ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ダイアリー 第2話 蓮佛美沙子、菊池桃子、大塚寧々、緒形直人… ドラマの原作・キャストなど…

『プレミアムドラマ ダイアリー(2)』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 春海
  2. 彩加
  3. お母さん
  4. 石田先生
  5. 芙由子
  6. 何か
  7. サプライズ
  8. リビングウィル
  9. 千夏

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『プレミアムドラマ ダイアリー(2)』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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dramalog.hatenablog.com 

 

 

植物状態のシングルマザー(菊池桃子)が残した交換日記を頼りに、父親探しのため母の故郷・石川県へ来た彩加(蓮佛美沙子)。交換相手の千夏(大塚寧々)たちを訪ね…

詳細情報
番組内容
宮田彩加(蓮佛美沙子)は、植物状態になった母・春海(菊池桃子)の尊厳死宣言書のコピーの持ち主を求めて、交換日記を頼りに母の故郷・石川県へ来る。まず加賀友禅の工房に嫁いだ高野千夏(大塚寧々)を訪れ、結婚式で母をびっくりさせるため取材に来たと、春海のことはふせたまま、彩加の実父について尋ねる。だが、千夏は春海から何も聞いてないと言い、途中から夫の誠(緒形直人)の世話でそれどころではなくなり…。
出演者
【出演】蓮佛美沙子菊池桃子中村蒼,大塚寧々,濱田マリ西田尚美山本陽子緒形直人山村紅葉入山法子大友康平
原作・脚本
【作】嶋田うれ葉

 


結婚!?
年収は? 実家は何やってるの?

は? そんな事 関係ないでしょ!

うちは もともとが
シングルマザーの家庭だし。

私が二十歳で家出てから ずっと
ろくに会ってないから。

(悠一)お母さん 3年先も
僕ら 絶対 幸せでいますから。

気に入った。
彩加との結婚を許します。

ありがとうございます!
ドレスとかタキシード

もう選んだ?
今度の日曜 試着行くんです。

じゃあ 私が選んであげる!

何で こんな…。
お母さん! お母さん!

(井村)お母様のお荷物の中に

リビングウィルカードが
あったかと思いますが…。

(高井)尊厳死を望む人が
所持しているものです。

(松島)センターでは 甲 乙の
2通 お渡ししています。

もう一人の方に
相談してみてはいかがですか?

これ お母さん?

会ってたんだ…。

何で何も言ってくれなかったの?
あのとおりにしたら

お母さんの第二の人生
なくなるんだよ!

捜そうと思う。 もう一通の
リビングウィルを渡した人を。

♬~

♬~

♬~

失礼します。

すみません。 宮田さんの娘さんは
今日は まだ…?

(井村)今朝早く
いらっしゃいましたよ。

どこか行かれるみたいでしたけど。
そうですか…。

(チャイム)

「はい」。
突然すみません。 私…。

「ああ 金沢中央テレビさん?
お待ちしておりました」。

あ… いえ あの 私は…。
(切れる音)

どうしよう…。

お待たせ致しまし…。 あれ?

お一人?
お連れの方たちは どちらに?

あの… 私は…。

あの 宮田春海を覚えてますか?

春海? ええ…。

私 宮田春海の娘です。

え?

っていう事は…
まさか あなた… 彩加ちゃん?

…はい。

ごめんなさいね 取材の
打ち合わせと勘違いしてしまって。

いえ…。

きれい…。

これが加賀友禅の着物や。

よかったら 作業場も見てみる?

え… いいんですか?

すご~い。

(千夏)これは彩色っていってね

絵付けの中心となる工程ねんよ。

生地の裏から熱をあてて
色が にじまんようにするの。

昔は 炭火を使っとったんやよ。
へえ~。

ちょっといい?
はい。

加賀友禅では 加賀五彩といって

5つの色を基調に
物によっては100色以上使うんや。

加賀五彩…?
えんじ

黄土 藍 草 古代紫…。

どれも優しい色ですね。
そう!

金加工や刺繍はせんと
自然をモチーフに

写実的に表現しとれん?

