ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

刑事7人 第4話 東山紀之、倉科カナ、白洲迅… ドラマの原作・キャストは?(見逃した方はネタバレ注意)

『刑事7人 #4/生き残りの少女、死す―!時を超えたダイイングメッセージの謎』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド)

  1. 真由
  2. 門田恵子
  3. 青山
  4. カシワ
  5. 年前
  6. 町山
  7. 事件
  8. 一緒
  9. 和美
  10. テープ

f:id:dramalog:20180801221230p:plain

『刑事7人 #4/生き残りの少女、死す―!時を超えたダイイングメッセージの謎』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

♬~

(カメラのシャッター音)

♬~

(泣き声)

♬~

(杉村加奈子)
真由ちゃん 終わった?

 

女性が刺殺体で見つかった。なんと彼女は、時効を迎えた“23年前のある殺人事件”の、唯一の生き残りだった!天樹(東山紀之)らは被害者の遺品からあるものを見つけ…?

詳細情報
◇番組内容
2018年夏、スペシャルチームが再集結。東山紀之主演ドラマ『刑事7人』待望の第4シリーズが遂にスタート!仲間の裏切りという衝撃的終末から1年後。「刑事資料係」に飛ばされた天樹(東山紀之)ら7人が、再び…!
◇出演者
天樹悠…東山紀之
水田環…倉科カナ
野々村拓海…白洲迅
青山新…塚本高史
堂本俊太郎…北大路欣也
◇脚本
吉本昌弘
◇監督
星野和成
◇音楽
奈良悠樹、吉川清之
◇スタッフ
【エグゼクティブプロデューサー】内山聖子(テレビ朝日)
【プロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)、和佐野健一(東映)、井元隆佑(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/keiji7_04/
☆Twitter
 https://twitter.com/keiji_7nin

 

(井上真由)お先に失礼します。
お疲れさま。

明るい道 選んで
気をつけて帰るのよ。

(真由)はい。 お疲れさまでした。
(加奈子)お疲れさま。

♬~

(パトカーのサイレン)

(青山 新)
赤羽なんて久しぶりだなあ。

昔 飲みに来たっきりですよ。

でも なんで俺たちが?
(水田 環)知らないわよ。

片桐さんが「お前らの事件だ」って。

お邪魔します。
(佐山)専従捜査班が なんの用だ?

さあ? 私たちにも…。

(カメラのシャッター音)

♬~

あの… 身元は?

学芸員…。

バッグが見当たらないけど
犯人が?

恐らくな。
見てください。

犯人と もみ合った時に
つかんだんでしょうか?

♬~

♬~

(堂本俊太郎)死因は
肺にまで達した刺し傷による

出血性ショックだ。

元々 呼吸器に
疾患を抱えていたようだな。

子供の頃から
喘息だったんだろう。

右肩に圧迫痕があった。

抵抗する彼女を
左手で押さえつけ

刃物で肺まで突き立てた
力を考えると

犯人は男…?
そうとも限らん。

女性でも 腕力があれば可能だ。

(野々村拓海)失礼します!
(青山)あれ?

(天樹 悠)
お尋ねしたい事があって。

面倒な事は願い下げだぞ。

23年前 新小岩で夫婦が拉致され
殺害された事件なんですが…。

随分 古い話だねえ。

一体 何を調べてんだよ?
実は…

僕も よくわかってないんです。
ええ?

もしかして
今回の事件と関係が?

あっ! 思い出した。

自宅で拉致されて 1週間後に

山の中で 夫婦の刺殺死体が
見つかった事件か。

腐乱が始まっていて

死亡推定日時は
幅を持たせるしかなかったが

傷口に残された
刃物の角度などから

2人を刺したのは
同一犯と判断した。

だが 待てよ… あの事件 確か

もう
時効になってるんじゃないのか?

時効?

