ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

この世界の片隅に 第4話 松本穂香、田口トモロヲ、松坂桃李、二階堂ふみ… ドラマの原作・キャストは?

『日曜劇場「この世界の片隅に」④りんどうの秘密―動き出した運命』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド)

  1. 晴美
  2. 久夫
  3. お母ちゃん
  4. 代用品
  5. リン
  6. 径子
  7. 北條
  8. 何か
  9. 子供
  10. ホンマ

f:id:dramalog:20180805215835p:plain

『日曜劇場「この世界の片隅に」④りんどうの秘密―動き出した運命』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報の引用

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像がなければ味わえませんので、以下各社のVOD(ビデオオンデマンド)サービス利用をオススメします。

☆無料で民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから!
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

☆無料トライアルあり!NHKオンデマンドも見れるU-NEXT(ユーネクスト)!
U-NEXT

☆無料トライアルあり!海外ドラマに強いHulu(フールー)!
huluで見放題!

☆無料お試しあり!VODも宅配レンタルもTSUTAYA TV(ツタヤTV)!
宅配レンタルと動画配信ならTSUTAYA!

 


貴様 何をしとるか!

この絵をどうするつもりじゃ!

(すず)うちは お友達に…

この女の家はここか!

(径子)すず あんたどうしたん?

 

戦争の足音が次第に近づいてきた昭和19年広島、呉。懸命に毎日を生きるすずは、夫が隠していた女物の茶碗を見つけてしまい… 松本穂香 松坂桃李 尾野真千子

詳細情報
番組内容
体調を崩し、寝込んでしまったすず(松本穂香)。円太郎(田口トモロヲ)から、子供が出来たのではないかと言われ、喜びを隠せない周作(松坂桃李)。すずも笑顔になる。
病院へ行った帰り道、すずは再びリン(二階堂ふみ)を訪ねる。次第に友情を育んでいく二人。
そんな折、離れて暮らしている径子の息子・久夫(大山蓮斗)が北條家にやってくる。久々の再会を喜ぶ径子。久夫が訪ねて来たのにはある理由があって・・・
出演者
松本穂香 松坂桃李
村上虹郎  伊藤沙莉 土村 芳 稲垣来泉  二階堂ふみ

榮倉奈々<現代篇>  古舘佑太郎<現代篇>

尾野真千子  田口トモロヲ  伊藤 蘭
原作
こうの史代『この世界の片隅に』
(双葉社刊「漫画アクション」連載)
脚本
岡田惠和
音楽
久石 譲
スタッフ
演出:土井裕泰 吉田健
プロデュース:佐野亜裕美
公式ページ
◇番組HP http://www.tbs.co.jp/konoseka_tbs/

◇番組公式Twitter
@konoseka_tbs
https://twitter.com/konoseka_tbs/

◇番組公式Instagram
@konoseka_tbs
https://www.instagram.com/konoseka_tbs/

 

(サン)すずさん?
すみません

うちの嫁が何か?

何したん? あんた

うちは あの ただ…

この女は海岸線の絵を
写生しよった

軍の機密を守るため
湾の様子を写生したり

撮影したりしてはいけんことも
知らんのか!

す… すみませんでした

すみませんでした!

(北條)つまり わしらが設計した
新型艦上爆撃機は

海軍では珍しい
液冷の発動機での

皆 使うた経験がないけえのう
(周作)ほうか

じゃけえ
運転にしても整備にしても

全部勉強せんといけんわけで
一苦労なんじゃ

大変じゃのう
おう

おっ
うん?

どうしたん? 姉ちゃん

どうもこうもないわ

嫁にいったら
もうこれせんですむ思うとった

すずさんは?

(北條)憲兵?
(サン)ほうなん 憲兵さんがね

間諜行為じゃいうて
えらい剣幕で

ばかばかしい
ほうよねえ

うちらもね…

すずさんが間諜行為って

なんぼなんでもねえ

うん?

うん?

(晴美)すずさん!
すず!

(晴美)危ない
すず!

ほう…
どうなるんか思うたよね

うん お絵描きしてきてええ?

ええよ

(サンが笑う)

あっ すみません うち

あっ お帰りなさい すみません

おう 大丈夫か? すずさん

すみません 大丈夫です

ええから 座りんさい

憲兵のことが
そがあにあれじゃったんか?

いえ ホンマすみません

何か ふらっとしてしもうて

何か そう思うたら
ちいと痩せたかね?

えっ?
ほう?

