ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

刑事7人 第6話 東山紀之、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎… ドラマの原作・キャストは?

『刑事7人 #6/記者が遺した“衝撃スキャンダル”―奪われた個人情報と白骨遺体』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド)

  1. 長谷川
  2. 青山
  3. 前橋大臣
  4. 鷹山興業
  5. 年前
  6. 会社
  7. 裏金
  8. 大臣
  9. 洋子

f:id:dramalog:20180816171253p:plain

『刑事7人 #6/記者が遺した“衝撃スキャンダル”―奪われた個人情報と白骨遺体』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報の引用

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像がなければ味わえませんので、以下各社のVOD(ビデオオンデマンド)サービス利用をオススメします。

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(アナウンサー)「パラノ共和国の
法律事務所から流出した

パラノ文書には…」

「(外国語)」

「(銃撃音)」

(セミの鳴き声)

 

出版社の社会部記者が刺殺された。現場には2年前に白骨遺体が発見された場所の写真が、胃の中には“ある政治スキャンダル”の証拠が遺されており…?

詳細情報
◇番組内容
2018年夏、スペシャルチームが再集結。東山紀之主演ドラマ『刑事7人』待望の第4シリーズが遂にスタート!仲間の裏切りという衝撃的終末から1年後。「刑事資料係」に飛ばされた天樹(東山紀之)ら7人が、再び…!
◇出演者
天樹悠…東山紀之
水田環…倉科カナ
野々村拓海…白洲迅
青山新…塚本高史
片桐正敏…吉田鋼太郎
堂本俊太郎…北大路欣也
◇脚本
徳永友一
◇監督
及川拓郎
◇音楽
奈良悠樹、吉川清之
◇スタッフ
【エグゼクティブプロデューサー】内山聖子(テレビ朝日)
【プロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)、和佐野健一(東映)、井元隆佑(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/keiji7_04/
☆Twitter
 https://twitter.com/keiji_7nin

 

(片桐正敏)
本日未明 町田市の路上で

腹を刺されて死亡している男が
見つかった。

長谷川克彦 45歳。

清明出版の社会部の記者だ。

現場からは 携帯電話や
部屋の鍵などは発見されず

自宅を捜索したところ…

室内は 荒らされた跡があり

パソコンやハードディスクなどが
持ち去られていた。

(青山 新)なんか 今日
やけに張り切ってますね。

(水田 環)で なんで私たちが?

(天樹 悠)
長谷川さんの内ポケットから

1枚の写真が見つかりました。

長谷川さんは 仕事は 全て
データ上で行っていました。

使用していたカメラは
デジタル一眼レフ。

しかし これだけが なぜか
プリントアウトされていた。

で これが どうしたの?

ここは 昨年 白骨遺体が
発見された現場なんです。

白骨遺体!?

2017年8月4日。

雨に崩れた山中の一角から
白骨遺体が発見されました。

死因は不明。

殺人 遺体遺棄の両面から
捜査を進めるも 未決。

(野々村拓海)司法解剖の結果

発見当時
死後1年は経過しており

つまり 今から2年以上前に
亡くなっていたと見られ

骨密度などから

年齢は90歳前後の高齢の男性だと
推定されています。

なんだよ? お前 得意げに…。

って事で 本件は これより

我々 専従捜査班が
担当する事になった。

えっ! こんな1枚の写真だけで!?

片桐さんの点数稼ぎって事よ。

それだけあれば 十分だろう。

おお そろそろ
解剖が終わる時間だ。

水田 青山
堂本教授の所へ行ってくれ。

はーい。
…はい。

いってらっしゃい!
はい…。

♬~

(堂本俊太郎)死因は

腹部を 複数回 刺された事による
出血性ショック死だ。

死亡推定時刻は?
昨夜の9時から11時の間。

数十カ所にわたり殴打痕があり
肋骨も折れていた。

恐らく 複数人から
暴行を受けていたと思われる。

犯人は 複数犯?

