ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

高嶺の花 第9話 最終回直前! 峯田和伸、香里奈、石原さとみ、小日向文世… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『高嶺の花#09』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 家元
  2. 月島
  3. 自分
  4. 神宮
  5. お家元
  6. 子供
  7. 千秋
  8. ハハハ
  9. 一人

f:id:dramalog:20180905230813p:plain

『高嶺の花#09』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報の引用(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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※サービス比較について詳しくは以下の記事をご覧ください

dramalog.hatenablog.com 

 

 

直人(峯田和伸)は千秋(香里奈)の意外な正体を知らず親しくなる。もも(石原さとみ)は自分が市松(小日向文世)の実子でないと知る!愛と裏切りが激動する最終回直前!

詳細情報
出演者
石原さとみ峯田和伸芳根京子千葉雄大、大貫勇輔、笛木優子袴田吉彦、吉田ウーロン太、髙橋ひかる、城後光義、舘秀々輝、田畑志真、正司照枝正司花江香里奈升毅、十朱幸代/戸田菜穂小日向文世
番組内容
神宮流の次の家元を決める催事が龍一(千葉雄大)と兵馬(大貫勇輔)で行われる。もも(石原さとみ)、なな(芳根京子)も票を持つこの決戦に人生を懸けて挑む龍一。直人(峯田和伸)は千秋(香里奈)の意外な正体を知らぬまま親しくなる。そしてももは、龍一から、自分は市松(小日向文世)の実子でないことを知らされる…!激しく動揺し、ももは真実を確かめに市松のもとへ…。その時、市松は?ももの心に押し寄せる思いとは…!
監督・演出
【演出】松原浩
原作・脚本
【脚本】野島伸司
音楽
【主題歌】『ラヴ・ミー・テンダー』エルヴィス・プレスリー【音楽】上野耕路
制作
【プロデューサー】
松原浩
鈴木亜希乃 渡邉浩仁

 


(宇都宮龍一)
神宮流の 次の家元になりたい。

(月島もも) 兵馬さんと…?
戦うんですよ。

あなたたち姉妹と同じように。

(月島市松) 月島の次期家元として
ななを披露することと相成る。

ママごめんなさい ママ!

何のために ぷーさんと…。

(三宅)
ぷーさんの新しい彼女ですかね?

(千秋)
スパ~っと宣言してくれたら

なくは ないかも。

にしても 全然 進展ないって
どうなってんの~?

≪はぁ?
赤の他人が偶然 出会って

徐々に親しくなってるって
過程でしょ?≫

イタリアじゃねえんだから
男と女が そんな

チャッチャ
アモーレになりますか?

まぁ そうだけどさ…。
大体 私を誰だと思ってんの?

言ってみな。

え~ 中・高の親友で…。

唯一の親友。

あんたみたいな
メチャクチャな女のね。

変人千秋に言われたくないわ。
フフ… 続けて。

え~ 日育病院グループの
お嬢様で

優秀な脳外科医の…。

新庄千秋 大先生でしょ?

ただ 振ったにもかかわらず
全然 未練 残してるていだから

マジで? ももが そんな気になる
町のチャリンコ屋っていうのを

この目で拝もうかって
友情半分 興味半分で…。

分かったから
ありがとね~ 千秋ちゃん。

メガネに安服に車借りてって…
フッ 何の変身ゲームだよ。

で? 感想は?
(千秋) ん?

彼の。

あぁ… 面白いね。

ハンナ・アレント読む
クマの縫いぐるみ。

何ならチャーミングで。

そう?

ほれちゃいそう。

えっ?

(風間直人) 季節。

色。

高さ。

ハハハ…! 冗談だよ。

今の顔マジウケる 本気?

だったら お家柄とか気にせずに
より戻したらいいじゃん。

芸術に色恋は
最悪の組み合わせなの。

組み合わせ? トマトにケチャップ
かけて食うような女が?

頭ん中のぞくから
今度 うちの病院おいで?

ねぇ もう ホント
ちゃんと誘惑して。

何? それとも自信ない?