加賀友禅
300年間の歴史があって

ず~っと
作り方が変わっとらんげんよ。

何か… 絵画を見てるみたいです。
フフフフ…。

彩加ちゃんは
覚えとらんやろうけど

私 一度
彩加ちゃんに会った事があるんよ。

私も 母から聞いてます。

今日は どうして一人で?

ちょっと 母の事で
聞きたい事がありまして…。

何やろ。

実は…。

実は 私
もうすぐ結婚するんです!

結婚式で 母に
サプライズがしたいんですけど

何がいいか思いつかなくて…。
それで 思い切って

母の故郷に来てみました。

結婚!?

それで 一人で わざわざ?

千夏さんの事は
母から よく聞いてます。

高校時代からの大親友だって…。

母って こんな人だったよとか

私の知らない母の素顔を
教えて頂けませんか?

春海の素顔ねぇ…。

例えば… 高校時代の恋人とか…。

う~ん…。

でも 誰かいたから
私がいる訳ですよね。

サプライズって
まさか 実の父親を捜して

結婚式に 春海にないしょで
呼び出すつもり?

そこまでは考えてません。
あの… ただ…

今まで
何も聞いた事がなかったから…。

自分の事 ちゃんと知った上で
お嫁に行きたいなって…。

なるほどね…。

私も 春海から何も聞いとらんの。

おなかの子の父親は

みんなの知らない人だって
ず~っと言い張っとったから。

そうですか…。

 

(バイブレーション)

どうぞ お出になって。

すみません。

もう…。

もしもし。
彩加 今どこ?

金沢。
金沢!? 何でだよ。

関係ないでしょう。
お母さん ほったらかしにして

旅行なんかしてる場合じゃ
ないだろう。 旅行じゃない。

今ちょっと話してられないから。
私の事は もう ほっといて。

(不通音)

すみませんでした…。

今の… もしかして 春海?

あ… はい。

私のところに来た事
言ってないんでしょ?

あ… はい。

大丈夫 ちゃんと秘密は守るから。

…すみません。

ところで… あの 母から
何か書類っていうか

証書のようなもの
預かった事ありますか?

証書? 預かってないけど…。

春海 借金でもしとるん?

あ…
借金とかではないんですけど。

≪ダメだ! 貸せま!

ちょっと ごめんなさいね。

(誠)イメージと違う!
一からやり直しや!

すみません。

またそんな大きな声出して…。

どこもおかしくないじゃない。
素人は黙っとれ。

お客様がいらしとるんやから
静かにして。 誰や?

ああ また観光協会のじじいか。

うちを
見せ物小屋にする気はない!

あなたこそ 部屋に戻って。

(千夏)気にせんといて。
はい…。

ごめんなさいね
何のお構いもできなくて。

あ… こちらこそ
突然お邪魔してしまって

すみませんでした。

これから どうするん?

ああ… とりあえず
母の実家の方へ行ってみようかと。

実家に…。

ダメ… ですかね…。

まあ 昔は
いろいろあったやろうけど…。

勘当されたと
聞いてはいたんですけど…。

さすがに 孫まで
追い返したりせんやろ。

あ… ですよね!

じゃあ 失礼します。

彩加ちゃん!

春海に よろしくね。

…はい!

(千夏)
「夫が事故で腕を怪我した時は

どうなるかと思ったけど
今はリハビリの甲斐あって

完全復活!!」。

誰だ? さっきの客は。

春海の子よ。

「あっという間に彩加も17歳!
もうすぐ大学受験です。

そうそう 先日 テレビで石川県の
旅館特集をやっていました。

『みや田』が出てきたときは
びっくり!

お母さん 老けたなぁ…

やばい 書いてて泣けてきた…」。

♬~

<おばあちゃんって…
どんな人なんだろう>

すみません。 みや田って旅館を
捜しているんですけど。

みや田か。 ほんなら そこの坂
ちょっと上がってったら

道 分かれとるさかい そこ
左曲がったら右手に見えてくる。

左の右手。
うん。 ありがとうございます。

ああ あんた 違う 違う。
あっ 違う。 ごめんなさい。

そこ ちゃう。 こっち?
そっち上がってったとこや。

ありがとうございます。
すみません。

♬~

あった…。

いらっしゃいませ。

どうぞ。
失礼します。

お荷物 お預かりします。
あっ ありがとうございます。

こちらにどうぞ。

どうぞ お座り下さい。

こちらで少々お待ち下さい。

(絋一)いらっしゃいませ。
暑い中ようこそ。 どうぞ。

すみません。
女将さん いらっしゃいますか?

