ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

捜査会議はリビングで! 第8話 最終回 観月ありさ、田辺誠一、トリンドル玲奈… ドラマの原作・キャストなど… 

『プレミアムドラマ 捜査会議はリビングで!(8)』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. ニンジャ仮面
  2. 犯人
  3. 森川
  4. 何か
  5. 大丈夫
  6. 本当
  7. 柴村
  8. 先生
  9. 普通

f:id:dramalog:20180902225745p:plain

『プレミアムドラマ 捜査会議はリビングで!(8)』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報の引用(出典)

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、以下の各VOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(直)行ってきます!

(晶)じゃ 行ってきます。

(章子)あっ 晶!
えっ?

ほら ハンカチ忘れてる。
ありがとう。

 

カンが命の刑事の妻(観月ありさ)と売れないミステリー作家の夫(田辺誠一)が、ご近所や出先で起こる事件や謎を解決する“謎解き&ホームコメディー”ドラマ、最終回!

詳細情報
番組内容
前回で章子(観月ありさ)たち特殊班が取り逃がした犯人の一人が、森川家が住む西花町に潜伏した。犯人を検挙しようと特殊班も潜入する。そこへ子供たちに人気のテレビ番組「忍者仮面プレミアム」が西花町にロケにやってくることになった。犯罪者、警察、ロケ隊、そしてご近所さんたちが入り乱れて西花町は大騒ぎに。そして章子の正体、森川家の秘密がばれてしまう危機が迫る。“謎解き&ホームコメディー”ドラマいよいよ最終回!
出演者
【出演】観月ありさ田辺誠一トリンドル玲奈片桐仁鷲尾真知子小野寺昭高橋英樹
原作・脚本
【作】武井彩
音楽
【音楽】兼松衆

 

あっ ネクタイも曲がってる。
よし。 はい。

行ってきます。
行ってらっしゃい。

<賢明な視聴者の諸君なら
もう お気付き頂けただろう>

おはようございます。
(3人)おはよう。

おはようございます。
(田丸)おはようございま~す…。

<そう 今回の森川家は
いつもと何だか様子が違う。

実は これには深い訳があるのだ>

(柴村)こないだ捕まえた
国際窃盗団の2人組だが

もう一人 仲間がいたらしい。
えっ?

(海野)これで…
これで終わったと思うなよ…。

そいつが逃げ込んだと思われる
地域も 絞り込めている。

どこですか?

西花町だ。

(加藤)西花町って 森川の…。

西花町近くの路上で
盗難車が発見された。

その車内から検出された毛髪と

窃盗団のアジトにあった毛髪の
DNAが一致したそうだ。

犯人は 男 そして 金髪。

今 分かっている情報は
それだけだ。

(遠山)…で 今回の任務は?

西花町に潜入して
秘密裏に犯人を確保する。

(一同)了解。

いいお天気。

こちら 森川。 異常ありません。

(無線・柴村)
「くれぐれも むちゃはするなよ。

あくまでも 普通の主婦として
トロールを続けてくれ」。

了解。

今日も
洗濯物が よく乾きそうだわ~!

<…という訳で
これが 今回の彼女の任務なのだ>

さっ。

(道子)何か… ある。

(谷)こちら
ネット小説ご担当の網代さんです。

うつぎ出版から
電子書籍を出す時に

大変お世話になりまして。

本日は お時間作って頂き
ありがとうございます。

(網代)いやいや 入江先生。

ネット界で
結構話題になってるんですよ。

えっ そうなんですか?
ええ。

先生の この間の短編
ミステリークラスタたちが

突き抜け過ぎて 逆にエモいって
祭りになってます。

エモ… エモ… エモ…。
(谷)「エモい」。

次回作は 是非 うちで。

うちなら すぐ
作品 発表できますよ。

本当ですか?
是非 よろしくお願いします!

よろしくお願いします。
お願いします!

