ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

遺留捜査 第8話 上川隆也、栗山千明、永井大、宮﨑香蓮・梶原善、甲本雅裕… ドラマのキャスト・主題歌など…

『遺留捜査 #8』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 久世
  2. 事件
  3. 岩田
  4. 手術
  5. 松野
  6. 先生
  7. 息子
  8. 下鴨
  9. 大西先生
  10. 年前

f:id:dramalog:20180906205823p:plain

『遺留捜査 #8』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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※サービス比較について詳しくは以下の記事をご覧ください

dramalog.hatenablog.com 

 

 

糸村(上川隆也)が遺体の第一発見者に!!殺害されたのは、30年前の未解決事件の犯人だった!遺留品の「古い空き缶」に注目した糸村が紐解く、衝撃の真相とは…!?

詳細情報
◇番組内容
30年前の未解決殺人事件の犯人が殺害された!!殺されたのは、事件後に姿を消していた元電気工事士の久世(入江崇史)。久世の息子・大西(深水元基)は、苦労の末、医師となっていた。過去の事件への関与が疑われた元暴力団構成員の八木(不破万作)も、久世の周囲をうろついていたことが分かる。犯人は父を恨む息子か、元暴力団構成員か!?糸村は、遺留品の「穴の開いた古い空き缶」が気になる。遺留品から導く衝撃の真相とは…!?
◇出演者
上川隆也栗山千明永井大、宮﨑香蓮・梶原善甲本雅裕戸田恵子
【ゲスト】深水元基、玉置玲央、入江崇史、不破万作中須翔真、上田弘治、青山勝紀、小牧芽美、木村亜有夢、浅海翼、中尾聡、中島基之、大西由恵
◇脚本
徳永富彦
◇演出
長谷川康
◇音楽
吉川清之
◇主題歌
小田和正『やさしい風が吹いたら』『小さな風景』(アリオラジャパン
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子テレビ朝日
【チーフプロデューサー】佐藤凉一(テレビ朝日
【プロデューサー】藤崎絵三(テレビ朝日)、丸山真哉(東映
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/iryu_2018/
☆Twitter
 https://twitter.com/iryusousa_tva

 

(セミの鳴き声)

♬~

ごめんください。

♬~

(パトカーのサイレン)
はい。 僕は犯人ではありません。

アリバイも ありません。

仕事中まで
ふざけないでください。

ふざけてはいないんですが…。
で…?

死亡推定時刻は 一昨日の
午前0時から2時までの間。

死因は 刃物で突いた傷による

出血性ショック死だろうという事です。
凶器の特定は?

刃渡り16センチ 厚さ2ミリの
多分 包丁によるもので

包丁としては 実に一般的で

特に珍しいものではない
という事です。

この家の人間じゃないんだよな?

ええ。 ここ
所有者不明物件みたいですね。

ああ 今 増えてるやつか。

勝手に
上がり込んだんでしょうか?

確かに 生活してた感はあるよね。

これ なんでしょう…?

何って ただの空き缶でしょう。
食べたんじゃないですか?

うーん でも だいぶ さびてますし
デザインも相当古そうです。

なんで こんなものが…。
また始まった…。

「フルーツみつ豆」…。

うーん…。 ん?

♬~

遺体の司法解剖の結果です。

がんを患っていたみたいですね。

がん?
どれくらい進行してたんですか?

ステージⅣでした。

まあね
あんな生活をしていたから

ストレスも
たまっていたんでしょうね…。

(滝沢綾子)過度なストレスは

がんを誘発する
っていいますからね。

村木さんも
気をつけてくださいね。

ありがとう。

村木さん ストレスあるんですか?

あのね 私はね
ロボットじゃございませんのでね。

あっ いい機会だ。

お話ししてさしあげましょう。
はい。

私のストレスの原因の
99パーセントは…

あなたなんですよ。

あっ それで これ
何年前のものか わかりますか?

だから 空気! 空気!
そういう空気 読まずに…!

もう! ストレス!
遺体の身元は?

指紋照合と歯型鑑定 それと
DNA鑑定を依頼しています。

一致する指紋が
うちのデータベースにありました。

(佐倉路花)えっ…?
前歴があったって事?

