ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

dele/ディーリー 第7話 塚本晋也、Mummy-D、山田孝之、菅田将暉… ドラマの原作・キャストなど…

『dele/ディーリー #7』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 事件
  2. 笹本
  3. 上野
  4. 自分
  5. 証拠
  6. 青酸
  7. 宮川
  8. 犯人

f:id:dramalog:20180908002231p:plain

『dele/ディーリー #7』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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※サービス比較について詳しくは以下の記事をご覧ください

dramalog.hatenablog.com 

 

 

主演・山田孝之×菅田将暉依頼人のデジタル遺品に残された不都合な記録を内密に削除する最強コンビが誕生!遺留記録に秘められた様々な人間ドラマを1話完結で描く。

詳細情報
◇番組内容
『dele. LIFE』の依頼人が死んだ。依頼人は、無実を訴え続ける死刑囚・笹本清一(塚本晋也)の息子。しかも、依頼人が死後削除を依頼したファイルは、真犯人をとらえた映像だった!やがて、この事件で娘を亡くした上野(Mummy-D)など周辺人物から、圭司(山田孝之)と祐太郎(菅田将暉)は、事件解決のカギになると思われる裏情報を入手。だが、調べれば調べるほど、容疑者となりうる人物が次々と浮上してきて…!?
◇出演者
山田孝之菅田将暉麻生久美子
【ゲスト】塚本晋也、Mummy-D
◇原案
本多孝好
◇脚本
徳永富彦
◇監督
常廣丈太(テレビ朝日
◇音楽
岩崎太整、DJ MITSU THE BEATS
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】黒田徹也(テレビ朝日
【プロデューサー】山田兼司(テレビ朝日)、太田雅晴(5年D組)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://dele.life/
☆Twitter
 https://twitter.com/sudayamada
☆Instagram
 https://www.instagram.com/yamadasuda/

 


(ドアの開く音)

(坂上 舞)お疲れ。

なんだかんだで
長持ちしてるみたいじゃない。

(坂上圭司)なんの話だ。

あの子。
もしかして 気に入っちゃった?

単に 向こうが まだ

辞めるって
言い出さないだけの話だ。

(真柴祐太郎)あれ? 来てたんだ。

ちょうど 君の話 してたとこ。
えっ どんな?

悪口に決まってるだろ。

笹本隆さん 死亡確認 取れたよ。

自殺だったみたい。
まだ若いのに。

笹本… 隆?

依頼人は 笹本隆 23歳。

ネットワーク切断後 アクセスなく
48時間経過した場合

アップロードした該当ファイルを
削除するよう設定してある。

待って!

笹本隆って…
もしかして あの笹本清一の息子?

…って 誰?

(キーボードを打つ音)

(記者)「笹本さん! 今回の事件に

あなたが関与していると
噂されていますが…」

(記者)「5年前の事件でも
青酸カリが使われていましたよね?」

(笹本清一)「何 勝手に撮って…!
何 勝手に撮ってんだ!」

「(カメラのシャッター音)」

「犯人扱いしてんじゃねえよ!」

なんか 見た事ある。

8年前
埼玉で起きた毒物混入事件。

(舞の声)
バザー会場の公民館で出された

ジュースを飲んだ人たちが
次々 倒れた。

大丈夫? 大丈夫?

(救急車のサイレン)

(舞の声)
被害者28名 うち4名が死んだ。

(救急車のサイレン)

ストレッチャー こっちだ!

♬~

(舞の声)ジュースの入っていた
ウォータークーラーから

青酸が検出。

♬~

(舞の声)
犯人として笹本が逮捕され

取り調べで犯行を自白した。

でも 裁判になった途端

一転して
「自白は強要されたものだ」って…。

一審は
証拠不十分による無罪判決。

検察側の控訴
二審 逆転有罪の死刑判決。

今度は 弁護側が上告したけど
最高裁が棄却。

死刑が確定して

今は 拘置所
刑の執行を待ってるけど

本人は 8年間
ずっと無罪を主張し続けてる。

息子の名前だけで
よくわかったね。

知り合いの弁護士が 民事のほうで
笹本の担当してるの。

息子の名前も聞いてた。

もしかして
事件に関するものかもしれない。

このファイル見せて。

見せなさい。

信用保証してるんだから
見る権利あるでしょ。

(男性)「皆さん
バザーの準備ができました」

「どうぞ 中へお願いします」

♬~

(キーを打つ音)

この時間…。

笹本が青酸を入れたって
されてる時間…!

