ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

高嶺の花 第5話 石原さとみ、峯田和伸、小日向文世、芳根京子、三浦貴大… ドラマの原作・キャスト・主題歌は?

『高嶺の花#05』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド)

  1. 月島
  2. 家元
  3. 市松
  4. フフ
  5. お家元
  6. ハハハ
  7. 結婚
  8. 高井
  9. 自分
  10. お姉ちゃん

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『高嶺の花#05』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報の引用

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像がなければ味わえませんので、以下各社のVOD(ビデオオンデマンド)サービス利用をオススメします。

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(月島市松) 耳元でささやかれる
色恋の言葉など

全て偽物と思い知ったはずだ。

(風間直人)
相手にされたら嫌なことを
どうして自分は できます?

 

もも(石原さとみ)は直人(峯田和伸)を実家に招き、市松(小日向文世)に結婚宣言、家元はなな(芳根京子)に譲ると言う。そんな中、吉池(三浦貴大)が市松を襲った…!

詳細情報
出演者
石原さとみ、峯田和伸、芳根京子、千葉雄大、三浦貴大、笛木優子、袴田吉彦、吉田ウーロン太、髙橋ひかる、城後光義、舘秀々輝、田畑志真、西原亜希・正司照枝、正司花江/升毅、十朱幸代/戸田菜穂、小日向文世、

【ゲスト】博多華丸
番組内容
もも(石原さとみ)は直人(峯田和伸)を月島家に招き、市松(小日向文世)に、彼と結婚するのでなな(芳根京子)を家元に、と切り出す。直人は唐突な結婚話に戸惑いながらも話を合わせる。市松は、それなら破門だとももに告げた。一方、ななは龍一(千葉雄大)とルリ子(戸田菜穂)の密会にニアミス!そんな中、吉池(三浦貴大)が市松を襲い大ケガを負わせた!病院に駆けつけたももに市松は、ももの知らない母親の話を始める…。
監督・演出 

【演出】岩﨑マリエ

原作・脚本
【脚本】野島伸司
音楽
【主題歌】『ラヴ・ミー・テンダー』エルヴィス・プレスリー【音楽】上野耕路
制作
【プロデューサー】
松原浩
鈴木亜希乃 渡邉浩仁

 

愛してるのに。

(月島もも) もう一度
信じてみることにする。

(田村) ホントに彼女かよ。

俺なんかには
完全に高嶺の花です。

(宗太) うわっ!
(風間節子)何でもかんでも

与えようと
ささげようとしてくれる

(節子)ああ そりゃもう…

まるで竜宮城だよ

月島ももにございます。

ハハハハ…。

フフフ…。

♬~

 

浦島太郎…。

ん…。

おはよう。

おはよう…。

ん~…。

すごいマンションですね。
そう?

いや 普通にすごい。

ぷーさんも すごいよ。

えっ? あっ…。

フフ… ちょっと待って
そっちの話じゃ ない。

アハハ…。
ですよね。

私の正体 知っても
ビビらなかったでしょ?

驚きましたよ そりゃあ。

深窓の令嬢。

一般庶民が
会うことも話すこともない

本物のお嬢様って。

驚いたけど ビビらなかった。

ああ。

何? バカなの? 鈍感力?
えっ?

まだ ピンと来てないだけ?
う~ん…。

あなたは
自分で言ってましたけど

俺も ず~っと
そう思ってましたから。

ほら 高嶺の花って。

うん。

それは あなたが どんな家柄とか
そういう意味じゃないんです。

どういう意味?

違うものが見えてるんですよね。

ん…?

とても高い場所に咲いているから。

本来
摘もうとしたらいけない花です。

でも ぷーさんは摘んだのよね?

い~けないんだ いけないんだ
先~生に言ってやろ! はいっ。

フフフ…。
い~けないんだ いけないんだ。

先~生に言ってやろ。
ハハハ…。

いけなくないのよ。

あなたは華道家だから。

「生ける」?

「いける」。

う~わっ! アハハハ!

寒~! ハハハ…。
フフフフ…。

ウフっ
何よ~。

♬~

♬~


(物音)

(宗太) うっ…。

♪~

(坂東) おはよう。

まだ どっか痛むかい?

(宗太) ちょっと。

(坂東) 崖っぷちに咲いてる花に
決して近寄っちゃ いけないよ。

そうやってケガする。

「高嶺の花」っていうんだ。

高嶺の花?