女将は
あいにく会合に出ております。

そうですか…。
(結衣)ただいま~。

お帰り。 学校 どうやった?
(結衣)楽しかった。

うん そうか。
あっ おやつ 2階にあるさけ。

は~い!

さあさ どうぞ。
おくつろぎ頂いて。 すみません。

うちは今年で創業200年の
節目の年を迎えるんですよ。

そんなに!
今の女将で10代目なんです。

10年ぐらい前に 大女将が
下の娘さんと世代交代なさって

お婿さんに来てもらったんです。
はあ…。

受付におった人。
ああ!

ほな ごゆっくり。
ありがとうございます。

お母さん 妹いたんだ。

(呼び出し音)

♬~

ごちそうさまでした。
はい どうも。

ごちそうさまでした。
(牧子)いいえ。

どうぞ。
手作りの梅ジュースです。

ありがとうございます。

ん! おいしい!
まあ! お代わり いかが?

いいんですか?
ええ どうぞ。

大女将。 若女将が呼んどります。
百合の間で お願いします。

大女将…。 おばあちゃん!

おばあちゃん? 失礼ですが
どこかで お目にかかりました?

私 彩加です。
宮田春海の娘です!

そう…。
あの時 おなかにいた子が…。

そんなに時間がたったんやね。

はい…。
一人で来たん?

はい。
母は 私が来てる事を知りません。

やろうね…。 知ったら
止められとったはずやわ。

一度 母に会ってもらえませんか?

それは 春海が望まんと思うわ。
どうしてですか?

あの子から
どう聞いとるか知らんけど

私が
あの子を追い出したんやない。

あの子が この家を捨てたんや。

え?

それから一度も会うてないけど

あの子は 私の死に目にも
あわんつもりや。

その覚悟で出ていったんや。

(直海)大女将 お知り合い?

あ… いいえ。 じゃ。

…ちょっと待って下さい!
あ… あの~

私 この旅館の女将をしております
宮田直海と申します。

…私は 宮田彩加です。

…あなた 春海の娘なの?

はい。 娘の彩加です。

何で ここにおるが?

…母が育った場所を見てみたくて
一泊させて頂きました。

一体 何の用や。 金の無心か!?

いえ… ち… 違います!

うちには 今 借金しかないんや!
財産 半分よこせって言うなら

借金も半分背負ってや!
直海! 余計な事言わんが!

聞きたい事があるんです。
何や。

母が こちらに手紙か何かを
送ってきた事は…。

ない。 詫び状も来なけりゃ
年賀状も一切ない。

じゃあ…。

私の父親について
何かご存じじゃありませんか?

知らん。 赤ん坊が生まれた事も
後で知ったんやから。

そうだったんですか?

あの女は ある日突然
前触れもなくおらんくなったんや。

この家を… 家族を捨てたんや!

…妊娠したのだって
自分が自由になるためや。

父親なんて
誰でもよかったんと違う?

お母さん
私のお父さん どこにいるの?

お父さんはね ハリウッドで
映画の撮影をしているの。

もう すっかり
あっちの人になっちゃって…。

スターの家族も楽じゃないわね~。

♬~

彩加ちゃん。

昨日は堪忍な。

春海は元気なん?

…はい。

<とても言えなかった。 母が

二度と目を
覚まさないかもしれないなんて>

 

もしもし…。
やっと出てくれた。 今どこ?

山中温泉
お母さんの実家に行ってきた。

旅館やってるの。
マジで!?

で もう一通のリビングウィルは?
誰が持ってるか分かったの?

…分かんない。

やっぱり
来なきゃよかったのかな…。

もういいから 早く帰ってきなよ。

お母さん ほったらかしたら
かわいそうだろ。

そんな所にいても意味ないって。

私 まだ帰らないから!