殴打痕を見る限りはな。

(堂本の声)それから
被害者の胃の中から

面白いものが出てきた。

SDカード?

無理やり 飲まされた痕跡はない。

つまり…

被害者自らの手で
これを 飲み込んだんだ。

記者をやっていたんだろ?
(青山)はい。

これは 命がけで守り抜いた
死者からのメッセージだ。

被害者の胃から
SDカードが発見されました。

えっ!?

(青山)科捜研で
解析してもらったんですけど

さすがに損壊が激しくて

唯一 復元できたものが これです。

単に 企業名が
羅列されてるだけのようでして…。

長谷川さんは
これを守ろうとした。

犯人にとって
都合の悪い情報なのかも。

って事は
このリストを探っていけば

犯人に繋がるって事ですか?
恐らく。

僕たちは
このリストに載ってる企業が

過去の事件と関係していないか
調べてみます。

私たちは 長谷川さんが
何を取材していたのか

探ってみる。

行くよ!?
うん… はい。

あなたは 1カ月ほど前まで

長谷川さんと
交際していたそうですね。

(三枝真奈美)…はい。

長谷川さんが
なんのネタを追っていたか

ご存じありませんか?

いえ…。

あんまり 仕事の事は
話さない人だったので。

ただ…。
「ただ」?

ずっと追ってる事件があるとは
言ってました。

とんでもないスクープに
なるかもしれないって。

それって なんの事だか
わかりますか?

聞いても
話してくれませんでした。

私に危害が及ぶと大変だからって。

危害?

当時 彼宛てに
脅迫文が届いていたんです。

♬~

これまで
長谷川さんが担当した記事を

見せて頂けますか?

(青山)これ
2年前ぐらいから 定期的に

前橋大臣の裏金疑惑を
記事にしてますね。

前橋大臣って…
あの 公共事業の鬼か。

3期連続で国交省の大臣。
ハンパないっすよ。

スクープって
前橋大臣絡みの事件でしょうか?

わかりません…。

(野々村)ああ~… なんだか
目がショボショボしてきた。

700件か…。
これ 数多すぎません?

天樹さん?

(野々村)おお…。

♬~

やはり そうだ…。

どうしたんですか?

1件だけ
見覚えのある企業があった。

3年前に
投資詐欺で摘発された会社だ。

この会社は
パラノ文書が流出した際にも

名前が挙がったので 覚えてる。

パラノ文書?

もしかしたら…。

♬~

やはり 間違いない。

このリストに載っている企業は
いずれも

パラノ文書で流出した企業と
一致している。

パラノ文書って 確か
2年くらい前

パラノ共和国の法律事務所から

内部文書が流出した
ってやつですよね。

世界各国の首脳や富裕層
経済界の重鎮たちが

海外諸国にあるタックスヘイブン
いわゆる 税率が軽減された国で

ペーパーカンパニーを作り

自国での納税を免れている事が
発覚し

それが スキャンダルとして
大々的に報じられた。

スキャンダル… って事は

いまだに そのスキャンダルに

おびえてる人間がいる
って事ですよね?

長谷川さんは
パラノ文書を追っていた。

しかし なぜ 今さら
この事件を…?

(青山)環さん 被害者の通話履歴を
取り寄せました。

長谷川さんは
殺害される前日にも

前橋大臣に連絡を取ってます。
前日に?

元交際相手の言ってた
「とんでもないスクープ」って

やっぱり 前橋大臣の事なのかも。
その可能性は高いかもね。

お忙しい中 お時間取らせて
すみません。

そちらの刑事部長は
大学のラグビー部の後輩でね。

同じ釜の飯を食った者同士

今でも
頼まれたら断れない仲でね。

ハハハ…。

それで 私に話とは?

昨夜
清明出版で記者をやっていた

長谷川克彦さんが
殺害されたんです。

ああ… あの事件の事か。

長谷川さんの事は
ご存じですよね?

