ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

グッド・ドクター 第6話 山﨑賢人、上野樹里、藤木直人、遠山俊也、柄本明… ドラマの原作・キャストは?

『<木曜劇場>・グッド・ドクター #06【私の赤ちゃんを救って…母体か子か…】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド)

  1. 理香
  2. 皐月
  3. 赤ちゃん
  4. 高山
  5. お父さん
  6. 司賀
  7. 新堂
  8. 手術
  9. お兄ちゃん
  10. 看護師

f:id:dramalog:20180816225707p:plain

『<木曜劇場>・グッド・ドクター #06【私の赤ちゃんを救って…母体か子か…】』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報の引用

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像がなければ味わえませんので、以下各社のVOD(ビデオオンデマンド)サービス利用をオススメします。

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(夏美)《失礼ですが
どちらさまですか?》

(航)《父です。 新堂 湊の》

(湊)《お父さんは
僕のことが嫌いだったと思います》

 

「私の赤ちゃんを救って…。湊が助手になり手術に挑む!母体か子どもか…優先すべきはどちらの命なのか…」

詳細情報
番組内容
新堂湊(山﨑賢人)の転科は、瀬戸夏美(上野樹里)の高山誠司(藤木直人)への助言も得て無くなった。高山から当直医も任されることになった湊は、さらに生き生きと働き出す。だが、夏美は湊が心配。湊の父、航(遠山俊也)から連絡先が書かれたメモを渡して欲しいと頼まれていたからだ。湊が航から虐待を受けていたことを知る夏美は、司賀明(柄本明)に相談。すると司賀は、この件は自分に預けて欲しいとメモを預かった。
高山
番組内容2
は医局に湊たちを集める。そこには産婦人科医の鶴田皐月(堀内敬子)が来ていた。皐月の要件は出産間近の患者、水野理香(篠原ゆき子)のこと。理香の胎児にリンパ管腫が見つかり、このままでは正常な分娩が出来ない。そのため、帝王切開の分娩時に臍帯を切り離さず血行を確保したまま胎児に処置を行うEXITという手術を、小児外科医に依頼する。だが、理香は周産期心筋症を患っているため胎児の処置は30分以内で終わらなけれ
番組内容3
ばならない。リスクを伴う手術に間宮啓介(戸次重幸)は反対する。だが、高山は患者が望むならと請け負い、助手に夏美と湊を指名した。
湊と夏美は病室へ行き、子どもだけでも助けて欲しいという理香の強い思いを知る。湊はEXITに関する大量の文献を読み漁った。だが、その帰り道、湊は航に声をかけられる。怯える湊を、会いたかったと抱きしめる航。湊は航と食事に行くことを約束する。これを知った夏美は司賀に報告して…。
出演者
山﨑賢人 
上野樹里 
藤木直人 

戸次重幸 
中村ゆり 
浜野謙太
 ・ 
板尾創路 
柄本明 

ほか
スタッフ
【原作】
「グッド・ドクター」((C)KBS.脚本 パク・ジェボム)

【脚本】
徳永友一、大北はるか 

【脚本協力】
LiLy 

【音楽】
得田真裕 

【医療監修】
〈小児外科〉
浮山越史(杏林大学病院)、渡邉佳子(杏林大学病院) 
〈自閉症スペクトラム障がい〉
西脇俊二(ハタイクリニック) 

【取材協力】
高田哲也(日吉メディカルクリニック) 

【プロデュース】
藤野良太、金城綾香
スタッフ2
【協力プロデュース】
西坂瑞城 

【演出】
金井紘、相沢秀幸

 

《いつも 僕のことを
ぶったり蹴ったりしていました》

(夏美)
《新堂先生は 今 回診中です》

《どのようなご用件でしょうか?》

《あっ そう…》

《じゃあ ここに連絡するよう
伝えてください》

≪(ノック)
(司賀)はい。

失礼します。

(司賀)どうされました?

新堂先生のことで
少し ご相談したいことが。

問題ありません。
(彩乃)ありがとう。

どういたしまして。

(佳子)血液検査結果です。
はい。

血糖値が高めです。
インスリン2単位 お願いします。

(佳子)はい。

達也君の検尿は 終わりましたか?
(若菜)あっ まだです。

腎臓の検査手術後なので
なるべく早めに お願いします。

はい 分かりました。
(裕子)何だか 見違えたわね。

(橋口)
当直 任されるようになってから

自信がついたんですよ。

(伊代)優しいし イケメンだし
お姉ちゃんの花婿候補に どう?