心ん中に まだ私がいるから。

あのね 私が本気出したら
ももなんか忘却の彼方だよ。

エスト ヤッバいクビレあんの
知ってんでしょ?

いいから 脱がんでいいから。

で… 彼が われを忘れて

私に のし掛かって来たら
ゲームオーバーって。

やっぱり
その程度の男だったって

あの人のこと嫌いになって
思い出ごと消せる。

ニートラップかぁ。

引っ掛からない男なんか
この世にいるかね?

いなくていい。

引っ掛かってくれたら
今度こそ華道に向き合える。

まぁ ぷーさんの好みは
分かったよ。 ん?

孤独な女
ほっとけないんだろうね。

私?
孤独っていうより孤高でしょ?

それ 私もだし。

男 取っかえ引っかえが
よく言うわ!

まぁ どいつもこいつも
偽物だからさ。

それな。

♬~

痛っ。

♬~


子供の頃の自分?
(神宮) うん

君を迎えに来た自転車屋さんが
見事 言い当てたよ。

ぷーさんが?
(神宮) 僕らのように

感性を研ぎ澄ませて
見たわけじゃ ない。

頭で考えて
たどり着いたと言うんだから

すごい すごい。

それでは 彼の言うように
「もう一人の自分」って…。

心が大人になった君には
二度と見えない。

鈴の音

でも あなたは

恋愛感情のない相手に抱かれれば
戻れると…。

(神宮) 怒らないでくれ。

モブがね

僕と君が子供をつくれば

とんでもない天才が生まれる
って言うから。

え…。

つまり

私には もう…。
見えなくていい。

今の あなたも
十分 優れた華道家ですよ。

それでは 私は月島の…。
家元には なれない?

不思議なんだ。

僕には 妹さんが指名された意味が
分からない。

よほど後妻のルリ子さんに
気を使ってのことか。

それは 私のうぬぼれを
戒めようと…。

それこそ意味不明だね。

底知れぬ うぬぼれこそが
我々を支えている。

(月島なな) 姉が心配です。

情緒が不安定といいますか…。

情緒不安定?

あれの情緒が
安定していたことがあるか?

姉への叱咤激励と捉えて
よいのでしょうか?

次のチャンスで挽回せよ と。

(月島ルリ子)
次のチャンスなど ないわ。

あなたが家元になるのは
決定事項よ。

(なな)
どうしても お家元の裁定が…

お父さんの気持ちが
量りかねるのです。

私なりに努力しました。

それでも やはり 作品の出来は…。

(ルリ子) お家元の目を疑うの?

失礼ですよ。

(なな) お家元。

お願いです。

どうか 納得の行くご説明を!

このままでは 私は…!

(市松) 他言… するでないぞ。

はい。

(市松) 娘ではないのだ。

は…?

えっ?

ももは 私の本当の娘ではない。

(着信音)

もしもし?

(操作音)

(男性) イェ~イ!
(男性) ハハハ…!

(田村:原田太郎) ん~!

(今村佳代子) このバタークッキー
千秋ちゃんが焼いたの?

はい お菓子作りが趣味なんで。

(田村) マジうま 感動!

(原田) 女子力 高いっつか
なぁ? ぷー!

うん おいしいね!

バタークッキー?

何が女子力よ
私が どれだけ料理うまいか。

(田村) いや~ 嫁にするなら
千秋ちゃんだなぁ。

家庭的で 小児科なんでしょ?
子供 好きそうだし。

(千秋) うん 小さい子 好き~。
ウソつけ~!

(原田)
ももちゃんとかヤバいよな!

人の世話なんか できねえだろ
子供産んだら育児放棄かも。

何でやねん!
メチャクチャ愛情 注ぐわ!

(三宅) 確かに 「自分を構って」
なんてタイプですもんね…。

教頭先生まで そういうこと言う。
(原田) うん それな!

(田村)
ぶっちゃけ どうなんだよ ぷー。

まだ ももちゃんに未練ある?
ありありでしょ?

(原田) どうなの? 未練。
ある ある ある ある!

あるわけないだろ。
おっ!