いや 知らんが。
そんなわけありません。

前橋大臣の裏金疑惑を追っていた
記者です。

いちいち覚えとらんよ。

ある事ない事 記事にするために

私の周りに張りついてる記者が
何人いると思ってる?

しかし 長谷川さんの携帯に

殺害の前日
前橋大臣との通話記録が。

覚えとらんと言っとるだろう。

戻りました。

(野々村)おかえりなさい。
どうでした?

(青山)亡くなった長谷川さんは

国交省の前橋大臣を
追っていた事がわかった。

前橋大臣って… あの!?
ああ。

そっちは 何かわかった?
はい。

このリストに載っていた企業が
全て

パラノ文書に載っていた企業と
一致したんです。

えっ… あのパラノ文書!?
(野々村)はい。

ただ そのほとんどが

大手企業の社長や役員

医者などの
富裕層によって作られたもので

特に不審な点は
見つかりませんでした。

気になる事が一つ。

気になる事って?

これです。

不動産管理会社 建設会社
出会い系サイト運営会社。

この3つの住所が

パラノの全く同じ場所に
登記されている。

しかも 富裕層たちが
作ったものとは違って

3件とも 代表者は
ごく普通の一般市民。

ああ…
この人なら 会いに来ましたよ。

どんな話をされました?

いや… それが 僕が

パラノ共和国にある
不動産管理会社の

社長になってるって。

その事に 身に覚えはありますか?

いいえ 全く。
僕は ただの学生ですし。

僕以外にも そういう人がいて

また新しい事わかったら来るって
言ってましたけど。

確かに 1カ月ほど前
私の所にも 一度来ました。

パラノで 建設会社の
社長になってるってねえ…。

その時 初めて知ったんですね?

もちろんですよ。

長谷川さんは 誰かが勝手に
私の個人情報を利用して

会社を作ったんだって
言ってました。

一体 どうなってるんですかね?

全く知らない間に
遠く離れた海外で

会社の社長になっていたって。

確かに 気持ち悪い話ですよね。

♬~(お囃子)

♬~

♬~

あっ ここです。

最後 3件目の家…
濱野昭義さん 68歳。

(濱野洋子)ええ。

パラノで父が 出会い系サイトの
社長になっている事なら

知ってます。

長谷川さんから
お聞きしたんですね?

はい。

(洋子の声)最初に来られたのは
1カ月ほど前だったと思います。

突然 家に来られて
取材させてほしいって。

お父様は どちらに?

今 2階の部屋で横になってます。

寝たきりの状態でして…。

ママ お腹すいた。

ああ… ごめんね。

ご飯作りながらでも いいですか?

もちろんです。 どうぞ。
すいません…。

(洋子)父は ずっと
林業をやっていたんですが

3年前
仕事中に怪我を負ってしまって

今は その後遺症か
しゃべる事もできず

食事もトイレも 私が面倒を…。

(野々村)失礼ですが ご主人は?

(洋子)あの子が生まれて すぐ
別れてしまいまして。

(野々村)そうなんですか…。

(洋子)この子と父を置いて
働きに出るわけにもいかず

毎日がギリギリで…。

今は 父の わずかな年金と

内職で得たお金で
なんとかやってます。

長谷川さんとは どんなお話を?

(洋子)会社の登記に携わった
弁護士を見つけて頂いて

代表者となっている父の名義を
削除してもらうように

お願いしたんですけど でも…。

何か 問題でも?

手続きに
50万円もかかると言われて…

結局 いまだに
できないままでいます。

(野々村)そんな…
勝手に作られたのに なんで!?

(洋子)
私も そう言ったんですけど…。

その弁護士の名前を
教えて頂けますか?

(青山)中島さん あなたは

この パラノの会社の設立に
携わってますよね?

ええ。 それが何か?

この件で この方が
お見えになりませんでしたか?