それが 30年前に起きた

左京区の未解決強盗殺人事件の
現場の遺留指紋と一致したんです。

未解決の強盗殺人事件?

覚えてませんか? 下鴨の。

もしかして… 夫婦殺し?

(刺す音)
(松野 克)ああ…!

(刺す音)

(岩田の声)殺害後 しばらく
現場に とどまっていたようだ。

♬~

(岩田の声)当時5歳の息子さんも
いたんだが…。

♬~

(岩田の声)クローゼットに
隠れていて 助かった。

(岩田)目撃していた生存者もいて

現場のあちこちに 指紋が
残されていたのにもかかわらず

捜査本部は
結局 犯人を特定できなかった。

私も その事件
応援に行った覚えがあるわ。

30年前って事は 室長代理は…。

ああ もう 年の計算はしない!

1988年っていうと
もう時効ですね。

2003年に時効は成立。

当時は まだ
殺人の時効は15年だったから。

遺族は さぞ無念だったろうよ。

そして 犯人が
今になって 遺体で見つかった。

当時5歳だった息子さんって
今 どうしてるんでしょう?

そうね。 一度あたっておこうか。

糸村くんと神崎でお願い。
はい。

岩田たちは 現場周辺を。
(雨宮)はい。

松野雄司さんですね?

(松野雄司)
この人が 僕の両親を…?

京都市内の空き家で
遺体で発見されました。

それが 実は
殺人事件の可能性がありまして。

えっ…?

何者かに刺されたようで
凶器は…。

やめてください。

もう そういう話には
巻き込まれたくないんです。

大体 もう時効なんですよね?

14日の午前0時から2時の間
どちらにおられました?

はっ? どういう意味です?
すみません。

聞くのが決まりになっている
ものですから。

そんな夜遅く 家にいましたよ。

なんらかの形で証明できると
ありがたいんですが…。

そう言われても…。

でも
電車は終わってる時間ですし

そもそも そんな男の居場所なんか
知るわけないですよ。

(店員)防犯カメラの
ある分 全部ですね?

はい。
ご協力ありがとうございます。

はい。

確かに 現場には
コンビニ商品がありましたけど

でも なんで…?

コンビニなら
現場に もっと近い場所にも

何軒かありましたよね?
あったな。

じゃあ なんで
こんな離れた店まで…?

確認しましたが 松野さん
運転免許を持ってないようです。

車を借りて 京都へ行くのは
難しいですね。

次は
タクシー会社 あたりましょう。

神崎さん。 僕 ちょっと
行きたい所があるんですけれど。

はっ?
この先に缶詰工場があるんですよ。

缶詰?

(雨宮)
早送りしすぎじゃないですか?

ちゃんと見てるよ。
3カ月分もあるんだぞ。

ちんたらやってたら
老後 迎えるぞ。

そんなに速くて
本当に見えてるんですか?

何年やってると思ってんだよ。
俺の動体視力をなめんなよ。

あっ ちょっと!
ん?

(岩田)2カ月前か…。

俺の勘 当たったな。

結局 見逃してるじゃないですか。

それより…。

(岩田)この男 気になるな。

確かに うちの缶詰ですよ。

それ 賞味期限が
記されていないんです。

いつ頃のものなんでしょうか?

30年くらい前かなあ…。

これ 試作品だったんでね。
試作品?

となると 市販されていない。
とすると…。

持ってるのは
この会社の関係者だけ?

