ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

捜査会議はリビングで! 第3話 観月ありさ、田辺誠一… ドラマの原作・キャストは?(見逃した方はネタバレ注意)

『プレミアムドラマ 捜査会議はリビングで!(3)』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド)

  1. 招き
  2. 藤原
  3. 近所
  4. 章子
  5. 偶然
  6. 本当
  7. 何か
  8. 花田
  9. 空き

f:id:dramalog:20180729225439p:plain

『プレミアムドラマ 捜査会議はリビングで!(3)』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

♬~

<よく 人生は
偶然の積み重ねといわれる。

国語教師と音楽教師の間に
生まれた女の子は

章子と名付けられた。

 

カンが命の刑事の妻(観月ありさ)と売れないミステリー作家の夫(田辺誠一)がご近所や出先で起こる大小さまざまな事件や謎を解決する“謎解き&ホームコメディー”ドラマ

詳細情報
番組内容
ご近所になじんできた、森川家。ある日、章子(観月ありさ)は、古い家の門先に、11個の招き猫が並んでいるのを見かける。不思議に思った章子は招き猫に近づき、いたずら書きをされたものを見つける。思わず拭き取ろうとすると、老人(山本圭)が出てきて、章子をどなりつけた。その家は、近所で有名な偏屈なじいさんが住む“化け猫ハウス”だった。そのままにしておけばいいものの、なぜかその猫が気になってしょうがなかった。
出演者
【出演】観月ありさ,田辺誠一,片桐仁,山本圭,鷲尾真知子,小野寺昭,高橋英樹
原作・脚本
【作】横幕智裕
音楽
【音楽】兼松衆

 

おしとやかで心優しい子に
成長してほしいと

両親は 願っていたが…>

(ピアノの音)

(章子)はあ…。

食い逃げだ~!

<彼女は 偶然 遭遇してしまった>

うわっ!

こら~! おい!

気持ちいい…。

<そして 親の願いとは裏腹に…>

おりゃ~!

<彼女は こうなった>

待て~!

いい加減に観念しろ。
ストーカー男!

県警本部刑事部特殊班 森川。

(晶)よっしゃ!

<一方 3代続く警察官の家系に
生まれた男の子は

晶と名付けられた。

当然のように
男らしく たくましく育つものと

期待されたのだが…>

<彼は 偶然 手に取ってしまった>

<そして 彼は 親の期待を裏切り

こうなった>

新作のアイデアが
降ってきたんだよね。

入江久蘭なんて

男だか女だか分かんない
しゃれた名前 付けちゃって。

ミステリーはね
作者の実態が見えない方が

読者は
作品に没頭できるものなの。

あれ? あっ…。

<そんな2人が偶然出会い
そして 結婚。

息子が生まれた。

人生とは
本当に偶然の積み重ねだ。

こんな始まり方をするって事は

今回も 名探偵である俺の出番は
期待できないな。

とりあえず
タイトルだけでも言っておくか>

(加藤)恨みっこなしで。

(遠山)俺 今日は
絶対に譲れませんから。

(高城)僕もです。
(柴村)泣いても駄目だからな。

では いきます。

♬~

だ~っ!
(歓声)

じゃ 報告書のまとめ
お願いしますね!

もう一回やろう!
もう一回だけ! ねっ!

泣きは なしですよ。
お願いしま~す!

何で また俺なんだよ!
3回連続だぞ!

あっ お前ら…
お前ら 仕組んでんだろ! なあ!

いつも そう言うから 今回は

柴村さんの手作りサイコロに
したんでしょ。

偶然です。
(2人)偶然です。

もう…
また休み潰れちゃうよ~…。

お疲れさまでした!
遠山 カラオケ行く?

あ~ 行っちゃいますか?
やっと帰れる。

はあ~ やっぱり 家はいいねえ。

(オーブンの音)
おっ ケーキ出来たよ~。

コーヒーでいい?
うん!

(チャイム)

ん?