夏負けかのう すずさん

もう大丈夫ですけえ

あっ…

ほれほれ なっ

あれじゃないんか?

何ですか あれって

子供ができたんと違うんか?

えっ!
えっ!

うん?

何で
そがなこと分かったんですか?

何か嫌な感じ 男のくせに

(北條)はあ?

どっかよそに
女でもおるんじゃないん?

隠し子とか
ああ

そがいな金が どこにあるんじゃ

金があったらするんですか?

いやいや 何を言うちょるんじゃ
まったく

あんたのときが そうじゃったけえ
思い出しただけじゃ

えっ?

ああ 径子できたとき

夏負けか いわれて
ああ… ほうでした ほうでした

(北條)そういうことじゃ

皆さん 仲のよろしいことで

へえへえ どうぞご勝手に

目でイチャイチャすな!

はっ しちょらんわ

ふんっ

よいしょ

(幸子)径子さん

何 たまげとるんね

(幸子)じゃって…

すずは?

えっと…

あっ ちょっと具合悪うて

えっ?
うちのせいじゃないよ

うちがつろう当たっとるとかじゃ
ないけえ

何も言うとらんけど

あっそう

嫌いなんよ 水くみ

今頃は水道よ みんな

よいしょ
でも うまいんよね

そうなんよね これがまた

よいしょ

ひょい ひょい ひょい ひょい
ひょい ひょい ひょい

どうよ

あっ ひょい ひょい ひょい
ひょい ひょい

おひょい

ほれ お父ちゃん
(北條)あっ… ありがとう

うん
ありがとう

すず
はい すみません

何 謝っとるん
えっ?

ほれ おかわりしんさい

えっ?

あんたじゃない
おなかの子にやるんじゃ

はい

病院?

別に うちがつろう当たって

病気になってしもうたわけじゃ
ないけえ

ああ うん…
(志野)違うんじゃ

はっ?

ご懐妊じゃないかいうて
診てもろうとるわけです

え~!
ほうなんですか?

分からんよ まだ

あっ ほうか

(幸子)でも あれじゃね
径子さん優しいね

うん 意外

あっ?

志野ちゃんじゃったよね

どう聞いとるわけ? うちのこと

家とか近所から

どうって…

言えんです

はっ どういうことよ

(リン)あっ すずさん

どしたん また迷子?

そがいになんべんも
迷子にはならんよ

ほうか

じゃあ 会いに来てくれたん?

うん

ホンマは ナガノキから見える
海の絵を描いて

リンさんに持ってこよう
思うとったんじゃけど…

へ~

うん?

(リンが笑う)

ホンマに怖かったんよ

ほうか そりゃ悪かったね

ありがとう
ううん

でも嬉しい
病院の帰りのついでじゃけえ

病院 すずさんどっか悪いん?

お産婆さんに勧められて
婦人科へ行ってきたん

あれ ご懐妊なん?

と思うたら
栄養不足と環境の変化で

月のめぐりが
悪いだけなんじゃと

へ~ ほうか

うん

で?
えっ?

ああ うん…

旦那様も家の人も
楽しみにしとったけえ

子供ができとらんいうて
分かったら

がっかりするじゃろうな思うて

ほうか

うん
ふ~ん

あっ あの うち…
うん?

いや こんとな話 ごめんなさい

あの リンさんに その…

ごめんなさい

ああ うちが
こがいなとこおるけえ

子供の話とかは
せんほうがええいうこと?

うん…

確かに あっ でもねえ すずさん

うちは分からん

分からん?

うちの母ちゃんは
お産のたびに歯が減ったんよ

えっ

しまいには お産で死んだんよ

それでも楽しみなもんかね?

そりゃあ 怖いことは怖いけど

うん

ほいでも 世の男の人は
皆 戦地で命がけじゃけえ

こっちも義務を果たさんと

義務?
うん

できのええ跡取りを増やさんと

それが嫁の務めいうか
義務じゃろ?

男が生まれるとは限らんが

男が生まれるまで産むんじゃろ

できがええとは限らんが

じゃけえ
何人か予備に生むんじゃろ

何か きりがないね

うん ほうじゃねえ

でも その義務が果たせんかったら
どうなるん?

実家に帰される
帰ってどうするん?

う~ん
居場所がないんかもしれんね

ふ~ん

居場所ねえ…

うん…

あっ でもあれじゃね

子供はおったらおったで
支えになるよね

ほう かわいいし
困りゃ売れるしね

えっ?
女のほうが高いけえ

跡取りが少のうても大丈夫じゃ

世の中 うまいことできとるね

はあ…
うん?