違う人だよね?

こんな映像があったなんて…。

笹本逮捕にあたっては
物証が一つもなかったの。

住人の証言とか 状況証拠だけ。

これなら ひょっとして
判決 ひっくり返せるかも…。

そんな重要な証拠を
息子が持ってて

どうして
証拠として提出しなかった?

裁判は
真実を追求する場所じゃない。

シナリオに合わない証拠を
裏で除外する事も

ないとは言い切れない。

だけど なんで削除依頼を…?

わからないけど…。
これ もらっていくから。

削除依頼があったものを
裁判に出すなんて

これ以上ない契約違反だ。

それをやったら
この商売は終わる。

こっちだって 見てしまった以上
弁護士としてスルーできない。

利益相反だな。

まあ そんな
2人とも テンパってないでさ

とりあえず調べてみよ?
関係ないって事も あるわけだし。

そうね。 すぐ動いて。

動こうが動くまいが
今すぐ消す。

消したら
証拠隠滅罪で通報するから。

(カメラのシャッター音)
おい。

別に 裏切るわけじゃないからね。

♬~

♬~

(踏切の警報音)

ケイ 平気だった?

ほっときゃいいんだって。
単に折れたくないだけなんだから。

「本当 子供」
ハハハ…。

でさ 今 その映像に映ってた
公民館に来てるんだけど…。

「開いてないみたいだよ」

まずは
映ってた男が何者なのかからね。

でもさ 青酸なんて そもそも
誰でも手に入れられるものなの?

「青酸を持ち出された町工場の
倉庫には 鍵は掛かってなくて

誰でも持ち出せた」

「つまり 笹本じゃなくても
犯行は可能だったって事」

じゃあ なんで
笹本が犯人って事になったの?

ちゃんとした証拠もないのに。
前科があったのよ。

「それも 同じ手口の」
ん? 同じ?

「笹本は 昔 メッキ工場を
経営してたんだけど…」

経営が悪化して
倒産寸前になったの。

それで 従業員に青酸を飲ませて
保険金をだまし取ろうとした。

えっ…。
で その従業員は どうなったの?

とっさに吐き出して
命は助かったけど

笹本は
殺人未遂で懲役5年の実刑判決。

刑期を終えて その町に
引っ越してきたんだけど…。

「どこからか 過去が知れ渡って
町の人たちは敬遠してたみたい」

「それで 証言が集まって…」

犯人になったって事か。

で どこから調べるつもり?

うーん…。
さっき 店があったから…。

(上野成美)お待たせしました。
うわっ うまそう!

あっ!
僕 ブログやってるんですけど

写真 撮ってもいいですか?
(成美)ええ どうぞ。

この店
ネットで勧めてたんですよね。

(カメラのシャッター音)

この人が つぶやいてて。

(成美)あら。

あっ ご近所の方ですか?

ええ。 よく使ってもらってて…。
ああ~。

宮川先生が
紹介してくださってるんですって。

えっ 先生なんですか?

(上野兼人)いえいえ。
市議会議員なんですよ。

ああ…。
(上野)町おこしに熱心で。

そんな細かい事まで
やってくれてるんですね…。 ああ。

(チャイム)

「はい」

ネット記事の
ライターなんですけど

町おこしの件で 宮川先生に
取材させてもらいたくて。

「お約束されてますか?」
ああ… いや。

「宮川は今
市議会に出かけておりまして」

ああ そうなんすね…。
(携帯電話の着信音)

あっ じゃあ また出直します。
ありがとうございました。

(携帯電話の着信音)

さっき電話くれた?
「ああ…」

映ってた男 宮川新次郎っていう
市議会議員だった。

今 家に来てみたんだけど
留守みたい。

家って…!
会って どうするつもり?

とりあえず
話 聞いてみようかと思って。

「毒 入れました?」って聞いて

「はい 入れました」なんて
言うわけないでしょ?

