ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

高嶺の花 第7話 石原さとみ、峯田和伸、大貫勇輔、香里奈、芳根京子、千葉雄大… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『高嶺の花#07』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 月島
  2. 自分
  3. 神宮
  4. 彼女
  5. 市松
  6. 宗太
  7. 田村
  8. イルカ
  9. 一人
  10. 家元

『高嶺の花#07』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報の引用

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像がなければ味わえませんので、以下各社のVOD(ビデオオンデマンド)サービス利用をオススメします。

☆無料で民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから!
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

☆無料トライアルあり!NHKオンデマンドも見れるU-NEXT(ユーネクスト)!
U-NEXT

☆無料トライアルあり!海外ドラマに強いHulu(フールー)!
huluで見放題!

☆無料お試しあり!VODも宅配レンタルもTSUTAYA TV(ツタヤTV)!
宅配レンタルと動画配信ならTSUTAYA!

 

 


(扉が開く音)

♬~ 『結婚行進曲』

♬~ (月島もも) ごめんなさい。

♬~

(吉池拓真) もも。

話は部屋に戻ってからって
言ったでしょ。

 

もも(石原さとみ)は名門の家元候補・兵馬(大貫勇輔)と出会い敬意を抱く。直人は千秋(香里奈)と知り合う。第二章スタート・前回、直人はなぜ笑ったのかも明らかに!

詳細情報
出演者
石原さとみ峯田和伸芳根京子千葉雄大三浦貴大、大貫勇輔、笛木優子袴田吉彦、吉田ウーロン太、髙橋ひかる、城後光義、舘秀々輝、田畑志真、西原亜希博多華丸正司照枝正司花江香里奈升毅、十朱幸代/戸田菜穂小日向文世
番組内容
結婚式から逃げたもも(石原さとみ)だったが、別れ際の直人(峯田和伸)の笑顔が頭から離れない。直人はなぜ笑ったの…?そんな中、ももは華道界一の名門の家元候補・兵馬(大貫勇輔)と出会い、敬意を抱く。一方、直人は図書館で看護師・千秋(香里奈)と知り合う。そしてなな(芳根京子)は、ついに龍一(千葉雄大)と母・ルリ子(戸田菜穂)が密会しているのを目の当たりに…!秘密、嘘、裏切り、愛憎渦巻く第二章スタート!

監督・演出
【演出】
原作・脚本
【脚本】野島伸司
音楽
【主題歌】『ラヴ・ミー・テンダー』エルヴィス・プレスリー【音楽】上野耕路
制作
【プロデューサー】
松原浩
鈴木亜希乃 渡邉浩仁

 

(吉池) ああ。

(吉池) 真由美。

座ってて。

彼女とは連絡取り合ってたの。

(吉池) どういう…?
拓真。

教会から逃げて来た私が
言うことでもないけど

ちゃんと向き合って。

(吉池) 向き合うって?

もうすぐ予定日なのよ?

(吉池) 俺は…。
離婚する?

そうしたいなら
その話も2人でして。

ちょっと待ってくれ
だったら 今日のことは…!

何だったのかって?

そうね…。

いうなら…。

儀式かな?

(吉池) 儀式?

私は 恋愛も結婚も向いてない。

一人で生きて行くって決めた
儀式。

意味が分からない。

分からなくていい。

(吉池真由美) あなた 座って。

勘弁してくれ 俺は…!

もも様のおっしゃる通り

離婚するなら するでいい。

ただ きちんと話し合って
決めたいの。

いつか…

この子にパパのこと

聞かれた時のために。

♬~

♬~

ぷーさん…。

鈴の音

そこ 笑うとこじゃねえから…。

♬~


(原田太郎) 謝って
許されることじゃないでしょ!

(田村) 説明をちゃんとしてくれ
一体 何だったんだよ!

(三宅) 映画を見ましたよ 確か
『卒業』って映画でしたね。

先生 そんなこと言ってる場合じゃ
ないんだよ…!

(今村佳代子)
あ~ もう みんな うるさい!

(佳代子) それなら なぜ
あんなことしたんですか?

理由は?

(高井) 罪悪感を抱きながら
一人で生き

華道に向き合うこと。

これは正直 芸術家の感覚というか
感性というか…。

私にも理解し難い。

もも様は 何としても
華道家として 立ち直らねばと。

私生活の幸せを
自ら たたき壊されたのだと。

もう一生 恋愛はしない 結婚も
子供も産まないと 私に…。

分かんねえ
華道家で お嬢様の考えなんて。

(原田) こちとら庶民にゃ
ちんぷんかんぷんだわな!