いいんですよ 私の前だからって
無理しないで。

じゃあ
もう ももちゃんのことは?

だから
住んでる世界が違うんだって。

よ~し よく言った!
よく気付いた!

気付いてるよ そりゃ
最初っから。

俺なんかには
もったいないって。

(通話を切る音)

(高井) もも様。

マンションのエントランスに
実は…。

何これ 生け花のつもり?

は?
初心に帰れとでも言いたいわけ?

ナメてんのか 素人が!

「クッキー うん おいしいね」じゃ
ねえんだよ バカ…!

あぁ~! うぅ~…!

うぅ~。

♬~

「風間直人にございます」。

(神宮) 静かだね 龍一。

とても静かだ。

兵馬。

落ち着いていられるのも
今のうちだ。

私は 何も変わらない。

もし 君に敗れたとしてもね。

フッ… どうかな。

高い嶺の頂は

何も背負わず 何も支えない。

ただ風が吹いてるだけだ。

君には向かない。
それを決めるのは他人じゃ ねえ。

俺だ。
(ドアが開く音)

《兵馬 戦う前から
お前は負けてるんだ》

《4流派 4つの票を
俺は もう つかんでる》

(なな) 月島市松は療養中にて

代理として
私たち姉妹が遣わされました。

月島ももにございます。

ななにございます。

《どっちだ?》

《月島の票は約束通り 俺に?》

《いや…》

《でも ななが票を入れるなら…》

(神宮) 市松殿だけでなく
皆様 ご高齢だ。

何とぞ ご自愛ください。
(家元たち) ハハハ…。

(神宮) かく言う神宮の家元も
ご存じのように

重篤な状態で入院中です。

その意志は 今
確認するすべがありませんが

心優しいお方故

不憫な弟に
花を手向けることでしょう。

父の票を龍一に どなたか。

何だって…?

♬~

父上の愛
ありがたく お受けします。

《バカが》

《これで月島の票が どう転んでも
勝ちは決まった》

では 始めましょう。

(拍子木を打つ音)

♬~


婚活中って言いましたけど

あれウソなんです。

ウソ?

(千秋) うちの母親
すっごい毒親だったんです。

話が通じないっていうか…。

自分の思い通りにならないと
ヒステリーを起こすような人で。

そうですか。

(千秋) 子供の頃は狭い世界だし

他の母親と比較ができないから
こんなもんなのかな~って。

でも

5歳の時に弟が生まれて。

私との接し方と
まるで違ったんです。

まぁ 家業があって
跡継ぎだから

…っていうのもあったのかも
しれないでしょうけど。

親の愛情を
目の前で見せつけられた。

途端に
私に興味がなくなって放置。

はい。

「何なんだ?
これって何なんだ?」。

「自分の子供なのに
こんなに差別するって

そんなことしていいの?」って。

時々 子供の頃 思い出すと

どうしようもなく
怒りが込み上げて来る。

イライラ ザワザワして

誰かを傷つけたくなっちゃう。

ハハ… すいません。

心理学の本
たくさん借りられてますよね?

はい。

最終的に どの本にも
書いてあるじゃないですか。

「あなたが悪いんじゃ ない」って。

あなたが悪いんじゃ ない。

♬~

《何が「空蝉」だ》

《何が 「もう一人の自分」だよ
ホラーかよ》

《俺の生け花は 3Dで
あらゆる流派を解析し尽くした

完璧な造形美を…!》

♬~

♬~ (拍子木を打つ音)

♬~

お家元…!

(家元) お気の毒ですが

次元が違う。

(家元) この年になって

これほどの感動に
触れられようとは…。

(神宮) ありがとうございます。

♬~

(家元)
これにて 神宮の次の家元は

兵馬様に!

(拍手)

(神宮) 実を言うと 昨夜

父は亡くなりました。
(家元たち) えっ?

(神宮)
つまり 次の家元ではなく

この場をもって
京都神宮流家元を

襲名いたします。

あいつが… 死んだ?