ああ~ ど… どうぞ。
どうぞ どうぞ。

(道子)こんにちは。
(鉄雄)お邪魔します。

コーヒーいれます。
じゃあ お手伝いしましょうか。

(原井)いいのよ ゆっくりして。
ほら 座って座って。

いらっしゃい いらっしゃい
こっち。 座れるから。

(黒岩)森川さん
こないだ ごめんなさいね。

すいませんね
大勢で押しかけちゃって。

森川さん
防犯イベント初参加だから

一度説明しましょうって事に
なっちゃって。

ああ ありがとうございます。

あの~ 防犯イベントって
何やるんですか?

仮装パレードよ。
仮装… えっ?

最近 町内じゃ空き巣が多いから

今年の防犯イベント
気合い入れてやるわよ。

そういえば 寺松さんところも
やられたみたいですよ。

(田丸)聞いたわよ。 ルビーの指輪と
真珠のピアス とられたんでしょ?

2か月で5件か。
これだけ立て続けって事は

犯人は 町内の事情に
かなり詳しい人物よ。

そうなんですか?
怖い。

犯人は 身近にいる…。

カップケーキ出来ました~。

はい どうぞ。
はいはいはい すいません。

頂きます。

これ おいしいわよ!
えっ?

あ~ おいしそうだ。

えっ… 森川さんのスイーツ
食べさせてよ~。

そういう事か…。

♬~

はあ~ おなかいっぱ~い。

防犯で仮装って… 変な行事。

ねっ。 毎年の恒例らしいよ。
ふ~ん。

直 ゲームでもする?
(直)明日も学校だから

宿題したら お風呂に入る。
ちぇ~。

明日 2人で映画でも見に行く?

午前中は 町内の緑道掃除
午後は 谷君と打ち合わせ。

ご近所づきあいは 大事だしな~。

でも 打ち合わせは
明日じゃなくても

いいんじゃない?
珍しく 谷君から

早急に打ち合わせがしたいって
言ってきたんだ。

昨日 新作のアイデアを
送ったんだけど

それ よかったんだよ きっと。
ふ~ん。

はあ~ な~んか暇だな~。

よし!
腹ごなしに少し走ってくるわ。

本当
休みなのに のんびりしないな。

何か すごいな。

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11。

招き猫が11個?
どんだけ福招く気よ?

何これ? 眉毛がある。

油性かな?
(ドアが開く音)

(藤原)勝手に触るな!
あっ…。

あっ いや… 見て下さい これ。

聞こえなかったのか?
「勝手に触るな」と言ったんだ。

でも 眉毛が…。
いいから行け。

はい…。

それじゃあ。

ねえ ちょっと聞いて!

そこの角に
招き猫がたくさんある家あるよね。

植木鉢と並んでるところ?
藤原さんちだね。

そうそう。 その中の一個に
マジックで眉毛が描いてあってさ。

眉毛?
そう。 スッスッて。

それ見てたら いきなりガッて来て
コラッてなってさ。

うん 怒られた事は 分かった。

あそこのおじいちゃん
怖いんだよね。

いつも どなってるから

小学生の間で
化け猫ハウスって呼ばれてるんだ。

化け猫ハウスか~。

まあ 確かに
あの家 不気味だもんね。

きっと 子どものいたずらだよ。

ねえ 油性マジックって
どうやって落とすの?

まあ 普通は シンナーや
消毒用エタノールだけど

家にあるものを使うなら
マーガリンでも消えるよ。

ふ~ん。
何で?

いや 眉毛消そうと思って。
招き猫の?

何か 気になっちゃってさ。
明日 朝イチで行ってくるわ。

本当 のんびりしない名人だね。

(チャイム)

まあ いっか。

きれいにして怒られる事は
ないよね。

♬~

お~ さすが!

あっ!

あ~ やっちゃった~…。

参ったな…。

おはよう。

(子どもたち)おはよう。

(翔)直! 明日 動画撮るぞ。

何の?
えっ 化け猫ハウスだよ。

(三平)えっ?
(エミ)今更?

すげえネタ仕入れたんだ。
えっ 何?

よし。 これで なんとかなるかな。

ん?

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10…。

10…
あれ? 11個じゃなかったっけ?

何で 1個減ってんの?
どういう事? 意味分からん。

う~ん…。

数が変わる?

シッ。 声がでかいって。
6年に聞いたんだ。

あそこの招き猫
数が変わるんだって。 怖くねえ?