(小百合)おはよう。
何よ 朝から大きい声出して。

洗濯物 ここ置いとくね。

これ 悠一に渡しとくわ。

だから そんな手切れ金みたいなの
要らないって。

じゃ ここ置いとくね。

あら? 返されちゃったの?
いい指輪だったのに…。

彩加さん 悩んで決めたのね。

あなたも男なら
ちゃんと受け入れなきゃ。

俺は諦めるつもりなんかないよ。

縁がないものを
無理に引き止めたって

お互い つらいだけよ。

♬~

(京子)もらっとけば?
勝手に入ってくんなって。

式場のキャンセル代
結構かかるでしょ。

その指輪 売ったって
二束三文にしかならないよ。

今の世の中ね 何かを整理する方が
お金がかかんだよ。

出戻りが言うと説得力あるな。

うっさい!
要らないなら もらうからね。

は?

ばかじゃないの。

♬~

(チャイム)

♬~

(カーテンが開く音)

すみません。
あの 宮田と申しますが

明恵さん いらっしゃいますか?
(義一)おらん。

え?

おらん。

(戸が閉まる音と鍵をかける音)

(明恵)「この4月から
息子は医大に入り

寮生活をしながら
毎日頑張っています。

私も丘の上総合病院の
主任看護師となり

ますます仕事に励んでいます。

人生 今が一番充実しとるかも!」。

え~っ 嘘やろ!?

すみません。 針なんて ブスッと
刺せばいいがや

ブスッと! どんな下手でも
数打ちゃ血管にあたるから。

なっ!
はい。

主任。 娘さん来てますよ。
娘!?

…いや 産んだ覚えないげんけど。
え? 娘やって言ってますけど。

もう びっくりしたわ~。
春ちゃんの娘やったんか!

すみません 驚かせちゃって。

春海 毎日忙しくしとるん?
まあ… はい。

宮田のおばちゃんも 彩加ちゃんに
会えて 喜んどったやろ。

喜ぶっていうか… 驚かれました。

そらそうやわ。
いきなり 孫が現れたんやから。

そういやな 宮田のおばちゃん
昔 ここに入院しとってんで。

えっ いつですか?

6~7年前かな。 脳梗塞で。

春ちゃんに知らせたら
慌てて来とったわ。

なのに 一度も顔合わせんと
来た事すら隠しとった。

素直になればいいがに だらやろ?

…だら?

そやけど おばちゃんも ホントは
気付いとったん違うかな?

「ありがとう」って
窓に向かって言うとったし。

そうだったんですか…。

ねえ 結婚式のサプライズで
その事 教えてあげたら!?

きっと喜ぶよ 春ちゃん

仲直りのきっかけに
なるかもしれんし。

もう遅いですよ。
んな事ないって。

サプライズで登場してもらうなら
別の人がいいです。

例えば?

私の… お父さんとか。

彩加ちゃん もしかして
お父さん捜しに来たんか?

何や そやったんや~!

いや~ うちも知っとったら
教えてあげるんやけどなぁ

見当もつかんわ。 ごめんね。

あ… いえ すみません。
そやけど

そんな事分からんでもいいがいね。
バージンロードは

春海と仲よく手をつないで
歩いてあげて。 な!

あの患者さんな…
植物状態になって

もう5年や。 入院しとるだけで
えらい お金かかるのに

家族も ようやるわ…。

当面は
生命保険で賄えるやろうけど

そんなもん あっという間に
なくなってしまうし。

でも
いつ 目が覚めるか分からないし

家族としては当然ですよね…。

こういう時
せめてリビングウィルがあれば

本人の意志が
はっきりするんやけど…。

リビングウィル

実は 母も リビングウィル
書いているんです。

春ちゃんが?

…はい。

何で? 何でやろ…。

そうですよね… 何でですかね…。

はい… 今日は ちょっと
行けそうにないんですけど

何かあったら連絡下さい。
失礼します。

いよいよね…。

(芙由子)「昨日の放課後
石田先生と春海が

また2人で話しとるところを
スクープ!!!

まさか 2人のウワサは
本当やったりして!?」。

すみません。

大丈夫です。

すみません。

(芙由子)あなた… 誰?

来るなら来るって 前もって
連絡してくれればよかったんに。

すみません…。

ちょっと つきあってもらえる?