いや~ 先生。

ネット小説嫌がるかなと
思ってたんですけど

正直 意外でしたよ。 そんな事
言ってる立場じゃないからね。

これも 新しい事を始める
いい機会になると思う。

先生…。
何か ごめんね。

担当外れたのに
いろいろ 気にかけてもらって。

ああ いいんです。
僕 今 いろんな部署に

駆り出されてまして
また一から勉強し直しです。

えっ それって 僕のせいだよね。
えっ?

本当 ごめん…。
ああ いやいや 全然!

むしろ 毎日新鮮なんです。
お互い頑張りましょう 先生。

できない事は できない。
…が できる事は できる。

ならば できる事だけを
頑張ればいいのだ。

名言 by 俺。

うん。 何か
物事の本質をついているようで

実は 大した事を言ってない。
谷君らしいや。

恐れ入ります。

今度こそ みんなに愛される小説が
書きたいんだよね。

こう 王道で
名探偵が活躍するやつ。

<えっ まさか
そんな言葉が聞けるとは。

どうやら ついに
俺の出番が回ってきそうだ!>

(松井)えっ!
国際窃盗団の仲間が この町に?

うん。 今 県警の特殊班が

西花町の各所に潜入して
捜査を行ってる。

(柴村)よし じゃあ 次 これだ。

♬~

あっ イテッ。
(高城)下手くそか。

犯人の顔は 分からないし

本当に この町にいるのかどうかも
まだ分からない。

でも とにかく 町の人が
巻き込まれるような事だけは

絶対に避けたいんだ。
協力してくれるかな?

話してくれて
ありがとうございます。

もちろん
全力で協力させて頂きます!

頼むよ。
はい。

<自分の町を守るというのは
彼女にとっても 初めての体験。

そして 彼らの息子もまた…>

(木綿子)え~
みんな 学芸会の実行委員に

立候補してくれて ありがとう。

早速なんだけど
係を決めたいと思います。

(翔)俺 主役!
それ 係じゃないよ。

(エミ)じゃあ 私 衣装係したい。
うん。

(三平)じゃあ 僕は
背景の絵とか描く。 うん。

直は?

僕は… 何でもいいよ。

森川君には
総合演出をお願いしたいんだけど。

えっ?
演出って何するの?

総監督みたいな事だろ。
すごい!

(木綿子)お願いできるかな?
はい。

おっ!
(拍手)

あ~っ …で ここで先生から
重大発表があります。

なんと…

「ニンジャ仮面プレミアム」の
撮影が

今度 この町であるそうです!
(子どもたち)えっ!?

先生 何で
そんな情報 知ってるんですか?

あのね ファンサイトに
書き込みがあったの。

くそ~… やっぱり
真のライバルは ニンジャ仮面か。

…という訳で 取材も兼ねて

みんなで
見学に行こうと思います!

<初の大役を任された上

憧れのニンジャ仮面にも
会える事になった。

あれやこれや
初めて尽くしの この3人>

出来た!

見て!
おお~ 本格的!

今度 広場で「ニンジャ仮面」の
撮影があるらしいから

先生たちと見学に行ってくる。
動きとか見て 研究しなきゃ。

そこまで こだわるか。
うん。

世界観は 壊したくないからね。

さすが 総監督!

頑張りたいんだ。 みんなも
楽しみにしてるみたいだし。

よ~し 頑張れ!
頑張れ!

うん!
(3人)イエ~イ!

<しかし すんなり いくとは
到底思えない。

果たして
どんな結末が待ち受けるのやら。

さて 私がタイトルコールするのも
これが最後。

思えば 私が初めて…
えっ 時間がない?

ああ もう!>

♬~

はい。
ありがとう。

直 張り切ってたな。

さっき
お義父さんにまで電話してた。

何か 時代劇で使えそうな小道具
持ってないかって。

また 変なもの
持ってくるんじゃないか?

