ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

高嶺の花 第3話 峯田和伸、石原さとみ、千葉雄大… ドラマの原作・キャスト・主題歌は?(見逃した方はネタバレ注意)

『高嶺の花#03』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド)

  1. 自分
  2. 原田
  3. 物語
  4. ハァ
  5. 月島
  6. 風間
  7. 秋保
  8. 家元
  9. 市松
  10. 違う

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『高嶺の花#03』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

(風間直人) 「忘れさせて」って
言いましたよね?

元の… 彼氏のこと。

割と… 簡単です。

 

直人(峯田和伸)がもも(石原さとみ)の女心を理解せず怒らせる中、ももの雑誌取材を龍一(千葉雄大)が手配、二人はなな(芳根京子)の反対も聞かず連絡先を交換して…。

詳細情報
出演者
石原さとみ、峯田和伸、芳根京子、千葉雄大、三浦貴大、笛木優子、袴田吉彦、吉田ウーロン太、髙橋ひかる、城後光義、舘秀々輝、田畑志真、西原亜希・正司照枝、正司花江/升毅、十朱幸代/戸田菜穂、小日向文世
番組内容
直人(峯田和伸)はもも(石原さとみ)を慰めようと、元カレとの思い出話を聞くと申し出るが、ももは怒ってしまう。女心がわからない直人。そんな中、ももの雑誌取材を龍一(千葉雄大)が手配、二人はなな(芳根京子)の反対も聞かず連絡先を交換した。その夜、ももの前に吉池(三浦貴大)が現れ、妻が隠していた月島流の免状を見せる。彼女が内部関係者だったと知り、激しく動揺するもも。吉池が誘惑されたのは、誰かの策略か…!
監督・演出
【演出】狩山俊輔
原作・脚本
【脚本】野島伸司
音楽
【主題歌】『ラヴ・ミー・テンダー』エルヴィス・プレスリー【音楽】上野耕路
制作
【プロデューサー】
松原浩
鈴木亜希乃(AXON) 渡邉浩仁(AXON)

 

(月島もも)
信じようかなって気になる。

言ってくれたからね。

私の…。

左側から。

ハハハ…!

アハハハ…!

(原田太郎) はいっ 2つね
ちょっと待ってね~。

(原田) はい お待たせ~。
幾らだっけ?

(原田) ん? あ~ いいよ いいよ
サービス サービス。

うまっ。

でしょ? ここの売りです。
ん~!

夕方になると 結構な列が出来る。

(原田) ハァ~ むなしい。

夫婦って何なんだろうな。

5年間 口利いてくれない。

イエス。

ただ ひたすらコロッケを揚げる。

チキショ~ 俺が そんなに嫌なら
出てけばいいんだよ。

嫌じゃないのよ。
ホント?

ただ 今は コロッケのほうが大事。

(原田) 何で?

コロッケとは会話してるのかも。

そういえば
揚げながら たまに ぶつぶつ…。

やっぱり! トンカツでもなく
串カツでもなく

コロッケと。
そこにヒントが!?

ないよ。

あっ そう。

(今村芽衣) あったよ~ あった!
(原田秋保) イェ~イ!

(秋保)
かわいい! よく見つかったね?

(原田)
で あれが娘って どんな家族?

ハハっ!
(原田) ハァ~。

うまっ。

(カメラのシャッター音)

クマの縫いぐるみって
私も昔 持ってたな~。

(秋保) 私も でも いつの間にか
どっか行っちゃった。

(芽衣) かろうじて発見。

(秋保) 押し入れの奥とかでな。

まったく 女子って冷たい。

は?

少女の頃は
ベッドで抱いて寝てくれてた。

フワフワ モコモコが
安心したからね~。

ところが大人になると

クマよりも
イケメン イケメンって。

忘れられて 捨てられちゃう。

何? 自虐? 何なら ぷーさん

クマの縫いぐるみに似てるもんね。
(芽衣) 似てる似てる!

(秋保)
え~ キショ! ぷーさんグマ!

おい!
えっ ちょっと 私?

あのね…。

もう いらんわ~!

♬~


うっ… うわ~!
(秋保) ダッサ!

マジでないわ~ 芽衣ちゃん
ごめんね 汚れちゃった。

(芽衣) ううん 全然
捨てるつもりだったから。

(秋保) あっ じゃあ いっか。
ハハハ…!

何と冷酷な… 女子たち。

♬~

♬~


親父が死んで

しばらく 母さんは
泣いてばっかりだった。

よく そんなに涙出るもんだな~
って。

そんなに おとうさんのことが
好きだったの?

フッ… いつも
文句ばっかり言ってたから

正直 意外だった。

(田村) 女の心中は謎だよな~。

元気づけようと
無理して はしゃいでも

何しても 全然ダメ。

壊れたんじゃないかって。

でも ある時 聞いたんです。

「どうやって
親父と知り合ったの?」。

(今村佳代子) なれ初め?
そう そしたら

急に うれしそうな顔して
話しだした。

へぇ~。

「全然タイプじゃなかったけど
何度も言い寄られてね~」とか。

ぷーの おふくろさん
美人だったからな~。

じゃあ ぷーさんは
おとうさん似なんだね。

ハハハ…!