いや いきなり
そんな事 聞くわけないっすよ。

でも 空気でわかるって
あるじゃないですか。

まだ この段階じゃ
探ってる事 知られるのも

よくないんだって。
(ノック)

「大丈夫?」

「もっと周りから探りなさいよ。
町の人とかさ」

はあ…。

♬~

つっても こんな住宅街で
誰に声をかけりゃ…。

♬~

(和田 保)宮川先生のとこは
元々 地主でしてね。

(和田)この辺の人は
大体 あそこの土地 借りてて。

まあ うちも そうなんだけど。

へえ~。 地主…。

どうりで 立派なお家ですもんね。
先生自身も

周りの期待に応えようと
頑張ってますよ。

本気で
この町を良くしようとしてるの

伝わってくるし。

なので 市議会選の時も
みんな応援してました。

そんな人だと
悔しかったでしょうね。

ほら あの 割と有名な事件
あったじゃないですか。

ええ まあ…。

宮川さんも
会場には いたんですか?

さあ… 私は行かなかったんで
なんとも…。

(上野美奈子)いらっしゃい。
よく来たね。 はい これ。

えっ?
おい。

勝手に開けんな
っつってんだろうが!!

どうせ また お前
財布 持ってねえんだろ?

えっ… 店の人じゃないんですか?
おい いい加減にしとけよ。

これ 何回目だよ!
今度こそ 警察 突き出してやる。

あっ ちょっと待った!
それ 僕 買います。

次から
お財布 忘れちゃ駄目だよ。

(美奈子)おいしい?

うん おいしい。

あのさ お家どこ?

本当 よく来てくれたね。

また さっちゃんに会えて
おばあちゃん とっても嬉しいよ。

さっちゃんじゃないよ。 祐太郎。

ゆうたろう…?

ほら できた。 手裏剣。

ああ…
鶴とかのほうがよかった?

お礼しなくちゃね。

ご飯食べに行こう。

ご飯 お家で食べなくていいの?
お家だよ。

えっ?

あれ…。

えっ ここ!?

いやいや おばあちゃん…!

お義母さん…。

えっ…。 ああ!

あの… そこで知り合って。
すみません。

おふくろ ご迷惑を
おかけしませんでしたか?

全然 全然!

僕 おばあちゃんっ子だったんで
なんか 逆に

ちっちゃい頃を思い出して
楽しかったです。

じゃあ 上へ…。
お義母さん こっち。

ああ~ あの…。

さっちゃんって誰ですか?
えっ?

あっ… さっき おばあちゃんが
僕の事「さっちゃん」って。

(上野)ああ…。 僕らの娘です。
あっ!

もう いませんけど。

8年前に事件がありまして。

あっ ひょっとして
毒物混入事件で…?

(上野)ご存じなんですね。

仕事柄 よく
娘をおふくろに預けてたもんで

仲が良くて。

いなくなったのを
受け入れられないのか

それからなんですよ。
おふくろ あんななっちゃったの。

ああ… そうなんですね。

俺も 妹 亡くしてるんです。
いろいろあって…。

そうですか…。 しんどいですよね。

♬~

あの…。

実は今 その8年前の事件を
調べ直してるんです。

あっ 警察とかではなくて…。

詳しい事は言えないんですけど
新しい証拠が出てきて。

まさか…!

それで 宮川さんの事を
調べてたんですか?

あっ
まだ何もわからないんです。

でも もし
何か知ってる事があったら…。

この店 よく 町内会の会合で
使ってもらってたんです。

ああ…。

みんなが帰ったあと…。

(中山 剛)
市議会の予算 下りたか?

(宮川新次郎)
入札案件になりますよ。

(宮川)さすがに
私の一存で発注するのは無理です。

ハハッ…。 選挙の時

一票いくらで集めてきてやったの
忘れたのか?

ちょっと…!
やめてください。

(中山)恩を忘れたってんなら
タレ込んだっていいんだぞ。

(祐太郎の声)相手の男は?

(上野)中山って
土木会社やってた人です。

その人
そのあと 例の事件で死んだんで

妙に気になってて…。

でも 本気では疑ってないですよ。
ああ…。

僕から聞いたって
絶対 言わないでくださいね。

はい。
この店も

宮川先生から
土地を借りてますし。

♬~

(キーボードを打つ音)
(シャッター音)

♬~

♬~

「南鳩山」…。

(キーを打つ音)

♬~

(キーボードを打つ音)

♬~

♬~

(チャイム)

「はい」

アポイントメントを
取っておいた者です。

(ドアの開く音)

お待たせしました。

寄付金のお話だとか…。

それは会うための口実です。

そう言えば
時間を作るだろうと思ったので。

は…?
単刀直入に言います。

8年前の毒物混入事件の際

ジュースに
青酸が混入されたとされる時間

あなたが ウォータークーラーに
何か入れたという

証明可能な情報があります。

なんの話でしょうか?
証明可能な情報って…。

開示する気はありません。
何か弁明はありますか?

