ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ヒモメン 第1話 窪田正孝、川口春奈、勝地涼… ドラマの原作・キャスト・主題歌は?(見逃した方はネタバレ注意)

『ヒモメン #1』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド)

  1. 翔ちゃん
  2. ペー
  3. 仕事
  4. ヒモ
  5. 看護師
  6. 春日
  7. お金
  8. 矢沢様
  9. 漁師
  10. 小鳥

f:id:dramalog:20180729073026p:plain

『ヒモメン #1』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

(碑文谷 翔)ああっ…。

ゆ… ゆり子…。

さようなら…。

(春日ゆり子)えっ!? このみちゃん
また彼氏と別れたの?

 

窪田正孝、川口春奈の“ヒモ”になる!?働き方改革時代のニューヒーロー・ヒモメン誕生!働かないことに命をかける男・翔と、翔を更生させたい彼女・ゆり子の闘いの物語

詳細情報
◇番組内容
看護師・春日ゆり子(川口春奈)は彼氏・碑文谷翔(窪田正孝)と同棲していたが、彼女には誰にも言えない秘密があった。翔は女の金で暮らす無職の男―そう“ヒモ”だったのだ!ある日、ゆり子の勤務先に入院してきたVIP患者・矢沢(宇梶剛士)の愛鳥が失踪し…
◇出演者
窪田正孝、川口春奈、勝地涼、岡田結実、佐藤仁美、YOU、金田明夫
【ナレーション】キートン山田
【ゲスト】宇梶剛士
◇原作
鴻池剛『ヒモメン~ヒモ更生プログラム~』(MFコミックス フラッパーシリーズ/KADOKAWA刊)
◇脚本
森ハヤシ
◇演出
片山修
◇音楽
井筒昭雄

【主題歌】
超特急『Jesus』(SDR)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】横地郁英
【プロデューサー】秋山貴人、河野美里(ホリプロ)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/himomen/
☆☆Twitter
 https://twitter.com/HTvasahi
☆Instagram
 https://www.instagram.com/himotvasahi/

 

(浜野このみ)
はい。 しかも旅行先で。

(田辺聡子)まあ 一緒に旅行すると
人格わかるって言うもんね。

いやいや それ以前の問題でした。

海外旅行 連れて行くって
言われてたのに

ふたを開けたら
伊豆大島ですよ。

(一同)えっ!?

伊豆大島だって海の外だろ
…だって!

うわっ 何 その言い訳 最低。

これ 一応 お土産です。

ありがとう。
えっ 開けていい?

(このみ)しかも しかも
映像関係の仕事って聞いてたのに

ただの下層YouTuberでした。
ほぼ無職ですよ。

しかも 旅行代金
誰が出したと思います?

(聡子)まさか…。

(このみ)全部 私です。
(一同)えーっ!

(聡子)百歩譲って
お金ないのは許せるけど

嘘ついて言い訳する男は
駄目ね。

(湯浅麻衣)いや お金払わせるのも
アウトでしょ。

(このみ)ゆり子さん
いい男って どこにいるんですか?

えっ? なんで 私に聞くの?

だって…。
えっ?

私 この前 見ちゃったんです。

スーパーから彼氏さんと
仲良さそうに出てくるゆり子さん。

同棲とかしちゃってんの?

あっ… まあ…。

(岩井玲奈)いいな~!
イケメンと同棲。

結婚 秒読みって感じですか?

うん…。
(このみ)わあ~!

(聡子)よかったじゃない。
結婚式 呼んでくださいね。

〈看護師
春日ゆり子 26歳〉

〈彼女にとって

結婚は
大きな憧れである〉

〈しかし その道のりは
果てしなく長く険しい〉

ただいま。

〈なぜなら
彼女には秘密があった〉

〈それは…〉

翔ちゃん!?

翔ちゃん 大丈夫? 翔ちゃん?

ああ… ゆり子 おかえり。

お腹すいて死にそうで

つい ここで寝ちゃってた。
今 何時?