晶は?
どうだったの? 新しい出版社。

いい感じだった。 新作書いたら
すぐ読んでくれるって。

そっか。
うん。 …で そっちは?

はあ… 進展なし。

まだまだ 油断はできない。

町が安全だって分かるまでは
警戒は 続けないとね。

そっか。

どうぞ。
(加藤)お疲れさまです。

悪いな。 ここを
捜査本部にさせてもらっちゃって。

いえいえ。
ああ ご主人 すいませんね。

いえいえ。
あっ これ よかったら どうぞ。

頂きま~す!
早いな おい。

うまっ! 森川さんの旦那さん
マジ 嫁に欲しいですよ。

やらないよ! じゃあ 僕
向こうの部屋で仕事してるから。

敬礼!
ギョ!

(柴村)直れ!
ギョギョ!

…で
何か新しい情報は ありました?

ホシが組織の幹部とやり取りする
電話を傍受した。

ホシは 助けを求めたが
組織側は それを拒否。

完全に孤立している状態だ。

トカゲの尻尾切りか。
ヤケを起こさなきゃいいけど。

西花町のどこかに隠れながら

自力で逃げ出すチャンスを
探ってんだろうな。

親類や知人の協力を
得ようとするかもしれないですね。

そういえば
ここに来る途中 不審な女を見た。

特徴は?
何か こう… まばたきもせず

ネト~ッとした視線で
こちらの様子をうかがって

目が合うと ササッと隠れた。

あっ それ ご近所の花田さん。

えっ?
いや… 好奇心旺盛で

うちの事
いっつも気にしてるんですよ。

大丈夫。 シロです。

何だよ 紛らわしいな。

あっ そういえば 俺も
張り込みをしてる時に…。

うおっ!
(原井)あ~っ 似顔絵屋さんだ。

ちょちょ… 私も 描いて描いて!

(高城)やたらと距離感近くて。

もしや
自分が警察関係者だと知って

わざと接触してきたのかも。

あっ それ 原井さんだ。
えっ?

いや 何て言うか…
そういう人なんだよ。

大丈夫。 その人もシロ。

だったら 俺も。

うわっ!
(忠久)大丈夫ですか?

(遠山)やたら いかついのに
全く気配がない男を見た。

あっ それ 黒岩さんの旦那さんだ。
えっ?

存在感が独特なだけ。

じゃあ 俺が見たのは?

♬~(歌声)

(加藤)鋭い眼光で
リーゼントを直していた。

こっちの動向を
うかがってたのかも。

あっ それ 大友さん。

リーゼントに命懸けてんだよ。

大丈夫。 今 挙がったのは 全員

もともと
この町に住んでる人たちだから。

あ~っ!
どんだけ 個性にあふれてんだよ。

まあ とにかくだ。
ホシは 相当追い詰められている。

そろそろ 何か行動を起こす頃だ。

明日から捜査範囲を広げるぞ。
どんな小さな手がかりも見逃すな。

(一同)はい!

よし。

あ~… 駄目だ。

びっくりするくらい
何も浮かばない。

はあ~…。

(チャイム)
はあ…。

は~い。 あっ。

え~っ?

あ… あの~…
それで 聞きたい事というのは?

(鉄雄)何で 俺が?

こういう時は
男性の方がいいもんなんです。

そう?

じゃあ あの… みんなを代表して
お聞きしますけど

森川さん あなた…。
はい。

お仕事
クビになったんじゃないですか?

はい? えっ 何で?

だって おかしいじゃないですか。

あれだけ 毎日
仕事に行ってらしたのに

このところ ずっと うちにいて。

当てもなく 町の中を
フラフラ歩いているのを

何度も見かけましたよ。

いや… それは…。

(道子)
それに 夜遅く家に入っていく
人相の悪い男たちを

何度も見かけました!

あれ
借金取りなんじゃないんですか?

えっ? そう来たか。
正直に話しちゃった方が

いいですよ 森川さん!

