ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

捜査会議はリビングで! 第7話 観月ありさ、田辺誠一、片桐仁、鷲尾真知子… ドラマの原作・キャストなど…

『プレミアムドラマ 捜査会議はリビングで!(7)』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 先生
  2. 小説
  3. 道子
  4. 本当
  5. 何か
  6. 翔君
  7. 時間
  8. 松井
  9. 章子
  10. 谷君

f:id:dramalog:20180826225315p:plain

『プレミアムドラマ 捜査会議はリビングで!(7)』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報の引用

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像がなければ味わえませんので、以下各社のVOD(ビデオオンデマンド)サービス利用をオススメします。

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♬~

(山本)おい! どうすんだよ。
(海野)うるせえ!

い~っ!

おっ…。

これで…
これで終わったと思うなよ…。

 

カンが命の刑事の妻(観月ありさ)と売れないミステリー作家の夫(田辺誠一)がご近所や出先で起こる大小さまざまな事件や謎を解決する“謎解き&ホームコメディー”ドラマ

詳細情報
番組内容
相変わらず特殊班で大活躍の章子(観月ありさ)。一方昌(田辺誠一)も新作が発表された。直も興味があるのか熱心に読んでいる。その頃、昌の担当編集者・谷(片桐仁)は、足取り重く森川家へと向かっていた。編集部内で昌の新作の評判はさんざんであったのだ。そんな谷の前に、言い争いをする花田夫妻(鷲尾真知子小野寺昭)が現れた。不幸にも花田夫妻の口論に巻きこまれた谷は、仕方なく彼らを森川家に連れていく。

出演者
【出演】観月ありさ田辺誠一トリンドル玲奈片桐仁鷲尾真知子小野寺昭高橋英樹
原作・脚本
【作】秋山竜平
音楽
【音楽】兼松衆

 

(加藤)こっちのセリフだよ。

(柴村)いい判断だったな。
(章子)最近 さえてるんですよ。

(高城)
何か 調子よさそうですよね。

というか
我が家が絶好調なんだよね。

<確かに 森川家は
このところ好調だ。

家族3人 仲がよく
ご近所さんとの関係も良好。

そして 何より

この男 ペンネーム 入江久蘭の
書いた小説が

久しぶりに
雑誌に掲載されたのだ。

ここ数年 くすぶっていた彼が
実力を出し切った

渾身の一作である>

(直)すごいね お父さん!
(晶)でしょ?

≪(ドアが開く音)
≪(翔)直~!

≪(三平)ピンポン押しなよ。
翔君たちだ。

エミちゃんも来たんだ。
何か そこで会ったんだよ。

(エミ)悪い?
そんな事ないよ。

いらっしゃい。
(3人)お邪魔します!

どうぞ。

え~っ!
写させてくれるんじゃないのかよ。

自分でやらなきゃ。
夏休みの宿題は。

あっ! おやつ忘れた~!
ここ Wi-Fiある?

ねえ 一生のお願い! 見せて!
あっ 駄目だよ!

<もうすぐ夏休みも終わり。

テレビの前の皆さんは この夏
やり残した事はないだろうか>

なあ 森川。
ニヤニヤしながら読む本か それ?

ああ… ちょっと うれしくて。

ん?
あっ 別に。

(遠山)珍しいですね。
森川さんが読書なんて。

そうかな? あっ 皆さん
この本 一人5冊買うように。

5冊? 何でですか?
理由は聞くな。

あっ 班長は10冊ね。

えっ?
10冊。

<俺の心残りは ただ一つ。

新作小説に この俺 名探偵が
登場していない事。

なぜなんだ?

いいさ いいさ。
何たって 最終回の1つ前。

波乱が起こらない訳がない>

(道子)素直に謝れば許しますって
言ってるの!

(鉄雄)どうして
謝らなきゃいけないのよ?

いい加減にしなさいよ!
約束すっぽかして 何言ってんの!

(鉄雄)すっぽかしたのは
そっちでしょうが!

(谷)落ち着いて!
ブレーク ブレーク ブレーク!

ちょっと 落ち着いて…。
この うそつき!