殺された夫婦の娘さんは
井上真由といいます。

(青山)それって…。

23年前 家族の中で
彼女だけが生き残ったんです。

事件が起きたのは
平成7年4月26日。

1月17日に阪神・淡路大震災

そして 3月20日に
地下鉄サリン事件が起きた年です。

新小岩の自宅から拉致され

山中で殺害されたのは

真由さんの両親
井上春樹さんと和美さんで

当時5歳の真由さんは

同じ幼稚園の友達の家に
泊まりに出かけていて

難を逃れる事ができました。

その後 悲鳴のような声や
物音を聞いたという

近隣住民の情報により

拉致され 殺害された日が
4月26日と特定。

周辺地域で 空き巣の被害が
多く見られた事から

強盗殺人の線や怨恨

様々な角度から
捜査がなされましたが…。

(秒針の音)

(天樹の声)事件発生から15年目の
平成22年4月26日

時効が成立しました。

平成22年の4月26日って…。

(野々村)はい。

翌4月27日に
改正刑事訴訟法が施行されて

時効が廃止になったんです。

って事は
事件が その翌日に起きてたら…。

時効はなくなって
捜査は今も行われているはずです。

だけど 遺族の井上真由さんが
殺されたからって…。

ええ。 23年前の事件が
関係しているとは限らない。

でも
関係ないとも言いきれません。

それを調べるのが
私たちの仕事ね。

了解。
(青山)はい。

ちょっと ひと口ぐらい…。
(青山)ああ ごちそうさま。

(野々村)もう もったいないな…。

♬~

(大森正一)はい おかえり。
おお! 工作 うまくできたな。

さあ 気をつけて通るんだよ。
(子供たち)はーい。

さようなら。

すいません。

小岩中央署に勤務されていた
大森さんですか?

ええ。

23年前の事件があった時
地域課におりまして

巡回で 真由さんの両親とも
顔なじみでした。

その関係で 真由さんの施設を
あなたが探して…?

ええ。 両親を一度に亡くし

面倒を見てくれる
親戚もいなかった真由が不憫で…。

真由は 母親が作ってくれた
リュックサックを

いつも 抱きしめていました。

(せき込み)

(大森の声)
持病の喘息があった真由を

放っておく事ができませんでした。

それに 私は独り者で
子供がいなかったので

真由が
生きがいになってくれまして。

努力家でしてね…。

国家試験にパスして
憧れの学芸員になれた時は

本当に嬉しそうだった。

事あるごとに連絡をくれて
先週も一緒に食事を…。

ただ あの時ほど
つらかった事はありません。

今から8年前…
あの事件が時効になった時です。

(大森)すまない…。
私たちの力不足で…。

いいえ。
大森さんには感謝しています。

犯人を見つけようと
懸命になってくれた事

父も母も わかっています。

大森さん
言ってくれましたよね。

私は
父と母に生かされたんだって。

だから
強く生きなきゃ駄目だって。

私 その言葉を胸に
今まで頑張ってこられました。

心の底から犯人は憎い…。

でも これから先も 前を向いて
生きていこうと思います。

父と母の分まで。

口では ああ言っていても
つらかったはずです。

証拠さえ つかめれば

逮捕できたかもしれない
女がいたんですが…。

女?

門田恵子って女です。

23年前 真由さんを家に泊まらせた
園児の母親ですか?

はい。

男とギャンブルで
身を持ち崩した女です。

真由には
言っていませんでしたが

一時期 真由の父親の愛人だった
という噂も耳にしました。

私は 別れ話のもつれから

あの女が犯行に至ったんだと
今でも思ってます。

その事を捜査本部には?

伝えましたが
相手にしてくれませんでした。

証拠は ほとんど
何もありませんでしたから…。

お忙しいところ
ありがとうございました。

いえ…。

ところで 天樹さん
どうして23年前の事件を?

真由さんだけが どうして
助かったのかと思いまして…。

今のお話を伺えて
よかったです。

また何かありましたら いつでも。
はい お願いします。

井上真由さんは
男に つきまとわれてたんですか?

どんな男ですか?

