ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

透明なゆりかご 第3話 清原果耶、田畑智子、瀬戸康史… ドラマの原作・キャストは?(見逃した方はネタバレ注意)

『ドラマ10 透明なゆりかご(3)「不機嫌な妊婦」』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド)

  1. 安部
  2. 赤ちゃん
  3. 大丈夫
  4. 泣き
  5. 痛い
  6. 青田
  7. 医師

 

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『ドラマ10 透明なゆりかご(3)「不機嫌な妊婦」』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像がなければ味わえませんので、以下各社のVOD(ビデオオンデマンド)サービス利用をオススメします。

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(赤ちゃんの泣き声)

♬~

()青田さん。

(アオイ)婦長…。
貸して。

安部さんのお世話は 私がします。

 

妊婦の安部さおりさん(田畑智子)はいつも不機嫌だった。アオイ(清原果耶)が些細なミスをするたびに激怒してののしり、由比(瀬戸康史)の診察もまるで信用しない…

詳細情報
番組内容
アオイ(清原果耶)は恐れおののいていた。妊婦の安部さおりさん(田畑智子)はいつも不機嫌で、アオイが些細なミスをするたびに激怒してののしり、由比(瀬戸康史)が診察で「特に問題ありませんよ」と言っても信用しようとしない。そんな折り、アオイは看護学校の実習で市民病院へ行くことに。安部さんから離れ、のびのびと励むアオイだったが、そこのある病室で、安部さんが悲しそうな顔で誰かに付き添っているのを目撃する…
出演者
【出演】清原果耶,瀬戸康史,酒井若菜,水川あさみ,原田美枝子,野村麻純,マイコ,葉山奨之,田畑智子,平原テツ
原作・脚本
【原作】沖田×華,【脚本】安達奈緒子
音楽
【音楽】清水靖晃

 

今日は なるべく 顔を
合わせないようにしてなさい。

ありがとうございます…。

(安部)何が大丈夫なの?

今 あなた 「大丈夫ですよ」って
言ったよね。

♬~

何が?

あの… 安部さん
8か月で 病院 変わられて

不安に思われてるだろうなと
思って。

なので 心配しなくて
大丈夫ですよって…。

あなた 見習いよね。

国家資格も持ってない素人に
どうして大丈夫って分かるの。

大体 何で 見習いなんかに
世話されなきゃなんないの。

私は 体温 測るだけですし
検尿のカップ 渡すだけ…。

あんたが 名前 書き間違えたら
どうすんの?

カップ 取り違えたら? それで
何かあったら 誰が 責任 取るの?

いえ… そんな事は…。

(安部)起こらない?
100%? 絶対に?

そ… それは…。

(安部)全然
大丈夫じゃないじゃない。

あんたは信用できない。 誰か
ちゃんとした看護婦 連れてきて。

早く!

何よ。 こっちが
おかしいみたいな目で

見ないでよ!

安部さん こんにちは。

検温 お願いします。

(由比)先週の血液検査の結果です。

感染症は問題なし。

血糖値も正常範囲ですし
貧血もありません。

体重も コントロール
できていますし むくみも ない。

赤ちゃんも
順調に大きくなっています。

母子ともに問題はありません。

本当に そうですか?

はい。

じゃあ 絶対に大丈夫なんですね。

残念ながら
お産に 絶対は ありません。

ですが 今の段階で 悪い兆候は
母子ともに 一つも見られません。

これは とても良い事ですし
ないものを

あるんじゃないかと疑って
ストレスを感じる方が

体にも心にも良くないと
私は思います。

今の段階で。
まっ そう言うしかないですよね。

何か不安に思う事が
ありましたら

電話でもいいですから
聞いて下さいね。

(紗也子)失礼します。 あっ…。

長谷川さん 分娩室
入りました。 分かりました。

では 次は 再来週の木曜日ですね。

♬~

お大事に。
ありがとうございます。

♬~

木下さんと 三田さんのか…。
(水を流す音)

検査に出しとこう。
(ドアが開く音)

検尿なら もらいます。

安部さん…。

あんた 今日も いたの。

何? 仕事なら
さっさと やんなさいよ。

はい! お大事に…。 あっ!

すいません! すいません…!

謝る相手 私じゃないよね。

これ このあと
健診 受ける人のだよね。

どうすんの?