<ほ~ら 不穏な空気が流れ始めた>

<優雅にくつろいでいられるのも
今のうちだぞ。

俺のタイトルコールが
お前の悲劇の始まりだ!>

ただいま~。

≪(道子)だから 私は
ちゃんと時間守ったの!

≪(鉄雄)俺だって
約束どおり 店に入ったよ。

どうして
そんなバレバレのうそ つくかな!

そっちこそ
いたら分かるでしょう!

広い店じゃないんだから。

また 何事?
お帰り。

何で 花田さんが
うちでけんかしてんの?

僕が連れてきちゃいました。

あら 谷さん どうしたの?
えっとですね…。

あっ!
(道子)大変。

ごめんなさい!
もう 何やってるの!

大丈夫ですか?

あっ 鼻血。 えっ!?
上向いて。 上向いて下さい。

違うわよ。 下向くの。
上です。

ど… どっちなんですか!

下向いて
押さえて止血っていうのが

正しいとされてるかな 最近は。
へえ~ そうなんだ。

おかげさまで止まりました。

で? 鼻血を止めるために
3人で うちへ?

あっ いえ 止めたいのは
花田さんご夫婦のけんかです。

先生なら この謎を解いてくれるに
違いないと。

謎?
そもそも

お二人が
なぜ けんかをしていたのか。

それは 待ち合わせの時間に
来なかったから。 誰が?

この人。 この人が。
えっ?

2人とも 同じ時間に
同じ場所にいたはずなのに

お互いの姿を見ていないって
言うんだ。 ミステリーだよ。

だから
さっきから楽しそうなんだ。

よし 捜査会議をしよう。
ホワイトボードを取ってくる。

…で 谷さんは

何か お仕事の話があって
うちに来たんじゃ?

あ~ まあ そうなんですけど

せっかく 先生もノリノリですし

僕の方は もう全然 後回しで。
ハハハハハ…。

あっ 違う違う。
カッコの中を先に計算するんだよ。

あ~ もう 頭使ったら腹減った。

三平! おやつ買い行こう!
行く! えっ?

(2人)行ってきます!

始めたばっかりなのに。

エミちゃん 宿題は?
私 もう終わってる。

そうなんだ。 僕と一緒だ。
うん 一緒。

あれ? じゃあ 今日
何で うちに来たの?

ん? 別に…
夏休みも終わりだし 直君と…。

麦茶 お代わり要る?
あっ うん。

待ち合わせ時刻は 10時。
場所は 駅前の喫茶ロマン。

奥さんは 時間ぴったりに
お店に入って 窓際の席に座った。

そうです。 なのに
この人 来なかったんです。

5分前には着いてました。

ご主人も 座られたのは
窓際の席なんですよね?

そうです。 窓の外見ながら

本日のコーヒー キリマンジャロ
飲んで 待ってました。

捜査会議?
うん。

お母さんは 参加しないの?

花田さんたちがいるから
ボロを出さないために 念のため。

う~ん 奥さん 一つ
確認したい事があるんですが…。

あの 先生。

奥さんじゃないです。 道子です。
はい?

この人の奥さんだなんて
呼ばれたくありません。

じゃあ 私も
ご主人じゃなくて 鉄雄です。

ああ… 分かりました。

あの… 2時間も
待ってたんですよね? お互いに。

電話は しなかったんですか?

そう。 僕も
それを確認したかったんです。

いや それは…。
うちに忘れたんですよ この人が。

取りに戻ろうとは
思われなかったんですか?

入れ違いになったら悪いと
思ったんですよ。

面倒くさかっただけでしょ。

どうして そう
ひねくれて捉えるかな~。

う~ん
奥さんかご主人の… ああ 失礼。

道子さんか鉄雄さんの
どちらかが

うその証言をしていると
考えるのが自然ですが…。

私は 本当の事言ってます!
私だって!

もちろん お二人が
うそをついてるとは思えません。

何か こう ボタンの掛け違いが
起こっているはずなんです。 ん?

生き生きしてますね 先生。

谷さんのおかげかな。
えっ?

入江久蘭にチャンスを下さり
ありがとうございました。

いや~ 僕は 何も…。
(ため息)

遅い。

分かった!
時計がずれてたんだよ。

すごい 直! 名探偵!