そうね。

被害者は
この 久世凉一という男でした。

久世凉一…。

以前 京都市内で電気工事の仕事を
していたようです。

しかし
それだけでは やっていけず

この缶詰を作っていた缶詰工場で
アルバイトをしていたそうです。

ところが 突然 来なくなった。

確認したら
下鴨の殺人事件の翌日でした。

当時 久世には 妻と息子がいて

奥さんは もう亡くなっていますが
息子は市内に住んでいるようです。

ホトケと一緒にいた男を
見つけました。

なんだか
うさんくさそうな男ですね。

(路花)あっ! この男 確か…。

(路花)やっぱり。
(岩田)「八木正則」…。

(雨宮)元暴力団構成員…。

(路花)この男
30年前の下鴨の事件の時

被疑者として
事情聴取した事があるのよ。

佐倉さんが?
うん 手伝いだったんだけどね。

当時 八木は

違法な貸金をやっていて
訴えられていた。

で その被害者の会の代理人
殺された松野弁護士よ。

(路花の声)結局 八木の指紋は
遺留指紋と一致しなかった上に

目撃証言も違ったんで
無罪放免になったんだけど。

そんな男が
下鴨の事件の犯人と一緒にいた…。

ひょっとして 八木は

なんらかの形で
事件に関わっていて

逃亡後の久世と
連絡を取っていたとしたら

一緒に防犯カメラに
映っていた事も納得がいく。

そして なんらかの もめ事があり
殺人事件に発展した。

探ってみる価値 ありそうですね。
うん。

行ってきます。

神崎は 久世の息子さんと会って
身元確認をしておいてくれる?

はい。

もちろん 糸村くんもよ!
はい。

(大西 章)はい 終わり。

大丈夫だよ。 心配ないからね。

(藤崎凛久)うん。

もうすぐ手術だけど 頑張ろうね。

(章)うん。

(2人)よろしくお願いします。
お願いします。

あの…。

大西章さんですよね?
そうですが…。

京都府警の神崎です。
糸村です。

お父さんの事で ちょっと…。

向こうでも いいですか?

(章)父で間違いありません。

そうですか…。 死んだんですか。

まだ捜査中なので
詳しいお話はできないんですが

遺体の状況から見て
殺人事件の可能性が高いです。

殺人事件?

犯人について

何か 心当たりは
ありませんでしょうか?

そう言われましても…。

最後に会ったのが
9歳の時ですから。

行方が わからなくなって
もう30年です。

私も 母方の名字に変えてますし。

それ以来 一度も?
ええ 会ってません。

あの… 殺人って 誰に?

現在 捜査中です。

実は 久世さん自身にも
事件の容疑がかかっていて

そちらとの関連を調べています。

30年前 下鴨で起きた
強盗殺人事件なんですが…。

父が犯人で間違いないんですか?

当時 犯人と思われる人物の指紋が
現場に残されていて

それが
久世さんのものと一致しました。

そうですか…。

あの これ…。

お父さんが亡くなった部屋に
あった遺留品なんです。

こうして
底に穴が開いてるんですね。

お父さんがアルバイトをしていた
工場で作っていたもので

およそ30年ほど前の
試作品なんだそうですが

どうして こんなものを
持っていたのかと思いまして…。

何か?

いえ わかりません。

あの そろそろ戻らないと
カンファレンスが。

失礼します。

♬~

(八木正則)もう 足も洗って
こうやって 店もやってるんだ。

静かな余生ってのを
送らせて頂けませんかね?

うん… まあ それは置いといて。

30年前の下鴨の事件の時
あなた 事情聴取 受けてますよね。

これ 一緒に写ってるのが

下鴨の事件の犯人と思われる男
久世凉一。

(雨宮)どうして あなた
一緒にいるんですか?

(岩田)当時 あなた
久世に 金 貸してましたよね?

借金のカタに
殺人やらせたんじゃないの?

フン! 何 アホな事を…。

確かに コンビニで会いましたよ。

でも たまたまですよ。

金の貸し借りした奴ってのは

お互い
なかなか忘れないもんでね。

そのあとは?

そのあと?

久世が 遺体で見つかってる。

殺人事件だ。

殺された? いつ?

14日の午前0時から2時の間。

14日…。

どう?

(岩田)とりあえず
久世殺しは否定してます。

アリバイがあるとかで。

久世の殺害推定時刻

四条大宮の自分の店に
いたそうです。

じゃあ 裏取りをお願いね。

♬~

うわっ!?
あのね!

ここで暇潰すの
やめて頂けません?

いや 暇を
潰してるわけじゃありません。

考えてるんです。
これが なんだったのか。

じゃあ 教えてあげましょう。
あのね 住んでたとこ

電気来てなかったんですよね?
はい。

はい。
これは ろうそくを立てる穴です。

だとすると

この周りにも 光窓を開けないと
役に立ちませんよね?

わかってんの。
いい加減 言っちゃったの!

やっぱり ここにいた。
ああ よかった。

保護者の方が来られましたよ。

違います!
保護者なんかじゃありません!

糸村さん。
はい。

いい加減にしてくださいよ。

なんで いつも
遺留品ばっかりなんですか!