分かった 分からないけど
分かりました。

ただ それは そちらの
ももさんの都合ですよね?

相手を踏みにじっていいという
話には 到底ならない。

おっしゃる通りです。

(高井) 風間君…
本当に申し訳ない!

(田村)
謝って済むことじゃねえから!

(原田) 金だな!
こんだけ恥かかされたんだ

慰謝料たんまりもらっとけよ
なぁ ぷー!

(風間直人) 大丈夫ですから
頭 上げてください。

(三宅) ぷーさん!
そこは温情いらないですよ。

つうか あんた
運転手さんでしょ?

らち明かねえ せめて親!
実の父親 ここに連れて来てさ!

それは…。

(田村)何でだよ 当然のことだろ!
だから‼

俺がいいって言ってるんだよ!

例えば 1匹のカエルが

モネの描く 睡蓮の花が
大好きだとしましょう。

それを見てるだけで
幸せな気持ちになる。

もっともっと
たくさん描いてほしい。

そう思ったとする。

そして モネは 「描いてもいいが

代わりに 君に ひどいことを
しちゃうかもしれない」

…と言ったとする。

ひどいことって
描いてほしい奴が

許容できる範囲だったら
問題ないと思わない?

つまり ももさんがモネで

睡蓮が生け花。

描いてほしいカエルは 俺。

俺が それでもいい
描いてくれるなら それでもって

お願いしたんだから
何も問題ないんだ。

♬~

♬~

何これ…。

ウソでしょ?

(はなをすする音)

(泣き声)

(泣き声)

(泣き声)

(月島市松) お久しぶりです。

お父上の
ご加減は いかがですかな?

兵馬さん。

(月島ルリ子)
妻のルリ子でございます。

長女の ももにございます。

(神宮) あなたが
後ろ生けの妙手と評判の?

お恥ずかしい限りでございます。

うん。

でも 今は見えないようだ。

は?

空蝉の自分が。

恐れ入ります。

♪~ (歓声)

(月島なな)
日に日に お客さんが増えてる。

(宇都宮龍一) 会いに行ける華道家
AKB商法な。

(なな)
彼らは? あなたのお弟子さん。

高校の後輩たちなんだよ。
(なな) ふ~ん。

どうしようもない悪ガキだった。

まぁ
俺が立派に更生させたわけだな。

ふ~ん。

どうだか!
はぁ?

今じゃ ファミリーだよ。

あいつらも食わせてやらなきゃ
ならない。

そういうとこはステキだと思う。

そういうとこだけ?
フフフ…。

お姉ちゃんと競うことになったの。

そう。

あなたのために

できる限り頑張る。

いい生け花をして…。

結果は分かんないけど。

全然… やっぱり お姉ちゃんには
かなわないかもだけど。

精いっぱい頑張る。

ん? どうしたの?

いや…。

(着信音)

出ないの?

ん? どうせ お母さん。

今夜の会食
すっぽかしちゃったから。

もしかしてだけど

変に お見合いみたいになるのも
嫌だし。 お見合い?

うん。

京都の次期家元が来てるらしいの。

神宮流の…?

(音声ガイダンス)
留守番電話に接続します。

(神宮)
ほぅ 2人のお嬢様を俎上に。

(市松) 神宮家が
うらやましい限りです。

月島には あなたのように

跡取りの男子がおりませんので。

(神宮) 見たいな。

市松さん ぜひとも私に

2人のお嬢様の俎上を
見学させていただきたい。

いえ さすがにそれは…。

何か問題が?

いえ 問題というより…。

構いません。

月島の神髄
その片鱗でも 披露できれば。

なぁ ももや。

はい。
(ルリ子) お家元…。

たゆたう光と影 でしたかね?

ところで 兵馬様。

宇都宮龍一という華道家
ご存じですか?

ああ… うん よく知ってますよ。

(ルリ子) 何ですか ぶしつけに。
弟です。

え?

(市松の声) 婚外子の。
(神宮の声) うん

母親のほうは
よくは知りませんが。

龍一が 何か ご迷惑を?

(市松) いいえ。

(宗太) りっちゃん?

(坂東)
僕には もったいないくらい

ものすごくキレ~イな人でね。

(宗太) マジ? 写真ある?

(坂東) いや…。

心配してんじゃね? 恋人なら。

いなくなったら

そのうち また
別の男性を好きになるさ。

そんなもんじゃないかな 女性は。

ナウオンセールっていうか。

そうな。

うちの母親も そう。

父さんと別れたら すぐ別の男。

それは つらいね。

つらいってか…
キショいよ 気持ち悪い!