あなたは 一体…!
答えないなら

答えられない事情があると見なし
しかるべき所に持ち込みますが。

♬~

…確かに入れました。

でも あれはジュースの粉末です。

氷で味が薄まったんで
追加したんです。

その話 警察には?

話してません。

立場があるし
変に疑われたくなかったんです。

(宮川 茜)ねえ。

警察関係の人?

♬~

フリーのジャーナリスト?

どうして 警察だと思った?

だって あの事件の話 してたから。

聞いてたのか。
お父さんは否定してただろ。

あんな話
どうせ信用してないでしょ。

それは 君自身が疑ってるから
そう思うんじゃないのか?

表面は良くしてるけど

裏では何考えてるか
わかんない人だから。

議員なんかやってれば
そうなっても おかしくない。

あんな話しに来たのに
かばうんだね。

君の代わりに言ってる。
え?

事件の日
君のお父さんは 確かに

問題のウォータークーラーに
何か粉末を入れてた。

でも その前に

粉末に顔を近づけて
においを嗅ぐような仕草をしてる。

青酸は ごく微量でも吸い込むと
気道粘膜から吸収され

命を落としかねない。

犯人だとすれば
これは あり得ない行動だ。

それじゃあ…。

何かあったのか?

何かって…?

元々は
お父さんの事 好きだったんだろ。

なんで… なんでもわかるの?

子供が親を嫌う理由は
大抵 期待の裏返しだ。

俺にも経験がある。

何があった?

8年前…。

(雷鳴)

(雷鳴)

(茜の声)そんな事する人と
思ってなかったから

それ以来 わからなくなって…。

だからって 事件を起こしたとまで
考えたのか?

だって 相手の女の人…。

(茜の声)あの事件で死んだ
女の子の お母さんだったんだよ。

旦那さんに
嫉妬したんじゃないかとか

相手の女の人が邪魔になって
殺そうとしたんじゃないかとか…。

死んだ子 まだ5歳だったし…。

もし
お父さんが関わってたとしたら…。

いや。 だとしたら むしろ…。

(キーを打つ音)

「PEGASSA」か…。

(キーボードを打つ音)

♬~

♬~

(上野)上がったよ。
(成美)はーい。 よいしょ。

♬~

♬~

(ドアの開く音)

裏が取れた。
例の映像 渡しなさい。

宮川は 市議会議員選の時に

不正をやって
当選した可能性がある。

その時の協力者に
見返りを求められていた。

見返り?

談合。

市の予算でやる道路の舗装工事を
自分のところに発注しろって。

できないなら不正をバラすって。

土木会社やってる 中山って人で
毒物混入事件で死んでるんだよ。

宮川にとって 中山は邪魔だった。

でも 中山だけを狙ったのでは
さすがに疑われかねない。

そこで 無差別殺人に見せかけて
中山を殺す事にした。

あの町には笹本がいる。

青酸を使えば

そっちに誘導できると
思ったんじゃない?

市議会議員なら 地元の警察にも
顔が利くだろうし…。

そんな訳で
知り合いの検事に持ち込むから

例の映像 渡して。

その前に これを見ろ。

この車 よく見ると
シートが倒されてる。

それと このドアミラー

乗車と連動して
開閉するようになってる。

中に誰かいた可能性が高い。
誰かって?

陸運局のデータベースに入って
ナンバーを調べた。

持ち主は上野兼人という
あの町で飲食店を経営してる男だ。

上野さん?
知ってるの?

談合の話
上野さんから聞いたんだよ。

上野の携帯をのぞいて
見つけた写真だ。

えっ?

写ってるのは上野の妻だ。
上野は2人の関係を知ってた。

狙ったのが
宮川か妻かは わからないが

動機なら 上野にもある事になる。

そんな… あり得ないって!

上野さん 5歳の娘さんを
あの事件で亡くしてるんだよ?

