の気持ちは。

だったら
一生懸命 考えるしかなくて

それで 自分が出した答えを
信じるしかない。

♬~

でも… きっと また迷う。

♬~

私は うれしかったです。

母に ぎゅっとしてもらえた時。
すごく。

子供が お母さんに
してもらいたい事なんて

それくらいなんじゃ
ないでしょうか。

♬~

お母さん…!

♬~

智哉を お願い。

私の代わりに いっぱい…

いっぱい抱き締めてあげて。

♬~

<ここは
生まれる命と 消える命が

たえず交差する場所>

♬~

<でも 智哉くんは
透明な子ではなかった>

♬~

どうぞ。

何ですか?
推薦書ですけど。

あっ…! ありがとうございます。

真面目で とても丁寧に
仕事をする人ですから

是非 雇ってあげて下さいと
書いておきました。

ここで 働かせて下さい!

私 ここで働きたいです。
ここで もう少し勉強したいです。

お願いします!

♬~

(物が落ちる音)
(史香)あっ!

いった…!
何? 切った?

ああ…!
大丈夫 大丈夫。

遅刻すると いけないから
あなたは行きなさい。

ほら 今日は…。

えっ…?

大丈夫 こうしてたら
すぐ止まるよ。

♬~

手際がいいねぇ。

さすが看護婦さん。 頼りになるぅ。

思ってないくせに。
(史香の笑い声)

♬~

(ドアが開く音)

初日から遅刻っていうのは

あんまり
よくないと思うんだけど。

紗也子さん。
似合うじゃん。

(笑い声)

おっきいですね…。

(紗也子の笑い声)
(紗也子)おっきいよね。

青田さん 来て!
はい! 分娩 重なった。

先生のとこ行って。
はい!

よろしくね。
はい!

♬~

もうすぐ出るから 青田さん
赤ちゃん受ける準備して下さい。

は… はい!
もう少しですよ~。

水野さん 次の陣痛が来たら
頑張って息んでみて下さい。

力 抜いてって言ったら 全身の力
抜きますよ。 できますか?

はい 息んで。
息んで。

<輝く命と 透明な命。

その重さは どちらも同じ>

赤ちゃん 生まれました~。
(川井)おめでとうございます。

♬~

♬~

<そして 思ったよりも 重かった>

<だから
どんな子にも言ってあげたい>

おめでとうございます。

元気な女の子ですよ。

(赤ちゃんの泣き声)

<おめでとう。

よかったね>