本当かなあ?
それを調べに行くんだよ。

僕も行かなきゃ駄目?

当たり前だろ。
お前 カメラマンだぞ。

あそこのおじいちゃん
怖いんだもん。 怒られるよ。

でも 何で 数が変わるんだろう?

実はさ あそこのおじいちゃん
たくさんの猫を殺したんだって。

だから その猫たちの呪いらしい。

よしっと。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10。

え~っ どういう事?
どうして また減ってんの?

もう~ 何なのよ?

皆さん
そろそろ休憩にしませんか?

私 お茶を持ってきたんですよ。
台湾の凍頂烏龍茶。

おいしいですよ。
さあ どうぞ どうぞ。

頂きます!
はい どうぞ。

すいません。
ああ ありがとう。

花田さん 今日 奥様は
いらしてないんですか?

ああ
何か 外せない用事があるとかで。

ねえねえねえ
おいしい豆腐の食べ方 教えて。

酒のつまみに合うやつ。
お豆腐はですね…

オリーブオイルをかけて
岩塩と黒コショウを振ると

イタリア風冷ややっこに
なりますよ。

いいじゃん やってみよう。
原井さん 買ったでしょう?

当たり前でしょ。 だって
毎週金曜日の楽しみだもん。

えっ 何の話ですか?

移動豆腐屋さんの豆腐。
毎週金曜に 中央公園に来るの。

へえ~。
すっごい おいしいんですよ。

じゃあ 帰りに買ってみようかな。
残念。 朝しかいないのよ。

あっという間に
売り切れちゃうから

もう 今日は無理ね。
そうですか。

(黒岩)売りに来てる人
息子さんらしいですよ。

(田丸)今どき 珍しいわね
後継ぐなんて。

できた息子さんだわ。
あっ 藤原さん。

一緒にどうです?
お宅の前も掃除しますよ。

感じ悪っ。

挨拶ぐらい すればいいのに。
本当。

じゃあ
そろそろ再開しましょうか。

はい どうぞ。
あ~ すいません。

公園の方をやって
終わりにしましょう。

そうしよう。 ごちそうさま。
ごちそうさま。

藤原さん 昔から ああじゃ
なかったんですよ。 えっ?

奥さんは 町内会の行事に
よく参加してましてね。

藤原さんも 奥さんと一緒に
参加する事もあったんですよ。

そうなんですか。

その奥さんが 去年
病気で亡くなってしまって。

一人になった藤原さんは

ご近所との関係を
断ってしまったんですよ。

私も 何度も声をかけたんですが
全然応えてくれなくて。

人が変わっちゃったみたいに
子どもたちをどなったり

がらくたが 道にはみ出て
トラブルになったり。

そんな事で みんなは 藤原さんに
近づかなくなったんですよ。

まるで 藤原さんのうちだけが
時間が止まってしまったようです。

男なんて寂しいもんですよ。

外では
バリバリ仕事をしてきても

定年になってしまったら
それまでですからね。

妻がいないと ご近所さんとの
コミュニケーションすらとれない。

藤原さんを見ていると
明日は我が身って思えてしまえて。

だから そうならないように
私も できるだけ

町内の行事には
参加してるという訳です。

さっ 行きましょうか。
はい。

あの~。

何の用だ?

招き猫の眉毛消してたら

ゴツンってなって
バリンってなって…

割っちゃって ごめんなさい。

新しいの買ってきたんで
どうか許して下さい。

誰が そんな事を頼んだ。
余計な事をするな!

あ… あの~ 招き猫

数が変わるんですけど
何でですか?

ああ? 何だ それ?
もう 帰んなさい。

あっ じゃあ
これだけ教えて下さい!

招き猫 もともとは
何個だったんですか?

10個だよ!

10個…。

どういう事? う~ん…。

どちら様ですか?

(初田)あっ こんにちは。
この家の方ですか?
はい。

私 ゆりかご生命保険の
初田と申します。

お時間ありましたら
お話をと思いまして。

すいません
そういうの間に合ってます。

あっ それって…

危険な仕事でも入れます?
えっ?

あっ いや… 危険っていうか
備えあれば憂いなしっていうか。

とりあえず
パンフレットもらえますか?