予定外に巻き込んでしまった事も
考えられる。

会った事もないくせに
何 言ってるんだよ。

殺人なんかするような人じゃ
ないんだって!

何をむきになってる?

自分と重ね合わせてないか?
はあ?

お前も妹を亡くしてるんだろ。

ケイ。

なんで…。 いつ調べたの?

お前が 初めて ここに来た日だ。

警察の厄介になってたような奴を
雇う上で

素性を調べるのは当然だ。

身の上が似てるからって

自分の見たいように
世界を見てるようじゃ

警察や あの町の住人と同じだぞ。

そういう自分は違うの?

どういう意味だ?

俺は
自分と重ね合わせてなんかない。

その上から目線の事
言ってんの。

いつも 俺だけは正しく
世界を見てるって顔してるけど

あんただって間違ってるかも
しれないんだからね。

そんな事か… くだらない。
俺は 物事を客観視してるだけだ。

はあ… ともかく

宮川にせよ 上野にせよ
いずれにしても

笹本に再審の余地がある事には
変わらないんだから

映像 渡して!
ちょっと待って。

それを言うなら これ
もう一人 写ってる事にならない?

どこに?

これを撮ってる人。

あっ…。

笹本隆か。

笹本隆?

(茜)「う~ん… あの事件のあと
すぐ引っ越していったし」

事件前は どんな様子だった?

前っていっても
半年ぐらいしか いなかったし

友達もいなかったと思うよ。

何回か見かけた事あるけど…。

「なんか 気持ち悪かった」
気持ち悪かった?

うん。 一人で 町中を
あちこち撮影してて。

カメラでか?

(茜)「ううん スマホ

駄目だね。

住んでたアパート 大家さんが
清掃入れちゃったみたいで

空っぽ。

「どうする?」

笹本清一は

最初の工員殺人未遂事件で
実刑が決まった直後

離婚されてる。

「奥さんは その後
隆と足立区のアパートで

暮らしていた事までは
わかってる」

住所は?

(女性)4年くらい いたのかな。

4年?
5年じゃなくてですか?

うん。
体 壊して 亡くなっちゃってね。

ああ…。

パート掛け持ちしたりして
無理してたから。

息子さん いましたよね?
ああ あの全然しゃべらない子。

学校で
随分 いじめられてたみたいで

引きこもってましたよ。

お母さんが亡くなったあとは?

杉並の児童福祉施設に行くって
言ってましたけど。

ああ… はい。

(女性の声)借金の取り立てなら
諦めたほうがいいですよ。

(解錠音)
あっ これか。

(施設長)あんまり
なじめなかったようでしたね。

周りとも
全然 話そうとしなくて…。

次の年には
出て行ってしまいましたし。

出所したお父さんに
引き取られていったんですよね?

そのお父さん
また 事件起こしたんでしょう?

ニュースで見ただけですけど。

とにかく
うちとは それきりなんで

そのあと どうしてるか
わかりません。

(福山若菜)
隆くん 捜してるんですか?

ああ…
ちょっと貸してたものがあって。

(若菜)私も もう随分
連絡 取ってないんですけど…。

えっ
連絡 取り合ってたんですか?

(若菜)
私も 元は ここの出身なんです。

ああ そうなんですね。

隆くんは
あんまり なじめなかったとか。

親が犯罪者だって事で

今までも いろいろ
嫌な事あったみたいで

誰とも
話したくなかったみたいです。

じゃあ なんで 若菜さんには
心開いたんだろう?

私も同じなんです。

親が…。

今でこそ
だいぶ楽になりましたけど

ずっと 自分だけ 別の世界に
住んでるような気持ちで

生きてきたんです。

こんな事 言っても

多分
伝わらないと思うんですけど…。

ああ…。

結構 いったね。

隆くんの腕にも同じ傷が…。

ああ…。

新しい町でも

やっぱり 変わらない目で
見られてたみたいで

時々 メッセージが
送られてきてたんです。

これは?

(若菜)引っ越し先で撮った動画を
送ってきてたんです。

自分が
どんな目で見られてるかって。

ただいま。
(若菜)おかえり。

(若菜)
でも 連絡こなくなっちゃって。

全然 知らない?
ええ。

何か ご存じです?

ああ… いやあ…。

あの… これ全部

コピーさせてもらっても
いいですか?