合ってる。
私も。

な~んだ。

あっ
でも いい着眼点かもしれない。

正しいと思い込んでいた何かが
間違っていた。

だから お二人は 会えなかった。

(3人)う~ん…。

何 やってんの!?
あっ… ごめん。

絶対 寄り道してるんだよ
あの2人。 そんな気がする。

(谷)すいません 部長。
まだ言えてません。

いや なかなかタイミングが…。
そうなんですけど

担当として
最後の仕事だと思うと…。

分かってます。 はい。

今すぐ 先生に伝えます。
失礼します。

谷さん。

あっ 直君。

お父さんに 何か大事な話?
えっ? ああ うん ちょっとね…。

でも なかなか
本人を前にすると言えなくて。

大事な事なのに?
大事な事だからかな。

分かる。

でも 言わなきゃなあ。

せっかく
無地のシャツも着てきたし

自腹で菓子折も買ってき…。

あ~っ!

やばい やばい! これは まずい!

まだ あるかな?
お願い あって~!

あっ こっちじゃなかった!

僕たちも行こう!
えっ あっ ちょっと待って!

あっ ない…。 あっ あっ…。

ああ もう終わりだ…。

そのお菓子がないと駄目なの?

お菓子と一緒に
大事なものをしまっといたんだよ。

編集者として 絶対になくしちゃ
いけないものだったのに…。

最後の最後まで 僕は…。

捜してあげよう。
えっ?

私たちで見つけてあげよう。

うん。 そうだね。

そもそも どうして喫茶店
待ち合わせされたんですか?

同じ家に暮らしてるんだから
一緒に出かければいいのに。

今日は 結婚記念日だから
たまには 外で待ち合わせてから

レストランで
ランチ食べようって。

この人が
珍しく そんな事言いだしたら

このざまですよ。
ランチもキャンセル。

何だよ! 喜ばせてあげようと
思ったんじゃないか。

店だって
俺が予約してやったのに。

「喜ばせてあげよう」?
「予約してやった」? 偉そうに。

今のは よくないですよ。

いやいやいや そんなつもりで
言ったんじゃないですよね。

ええ もちろん。
何? あっちの肩持つの?

いや そんな… 少しの言い方で…。

そういうところに
本心が出るんです。

そうだ そうだ!
小説家なんだから

言葉を大事にしろ!
いや 何だよ それ。

今 俺の仕事は
どうでもいいでしょ?

どうでもよくないですよ!
しっかりして下さい 先生!

しっかり?
えっ あっ… アハハハハ。

そういえば 谷君
今日 何しに来たんだっけ?

はい? あっ… え~っとですね…。

もしかして 新作の反響が
すごいっていう報告だったりして。

それは また 後ほど。 今は まず
お二人の謎を解かないと。

今回は 自信作なんだよね。

あっ 道子さん 読まれました?

え… え~っと…。

読んでたじゃないか。
発売日に買って。

ありがとうございます。
どうでした?

次回作は どんなものを?
えっ?

あなたの中には ないの?

入江久蘭先生の次回作は
こんな物語にしたいっていう構想。

編集者でしょ?
えっ 僕ですか?

ああ そうですね…。
ミステリーですかね。

当たり前でしょう。
もっと具体的に!

あっ えっと… 警察もの!
警察もの! いいじゃない。

シュレディンガーの猫の殺意」
以来ね。

なるほど。 そういえば
最近 書いてませんでしたね。

あっ 「シュレディンガー」といえば
あれって

先生と奥様が出会うきっかけに
なった作品なんですよね!

あら! そうなの?

取材でね 章子の職場に行った時に
会ったんです。

へえ~! 運命ですね。
いや… そうですかね?

(道子)
章子さんって 商社にお勤めよね?

シュレディンガー」に
商社なんて出てきたかしら?

あ…。
えっと…。

(チャイム)
あっ お客さんだ!

は~い! はいはいはいはいはい。

危なかった~…。

誰だろう?
このタイミングで来た救世主は。

うわっ!

(正倫)直 いるか?