(坂東) 高い嶺に咲く花さ。

人の手に摘まれたくないんだね
きっと。

(お腹が鳴る音)

(坂東) 腹 へったろ?

朝飯にしよう。

僕は坂東っていうんだ。

「イルカさん」と呼んでおくれ。

イルカ?

(坂東) フフ… バンドウイルカさ。

(宇都宮龍一) 月島にも婦人会の
ようなものは あるんですよね?

(月島ルリ子) ええ。

家元は 全ての段取りが整った後に
現れるだけ。

イベントや師範の会合は
大抵 私が取り仕切るの。

縁の下の力持ちだ。

フッ… 全く感謝されないけどね。

フフフ…。

どのくらい まとめられます?
えっ?

ななさんを家元にする賛成票です。

何 言ってるの?

俺が
あなたの娘と結婚したとしても

ももさんが指名されたら
意味がない。

お家元を…
主人を裏切れっていうの?

場合によっては そういうことも。

無理よ そんなの。
ん? そうかなぁ?

会員は年々 減っている。

年金も払えず

教室を畳まざるを得ない
師範たちも多いでしょう。

お弟子さん集めは
俺が しっかりと協力する。

そう触れ込むんです。

そんなこと私に…。

言ったでしょ。

食うか食われるかだって。

あっ!

(月島なな) あっ… 龍一さん。

午後の講義 サボっちゃった。

ママに内緒で。
いけないコだ。

(なな) だって 今日は
オフだって聞いたから。

ドライブでも行こうか。
うん。

♬~

(なな) ねぇ 何~?

ハァ…!

フフ…。

昨日は…

ももさんのマンションに
泊まったっていうか。

(田村:原田) 竜宮城か!
ハハハ…!

頭 やめて! たたかれ過ぎか
白髪 急に増えちゃったんだよ。

(田村:原田) 浦島太郎か!
アハハ…!

でも ホントにごめんなさい
皆さん。

ウソつくつもりじゃ
なかったんだけど…。

(田村) 花は花でも 華道のお家柄
だったなんてなぁ!

(原田)
嬢は嬢でも キャバ嬢じゃなくて
本物のお嬢!

(今村佳代子)
すっかり だまされたわね。

いやぁ でも
店 行ったら 実際いるしな。

まぁ あれも 何ていうか
ノリでっていうかね。

いいノリ使った おにぎりだよ
まったく!

(佳代子) ほら 『ローマの休日』
っていう映画 あるじゃない?

オードリー・ヘプバーン。
(三宅) あぁ!

あの お姫様とね 新聞記者の
恋物語ですね。

何か あっちの私は
時々 息苦しくて

ワ~って 叫び出したくなるような
ストレスがあって。

でも 何ていうか こっちの私は

いいかげんで自由で

地べたに しゃがみ込んじゃっても
いいようなキャラで。

ぷーさんとだけじゃなくて
みんなと一緒にいると楽しくて

何か 開放感があるの。

(原田秋保) まぁ 肉屋の娘の
私には分からんが

お嬢様って それなりに
息苦しいんだろうってのは分かる。

(今村芽衣)
うん 門限とか うるさそう。

で あの… 今まで通り

今まで通り こっちの私として

接していただけると
ありがたいんです。

いや 全然 大丈夫だから!

てか 向こうのももちゃん
知らねえしな。

そうね! そっか。

私らなんかで よかったら
これからも仲良くしよう。

こちらこそ
よろしくお願いします。

ありがとうございます…。

もも?
ももちゃん?

ん…?
えっ?

なんちゃって~! ハハハ…
誰が こんなんで泣くよ。

ハハハ…。
(原田) お~い。

(秋保) 何だよ~。
フフ…。

あぁ~…。

でも 『ローマの休日』って

最後 2人は 身分 違うから
別れちゃうんだよな…。

(田村:もも:原田) ネガティブか!
痛いっ!

日本一周か。

いや… ギャグだよ。

その自転車屋さん 面白い人だね。

はぁ? バカだろ。

適当なんだよ。

マジ アホなんだよ。

いや だって君…

家にいたら いつか
おかあさん殺しちゃったろ。

全てが気に入らない
その元凶は母親

…って話だもんね。

その自転車屋さん きっと 結構

頭がいいね。

もう行っちゃうの?