現場の再捜査とか
関係者への聞き込みとか

他にも大事な事があるでしょう!
そう そう。

なるほど。
はい 終了!

(ため息)

ん? これは?

(綾子)ああ 被害者の
電子マネーの利用明細ですね。

ついさっき届いたんです。

でも 現場に 電子カードなんか
ありませんでしたよね?

(村木)ハハハハ…。

あったのは レシートが1枚。

この1枚のレシートから
カード番号をたどって

履歴を調べた。

…と まあ こういう事です。
さすが 村木さん。

最後の利用は
事件当日のバスか…。

「杉里町」…。

糸村さん 行きましょう。

次は 杉里町 杉里町。 出発!

あの… 神崎さん ここは?

ですから ここが 殺された久世が
最後に来た場所ですよ。

おっ。

この方なんですが…。

(受付)ああ この方…
大西先生に会いたいって…。

確かですか?
ええ よく覚えてますよ。

ちょっと騒ぎがあったんで。

先生にお会いしたいって方が
いらっしゃってて…。

久世さんという方です。

(受付の声)
お呼びしたんですが

大西先生
なかなか いらっしゃらなくて…。

その間に倒れちゃって
応急処置室に運んだんです。

久世さん ご気分いかがですか?

(受付の声)でも
いつの間にか いなくなってて…。

(受付)これ その時の忘れ物です。

久しぶり。

…なーんて 30年前の事なんて
覚えてないか。

なんなんだよ? あんた。

いろいろ聞きたいのよ。

今度の事件の事もそうだけど
30年前の事もね。

30年前って?

下鴨の殺人事件の事。

ひょっとして あの事件

実は 複数犯の犯行の可能性は
なかったかしらって。

これ見て。

この足跡
殺された奥さんのものなんだけど。

一度 玄関先まで逃げて
引き返したところを

殺害されてるの。

どうして戻ったのか。

知るかよ そんな事。
(路花)当時の捜査本部は

家族を心配して戻った
という見解だった。

でもね
もし 玄関先に誰かいたから

逃げられなかったとしたら?

冗談じゃねえ。
まさか それが俺だと?

そう! そのまさか。

…と考えると
いろいろ辻褄があうのよね。

(藤崎真哉)あんまり
眠れないみたいなんですよ。

(藤崎祐見子)多分 明日の手術が
怖いんだと思います。

じゃあ 特別に 怖くなくなる歌を
教えてあげようか。

♬~「埴生の宿も わが宿」

♬~「玉の装い うらやまじ」

♬~「のどかなりや」

いろいろ調べさせてもらいました。

お母さんは寝ずに働いて
病気がちだったあなたを育てた。

あなたも苦労して
奨学金をもらいながら

医者になった。

でも その前に お母さんは
過労が原因で亡くなってしまった。

なんのために
そんな事 調べてるんですか?

失踪したお父さんの事を
恨んだって事は?

はい?

この前
なぜ 嘘をついたんですか?

嘘?

お父さんとは
30年 一度も会ってなかったって。

でも 本当は 事件当日
お父さん ここに来てましたよね。

受付の方が覚えていました。

嘘はついてません。

手が離せなくて
行ったら もう いなかった。

改めてお聞きします。

その日 午前0時から2時の間
どちらに いらっしゃいました?

平日の夜は
いつも 別の病院で夜勤してます。

じゃあ もう いいですか?

大西先生。

先ほどの歌
優しい いい歌ですね。

♬~

あの…。
はい?

大西先生で
いらっしゃいますよね?

そうですが…。

先生にお世話になっている
凛久の事で…。

あなたは?

松野といいます。
凛久の実の父親でして。

八木 30年前の事も
今回の久世殺しの事も

口 割らないですね。

少なくとも 下鴨の事件に関しては
共犯と見て間違いないと思う。

八木が久世に殺しを持ちかけて

その報酬として
借金を帳消しにした。

そして この30年 何くれとなく
世話をするふりをしながら

きっちりと監視してたんでしょう。

そして 今回 この久世を
始末する事で 決着をつけた。

(雨宮)何か物証でも出れば
決まりなんですが…。

戻りました。
ご苦労さん。

(岩田)そっちは どうだった?
(雨宮)聞いたよ。

事件当日 久世が 息子の勤務先の
病院に行ってたとか。

それが
すれ違いで会ってはいないと…。

ただ…。
ただ?