あっ すいません
ちょうど切れてしまって。

後日お持ちしますので
これ どうぞ。

あっ どうも。

よっ。 シャシャシャシャ…。

よし!

あっ!

あの… お豆腐下さい。

(勇次)あ~ もう 売り切れました。
ああ~…。

豆乳なら 1つ残ってますけど。
下さい!

やった~。

はい。

ああ どうせ残りだから
お金いいです。

本当ですか?
今度 絶対 豆腐買いに来ますから。

ああ… じゃあ 早いうちにどうぞ。

おやじも
いつまでできるか分からないんで。

えっ?

♬~

ごはん作ってるんだから
あんまり お菓子食べないでよ。

いや~ 動いたから
おなかすいちゃってさ。

どうしたの? そのクッキー。
ん?

さっき 生命保険の人が
営業に来てさ

パンフレット頼んだら くれた。
えっ 生命保険?

うん。 まあ 成り行きでね。

でもさ 営業で回ってるのに
パンフレット切らしてるって

ダメダメだよね。
確かに。

はい 出来た~!

移動豆腐屋さんの豆乳で作った
豆乳みそ煮込みうどん。

ショウガを効かせるのが
ポイントなんだ。

おいしそう! 頂きます。
はい。

うん。 う~ん おいしい!

うん うん。

いや いつもは 朝しかいない
豆腐屋さんなんだけど

今日は まだいてさ。
藤原さんちの裏でつかまえたんだ。

ラッキーだったよ。

どうしたの?

さっき 招き猫の眉毛消してて
1個割っちゃってさ。

また怒られた?
余計な事すんなって。

花田さんのご主人から
聞いたんだけど

藤原さん 前は
あんな感じじゃなかったみたいよ。

去年 奥さんが亡くなってから
なんだって。 そうなの。

それまでは 町内の行事にも
ちゃんと参加してたみたいよ。

ふ~ん。
前から怖い訳じゃないんだ。

そういえば 招き猫
どうして 数が減ったんだと思う?

えっ?
いや 最初は 11個あったんだ。

…で 割っちゃって
買って戻ってきたら1個減ってた。

…で また買ってきたら
もう一個 減ってた。

買ってきても買ってきても
11個にならないんだよ。

おかしいよね?
章子の勘違いなんじゃないの?

それは ないと思う。
もしかして… 呪いとか?

そんな訳ないでしょ。

(チャイム)
誰だろう?

(松井)お疲れさまです。
どうしたの?

ちょっと すいません
ごめんなさい。

実は 近所から

空き巣犯は 森川さんたちなんじゃ
ないかっていう

タレコミがありまして。
え~っ?

誰が言ってんの? そんな事。
ネタ元は 明かせません。

いいから 言いなさいよ。
いやいや… 無理です。

花田さんでしょ?
えっ どうして分かったんですか?

はっ…。
やっぱり。

さっき
花田さんが交番に来られて…。

空き巣犯の正体 教えましょうか?

わっ! 花田さん。
えっ? 知ってるんですか?

私 推理して
犯人に たどりついちゃったの。

聞きたい?
…はい。

空き巣犯は
ズバリ 森川さん夫婦よ。

はっ?
いい?

<長いんで 私が要約しよう。

彼女の推理は こうだ。
空き巣事件は

森川家が越してきてから
起こるようになった。

実は 2人は
国際的な窃盗団の一員で

晶が 町の情報を仕入れ
章子が 空き巣を働き

海外に 盗品を
持ち出しているのではないか。

章子が よく海外に行き

晶が 昼間から
町をうろついているのは

そのためだと。

よく こんな事が思いつくな
しかし>

うろついてるって…
地味に傷つくな…。

先輩。
花田さんに何したんですか?

何にもしてないって。

あっ おいしいですね これ。
本当?

それより 空き巣の事 教えて。
でも…。

大丈夫だって。 慣れてるから。
うん。

チラシを配ったり パトロールを
強化したりしてるんですけど

なかなか防ぎきれなくて。

盗まれるのは 主に貴金属で

被害額は
そんなに大きくないんですけど

留守の家を的確に狙ってまして。

今は
SNSとかにあげた写真から

外出してるのが
簡単に ばれるっていうけど

今回は 範囲も狭いし

明らかに
この町の事情に詳しい人物だね。

だから 私たちが疑われてんのか。

あ~ パーティーぐらいじゃ
駄目だったか。

そう簡単には いかないね。

とにかく ここでの生活を
何が何でも死守しないと。

頼むよ。
はい 頑張ります!