寂しいな。

(なな) ねぇ 聞いてないよ~。

お姉ちゃんに そんな人が
いたなんて 全然 聞いてない。

だから 今日 話したでしょ。

ねぇ どんな人? 何してる人?

ステキな人なんだよね?
ねぇ 私 審査しちゃうよ?

お姉ちゃんが心配で倒れそう。

だから もうすぐ来るって
言ってるでしょ。

(チャイム)
ほら。

どうぞ。

ねぇ お姉ちゃんが
そんな話 したからさ

私も 彼を紹介しようと思ったの。

えっ… なな 彼氏いないって…。

だから お姉ちゃんと一緒で
最近 知り合って。

えっ どんな人? 何してんの?

ステキな人なんだろうね?
私 審査するからね?

ちょっと もう
妹が心配で倒れそうなんだけど!

だから 私も ここに呼んでるから
もうすぐ来ると思う。

あの…。

月島さんのお宅ですか?
あっ はい。

一緒みたいですね。
ですね。

(エレベーターの到着音)

いらっしゃい ぷーさん。

はじめまして 妹のななです。

あっ… はじめまして
風間直人です。

ステキ…?

えっ?
なな。

お土産?
あっ うん ちょっと…。

いや これは…。
えっ?

あっ…。

(なな) あぁ… 一緒だったのね。

ええ。
あなた…。

あらためて ご挨拶を…
宇都宮龍一です。

あっ テレビで見たことあります。
それは どうも。

(なな) え~! ありがとう!

ステキ~。

ですよね。
まぁ まぁ まぁ。

(車の走行音)

(高井)
お家元は 皇室関係者以外

お客様であっても
上座にお座りになります。

はい。

基本的に 目線を お家元より
高くしてはいけません。

それから
お家元がお立ちになる時は

目で追わず うつむき加減で
お見送りください。

はい。

♬~

(銀) お家元と奥様が
お待ちかねです。

(金) もも様も なな様も
いらっしゃいます。

さぁ。

こちらです。

風間様がお見えです。

(ルリ子) どうぞ。

ようこそ いらっしゃいませ。

(もも:なな) いらっしゃいませ。

お邪魔します。
(市松) お座りください。

ももの父親です
月島市松と申します。

ルリ子でございます。

風間直人と申します。

娘から 話は伺いました。

荒川で自転車店を
経営されているとか。

経営というほどじゃありません。

商店街で しがない店を。

わざわざ
ご挨拶に来ていただけるとは

娘と結婚を前提に付き合っている
そう考えてもよろしいのですか?

結婚ですか?
前提というより

早々に式を挙げるつもりです ね?

はい。

フフ… 随分 慌ただしいのね。

まぁ 半年前の凶事があるから

ももさんも
早く それを忘れたいんでしょう。

お母さん。

(市松) 風間さん
お恥ずかしい話だが

娘は 結納も済ませ

結婚式当日まで行って
破談になった過去があります。

知ってます。

(市松) そうでしたか。

それに 恥ずかしい話とも
思いません。

(市松)
それを聞いて安心しました。

では 君は
月島家の養子に入ってもらえる

そう考えて
差し支えありませんかな?

それは…

できかねます。

何と?

しがない店ですが

じいちゃんの代からの
自転車屋です。

私が つぶすわけに いきません。

(市松) ほほう おじいさんからの。

(ルリ子) あなた 月島家が 一体
何百年 続いてるか ご存じ?

それは関係ない
月島のことは よそ様には。

(市松) そうはいかん。

風間君
ももは いずれ 私を継いで

家元になる可能性が
極めて濃厚なんです。

もちろん次女もおりますが

才能 技量
到底 姉に及ぶものではない。

お家元。

その判断を下すのには
猶予を頂いたはずです。

判断も何も 私には
そんなつもり ありません。

風間の姓を頂くつもりです。

性懲りもなく…
月島の名を捨てるのか?

性懲りもなく
そうさせていただきます。

月島ななを次の家元にと
お願いいたします。

お姉ちゃん。

それはお前が決めることではない。

いえ。

私たち夫婦が決めることです。

結果的にそうなる。

こたびは 出戻ることも許さんぞ。

家元の意向に反するなら

月島を破門せざるを得ん。

もとより その覚悟にございます。

お姉ちゃん!