何か 悩むんが
あほらしゅうなってきたわ

ほうか そりゃあえかった

えかったんかねえ?

あのねえ すずさん

はい

子供でも 売られても
それなりに生きとる

誰でも 何か足らんくらいで

この世界に居場所は
のうなりゃせんよ

すずさん

なっ すずさん

うん

ありがとう リンさん

うん

リンさん 名字は何ていうん?

白木 白木リンいうんよ

へ~
ほら うちのことは

ここに全部書いてある

うん
優しいお客さんが

書いてくれたんよ

へ~

字 上手じゃね

ほう? やっぱりね

字を書くのが仕事じゃ言うとった

ほう

うちの宝物なんよ

へ~

大変じゃったけえ うちも
長男産むとき

そうなん?
うん

なかなかできんでね

向こうの母親は

最初からうちのこと
気に入らんかったけえ

それを理由に
別れさせよう思いよったんよ

腹立つじゃろ?

じゃけ できたって分かったとき

ざまあみろと思ったんよね

ちょっと悔しそうな顔しとってね

は~
じゃけえ 息子

久夫がうちの居場所を
つくってくれたわけ

へ~

それが皮肉なもんで

今は あんたはいらんけど

久夫は渡さん
みたいになっちょるわけ

訳分からんけど
無性に腹が立つ

へ~

どうしたん? 志野ちゃん

ダメじゃったとしても

ご懐妊じゃなかったとしても

優しゅうしてやってください
すずちゃん

えっ?
お願いします

旦那 行っとるんかいね?

はい

その前に子供ほしかったみたいで

すごくがっかりされたけえ うち

そがいなことがあったんじゃ

考えとうはないけど
帰ってこんかもしれんわけで

ねえ

ほうか

大変じゃね 嫁は色々

ええね あんたは

はっ 何でそうなるん?

ほら はよしようや

あ~ 重たい あ~ 重たい

あっ!
お帰り

お帰り
ただいま

えっ?
どうじゃった?

懐妊 違う どっち?

あっ 違う…

ほうね

はい じゃあ これ

あ~ えかった
嫌いなんよ 水くみ

ほら 行くよ
あっ ありがとうございます

はい!

よっ

お~
お~!

へたくそじゃねえ まだ慣れんの

すみません

頑張れ すず
はい あっ!

(志野・幸子)あ~!
何やっちょんよ

すみません

ほうか 違うたか

外れでしたね お父さんの

うん?

あっ
うん?

何よ
何かフラフラしとったの忘れてました

治っとる

しっかりしてもらわんと

周りから うちがいじめとる
みたいに思われるんじゃけえ

はあ…
なるほど

何がなるほどじゃ
えっ?

(久夫)こんばんは

あっ

久夫!

あんた どうしたん?
お兄ちゃん

おお 久夫

どうしたん? 久夫

(久夫)ご無沙汰してすいません

相変わらず しっかりしちょるのう

どうしたん? 突然

1人で来たん?
うん 1人で来た

広島から? 汽車乗って
うん

ほう

あっ おばあちゃんには?
内緒で来たん?

ちゃんと言うてきたよ
お母ちゃんに会いに行くいうて

ほう

とにかく入りんさい 早う

おう 上がれ上がれ 早う
はい

ご飯まだじゃろ?
うん

あっ じゃあうち…
ええ うちがやるけえ

あっ はあ

(晴美)お兄ちゃん こっち

あっ

すずです はじめまして
よろしくお願いします

久夫です

何もないね

径子

牛肉の大和煮

使うたらええ
でも…

ええよ 食べさしちゃりんさい

ありがとう
うん

今晩は泊まっていけるんじゃろ?
(久夫)はい

1人で汽車に乗ってから 偉いのう

あっ 手伝おうか

ううん
混んじょったじゃろう

はい 憧れの軍人さん方も
ようけおってでした

久夫は海軍さん好きじゃもんな
(久夫)はい

はい どうぞどうぞ

(晴美)うわ~
(北條)おお!

おお!
何ですか?

(北條)いやいやいや なあ

久夫
はい

お前 毎晩来い

えっ?

何じゃそれは

では いただきます

(一同)いただきます

ほら これ食べんさい
ありがとう

いただきます

イッタ! 何よお

どうぞ
ありがとうございます

いえいえ そんな

何でそがいに
しっかりしとるんじゃろうか

久夫さんは

母親が こがいなけえね

ええ

今 なるほど思うたじゃろ あんた

いやいやいや そんな

でもまあ そういうことです

えっ?
うん?