なんだ… それだけ?
お金 置いてったでしょ。

ドブに落としちゃってさ。

〈嘘である〉

どうせ
パチンコ行ってたんでしょ。

これ 何?
後輩から もらったの。

伊豆大島のお土産だって。

開けるの早っ!
(シャッター音)

食べ物じゃないからって
ネットで売ろうとしないで。

人形にとってはね
お金に換わったほうが幸せだから。

〈言い訳である〉

〈嘘をつき 言い訳をし

女の金で暮らす
無職の男〉

〈そう
ゆり子の彼氏 翔は

ヒモだった〉

駄目だってば!
わかったよ。

もういい。 夜ご飯買ってくる。

〈これは できる限り
楽して生きたいヒモ男と…〉

あっ 忘れ物。

〈それを更生させたい彼女の
戦いの記録である〉

ゆり子。

大好き。

もう~。

1000円ちょうだい。

♬~

(笑い声)

(ため息)
なるほどね。

ここなんだ。 へえー。

ねえ 翔ちゃん。
ん?

仕事 探さないの?

えっ 俺が?

…うん。

実家から うちに来て
もう3週間になるし…。

これが働き方改革って
やつなのかもしれないな。

〈それは絶対違う〉

何 それ…。

翔ちゃんが来てから
出費も増えてて

そろそろ働いてもらわないと。

メキシコの漁師の話 知ってる?
えっ?

メキシコの村で
漁師をしている男の元に

ある日 アメリカのビジネスマンが
旅行で訪ねて来ました。

漁師は必要最低限の魚をとって

酒を飲んで 家族と過ごす毎日を
送っています。

それを聞いたビジネスマンは
漁師に こうアドバイスします。

ここは豊かな海だ。

今より時間をかけて魚をとって

会社を起こして
それを流通させれば

億万長者に
なれるんじゃないかって。

うんうん。

そう言われた漁師は
ビジネスマンに尋ねます。

億万長者になったら
そのあとは どうすればいい?

それに対して
ビジネスマンは答えます。

海岸近くの村にでも住んで

好きな時間に起きて
好きなだけ釣りをして

酒を飲んで
家族とのんびり過ごすんだよ。

最高だろ~?

すると 漁師は こう答えました。

何?

それなら もうやってるよって。

ああ~!

俺もメキシコの漁師と一緒。

無理して働かなくても
今が幸せなんだよ。

そっか~!

〈妙な説得力で ゆり子は
言いくるめられるのであった〉

(秒針の音)

(秒針の音)

いや 全然一緒じゃないから!

漁師は最低限のお魚とってるけど

翔ちゃんは それすらしてないし。

ん~…。 ずっと一緒だね ゆり子。

もう~!

《このままじゃ駄目だ》

《ちゃんと翔ちゃんに
働いてもらわないと》

絶対 翔ちゃんを変えてみせる!

それさ ヒモだよね?

いやいやいや…
ヒモじゃないですって。

でも 3週間
ずっと家にいるんでしょ?

はい。

家も仕事も
お金もないんでしょ?

はい。
生活費は?

あっ 私が。
うん。

世間じゃ それを

「ヒモ」と呼びます。

あっ でもでも お願いすれば
家事とかやってくれるんですよ。

翔ちゃん 今晩 夜勤だから
明日の朝のゴミ出し お願いね。

起きる自信ない。

500円あげるから。
やります!

それは
相当ポテンシャルが高いヒモね。

えっ?

気をつけて。 私の知り合いにも

ヒモに銀行口座の500万
全部 使われたって子いたから。

えっ!?

(池目亮介)なんの話?

あっ 池目先生。

(看護師たち)お疲れさまです。
(池目)お疲れさま~。

聞いた? また矢沢様
入院されるって。

(看護師たち)えっ…。

矢沢様って
この病院に出資してる…。

(聡子)
医療法人グループ善寿会の理事。

(麻衣)めちゃくちゃ
わがままなんですよね。

私 あの人 NGです。

まあまあ そう言わないで。

あっ ゼリーの差し入れ
冷蔵庫 入れといたから 食べて。

(玲奈)やった~ いただきます!
(このみ)ありがとうございます!