よいしょ。 では
そろそろ失礼致します。 はい。

ありがとうございました。
うん。

でも 国際的な窃盗団って…
花田さん 想像力たくましいね。

ミステリー書けばいいのに。

感心してる場合じゃないって。
えっ?

(チャイム)
ん?

松井君 何か言い忘れたのかな?
ねえ。

はいは~い。 よいしょ。

あっ…。

あっ お義父さん。

(正倫)OB会の旅行で
札幌へ行ってきた。

直が お土産
楽しみにしてるみたいだから

帰りに寄った。
ああ ありがとうございます。

ハハハ… どうだ!

すごいだろう。

渋いというか 何と言うか…。
直は 動物好きだからな。 喜ぶぞ。

動物好きって
そういう事じゃないだろ。

直は?
あっ まだ 学校です。

そうか…。

確認してから来るだろ 普通。

言いたい事があるなら
はっきり言え。

目力…。

直に 道場に来いと伝えろ。

こいつみたいにならないように
みっちり 精神鍛えてやる。

はい 出た! 根拠のない精神論。

時代錯誤も甚だしいよ。
えっ 大体 精神って何?

柔道やったら強くなるっていう
根拠は?

屁理屈を言うな。
いや 正論だよ。

御託並べる暇があったら
売れる本を書け。

駅前の文洋堂に
お前の本なかったぞ。

わざわざ行ったんですか?

ついでだ。

何でも
自分の物差しだけで測るなよ。

小説家は 大器晩成も多いの。
松本清張知ってるだろ?

「点と線」で 社会派推理小説ブームを
巻き起こしたのは

49歳の時なんだぞ。

今度は 大作家気取りか。

直は お前と違う。
立派な警察官になれる。

直の将来を勝手に決めるなよ。
まあまあまあ。

そのくらいにしませんか?

小説の打ち合わせに行ってくる。
えっ? まだ 早いんじゃ。

…ったく。 星村が甘やかすから。

森川です。 お義父さん。

どうだった?

(谷)うまいっす!

喫茶店のナポリタンって
何で こんな うまいんすかね?

やっぱり
昔ながらの味は 安心…

いやいや
ナポリタンじゃなくてさ

昨日 送ったでしょ?
新しいアイデア。

かなり いけると思うんだけど。

先生 やりましたよ!
えっ?

テレビです! テレビから
オファーが来たんです!

えっ まさか… ドラマ化?

そんな訳ないじゃないですか。
バラエティーですよ。

こないだ 「憧れ奥様ライフ」に
書いた記事を見たっていう

プロデューサーから。

局から 「奥様ライフ」の編集部の方に
問い合わせが来て

そこから
僕に回ってきたという訳です。

だから 急ぎで打ち合わせしたい
って言ってきたんだ。

先生 やっぱり
こっちじゃないですか?

だからさ 僕は…。
(谷)分かってますって!

でも 先生
手の込んだパスタもいいけど

こういう 昔ながらのナポリタンの
ファンってのも

意外と多いと思いますよ 僕は。

≪待ちなさい!
えっ?

うおっ! えっ!?

えっ 何!?
ちょ… ちょちょちょちょ…!

うおっ!

イッタ~…。
えっ!?

ちょっと 大丈夫ですか!?

大丈夫。
(松井)…じゃないですよね。

血 出てますよ。
えっ?

何で うちには こうも
トラブルが寄ってくるんだ?

お母さんが
呼び寄せてるんじゃない?

えっ 私が? まさか。

すみませんでした。

パトロール中に
怪しい人物がいたので

声をかけたんです。
その途端 逃げ出してしまって。

それって 空き巣犯?
分かりません。

とりあえず 僕は大丈夫だから。

本当にすみませんでした。
失礼します。

とにかく 無事でよかった。
いやいや 無事ではないよね。

おやじには 絶対に言わ…。

あっ 本当に好きなんだ。

よし! 気を取り直して
明日は みんなで出かけるか。

あっ ごめん。
僕 明日 駄目なんだ。

えっ 何で?