謝って もう一度…。

もう一度が許される
職場じゃないでしょう!

そのとおりです…。

(安部)あんたみたいな人が…

あんたみたいな人が いるから!

こんな初歩的なミスして
恥ずかしいと思わないの!?

♬~

(史香)こんな事して
恥ずかしいと思わないの!?

♬~

≪(赤ちゃんの泣き声)

あんたに看護婦なんか無理よ。

事故 起こす前に 辞めた方がいい。

♬~

<信頼される人に

なりたかったのに>

♬~

(紗也子)あれ?
青田さん ず~っと休み?

(川井)もしかして
安部さんのせいですかね?

違う 違う。 学校の実習が
始まったんですって。 病院実習。

あ~!
あ~ 病院実習!

やったな~。 どこの病院だろ。

気分が変わって
いいんじゃないかしら。

この間は 相当
ショックだったみたいだから。

また変なミスして
落ち込んでんじゃないですかね?

は~い 皆さん お食事ですよ~!
はい!

中野さん お食事で~す。
ありがとう。 はい。

♬~

(松澤)大変でしょう。 ここ
リハビリ中の方ばかりだから。

いえ 全然。 やりがいがあります。

どなったりする人も いませんし。
えっ?

あっ いえ いえ!

歯磨き 自分で
できるようになって

よかったですね。
ありがとう。

あなた 若いのに
しっかりしてるねぇ。

全然。 ここ来る前は この仕事
向いてないんじゃないかって

落ち込んでたんです。
そうなの?

あっ…!

あっ いいですよ。
あらら… ごめんなさい。

中野さん 違いますよ。
そこじゃない…。

幻覚…?

ごめんなさい 間違えちゃった。
はい お部屋 戻りましょうね。

では 今日は
これで終わりにします。

お疲れさまでした。
(4人)ありがとうございました。

失礼します。
(松澤)はい お疲れさまでした。

あの… 506号室の患者さんは
どういう方なんですか?

看護リストにも
載ってなかったんですけど。

お部屋には 安部雄二さんって…。

506号室の患者さんは あなたには
少し難しい患者さんです。

間違って入ったりしないように
気を付けて下さい。

♬~

今日 病院実習で
三浜市民病院に行ったんです。

安部さんに会った?

見てしまって…。

そう。

青田さん 前に 安部さんに
ひどい怒られ方したんだって?

あれは 私が
ありえないミスをしたから。

でも 怖かったでしょ。

悪かったね。 安部さんの事情は

さんと望月さんにしか
言ってないんだ。

あんまり 人に
知られたくないかと思って。

その506号室の患者さんは

安部さんの だんなさんだよ。

5か月前 三浜市民病院で
急性虫垂炎の手術を受けた。

盲腸…。

普通なら 5日で退院できる。

安部さんの だんなさんも
手術は通常どおり終わった。

だけど 全身麻酔から覚醒させて
気管チューブを抜いたら

突然 サチュレーションが下がって
自発呼吸が止まった。

麻酔科の先生が
再挿管しようとしたけど

気道が締まって入らない。

喉頭痙攣だった。

ごくまれに起きる合併症で
すぐに気付くのは難しい。

気付いたとしても
処置には数分かかる。

安部さんの だんなさんは

筋弛緩剤を入れて
挿管するまで 6分。

その6分間が 脳に
深刻なダメージを与えてしまった。

重度の低酸素脳症。

自発呼吸は戻らず

意識を回復する可能性は
ほぼないと言われてる。

♬~

(雄二)せっかく
病院にいるんだから

産科に行って診てもらいなよ。
分かった 分かった。

このあと行くよ。 しつこいな。

だって 子供だよ?
俺も ついにパパだよ。

まだ できたって
決まった訳じゃないから。

男だな。 絶対に男の子。
気が早いって。

手術 終わったら
最初に 結果 教えて。 いい?

俺が目が覚める前に行くんだよ
産科 3階にあるって。

産科だから 3階だよ!
はい はい 覚えやすいね。

ほら 行ってらっしゃい。
おう。 じゃあな。

安部さんです。 お願いします。

♬~

麻酔科は 手術の前に 必ず

全身麻酔に関する
合併症について説明する。

同意書も取る。

防ぎようのない事故が
起きてしまうのが 手術だから。

でも… 納得できないですよね。

そうだね。

だって… 盲腸ですもんね…。

誰も 二度と
目が覚めないなんて 思わない。

(安部)その麻酔科医
連れてきなさいよ!