…はい。

この場所は うちら4人の原点。

28年前 ここから
交換日記が始まったんや。

♬~

(芙由子)春は桜が咲いて
とってもきれいねんよ。

へえ~。

そんな重たい日記
わざわざ持ってきて…

春海にバレたら叱られるんと違?

大丈夫です! 「郵便に出しとく」
って言って預かったので。

ふ~ん。 ちょっと見せて。

えっ 彩加ちゃん 結婚するん!?

…はい。
そう! おめでとう!

ありがとうございます。

じゃあ こっち来たのは
結婚と何か関係あるの?

あの… サプライズで
母に何かしたいなと思って。

ふ~ん。 サプライズねぇ…。

あっ 当日 ここから
中継するってのは どう?

千夏と私と明恵の3人で

ここから
生の動画メッセージを送るとか!

いいですね!

石田先生も 呼んだりして…。

…え?

(芙由子)
春海が妊娠したって聞いた時

真っ先に
石田先生の顔が思い浮かんだ。

でも 確信があった訳じゃないの。

でも 日記に証拠写真
貼ってありましたけど。

ああ あれね。

パパラッチ気取りで撮っただけや。

でも もし 春海と石田先生の仲が
ホントだったら

格好の噂話になるやろ。
そう思って

産むのを一番反対したのは
私なんや。

私って ホントに誰からも
望まれない子だったんですね。

何言うとらん!

春海に望まれて
生まれてきたんやから

それでいいがいね。

あの… 石田先生のところに
連れてってもらえませんか?

え? 私が?

いたいた。

石田先生。

(石田)芙由子か! 久しぶりやな。

突然 ごめんなさい。
ご無沙汰してます。

あの人が…。

何やっとん! 早く こっち来んか。
すみません。

(石田)彩加ちゃん?

…はい。

何が食べたいん?

おい お前たち!
ちゃんと やらんがやったら

はよ 家帰れ! しょうもない。
こっちや こっちや。

芙由子
昔と ちっとも変わらんなぁ。

先生こそ。
ちょっと 麦茶いれてくれ 麦茶。

あ~ はい。
あ… 座って座って。 すみません。

最近どうなんや?
いろいろ うまくいっとるんか?

えっ まあ… ぼちぼち。
何が ぼちぼちや。

あの… さっきは
どうして私が彩加だって…。

ああ… 毎年 春海から

写真つきの年賀状や暑中見舞いを
もらっとるんや。 ああ…。

春海は元気か?

…はい。

最後に春海に会ったんは…
7年ほど前やったかな。

実家のお母さんが倒れて
見舞いの帰りに突然来たんや。

そうだったんですか…。

で 今日は どうしたんや?

(芙由子)何か 先生に
聞きたい事があるんやって。 ね!

何や?

え… え~っと…。

あ~ もう! 私が聞くわ!
自分で聞きます!

石田先生…。

あなたは…

私の… お父さんですか?

わしは…

君の父親ではない。

でも
交換日記に書いてあったんです!

2人が親密そうにしてたって。

ほら 証拠写真まであるんですよ!

ねっ 芙由子さん。
えっ あ… うん…。

ほ~う ハハハ…。

何や うれしいな。

そんなに期待してくれとったんか。

そういう訳じゃないんですけど…。

こう見えても わしはなあ
生徒に

それ以上の感情を持った事ないわ。

じゃあ
春海と2人でおったんは…。

相談 乗っとったんや。

春海が「大学へは進学しない。
東京へ行く」言うから

何事かと思ってな。
実家のお母さんとも

何度も一緒に話し合ったんやけど
折り合いがつかんくてな…。

春海は 孤立無援やった。

わしは 産婦人科を探したり

知り合いの
ねじ工場を紹介したり

東京行きの準備
手伝っとっただけや。

でも どうして そこまで…。

そんなん 春海が

どうしても君を産むと
言ったからに決まっとるやろ。

だからって…
18の小娘が言う事ですよ。

ヤケになってただけかも
しれないじゃないですか!

…君は 春海の事を
そんなふうに思っとったんか?

(ため息)

妊娠して 戸惑う生徒は多いが

春海は違うた。

長年 教師をやってきて
あんな生徒は初めてやった。

人生に前向きで 幸せそうで…

キラキラ輝いとった…。

先生だけは
反対せんかったんやね…。

「おなかの子を守れるのは
うちしかおらん!