春日さんも食べて。
あっ ありがとうございます。

(池目)あ~…
あっ 田辺さんも。

池目です。

(池目)ああ 井上さん
その後 どうですか?

彼氏に愛着あるのもわかるけどさ
視野を広げてみたら?

ゆり子ならね
池目先生クラスとだって

付き合えるんだから。
いやいやいや…。

とにかく その彼氏

ほっといたら大変な事になるわよ。

《大丈夫。 翔ちゃんは
きっと働いてくれるはず》

《働いて 私と結婚して…》

〈翔は 2階から
ゴミ出ししたのであった〉

翔ちゃん
一つ お知らせがあります。

はい。

これ 私の口座。

どんどん減ってるの わかる?

このままの生活を続けてたら
ゼロになるのは時間の問題。

家賃も払えないし
ガスも水道も止まるよ。

えっ?
そしたら お互い

実家に帰らないといけないね。

私 もっと
翔ちゃんと一緒にいたいよ。

やっぱり 仕事…。

そうだよな。

えっ? えっ?

翔ちゃん?

翔ちゃん?

はあ… どこ行くの? 翔ちゃん。

♬~

えっ…。

翔ちゃん。

(呼び出し音)

あっ もしもし 聡子さん。
奇跡です!

翔ちゃんが…
彼氏が仕事を探してくれてます!

♬~

(ドアの開閉音)
ただいま!

ゆり子 見つけたよ!

えっ 仕事 見つかった…。

草?

これ 全部 食べられる草なんだよ。

調べたらね
意外と そこら中に生えてる。

…そうなんだ。
あと ハローワークに

雨をしのげるスペースも
見つけてきた。

えっ?
ゆり子。

ホームレスになっても
一緒にいよう。

ん?

翔ちゃん ごめん。

えっ? なんで 泣いてるの?

私 翔ちゃんの事 試したの。

えっ?

お金が減ってるのは事実だけど
こういう言い方すれば

翔ちゃん 仕事探してくれるんじゃ
ないかって思って…。

ごめんね。

大丈夫。 俺 そんな事で
怒ったりしないから。

ねっ?
…うん。

食べる~?

お~ いい!

〈翔が採ってきた草は
ガス臭くて

とても食べられたものでは
なかったが

温かい味がした〉

(秒針の音)

(秒針の音)

いやいや ホームレスには
なりたくないから!

ん~… ゆり子…。

なんにも解決してないよーっ!

よかったじゃない。
本当 奇跡よね。

ヒモが仕事を探しだすなんて…。

忘れてください。
えっ?

奇跡は そう簡単には起きません。

奇跡的に何もなかったけど

知識もないのに土手の雑草なんて
食べちゃ駄目だよ。

すいません。

碑文谷さん
では会計まで お待ちください。

あっ すいません
ここって ツケって…。

ツケ できます?

誰か 手 空いてる人 いない?

矢沢様の病室に
来てほしいんだけど。

あ~ すみません 師長
私 川崎さんの点滴が…。

(このみ)検温しなきゃなあ…。
(麻衣)私も。

で 私は何を?

(和子)矢沢様が
病室で小鳥を飼ってるの。

ペット禁止ですよね?

忘れないで。 矢沢様は
院長も頭が上がらないVIPなの。

病院のルールとか通じないから。

ああ…。

ただ…

さすがに 他の患者さんから
クレームが出てて。

春日さんのほうから
うまい事 言ってくれない?

えっ… 私がですか?

若い子が言ったほうが
角が立たないし

女の子には優しいから。

(矢沢)違うだろ!

看護師なら俺の読みたい本ぐらい
わかるだろ!

(玲奈)申し訳ございません!
(矢沢)出てけ!

(すすり泣き)

(和子)今日は
特に ご機嫌悪いみたいね。

断る!