何で 本人に説明させないの?

あなたたち
何か隠してるんじゃないの!?

(外科部長)ご説明したとおりです。
手術記録も全て開示致しました。

何かを隠したりするような事は
ありません。

(事務局長)雄二さんの
今後の治療につきましては

当病院で責任を持って
当たらせて頂きます。

入院費も できる限り
ご負担のないように致します。

入院費…? 今 そんな話
してるんじゃないでしょう!?

♬~

上村先生 呼んで。

ご家族にも連絡して。
はい。

お願いします。
(医師)吸引した? しました。

(医師)ポータブルは?
(松澤)今 オーダーしました。

(医師)酸素100%にしてるね。
(松澤)してます。

(医師)PEEP いくつになってる?
(松澤)15です。

(医師)ソルメド2アンプルいって。
(松澤)分かりました。

♬~

今すぐ産ませて下さい。
帝王切開でも何でもいい。

32週では 赤ちゃんの肺が
まだ未熟です。

肺だけじゃなくて
全ての臓器が未熟です。

今 産まれたら
NICUで保育器に入って

人工呼吸器も必要になります。
少なくとも 35週くらいまでは

おなかで育て…。
だんなが危篤なの!

今 産まないと
会わせてあげられなくなる!

もって数週間

明日 心臓が止まっても
おかしくないって言われてるの!

お気持ちは分かります。

分かる訳ない…。

そうですね。

でも 分かる事もあります。

何の問題もない赤ちゃんを 32週で
産ませる訳にはいきません。

産まれてきた赤ちゃんの健康を
損なうリスクが高すぎます。

お母さんを守るのと一緒で
赤ちゃんの権利を守るのも

私たちの仕事なんです。

二つの命を預かる者として
安部さんの希望には添えません。

安部さんが 安全に出産する事を
最優先します。

そのために 力を尽くします。

きれい事ばっかり…。

自分が
責任を負いたくないだけでしょ。

♬~

いや… 立ち聞きとか そんな…。

♬~

(ため息)

珍しいですね
婦長が ため息なんて。

ごめん ごめん。
ごはんが まずくなるね。

安部さんですか…。

受け止めきれない。

違うね~。 受け止められると
思ってる事が

おこがましいのかも。

私は 夫も いないしね。

「無事に産ませる事だけ
考えましょ」。

婦長の口癖ですよ~。

そうでした。 じゃあ あと頼むね。

は~い お疲れさまです。

広紀? ごはん どうした?

ま~た飲んでんの?

こっちは これから
夜勤なんですけど。 もう!

♬~

こんにちは 安部さん!
あ~ びっくりした! 何よ?

えっと…
特に何もないんですけど。

名前 ちゃんと書いてあります。

体温 36度 6分。 体重 60.3キロ。

間違いなく
安部さんのを記入してます!

体重 でっかい声で言わないでよ!

すみません…。

♬~

どこまで ついてくんのよ!
えっ? あっ…。

♬~

ここに いますから
気分悪くなったりしたら

声かけて下さい!
(安部)やりづらいわ!

安部さん こんにちは!
体調どうですか?

また あんた…。
あの! これ…

プルーンのアメです。
鉄分とれるって うちの母が…。

あんた バカ? 患者に むやみに
食べ物なんか渡しちゃダメでしょ。

大体 これ 糖分の塊!
あと 掃除と水やり まだ途中!

あっ! 安部さん アメは…。

ここ ここ!

ここ 汚れてる!

誰かが吐いたあととかじゃ
ないでしょうね!

すぐ拭きます!

冷房 きつすぎる。 妊婦の体が
冷えたら 良くないでしょう!

温度 上げてきます!

入院準備の冊子が
なくなってる。 えっ?

言われる前に気付きなさいよ。
あんたに できる事なんか

それぐらいでしょ?
ソッコー補充します!

青田さん 何でも 言う事 聞く事が
看護じゃないから。

はい。 でも…。
(紗也子)安部さんに取り入って

仲良くしようと
思ってるんだったら

もっと間違ってるから。
仲良くなりたい訳じゃないです。

怒っても 怒っても
怒り足りないんですよね。

でも 何で怒ってるのか

ほんとのとこが
よく分かりません。

それは… 大体 分かるでしょ。

望月さんは 分かるんですか?