来場者の一人です。

3日と空けず 来てました。

真由ちゃん
表でも待ち伏せされていたようで

警察に相談しようかって
話をしてた矢先だったんです。

その男の名前 わかりますか?

聞いてもいないのに
アドレスを書いたメモを…。

これです。

(青山)町山茂樹…。

町山の部屋は?

(青山)3階の奥です。

勤務先の工場は昨日から休んでて
鍵は借りてあります。

逃走に備えて。
(刑事たち)はい。

♬~

あそこです。

♬~

(ノック)

町山さん?

(ノック)

町山さん。

♬~

ひっでえな これ…。

青山くん。
はい。

町山で決まりね。

♬~

鑑識に回します。
うん。

(ノック)

(野々村)門田さん。

(大村花子)ちょっと!

(花子)あんたたち 何?
びっくりした…。

ここの大家だけどね
恵子さんなら留守だよ。

ああ… すいません。
警察の者です。

あっ…。

門田恵子さんは
いつも 何時頃お帰りに?

大体 朝方よ。
スナックやってるから。

今は お店に?

どうだろう…
今朝は帰ってないんじゃないかね。

洗濯物 そのままだから。

あの人 かれこれ30年近く
ここに住んでるんだけど

洗濯物 一晩ほったらかしなんて
珍しいよね。

30年というと
娘さんも こちらに?

4~5年前に
嫁いでいったけどね。

なんだかんだ言っても 恵子さん
女手ひとつで育てたんだよ。

結婚はしてないんですか?

あの性格じゃ
してても長続きしないよ!

すぐ カッとなるし
酒癖も いいほうじゃないから。

お店の住所を教えて頂けますか?
待っときな。

はい!

♬~

恵子ママ
まだ来てないみたいですね。

見せてもらっても?
どうぞ。

終わったら声かけてください。

わかりました。
(野々村)はい。

(野々村)やけに
きれいに片付いてますよね。

うん…。

♬~

(里中恵理香)はい。 私の母です。

母が何か?

23年前の事で
お尋ねしたい事があって…。

井上真由さんが泊まりに来た事が
ありましたよね?

ええ… 覚えてます。
幼稚園の頃。

(恵理香の声)
真由ちゃんの両親に

どうしても外せない
大事な用があるとかで

1日だけならって
うちの母が預かったんです。

(門田恵子)はい お待たせ!

(恵理香の声)けど あのあと
あんな事件が起きるなんて…。

真由ちゃんに会ったのは
あの日が最後でした。

そのあとは 施設に預けられたって
聞きました。

真由さんが泊まった夜
お母様は お仕事には?

ホステスさんに任せて
休むつもりだったみたいですけど

急に来られなくなったとかで
夜 出かけていって

帰ってきたのは
確か 朝方でした。

真由さんがつかんでいた毛髪から
採取したDNAが

真由さんをストーカーしていた
男のものと一致したわ。

町山茂樹という男です。

捜査本部は
指名手配の手続きに入りました。

町山茂樹…。

ちょっと これを見てください。
(青山)ん?

殺される前の日?
これなら 昨日 確認したけど。

(野々村)
見せたいのは この女なんです。

(青山)ん? 誰ですか?

門田恵子。

23年前 両親が殺害された時に

真由さんが
泊まりに行っていたのは

彼女の家でした。
(青山)えっ?

当時の地域課の巡査部長から

真由さんの父親の愛人
だったかもしれない

という話も聞きました。

愛人?
うん。

真由さんを泊めたのは
別れ話の いざこざから

真由さんの両親を
殺害するためだったっていうの?

やっぱり天樹さんは

時効になった事件が
気になってるんですか?

23年の時を経て
何かが動き出している…。

そう思うんです。

真由さんの時間は あの事件以来

ずっと止まったまま
だったんでしょうか…。

(野々村)
法律の勉強もしてたんですね。

勉強熱心だな。

(携帯電話の振動音)

はい。

(青山)
「あっ 天樹さん! 青山です」

真由さんをストーカーしていた
町山茂樹が自殺しました。

えっ!?