犯行当時のアリバイですが

別の病院で夜勤をしていたと
言うんですけど

裏を取ったら
当日は欠勤してたんです。

ここに来て 息子の線か?

だけど 動機は?
実の父親なんでしょ?

久世の失踪後
母親が過労死しています。

その事で恨んでいても
不思議はないと思います。

会っていないと言いながら

実は 久世の後をつけて
居場所を突き止めておけば

殺害は あとでもできます。

うーん… 久世を殺したのは
八木か 息子の章か

絞りきれないか。

明日 2人を詰めてみて。
(莉緒・雨宮)はい。

いい? ここが
特対の腕の見せどころだからね!

(一同)はい。

♬~

♬~

合わないか…。

♬~

この穴…。

♬~

申し訳ありませんが
午後のオペの準備がありますので。

昨日聞いた 夜勤のお話ですが

実際には
当日 欠勤されてましたよね?

別の場所で 詳しい話を
聞かせてもらえませんか?

ですから 今は無理です。

申し訳ありませんが
あなたには動機があります。

このままでは

強制捜査に切り替える手続きを
取らざるを得ませんが。

ある意味 父は
僕が殺したのかもしれません。

どういう意味ですか?

あの日 確かに診察中でしたが

無理をすれば
行けない事はありませんでした。

本当は 会いに行く気に
なれなかったんです。

恨んでいたからですか?

そんな気持ちを抱いた事は
一度もありません。

僕も母も 父の帰りを
ずっと待ち続けていました。

ただ 母が亡くなった時…。

遺品を整理していたら
これが出てきたんです。

これ… 全部
下鴨の殺人事件の記事ですよね?

裏切られた気持ちになりました。

父がやった事は
許される事じゃありません。

だから あの日も
会う気にはなれなかったんです。

(携帯電話の着信音)

すいません ちょっと失礼します。
(携帯電話の着信音)

もしもし?

糸村さん。

えっ 松野の自転車?

あっ…。
(携帯電話の着信音)

あれ…?

♬~

よし… と。

ん?

♬~

これだ…!

ちょっと失礼します。
(村木)何? 何? 何? 何…?

ひょっとしたらと思いまして。

ん?

やっぱり ぴったりだ…。

村木さん。
お断りします。

えっ 僕
まだ何も言っていませんけれど。

顔を見れば わかります。

その顔は 私に また

ストレスを与える仕事を
押しつける顔だ。

そうですか。 じゃあ これ…

滝沢さん よろしかったら。
なんですか?

村木さんには
いつも お世話になっているので

お礼にと思って
持ってきたんですけれども

断られてしまいましたので。

あっ 中身は ハモと松茸と

それから ぐじのおにぎりです。

ハモ ハモ ハモ…!
はい 待って!

はい?

これの 何を調べればいいですか?

おい どうだ?

(雨宮)松野の自転車のスタンドと
一致しました。

よし…。

神崎 スタンド 一致したぞ。

しかし 松野の姿はない。

(祐見子)大丈夫だからね 凛久。
(藤崎)頑張るんだぞ。

お母さんと待ってるからな。
凛久 またあとでな。

♬~

松野雄司さん。

♬~

久世凉一さんが
殺害された現場から

自転車のスタンドの跡が
見つかりました。

あなたの自転車と照合したところ

完全に一致しました。

死亡推定時刻である
14日 午前0時から2時の間

あなたは 家にいたと
おっしゃってました。

その時間は 電車も終わっている。

だから
京都に行く事など できない。

でも そのアリバイは崩れました。

あなたは あの夜
自転車で京都まで移動し

久世凉一さんを殺害した。

何を馬鹿な事…。
大体 そいつの居場所なんて…。

あなた
2年前 離婚されてますよね。

そして 別れた奥さんとの間に
お子さんがいる。

そのお子さんは
生後まもなくして

難病にかかっている事が発覚した。

専門医の治療を受けているのが
ここ 聖メラニ医科大学病院。

事件当日 この病院に

久世さんが来ていた事が
わかっています。

あなたは ここで
久世凉一さんと出会った。

そして
後を追って 居場所をつかみ

殺害した。

(ため息)