でも 元々ペットは禁止で…。

独り身の私にとって

ペーちゃんはペットを超えた
家族みたいなものなんだ。

そうだよね? ペーちゃん。

うん 家族だよ。

(和子)そうですよね。

私は 一緒にいさせてあげてもいい
って言ったんですけど…。

…えっ?

私に意見するという事か?

えっ いえ…。

君…

今から私の担当になりなさい。

(池目)お疲れさまです。
お疲れさまです。

あっ あの…。
はい。

ここで働いてる春日ゆり子って
今 どこにいます?

春日さんなら 今は
この奥の特別個室に。

あっ ありがとうございます。

特別個室…。

(矢沢)何やってんだよ!

それじゃ
ペーちゃんが食べにくいだろ!

もっと顔の高さに合わせろよ!

だから
ペーちゃんと呼吸合わせろって!

すいません。

お腹すいてないのかも
しれませんね。

勝手に決めるな!
餌の作り方が悪いからだろ!

作り直せ!
はい。

(和子)矢沢様。
何?

(和子)そろそろ検査の時間です。
ああ そう。

ちゃんと
ペーちゃんが食べてくれるまで

作り直しとけ!
はい。

(矢沢)まったく…
どういう教育してるの?

(和子)はい。 ちゃんと
言い聞かせておきますから。

(矢沢)「お腹すいてないかも
しれませんね」って

勝手に決めやがって。

(和子)若くて無知って
本当に怖いですねえ。

♬~

ゆり子。

翔ちゃん!? えっ… なんで?

お腹痛くなっちゃって
診察に来たんだけど。

ああ そうなんだ。

でも お金足りなくて
ゆり子に借りようかなって。

うん…。 あっ ねえ
誰にも見られてないよね?

うん。

じゃあ ここで待ってて。
すぐ お財布 取ってくる。

ゆり子。
ん?

大丈夫? 仕事 大変そうだけど。

…大丈夫だよ。

♬~

ご飯だぞ。

はい。 食べるね。
いい子だね。 ハハハッ…。

ああ かわいい…。
(お腹を下す音)

うっ…! ううっ…!

ふう~っ。

ごめんな 餌の途中で…。

♬~

おっ… おっ?

えっ? えっ? 嘘…。

えっ? えっ?

♬~

ええーーーーーっ!?

ペーちゃん ペーちゃん…。

翔ちゃん!?
あっ! あっ あっ…!

シーッ!

特別個室で待っててって
言ったでしょ?

ごめん あの…
また お腹痛くなっちゃった。

あっ ちょっと…。

これで足りる?
ああ… ありがとう。

ちなみにさ
あの部屋にいた小鳥って

結構 大事なのかな?
うん。

患者さんにとっては
めちゃくちゃ大事みたい。

家族だって言ってたから。
そうなんだ…。

なんかあったの?
ないないない。

むしろね
餌作って食べさせておいたから

もう 戻らなくていいと思う。

えっ? 餌食べたの?
うん モリモリ。

後片付けも
ちゃんとしておいたからね。

ゆり子 もう仕事戻って大丈夫。
本当に?

うん。
ありがとう。

(麻衣)ゆり子さん
ちょっといいですか?

あっ… 今 行きます。

とりあえず 翔ちゃんも行って。
わかった。 はい。

えっ? まずいよ まずい…。

まずい まずい。
小鳥 どうしよう…。

あっ そうだ。 同じやつ
買えばいいんじゃないの?

同じやつ…。

高っ! 最低で3万!?

3万 3万… 3万…。

3万 3万 3万…。

3万。 3万 3万 3万…。

3万…。

3万… 3万 どこだ?

3万…。

これだ!

これこれ これこれこれ!

これで3万! んーっ!

こうすれば…

これでバレないな。 完璧!

全巻セットで査定額アップ!
これで3万!