翔君が
動画撮ろうって言ってるんだ。

子どものつきあいも大変なんだよ。

ぐぐ…
それを言われちゃ 何も言えねえ。

ん? 動画って? 何撮るの?

怖い話があってさ。
怖い話?

化け猫ハウスの招き猫の数が
変わるんだって。

えっ?
いつもは 10個なんだけど

金曜の朝
11個に増える事があるって

翔君が。
やっぱり。 数 変わるよね!

あそこのおじいちゃんが殺した
猫の呪いらしいよ。

やっぱり… 呪いなんだ。

いや そんなバカな。
単なる噂だよ。

空き巣犯といい 招き猫といい
な~んか 近づいてきてるな。

今 この町で
恐ろしい事件が起きています。

いつもは10個の招き猫が
突如 11個に増えるというのです。

本当に 殺された猫の呪いなのか
その謎の怪奇現象に迫ります。

う~ん 何か
ライブ感が足りないんだよな。

よし! 直撃レポートだ。

三平 行け!
えっ 嫌だよ。 絶対また怒られる!

いいから 行け!
嫌だよ 直君!

さすがに迷惑じゃない?

(翔)いいから 行けって。
嫌だよ。

(チャイム)
エミちゃん!

うるさいぞ!
(子どもたち)うわっ!

(藤原)人のうちの前で
何を騒いどるんだ!

あの… この招き猫の数が変わる
という噂があるんですけど

ご存じですか?
うるさい! 帰れ!

ここに近寄るなって
何度言ったら分かるんだ!

(翔 三平)わあ~!
すいませんでした!

全く… うるさいガキどもが。

あの~。

ああ… あなた この前の。

子どもたちが失礼しました。

でも あの子たちが言ってる事
本当なんです。

招き猫の数が減ったんです。

そんなバカな…。
私も見ました。

何か心当たりは ありませんか?
知らん。

どうして
招き猫を並べてるんですか?

私じゃないんだ。
死んだ家内が買ってきたものでな。

奥様 猫 お好きだったんですか?

(藤原)ず~っと飼ってきた。

3年前に猫が死んで
それから 飼うのをやめさせた。

どうしてですか?

どうしてって…
俺たちが先に死ぬだろう。

猫が残されたら
かわいそうじゃない。

だから この招き猫が
その代わりだよ。

そんな大切なものを
壊しちゃって…

すいませんでした。

(藤原)いやいや あんたは いいよ。
謝ったんだから。

いや…。
半年ぐらい前に

この招き猫を壊したやつがいてな。

音がするんで 俺が出たら
走って逃げた。

名乗り出もなし 謝りもなし。

そういうやつは 許せない。

だから 近所の連中には
近づくなって言ってやったんだ。

あいつが買ったものだし

そっと置いておこうと
思ったけど…

変な遊びに使われて
ガキどもが毎日うるさいし

そろそろ潮時だ。

近々 全て捨てるよ。

もういいだろう。 帰ってくれ。

何か 切ない。
うん…。

せめて 招き猫の謎だけでも
解決してあげたい。

こんな時は 捜査会議だね。
うん。

招き猫の数が変わる事は
間違いない。

問題は いつ なぜって事だな。
まず 「いつ」から検証しよう。

小学生の噂では 金曜の朝に
数が変わるという事だったよね。

でも それは違う。

だって おとといの夜 私が見た時
既に11個あったもん。

増えるのは 金曜の朝じゃなくて
木曜の夜。

…で 次の朝 眉毛を消してる時に
1個割っちゃって

買って戻ってきたら
1個減っていた。

いちいち「章子が正しければ」って
書かないでよ。

あっ ごめん つい!

僕たちが登校する時は
11個あるけど

9時くらいには
10個になるって事だね。

うん。 それで 数を戻すために
章子は もう一個買ってきた。

なのに 招き猫は
更に1個減っていた。

やっぱり… 呪いなのかも。
いや まさか。

誰かが持っていったと考えるのが
妥当だよ。

章子が2回
西花百貨店に行っている間に

1個ずつ持っていったんだ。
なるほど。

そもそも 何で
2個 買いに行ったの?