(家元) 華道界は
惜しい方を亡くしましたな。

(家元) ああ まったく。

(家元) しかし 兵馬様が…。
(家元) ああ まぁ これで

神宮も安泰という…。
なな もう勝負は…。

♬~

なな。

かわいそう。

じゃあ また
本の感想 聞かせてください。

はい。

あの…。

自分も母親のように
毒親になるんじゃないかって。

だから 子供つくるのが怖いって
そういうことですよね?

フフ…。

はい。

大丈夫です。
えっ?

あなたごと守れる

あなたの父親にもなれる人と
出会えますよ。

それに
あなたが子供を望まないなら

それはそれでいい それで構わない
っていう男性にも。

そんな都合のいいこと
言ってくれる人いるかな?

都合いいわけじゃないですよ。

あなたを 愛してるだけですよ。

♬~

ヤベェ クマの縫いぐるみ。

マジほれそう。


宇都宮龍彗会は解散?

超亜流の俺らが

神宮の正統たる兵馬に
盾突いたんだ。

ただで済むはずが ない。

どういう意味?

俺に花を卸す花材屋は
今日を限りに どこにもないよ。

票をつかんだ気でいた。

つぶれかけを救って
少なくとも3票はね。

だけど こうなることを
月島市松は予想してたんだ。

政治家の票集めじゃ あるまいし

芸術家に裏工作など意味はないと。

私でも兵馬様に入れるわ。

ああ 本当の華道家なら。

でも ななは…。

「かわいそう」。

そう言ったよ 惨めな俺に。

兵馬と一緒だ。

本流ど真ん中の
上から目線を手に入れたか。

ななは月島の次期家元に。

かわいそう。

俺からも あなたに言わせてくれ。

上から目線じゃなく
同病相哀れむということで。

同病?

あなたも亜流だ。

いや… 亜流ですらない。

俺みたいな腹違いじゃなく
タネさえ違うから。

何言ってるの?

月島の家元の娘じゃないのさ。

あんたは 母親が どこぞの男と
つくっちまった子供だ。

スキャンダルを恐れて
実子として育てられた。

ハッ…。

ハハ… 寝ぼけたこと言わないで。
真面目な話さ。

だから俺は ななのレベルを
上げるために暗闇を呼んだ。

対等とまでは行かなくても
それに準じる力をもたらすように。

そんな話 信じると思う?

もう俺には どうでもいいことだ。

だから今さらウソは言わない。

信じない。

分かるだろ?

自分が一番。

ななより華道家として
劣っているはずがないと。

なのに なぜ
お家元は ななを選んだ?

月島の俎上は

周到に準備された
出来レースだったのさ。

あんたの言うことなんか
信じないから!

かわいそう。

♬~

(風間の声)
「悪口を言うヤツは無視していい。

毒を吐く人は
自分も毒を吸っている。

そっち側に回ったら最後。

全ては色あせてしまうんだ。

自分の中に しんをつくろう。

それが鉛筆みたいに細いしんでも。

それさえあれば描けるんだ。

やりたいことは全部」。

(宗太) あぁ~~!

(風間の声) 「世界で君は一人だけ。

超激レア。

たった一人の君」。

(風間の声) 「たった一人の 俺」。

(原田秋保) 「俺」?

それって ぷーさん
自分に書いてるんだね。

ああ…。

立派な人の名言は

心に余裕のあるヤツにしか
届かない。

だから
お前が言うなって思いながら

ダメな俺が もう一人のダメな俺に
言ってるんだ。

 

ハァ…。

手が震えるのは心の問題。

本当は
お家元も見えなくなったから。

もう一人の自分が。

残念だけど 一度消えたら

もう二度と見ることはないらしい。

色恋を切り捨て
罪悪感を抱いて生きても

もう二度と
取り戻すことはできない。

(市松) そうか。

いつから?

もしかして 私のせい?

私は…

お家元の娘じゃないんですね。

誰から?

誰からでもいい。

ホントなの?

そうなのね。

私は 噛ませ犬?

ななの力を引き出すための。

どう思う?

どうも… 思わない。

不思議に。

どうも思わない?