えっ?

私 怒る人の気持ち
ちゃんと分かりたいんです。

そう…。 そうね。

行ってきます。

♬~

(店員)お待たせしました。
(史香 アオイ)うわ~!

これ これ!
はやってるんですよね?

アイス添えてるのは
うちのオリジナルですけど。

早く食べよ! 溶けちゃう。
コーヒー お代わりできますから

声かけて下さいね。
ありがとうございま~す。

う~ん!
かわいい…。

うん! うん…。

あんた ほんとに
男の子に興味ないね。

おいしいよ!
どれどれ…。

(2人)う~ん!
あったかいのに冷た~い!

♬~

どうも~。

ごきょうだいですか?

またまた~。
親子だって分かってて。

あっ いや ほんとに。 仲いいから。

本気にしないの。
してません。

これね 娘が
ごちそうしてくれるんです。

初めて もらった バイト代で。

ほんとですか。 偉いなぁ。

もうね~ 涙 出そう。

(店員)ゆっくりしていって
下さいね。 ありがとう。

偉いって。

褒められると てれくさい?

何やっても怒られる人生だから。

あっ いいんだけど。
怒られるような事してたし。

でも 前は
そうは思わなかったでしょ?

何で そんなに怒るのって。
分かんない 何でって。

でも 人が怒る事には

絶対 理由があるんだよ。

理由が分かれば 怖くなくなる。

ごめん…。
あっ コーヒー飲みすぎた。

ちょっと トイレ行ってくるね。
3杯も飲むから。

だって あの子 かわいいんだもん。

相変わらず イケメン好きだな~。

♬~

陣痛 来てますね。

安部さん 産みましょう。

♬~

うぅ…
痛い 痛い… 痛い 痛い 痛い!

誰か来て!

安部さん 大丈夫ですか!
また あんた!

この病院 私の事 なめてんの!?
今 婦長も来ますから。

痛いですよね。 腰の辺り 押すと
少し楽になりますから。

触りますよ。

ああ… あ~。
ついでに さすって そこ!

はい!

ああ… う~…。

ちょっと引いてきた…。

だんだん
間隔 短くなりますから

動ける間に
トイレ行った方がいいですよ。

分かった。 連れてって。

♬~

はい。

ゆっくり。 立てますか?

♬~

ふぅ~。 ありがと。

えっ!?

何よ 私だって
ありがとうぐらい言うよ。

ああ…。

でも あんたの事
信頼した訳じゃないから。

はい…。

ほんとムカつく!
すみません。

全員 ムカつく!

ああ… 来た!
さすります!

ねえ これ…

誰に…
どこに ぶつければいいのよ。

皆さん ワーワー叫んだり
愚痴 言ったりしてます。

もっと騒いでもいいんですよ。

そうじゃないよ
分かってないね! えっ?

悪くないんだってさ。

病院も 麻酔科医も。

じゃあ 誰が悪かったのよ!

ただ しかたなかった。

ゆうくんは 運が悪かった…。

そんなの… じゃあ
私は どうすればいいのよ。

(安部)私は許さない。

許せない。

(安部)怒るのを やめられない!

♬~

私は…
怒り続けたまま生きていくの。

誰にも ぶつけられずに…。

この子 育てていくの。

♬~

(安部)誰の事も
信じられないままで!

(安部)うぅ…。 うぅ~!

い… 痛い…!

♬~

痛い…!

♬~

(安部)痛い…!

♬~

(赤ちゃんの泣き声)

よく気が付くね。 助かるよ。

いえ。 前に 安部さんに
「あなたに できる事なんか

これぐらいでしょ」って。
きっついねぇ…。

でも ほんとの事だから。

安部さん お産の時
言ってたんです。

許さないって。

誰の事も信じられないって。

そう…。

私 三浜市民病院で見ました。

多分 麻酔科の先生。
安部さんの だんなさんの…。

ああ…。

ただ廊下に立ってて。
病室には入らない。

でも…。

安部さんの言うとおりだね。

僕たちに できる事は
とても限られてる。

必死にやった事が 絶対に
正解だったかって聞かれたら

答えられない。

ただ ひたすら考えて
やり続けるしかない。

はい…。

実習とバイトで疲れたでしょう。
それが終わったら帰っていいよ。

お疲れさまでした。

♬~

はい。

これで 退院手続きは オッケーと。

で… 出生証明書ってのは?