ならば 好きにするがよい。


♪~

(歓声)

ありがとうございます。
(歓声)

ありがとうございます。
(歓声)

(拍手)

そういえば ここに 妹さんと
2人で来たことがあります。

そう。

君は美人だが おねえ様のほうが
タイプだと怒らせてしまった。

わざとね。

ええ まぁ。

ちょっと顔がいいくらいで

大抵の女は手に入ると
うぬぼれているバカな男は多い。

実際 大抵 手に入ってしまう
バカな女も多い。

妹を泣かせたら
あんたも泣かすよ。

誤解しないでください
私は まだ ななさんには何も。

あのコが勝手に
盛り上がってるだけ?

随分ね。

私は月島流と連携したいんです
できれば養子になって。

色恋よりビジネスね。

どちらが家元に指名されるか
分からない現状

ななさんと深いお付き合いを
するつもりはありません。

私は もう売却済み 諦めて。

ハッ… マンションでお会いした?
そう ぷーさんよ。

ご冗談ですよね?
本気。

それでね
今度こそ月島とは縁を切る。

というより切られた
お家元に破門されたの。

まさか…。

だから 次の家元は なな一択。

もう一度 言う。

ななを泣かせたら…

あんたも泣かすよ。

分かりました。

それと もう1つ。

月島市松を

ナメないほうがいい。

ななを守ってあげて。

肝に銘じますよ。

(ルリ子) いいじゃないですか!

ももさんは
勝手に出て行く人なんです。

ななを次の家元に育てる目で
見てあげてください!

あなた 私を愛してないのね!

亡くなった前の奥様のこと
忘れられないから。

だから 私の娘の ななではなく
どうしても ももさんに。

ひどいわ‼

(鍵が開く音)

ここには近づくなと
言っておいたはずだ。

ハッ…。
華道家以外はな!

(ルリ子) あっ…。

宇都宮さんと ななは
お付き合いしてます。

何だと?

あの2人で 未来の月島を…。

なんっと愚かな女だ…!

許さない。

(高井) 勘違いしないよう
君に助言したい。

はい。

まず もも様は

半年前に
結婚が破談になった件で

深く傷ついていらっしゃった。

吉池様とは 本当に仲むつまじい
お似合いのお2人だったから。

そうですか。

(高井) もう1つ
月島の家に生まれた重圧や

妹の なな様と
争わねばならぬ葛藤

そうしたものに もも様は
疲れ果ててしまわれたんだね。

だから君との結婚などという

ばかげた逃避を
しようとしてるんだ。

申し訳ないが
これらを踏まえれば

君は もも様に
本当に愛されているわけでは

決して ない。

はい 分かってます。

分かってるなら ばかげた行為を

やめてもらうように
君からも もも様に…!

失礼な話だが

もし君が
金銭的な解決を望むなら

私から お家元に話してもいい。

手切れ金… ですか。

(物が落ちる音)

(秋保) ちょっと待ってよ。

さっきから聞いてりゃ 不細工な
貧乏人扱いしてくれちゃって。

おい 不細工なんて
言われてないだろ?

(秋保) あんた 運転手さん。

確かに イケてるところ
分かりづらいわよ ぷーさんの。

でも探せば
いいところあるんだよ。

例えば この私さ。

かわいいからって
ひどいいじめに遭って不登校。

で うつになって
二次元行きの おちゃめさん。

親からも見放されて

居場所なんて
ここにしかないんだよ。

ぷーさんが… ぷーさんだけが

私は私 ありのままでいいって
まんま受け入れてくれたんだ。

偉そうに 薄汚れた
クマの縫いぐるみ扱いすんの

やめれっつってんだよ!

ハァ…。

秋保…。

誰が いじめられて不登校だって?

貸し 1ニャ。

ニャ。
(秋保) フフフ…。

(吉池真由美) あの人…

ケータイも置いて
出て行ったままなんです。

そう…。
(真由美) すみません。

直接 ご連絡などしてしまって…。

心配ね。

でも私のとこには来てないのよ。

あの…。

申し訳ございませんでした
お嬢様。

ホントに 私…。

私は月島の人間よ。

あの お家元に頼まれたら

師範代が断れないのは
分かってるつもりよ。

断れないというより

むしろ 私は喜んで…。

ええ。

すみません。

すみません! 私…。

お嬢様の気持ち… 同じ女なのに。

それでも怖かったんです。

お嬢様が 彼に会いに来るのが。

でも 「この子がいるし」って…。

もう いい。

私に連絡が来たら

家に帰るように伝えるから。

約束する。

(市松) うあっ…!