怒ったり

悲しんだりじゃ ない。

お家元の気持ちを考えたら

感謝の思いのほうが強いんです。

私の気持ち?

ママに裏切られたのよね?

それでも
私を実子として育ててくれた。

何不自由なく。

♬~

ありがとう… ございました。

♬~

♬~ (ドアを閉める音)

♬~

♬~

どうして こんな時でも

お花に囲まれてたいの?

♬~

(泣き声)

ももさん。

ぷーさん!
来たの? いらっしゃ~い!

な… 何してんですか?
何って 仕事よ 仕事!

仕事…?
(鎌倉) いらっしゃいませ~!

いや~ 今日から
レギュラーで働いてくれるって!

時給 バ~ン上げちゃいますから!
やった うれしい!

もう 生活 懸かってるから…!
何言ってんですか。

ホントは お嬢様だって
バレてるじゃないですか

店長にも…。
ねぇ おつまみもらう?

あっ 私
手作りのバタークッキーが食べたい。

えっ…?
作ります。

アハハハハ…!
アハハハハ…!

ハハ…!

ハァ…。

ももさん…。
なかなか筋がよろしい。

えっ?
エントランスに置いてたでしょ。

あっ そうですか?

センスありますかね?
ねえよ!

そんな簡単に生けられたら
商売上がったりだっつ~の。

商売って…。
もう 花がかわいそう。

花はね そのままで美しいのよ?

もっとキレイにして
あげられないんだったら

花に触る資格なんて ないの。
はい すいません。

女だって そうよ? 付き合って

「最近キレイになったね~」
って言われないんだったら

汚い手で触るんじゃねえ
っつ~の!

おっしゃる通りです。

敬語やめて!
もう「さん」付けとか いらんから。

何か クセで。

お嬢様じゃないんだから!

お嬢様ですよ。
違う!

家元の娘じゃなかったの。

えっ?

母親がね

私の 死んだ母親が

どこぞの男と浮気して
孕んじゃった子だったの 私。

ハハハ…! ハァ…。

冗談ですよね?

この顔が
冗談 言ってるように見える?

ちょっと見えます。 はぁ!?
いえ すいません。

うぅ…。

ホントなんですか?
スキャンダルになるでしょ~?

家元夫人がさ
他の男の子供つくっちゃったら。

だから 全然
深窓の令嬢じゃ ないの。

私が 一番嫌いな浮気。

クソッタレ ゲス不倫の果てに
生まれた子だったの。

ハハハ… 笑えるでしょ?
ハハハ…!

いえ。

笑って? アハハハ…!

アハハ…!
アハハハハ…。

笑うな! ひとの不幸を!

すいません。

でも よかったんじゃない?
ぷーさん的にはさ。

もう ハードルが
グ~~って下がったわけだし

高嶺の花なんかじゃなくて

そこら辺の
道端の草ってわけだからさ。

いや…
あなたは生い立ち関係なしに

優れた華道家なんで。
フフ…。

華道なんて どうでもいいし。

月島の偽物の子として

たまたま習ってた
ってだけのオチだし。

それでも…。
家元だって なながなるの。

そりゃそうよ。

血 受け継いでんの
ななだけなんだから…。

「なな」って
呼び捨てにしちゃダメね。

妹だって思ってたのに
何のつながりもないんだから!

なな様…!

なな様って呼ばないと
失礼しました なな様…!

なな様…!
もう帰りましょう。

飲みたいなら こんなとこじゃなく
佳代子の店に。

うわっ 出た!
お嬢様じゃないと分かった途端

なじみの安い店で済まそうって?
家の2階でもいいです。

ビールか焼酎もありますんで。
ハハハ…!

もっと安くして
お持ち帰りですか?

いやいや…。
構わないよ。

じゃあ そうしよっか。

私 安全日じゃないけど
大丈夫かなぁ?

いいかげんにしてください。
いいかげんにしないよ?

ぷーさんが嫌なら いいから!

男なんてね
世の中に腐るほどいるの!

35億。

こ~んば~んちゃ!

(客) いや マジでキレイ!
(客) 掃きだめに鶴…。

ほら! お前ら 開けろ開けろ!
(ホステス) えっ ひどい!