その代わり 隆くんが見つかったら
連絡してもらえますか?

…もちろん。

隆くん
元は 繊細で純粋な子なんです。

もしも 親が違ってたら…。

いつか 全部 乗り越えて

幸せになってくれると
いいんですけど。

(男性)「出て行け 犯罪者!」

まるで 怪物扱いだな。

隆から見たら 周りこそが
怪物に見えてただろうが。

隆は この町に来る前も

父親の事で ずっと 周りの人と
うまくやれてなかったみたい。

子供の時から
ずっと こんなふうに

疎外されて生きてきたとしたら

ひねくれていっても
仕方がないよね。

(キーを打つ音)

机の下?

だいぶ病んでたみたいだね。

これ…!

事件に使われた青酸じゃないの?

周囲の敵意が 少しずつ
シガテラ毒みたいに

隆の中に蓄積して
あの事件を生んだ…。

あるいは 自分をそうした父親を
殺そうとしたのかもな。

だとしたら なんで こんなもの
取っておいたんだろう?

迷ってたんだろう。
父親を救う唯一の証拠だ。

だが 出せば 自分が死刑になる。

真相を消し去るには覚悟がいる。
だが その覚悟がなかった。

だから 誰かに消してほしくて
削除依頼を出した…。

今までで一番強い証拠。

本格的に再審請求ができる
可能性が出てきた。

拘置所の笹本に会ってくる。

確定死刑囚の面会は
制限されてるはずだろ。

知り合いが民事の担当だって
言ったでしょ。

(笹本の声)誰だよ? あんた。

今日は代理で来ました。

昨日付で 同じ法律事務所で
働く事になりました 坂上舞です。

(笹本)なら… 聞いてんだろ。

俺は やってねえよ。

治療費だか 慰謝料だか
知らねえけど

払ういわれなんかねえよ。

でも 逮捕当時

あなたは
一度 自供してますよね。

だから…
だから それは無理やり…!

誰かをかばうためだったって事は
ありませんか?

かばう?

例えば 息子の隆さん。

なんだと?

まだ 聞いてませんよね。

隆さん 亡くなりました。

いつ…?

なんで…?

自殺です。

つい最近の事で
連絡する身寄りもなかったので。

隆は… 世間に殺されたんだ。

ああ…!

俺も殺される。

もしも かばってらっしゃるなら
もう その必要は…。

(叩く音)

てめえ ぶっ殺すぞ!!

やったのはな
隆でも俺でもねえんだよ!

隆さんが青酸らしき粉末を
持っていた証拠が

出てきたんです。

黒い瓶を持っていたの
見た事ありませんか?

あれは… そりゃ薬だよ!

医者から処方されてたのを
入れてただけだよ!

犯人はな あの町にいるんだよ!

あの町にいる奴らは
犯罪者以下だ!

♬~

薬?

そう言ってた。

確かに 隆は
自立支援医療の対象になってた。

処方されていたのは間違いない。

じゃあ
もし 隆じゃないとしたら…。

笹本は
犯人は あの町にいるって。

でも 逮捕直後から

自分たち以外の
いろんな住人の名前を挙げてるし

会ってみた感じ

信用できる人間かどうか
正直 わからなかった。

それって 本当は
笹本がやってるかもって事?

犯人は… あの町にいる…。

「(電車の走行音)」

♬~

ドラッグだ。

ドラッグ?
えっ なんでわかるの?

見ればわかる。

8年ほど前に出回ってたものだ。

♬~

この男…!

事件で死んでるじゃない。

(圭司の声)もし この売人と
何か もめてたのだとすれば

彼女にも動機がある事になる。

でも 青酸が入れられたのは
この時なんだよね?

だったら 彼女には…。

♬~

見たか?
えっ?

♬~

このあと
一人で戻ってきたとすれば

彼女にも犯行は可能になる。

ここにきて
また容疑者が増えたって事?

待って。

♬~

事件の日 会場には行かなかった
って言ってたのに。

確かか?

なんで 嘘を…。

(和田)「おい!」
「(殴る音)」

(和田)「また発作かよ!
おい いい加減にしてくれよ!」

「(殴る音)」

(和田)
「おい! 俺がいくら稼いでも

全部 消えてくわ!」
「(殴る音)」

(和田)「おい! もう 頼むから
死んでくれよ!」

「(殴る音)」
(和田)「頼むから おい!」

(戸の開く音)

ああ この前の…。
はい。

あのおばあさん 大丈夫でした?