1個しか割ってないんでしょ?
いや…。

何か 訳分かんなくなっちゃって。
いいから 次 進んで。

じゃあ 次 誰が何のために
持っていったのか。

(2人)う~ん…。

招き猫に眉毛が描いてあったって
言ってたよね。 うん。

その招き猫 まだあるかな?

えっ?
眉毛 何かの目印なんじゃないの?

行ってみようか!
うん!

♬~

ん… マーガリンの匂い。
こっちだ。

警察犬を超えたね。

これが… 眉毛猫。

おっ?

あっ!
ルビーの指輪と真珠のピアス!

これって 寺松さんとこで
盗まれたものなんじゃないかな。

えっ? どういう事?

招き猫は
盗んだものの隠し場所だったんだ。

眉毛が目印だとすると
犯人は 複数かもしれない。

つまり 犯人は
実行犯と回収係に分かれていた。

実行犯が盗んだあと

眉毛猫に隠して
藤原さんちに置き

翌日 回収係が持っていく。

それで
金曜に招き猫の数が変わると

噂になった。

今回も 同じように
犯行を行う手はずだった。

ところが 不測の事態が起きた。

章子が 目印の眉毛を消したんだ。
ああ…。

招き猫を壊した章子が
買いに行ってる間に

回収係がやって来た。

しかし 眉毛猫がないので

違う招き猫を持っていった。

そこに章子が戻ってくる。

買い足したはずなのに
1個減っている。

章子は もう一度
招き猫を買いに走った。

そのころ 同じタイミングで

間違いに気付いた回収係が
戻ってきた。

ところが やっぱり
眉毛猫は ない。

また 違う招き猫を持っていった。

だから
2回 数が減ったんじゃないかな。

あ~ なるほど。
ここのおじいちゃん

怖くて 近所の人が
寄りつかなかったから

犯人たちにとって
都合よかったのかも。

鋭い。 そうかもしれない。

犯人 分かっちゃった。

これ どうぞ。

ゆりかご生命保険の外交員を
装った女だ。

あの女 町内を回って
留守宅を探ってたんだ。

パンフレットがないって言うから
おかしいなと思ったんだ。

ああ…。 という事は 昨日
僕がぶつかったのが 回収係か?

回収係は 昨日 2回も
違う招き猫を持っていった。

それで 危険を承知で
夜に再び取りに来た。

でも 松井君に声をかけられて
逃げ出して 僕にぶつかった…。

そうか。 そういう事か!

恐らく 犯人は もう一度
これを取りに来るはずだよ。

すぐに松井君に連絡しよう。
うん。

ちょっと
お話 聞かせてもらえますか?

アイタッ!
あっ バカ。

待て! 待ちなさい! おい!

公務執行妨害で逮捕する!

やっぱり 豆腐屋だ。
すごい! 晶の推理どおり。

いつもは 朝だけで帰る豆腐屋が
昨日に限っては 昼までいた。

明らかにイレギュラーな動きだよ。

でも それが 招き猫の2回目の
回収をしていたからと考えると

つじつまが合ったんだ。
さすが ミステリー作家!

(物音)

<事件は 無事解決した。

…と締めたいところだが
彼らには もう一つ

解決しなければならない
課題がある。

何しろ
これは ホームドラマだからな>

まあまあまあまあまあ…。

はい。 さあ 座って下さい。
はい どうぞ!

強引だなあ もう…。
何だってんだ 全く。

お待ち遠さま!
お~っ!

よいしょ。
さっ 食べよっか。

はい 直。

(3人)頂きます!
ちょちょ… ちょっと待ってくれ。

どういうつもりなんだ。 ええ?

もう ほっといてくれないか。
今更 周囲に関わるのは 面倒だよ。

あんたらも その方が楽だろう。

たまたま
ご近所になっただけなんだから。

面倒な年寄りなんて
ほっとけばいいんだ。

無理です。

偶然 眉毛見つけちゃったから。

私たち
何か 引き寄せちゃうみたいで。

冷めないうちに食べましょう。

3人で作った
特製わらじハンバーグです。

私と直がこねて
彼が焼きました。

いや でも これ
どうでもいいけど でかすぎ。

ひっくり返すの
大変だったんだから。

いいでしょ。
大は小を兼ねるっていうじゃない。

こういうところは
兼ねなくてもいいから。 そう?