だから 旦那さん 今 スーツ着て
就活してるんでしょ?

(黒岩)ホストに… 戻るんでしょ?

ホ… ホス… ホスト!?
いやいや そういうんじゃなくて。

じゃあ 何なんですか!?
いや… あの… ですから その…。

あの! 僕から話します。
晶?

今まで隠してて
すみませんでした。

実は 僕 ミステリー作家の
入江久蘭なんです。

(3人)え~っ!

ごめん 全然知らない。

ミステリー界では
知る人ぞ知る すごい方なんです。

ジーニアス 天才なんです。

本とか読まないもん…。
ねえ。

私も
ラブロマンスしか読まなくて。

実は ここのところ
伸び悩んでいまして

紆余曲折あって 心機一転
出版社に営業をかけてるんです。

ああ それでスーツ。
はい。

先生 よかったんですか?
正体を明かしてしまって。

また ゼロからのやり直しなので。

じゃあ
私も正直に言っちゃいます。

そうなんです。 私 実は
会社 クビになっちゃって。

やっぱり。

ポカやらかして
大事な商談 駄目にしちゃって。

それで 生活に困って
借金作っちゃったの?

そうなんです!
もう… バカですよね~!

あれ?

それなら そうと
早く言ってくれればいいのに。

私のパート先でよかったら
紹介できますよ。

何にも知らずに バカ騒ぎして
ごめんなさい。

あ… いえ…。

(道子)今日 ここに来たのは

私たちにも 何か できる事が
あるんじゃないかと

思ったからですよ。
えっ…。

何でも言って下さいね。

そのための
ご近所づきあいじゃないですか。

あっ はい…。

おじいちゃん ありがとう。
(正倫)ハハハハハ。

何だ? 嫌に静かだな。

≪あんなに
心配してくれるなんて。

思わず
本当の事 言いそうになったよ。

でも 必死に自分に言い聞かせた。

もし 仕事の事を知られたら
この町には いられなくなる。

それだけじゃない。

町の人を 危険に巻き込んでしまう
かもしれないって。

さんざん 分かって
やってきてる事なのに。

でも やっぱり… 苦しい。

何だかんだ ご近所さんとの時間が
増えてきたからね。

みんなに うそをつきながら

普通の家族として
幸せに暮らしたいって事自体

無理があるのかな…。

ジャ~ン。 ハハハハハハ!

どうだ? これなんか
ニンジャっぽいだろう?

どうした? 直。

また うち
引っ越す事になるのかな…。

お母さんが 僕たち家族のために
頑張ってくれているのは

分かるけど…。

でも みんなと離れる事に
なっちゃったら 嫌だな。

そんなに 翔たちの事 好きか。
うん。

よかったな いい友達ができて。

大丈夫だ。 本物の友情は
どんな事があっても壊れない。

本当?

おい!
うおっ! あれ? いつの間に?

おい! 肉を食うぞ! 肉だ!

えっ?
肉?

うわ~ おいしそう!

たくさ~ん食べなさい。

何しろ 直は これから
大仕事が待ってるんだからな。

うん!
そうだな。 頑張らないとな。

何 言ってるんだ。
お前こそ頑張らんか。 えっ?

どうなってるんだ 小説の方は。
まあ いろいろやってるよ。

おやじには
ピンと来ないかもしれないけど

ネットで読む小説ってやつ。

まだ 読者層も分からないし

うまくいくかどうかも
分からないけど

まあ なんとかやってるよ。

うまくいくかどうかを
今から考えて どうする。

今は とにかく自分のできる事を
一つずつ 片づけていく。

それしかないだろう。

目の前に うまそうな肉があったら
とりあえず食え!

肝心な時に 力が出るようにな。

うん。

う~ん! うまい! お肉もっと!

僕も!
はいはい。

食え食え!
肉は 心と体のガソリンだ!

おい ちょっと待て。

どさくさに紛れて
何 入れようとしてる?