1000円にしかならなかった…。

どうしよう…。

3万…。

3万… 3万。

3万。

(パチンコ店内の音)

〈翔は 働く事を諦め
戦う事を選んだ〉

〈負けである〉

小鳥 どうしよう…。

〈2分間 悩んだ結果

翔は
ヒモらしい結論を導き出す〉

まあ いいか。 鳥ぐらい。

すいません。

俺も入れて!

もっと フォーメーション!
フォーメーション!

フォーメーションを意識して!
シュート シュート!

(矢沢の声)どうして
ペーちゃんがいないんだ!

えっ…!?

(矢沢)君が逃がしたのか?

いえ…。
先ほどまでは いたんですが…。

ペーちゃんのカゴに触るのなんて
私か君しか いないじゃないか!

餌やってる時に
逃がしたんじゃないのか!

いえ…。

(ゆり子の声)なんかあったの?
ないないない。

むしろね
餌作って食べさせておいたから

もう 戻らなくていいと思う。

あっ…!
何?

あっ… いえ なんでもありません。

ペーちゃんが私にとって
どんなに大事な存在か

わかってるのか!

どうしてくれるんだ!
責任とれるのか? 責任!

(和子)矢沢様 これだけは
わかって頂きたいのですが

この件に関しての責任は全て…

春日にあります。

最大限の責任をとらせますので

どうか 今後とも
病院へのご出資を 何とぞ…

何とぞ よろしくお願いします!
申し訳ございません。

う~ん!

ああ~ 仕事したあとのビールは
最高です!

(大庭美々)
翔さん 仕事決まったんですか?

仕事というかね 子供たちに
サッカーの戦術を授けていた。

それって 仕事って言います?
言うよ。

(網走太一郎)
美々ちゃん これ2番。

はい。

(網走)いい加減 働かないと
まずいんじゃねえか?

マスター
こんな話を知っているかい?

何?

メキシコの村で
漁師をしている男の元に

ある日
アメリカ人のビジネスマンが

旅行で訪ねて来ました。
それはな

俺が お前に話してやった
話だろうが。

ん? そうだっけかなあ?
そうだよ。

言っておくけどな
その話の教訓っていうのは

無理して働かなくてもいい
って事じゃないからな。

違うの?
(戸の開く音)

いらっしゃい!
いらっしゃいませ。

どうぞ。

メキシコの漁師っていうのはな

魚とれなくなったらば
仕事を失うっていうリスクが…。

ああ もういい…!
無理 無理 リスクとか難しい話。

簡単に言うとな
お前が頼りにしてるものが

当たり前にあると思ったら
大間違いだぞ

っていう意味もあるんだよ。

お前だってさ ゆり子ちゃんに
甘えてばっかいたら

いつか愛想尽かされて
別の男んとこ行っちゃうぞ。

ただいま。 あれ?

ゆり子?
あれ? 帰ってた? ゆり子?

翔ちゃん!
おっ おっ おお…。

小鳥 どうしたの?
えっ?

矢沢さんの部屋で ペーちゃんに
餌あげてたんでしょ?

あのあと いなくなったって…。
あっ ごめん。

でもね あれはね
俺じゃないよ 多分。

はあ?

餌あげてる時に お腹痛くなって

トイレから戻ったら
いなくなってた…。

完全に お前じゃん!

何 考えてるの!? もう!
いや でも…。

よかったじゃん。 ねっ でも。
面倒見なくて済む。

そういう問題じゃないの! 私
クビになるかもしれないんだよ。

なんで ゆり子が?
全部 私の責任になってる。

それに 矢沢さんは

病院にとって
大切な患者様だから。

ゆり子 全然 悪くないじゃん。
そうだよね お前が悪いんだよ!

…はい。

(ため息)

そうだ! ねえ ペットショップで
買ってこようよ 同じ種類のやつ。

そんなの
許されるわけないでしょ!

馬鹿か!

ああ もう 最悪だよ! もう…。

(ため息)

あっ… あっ…。

そこ 駄目…。

ない。 『ミミズの王子様』がない!
なんで?