久夫 疲れたんじゃないん?

寝るか 寝る支度するか

すずさん 寝間着あるじゃろ
周作の 貸して

あっ はい

お母ちゃん
すずさん 寝間着早う

はい
お母ちゃん 話があるんじゃ

へえ まあ…
明日でもええんじゃないん?

今日はもう なあ すずさん

えっ? あっ はい

すずさん 座って

えっ あっ…

お母ちゃん 聞いてくれ

何をよ
径子

言うてみい 久夫

何でよ もう

このままじゃいけんと思うんじゃ
お母ちゃん

何がよ…
径子 黙って聞きんさい

あの うち 晴美さんと

あっち行っとりましょうか ねっ

ええよ

聞いとったほうがええ 晴美も

分からんでも

はあ…

そうなんじゃろ 久夫

うん

お母ちゃんは家を出て
離縁する言うとる

それは僕は
どうしようもないことじゃ

思うとる

お母ちゃんと
黒村のおばあちゃんは

一緒におると うもういかん

どっちかが悪いいうわけじゃ
ない思う

むしろどっちも悪い

じゃけえ 一緒には生きられん
僕はそう思う

ただ お母ちゃんが
僕も晴美も連れて

あの家を出て行くわけには
いかんじゃろ

黒村の家を継ぐ人間が
おらんようになってしまうけえ

そんなん納得できん

うちは たとえ裁判になってでも
あんたを取り戻すつもりなんよ

じゃけえ…
僕は黒村の家に残る

あの家で生きていく

お母ちゃんと晴美とは
別れて生きていく

そう決めた

その気持ちを伝えに来たんじゃ

ほお

うん

おばあちゃんに話したん?

いや お母ちゃんが先じゃ

何で あんたはそがいに…

そがいに…

お父ちゃんそっくりじゃ

えっ?
そのお父ちゃんじゃない

死んだ この子らのお父ちゃん
えっ

あっ ほうか

ほうじゃのう

ごめん

晴美 はよ引いて

これ でも…

ほれ せ~の

これ! あ~

晴美 ババじゃろ
(晴美)違うもん!

(久夫)分かりやすいのう

立派ですね 久夫さん

ああ ほうじゃのう

もっと 無邪気になっても
ええ年なのにのう

はい

長男の一人息子じゃけえ

久夫も 色々
我慢せにゃあならんことが多いな

はあ…

周作さんも?
うん?

周作さんも
色々我慢なさったんですか?

えっ?

何でもないです

では 失礼します

おばあちゃん すずさん

うん?

母と晴美を
よろしゅうお願いいたします

はいはい

じゃあ

気ぃつけて帰るんよ

うん

じゃあな 晴美

晴美さん?

電停まで一緒に歩こう

チョウチョさんが飛んどりますよ

勤めに出よう思うわ

そう

ここでず~っと
すずの顔見とってもつまらんし

はあ すみません

そしたら 晴美のこと頼むね すず

はい

お母ちゃん
うん?

うちはええん?

えっ?

(晴美)
お兄ちゃんの取り合いしとるけど

うちはええん?

うちはええんじゃね

取り合いせんのんじゃね

そういうことじゃない

そういうことじゃないんよ

ばかじゃねえ あんた

(美津)
ああ すずさんはそっちの壁を

はい

「要一兄上様
お元気でお過ごしでしょうか」

お願いします

「この荷物は
親戚の小林さん夫妻のものです」

「我が家に疎開してまいりました」

「荷物だけ」

「浜田町にご夫婦だけで
暮らしている叔父さん夫婦は」

「空襲警報の頻度が増え
考えました」

「いざ 空襲がやってくるのに備え
せめて生活用品だけでも」

「山の上のほうにある
我が家に預けておこうではないか」

「うん それがいい」

「いわば 物資の疎開であります」

「というわけで」

「その荷物を納屋に
置いておくことにしたのですが」

「季節も
冬に向かうところでしたので」

「冬物もついでに
出しとけばよいのではないかと」

「そういうことになりました」

「忙しいです」

「あっ ちなみに 径子さんは」

「阿賀の作業所に
奉仕に出ています」

お母ちゃん 行ってらっしゃい

行ってくるね

「頑張ってくださっております」

よいしょ

へえ

キレイ

(小林の妻)
ええ子じゃないの すずさん

うん 助かっとるよ

(小林)えかったのう
あんとき いっときの気の迷いで

変な子に決めんでホンマえかった

(小林の妻)ほうじゃねえ
(サン)ええ

すずさん それ何?