まぁ そう言うなよ。

りっちゃんは
そういう女じゃなきゃいいね。

宗太君は彼女… っていうか

好きなコは いないのかい?

俺?

まぁ… いるっちゃあ いるかな。

写真ある?

(宗太)やめろって! おい!
(男子生徒)貸せよ!

(宗太)やめろよ! おい!

(男子生徒)う~わ!

お前 芽衣のこと
盗撮してんのかよ?

ヤベェな!
返せ!

(女子生徒)
見せて見せて…! えっ!

見てこれ ヤバくな~い?

こんな奴に好かれたら
最悪だよね 芽衣

(今村芽衣)うん…
ねぇ 芽衣

(男子生徒)
これ 犯罪だぞ 気持ち悪い!

ねぇ 消して!

(芽衣)早く消して 私の写真

あ~ 言われちゃった!
(男子生徒)言われたな ハハ…

(宗太) いや… ないよ。

はい。

(原田秋保)
ももちゃんから連絡あった?

自分が振った男のことは
すぐに忘れるだろ。

(秋保) そりゃそうね。

その後 そいつが誰と付き合おうが
興味もない。

だろ? 力学だよな。

振られたほうは忘れられないのに。

(秋保) ま 元気出しなよ!

捨てる女子あれば
拾う女子も現れる

…かも しらんし?

ゲインロス。
あ?

俺はさ

悲しい顔しなきゃ
いけなかったんだよ。

教会で
彼女が去ってしまう時にさ。

そうすれば
すごく ひどいことをしたって

彼女は罪悪感を手に入れた。

でも ぷーさん 笑ったよね?

(芽衣) え? 何で笑ったの?

ゲインロス
心理学用語なんだけど

「ゲイン」は獲得 「ロス」は損失。

獲得と損失の差が大きいほど
人は劇的な印象を受けるんだ。

(秋保) ま~た難しい話。

簡単にいえば ギャップ萌えかな。
(秋保) ふ~ん。

怖い先生と優しい先生

どっちに褒められると うれしい?
あっ そっか。

怖い先生に たまに褒められると

すげぇ うれしい!
うん だね。

怖いという損失が大きいから

褒められた獲得の
うれしさが劇的なんだ。

それが ゲインロス。
うん。

俺は彼女に
どういう印象だったと思う?

ただのお人よしっていうか

まぁ 良くてその程度だろ?
イケメンでもないし 金もない。

そうね。
「そうね」って。

それが 裏切られて ショックで
すげぇ悲しい顔したら

想像通りだろ?

そっか だから笑ったの?

「どういうこと?
何で こんな時に笑うの?

悲しくないの?
まさか余裕なの?」。

つまり 俺は ゲインロスで
劇的な印象を与えて

彼女の心に
種をまいてしまったんだ。

…ってことは 今頃 ももちゃん
すっげぇ気になってるってことか。

そんなこと
しちゃ いけなかったんだよ。

華道家として立とうとしてる
彼女のためには。

でも俺は いずれ
彼女に忘れられちゃうことが

あの瞬間 耐えられなくなった。

そっか。
そうなんだ。

だから 種をまいちゃったんだ。

咲くことはない花の種。

キショい花が咲いたりして?

(秋保) あり得る それ。
(芽衣) ね~。

お前ら 大概にしろ!
(秋保) ちょっと 待っ…!

(なな) はい。

これ…。
(なな) うん。

出してないの ぷーさんは。

っていうか
あんた 彼に会いに行ったの?

(なな) 朝イチで書類出して
回収して来たって。

データ処理されちゃう前に。

ななが行くよりも前に
分かってたってこと?

だから笑ったの?

(なな) え?

笑ったのよ。

私が 拓真に手を取られて行く時に
振り返ったら

あのクマの縫いぐるみ 笑ったの!

何で それで怒るのよ
自分が ひどいことしといてさ。

いや そりゃそうなんだけど

でも 悲しんでくれないと
何ていうか 罪悪感が…!

それ そもそも ホントに必要?

え?

もう一人の自分とか

私には観念的過ぎて
分かんないんだけど。

兵馬さんは すぐ分かったよ。

(なな) 神宮の次期家元?

私が今見えないことも
言い当てられた。

正直 ゾッとした。

好きな人がいるほうが
私は力が出る。

うん?