うぅ…。

(吉池拓真) あ…。

あんたが いけないんだ。

あんたが…。

(市松) 立ち去れ!

♬~

(なな) お姉ちゃんが?

君を泣かせたら俺も泣かす
と言われたよ。

それ 子供の頃
いじめっ子に言ったのと

同じセリフだ。
ハハ…。

とんだ お嬢様だね
君のお姉ちゃんは。

お父さんと もめてしまったの。

月島を破門?

実の娘よ
デモができなくなってからも

お姉ちゃんが
お家元を支えて来たの。

本気で
そこまではしないと思うけど。

いずれにしろ 次期家元は
君の一択になると。

あ~ それは どうかな。

ん?

あなたは テレビ番組でも
パフォーマンスでも

若い彼らに やらせてる。

ああ CDデビューさせたりして。

あなた自身 華道家っていう割に
腕前を一度も披露していない。

君と一緒 自信がないからね。

違うと思う。

その時が来たら

月島の全師範の前で
見せるんじゃないかな。

そして 私より
次期家元にふさわしいのは

婿養子である
自分のほうではないかと。

まさか。

血族による継承は絶対じゃないか。

他ならぬ 家元になった私が
譲ってしまえば。

血族の一員に加わった

夫に その地位を。
フッ。

俺はビジネスにしか興味ないよ。
(なな) いいえ。

あなたは 地位も名誉も
全てを欲しがる人よ。

驚いた? ねっ! ほら 私

まんざら世間知らずの
おバカさんでもないでしょ?

誤解しないで。

それでいいと思う。
ん?

私は それで構わない。

その代わり…。

それは すでに約束したよ
君のお姉さんと。

全力で 君を守ると。

(着信音)

お母さん どうしたの?

ねぇ 落ち着いて!

(鎌倉)
とうとう今日がお別れの日か…。

(鎌倉) 知りたくなかった。

あなたの本当の姿は
やはり鶴だと。

フッ。
(鎌倉) 掃きだめの鶴だと。

オーバーね 気が向いたら
また1人で飲みに来るから。

ホントですか?
いつでも恩返しに現れてください。

人間の姿で。

取っといて。
(着信音)

(着信音)

もしもし なな? ごめん かけ…。

え?

(高井) 警察へは?

ならん。

こんなことが
外に漏れては いかん。

家の者にも

くれぐれも内々にせよ。

私は風呂場で足を滑らせたのだ。

しかし 万が一

自暴自棄になった彼が
次に もも様を…。

元は 至極まともな人間だ。

私の血を見て 我に返っただろう。

自首をして
逆に 警察から連絡が来ることも。

内密に 示談にせよ。

はい。

(戸が開く音)

あなた!
お父さん! 大丈夫?

(なな) びっくりした…。

♬~

ありがとうございます。

ハァ ハァ…。

あっ!

妹さんと一緒の時
連絡がありまして。

容体は?
12針 縫ったということですが

意識は はっきりしてるようです。
そう。

お身内の問題なんでしょうか
私は 締め出されました。

事故じゃ ないの?
さぁ?

それにしても珍しいお衣装ですね。

あっちの私よ。

「あっちの」ねぇ。

分からんでもない。

俺も今は こっちの俺だ。

(秋保) お風呂場で
足 滑らしたらしいのよ。

それで あの… ぷーさんは
見舞いに行かないんですか?

結婚反対されてる父親だから
取りあえず やめとけって話で。

心配なのは 宗太のほうですよ。

え? じゃあ さっきから
メールしてたのは彼ですか?

何げに頑張って
山梨まで走ってたんです。

へぇ~ あの眼鏡デブちゃんがね。

でも
イルカさんと出会ったらしくて。

イルカって…
山梨って 海 面してたっけ?

イルカって名前の人らしい。
あ~。

彼も
多少は社交的になったんですね。

樹海の入り口です。

あ~ そうですか。

えっ いやいや…
樹海って自殺の名所だよな?

そんなとこで知り合ったのが
どんな人か ちょっと気になって。

文章送っても
既読にならないんです。

(秋保) 電波悪いんじゃない?

仕方ない 電話してみっか。

(呼び出し音)

(振動音)

もしもし 宗太。

あ~ すいません
彼 今 近くにいません。

イルカさんですか?