2日前に亡くなった
記者の長谷川さんです。

ああ 思い出しました。

その3件の登記を
抹消してほしいと。

それで あなたは?

正式な依頼であれば
手続きはしますが

着手料を支払えないというので
お断りしました。

(青山)お断りって…

あなたが勝手に
登記したんじゃないですか。

私は 依頼を受けて
手続きをしたまでです。

何か法的に問題が?

どなたからの依頼か
教えて頂けませんか?

守秘義務がありますので。

時間なので そろそろ。

では 質問を変えます。

あなたは 鷹山興業の顧問弁護士を
なさっていますよね?

それが何か?

(青山)さっき 組対五課の同僚と
話してきたんですけどね

鷹山興業は

広域指定暴力団 城崎組の
フロント企業らしいんですよ。

ご存じありませんでしたか?

初耳ですね。

(堂本)届いたよ。
君からの贈り物だ。

こういう事は
事前に通達してもらわんと困るね。

すいません。

2年も前に埋めた骨を
今さら調べろってのは

今回の事件に
何か関係してるのか?

まだ わかりません。
わからん?

わからんのに調べさせるとは
君らしいね。

どうしても気になるんです。

長谷川さんが持っていた
この白骨遺体現場の写真。

なぜ わざわざ
プリントアウトしてまで

この写真を持ち歩いていたのか…。

長谷川さんは 来週発売の
週刊誌の表紙を空けておくよう

伝えていたようです。

この写真を載せようとしていた
って事か?

恐らくは 全ては この中に

秘密が
隠されてるような気がするんです。

♬~

(天樹の声)2017年8月4日。

散策中の夫婦が白骨遺体を発見。

♬~

(天樹の声)
近隣住民に話を聞いて回るも

遺棄されていた 90歳前後の
老人に関する情報はなく

不審な目撃証言も
得られなかった事から

捜査は難航。 迷宮入りとなる。

♬~

長谷川さんは
なぜ この場所に…?

♬~

(鳴き声)

(青山)先日 記者をやっていた
長谷川さんという方が

殺害されました。

ご存じありませんか?

さあ… 見た事ありませんね。

そうですか。

ここに来る前に

こちらの会社の事を
調べさせて頂きました。

鷹山興業は 海外…

それも 租税回避地である
パラノ共和国に

いくつか関連会社を
お持ちでいらっしゃいますよね?

関連会社?

この3つの会社ですよ。

ペーパーカンパニー
ってやつですね。

(青山)代表者は いずれも
身に覚えのない一般の方でしたが

役員には こちらの幹部の
お歴々の名前が連なってました。

3件とも
不正に得た個人情報を使って

こちらの顧問弁護士である
中島さんによって

パラノに法人登記されている事が
わかっています。

依頼主は…

あなたですよね?

会社を作った事は認めますよ。
その目的は?

そんなの
決まってるじゃないですか。

税金対策ですよ。

どこの企業でも
やってる事じゃないですか。

本当に
税金対策だけが目的ですか?

(鳥の鳴き声)

随分 立派なオフィスですね。

3年前 西多摩に新設する
高速道路建設工事を落札して

それから随分
潤ってるそうじゃないですか。

ええ… まあ おかげさまでね。

それまで
全く実績のなかった会社が

よく そんな大型公共事業を
受注できましたね。

パスポート?
(野々村)はい。

パラノ共和国で
法人登記するには

パスポートの原本が必要なんです。

あなたのパスポートが

不正に使用されている可能性が
あります。

ええっ… そうなんですか。

パスポートなら持ってますが。

いつ作りましたか?

あ~…
5年前ぐらいですかね?

そのパスポートを
誰かに渡した事は?

(上野)うーん…。

(野々村)
この3人は ほぼ同時期に

同じ格安ツアー会社を
利用していました。

いずれも その際 2週間ほど
パスポートを預けています。

2週間も?
そんなの あり得ないだろ。

3人とも 海外旅行は初めてで

そういうものかと
思っていたそうです。

調べたところ

旅行業の登録をしていない
ツアー会社でした。

あっ…。
どうしたの?