ああ…。

私も
怒りたくはなかったんですけどね。

もう 何度 言っても
聞かないもんだから。

人間 年取ると 子供と一緒です。

あれぐらい きつく言わないと
わかんないんですよ。

だから 病気のお母さんにも
暴力を振るってたんですか?

は?

あの事件で
お母さん 亡くなったんですよね?

(秒針の音)

そして 本当は あの日
あなたも会場に行ってた。

何が言いたいんだよ?

あなたにも 事件を起こす事は
できたんじゃないですか?

あ?

あっ… ああ…。

あっ… あああっ…。

はあ… はあ…。

(せき込み)

(和田)
何がわかるんだよ? 出て行け!

二度と来るな。

もしかしたら

また会えるんじゃないかって
思ってた。

今度 また バザーやるんだって。

事件から 随分 経ったし

乗り越える意味だとか
なんとか…。

一緒に行く?

ドラッグは もう やめたのか?

…いきなり 何?

8年前 笹本隆が撮ってた映像に

君が 売人から買ってるところが
映ってた。

それも
父親の不倫のせいにするか?

お願い 内緒にして。

君が ドラッグを
やろうが やるまいが

俺は どうでもいい。

ただ あの事件で売人が死んでる。

売人との間に
何かトラブルがあったとするなら

君にも動機がある事になる。

なんなの? 警察でもないくせに。

♬~

不正に不倫。 病んでる少年。

ドラッグに家庭内暴力

調べれば調べるほど
容疑者が増えてく。

ここは どうなってる?

この町に限った事じゃない。

人間なんて そんなもんだ。

社会は
人に ひとつの人格を望む。

人格が一貫してればしてるほど
誠実な人間だと捉えられる。

だから みんな
表向きの自分を演じて

そこから はみ出る部分を
隠したがる。

隠してきたものを消してやれば
一貫した人生になる。

反対に 暴き始めれば
いろんなものが壊れる。

だから 俺は いつも
中を見ずに消してきた。

責任が取れないからだ。

この町も
暴かれる事を望んでない。

あの削除依頼の映像を消せば

今までどおり
笹本が犯人だという事で

この件は終わる。

俺だって 責任は取れない。
暴くのは怖いよ。

でもさ…

消す事だって 同じぐらい
恐ろしい事なんじゃないの?

(携帯電話の振動音)

どうした?

うん? なんかあった?

…終わりだ。

うん? どういう事?

今朝 笹本の死刑が執行された。

えっ!?

今まで調べた事 全部まとめて
裁判所に持っていったら

どうなるの?

間違いなく黙殺されるだろうな。

犯人が誰かわからない以上
そこまで決定的な証拠でもない。

(圭司の声)何より 今さら

別の真相が
明らかになったとしても

笹本は もう生き返らない。

法の番人である裁判所が

取り返しのつかない
過ちを犯したなんてストーリーは

一番避けたいものだろうからな。

デリート…。

…かもな。

消された事で
結論が一つになった。

(女性)はい ジュースですよ~。
ジュースですよ~。

(圭司の声)もう迷う必要も
お互いを疑う必要もない。

ようやく
みんな 前を向いて歩き出せる。

元気だった?
えっ 来てたの?

はい。
私 飲みたくない。

大丈夫だよ。 今日のは
ちゃんと見張ってたから。

前の時 言われたの。
飲んだら死んじゃうよって。

誰に?

思い出せない。

よそから来たって言ってた。

勘違いじゃない?
あの頃 まだ小さかったし。

やめなさい。
もう終わったんだから。

♬~

言っていい?

すっげえ気持ち悪い。

(ドアの開閉音)

♬~

♬~

なあ。

俺が ここに来たのは
偶然じゃないんだよね?

あいつの妹の死因は 本当に
発表されたとおりだったのか?

あんな死に方をしなければ こんな
つらい思いをしなくてよかった。

(仲村 毅)「事故がわかれば

国家にとって
大きな足かせになっただろう」

親父は立派な弁護士だった。
残すのは その記憶だけでいい。

ここに親父がやった事の証拠が…。
弟は 父親のデジタルデバイスから 何を…。