その… うーん…。

売ったの?
小鳥の資金にしようかなって…。

待ってよ。
あれ 私の宝物なんだよ。

気分が落ちた時には
いつも救ってくれる

私の大事な大事な…。
ごめん ゆり子。

俺が自力で
ちゃんと取り戻すから

お金 ちょうだい。

全然 自力じゃないでしょ!
いや 一時的に貸して?

ちゃんと 本当 返すから。
いつ返すの? どうやって?

えっと… うーん…。

働く以外に方法ないでしょ!
もう スッと言ってよ!

ゆり子…。

落ち着け…。
やめて!

働いてない人に 私の気持ちなんか
わかるわけないよ。

私… もう
翔ちゃんと やっていけないよ。

♬~

〈ゆり子に捨てられたくない〉

〈でも 働きたくもない〉

〈翔は今 人生最大の選択を
迫られていた〉

あっ すいません。
すいません あの…。

こういう鳥
見ませんでしたか?

緑色なんですけど。
いや 知らない。

すいません あの
こういう鳥… あっ 画面…。

こういう鳥 見ませんでしたかね?

忙しいと思うんですけど…。
鳥 見ませんでしたか?

〈逃げた小鳥を捜す事を
選んだ翔は…〉

鳥 見た事ないですか? 鳥を…。

〈捜し方も人任せである〉

すいません あの…

こういう鳥 見ませんでしたか?

ああ こいつなら見たよ。

えっ?

〈翔は今 ゆり子のために

無謀な挑戦をしようとしていた〉

(鳥の鳴き声)

ペーちゃーん!

ペーちゃん。 ペーちゃん。

ペーちゃーん!

はあ はあ はあ…。

ペーちゃーん!

ペーちゃん…。

ペーちゃ… ああっ!

おおっ おおーっ! おおーっ!

イッタ…。

イッタ…。 イッタ…。

ああ… ああ クソッ…。

無理だよ…。

ゆり子… ごめん…。

(アナウンス)「電源が入っていないため
かかりません」

(池目)春日さん 大丈夫?

池目先生…。
話 聞いた。

終わってから
ちょっと付き合って。

えっ?

(池目)実は 僕からも院長に
話してみたんだ 矢沢様の件。

えっ?

この病院に
春日さんは必要な人だって。

でも ごめん。

院長も
矢沢様には逆らえないって。

そんな…
池目先生が謝らないでください。

春日さんが悩んでるの
それだけじゃないでしょ?

彼氏と なんかあった?

彼とは… うまくいってます。

少し困る事もありますけど。

そっか…。

一つだけ
覚えておいてほしいんだけど…。

春日さんが仕事を辞めても

僕なら君を困らせない。

えっ?

君のためだったら
なんだってしてあげる。

ハハハ…。

春日さん この世界で

最も料理を
美味しくさせる調味料って

なんだか知ってる?

えっと…。

あっ 柚子胡椒ですか?

ううん。

それは働く事。

僕は 頑張って君のために
働いたあとに食べるご飯が…。

最高だと思ってるんだ。

(店員)
お客様 お会計でございます。

あっ 私が…。
ああ 大丈夫。

僕といる時は

財布を出さないで。

(店員)お預かり致します。

ありがとうございます。

(池目)柚子胡椒も美味しいけどね。

翔ちゃん…?

次の寄生先を見つけたのね。
えっ?

軽薄で忍耐弱くて
平気で人を裏切るのが

ヒモって生き物だからね。

私の知り合いなんてね

ヒモに貯金 全部使われて

家賃払えなくなって
家を追い出されて

親に借金した揚げ句

捨てられたの!

今でも忘れない。

もうお金は渡せない
って言った時の

突き放すような愛想笑い…。

それって 知り合いの話じゃ…。

あっ…。

そうよ 私の話です。
ええっ…。

この際だから
はっきり言っておく。

ヒモとの関係に未来はない!

あいつら 自分の事しか
考えてないんだから。

ああ いたいた。
春日さん 矢沢様が呼んでる。

このまま
ペーちゃんが出てこなかったら

病院を辞めてもらうだけでなく
君を訴えるからな。

えっ?