この住所 城崎組のシマですよ。

ああ~ 繋がったわね。

つ… 繋がったって?

鷹山興業は
城崎組のフロント企業なのよ。

鷹山興業は このツアー会社から
パスポートを横流しさせ

弁護士の中島に
ペーパーカンパニーを作らせていた。

(野々村)なんで そんな事を?

(青山)恐らく 前橋大臣のため。

前橋大臣?
うん…。

鷹山興業は 今から3年前
大規模な公共事業を落札してる。

それまで実績ゼロの会社が
不自然だろ。

談合があった…。

ええ。 当時の国交省の大臣も前橋。

もちろん
入札金額を知りうる立場にいた。

前橋大臣は
鷹山興業に その情報を流し

公共事業を落札させ

その見返りとして
多額の裏金を受け取っていた。

そして 鷹山興業は パラノに
ペーパーカンパニーを作り

そこに 前橋大臣の裏金を
プールしていた。

つまり
あの3件のペーパーカンパニーは

前橋大臣が
マネーロンダリングするために

設立させた会社だった。

マネーロンダリング…。

まだ臆測にすぎないが

長谷川さんは 前橋大臣の
裏金の行方を追っていく中で

その事実に たどり着いた。

(青山)だから 殺された…。

桜木を引っ張りましょう。

(桜木)「しつこいですね…」

「私は 何もやってませんよ」

「あなたは 長谷川さんの事を

知らないと
おっしゃってましたよね?」

「ええ」

「そんなはず ないんだけどなあ…」

(青山)これ
あなたと長谷川さんですよね。

殺害された当日

品川ツリーホテルの地下駐車場で

話してる姿が
映っちゃってますけど。

参りましたね…。

もう かばいきれない。

若い連中ですよ

長谷川に脅迫文を送って
暴行を加えたのは。

(桜木)すみませんね
私の教育不足で。

あくまで
自分は何もしていないと?

ええ。 私は何も。

あなたは 前橋大臣の裏金を
プールするために

弁護士の中島を使って

パラノにペーパーカンパニーを
作ったんじゃないですか?

長谷川さんは それをつかんだ。

だから 取材から手を引けと脅し
殺害した。

フフッ… 殺害?

うちの若いのだって
さすがにカタギの方に

手を出すようなまねは
しませんよ。

それに前橋大臣って
なんですか?

会った事もありませんよ。

あくまで殺害は否認してる。
前橋大臣との関係も。

このまま若い連中を
何人か出頭させて

うやむやに終わらせようって
魂胆じゃ…。

(片桐)おう お前ら そこまでだ。

この件は これ以上掘るな。

どういう事ですか?

長谷川さんを殺したのは
鷹山興業の若い連中。

殺害動機は
不正な個人情報を使って

海外にペーパーカンパニーを
作った事を知られた事。

それで調書を作って 終了だ。

ええっ!?

…というのが上からの指示だ。

まあ 要は
それで手打ちにしろって事だ。

まさか 前橋大臣が圧力を?

(青山)こんなやり方…
自ら この件に関わってるって

言ってるようなもんじゃ
ないですか!

まあ そう怒るな。
全ては お前たちの臆測にすぎん。

証拠がそろわない以上
上の指示に従うしかない。

いいか? 俺は言ったぞ。

臆測で動くんじゃないぞ。

狸オヤジが…。

片桐さんは証拠を全てそろえろと
言いたいんでしょう。

なるほど… 証拠ね。

じゃあ 私は高速道路建設工事の
落札の経緯を調べてみる。

僕は この3人に
個人的な繋がりがないか

洗ってみます。

♬~

(秘書)困ります!
アポ取ってからお越しください!