(汐里)何 言ってんの~。
(橋口)はい! 僕が立候補します!

(中島)おい 新堂。
高山先生が 呼んでるぞ。

新堂先生は 以前 お父さんから
暴力を受けていたと聞きました。

彼自身は
とても会いたがってましたが

このまま渡していいものかと…。

(司賀)瀬戸先生。

このことは 新堂先生には
黙っておいてください。

えっ?
(司賀)大丈夫です。

(司賀)
この件は 私に任せてください。

分かりました。
よろしく お願いします。

(高山)
うちのレジデントの新堂です。

(皐月)産婦人科の鶴田です。
あなたが 噂の…。

僕も
鶴田先生の噂を知っています。

毎年 1, 000人以上の赤ちゃんを
救っている

とても素晴らしい先生です。

二度の結婚に失敗し
今は 仕事に まい進中です。

どうも ありがとう…。

あっ 鶴田先生。
ご無沙汰してます!

あら 瀬戸先生!

ちょっと見ない間に
すっかり奇麗になっちゃって。

いやいや… もう
そんなお世辞は いいですから!

はい お世辞です。
日本人女性の約7割が

良好な関係を保つために お世辞を
言うという研究結果が出ています。

ホント 面白い先生ね…。

それはそうと 今日は
みんなに相談したいことがあるの。

(皐月)では これより

産婦人科と小児外科の
合同カンファを始めます。

患者は 水野 理香 37歳。

(皐月)現在 妊娠37週目で
産婦人科で 経過を見ています。

問題は これです。

リンパ管腫です。 頸部に
大きなリンパ管腫があります。

(皐月)そのとおり。

このままでは
気道が詰まる恐れがある。

そこで
EXITを行いたいと思います。

(野々村)EXIT?

(皐月)まずは われわれ産科医が
帝王切開を行い

胎児の上半身を
母体の外に出します。

その後 小児外科の先生方に

胎児の気管挿管を
行っていただきます。

気道を確保しだい
臍帯を切断し 分娩させます。

(高山)患者の水野さんは 妊娠後
周産期心筋症を患っており

ここまでの過程を
30分以内に行わなくてはならない。

(間宮)そんな危険な患者
EXITやる必要があるのか!?

万が一 出血して
止血できなければ

母体も子供も
死亡する可能性があるんだぞ!

リスクを踏まえた上で

水野さん本人が
手術を望まれています。

保身より 患者の希望を
第一に優先すべきかと。

(皐月)高山先生
助手には 誰をつけますか?

瀬戸 頼む。
はい。

(高山)それから… 新堂も。
(間宮)新堂だと!?

(高山)新堂には 十分な知識と
優れた空間把握能力があります。

新堂。 もし 胎児の気管挿管が
困難である場合は?

迅速に 気管切開します。

リンパ管腫内出血が
起きた場合は?

リンパ管腫を切開し
ドレナージします。

(高山)新堂がいれば
必ず 助けになってくれます。

分かったわ。 よろしくね。

はい! 必ず
赤ちゃんと お母さんを助けます!

(高山)難しい手術になることは
間違いありません。

時間との闘いです。
気を引き締めて 臨みましょう。

(一同)はい!
はい!

♬~

♬~

初めまして。 小児外科の瀬戸です。

新堂です。 新堂 湊です。

(理香)よろしく お願いします。

カワイイです。
赤ちゃんの帽子ですか?