ねぇ 私 帰るお家ないの。

ねぇ 誰か泊めて~?
泊めちゃう! 俺ん家泊めちゃう!

やった! ありがとう!
いいよ!

(客) おぉ おぉ おぉ…!
アハハハ…!

ももさん 帰りましょう。
やだ! ちょっと 離してよ!

高井さん呼びましたんで。
お前 何だよ! ひとの席来て!

この人 しつこいの!
ストーカーなの。 えっ?

おい お前 嫌がってんだろうが。
いや… でも 知り合いっていうか。

え~知らない ホント無理 助けて。
えっ?

(鎌倉)
お客さん 困ります 店の中で…。

おい!

おめぇ 表出ろ。

≪怒っちゃいましたよ≫

先輩 怒っちゃいましたよ。

(客)
調子乗ってんじゃねえぞ コラ!

ハハハハ…!

(客) おい!
(客) コラ!

ももさん…
警察 呼びましょうか?

(殴る音)

すいません。

謝んなら ストーカーなんか
すんじゃねえよ!

あ 痛たた…!
何やってんだ お前ら!

(客) 痛い 痛い 痛い 痛い…!

もも様は?

お店にいます。

(客) もも様?

もも様…。

「様」なんて付けないで。

はっ?

高井様は ご存じでしたの?

まぁ さすがに知らないか。

私が

お家元の娘じゃないって。

本当の娘じゃないのよ。

ハァ…。

(今村芽衣)
めっちゃ増えてる! フォロワー。

ヤバっ! 私の時代が来ちゃう!
(足音)

あっ 運転手さん。

風間君は?
あぁ… 上。

ケガは大丈夫かい?
あっ… 私 レイヤーだから。

フフ… んっ?

(麺をすする音)

(せき払い)

いい いい そのままで。
あっ… すいません。

ケガは?
あぁ 平気です。

それより お強いんですね。

お嬢様に何かあった時のために
護身術を。

あぁ… ボディーガードも
兼ねてるんですね。

それかね?
はい すいません。

また エントランスに。
(高井) ああ。

月島の家元の娘じゃなかったと。

彼女が荒れてたのは
そのことでしょう。

驚いて 戸惑って

怒りのやり場がない。

他言無用で頼む。

戸籍上も月島なんだ。

もちろんです。

分配しませんか?

分配?

彼女の痛みの分配です。

あなたと俺で。

私は当然 その役目が。

できることがあれば。

おとうさんですよね?

あなたが本当の
おとうさんではありませんか?

何をバカなことを。

以前 俺との結婚に
反対されましたね。

「君には
とても受け止めきれない」と。

その おっしゃり方が

娘を思う父親のように。

幼い頃から見守っている。

多少なりとも そうした感情は。

そうですか。

違うなら 失礼しました。

当たり前だ。

アイデンティティーの
危機ですから。

出自が分からないのは 衝撃です。

もし父親なら

名乗り出られたほうが…。
私ではない。

そんなはず あるわけないだろう。

♬~

♬~

♬~

(チャイム)

(ドアを閉める音)

(なな) ここを出て行くの?

今夜は あいつらと
どんちゃん騒ぎして

ああ 明日には。

断って 私も断るから。

君が何を断る?

家元には ならない。

バカなことを…。
私は月島の家元には ならない。

あり得ない。

お姉ちゃんのほうが ふさわしい。

だって天才なのよ?
関係ない。

お姉ちゃんは
血がつながってないから?

知ってるのか なら話が早い。

ああ そうだ。

関係ない。

私にとって
お姉ちゃんは お姉ちゃんだから。

子供みたいなことを…。

私は あなたと行くと決めたの。

頭でも打ったか?

そうかも! フフ…。

俺を憎んでないのか?