これくらいの箱で
風呂敷で包んであるんですけど。

(田丸)
う~ん 気付かなかったわねえ。

(黒岩)私も。
そうですか。

ところで お二人さん デート?

いいな~!
見て この初々しい感じ。

ああ いや…。
(黒岩)いいの いいの!

今のうちから
手綱握っておくといいよ。

はい!
えっ? (黒岩)頑張って。

頑張って。

う~ん… 短いよなあ 夏休み。
あと1年くらいあればいいのに。

そろそろ戻ろうよ。
うん…。

あっ わたこ先生!

(木綿子)あっ 翔君 三平君。

夏休みの宿題は 終わった?

まだ全然…。
バッチリです!

そう? 偉い 偉い。
先生 それ 何?

ああ これ 交番の松井さんに
お届けしようと思って。

えっ 松井さんに? (木綿子)うん。
プレゼント?

どうだろう?
プレゼントなのかな これ。

何で あんなやつに…。

ちょっと…
ちょっと待って 翔君!

待って~!

まさか 先生のお父様に
お会いできるなんて。

先生?

あっ 花田さんには
晶の正体 ばれてます。

ちなみに 入江久蘭の大ファン。

改めまして 花田道子です。

へえ~ 珍しい方もいるもんだ。

最初に失敗すると
長い戦いになりますよね。

身にしみてます。

子どもの頃の先生って
どんなお子さんだったんですか?

やっぱり 勉強はできました?

子どもの頃の事なんて
ろくに知らないと思いますよ。

仕事ばっかり やってたから。

それが警察官の仕事だ。
しかたないだろう。

お父様 警察官だったんですか?
取材し放題ですね。

一度も来た事ありませんよ
私のところなんか。

ちゃんと取材してりゃあ

もっと まともな小説
書いてたでしょうね。

読んだ事ないでしょ 俺の本。

取材なら してるよ。
おやじ以外に。

どうだかな。 本当の警察は

ホワイトボード使って
捜査会議なんかしない。

そんな事も知らないのか。
知ってるよ!

ここ 警察署じゃないから!
まあまあまあまあまあ。

お前も現役警察官なら…!
わあ~!

うわっ。 どうしたの?
びっくりした。

アイスが歯にしみちゃって。

救世主じゃなかった。

(松井)う~ん そういう落とし物は
届いてないなあ。

そうですか。

直君 あれ。
あっ!

ん? ん?

あっ 何?
翔君 それって…。

わたこ先生から松井さんへの
プレゼントだよ!

えっ? 僕に?
でも 絶対に渡さない!

あっ 翔君!
何だ? 何だ?

何で 捕まえてくれないんですか!?

わたこ先生 あれって僕に?
そうですよ!

え~っ?

僕 もう走れないよ…。

同じ店にいたはずのお二人が
なぜ 会えなかったのか…。

お二人とも 間違いなく

喫茶ロマンという店に
入ったんですよね?

ええ。 駅前の。 ヒゲのマスターが
やってるお店です。

そう ヒゲのマスターでした。
そうですか。

編集者の方でしたね。
はい。 担当の谷と申します。

率直に言って あれには

小説家としての才能は
あるんでしょうか?

はい もちろんです。

じゃあ 担当編集者が
無能って事になりますが?

えっ?

どちらでしょうか?

あ… あの…。

皆さん 何か おなかすきません?

えっ? あっ
おなか鳴ったの聞こえました?

ランチ キャンセルに
なっちゃいましたもんね。

よかったら 何か作りましょうか。
道子さんも食べますよね?

お構いなく。 私 喫茶店
ナポリタン食べましたから。

ナポリタン?
2時間も待ったのよ。

ナポリタンぐらい食べるわよ。

茶店ナポリタンって
何か おいしいですよね。

分かります。 僕も大好きです!
あっ 思い出した。

この前 シャツに
ケチャップか何かつけたでしょ。

ああ あれ違う。
ナポリタンじゃなくてオムライス。

うん ケチャップね。
時間がたつと落ちにくいから

すぐに せっけんで
トントンしてくれないと。

いや だって 仕事中に そんな…

トントントントンなんて
できないでしょ。 ねえ?