(理香)私には
これくらいしか できないんで。

(理香)この子が おなか蹴るたび
すごく苦しんでる気がするんです。

(理香)私のおなかって
そんなに居心地 悪いですかね…。

(理香)だから この子も病気に…。

何 言ってるんですか。
そんなことないですよ。

(理香)でも 私は
初めて授かった子も流産しました。

(理香)《ごめん…》

周りの友達は みんな

当たり前のように
元気な赤ちゃんを産んでるのに

私は それが できなかった。

自分が情けなくって…
赤ちゃんに申し訳なくって…。

3年 不妊治療を続けて ようやく
授かることができたんです。

なのに また…。

おなかの赤ちゃんのリンパ管腫は
手術すれば 必ず治ります。

元気になれます。

その帽子も
かぶることができます。

胎動は
赤ちゃんが元気な証拠ですよ。

きっと 早く お母さんに
会いたがってるんだと思います。

手術 一緒に頑張りましょう。

とても難しい手術なんですよね…。

先生…
一つ お願いがあるんです。

私は どうなってもいいんで
この子だけは 助けてください。

水野さん…。
私にとって この子は

もう 大切な子供なんです。

どうしたの? それ。
ああ… 高山先生が 新堂に

あしたまでに 全部 覚えとけって。
(丸井)嘘でしょ!?

(丸井)こんな量
全部 覚えられるはずないって。

助手として
期待されてるんじゃない?

頑張んないと。
はい!

(丸井)おっ。 これ いける?
はい!

小児外科疾患に対する
新しい治療 手術のスタンダード

胎児治療 EXIT手術…。

喉頭鏡によって
喉頭閉鎖を確認し…。

≪(航)湊か?

(航)おいおい 俺の顔 忘れたか?

(航)《お前なんかよ!
いなきゃよかったんだよ!》

(航)ハハッ。 湊。

(航)会いたかったぞ 湊!

こんなに立派になって!

(航)あ~…。

伊代ちゃんに 質問があります。

二人きりで お食事に行くのに
お薦めのお店は ありますか?

どうしたの? 急に。
好きな人とでも行くの?

はい。 好きな人と行きます。

(奈緒・圭太)え~っ!?
(奈緒)誰と? 誰と?

(圭太)いつ 行くの!?
今夜 行きます。

二人きりで ご飯に行こうと
誘われました。

(伊代)それって デートじゃん!
やるぅ~!

新堂先生に
そんな人がいたなんて…。

敗北感!

誰と行くの?
お父さんと行きます。

昨日 お父さんが
僕に会いに来てくれました。

お父さんも 僕に ずっと ずっと
会いたかったと言ってくれました。

≪何だ お父さんか~。

新堂先生なんですが

今晩 お父さんと2人で
食事に行くそうで。

分かりました。

ホントに大丈夫なの?
お父さんと二人っきりで。

大丈夫です。 有名な
三ツ星レストランを予約しました。

すいません。 どちらさまですか?

(悟)夫の水野 悟です。

あの… どうして 理香さんに
お会いにならないんですか?

きっと 喜ばれると思いますよ。

実は 私 EXIT手術には
反対してるんです。

えっ?

そのことで ケンカして以来

まともに
口を利いてもらえてなくて…。

どうしてですか?

どうして
EXIT手術に反対するんですか?

手術をしなければ
赤ちゃんは 息ができません。

死んでしまうかもしれません。

今の状態で EXIT手術をすれば

心臓に 負担がかかり
妻の命が危ないと聞きました。

そんな手術 同意できるわけ
ないじゃないですか。

悟さんの気持ちも分かる。

でも どんな手術にも
リスクは伴うものよ。

理香さんが
あれだけ望んでいる以上

私たちは 最善を尽くさないと。

はい。 僕も 絶対に 理香さんの
赤ちゃんを助けたいです。

(アラーム)

時間です。
行かなくてはなりません。

お父さんと食事?

はい。 理香さんに何かあったら
すぐに 連絡してください。

(美智)ちょっといい?

いらっしゃいませ。

予約していた新堂 湊です。
2名です。

夜景の見える窓際の席を
予約しました。

(店員)新堂さまですね。
お待ちしておりました。

どうぞ こちらへ。
はい!

 

こないだの夜 聞いちゃったの。

(高山)《弟も 自閉症だった》

(美智)
恋人に言えないようなことでも

瀬戸先生には 言えるんだね。

そういう君は どうなんだ。
(美智)えっ?

知ってたんだろ?

副院長が 新堂を利用して
やろうとしていたこと。

(高山)どれだけ 司賀院長の世話に
なったのか 忘れたのか?

そこまでして 小児外科を
なくす必要が どこにある!?