僕の人生は呪われてるんです。
あの事件から ずっと。

あの事件のあと
親戚に預けられた僕は

高校受験に失敗し
ろくな就職もできず

ずっと職場を転々として
生きてきました。

息子ができた時は

人生を立て直すつもりで
ローンでマンションを買いました。

でも 病気の事がわかって
やっぱり そうかって…。

(松野の声)
そんな時 妻に男ができました。

自分の事は諦めてます。

でも あの子だけは…。

お母さんには内緒だからな。

♬~

本当は 一緒にいたかった。

(松野の声)回復するには
手術を受けるしかないと…。

でも 成功するとは
とても思えなかった。

だって
呪われた僕の子ですから…。

そんな時 突然 目の前に…。

♬~

(松野の声)あの男が現れたんです。

僕の人生を変えた あの男が…。

確かに もう 事件は時効ですよ。

でもね 被害に遭った僕たちは
一生 苦しまなければならない。

罪に時効はあっても

背負う苦しみに
時効はないんですよ。

(松野の声)呪いを解けと

そう言われてるように思えました。

♬~

(久世凉一)あっ! ああ…!

ああーっ!
(刺す音)

(刺す音)

(久世)ああっ…!

♬~

復讐を果たせば 息子さんの手術が
成功するとでも?

むしろ やらなきゃ
手術は失敗するって…。

どうして 今になって 僕の前に…。

現れなければ 僕だって…。

久世さんが
あの病院に行ったのは

息子さんが
勤務していたからです。

難治性疾患 ライソゾーム病の
専門医として。

まさか 大西先生が…?

皮肉なもんだな。

あんたの息子の病気を
診てくれている先生の

父親を殺すとは。

今回の事
先生は知ってるんですか?

僕は先生の家族を殺してしまった。

僕なら 同じ思いをさせてやろうと
思います。

手術 わざと失敗するんじゃ
ないですか?

(岩田)おい 手術どうなってるか
聞いてみろ!

♬~

糸村さん!

(荒い息遣い)

大西先生は?

手術中です。

松野雄司が久世凉一さんの殺害を
自供しました。

それと 今 手術している患者
松野の息子さんなんです。

松野は 先生が わざと
手術を失敗するんじゃないかって。

でも さすがに そんな事…。

♬~

冠動脈から出血。 ペアン。

ペアンです。

♬~(章の鼻歌)『埴生の宿』
先生?

(看護師)バイタルが低下してます。
(看護師)先生! 先生!

♬~(章の鼻歌)

久世を殺した犯人が挙がった。

じゃあ 俺は 晴れて無罪放免や。

ほな お疲れさん。

下鴨の事件も時効よ。

実行犯とされる久世も殺されて
こっちとしては打つ手がない。

でもね 悔しいのよ。

聞かせて 本当の事。

手術は?

少し休ませてください。
失礼します。

大西先生。

3分でいいんです。
僕たちに時間を頂けませんか?

30年前の事件の事ですが…。
もう いいじゃないですか。

時効とはいえ
父が やった事ですから…。

いえ…。 それ 違うんです。
どういう意味です?

事件の主犯 及び実行犯は

八木という
闇金融をやっていた男でした。

違法な貸金で
被害者たちから告訴され

その代理人である弁護士を
殺害するという目的からでした。

えっ…?

(刺す音)
ああ…!

(松野初江)
ああーっ!! ああ ああ…!

(刺す音)

(莉緒の声)久世さん自身も 当時
多額の借金を八木からしていて

そのために利用されたんです。

(莉緒の声)言われるがままに
指紋を残した。

(莉緒の声)
幼い松野さんが目撃したのも

恐らく そんな久世さんの姿
だったんだと思います。

(莉緒の声)本当は 松野さんを
隠したんじゃないでしょうか。

主犯の男から守るために。

目撃者を守った? そんな…。

主犯の男が
当時の事を話したそうです。

父は犯人じゃなかった…?