いや それは章子さんが悪い。

洗濯前に一作業増えるのが
どれだけ面倒くさいか。

いや… いやいや 道子さん。
私たち 味方でしょ?

主婦の苦労を
もう少し知ってほしいですよね。

ええ。

外で働くのだって大変ですよね。
そうですよ。

ねえ お義父さん!

ほら 3対2。

んんん… あっ 谷君は?
えっ?

あなたは こっち側よね?
先生の味方なんだから。

いや…。

はい。

あっ!

あっ! 三平!

あっ 翔君。
受け取れ!

えっ!?
あっ! あっ!

逃げろ 三平!
えっ?

逃げるな 三平!
どっち?

あっ 三平君のお母さん。

(松井)原井さん!
三平君 捕まえて下さい!

(原井)あんた! 何したの~!

三平~!

正直に言いな!
ひい~!

(原井)あんた 何したの!
あっ! こら 翔君!

やばっ!
あ~っ 待って!

待って! 待って 待って!

よいしょ! 捕まえた~!
チクショー!

警察のやっかいになるなんて
お母さん 悲しいよ!

違うってば~!

原井さん 誤解です。
えっ?

全ては 僕のせいというか

翔君が僕に
やきもちを やいたせいでして。

どういう事?
何で 翔君が松井さんに?

いや だって…!
それは ですから

わたこ先生が僕にプレゼントを…。

何の話ですか?
えっ?

だって あれ
僕へのプレゼントなんですよね?

違いますよ。
拾ったんです。 落とし物です。

えっ? そうなの?
うん。

先生 どこで拾ったの?
ポストの上。

言ったでしょ? 交番の松井さんに
届けに行くところだって。

何だ~。
勘違いか…。

全く 2人とも
おっちょこちょいなんだから!

疑って ごめんね~!

三平君 貸して。
う… うん。

(ため息)

あれ? 口に合わなかった?
えっ?

ああ いえいえ。
おいしかったです。

ごちそうさまでした。

すいません
この人のわがまま聞いてもらって。

何言ってんだ。
お前だって食べたじゃないか。

おなかいっぱいだって
言ってたくせに。

甘いものは 別腹。

大体ね 待ち合わせをして
ランチに行こうっていう時に

ナポリタン食べるか?
あなたが来なかったからでしょ!

そっちが来なかったんじゃない!
まあまあまあまあ…。

早く 謎解かないとね。
うん。

いや~ しかし
立派なタヌキですねえ。

ああ 孫へのお土産です。
直が好きなんですよ。

そういう 全国各地の
民芸品? みたいなやつ。

渋い趣味ね。

動物好きだからな 直は。

それに 少しは旅行気分も
味わいたいんじゃないか?

父親が甲斐性なしで
ろくに出かけられないから。

おやじに気ぃ遣って
喜んでみせてるだけだと思うけど。

何だと?
お年寄りの暇つぶしに

孫をつきあわせないでほしいね!
まあまあまあまあ…。

暇なのは お前の方だろう!
売れない小説家が。

暇じゃないんだな~ それが!

面白いのか?
当たり前だろ! なあ 谷君。

えっ? はい…
それは もう… はい。

道子さんも 何か
言ってやって下さいよ この人に。

あ… あの… 今回の新作は…
もう 本当に あの…

何て言うか… すごく…
ええ ええ… フフフフフ。

ほら… 大好評なんだよ。

本当に好評なんですか?
この小説は。

えっ? ああ…
反響は すごいっすよ。

読者の皆さんからも
いろんな意見が寄せられてますし。

編集部でも
話題沸騰っていうか…。

好評なのか 不評なのかと
聞いてる。

谷君。

本当の事言ってやった方が
こいつのためなんです。

読者からの意見に 好意的なものは
ほとんどありません。

えっ?

いや…
これから来るでしょ いい意見も。

ほら 入江久蘭の小説は

一回読んで終わりっていう
単純なものじゃないから。

そうなの?

正直にお願いします。

あっ… はい。

確かに 決して 読者には
優しくないといおうか…

3回ぐらい読んで
やっと理解できる複雑さが

先生の作品の魅力です。

なんですけど…

ごめんなさい。 今回は
そういう事でもないといおうか…。

ただいま~!
ああ お帰り!