お時間は取らせません。

(前橋)また 君たちか。
私と話したいなら

しかるべき手続きを取ってから
来なさい。

(青山)大臣 いくつか
確認させてもらいたい事が…。

出て行きなさい!
問題にしてもいいのかね?

君たちの上司に
多大な迷惑がかかる事になるが。

さあ お引き取りください。

お前ら…。
(青山・環)えっ?

これはこれは前橋大臣

出来の悪い部下たちが
大変失礼な事を…。

申し訳ありませんでした!
なんだね? 君は。

はっ! 刑事総務課刑事資料係の
係長をやっております

片桐と申します。

おい お前ら!
俺は言ったはずだぞ。

臆測だけで動くんじゃないって!

臆測だけで
来たわけじゃありません。

おお… 臆測だけじゃない?
じゃあ 一体なんだって言うんだ!

前橋大臣
この名簿を見てください。

弁護士の中島さんとは

大学時代の…
ご学友だったんですね。

(片桐)ご学友…
腹心の友っていうやつか?

あなたは3年前

鷹山興業が高速道路建設工事を
落札できるように便宜を図った。

そして その見返りとして
多額の裏金を受け取り

鷹山興業に
ペーパーカンパニーを作らせ

そこに裏金をプールさせた。

おい 裏金だと!?
お前 大臣に向かって

何をズケズケ
無礼な事を言ってるんだ!

青山 証拠でもあるのか?
あります。

3件のペーパーカンパニー設立の
経緯を調べました。

3年前の同時期に

1件につき
1億の資本金が充てられ

以降 その会社は
一切動いてません。

な… なんだ!? これは。
お前 まさか 大臣が

合計3億もの裏金を受け取って…。

鷹山興業の桜木と大臣は
同郷らしいじゃないですか。

3年前 お二人は頻繁に
ゴルフ場に行かれてますよね?

ハハッ… なんの事だ。

(青山)絶景の富士山を望む
静岡のゴルフ場ですよ。

キャディーさん
よくお二人の事 覚えてましたよ。

3億で どうだとか。

駄目ですよ
そういう話は慎重にやらなくちゃ。

弁護士の中島 鷹山興業の桜木
そして 前橋大臣。

3人は繋がってたんです。

(青山)長谷川さんは ずっと

あなたの裏金の
隠し場所をつかもうと

取材を続けてました。

(片桐)あっ なるほど。
そこで行き着いたというわけか。

大臣の裏金が
パラノに登記されている

ペーパーカンパニーに
隠されているという事に。

何を言ってるんだ
馬鹿馬鹿しい!

こんな事して わかってるのか?

私はな おたくの刑事部長と…。

すいませんね あの…

刑事部長と私は
大変懇意にしておりまして。

いや… 叩けば叩くほど
ホコリの出る男でしてね。

さすがに 私の頼みも
断れないのではないかと…。

大臣 騒がしいのも なんなので

2人でゆっくり話しませんか?

ハハッ コーヒーでも飲みながら。

ね 前橋大臣。

白骨遺体は2年前のものと見て
間違いないだろう。

骨の状態を見ても
死因を特定する事はできなかった。

ただ 脊椎を圧迫骨折した痕が
見られた。

骨折?

程度から見て これは亡くなる前に
できたものと推測される。

それと 骨に付着していた
土の中から

ホオズキの成分が検出された。
ホオズキ?

遺体が埋められたのは
ホオズキのシーズン

6月から7月の間だ。

6月から7月…。

当時 被害者は 90歳前後だと
推定されていましたが…。

いや 確かに骨密度だけを見れば
その線が妥当だろう。

しかし 足腰が丈夫で
動いていたのであれば

実際よりは
若く判断される事もある。

いや もちろん
その逆もしかりだ。

♬~

ありがとうございました。

実は ハハッ…。

こういうものを
集めてましてね。

♬~

いやあ… もう お二人とも
楽しそうだな。

いい笑顔だ。 ハハッ…。

でも まずいっちゃ
まずいですよね。

現職の国交大臣が よりによって
今 流行りのJKリフレって。

しかも
うちの刑事部長も一緒って…。

まあ こういう事に
今 世間は厳しいですからね。

本当に
嫌な世の中になったもんです。

ですが 万が一 これが
世の中に出てしまえば

大臣としては致命傷でしょうね。

君は私を脅すつもりかね?