この子を産んで

一緒に幸せになるんや!」ってな。

♬~

(石田)春海に叱られるやろうなぁ。
「余計な事言うな」って。

石田先生は

私の父親が誰か
知っているんじゃないですか?

知っとるとも 知らんとも
言えんがや。

あとは 春海自身に聞くといい。
君が本気で知りたいと言えば

きっと何か話してくれるはずや。

石田先生 お電話やよ。
おう!

ほしたら わし 行くわ。

あの!
もう一つだけ聞かせて下さい。

母から リビングウィル
預かってませんか?

リビングウィル? 何やったっけ?

大丈夫です。
ありがとうございました。

ああ…。 春海に よろしくな。

おい 変なやつに引っ掛かんなや。
大丈夫やって!

心配やけ。
フフッ。

彩加ちゃん 金沢駅まで送るわ。
乗って。

ありがとうございます。

よっちゃん どこ行くん?
コンビニ。

欲しいもんがあるなら
ママが代わりに行ってあげるから。

よっちゃんは家におって。
うるせえ。

≪(貴司)
いいやろ コンビニぐらい。

ご近所に見られたら
どうするんや。

息子は引きこもりですって
見せびらかしたいんか。

(貴司)そうさせてんのは誰や。
はぁ?

あの子の事 何も知らんくせに。

よっちゃん よっちゃん。

ママが… ママがな 行くから。

うるせえな。

(戸が閉まる音)

 

(芙由子)「今日 春海の娘の
彩加ちゃんが来たわ。

明恵と千夏にも会ってんて?

父親のことが
どうしても知りたいんやって。

春海に連絡した方が
いいかなぁ?」。

♬~

(千夏)それ
あなたが初めて絵付けした友禅。

どうしたん?
そんな古いものを引っ張り出して。

ここへは来るなと言うとるやろ。

そんなもん見てる暇があったら
新しい絵を…

描いたらいいやろ。
この手じゃ無理や。

だったら リハビリ再開せんと。

あなたなら その程度の絵くらい
ちゃちゃっと描けるやろ。

分かったような事を言うな。
こんな絵は二度と描けん!

大丈夫 うちに任してくれれば。
また描く気になるって。

うちが あなたを
高野の4代目として

ちゃ~んと
世間様に売り込んであげるから!

そんな必要はない。

あなたやなくて
この家を守るためや!

潰れても構わん。

所詮 そこまでのもんやったんや。

潰せる訳ないやろ。

とにかく あなたは
うちの言う事さえ

聞いとけばいいがや。

♬~

ごめん ごめん。 お待たせ。
いえいえ…。

じゃ 乗って。
はい。

何か… 期待させて悪かったね。
ああ いえ…。

当時の事が少し分かっただけでも
来てよかったです。

これ よかったら新幹線で。

あ… すみません。
ありがとうございます。

うちも
彩加ちゃんに 一つ聞いていい?

はい。

結婚式のサプライズなんて
嘘やろ。

やっぱりね。 あんな分厚いもん
持ち歩くなんて 普通やないもん。

…すみません。

一体 何が目的なん?
何か春海に聞いたん?

私…
母の事が よく分からないんです。

小さい頃から ずっと。

お母さん 見て!

絵もいいけど
算数も もっと頑張ろうね。

こんな事なら 子どもなんて
産まなきゃよかった。

だったら
おろせばよかったじゃん!

お母さんが選択を誤ったから
私まで苦労してきたんだよ!

母とは
いつも距離を感じてました。

こっちが歩み寄ろうとしても
心開いてくれないっていうか…。

春海は そんな事 思っとらんやろ。

まあ確かに そんな事考える余裕も
なかったかもしれません。

どんなに働いても
お金は たまらないし

自由な時間もないし…。

やっぱり 春海…

そんなに苦労しとったんや…。

彩加ちゃん ごめん!

ホントは
春海に謝るべきなんやけど…

いつの間にか
こんなに時間がたってしもて…。

どういう事ですか?

全部 うちのせいや

うちのせいで 春海…。

ごめん…。