(美智)どうしようもないのよ…。

もう 副院長に従うしかないの。

(猪口)《他の銀行からの融資を
断られたそうですね》

《このとおり改善すれば

間違いなく
この病院は 潤います》

《3人に1人が 高齢者
という時代が

今に やって来ますからね》

《つまり これは うちの病院が

新日本医療グループの傘下に
入るということですか?》

(猪口)《多額の資金援助を
受けることができますよ》

(美智)私は どうしても
この病院を守りたい。

だからって
今いる患者を見捨てる気か!?

君は 大事なものが見えてない。

あなたに 何が分かるの!?

私が相談したいとき いつも

自分の仕事ばかり
優先してきたのは 誰!?

(美智)ごめん…。

あなたと
言い争いたいわけじゃないの。

もう一度
冷静になって 考えた方がいい。

(航)何の用ですか?
急に 呼び出して。

今夜は 愛する息子と 食事に
行く予定だったんですけどね。

(司賀)あなたの目的は
分かってますよ。

♬~

≪(足音)

(店員)失礼いたします。

お客さま 申し訳ございませんが
閉店のお時間でございます。

♬~

お父さん!

お父さん!

お父さん!

お父さん!

お父さん!

お父さん!

♬(音響信号機の音)

お父さん!

お父さん!

どうして
来てくれなかったんですか?

お父さんが来るのを
ずっと ずっと待ってました!

待ってください!

離せよ!

ハッハハッ。
いやぁ もうけさせてもらったよ。

お前に会わないってだけでな。
どういうことですか?

(司賀)《あなたの目的は
分かってますよ》

(司賀)
《これを受け取るかわりに

もう二度と
湊には近づかないでください》

《ヘヘヘッ…》

(航)金さえ手に入れば
もう お前に 用はないんだよ。

お父さんは 僕に ずっと ずっと
会いたかったんじゃないんですか。

医者になった僕を見て

好きになってくれたんじゃ
ないんですか。

ふざけるな!! 俺の人生
めちゃくちゃにしたやつに

会いたいはずねえだろ!!

僕には分かりません!
何のことか分かりません!

てめえ… 忘れたのか。

(航)《奏太を助けろよ!》

(航)あのとき
お前が 先に助けられたせいで

奏太は 手遅れになって
死んだんだ!

お前のせいで
奏太は 死んだんだよ!

そんなの嘘です。
司賀先生は 僕に言いました。

お兄ちゃんは かわいそうだけど
即死だったと言いました!

少しも苦しまずに
天国に行ったと言いました!

そんなの嘘です!

触るな!

お前なんか…
いなければよかったんだ。

≪(足音)

(ドアの開く音)
司賀先生!

お父さんが言っていました。
僕を先に助けたせいで

お兄ちゃんは 死んだんだ
と言っていました。

でも 司賀先生は 僕に

お兄ちゃんは かわいそうだけど
即死だったと言っていました。

どっちが本当なんですか?

本当のことを教えてください!

湊と奏太君が運び込まれたとき

確かに 2人とも まだ生きていた。

湊を混乱させたくなくて
黙っていた。 すまない。

でもな 決して 湊のせいで
奏太君は 亡くなったんじゃない。

あのとき 湊の方が
助かる可能性が高かった。

だから 先に 湊を助けた。

逆の状況だったら
私は 奏太君を助けた。

駄目です!
どんな状況でも 諦めずに

お兄ちゃんを
先に助けるべきでした!

僕じゃなくて
お兄ちゃんを助けた方が

みんな 幸せでした!
湊!

僕の方が 天国に行くべきでした!