はい そうですよ。

あなた ぷーさんですか?

あの… 宗太は どこに?

(坂藤) 今 絵を描いてます。

絵を描いてる?

(坂藤)
彼 なかなか才能がありますよ。

(坂藤) 引っこもりに
なっちゃうコって

芸術面の才能を持ってる傾向が。

あの 失礼ですが あなたは?

(坂藤) 美術の教師をしています
いや…。

していたと
言ったほうがいいか。

よかったら 初対面ですし
お互い 顔を見せ合いませんか?

お世話になっといて
声だけなのも 何なので。

(三宅) ぷーさん…。
ロンブローゾは

犯罪者は外見で判断できる
と言いました。

もっとも 今では
科学的根拠に乏しいと

ほぼ結論づけられてますけど。

ヤバいヤツは
やっぱ ヤバい顔してるもんね。

ニュースの犯人とかも。

♬~

えっ どっち?

うん 大丈夫。

(ドアベル)

いらっしゃいませ。

1杯 やらせてもらうには
少し 時間が早いですか?

(佳代子) いや うちのほうは全然。

車は車検で 休みを頂いた。

よかったら付き合わないかね?
おごるよ。

この間は 言い過ぎた。

お詫びもしないとだし。
いえ…。

あ… はい。

ボトル 入れちゃいましょうか。

そうしてください。

ごめんなさい。

まさか 拓真が…。

因果応報というやつだ。

彼を責める気は まるでない。

そう…。

多少でも罪悪感が減って

気持ちは楽になった。

父さんにも罪悪感が…?

フッ…。

お前が言ったように

家元の娘じゃなかったら

一人の父親として

吉池君との結婚も
祝福できただろう。

断腸の思いで彼との結婚を壊した。

お前の母親との約束だからだ。

え…?

(高井の声) もも様は
生まれた時には もう

母親が なかった。

君にも
実の母親の話をしないのは

もも様自身が
情報を持たれないからだ。

母親の?

知れば苦しむだろうからね
とても。

胎盤に問題が起きてね。

母体と子供の選択に
なってしまった。

奥様は…

もも様の身代わりになられたんだ。

(市松) 私は反対した。

妻の命が
何よりも大切だったからだ。

愛する妻の。

しかし 彼女は

どうしても出産すると言って
聞かなかった。

自分の命を危険にさらしても。

彼女は それどころか

私を説き諭す言葉さえ
繰り返した。

「あなたは家元であり

この子は
月島を継ぐ子なのだから」と。

「自分の命に代えても
産む価値のある子なんだ」と。

「私は
家元の子供を産めることが

この世に生きた証しに
なるのだから」と。

「どうか
それを奪わないでください」。

「連綿と続く月島の系譜に

私も この子のおかげで
残れるのだから」と。

そうして

毅然とお前を産み

一度も その手に抱くことは
叶わなかったが

安らかな ほほ笑みをたたえて

逝ってしまった。

だからこそ

彼女の願いを叶えるために

何としても叶えるために

お前の才能をつぶすわけに
いかなかった。

月島を離れるなど…

許すわけに いかなかったのだ。

娘の結婚を

父親として
壊すことになったとしても。

(高井) 寂しいお方だ もも様は。

哀しいお方だ。

華道の天分を持って生まれ

さらに ひととは違うものが
見える所におられる。

極限の孤独をお持ちになる方だ。

(高井の声) だから 一方で
極端になってしまう。

とてつもなく強い反面

あまりに もろく 壊れやすい。

はい。

だから 君には やはり無理だろう
と言ってしまった。

言葉が過ぎたが

もも様を受け止めることなど
とても無理だろうと。

はい。

(佳代子) そうかな。

ん?

ごめんなさい お話し中。
佳代子。

いろいろ 何となく分かったような
分かんないような だけど

高井さんのおっしゃることって
やっぱり

男の理屈に聞こえちゃう。
よせよ。

ふさわしいとか
ふさわしくないとか

余計なお世話なんですよね。

男に受け止めてもらう?
何なら 逆でしょって。

それに ぷーさんと ももさんは

まんざら お似合いじゃないことも
ない。

そう思いますよ?
やめろって。

すいません。
いや…。

ノープロブレムよ!
問題ナッシング!