チーズ。
チーズってお前…。

すき焼きを何だと思ってるんだ。
すき焼きに対する冒とくだ!

いやいや 大丈夫。
結構 合うから。

認めんぞ 俺は。

すき焼きにチーズなんて
絶対に認めん!

伝統というのを もっと重んじろ!
だから お前は 昔から…。

あ~ もう
うるさい うるさい うるさい。

だから 駄目だ… 駄目だって…!
あっ 入っちゃ…。

今だ!
あっ! 何だよ これ!

あ~あ… 何だ これ…。

(千奈美)泥棒! 泥棒!

遠藤さん? お巡りさん。
大丈夫ですか?

あっち あっち…。
待て!

待て! おい!

おっとっとっと… ああっ!

えっ!?

それで 千奈美さんは?

大丈夫です。
けがは ありませんでした。

はあ… でも 怖かっただろうな。

誰にも
そんな思いさせたくなかったのに。

犯人は 身長 約175センチ。
サングラスにマスク姿。

髪は 帽子で隠していましたが
確実に金髪でした。

ああ くそ…。
逃亡犯と特徴が一致しますね。

ホシも 相当焦ってるようですね。
そうだな。

これ以上
被害者を出す訳にはいかない。

必ず 犯人を捕まえよう。

金髪…。 ひったくり…?

間もなくリハーサル始めます。
では 皆さん お願いします。

うわっ 本物だ!
かっこいい~!

私 テレビに映ったら どうしよう。
嫌だ 私もどうしよう!

お願いだから 静かにしてて。

はい ここで ドン!
ニンジャ仮面プレミアム 登場!

(ニンジャ仮面プレミアム)
顔を隠して 正義隠さず。
ニンジャ仮面プレミアム 参上!

(妖怪オバーバ)ハッハッハッハ!
やっと 姿を現したな!

怪人 ウルフ侍 やっておしまい!

油断するなよ。

♬~

ひったくり犯に似た男を
見つけました。 追跡します。

(無線・柴村)「場所は どこだ?」。
3丁目です。

(高城)「男は
集会所方面に向かっています」。

班長。 西側に向かって
緑道を抜けると先回りできます。

(柴村)「了解」。
加藤と遠山は その場で待機。

ホシが通ったら
脇道を通って 大通りに抜けて。

(2人)了解。

う~ん…。

ん? 何? どうした?

いや…
な~んか 気になるんだよな。

ん?

これまで 顔もばれずに逃げてきた
逃亡犯でしょ?

そんな慎重な人物が

いくら
追い詰められてるとはいえ

安易に
ひったくりなんて するかな。

ただでさえ
金髪なんて目立つのに。

どういう事?
この町に逃げ込んできたのは

警察の動きを先読みして
車を乗り捨てたからでしょ?

これが 僕が書く小説なら

犯人は かなり
頭のキレるやつって事にするね。

う~ん…。

フッ。 ハハハ。

じゃあ 晶が思い描く犯人像って
どんななの?

とにかく
慎重に どこかに隠れ続け

この町を こっそり出るチャンスを
うかがうかな。

でも そんなチャンス
そうそう ないでしょ。

こんな 顔見知りばかりの町で
身を潜めながら逃げるなんて

至難の業じゃない?

そこが手がかりになるんだよ。
えっ?

例えば…

チャーハンに ゆずこしょうを
入れたら どう感じる?

ん? う~ん… 何か
いつもと違うなって思うかな。

だよね。 じゃあ
メキシコ料理のチリコンカンに

ホワジャオを入れたら どう?
ホワジャオ? 何じゃ そら。

ホワジャオは 中華料理に使う
さんしょうを使った香辛料。

結構辛いんだ これ。

知らない料理に 知らない材料
入れられても分かんないよ。

…ってか 想像すらつかない。

そういう事。
えっ?

千葉県警だ。

放せ!

おとなしくしろ!