おっ 直のじいちゃん!
おう。 みんな 元気そうだな。

谷さん!

これで間違いないですか?
うん。

本当にありがとう。

これで 言いたい事言えるね。

子どもたち!
アイスあるよ。 食べる人!

(子どもたち)は~い!
あっ じゃあ こっちに集合~!

はい どうぞ~。 はい。

はい。 直とエミちゃんも。 はい。

宿題は? 終わったの?
全然。

じゃあ 2階にレッツ ゴー!
(子どもたち)オ~!

あの…。

これ つまらないものですが…。
ああ ありがとう。

…で 先生。 ちょっとお話が。
何?

できれば 2人だけで…。
いいよ ここで。

いや でも…。
いいから。 な~に?

あの 僕… 先生の担当を
外れる事になっちゃいました。

えっ?
すいません。

それは… 僕のせいだよね?
あっ いや…。

僕が もっと売れてれば

もっと
一緒にやっていけたんだよね?

そっか… そっか。

今まで 本当 ありがとう。

いや 僕は何も…。

…で 後任は? どんな人?

後任は… いません。

えっ?

うつぎ出版での
入江久蘭の新作発表は

当面見送る事が決定されました。
本当に申し訳ありません!

何でよ!

何で そうなるの!?

あなたが変な方向に
引っ張ったんじゃないの?

入江久蘭の才能を
生かせないなんて 編集者失格よ!

即刻 お辞めなさい!

落ち着きなさいよ。
だって…。

谷君は悪くありません。

売れるためのアイデア
いろいろ出してくれて…。

でも 僕が それを断って

今回は
書きたいように書かせてもらった。

はあ… でも…

それで駄目だったって事は…
向いてないって事なんだろうな。

やめるべきは 谷君じゃない。
僕だ。

えっ… 小説書くの
やめちゃうんですか?

うん…。

(谷)駄目ですよ。

いや… 誰が言ってんだよって
話ですけど

先生
小説 やめちゃ駄目ですって!

だって 俺 知ってますもん!

先生 誰よりミステリー小説書くの
大好きじゃないですか!

近くで見てたら分かりますもん!
駄目ですよ!

僕が言っても
説得力ないっすよね…。

頭悪いし 先生の小説
全然理解できてないし…。

これ 今回の短編発表後に届いた
ファンレターです。

1通だけですけど。

今日は 帰ります。

(谷)失礼しました。

あっ 洗濯物取り込まなきゃ。
ちょっと… 失礼します。

これからは あれだな。
ブログ人気を生かして

家事ライターとして
やってこうかな。

小説より よっぽど
効率的に稼げる気がする。

それ 本気で言ってる?

だったら?
怒る。

しょうがないだろ。 才能ないって
はっきりしたんだし。

はっきりしてない。
したよ。

してないよ!

だって あれ 晶の小説じゃない。
えっ?

いや 分かってるけど…。

頑張って書いてるのも
見てたけど

何か… 何か違ったんだよ。

晶らしさがないっていうか…。

いや 分かんないけど…
分かるんだよ。

晶が
書きたいものを書いてないって。

俺の書きたいものって何?

章子に何が分かるんだよ。
出版社に… 本のプロに

もう無理だって
言われたんだよ 俺。

出版社なんて
ほかにも いっぱいある。

またイチから…
どれだけ時間かかるか。

これ以上 章子の稼ぎだけに
頼る訳には いかないよ。

夢を諦める理由に
私たちを使わないで。

夢って 別に…。
違うの?

私は そうだと思って
応援してきたんだけど。

小説家になりたいっていう夢は
1冊目で かなった。

それで満足だった。

それからは… 2冊目 3冊目は

小説で 章子と直を幸せにしたい。
そう思いながら書いた。

でも それが かなわないって
分かった今

続ける理由は ないよ。

うそだよ。

晶には 続ける理由 あると思う。

♬~

あっ 私たちは そろそろ…。

すいません
お恥ずかしいところを。

いえいえ こちらこそ。

あっ じゃあ
さっき もらったお菓子

持っていって下さい。
いや そんな そんな!