えっ?

何 もう こんな…。
わかった すぐ行くから。

こんな時に すいません。

なんだろう…。

ペーちゃんを失った
精神的苦痛を考えると

それなりの賠償金を
払ってもらわなきゃな。

そんな…。

失礼します。

翔ちゃん!?
誰だ? お前。

彼女から頼まれたものを届けに。

えっ?

♬~

(鳴き声)

ペーちゃん!

ペーちゃ~ん!

会いたかったよ~!

どうして?

鳥のいそうな場所
片っ端から捜して。

あと いろいろ
人も頼ったりして。

嘘…。

俺… 仕事もお金もないけど

ゆり子のための時間
死ぬほどあるから。

俺 看護師として頑張ってるゆり子
大好きなんだ。

だから 絶対
辞めてほしくないって思って。

♬~

あの…。

僕 頼まれただけで。

だから クビって話
なしにしてくれませんか?

それと…

お金 払ってください!

はっ?
えっ?

ゆり子に 鳥の世話とか餌作りとか
余計な仕事させましたよね?

その分のお金を ちゃんと
ゆり子に払ってください。

はあ? 俺は この病院に
出資してるんだよ。

その金で看護師たちの給料だって
払われてるんだ。

それぐらいさせたっていいだろ。

でも それ
看護師の仕事じゃないですよね?

患者を助けてこそ
看護師の仕事だろうが!

看護師の仕事?

そもそも 仕事って
めちゃくちゃ嫌じゃないですか。

えっ?
嫌な仕事した上に

やらなくていい事まで
押しつけられて

それで お金ももらえないとか
最悪じゃないですか?

しかも
小鳥をなくしたぬれぎぬ着せて

看護師まで辞めさせようとして。

それって なんとかハラスメント
って言いません?

あなたを訴えたら
勝てるんじゃないですか!?

ちょっと 翔ちゃん…。

俺を訴える?

面白い事言うね お前。
会社 どこだ?

会社? 会社は…。

まあいい。
調べれば すぐにわかる。

俺に盾突いた結果

職を失って
キャリアを終えた人間は

何人もいるんだ。

それでも 俺を訴えると?

見くびらないでください。

俺は無職です!

失うものなんてありません。

あなたが
どれだけの権力を使おうと

無職の前では

無力です!!

お… おい…。

この ろくでもない男は
一体 誰なんだ?

この人は…。

この人は 私の彼氏です!

ゆり子…。

いい年をして
働きもせず ブラブラと。

身なりだって小汚い。

君は こんなくだらない無職の男と
付き合ってるのか?

それの何が悪いんですか?

私だって もうすぐ
病院 クビになるから無職ですよ。

お似合いのカップルでしょ?

あなたみたいな人の
言いなりになるくらいなら

無職になったほうが
よっぽどマシです!

お金持ちで権力があるからって

誰でも言う事聞くと思ったら
大間違いです!

絶対訴えます!

あなたが自分の非を認めるまで
訴えます!

そう! 俺たちは
ホームレスになっても

一緒にいようって
誓った仲なんです!

ぐはっ!
それは誓ってないでしょ!

無職になっても ホームレスには
なりたくないから!

ごめんなさい。 はい。
ねえ そもそも

全力で無職アピールする馬鹿が
どこにいんの!?

調子のりました…。
彼氏として

彼女を路頭に迷わせて
心が痛まないのか!

はい 痛みます 痛みます。
すごく痛みます。

行くよ! 立って!
はい ごめんなさい。

失礼します。
すいませんでした。

あの!

今日まで 君にした事を謝ります。

看護師も辞めなくていいから。

えっ… いいんですか?

だから…

訴えないでください。
お願いします!

えっ? おっ。

おお…。

まさか
ヒモが救ってくれるとはね~。

奇跡って起きるんですね。

(このみ)ゆり子さん!
また 一緒に働けて嬉しいです!