(カメラのシャッター音)

逃げきれないと
思ったんでしょうね。

あそこで首を。

(青山)周囲に
不審な点は見つかりません。

遺書も残しています。

(野々村)「マユはオレのもの
マユに会いにいく」…。

なんて身勝手な奴なんだ!

真由さんを殺害した凶器は?

真由さんのバッグと一緒に。

あっ… これ見てください!

門田恵子から 何度も
電話がかかってきているんです。

門田恵子って
23年前に真由さんを泊めた…。

町山と どうして連絡なんか…。

町山を司法解剖に回しましょう。

(加奈子)さあ…?

真由ちゃんを訪ねて見えた事は
ないと思います。

そうですか…
ありがとうございました。

1つ 思い出した事が
あるんですけど。

はい。

殺される1カ月くらい前から
真由ちゃん

カセットテープを
何度も聞いてました。

何を聞いてたんです?

(加奈子)さあ そこまでは…。
そのテープは 今 どちらに?

もしかしたら…!

(野々村)へえ… 昔は こんなので
録音してたんですね。

「(発信音)」

(ルミの声)「あっ ルミです」

「やっと子供の熱が下がったんで
これから行きます」

「あれ? 間違えて
家にかけちゃってる…」

「嫌だ もう~!」
「(電話が切れる音)」

「(発信音)」

(女性の声)「真由ちゃん
お昼前には迎えに行くね」

「カシワに一緒に行こう。
楽しみにしてて」

「真由ちゃん」って
井上真由さんの事ですかね?

だとしたら 誰の声なんでしょう?
このメッセージ…。

もう一回 聞いてみよう。
はい。

(女性の声)「真由ちゃん
お昼前には迎えに行くね」

「カシワに一緒に行こう。
楽しみにしてて」

「カシワ」…。

真由さんは この声を
繰り返し何度も聞いていた…。

留守番電話?

はい。 23年前
家に留守番電話はありましたか?

ええ ありました。

これを聞いて頂けますか?

「(発信音)」

(ルミの声)「あっ ルミです」

「やっと子供の熱が下がったんで
これから行きます」

「あれ? 間違えて…」

あれ? この ルミって女の人

母の店で働いていた
ホステスさんです。

(女性の声)「真由ちゃん
お昼前には迎えに行くね」

「カシワに一緒に行こう。
楽しみにしてて」

あれ… この女の人
もしかすると

真由ちゃんの
お母さんかもしれません。

もう一度お願いします。
はい!

(女性の声)「真由ちゃん
お昼前には迎えに行くね」

「カシワに一緒に行こう。
楽しみにしてて」

間違いありません。
真由ちゃんのお母さんです。

このメッセージが残されたのは

真由さんが
泊まりに来た時ですか?

それでお母様は迎えに行くと?

それは覚えていません。

お泊まりは
1度だったと思いますが

何度か
家に遊びに来た事もあるので…。

じゃあ 「カシワ」という言葉に
心当たりは?

例えば 千葉の柏市 立川の柏町

埼玉の志木市にある柏町

横浜の旭区にある柏町…。
申し訳ありません。

わかりません。
すいません。

ところで
お母様は 今 どちらに?

一昨日から
姿が見えないようでして…。

一昨日から?
はい。

ちょっと待ってください。

(アナウンス)「この電話は
電波の届かない所にあるか

電源が入っていないため…」

駄目です… 繋がりませんね。

2人が防犯カメラに
映っていたのは ここですね。

ああ… 覚えてますよ。

確か あの席で言い合ってました。

言い合い?
ええ。

(店主)
こっちの女の人が怒鳴る感じで

「警察なんて やめなさい!」とか。

(恵子)駄目よ!
警察なんて やめなさい!

(店主の声)
そしたら 若い子のほうが

急に出て行っちゃって…。

そのあと すぐ
もう一人の女の人も

あとを追うみたいな感じで…。

♬~

他殺!?