お母さんとのこと?
ああ。

あなたも必死だった
神宮の家元になるために。

そのために
お前ら親子を利用した。

どうしても月島の票が欲しくて。

だから仕方ない。

何なんだよ…。

俺は

暗闇を 毒を 君には盛ったはずだ。

(なな) 残念でした~。

俎上で花を生けたら その毒は
どっかに消えちゃったみたい。

お姉ちゃんは言ったわ。

「それで
元のいいコに戻るなんて

そう

宇都宮に抱かれてないのね」って。

(なな)
どうして そうしなかったの?

もし そうなってたら
もっと憎んだかもしれない。

お母さんも あなたも。

女として。

(なな) どうして?

お家元の実の娘だ。

そこまでは頼まれてない。
(なな) 違うと思う。

私に嫌われたくなかったのよ
憎まれたくなかったの。

そうでしょ?

勘違いすんな。

それは

お前のことを好きとかっていう
感情とは別ものだ。

だったら何?

汚したくなかった!

穢したくなかった。

お前…
そんな経験もしてないんだろ?

クソ…!

(蹴る音)

信じきったような顔しやがって…。

俺みてぇなヤツ…
真っすぐな目で見やがって‼

チクショ…
バカなんじゃねえのか!?

何も知らねえ
クソッタレお嬢様がよ!

悪い男に だまされる
典型の箱入りかよ。

(なな) 今も。

今も真っすぐに見てるよ。

(なな) 今日は帰らない。

心配しないで
汚れたり 穢れたりしない。

(なな) 逆に…

あなたを戻してあげる。

元の…

キレイな あなたに。

♬~

♬~

ぷーさん ケガは?

大丈夫そうです。

そう よかった。

何?

あぁ…。

ひどいよね~。

最低よね ホント 私。

最低なのは…

私です。

え?

あの頃

後ろ生けに あなたと同じように
悩まれていた お家元は

その原因が

千恵子様だと思われました。

千恵子様を愛して

自分は腑抜けになってしまったと。

つらく当たられました。

例えば あなたが風間君を

どうしようもなく
痛めつけてしまったように。

傷つけて 遠ざけた。

千恵子様は寂しくて

不安で

そのことを

当時の本部長に相談していました。

それで いつしか…。

それで…。

あなたなのね。

千恵子様は妊娠され

私は 額を地にすり付けて
お家元に謝罪しました。

お家元は

決して他言せぬよう

子供が生まれても

決して
父親と名乗ることのないよう

それができるかと聞かれました。

千恵子様は どうしても産みたいと
おっしゃられて

私は

お家元と約束を。

出てって。

私は せめて娘のそばにいたいと
本部長を辞して…。

知らないわ。

自分を正当化したいの?
ふざけないで。

いえ そんなことは…。
聞きたくない。

出てって。

私の前に もう二度と現れないで。

私には… 父親なんかいない。

出てって‼

(戸が閉まる音)

(遠雷)

駐車場からだから いっかな~
って思ったけど

結構な土砂降りで。

電話してくれれば 傘…。

あぁ ケガしたって聞いて
様子 見に来ただけだから。

着替え。

(千秋) ありがとうございます。

(遠雷)

あの…。

向こう 向いててもらっても
いいですか?

あっ もちろん。

(雷鳴)

(着信音)

(操作音)

(千秋) もういいですよ~
こっち来ても。

(雷鳴)
はい。

あっ…。

♬~

千秋さん…。

何か 煮えきらない関係って
私 苦手で。

あっ だからって あの
深い意味っていうか

重く考えられたくも
ないんですけど…。

あなたといると落ち着くの。

こういうの なかったな。

許されるなら…

ず~っと ぷーさんのそばに
いられたらなぁって。

(雷鳴)

ヤッバいクビレ 見せんのかよ。

(風間節子)
寂しいって感情は 敵よね

(節子)そういう時って
魔が差しちゃう

近くで優しくしてくれる相手に
流される

ポッカリ空いて 寂しいって

私なら

ぷーさんのこと
分かってあげられる。

好きな人に

意地悪したり
つらい思いなんか させない。

千秋さん…。

そっか。

別に責められないんだ。

だって 私 優しくなかったもん。

ひどいことして また甘えて…。

自業自得だ。

♬~

俺…。

素直になりたいよ。

私だって

素直に…。

(雷鳴)

♬~