頑張ろうって
その人から勇気をもらえる。

その幸せな気持ちを
お花に伝えられたら…。

なな!

そんな ぬるいこと言ってると

俎上で
一輪の花も もらえやしないよ。

逆立ちしたって 私には勝てない。

取りあえず
逆立ちぐらいはする~! せめて。

パンツ見せてか?

そうね フフ…。

なな…。
あっ やるよ? はい。

あんたの彼…。
うん?

いや…。

鈴の音

ん~~! ん~!

あぁ…!

≪よしよしよし…≫

あっ。
(千秋) あ…。

(風間:千秋) どうぞ。

(千秋:風間) あ…。

ハハ…。
ハハハ…。

ごめんなさい。
いえ。

(せき払い)

♬~

どうぞ。

あぁ…。

(市松) ルリ子は いそいそと
めかし込んでいた。

君と会う約束を?

ええ。

それなら
今日にでも決行するんだな。

どうした?

まさか今さら ためらって
いるんじゃ あるまいな?

彼女は…

ななさんは ショックで
壊れてしまうかもしれない。

(市松) それでいい。

この世の汚れを知らぬ者に

この世の美しさが
分かるはずもない。

汚れを知らないまま
幸せに過ごす人もいます。

普通の女なら それもよい。

しかし 道を究めんとする者は
それでは いかん。

月島に協力するのだろう?

首尾よくやってくれれば
月島も 君に借りを返す。

分かっています。

兵馬君と食事の席を共にした。

はい。

あれは怪物だな。

久々に華道界に現れた
モンスターだ。

温室育ちのボンボンですよ。

(市松) そうかな?

(神宮の声) 龍一が私を憎んでる?

(神宮) そんなこともあるのかな。

虐げられたほうにしか
痛みは分かりません。

それは龍一が婚外子だから?

はい。

つまらない憎悪だな だとしたら。

つまらない?
うん。

環境に左右される魂なんて…
下品だ。

逆の お立場だとしたら?

その質問は無意味だ
変えようもないんだから。

そうでしょうか?

あぁ~ ダメだ。

空蝉の自分。

君は 「もう一人の自分」って
呼んでるんだね。

兵馬様は それが見えなくなった
ことは ないのですか?

うん ないよ。

それは 私には

人を愛したことがない
と聞こえます。

今度こそ。

♬~

♬~

(なな) お~そろっ フフ…。

♬~

♬~

♬~

(神宮) 取れた!

おめでとうございます。

ももさんに差し上げます。

どうも。

なな…!

どうして!?

(袋を落とす音)

(ルリ子) なな!

あぁ そっか。

ドライブ行く約束してたんだっけ。

あなた…。

♬~

♬~

よいしょ…。

うっ…。

(宗太) イルカさん?

(宗太)
イルカさん! イルカさん!

おい! 起きろ イルカさん!

頭 動かしちゃ いけない。

うん 救急車呼んで。

場所が分からない?

あぁ… なら道路まで出て… うん。

通り掛かる車 止めて うん。

(千秋) こんにちは。

あっ あぁ…。

どうかしたんですか?
あぁ… 知り合いが倒れて。

えっ 大変! 病院に?
はい そうですね。

車ですか?
いえ。

(千秋) 乗ってください!

早く! 一刻を争うでしょ?

ほら!
はい。

(宗太) おい! 止まって!
止まって! おい!

(カーステレオ)♪~

おい! お~い! ふざけんなよ!

おい! ふざけんなよ‼

クソ…!

イルカさん…

死なないで!

(クラクション)

うおっ!
(車のスキール音)

(車のスキール音)

(せき払い)

すいません
タクシー拾いますんで…。

(カーナビ) 間もなく首都高速…。
今さら言わないで。

♪~ (歓声)

♪~

(悲鳴)

(ざわめき)

何度かけても ななは出ない
私の電話にも。

そうですか。

いつからなの? ルリ子さんとは。

随分 前からですね。

最悪ね!

あなたは
もっと賢い人間だと思ってた。

通過儀礼だったんですよ。

通過儀礼

彼女が華道家として
開眼するために。

月島の… たゆたう光と影。

清さと濁り 愛と憎しみ。

まさか… お家元が?

あなたの結婚をぶち壊したのと
同じようなことだ。

ルリ子さんは 妻なのよ?

自分から あなたに誘惑しろって
指示したっていうの?

入り口 近づいて来たのは
彼女のほうです。

実の娘である ななさんを
次の家元に。

そういう意図で
俺と手を組みたいと。

そこまでは想像がつく。

夫婦は もう長い間
セックスレスだったと。

若い俺が誘えば たやすかろうと。

ええ お家元が。

交換条件だったんです
月島と俺の。

あなたのほうの要求って?