町山は
自殺じゃなかったんですね。

町山の眼球には

窒息死をにおわせる
溢血点が見て取れた。

首をつった自殺では
ああはならん。

それに 首に
吉川線があるにもかかわらず

爪に皮膚が付着していなかった。

町山の爪から
犯人が皮膚を取り除いた証拠…。

そういう事だ。

殺しか…。 だとすれば

門田恵子が
やっぱり関係してるんですかね?

何か?
いや… 門田恵子が

井上真由さんと言い争ってるのを
見たという目撃者がいたんです。

しかも 依然として 門田恵子は
行方をくらましています。

ちょっと…
そういう話 ここじゃ…。

そう。 よそでやってもらいたい。

すぐに着替えたい。

見たいというんなら別だがね。

いや 別に…。

こちらでも
お仕事されてたんですね。

真由を殺した町山という男が
自殺したと聞いて

家で体を休める気にも
なりませんでね。

いえ 町山は
自殺ではありませんでした。

じゃあ 誰が町山を?

あなたから聞いた
門田恵子の行方を追っています。

やはり あの女が…。

「カシワ」という言葉を

真由さんから
聞いた事はありませんか?

「カシワ」?
はい。

いえ…。
町の名前かなんかですか?

真由からは聞いた事ありません。
そうですか…。

その「カシワ」が
事件を解決する鍵に?

いえ それは まだ…。

天樹さん どうかお願いします。

真由のために なんとしても
真相を明らかにしてください!

わかりました。

(青山)で なんです?
聞かせたいものって。

これです。

「(発信音)」

(井上和美の声)「真由ちゃん
お昼前には迎えに行くね」

「カシワに一緒に行こう。
楽しみにしてて」

これは?

昔 門田恵子の家にあった
留守電のメッセージです。

「真由ちゃん」って
真由さんの事?

はい。 真由さんは このテープを
繰り返し聞いていたそうです。

ちょっと待ってください。

門田恵子の家にあったテープを
なぜ 真由さんが?

真由さんに 門田恵子が
渡したんだと思います。

そして 真由さんは
何度も母親の声を聞き

23年前の事件の事で
重大な発見をした。

発見?

恐らく 事件解明に
繋がるものだと思います。

そして 真由さんは門田恵子に会い
その事を確かめた。

それで
あの喫茶店で言い合いを…。

駄目よ!
警察なんて やめなさい!

真由ちゃん? 真由ちゃん…!

真由さんが気づいた事って
一体…。

(和美の声)「真由ちゃん
お昼前には迎えに行くね」

「カシワに一緒に行こう。
楽しみにしてて」

もし 門田恵子が
23年前の犯人だとすれば

自分に不利な事が
この言葉の中に…。

可能性は十分に…。

(青山)そうか。 門田恵子は

真由さんから
テープを取り返したかったんだ。

だから 町山を使って…。

ストーカーの話は
以前に 真由さんから

聞いていたのかもしれませんよね。

でも 真由さんのバッグには
テープが入っていなかった。

そこで

最初から口封じするつもりだった
町山を殺し 自殺の偽装を…。

(野々村)
しかし 詰めが甘いですよね。

自分の着信履歴を
消し忘れちゃったんですから。

門田恵子が行方不明である以上
手がかりは このテープだけです。

真由さんの母親の声が
いつ録音されたものなのか

日付を特定してください。
えっ むちゃっすよ。

このテープだけで
どうやって 日付の…。

吠えても無駄よ。

拓海くんは
「カシワ」と名の付く場所を。

私は 親子連れが行きそうな所を
あたります。

はい!
ほら。

(青山)ええ~? あっ はい…。

行くよ!
(青山)どこ行くんですか?

スーパー・カシワは潰れて
マンションに…。

あそこに スーパーありましたね。

そうですか…。 わかりました。
ありがとうございます。

♬~

(ルミの声)「あっ ルミです」

「やっと子供の熱が下がったんで
これから行きます」

「あれ? 間違えて
家にかけちゃってる…」

「嫌だ もう~!」

これで どうやって
日付の特定を?