♬~

(司賀)湊は 生まれて すぐに
母親を病気で亡くし

それから ずっと
父親に否定されて 育った。

(司賀)
そんな湊を支えてくれたのが

兄の奏太君でした。

(司賀)でも あの日…。

(司賀)
奏太君は 運ばれてきた時点で

もう 手遅れでした。

(航)《何で こんなやつ 助けた?
奏太を助けろよ!》

《おい! 奏太を助けろ!》

(司賀)もう 湊を あの父親の元に
置いておけないと思いました。

子供は
どんなに ひどい親であろうと

愛されたいと願うものです。

(湊)《お父さん! お父さん!》

(司賀)湊は たった一人
施設で暮らすようになりました。

《お兄ちゃん…》

《お兄ちゃんは… どこ?》

《いつ 帰ってくるの?》

(司賀)《お兄ちゃんはね
天国っていう所にいるんだよ》

《天国?》
《うん》

《こうやって
胸に 手を当ててごらん》

《ここにはね
天国に通じる扉があるんだ》

《寂しいときや苦しいとき

いつでも
ここをノックしてごらん》

《湊の声が 必ず
お兄ちゃんに届くはずだ》

(司賀)湊にとって
お兄さんを失った悲しみは

一生 癒えるものではありません。

でもね 私は 信じてるんですよ。

大切な人を失った悲しみを
知っている湊だからこそ

必ず いい医者になれるはずです。

♬~

(奏太)《湊。 医者になれ》

♬~

(奏太)《湊。
お前は バカなんかじゃない》

《すごいんだぞ》

ごめんなさい…。 ごめんなさい…。

(司賀)《確かに
2人とも まだ生きていた》

(航)《お前のせいで
奏太は 死んだんだよ!》

ごめんなさい…。 ごめんなさい…。
ごめんなさい…。 ごめんなさい…。

ごめんなさい…。 ごめんなさい…。
ごめんなさい…。 ごめんなさい…。

ごめんなさい…。 ごめんなさい…。
ごめんなさい…。 ごめんなさい…。

♬~

(丸井)あれ? 新堂は。

(野々村)
そういや 朝から見てませんね。

無断欠勤か? ふざけやがって。

≪まあまあ まあ 何か
道にでも迷ってんじゃない?

≪そうですよね。
≪うん。

 

はい。

えっ?

(皐月)エコー!
(看護師)サチュレーション90です。

(皐月)マスクに かえて!
(看護師)はい!

どうされました?
(皐月)急に 苦しみだして。

(理香)赤ちゃん… 赤ちゃん…。

理香さん!
(皐月)アンビュー!

理香さん!

(皐月)原因は 狭心症でした。

血管拡張薬を投与して いったん
症状は 落ち着きましたが

いまだ 意識は戻らず
予断 許さない状況です。

その影響で
胎児への血流障害が起きています。

すぐに EXITを行い 分娩しないと
おなかの子供は 助かりません。

(皐月)それは できない…。

この状態で EXITを行っても
心筋症を抱えた心臓では

オペの負荷に耐えられない。
母体の命が 危ない。

では 赤ちゃんは?
どうするんですか?

今 手術しなければ

赤ちゃんは おなかの中で
亡くなることになるんですよ。

後で 目を覚ましたとき
理香さんが そのこと知ったら…。

だからって
無理に EXITを行って

母体が死んだら
どうするつもりだ。

大問題になるぞ。
(皐月)この20年間

うちの病院で
妊婦が死亡した例はない。

いずれも
母体を優先してきたからよ。

今回も それは 同じ。

確かに リスクは あります。

ですが
助かる可能性もあります。

一度 ご家族に
ご意向を伺ってみるべきでは?

俺から 説明する。

お前は 余計な口 挟むなよ。

挿管不能で 気管切開になれば

手術時間が長くなり
母体への負担が大きく

場合によっては
命が危なくなる可能性もあります。

そんなに危険な手術でしたら
結構です。

妻の体を優先してください。

(間宮)分かりました。

本当に これでいいんでしょうか?

理香さんは 自分の命よりも

子供を助けてほしいと
おっしゃってました。

その彼女は 今 意識がない状態だ。

最終的な判断は
ご家族に委ねられる。

ご主人が EXITを望まない以上

われわれには
どうすることもできない。

 

(アナウンス)
留守番電話に接続します。

聞こえてるんでしょ?
いいかげん 出てよ。

同じ助手のあなたに伝えておく。

理香さんが 狭心症を起こした。

相談したいことがあるの。

医局で待ってるから 必ず 来て。

♬~

これを見て。

僕は 相談には乗れません。

僕は もう
お医者さんにはなれません。

今日は それを言いに来ました。

新堂先生…。

僕は ずっと

お兄ちゃんの分も 子供をみんな
大人にしたいと思っていました。

でも お兄ちゃんは そんなこと
望んでなかったかもしれません。

お兄ちゃんは
いつも 僕を助けてくれました。

でも お兄ちゃんが
一番 助けてほしいとき

僕が 邪魔をしました。

それは 違う。

違いません。
お兄ちゃんが かわいそうです。

僕が 先に治療を受けてる間
とても怖かったと思います。

とても苦しかったと思います。

もう 胸をたたいても
お兄ちゃんの声が聞こえません。

もう どうしたらいいか
分かりません。

私は あなたの悲しみや後悔を

全て分かってあげることは
できない。

でも 司賀院長が言ってたよ。

《大切な人を失った悲しみを
知っている湊だからこそ

必ず いい医者になれるはずです》

あの日
生かされたあなただからこそ

今 できることが
あるんじゃないの?