京都の…
神宮流の次の家元になりたい。

兵馬さんと…?
戦うんですよ。

あなたたち姉妹と同じように。

うちと京都じゃ 規模が違う!
ええ。

京都のお家騒動は
日本華道界を揺るがす。

俎上ともなれば 協会に上がり

理事である各流派の家元が
審査することになる。

破綻寸前の3流派は押さえた。

問題は あと1票。

月島の票を あなたに…。

これで4票。

俺が勝つ。

卑怯者。

卑怯者は あいつだ

本妻の子というだけで
何不自由なく贅沢して来たんだ。

俺と母さんが どんな ひどい
暮らしして来たと思ってる?

何が伝統文化だ。

そうした世界の連中が
芸術家気取りで

何人の隠し子を はした金で
黙殺して来たか分かるか!?

消えればいい。

そんな言い訳 わざわざ
私に聞かす必要なんて ない。

ななを壊すってミッションが
終わったのなら

私に電話なんかして来ないで
そのまま消えればよかったのに。

それは…。

今さら…

ななのことが心配?

ハハハ…。

哀れだねぇ…。

普通に生きられない人間は。

まぁ… 私も似たようなものね。

(車のスキール音)

(律子) ハァ ハァ…。

りっちゃん…。

すまない。

意識 戻ったみたいだ。

あのまま死なせてやれば
よかったのかも…。

ん?

もともと死にたがってたんだ。

本心じゃなかったのかも。

見つかっちゃったから…

おっかない手術
受けなきゃならない。

助かりたいから
おっかなかったんだ。

そんなの…。

止められない自殺は ない。

君が助けたんだ。

(律子) ≪宗太君?≫

(律子) 宗太君?

(律子) ありがとう!

りっちゃん…?

(律子) フフ… うん!

ありがとう!

♬~

東京に帰るかい?

♬~

彼女 すげぇ美人だって
俺に言ってたんだ イルカさん。

そう。

♬~

(宗太) そうでもねえから~‼

全然! そうでもねえから!
イルカさん!

♬~

どうして教えてくれなかったの?

ななが蔵に入ったって!
(銀) なな様を捜してるなんて

誰も 私たちに
知らせてくれませんでしたし!

(金) 何て?
あんたが もも様に叱られなさい!

嫌なこった。
早くして!

(金) はい…。
(銀) は… はい。

♬~

♬~ なな。

♬~

♬~ なな…。

♬~

♬~ なな…。

♬~

看護師さんなんですか?
はい。

だから 「知人が倒れたから」って
そういう話に反応しちゃって。

(せき払い)

すいませんでした。
あっ… 大丈夫です。

夜勤なんで 間に合いますから。

ホントに助かりました。

いただきます。
いただきます。

あの…。

あなたは?

あっ…。

自転車屋です
駅前の商店街で 店を。

え~!

難しい本を お読みになってるから
大学の先生とかかなって。

あぁ… ただの読書好きの
チャリンコ屋です。

ふ~ん。

でも そっちのほうが深いかも。

…なんて フフっ。

ギャップ萌え ですか?

ゲインロスっていうんですよ
心理学用語で。

へぇ~ そうなんですか
ゲインロス。

あっ そうだ
そういえば まだ 名前…。

新庄千秋といいます。

風間直人といいます。

風間さん?
はい。

あっ… みんなからは
「ぷーさん」って。

フフ…! ぷーさん?

じゃあ 私も「ぷーさん」で。
はい。

(せき払い)

ぷーさんは
結婚されてるんですか?

なんちゃってバツ1です。

(千秋) え?
フフ…。

妹さんの容体は?

かかりつけの医者に。

体より心?

ええ。

(神宮)
龍一と 何か関係がありますか?

いいえ まさか。

フッ…
あなたはウソをつくのが下手だ。

あなたはウソを見抜くのが上手?

(神宮) 空蝉を…。

いや… もう一人の自分を
取り戻したいですか?

取り戻せたはずなんです。

私は ある人に
とても ひどいことをして

その罪悪感とともに
孤独に向き合い。

まぁ その相手を すぐには
忘れられないということでしょう。

でしょうか…。

あるいは 忘れたくない気持ちが
どこかに。

いえ そんなことありません。

種をまかれた。

え?