えっ?
あっ…。

(柴村)「森川 やられた!
ひったくり犯と逃亡犯は 別人だ」。

どういう事ですか?

いきなり
知らないやつに声をかけられ

3万やるから
金髪のかつらをかぶって

この町で ひったくり事件を起こせ
と言われたそうだ。

うるさい! 静かにしろ お前は!

(柴村)「これは
潜入捜査をしている俺たちを

あぶり出すために
ホシが仕掛けたわなだ。

引き続き ホシの追跡にあたる」。
了解。

続き 教えて。
晶なら どこに隠れる?

僕が犯人なら できるだけ

この町の人以外の人たちがいる
場所に 紛れ込むかな。

例えば
ライブ会場とか 野球場とか

みんなが 何かに
夢中になっている所がいい。

木を隠すなら 森の中。
だったら 人を隠すなら 人の中。

でも そんな場所…。

ある!

よ~い スタート!

(妖怪オバーバ)仲間の命が惜しければ
そのマスクを取れ!

(セクシーくのいち)
駄目よ! 正体がばれたら

あなたは この世界から
消えなければいけない!

カット~! OK!

休憩 入りま~す!

ああ どうも どうも。 あれ?
あれ? 谷さん。

何されてるんですか?
こんな所で。

いや 今 情報誌の取材に
駆り出されてるんですよ。

何かね 「ニンジャ仮面」の
テレビシリーズが

終わるって噂がありまして
その情報を集めてこいって…。

「ニンジャ仮面」終わっちゃうの?

(谷)どうも すいません 監督。

やっぱり 「ニンジャ仮面」
終わっちゃうんですか?

しつこいな。 後にして。

そこをなんとか教えてほしいから
来てるんじゃないですか。

(松井)異常なし。

うわ~! びっくりした。
お疲れさまです。

「ニンジャ仮面」が
終わっちゃうなんて…。

ショック…。

せっかく
好きになりかけてたのに。

神も仏もいないのか…。
まだ分からないよ。 本当かどうか。

あっ ニンジャ仮面!
サイン! サイン下さい!

今 西花広場のロケ現場に
向かってます!

至急 応援願います! 早く!
ああ… うっ…。

ごめん! 先行く!
頼む! すぐ追いつく!

どうかしたんですか?

私たちが捜してる犯人が この中に
紛れ込んでるかもしれない。

えっ!?

直は?
あれ? いない。

あれ? さっきまで一緒に…
すみません。

直を捜してくる。
うん。

落ち着いて考えろ。
犯人の行動心理は…。

もし 僕が犯人なら どうする…。

直! 直!

直!

あの~ すいません。

「ニンジャ仮面」って
終わっちゃうんですか?

ウルフ侍じゃない!

直!

ちょ… ちょっと待った!

分かってます。
よ~く分かってます。

逃げるために
車が必要なんですよね。

警察が こっちに向かってます。
…って もう知ってるか。

何者だ!

ミステリー作家です。
ああ?

あの… よかったら
僕を人質にしてもらえないかな?

その子 僕の息子なんだ。 頼む!

人を… ましてや
子どもを傷つけるなんて

あなたも本意じゃないはずだ。

ここから無事に
逃げ… 逃げ出したい。

それだけだろ?

だったら 協力するよ。
僕を人質にすればいい。

こう見えて
結構 役に立つんですよ。

車の運転もできるし
お料理もできます。

だから… 頼む。
息子を解放してくれ!

直! 直!

直…。

あっ お母さん!
直 よかった! 大丈夫?

ごめんなさい… お父さんが…。

えっ?

(松井)先輩!

直君! よかった…。

子どもたちをお願い。
はい。

早く!
待て!

あそこだ!
いたぞ!

諦めろ。
お前は ここで終わるのだ!

最強忍法! ニンジャ…。

うわっ!

その人を放しなさい。

こんなシーン あったか?