あの…。

この缶が なんだったのか
ようやく わかったんです。

これ レコードだったんです。

レコード?
はい。

エジソンが発明した蓄音機は

ろうそくを回転させ そこに
振動した針を押しつける事で

音を
記録していったそうなんですが

これは それと全く同じ仕組みで
作られた

レコードだったんです。

この缶の表面に

アルミホイルを張りつけて

そして 缶を回転させていく。

その缶に 振動板につけた針を
スライドさせながら

音を刻み込んでいくんです。

このレコードに記録された音声を

レーザーで
データに変換してみました。

残念ながら 経年劣化が激しくて

不明瞭な音しか
再生できなかったんですが…。

(操作音)

「久世章 夏休みの自由研究」

(操作音)

これ 少年の頃の
大西先生の声ですね?

それと もう一つ 中年男性の声も
再生する事ができました。

これは
病気がちだった少年時代に

大西先生が 夏休みに

恐らくは
病室で お父さんと作った

レコードだったのでは
ありませんか?

(久世の声)ほな いくで?

(章・久世)せーの…。

♬~(2人)「埴生の宿も わが宿」

♬~「たのしとも たのもしや」

うまい事 とれたかな?
学校のみんなも びっくりするで。

夏休みの宿題 出さんでええよ。
えっ?

その代わり
これ ずっと残しておいて。

どういう意味や?

僕 そんな長い事
生きられへんのやろ?

何 アホな事 言うてんねん。

外国の薬 飲んだら治るて
先生 言うてはったやろ?

けど すごいお金がかかるやん!
そんなん 大した事ないわ。

治ったら お医者さんになる
言うてたやんか。

この病気はな
神さんが くれはったんやで。

お前に病気の事 勉強させて
もっと簡単に お金もかからんと

誰でも治せるようにさせるためや。

もし そうなれたら

お父ちゃんが病気になった時
診てあげるわ。

…頼むで。

それが 大西先生が
医者になった理由であり

また お父さんが
借金を負う事になる理由にも

なってしまった…。

夏休みが終わっても

そのレコードは
僕の枕元にありました。

お父ちゃん?

お父ちゃん…?

(章の声)ある日 目が覚めると
なくなっていたんです。

父と一緒に。

その翌日から
新しい治療が始まって

やがて 退院できました。

父が
治療費を工面してくれたんだと

母から聞かされています。

あの日 父は

僕に がんを治してもらいたくて
来たんだと思います。

なのに 僕は 医者になって

肝心な父親は
見殺しにしてしまった。

本当に そうでしょうか?

病院の受付に現れた お父さんは
その場で倒れ

応急処置室に運ばれたにも
かかわらず

誰にも告げずに姿を消しています。

もし 病気の相談に来たのなら
処置を受けながら 先生を待ち

治療を お願いしたはずです。

お父さんは ただ ひと目
見たかったんじゃないでしょうか。

こうして 立派に医者になった
先生の姿を。

もしかしたら
ひと言 言葉を交わせればと

思っていたかもしれません。

でも 不覚にも倒れてしまった。

治療を受ける事で
自分の素性が病院内に知れ渡れば

息子に迷惑をかけてしまう。

だから 黙って消えたんです。

もしかしたら
ご自分の病状の重さにも

気がついていたかもしれません。

(すすり泣き)

あの 手術ですが…。

無事に成功しました。
回復に向かうと思います。

心配で来られたんですよね?
僕が ちゃんと手術をするか。

いいえ 全然。

僕も神崎さんも

先生が凛久くんと
どんな姿勢で向き合っていたのか

見てますから。

たとえ 私情があったとしても

それを排して 手術に臨むだろうと
思ってました。

逆ですよ。 私情でしかない。

父が僕を医者にしてくれた。

だから 僕は医者であり続けようと
しただけです。

このレコードとデータは
大西先生に。

お返ししますというのが
正しいんでしょうね。

♬~

(久世)よーし できた!

ほな いくで?
(章・久世)せーの…。

♬~(2人)「埴生の宿も」

♬~「わが宿」

♬~「玉の装い うらやまじ」

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

(路花)爆弾!?
(和久井昌平)酒井くんの研究は

大きなリスクを伴うものです。
(岩田)数千億!?

(冨樫由規)
彼女の研究を丸ごと奪え。

(酒井裕子)これは宿命なの。
(路花)もう一度事件を洗い直すよ。

3分で結構です。
時間を頂けませんか?

(爆発音)
糸村さーん!