あっ これです。 先生のサインは
もらってあります。

一番大事なやつ。
渡し忘れたら どうすんのよ!

すみません。
(赤ちゃんの泣き声)

あ~。 あ~ ごめんね ごめんね。

大丈夫。 大丈夫。
びっくりしたかな。

あ~ ごめん ごめん。
よし こっち おいで。

大丈夫 大丈夫。 あ~ ごめんね。
びっくりした?

大丈夫 大丈夫。

何?
いえ!

まあ 私も ここまで
デレデレになるとは思わなかった。

♬~

ねえ。 一つ教えてほしいんだけど。

分かる事なら…。

人間って 意識がなくても
人の声が聞こえるって 本当?

あの… 私が勉強した程度なので

正確かどうかは
分かりませんけど

脳に 重度のダメージがある場合

特に 低酸素脳症で
自発呼吸もない場合…。

脳が 音に反応する事は
ありません。

聞こえてるっていうのは…
ないと思います。

♬~

あんた ほんとバカね。
えっ?

そういう時は うそでも
聞こえてるって言うのよ。

(安部)まあ いいわ。
すみません。

あなたは うそつかないって事は
分かった。

♬~

おはようございます。
おはようございます。

(実習生たち)おはようございます。

♬~

安部雄二さん 昨日 亡くなったの。

えっ…?

あの… 安部さん… 奥さんは?

あっ あと 赤ちゃんは!?

連れて見えてた。 最後 赤ちゃん
会わせてあげられてよかった。

そうですか…。

506号室 午後から
別の患者さん入るの。

ベッドメーキング
お願いしていい?

はい。

♬~

(赤ちゃんの泣き声)

(医師)手を尽くしましたが
残念ながら あと数分で

雄二さんの心臓は止まります。

(赤ちゃんの泣き声)

ゆうくん。

ほら。 ねっ ゆうくんの子だよ。

ゆうくんの言ったとおり
男の子だよ。

すっごい元気なの。

(赤ちゃんの泣き声)

声 大きいでしょ。

(泣き声)

ねえ… 聞こえる?

(赤ちゃんの泣き声)

聞こえるよね?

(赤ちゃんの泣き声)

<聞こえてはいない。

でも 「雄二さんには」
聞こえていた>

♬~

<安部さんには
そう信じてもらいたい>

♬~

あの… やっぱり
申し訳ないですよ。

(陽介)いや
マジで大丈夫ですって。

これ 現場で余ってたやつなんで。
何か お礼したいんすよ。

先生には めちゃくちゃ
世話になったし。

いや まだ生まれてないですよ。

生まれちゃったら
こんなん塗ってる暇ないっすよ!

俺 24時間体制で
育児やるつもりなんで!

町田さん どうしたんですか?

この壁を ピンクに
塗ってくれるっていうの。

ほら 壁紙 変わったでしょ。

だから これも ピンクに
塗り直した方がいいって。

いいな! 私も塗りたい!

えっ?
えっ?

よっしゃ やろう やろう!

あっ いや… 青田さん
塗り絵じゃないからね。

はい。
(陽介)先生 いいっしょ?

俺 腕は わりと いいんで。

じゃあ お言葉に甘えて…。

青田さんも
塗っていいよ。 はい!

えっ?
えっ? 塗るの?

えっ?
(陽介)やるよ! はい!

アオイちゃん はい!
青田さん 先生 そういう意味で

言ったんじゃ…。 いいですよ。
ほんとですか?

青色じゃないけどね。
ピンクですね!

あっ まーちゃん!
(真知子)なんか楽しそう。

もうすぐ生まれますね。
はい。 頑張ります。

あっ 蹴った。
(陽介)しゃべってる!

しゃべった
まーちゃん! えっ?

しゃべらないです。
(陽介)しゃべったよ!

<信じていたもの
当たり前だったものが

突然 奪われる>

<そういう事は 世の中では起きる>

<それでも

生きていかなきゃいけない>

<ねえ この世に生まれるって

案外 大変だよ>