ありがとう。

あんたを売った師長
どんな顔して来るんだろうね。

(和子)春日さん。

聞いたわよ
矢沢様が許してくれたって。

あっ はい…。

私は きっと こうなるって
信じてた。

これからもよろしくね。

はい。
よろしく。

よろしくね。 うん。

うん。

池目先生。
はい~。 あっ。

私 病院に残れる事になりました。

本当? よかった。

彼のおかげです。
彼が助けてくれたんです。

ああ… そっか。

仕事が嫌いな彼でいいんだね?

えっ?
あっ いや…。

これからもよろしくね。

はい。 ありがとうございます。

クソが…。

(聡子)世間じゃそれを
「ヒモ」と呼びます。

あっ でもでも お願いすれば
家事とかやってくれるんですよ。

あの…。
はい。

ここで働いてる春日ゆり子って
今 どこにいます?

う~ん…。
(お腹を下す音)

♬~

(鳴き声)

仕事がなくなれば
金持ちのところに来るだろ 普通。

どうして 俺を選ばねえんだ?

クソが~!

あ~ イタッ!
えっ? えっ なんで こんな…。

翔ちゃん ご飯だよ!

はいよ! よいしょ。
ああ お腹すいたな。

おお~ すげえ!
豆腐がハートになってる!

感謝の気持ちを込めました。

看護師 辞めなくて済んだの
翔ちゃんのおかげだからね。

違うよ~。

ゆり子がね
ビシッと言ったからだよ。

かっこよかったなあ。
それにしても よく見つけたよね

あんな ちっちゃい鳥。

いろんな場所 捜して

もう無理だなって諦めかけた時に

たまたま バードウォッチングに
来てた人が 声かけてくれたの。

大丈夫ですか?

(翔の声)
その人が 小鳥の引き取り手を

探すサイトがあるって
教えてくれたの。

で 同じ種類の小鳥の繁殖に
成功した人がいて

その人の家 訪ねてね
譲ってもらう事になったの。

えっ? 待って待って待って。

じゃあ あの鳥
ペーちゃんじゃないの?

そうそう。
でもさ 全然バレなかった。

えっ 待って待って。

じゃあ
その譲ってもらった時のお金は?

個人で繁殖してる人だったからね

ペットショップよりも
全然安かったの。 なんと…。

1万円。
うん。 だから そのお金は?

うん。 もうすぐ夏でしょ?
うん。

まださ
秋冬物の服って使わないよね?

〈嫌な
予感である〉

うん 使わない。
使わないと思う。

いただきま~す!

売ったの!?
知ってた?

夏の間はね これから到来する
秋冬の服が高く売れるの。

査定額もアーップ!

だからって売る? 人の服!

でも 看護師の仕事
辞めなくて済んでよかったじゃん。

待って待って待って待って。

私 わかっちゃった。
何?

翔ちゃんが
頑張って 鳥 捜してきたの

仕事辞められたら
困るからでしょ?

うっ…。
「うっ」って言っちゃったよ。

はあ~ もう 喜んで損した!

でもさ ゆり子…。

ゆり子。

これ。
あっ…。

これ 買い戻してきたから。
えっ?

ずっと
申し訳ないなって思ってたから。

あっ 余ったお金で。

翔ちゃん…。

ごめんね ゆり子。

もう~。

許す!
お… おお~。

好きだよ。

私も大好きだよ。

クルクルクルクル…。
クルクルクルクル…。

クルクルクル~ クルクル…。

♬~

いやいや 漫画 買い直したのも
結局 私のお金じゃん!

う~ん… 幸せだなあ…。

もう~。

〈ヒモ男 更生までの道のりは

果てしなく長く険しい〉

〈来週へ続く〉

結婚式しよう。
私たち 結婚するの?

(春日桜子)
ふざけんじゃないわよ!

これが ゆり子を幸せにする値段。
128万7000円…。

(桜子)集めてこられなければ
別れてもらいます。

お姉ちゃん お願い…。
一緒にいたいの!

(池目)お仕事は何を?
IT企業の社長をしています!