私はね 悟さんが 理香さんの命を
優先する気持ちも

理香さんが 自分よりも

赤ちゃんの命を優先する気持ちも
分かる。

だから できることなら
両方の命を救いたい。

彼女の言ってた言葉が
忘れられない。

(理香)《私にとって この子は
もう 大切な子供なんです》

理香さんの赤ちゃんを…
どうしても 助けてあげたいの。

だから
あなたの力を貸してほしい。

あした 病院で待ってるから。

♬~

♬~

何を言われても
私の気持ちは 変わりませんよ。

無理に EXITしなければ
妻は 助かるんです。

助かる方を助けて
当然じゃないですか。

妻がいなくなることだけは
耐えられない。

私には 妻のいない人生なんて
考えられないんです。

(奏太)《湊。 医者になれ》

《お兄ちゃん! 起きてよ!》

《お兄ちゃん!》

残された方は とても悲しみます。

僕にも分かります。
悟さんの気持ちが分かります。

でも それは 理香さんも同じです。

目を覚ましたとき
赤ちゃんがいなくなっていたら

理香さんは とても悲しみます。

どんなに泣いても
その悲しみは 消えません。

心に ぽっかり 穴があいたまま
ずっと ずっと痛いままです。

(理香)《赤ちゃんは?》

《そんな…。
ごめん…。 ごめん…》

♬~

(悟)《こんなことまで
やる必要ないんじゃないの?》

《このまま 諦めたくないの…》

《わがまま言って ごめん》

《でも 私
どうしても お母さんになりたい》

(ドアの開く音)
≪(悟)《ただいま~》

(悟)《えっ? できたの!?》

(悟)《女の子かぁ》

(理香)《今度こそ ちゃんと
生まれてきてくれるかな》

《あれだけ頑張ってきたんだから

絶対 元気な子が
生まれるに決まってるって!》

《あっ いい名前 思い付いた》
《何?》

《俺たちの愛が実るって書いて
「愛実」は どうかな?》

《恥ずかしくない?
そんなストレートなの》

《そうか?
いい名前だと思うけどなぁ》

《あっ! 動いた》

(悟)《えっ!?》

《ここにいるんだね
私たちの赤ちゃん》

《ああ》

私だって… できれば
子供を助けてあげたいですよ。

けど…
どうすればいいか 分かりません。

2人とも 助けたいです。

僕は 2人とも 助けたいです。

僕のお兄ちゃんは
僕を残して 天国に行きました。

僕は 今でも ずっと悲しいです。

ずっと さみしいです。

こんな思い
誰にもしてほしくありません。

悟さんにも 理香さんにも

こんな思い
してほしくありません。

あと少しです。

あと少しで
理香さんは お母さんになれます。

今 理香さんを
お母さんにしてあげられるのは

悟さんだけです。

♬~

(間宮)水野さんが
手術を希望してきた?

母体へのリスクを承知した上で
胎児を助けてほしいと。

半分です。

半分の出血量で手術できれば
母体への負担を減らせます。

2人とも助けることができます。
(間宮)バカ野郎!

そんなの無理に決まってるだろ!
できます!

子宮を切る前に その周りを
ステープルしておくことで

出血を減らせる方法があります。
(間宮)そんなのは机上の空論だ!

確かに 帝王切開前に
止血作業をしておけば

出血量を減らすことが可能です。

患者と そのご家族の希望であれば
やってみる価値はあるかと。

高山先生 本気なの?