何で 直の父ちゃんと母ちゃんまで
出てるんだ?

銃は使うなよ。 いいな?
(3人)了解。

車を用意しろ。

早くしろ!

落ち着け。 落ち着いて話をしよう。

うるせえ! 撃つぞ。
ホワ… ジャオッ!

♬~

お母さん! お父さんを助けて!

うお~!

ぐっ… あっ!

(銃声と悲鳴)

やっ!

♬~

放せよ!

よくやった。

章子! 晶。
お母さん!

直!

森川さん… あなた 何者なの?

千葉県警 刑事部特殊班
森川章子警部補です。

えっ 警察の人だったって事?

商社勤めしてたって事も
リストラされたって事も

全部 うそだったんですか?

うそをついて
申し訳ありませんでした。

(剣持)「人気子ども番組
『ニンジャ仮面プレミアム』の

撮影現場で
逃走中の国際窃盗団の犯人が

逮捕されるという事件が
起きました」。

(れな)「この犯人を捕まえた人物

どうやら この町に住む
普通の主婦だそうです」。

(一同)「わっ わっ…

おお~!」。
「何すか 今の展開!」。

(剣持)「う~ん
な~んか 気になりますね」。

気にしなくていいよ 剣持さん。

(剣持)「番組では
その主婦の正体を追跡します」。

思ったより 短かったね。

短かったけど
いろいろあったよね。

ごめんね 巻き込んで。

お母さんは 悪くないよ。

それに 巻き込んでいいのが
家族ってもんだろ。

「ニンジャ仮面」も
終わっちゃうんだなあ…。

ショック?

ううん。 僕のスーパーヒーローは
お父さんとお母さんだから。

どうしても行っちゃうの?

何でだよ! 何で
転校しなきゃならないんだよ!

直の母ちゃんは 町の人を
守ろうとしてくれただけだろ?

お母さんの仕事は 危ないから

この町に住んでる事が
世間に分かってしまうと

町の人に
迷惑がかかっちゃうから…。

今までありがとう。

バイバイ。

バカ…。 どこにでも行っちゃえ。

こんなバイバイ 嫌だよ…。

まだ 私たちにも
できる事があるはず。

みんなで考えよう。

♬~

≪(れな)あっ この家だわ!

嫌だ ちょっと…。
こっち こっち。

先日 「ニンジャ仮面」の撮影現場で
窃盗団の構成員を捕まえた

噂の主婦の家にやって来ました。

あっ。

皆さん 犯人を投げ飛ばした主婦が
何者か ご存じないですか?

どうですか? この家に
住んでいると聞いたんですが。

(小声で)でも…。

そんな人 この町には いませんが。

ええ。 私も全く知りません。
(れな)えっ?

私 この町に住んで
40年になりますが

そんな人の話
聞いた事ございませんわ。

誰か酔っ払って
適当な事 言ったんじゃないの?

イエ~イ!
そうよ! 知らないわよねえ。

知らない。聞いた事もない。
知らないよね。

聞いた事ない。
知りません。

三平! 三平! お母さんよ!
知りませんよ。

犯人を投げ飛ばした主婦?
いや 知りませんね。

「ニンジャ仮面」の撮影は
見てましたけど

そんな人 私は見ませんでした。

俺たち それ 知ってる!
(れな)本当?

悪いやつは
ニンジャ仮面が捕まえたんだ!

私も見ました!
私も見ました!

ニンジャ仮面が?
はい!

マスコミの人たちも
その場で見てましたよ。

ええ 確かに。 ニンジャ仮面が
犯人を捕まえるところを見ました。

まあ 正義の人ですからね。

どうしても そういう事に
なっちゃうんじゃないですかね。

♬~

あの~…。
森川さん。

今年は 久しぶりに この町で
秋祭りやろうと思って。

みんなで
計画してたところなんですよ。

それが終わったら

クリスマスパーティーの準備も
しなくちゃね。

(原井)大みそか
カウントダウンもあるしね。

あ~ まだまだ 酒が飲めるな~!
お母さん…。

こうなったの
森川さんたちのせいなんだからね。

責任取ってよね。 えっ?
うちの?