いやいやいや…
めっそうもありません。

ただ…。

ここまで明るみに
出てしまった以上

裏金の件は
潔くお認めになったほうが

得策かと…。

あなた まだ若い。

裏金の件は認めて

一から出直すというやり方も
あると思いますが。

ね? もし
そう ご判断頂けるのであれば

この件は私の胸の内に
秘めておくという事で。

わかった。
認めよう。

だが… 殺しは違う。

やってない。

そりゃ 大臣が
直接 手を下さなくても

鷹山興業には
そういう事をやる奴が

わんさか…。
馬鹿な事を言うな。

確かに 取材から
手を引かせろとは言ったが

奴らだって
殺しまではやらんよ。

じゃあ 一体
誰が殺したっていうんですか?

すみません
お待たせしてしまって。

いえ。

それで お話って
なんですか?

1年前 八王子の山中で

身元不明の白骨遺体が
発見されました。

骨の状態から
亡くなったのは2年前。

骨に付着していた土から
ホオズキの成分が検出され

埋められたのは
6月から7月頃だと判明しました。

これは 2年前まで
お父様が通われていた病院の

当時の診断書です。

背骨を圧迫骨折した事により

下半身不随になったと
記載されています。

何がおっしゃりたいんですか?

お父様に会わせて頂けますか?

ですから 父は
しゃべる事もできないんです。

寝たきりで…。

構いません。
所在を確認したいんです。

父は 今…
近所の介護センターのほうに…。

もう少ししたら戻ってくるんです。
本当です!

病院で あの白骨とレントゲンを
照会してもらったところ

あなたのお父様と
完全に一致しました。

白骨遺体は
あなたのお父様ですね?

違う… 違います!

これは 遺体が埋められていた
山中の写真です。

長年 この近所に住む方から
話を伺う事ができました。

(天樹の声)その昔
よく この山を訪れていた

一組の親子がいたと。

まだ幼い娘さんが

いつも お父さんが吹く
ホオズキを隣で聞いていて

とても仲睦まじい親子だったと。

♬~

写真のここ
ちょうど岩の下辺りに

ホオズキが置かれているのが
見えます。

近所の花屋さんに話を伺いました。

あなたは あのお店で

ホオズキを買われてますね。

それは
この場所に手向けるためだった。

私は…。

この写真は
長谷川さんが撮ったものなんです。

彼もまた 私と同じように
気づいたはずです。

あなたが秘密にしてきた事を。

だから あなたは…。

長谷川さんは記者として

前橋大臣の裏金疑惑を
追っていました。

そんな中
あなたのような人と出会った。

私腹を肥やし

のうのうと生きている人間が
いる一方で

個人情報を不正に利用され
そんな事も気づかず

生活に困窮し
苦しんでる人たちがいる。

長谷川さんは
取材を通して この事実を

世の中に
訴えたかったんだと思います。

だから どんなに脅迫を受けても
取材を続け

命がけで取材してきた事を
守ろうとしたんです。

記事を世の中に出す事で

あなたのような境遇の人たちを

一人でも多く救いたいと
思っていたんです。

(風鈴の音)

月に たった5万5千円。

父の年金だけを頼りに
暮らしてきました。

本当にギリギリだったんです。

3年前 父が事故に遭って

それからは この家に戻って
介護の日々でした。

でも…。

(濱野昭義)ごめんな。
こんな情けない事になって。

ううん 気にしないで。
お父さんらしくない。

おい!
なんで飯作ってねえんだよ!