まずは
このルミってホステスの特定ね。

いや でも 23年前ですよ。
必ず見つけ出すわよ。

(ため息)

「100円ショップカシワ」…。

ああ~ もう!
こんなにあるのかよ!

うう…。

「柏会計事務所」…。

どこかに移られましたよ。

そうですか…。 わかりました。
ありがとうございました。

♬~

(野々村)
「カシワ」が何か わからない。

ルミってホステスさんも
見つからない。

暗礁に乗り上げるって
こういう事ですよね。

一日中 パソコンの前に座ってる
君に言われたくないね。

(野々村)あの!
僕も一生懸命やってるんです!

まあまあ まあまあ…!
うまい焼き鳥でも食ってさ

英気を養おうよ。 ねっ?

生ビールおかわり!
あっ 私も!

僕 カシオレで。

お前さ カシスオレンジって
ちゃんと頼め!

なんでもかんでも略すな!

カシオレはカシオレでしょうが!
(青山)知ってるよ。

本当に知ってますか?
でも 案外 「カシワ」って

そういう事かもよ。

(野々村)えっ そういう事?
ほら カシオレ的な?

(野々村)
えっ…? どういう事ですか?

あっ 焼き鳥 まだですか?

♬~

(子供たち)最初はグー!
じゃんけんぽい!

最初はグー!
じゃんけんぽい!

「樫ヶ崎ワンダフルランド」
略して「カシワ」か…。

ありました ありました。

拝見します。
あっ はい。

(野々村)あっ 「井上和美」!
真由さんのお母さんですね。

ああ… 確かに 23年前
井上和美というお客様が

クマのぬいぐるみを
取り置きされてましたね。

取り置きされた ぬいぐるみは
当時 大人気でしてね。

井上さんは
ご夫婦で探し回ったそうですよ。

うちも 予約で
いっぱいだったんですが…。

(店主)困ったな…。 あれは もう
予約だけで完売してます。

(和美)体の弱い娘を
元気づけたいんです。

お願いします!

(井上春樹)どうか お願いします!

ご夫婦の熱意に
押されたっていうか…。

他のお客様が
予約されていたものを

お譲りする形にしたんですよ。

でも お子さんと一緒に受け取りに
来られるはずだったのが

お見えにならなかったんですよね。

誕生日のラッピングまで
してたのに。

えっ?
誕生日?

これ…
いつ受け取る事になっていたのか

正確な日は覚えていますか?

ああ… それがね

破けちゃってて
わからないんですよ。

古いものだから。

ありがとうございました。
(店主)ああ いえ…。

(携帯電話の振動音)

はい。

「留守電のホステスが
見つかったわ」

それで 日付は?

彼女 育児日記をつけてて

子供が熱出した日とか
まめに記録してた。

その日は 夜間の救急病院に
行ったらしく…。

「これから
正確な日時を調べてくる」

♬~

(秒針の音)

(真由のせき込み)

♬~

(発信音)

(ルミの声)「あっ ルミです」

「やっと子供の熱が下がったんで
これから行きます」

「あれ? 間違えて
家にかけちゃってる…」

「嫌だ もう~!」
(電話が切れる音)

(発信音)

(和美の声)「真由ちゃん
お昼前には迎えに行くね」

「カシワに一緒に行こう。
楽しみにしてて」

(電話が切れる音)
(発信音)

(恵理香)
どうしたの? 真由ちゃん。

(真由)お母さんだよ。
カシワに行くって。

もう一回 聞きたい?
お母さんの声。

うん!

(和美の声)「真由ちゃん
お昼前には迎えに行くね」

「カシワに一緒に行こう。
楽しみにしてて」

(真由)きっと見つかったんだ
プレゼント。

早く会いたいよ お母さん。

(ドアの開く音)

まだいるの?

すいません 今…。

♬~

おはようございまーす!
おはよう。

あれ? 天樹さん
一晩中 何を調べてたんですか?