助かる可能性がある以上
希望を第一に優先すべきです。

だとしても 15分以内に
全てを終わらせなくてはいけない。

少しでも
母体の命が危うくなったら

手術は中止する。
それが条件よ。

分かりました。
瀬戸 新堂 頼むぞ。

(夏美・湊)はい。

♬~

(皐月)これより EXITを始めます。
メス。

(看護師)はい。
(医師)鑷子 ガーゼ。

(看護師)はい。

(皐月)破膜します。

赤ちゃん 出します。
(看護師たち)はい。

(皐月)人工羊水 入れて。
(看護師)はい。

(医師)サチュレーションセンサー つきました。
(皐月)気管挿管 お願いします。

(高山)喉頭鏡。
(看護師)はい。

(高山)新堂 吸引しろ。
はい。

首が かなり むくんでますね。
内出血のせいです。

手術の影響で
リンパ管腫が出血しています。

(高山)挿管する。
挿管チューブ下さい。

(看護師)はい。

(高山)声門が見えない。

(高山)もう少し 後屈させてくれ。
はい。

(看護師)残り5分です。
気管挿管は難しいですね。

(皐月)まずいわ。
母体の出血が多過ぎる。

(高山)気管切開に切り替える。
メス。

新堂 広げろ。
はい。

(高山)リンパ管腫が
気道の前面にまで来てる。

(皐月)こんな状況で
切開なんて 無理よ。

出血量が多くて
もう母体が持たない。

待ってください。
まだ 何か方法が。

(高山)リンパ管腫が出血してる。

これでは 気管を切開する位置が
分からない。

エコーです。
エコーを お願いします。

赤ちゃんが泣く前の気管は
羊水で満たされているので

エコーでなら特定できます。

(高山)エコー 準備しろ。
(一同)はい。

♬~

(看護師)残り3分 切りました。

(医師)血圧が 60に下がりました。
危険です!

(皐月)もう 手は尽くした。

赤ちゃんは諦めましょう。
もう少し…。

もう少しだけ 待ってください。

(皐月)
2人同時に 死なせる気ですか!?

止めてください。
(医師)はい。

第二 第三の気管軟骨輪です。

ここを切れば
赤ちゃんを助けられます。

(高山)よし 切開する。 メス。
ケリー。

カニューレ下さい。
(看護師)はい。

(高山)気道確保完了。
時間がない 急ぐぞ!

(皐月)臍帯 切るわよ。 ペアン。
(医師)ペアン。

(皐月)クーパー。
(看護師)はい。

≪切ります。

(理香)赤ちゃんは?

元気な女の子だ。

(悟)ほら お母さんだよ。

♬~

やっと会えたね。

(悟)理香…。

ごめん。 俺…。

♬~

(理香)この子に かぶせてあげて。

♬~

♬~

(理香)しっかり頼むわよ。

名付け親は あなたなんだから。

理香…。

産んでくれて ありがとう。

♬~

私は あなたに
あらためて 1つ教わった。

世の中には どうしても
助けられない命がある。

でも どんなに自分の無力さに
嫌気が差しても

患者を助けたいって思いだけは
なくしちゃいけない。

あなたの思いが届いたから

愛実ちゃんは お父さんと
お母さんに会うことができた。

誰が何と言おうと
あなたは立派な医者よ。

♬~

(奏太)《湊。 医者になれ》

♬~

♬~

≪(司賀)湊。

一緒に どうだ?

愛実ちゃんを見て
僕にも分かりました。

どうして 僕が
天国に行かなかったのか

分かりました。

子供を救うためです。

優しかったお兄ちゃんは

どうしても 僕に お医者さんに
なってほしかったんだと思います。

子供を
救ってほしかったんだと思います。

湊。

だから もう
あんなことは言いません。

僕を助けてくれて
ありがとうございました。

僕は 立派なお医者さんになって

お兄ちゃんの分も
子供を みんな 大人にします。

だから これからも ずっとずっと
僕を見守っててください。

ああ。 湊。

お前の成長を楽しみにしてるよ。
はい。

(美智)援助は 本当に
していただけるんですよね?

(小野寺)もちろんです。

わがグループが
全力でサポートいたします。

お答え お聞かせ願えますか?

理事長 これが病院を守る
最後のチャンスになりますよ。

よろしく お願いいたします。

はい。

(バイブレーターの音)

♬~

問題ありません。
とても とても順調です。

(奈緒)ありがとう 湊先生。
どういたしまして。

(圭太)
後で プレールームで遊んでもいい?

もちろんです。

(圭太・奈緒)やったー!
(奈緒)何して遊ぶ?

♬~