俺の飯 どうでもいいのかよ!

ごめん。 すぐ作るね。

(赤ん坊の泣き声)
うるせえぞ おい!

夫から 一方的に
別れを切り出されました。

払うと言ってくれた養育費も
最初の2カ月払われただけで

あとは連絡がつかなくなって。

あの子と父の介護で
毎日 もう手いっぱいで…。

あの子を保育園に預けようにも
空きがないって言われて…。

だから 父の年金だけが
頼りでした。

月に たった5万5千円。

それが私たち家族の支えでした。

すっかり夏だね。

(洋子の声)そんな ある朝…。

お父さん ご飯よ。

お父さん…?

お父さん? ねえ お父さん!

お父さん!

(風鈴の音)

しかし あなたは
お父さんの死亡届を出さなかった。

もちろん
すぐに出そうと思いました。

でも 今 父の年金を失ったら

とても暮らしていけない。

だから 遺体を山中に埋めて

生きていると装った。

(赤ん坊の泣き声)

そんな中 長谷川さんが
この家に訪ねて来た。

ええ…。

それから 取材だって
よく 家に来るようになって…。

おいしい?
はい よかった。

♬~

お願いします。 この事は

黙っていてくれませんか?
お願いします!

(長谷川克彦)
こんな事 長くは続きません。

(洋子)でも…。
僕が あなたを守ります。

僕の記事なら
それが可能です。

(洋子の声)もう終わりにしよう。
そう思いました。

けれど…。

(泣き声)

ママー!

(泣き声)

♬~

オラッ 待てよ!
(長谷川)なんだ!? なんだ!?

ほら 立て!

立て コラッ!

待て オラッ!

ああっ…!
やめろ!

オラッ!
うっ… うわっ…!

オラッ! ふざけたまねしやがって
オラッ!

♬~

♬~

あっ… 濱野さん…。

(洋子)ごめんなさい。

長谷川さん…
ごめんなさい。

(刺す音)
(長谷川)うっ!

(洋子)はっ!
(長谷川)あっ…!

何が… 駄目なんでしょうか?

父の介護も
あの子の世話も

私は必死に頑張ってきました。

なのに
おかしいじゃないですか!?

世の中には
何億円も海外に隠して

捕まらない人がいる。

月に たった5万5千円です。

でも 私たちには
その5万5千円が全てなんです!

なのに なんで…

なんで 私だけが責められなくちゃ
ならないんですか!?

ただ生きていくためです。

私たちにも
生きる権利はあるでしょ?

5万5千円ぐらい

もらい続けたって
いいじゃないですか!

(泣き声)

ママー!

(泣き声)

♬~

それにしても 1枚の写真から

よく まあ ここまで
たどり着いたもんだな。

(青山)パラノ文書に始まって
現職の大臣の裏金と

暴力団組織との繋がりまで
暴いちゃいましたからね。

さすがは俺の部下たちだ。
カンパイ。

カンパーイ!
(青山)カンパイ!

カンパイ カンパイ。

でも 片桐さん 上からの圧力は
大丈夫なんですか?

あっ そういえば
あれ なんだったんですか?

刑事部長のホコリが
どうしたとか。

あっ あれね。

これね。
なんですか?

いや お前たちに教えるのは
まだちょっと早いかな。

(野々村・青山)えっ?

(野々村)ちょちょちょちょ…!
ちょっと 何やってんの!

あらららら…。

(片桐)アツッ アツッ! アッツ!

ちょっと 水 水!
(野々村)水 水!

ホコリが…。
水ください! はいはい…。

灰になっちゃったね。
何言ってるんですか!

(野々村)水!
あ~!

(青山)杉並区で起きた
女子高校生失踪事件です。

20年が経過し
事件が再び動き出した。

(皆本 治)今さら なんですか?

(堂本)人を救う事ができるのは
真実のみだ。

どうして あの人が そんな事を?
我々に何かを伝えようとしている。