(野々村)
23年前の空き巣の資料ですか?

町山殺しで
門田恵子を指名手配する事が

正式に決まった。

(青山)門田恵子の身柄を押さえて
調べれば

町山を利用して
井上真由さんを殺させたのかも

はっきりすると思います。

…って 今さら
何やってるんですか? これ。

♬~

天樹さん…。

思い当たる事があり 大森さんにも
確かめてもらおうと思いまして。

ええ… 協力は惜しみません。

こちらに。

この中に 門田恵子は いる。
そうにらんでいます。

ここに? しかし…。

検めさせてもらえますか?

ええ…。

♬~

一体 何を…?

ご覧のとおり
今は使われていない倉庫です。

なぜ ここに 門田恵子が…?

あなたが拉致したからです。

天樹さん…
ふざけるのは よしませんか?

23年前の小岩中央署管内
そして その周辺で起きた

窃盗や空き巣の被害について
調べました。

不思議な事に
あなたが非番の日に限って

頻繁に被害が起きていた。

これは偶然でしょうか?

何を言われているのか
私には…。

真由さんの両親が

真由さんを門田恵子さんの家に
泊まらせたのには 理由があった。

真由さんの誕生日プレゼントを
買うためです。

当時 人気のぬいぐるみは
どの店も売り切れで

体が弱かった真由さんを連れて
探し回るわけにはいかなかった。

(青山の声)だから
門田恵子さんに真由さんを預け

都内中を必死で探し歩いた末
深夜になって

ようやく プレゼントを
予約する事ができたんです。

一刻も早く
真由さんを喜ばせたくて

母親の和美さんは
夜遅くに留守電に吹き込んだ。

真由ちゃん
お昼前には迎えに行くね。

カシワに一緒に行こう。
楽しみにしてて。

その時は まだ
和美さんは生きていました。

あなたが 家の中に
身を潜めていると知ったのは

恐らく その直後。

(天樹の声)
留守だと思っていた あなたは

顔を見られた事で とっさに…。

(和美)えっ…?
(大森)静かにしろ!

(和美)嫌っ… 嫌っ…!
嫌っ! 嫌っ…。

静かにしろ! 静かにしろ!

(井上)和美!
おい 何やってるんだよ!

(井上)うわっ! うう… ああっ!

何を言っている!
真由の両親が殺されたのは

4月の26日だ。
その日 私は非番じゃない!

通常の勤務をしていた私に
どうやって殺せるんだ!

検視報告書によると

腐乱しかけていた
真由さんの両親の死体から

推測される死亡推定日時は
幅があったようです。

そうした中 4月26日に

2人が拉致されたという
報告を出したのは

あなただ。

死体発見まで1週間あった。

巡回を装って 真由さんの家に
カレンダーを置くぐらい

わけないですよね。

(青山)それに 周辺住民の証言も

4月26日に拉致されたように
でっち上げればいいだけですしね。

うん。
あんた

当時は ギャンブルで作った借金で
首が回らなかったらしいな。

違う! 犯人は門田恵子だ!

真由から 留守録のテープの事を
聞いたんです。

真由は テープから
何かに気づいたようで

事件の真相が わかるかもしれない
と言ってました。

その真由の口を封じるために

門田恵子が
真由まで殺したんです!

私は あの女から 本当の事を
聞き出そうと思って…。

♬~

(青山)恵子さんを人質にして
逃げようったって

そうはいかないんだよなあ。

♬~

門田恵子さんには 23年前の犯行も
真由さんを殺す事もできません。

恵子さんは 刃物が怖くて
扱えないんです。

お店にも 包丁が
見当たりませんでしたが…。

子供の時分に 包丁で
大怪我した事があるみたいで

恵子さん 刃物が駄目なのよ。

幼少期のトラウマで

恵子さんがナイフを使い
人を殺す事など できないんです。

真由さんを殺したのも あなただ。

真由さんが
恵子さんから受け取ったテープは

あなたにとって
あってはならないものだった。

だから そのテープを 真由さんに
持ってくるように言った。

殺して
テープを手に入れるために…。

(真由)大森さん。

お待たせしました。

(真由)あっ…。
(刺す音)