(神宮) その人に
種をまかれたのでしょう。

知らぬ間に 心に。

♬~

私は 亡くした母のために
妹に勝たなければいけません。

月島の家元にならねば。

それが… 何よりも大事?

正直…

分かりません。

もしかしたら もっと本質的に

華道家としての欲が…。
うん。

もう一人の自分が見えていた時

全ては消えて

私は 作品と一体化できた。

あの高揚感…。

これ以上ない官能 エクスタシー。

はい。

見る者を魅了する魔性。

あなたは 大きく美しい蝶となり

花の周囲を舞い
ほのかに鱗粉を散らす。

あの自分を取り戻したいのです。

なら迷うことは ない。

え?

まだ 恋愛感情のない相手と
結ばれればいい。

ハハ…。

お戯れを。
(神宮) いいや。

心の種が差し支えなのです。

そうすれば 種は燃やせる。

♬~

お家元…。

あっ 起きなくていいんだよ。
(なな) いえ。

私は お前を追い詰め過ぎていた
かもしれない。

鏡の間で…。

違うんです。
違う?

お母さん…。

(市松) ルリ子が?

お家元を…

裏切っているのです。

かわいそうに。

何を知ったのかは分からんが

私は お前の味方だからね。

お父さん…。

(市松) 悲しいことだが

自分を正当化するために
ウソをつき

得を求めて裏切り

しかも
後悔も反省もない人間は多い。

(なな) はい。

それらを強く憎み
その暗闇で もがきながら

一条の美しい光を探す。

それが月島の神髄

月島の家元になるということだ。

はい。

(市松) 一方で

それらを諦め 許容し

折り合いをつけて行く
生き方もあるが。

私は許しません。

絶対に許さない。

ああ… そのようだね。

♬~

♬~

(田村)♪~ 俺にこぶしを見せて
寂しそうに笑った

♪~ (ドアベル)

(田村)♪~ やがてリングと
ねぇ! もう それ最後にして。

え~?
店 閉めるから。

よし! なら 最後 俺!

つか ぷー!
お前 全然 歌ってないじゃん!

何か… 疲れちゃってさ。

おい! まだ
おセンチ引きずってんのか!

未練がましい野郎だな!

うわっ!

おめぇが言うな!
離婚しても元嫁の店に 毎晩…!

おぉ 逆ギレ 来たぁ!

うぅ!
あ 痛っ…!

おめぇも帰って 嫁と会話しろ!
おめぇに言われたくねえ…!

(田村) 生意気なんだよ お前…!
(ドアベル)

すいません もう看板…。

ももちゃん!

(田村:原田) えっ?

(風間節子)いいかい?
女は自分の行動を

いちいち
説明なんかできないのさ

開き直って言わせてよ

お月さまに聞いとくれ~

(原田) やっぱ そうか
あれは ドッキリで!

壮大なドッキリで!

俺たちの ももちゃんが
帰って来た~!

おい ぷー!

こ~んば~んちゃ。

よかったら… 一緒に。

(節子)ただ会いたかっただけ
かもしれないのに…

それでも 顔を見ると

口から出る言葉は

アマノジャク

ごめん そうじゃないの。

これ…。

あぁ。

風間家先祖代々。

おじいちゃんから おばあちゃん

おばあちゃんから おとうさん
おとうさんから おかあさん

おかあさんから ぷーさん。

俺から… あなたに。

返さなくちゃって。

(田村) 何 そういうこと?

そういうのだったら
あの運転手さんにでも頼んで。

♬~

わざわざ すいません。

♬~

私みたいな
メチャクチャな女じゃなくて

ぷーさんには
絶対 もっといい人が現れるよ。

(節子)言いながら傷ついて…

ありがとうございます。

俺のことは心配しないでください。

(節子)言われては悲しんで

そう?

ちょっと 一瞬…

分不相応な夢を
見ちゃっただけですから。

悪夢でしょ? 結果的に。

結果が全てだとしたら
人生は むなしい。

過程が最高なら なおさらです。

最高?

はい。

あなたは高嶺の花。

どこかで
キレイに咲いててくれるだけで

生きててくれるだけで
いいんです。

♬~

うん…。

うん。

だから あの時 笑ったんだって
そう思っていい?

あ… そうです はい。

♬~

おやすみなさい。

おやすみなさい。

♬~

何か… うっかり ステキ。

カッコ…。
つけやがって。

♬~

よし。

俺が歌う! 最後の1曲!

おっ!
お~ ぷー行け!

でも一人になると
やっぱり…

♬~

♬~
(節子)泣いてしまうの

♬~

♬~

♬~