もも。

分かった。

分かったから もう。

元の自分を取り戻す。

もう1人の自分を
引っ張り出せばいいのね。

ああ。

方法は分かってるのね? そう…

罪悪感なのね。

(市松) そうだ。

やれるか分からないじゃなくて
やるのね。

(市松) すまない。

いいのよ。

それが 私の…

宿命なんでしょ。

お前の母親が望んだ。

ママが…。

(ルリ子) ここにいる皆さんは
あなたが次の家元になるのを

後押ししてくださるの。

こんなことをして…。

ええ なな。

おかあさんは
もう覚悟を決めたの。

(女性) なな様を…。

(一同) 次のお家元に。

♬~

♬~ 拓真…。

♬~

僕は もう おしまいだ。

大丈夫 心配しないで。

父さんは お風呂で転んだの。

何針か縫ったけど
命には全く別条ないから。

あなたは 月島には来てないの。

家に帰って。

奥さん 随分 心配してる。

君の所に?

ええ。

すまない。
その言葉は奥さんに。

彼女 臨月でしょ?

(吉池) 嫌だ。

拓真…。
あの女は僕をはめたんだぞ!

あんな女の所に 絶対に帰らない!
落ち着いて。

気持ちは 分かるけど…。
離婚する。

離婚するから…!

もう一度… もも…!
ちょっと… ちょっと待って…!

ちょっと!

僕を 愛してほしい。

♬~

(包丁で切る音)

ん~…。
(包丁で切る音)

(包丁で切る音)

(鼻歌)

おはよう!

ちゃんと戸締まりしなよ~
勝手に入れるじゃん。

昨日は ちょっと遅くまで飲んで。
誰と?

ハッ… まさか
私がいない怪物ランドに?

いえ。
ま いっか。

できた妻は あんまり詮索しない
って話で。

妻…。

(節子)
朝から機嫌がいい女なんて

久々 亭主に抱かれた以外
あり得ないねぇ

要は 不機嫌なくらいが

安心できて いいってこと

(コンロの火をつける音)

(鼻歌)

(節子)
抱かれたわけでもないなら…

フッ ホント 要注意よ

意味不明な上機嫌や
点数稼ぎはね

そのうち
何か おねだりをされるか…

フフ… 普通にしてたら
バレそうだから

ごまかしてんのよ

ウソと裏切りを

(女の子) すご~い!
(女の子) ハハ…!

(女の子) 楽しい~!
(女の子) ハハハ…!

うまいです。
フフ…。

料亭の味っていうか。
ハハハ…。

もっと言って 気持ちいいから。

フフフ…。

おとうさんは どうですか?

うん 念のため精密検査して

問題がなければ
来週にでも退院できそう。

うん… それは よかったです。

ごめんね ぷーさん。

ん?
ものすごく戸惑ったでしょ。

妹に会わせたと思ったら
すぐに月島の家に行って…。

あぁ…。

結婚話なんて
それまで1個も してないのに

ろくに説明もしないで
いきなり。
フフフ… そうでしたね。

月島を出て風間の家に入るって。

「親子三代で」って こんな店
執着してるはずもないのに。

自分の代じゃ つぶせないって。

言ってて恥ずかしかったです。

何百年も続いてる名家のご家族に

ねぇ どうして?

え?

どうして合わせてくれるの?
何でもかんでも。

もしかして現実感ない?
スピードが速過ぎて。

スピードは ともかく

確かに
現実感は あまりないかも。

そうよね。

竜宮城にいるみたいで… フフ。
フフ…。

何でもかんでも合わせてるのは
そのせいです。

ほら
浦島太郎は現実に戻ったら

ひどいことに
なっちゃうじゃないですか。

そうね。

誰も知り合いが いない。

時間は 恐ろしく過ぎていた。

はい。

ですから…。

景気が良かった頃の
じいちゃんから ばあちゃん。

ばあちゃんから父さん。

父さんから母さん。

母さんから俺。

俺から… 私?

サイズは 後で直しましょう。

えぇ~…。

これって もしかして
あれじゃない?

浦島太郎がもらったら
ヤバいやつじゃない?

玉手箱ですね フフ…。

え~… 開けたら 私

白髪のおばあちゃんに
なっちゃう?

大丈夫です。
え~? おばあちゃんは嫌だよ。

それでも… 愛します。

♬~

うわ~…!
かゆい かゆい! うわ~…!

そんな~。
ハハハ…!

ハハ…。

これって…。

人魚の涙から生まれました。

♬~

アクアマリン。

♬~