ああっ!
うっ…。

♬~

(天樹の声)そして

真由さんをストーカーしていた
町山の毛髪を

事前に手に入れていた あなたは

町山の犯行に見せかけるために
真由さんに握らせ

テープが入っているはずの
真由さんのバッグを奪って

逃走した。

でも テープは見つからなかった。

真由さんが
恵子さんの忠告を聞いていたから。

まだ駄目!
ちゃんと調べないと。

警察なんて信用できないんだから
誰にも渡しちゃいけない!

でも 父と母が殺された真相が
わかるかもしれないんです。

駄目よ!
警察なんて やめなさい!

♬~

そうとは知らず
あなたは 計画を進めた。

町山も
事前に拉致していたはずです。

自殺に見せかけて 殺すために。

(町山茂樹)ううっ…!

(天樹の声)
警察官だった あなたにとって

偽装工作は簡単でした。

(天樹の声)
しかも もしもの事を考え

保険もかけた。

門田恵子さんの着信履歴を
町山の電話に残したんです。

あなたは
23年前の犯行は 恵子さんに

そして 今回は 町山に
罪をなすりつけようとした。

真由ちゃんは…

真由ちゃんと和美さんは
こんな男に…!

座りましょう。

だから なんだ…。

だから なんだ!

23年前の事件は 時効だ!

いいえ 時効は
まだ成立していません。

その日 子供の熱が下がった事を
恵子さんに知らせた

ホステスの人がいたんです。

(青山)子供を連れて
救急病院を出たのが

午前0時ちょうど。

彼女は そのあと 家に戻り
自宅から恵子さんに電話を。

日付は 間違いなく
4月27日になっていた。

(野々村)
そして そのあとに これが…。

(和美の声)「真由ちゃん
お昼前には迎えに行くね」

「カシワに一緒に行こう。
楽しみにしてて」

真由さんのお母さんは
真由さんと一緒に

お昼前に プレゼントを
受け取りに行く予定でした。

真由さんの誕生日は 4月27日。

つまり 事件が起きたのは
4月26日ではなく 27日。

あなたは非番だった。

(刺す音)
(井上)うっ! ううっ…!

(和美)
ああーっ! ああっ ああっ…!

(刺す音)
(和美)うっ…!

♬~

たった一日の差で
時効は成立しない。

警察官だった あなたなら
ご存じですよね?

平成22年の時効廃止を目的とした
改正法が施行されたのは

4月27日です。

真由さんは

この お母さんのメッセージを
何度も聞き

自ら法律の勉強をして

時効が成立していない事に
気づいた。

♬~

(和美の声)「真由ちゃん
お昼前には迎えに行くね」

「カシワに一緒に行こう。
楽しみにしてて」

親子の絆が
あなたの罪を暴いたんです。

(大森)ううっ!

ああっ…!

(大森)うっ… くっ…! ああっ!

♬~

真由さんの両親はな

真由さんの
誕生日プレゼントを探して

一生懸命 歩き回ったんだ!

生まれた時から 体が弱くて

家で遊ぶ事の多かった
真由さんのために

少しでも寂しくないようにって!

拓海!

聞かせてください。

長い間
真由さんの面倒を見てきたのは

贖罪ですか?

それとも 23年もの間
苦しむ真由さんの姿を見て

楽しみたかったからですか?

♬~

(青山)来い!

♬~

♬~

♬~

彼女 昨日
天樹くんと会ってたのよ。

(堂本)再捜査を
頼みに来ていたそうじゃないか。

優美さんは
60年前の事件の事を調べていて

何者かに殺害された…。

(野々村)今さら調べられたくない
誰かが犯人…。

あなたは 本当に
亀井咲子さんを殺したのですか?