そうだよ。 森川さんたちが来て

何だかんだで 町の人たちと
会う事が多くなって

そのおかげで仲よくなって
楽しくなっちゃったんだから。

本当に楽しかった。

あっ しゃべった!
(笑い声)

うちの夫がしゃべるぐらいだもん。
本当に楽しかったのよ。

あなたたち
どうせ ほかのところに行っても

また ドタバタするんでしょ?

だったら ここにいなさいよ。

私たちからも お願いします!
(子どもたち)お願い!

僕も もっと しっかりしますから。
先輩。

森川さん。
森川さん。

章子…。
お母さん…。

私は…。

♬~

私も ずっと ここにいたい。

どこにも行きたくない…。

うそついて… ごめんなさい。

何 泣いてんの! もう!

そりゃあ うそだってつくさ。
大事なものを守るためなんだから。

それが普通。
ほかに特別な事は何もない。

ここは
普通の人が住む 普通の町だ。

普通の人が住む 普通の町。
そこで事件は起こり…。

あっ 書ける!
これ すぐに書かないと!

ちょ… ちょっと!? 晶!

パソコン どこにしまったっけ?

知らないよ もう。
え~っ!

(笑い声)

よかったな。
うん。

♬~

出来た。

えっ 出来た~!

(正倫)
ほ~ら 直。 沖縄のお土産だ。

やった! シーサーだ!

ついに最南端まで行ったか…。
おじいちゃん ありがとう!

じゃあ 僕
学芸会の練習があるから。

私も行かなきゃ。

よし。 じゃ…。
(2人)行ってきま~す!

行ってらっしゃい。
気を付けて。

これ。
何だ?

よかったら 読んでみてよ。

俺 打ち合わせあるから。
ゆっくりしてて。

♬~

「まず そこに街があった。

何の変哲もない
平凡すぎる その街で

探偵と その仲間たちは
静かに暮らしたいと願っていた」。

<彼の小説を要約すると こうだ。

物語の主人公は

どんな難解な謎も
身近な手がかりから解き明かす

すご腕 名探偵。

そして 彼の味方は
元スパイの女秘書と

探偵事務所で働く
賢い事務員の少年。

そして
彼らが事務所を構える町には

個性豊かな面々が暮らしている。

例えば
おっちょこちょいの発明家や

好奇心旺盛な伯爵夫人と
優しい その夫。

酒場の女主人と 彼女の店に集う
にぎやかなお客たち。

また 気が弱いけれど
優しい警察官や…>

助けて~! ニンジャ仮面!

顔を隠して 正義隠さず。 とう!
ニンジャ仮面プレミアム!

<そして マドンナ家庭教師
子ども探偵団なども登場する。

頑固で石頭の大学教授は
主人公の父親だ>

これって 俺の事か?

<これは そんな彼らが
次々と巻き起こる難事件を

周囲の人の力を借りながら
解決していく

痛快な物語である>

♬~

ただいま~。

ただいま!
お帰り。

シーサー シーサー。

おやつ あるぞ。
やった!

<その小説で
彼が描きたかった事。

それは
どんな人にも帰る場所があって

そこには 喜びや驚きが
あふれているという事だ>

ただいま~!

「ニンジャ仮面プレミアム」の
第2シーズンが始まるんだって。

おっ よかったね 直。
うん!

<日常こそが
謎解きや事件の宝庫なのだ>

<そして お待たせした。

いよいよ この物語の主人公である
名探偵の登場だ!

…ってか お前かよ!

ハードボイルドは
どこ行った?

まあ 結局 作者の彼と私は
運命共同体という事か>

<これからも 彼らと共に

この町の物語を
見続ける事にしよう。

まずは これにて 完!>