これ… はい。

ありゃ。 ああ… でも 大丈夫。

このマロングラッセ
いいやつですよ。

マロン?
どうぞ。

いや あの… 本当にそんな…
どんな顔して食べたらいいか…。

いや あの… もうもうもう…
もう大丈夫です。

ん?

どうしたの? 道子さん。
はい?

さっき ナポリタン食べたって
言ってましたよね?
はい。

道子さんが入ったお店って
ここじゃないですか?

ええ ここです ここです。

ここは
喫茶ロマンではありません。

えっ?

お待たせしました。
じゃ これ お願いします。

駅の反対側の 喫茶マロンです。

喫茶マロン?

やっぱり 私は 間違ってなかった。
おかしいと思ったんだ。

喫茶ロマンに
ナポリタンなんてない。

あそこは
コーヒーとスイーツの店だからね。

鉄雄さん。 鉄雄さんが

待ち合わせ場所を
指定したんですよね。

ええ。 はっきりと
喫茶ロマンと言いました。

ああ… 駅前に喫茶ロマンという
お店は ありません。

えっ?

お待たせしました。
ありがとう。

恐らく 鉄雄さんが入ったのは
カフェ・ロマンかと。

カフェ・ロマン?

やっぱり
あなたが間違ってたんじゃない!

えっ… だって
カフェと喫茶の違いでしょ?

それを間違いって言うかな?
認めなさいよ 自分の過ちを!

そっちだって
間違えてたじゃないか!

ちょっと ちょっと ちょっと!
落ち着いて下さい。 ねっ。

道子さん。 今日は どうして 外で
待ち合わせしたんでしたっけ?

だから それは…
結婚記念日だから。

特別な日を 特別な形で
過ごしたかったんですよね。

特別な相手だから
来ると信じて

お互い 2時間も
待っていたんじゃないですか?

♬~

先生 本当にやめちゃうのかしら。

タヌキは 「他を抜く」で

競争に勝つっていう意味が
あるんだよ。

どうしたの? 急に。

森川さんのお父さん 息子さんに

小説家として頑張ってほしいって
思ってるんじゃないかな。

それで あの置物を?
考え過ぎかな?

ううん。 名推理かも。
あなたにしては。

名探偵と一緒に
ディナーでも いかがですか?

えっ?

♬~

人騒がせな夫婦だったな。
よその家を巻き込んで。

私の仕事柄ですかねえ
騒動を引き寄せるのは。

ハハハハ。
…な~んて。

晶を頼って 来たんですよ。
花田さんたちは。 ん?

ミステリー作家の推理力。
元ミステリー作家だ。

でも やっぱり すごいんです
晶は。

私は そう信じてます。

よいしょと。

♬~

[ 回想 ] 夢を諦める理由に
私たちを使わないで。

晶には 続ける理由 あると思う。

ねえ。 手紙 読んでみたら?

いいよ。
読みなよ。

ああ お皿 洗わなきゃ。

じゃあ 私が読む。

どれ 直たちの宿題 見てやるかな。

「前略 入江久蘭先生の
担当編集者様。

入江久蘭先生の新作

『大いなる一族の華麗なる遺産』を
拝読し

実に嘆かわしく思い
筆を執った次第である。

謎が謎のまま終わるという

ミステリーのルールから
逸脱した展開に

腹立たしさすら覚えた。

作者は 明らかに迷走している」。

「難解さが
彼の小説の持ち味だといわれ

こだわりを持っているようだが

私に言わせれば
ただの頑固にすぎない。

そのくせ 売れている作家の
代打などという 屈辱的な仕事は

平然と受けるお人よしさ。

まるで理解できない」。

ん?