うん 終わったん?

はい

ご苦労さん

お茶入れましょうかね
ああ 大丈夫よ すずさん

ああ 晴美ちゃん
おいでおいでおいで

どうしたん? それ
えっ?

あっ 納屋にあって これ

へ~ 知らんねえ

ほうですか?

うん うちはもう長いこと
納屋には入っとらんけえね

ああ イタタ…
お義姉さん 大丈夫?

知らん
あんたの嫁入り道具じゃないん?

違います

ボケーッとして
忘れとるんじゃない?

あんたのことじゃけえ
いやいや なんぼなんでも…

ああ たいぎ

これなんですけど

あっ…

ああ わしじゃ

えっ ほうなんですか?
周作さんの?

ああ いつじゃったか 街でな
買うた

キレイじゃな 思うてな

へ~
いつか わしの嫁さんになる人が

使やあええ 思うてな
へ~

あっ じゃあ
うちが使うてええんですか?

えっ? ああ もちろんじゃ

はあ

あっ でも…
うん?

でも 使うんは
何かもったいないです

ほうか
はあ

別に高いもんじゃないんで

でも 持ってきとるのありますし

ほうか
はい

取っとこう

大変じゃったのう 納屋仕事

ゆっくりやりよりますけえ

ほうか
はい

は~

晴美さん どうしたん?

少国民は頑張ってコクバ拾うん

偉いね 晴美さん

あっ

キレイじゃねえ

何の花?
りんどう

へ~ キレイじゃね

うん

♬~夜になった カラス

♬~空になれぬ ウサギ

♬~水になりたかったのに
野に咲く 花たちよ

《いつか わしの嫁さんになる人が
使やあええ》

♬~あの山の向こうなにが
あるのだという…

《ナガノキ?》
《ナガノキ ご存じなんですか?》

《話になんべんも聞いたけえ》

《人にはみんな
過ぎてしもうたことや》

《選ばんかった人生》

《色々あるけど》

《あんとき結婚せんで
えかったんかもね》

《周作にとってもね》

《すずと結婚する前に
好きになった人がおって》

《当たり前じゃろ》

《えかったのう
あんとき いっときの気の迷いで》

《変な子に決めんで
ホンマにえかった》

《うちのことは
ここに全部書いてある》

《優しいお客さんが
書いてくれたんよ》

《へ~》

《字を書くのが仕事じゃ
言うとった》

すずさん?

ちょっと戻りましょう

そりゃあ 元々知らん人じゃし
4つも上じゃし

色々あってもおかしゅうないし

ほいでも何で?

何でリンさん? 何で?

そりゃ リンさん…
(幸子)すず ちょっと

(志野)すずちゃん

コラー!

何 ボーッとしとるんじゃ 構え!

はい!
突撃!

うわー!

次 構え!

突撃!

まだ やわいねえ

足らんねえ

手伝う

おや ありがとう 晴美さん

何作るん?

お米が手に入らんじゃろ

じゃけえ すいとんで
代用しようかね

代用?
うん

ホンマは
違うほうがええんじゃけど

仕方ないけえ
これでこらえてもらうんよ

ふ~ん

代用品か…

うちもそうなんかねえ

うん?

何でもないですよ

(一同)いただきます

やっぱり代用品は さえんね

(北條)しょうがないじゃろ
代用品なんじゃけえ

(サン)ほうよね
代用品でもあるだけ贅沢よね

まあのう

そんなに代用品 代用品
言わんでください

うん?
何よ

何 作っとるんじゃ すずさん

炭の配給がないもんで
落ち葉で たどんを

いえ
たどんの代用品を作っとります

ほお 考えちょるのう

しょせん 代用品です

うん?

何でもないです

もうあがるけえ 風呂入りんさい

ぬくもるで 手 ひやかろう

はあ…

ああ…

どうしたん?

いえ

もしかして 子供ができんこと

気にしとるんか? すずさん

いえ

そういうわけでは…

うん?

代用品なんかなあ思うたら…

うん?
あっ いえ…

うん?

うん?

火鉢に何入れたん?

ダメでしたかね

葉っぱが炭になりきっとらん

ダメですか? 代用品

のう すずさん

はい 何ですか?

いや…

すみません

いや

よいしょ
寒いですねえ

ねえ よいしょ

じゃあ お先に
は~い

寒い 寒い さ さ 寒い

≪おお 頑張っとるのう

ええ

えっ!

水原さん?

(水原)おう