すみません 騒がしくて。
全くだな。 いや…。

食べて下さい。
はあ~ はいはいはい。

こういう料理は
食べ慣れてないんでね。

うん まあまあだ。

そこは おいしいって
言いましょうよ。

しかし
あんたら家族 変わってるな。

俺みたいな老いぼれが…
迷惑かけるだけだぞ。

迷惑の何がいけないんですか。

たまたま ご近所なだけかも
しれないけど

それだって 縁です。

いいじゃないですか。
迷惑 かけ合いましょうよ。

そうですよ。 その分 私たちも
迷惑かけますけどね。

ハハハ…
あんたのは しんどそうだな。

あっ。
(笑い声)

こうして 誰かとごはん食べんの
久しぶりなんだ。


あっ。 あっ… ちょっと。

あっ。
誰?

花田さんのご主人。

「明日の仮装
よろしくお願いします」だって。

あっ! すっかり忘れてた。

いや どうしよう…。
もう 準備 間に合わないよ。

あんたら 仮装したいのか?
はい。 えっ?

お~い!
あっ 遅い 遅い。

ニンジャ仮面プレミアム 参上!
また それ?

ニンジャ仮面は 永遠なの!
なっ 三平!

さて 問題です!
どっちがビールでしょう?

かゆい。
アハハハハ!

いや~ 助かりました。

うちのやつ
毎年 猫の仮装するもんで

うちに たくさんあるんだ。

あら お巡りさん
お手柄だったわね。

あの豆腐屋
保険の女とグルだったんでしょ?

ええ。 何か うさんくさいやつだと
思ってたのよね。

松井君 何でスーツなの?

えっ? 仮装ですよ 刑事の。

全然分かんないニャ。
ニャ~。

さあ みんな行くよ!
(一同)は~い!

(拍子木の音)
(原井)日頃から…。

(原井 道子)
大事にしよう 近所の輪。

(一同)日頃から 大事にしよう
近所の輪。

(拍子木の音)

(2人)ちょっと出る
そんな時でも 鍵掛けて。

行こうか。

あの~…。

招き猫壊したの 僕なんです。

かわいくて つい…。
ごめんなさい!

そうか。

正直に言ってくれたんだから
許すよ。

早く来いよ!
うん! 行こう。

行きましょうか。
はい。

(一同)日頃から 大事にしよう
近所の輪。 (拍子木の音)

しかし 変な行事だな。
何で仮装なんです?

言いだしっぺ
藤原さんの奥様だそうですよ。

えっ? 花田さんのご主人が
教えてくれました。

はっ? 仮装行列なら
子どもたちも参加しやすいし

新しく越してきた人も
早く なじめるからって。

すてきな奥様ですね。

あいつが…。

♬~

<よく 人生は
偶然の積み重ねといわれる>

(子どもたち)おはようございます。
おはよう。

何やってんだ それ?
えっ 拝むと福が来るんでしょ?

あ~… ちょっと
違うんじゃねえかな。 ハハハハ!

行こうぜ!
行こう。

(子どもたち)行ってきま~す!
行ってらっしゃい。

<偶然 その町に住み
偶然 知り合い 偶然 関わり合う>

(鉄雄)藤原さん。
あっ。

そこの公園でやってるんですよ
どうですか?

あっ いやいやいや…。
やりましょうよ。

意外と面白いですよ。
私 掃除…。

いや~
やりましょう やりましょう!

<それが縁となって
誰かの人生が動いていく。

そういう事なんだろう>

私 少し分かる気がする。

一人になって かたくなになった
藤原さんの気持ち。 えっ?

私も 晶がいなかったら
どう ご近所さんと

つきあっていいか
分からないからな。

不思議だよね。
2人なら大丈夫なのに。

♬~

<…などと
うま~い感じにまとめて

終わろうかと思ったが

どうやら
そういう訳には いかないようだ>

♬~

<まさか この女
ついに秘密をつかんだのか?>

<事態は 風雲急を告げて
次回に続く>

いい天気だニャ~。