「思うに 先生の心の中には

まだ 僅かばかりの迷いが
あるのではないだろうか。

そして それは向き合うべきものと
向き合う事から

逃げているからでは
ないだろうか。

私には 息子がいる。

先生の小説を読んでいると

彼の事を思い出さずには
いられない。

彼もまた 立ち向かうべき相手から
逃げている。

いい加減
逃げずにぶつかったら どうだ。

こちらは とうに
受け止める覚悟は できている。

そう 息子に伝えたくなる」。

「この手紙は
先生に渡さずとも構わない。

ただ 担当者の方から
背中を押してやってほしい。

きっと次こそ 面白いものを
書いてくれるだろうと

信じて待つ事にする。 草々」。

信じて待つって…
へったくそな文章だな。

どこがファンレターなんだよ。

ファンレターだよ。

♬~

もう 宿題終わったかな?

こういう時って大体

たわいもない話から
始めるもんだろうけど

そういうの苦手だろうから
本題に入ります。

ずっと逃げてたのかもしれない。

代々 警察官っていう家系から
苦手な運動から

あと おやじから。

そこからの逃げ道として
小説があった。

でも いつの間にか
それが夢になって

その夢がかなって…
でも うまくいかなくなって

今度は 家事ブログ書いて…。

それも多分
現実から逃げてたんだと思う。

でも さっき

どっかの誰かから届いた
ファンレター 読んでて

分かったんだ。

何のために書くのか。

何のためだ?

読んでくれる人のためだよ。

こんな俺の小説でも 信じて
待ってくれている人のために

書こうと思う。

やめるんじゃなかったのか。

もう逃げない。
あんたの息子だからな。

これが 俺の生きる道だ。

俺は ミステリー作家 入江久蘭だ。

勝手にしろ。

前から思ってたんだけどな

そのペンネームだけは
どうかと思うぞ。

ハハハ… そこ?

おやじが エラリー・クイーン
好きだったから

そっから付けたんだよ。

じゃあ 子どもたちを
よろしくお願いします。

ああ。 責任を持って送り届ける。

本当に助かったよ 直君。

直のじいちゃんも
手伝ってくれて ありがとう!

来年は
もっと早めに取りかかるんだな。

じゃあ また学校で。
うん。

じゃあ また来る。

もう 独特なお土産
持ってくるなよ。

どこが独特だ。
(笑い声)

さっ 行くぞ。
(3人)は~い。

じゃあな!
バイバイ! 気を付けてね。

それにしても 谷君が

忘れずに あの菓子折を
持ってきてくれてれば

花田さんたちのけんかは
もっと早く止められたんだよな。

入江久蘭先生の名推理でね。
ねっ。

でもさ あのタイミングで
手紙を読んだから

お義父さんと しっかり
向き合えたんじゃないの?

そうかもね。
うん。

章子。
ん?

さっきは ありがとね。

あ~ 明日で
直の夏休みも終わりか~!

今年は
どこも旅行 行けなかったね。

うん…。

あっ いい事思いついちゃった。

何 何?

<夏休みが終わっていく>

はいはい 直 これも。
お父さん 早く!

いくよ~。
あっ 直 来たよ!

よっしゃ! あ~!
おお 上手 上手。

(3人)頂きま~す!

おいしい。
甘い。

<やり残した事を
全部やる者もいれば…>

もしもし 谷君?

<気持ちを新たに
一歩踏み出す者もいる>

もう一度 書いてみる事にしたよ。

先生…。

作家と担当編集っていう立場じゃ
なくなっちゃったけど

また読んでくれるかな?

モチのロンっすよ!

♬~

先生 おはようございます!

あっ おはよう。
わたこ先生 おはよう!

おはようございます!
おはよう。

宿題 ちゃんと終わった?
余裕です! おっ 偉いぞ。

<この小さな恋は

もう少し大人になるまで
持ち越しだが

それもまた 夏の思い出。

夏が終わるという事は

このドラマも
もう終盤だという事だ>


はい。

<ドラマが終盤という事は

最後に
大きな事件が起こる予感が…>

何だって?

分かった。 すぐに対応する。

こないだ捕まえた
国際窃盗団の2人組だが

もう一人 仲間がいたらしい。
えっ?

これで…
これで終わったと思うなよ…。

そいつが逃げ込んだと思われる
地域も絞り込めている。

どこですか?

西花町だ。

(松井)…で 仲直りして
フレンチ食べに行ったんですよね。

<どうなる 西花町!
どうなる 森川家!

次週 ついに最終回!>