正直 別に 親の そういうの
聞きたいわけでもなかったけど

それから毎日のように
そういう話を。

(風間節子)毎週さ 似合わない
花束抱えて やって来んのよ~

(節子)あんたと同じで
ホントは賢かったのかね?

ズルいのよ~

ほら 花って
どうしたって枯れるでしょ?

その頃に また
違う花束を抱えてさ

ハハハ…

繰り返し 繰り返し

ハハハ…

毎日 俺に聞かせるの
楽しみにしちゃうし。

フフフ…
それ 前も聞いたって思っても

うん… まぁ
辛抱強く聞きましたよ。

何日も?

うん。

何か月も?
うん。

何年も?

ああ。

何十年も?

はい。

『きみに読む物語』ね。

ぷーさんね 言ってくれたの
お祭りの夜。

「元カレのことを忘れるのは
割と簡単だ」って。

(原田) えっ?
ねぇ ぷーさん!

痛~い失恋を忘れる方法が
あるそうですよ。

はい 皆さん 参考にしましょう!

いやいやいや。
はいはいはい。

ぷーさん!
いやいやいや…。

つまり 忘れる必要はないんです。

忘れようと思うから つらくなる。

(原田) おっ… 何だ? 何だ?

良い子の解説付きだ。

ぽっかり空いた 白い真ん中。

別れの痛みです。

これを こうして…。

チョコレートで くるむんです。

チョコレート?

(月島市松) この菊は必要かな?

根締めを考えたほうがいい。

(弟子)
はい ありがとうございます。

(宇都宮龍一)
運命 君は信じないの?

美人だな でも
おねえ様のほうがタイプだ

(市松) 気も そぞろだね。

(月島なな) いえ あの…。

花は そのままで美しい。

より美しくしてあげたい

そう思わぬなら
そうできぬのなら

何人も触れるべきではない。

(なな) 申し訳ありません。

(市松) 皆もよく聞け。

花は そのままで美しい。

手に取ってみなさい。

(田村) つまりだ

いい思い出に浸っていれば
別れた痛みは忘れるって話だ。

(佳代子) 普通 時間たてば
薄れてくけどね どんな別れも。

最愛の人が 突然 事故で死んだら
その限りじゃないんだよ。

ももちゃんのは死別じゃねえだろ。

いや… 時々 失恋でも ホントに
壊れてしまう人は いるらしい。

感受性が強過ぎる芸術家のタイプ。

ん?
(原田) ももちゃん 芸術家か。

キャバクラ嬢の ハハハ…。
ウケるね それ。

(佳代子) 忘れなくてもいい。

無理に忘れようとするから つらい
って分かってるけど

でも それって 逃避じゃない?

「逃げる」って言うと
言葉 悪いけど

避難だよ 一時避難。

なるほど 避難か。

つまり ぷーさんは
これから毎日

おかあさんの話を
聞いてあげたように

私の元カレの話を
毎日 聞いてくれるってことね。

避難場所として。

はい 『きみに読む物語』。

出会いから 甘~い甘~い!

のろけちゃうけど いいの?
ハハっ。

はい チョコレートですから。

スウィ~トチョコねっ
チュっ! チュっ!

(原田) ハハハ…!

(田村:原田) あっ…!

はぁ!?

(ドアベル)

(原田) えっ… 何で怒ったの?
(ドアが閉まる音)

分かる人?

何で?

♬~

ねぇ 高井さん!
(高井) はい。

今年のバレンタインチョコ
いくつ もらった? はい?

だから チョコ!
チ ヨ コ レ イ ト!

あ~ お嬢様から頂いたものと
あと いくつか。

ちゃんと食べた?
(高井) はい。

ハァ~。

出して。

あ~ もう
全部 食べてしまいました…。

く る ま! 出して。

申し訳ありません。

(エンジンの始動音)

♬~

♬~

(カメラのシャッター音)
(カメラマン) はい… あぁ ステキです。

はい 少し体振りましょうか
そうです はい。

(カメラのシャッター音)
(カメラマン) あっ ステキです~ はい。

(カメラのシャッター音)
(カメラマン) はい ステキです。

はい OKです
ありがとうございます。

≪では 撮影 以上になります
ありがとうございました!≫

(拍手)

(なな) どうして あなたが?

はじめまして
宇都宮龍一と申します。

宇都宮? あぁ… 月島の天敵ね。

めっそうもございません
協力し合おうじゃないかと

お家元にも
言っていただきましたよ?

ホント?

(編集者) 今回の企画も
ぜひ 月島ももさんをと 彼から。

あら そうなの。
マスコミには顔が利くほうなので

お家元にも
了承していただきました。

巻頭カラーで
「深窓の令嬢特集」を。

記念すべき第1弾を あなたにと。

1番は好きよ 子供の頃からね。

生粋のお嬢様 深窓の令嬢です。

成り金がインターに
子供を通わせるのとは 訳が違う。

何十年 何百年続く 名家の子女。
(枝を切る音)

一般人が出会うこと
口を利くことすらない

血族のお嬢様は 確かに存在する。
(枝を切る音)

口くらいは利くわ。

商店街の クマの縫いぐるみとも。

よろしければ
連絡先を交換していただけたら

光栄なのですが。

いいわよ 別に。
(なな) ちょっと お姉ちゃん!

記念に1枚どうでしょう?

華道界のプリンセスと
プリンスとで。

困ります そんな話 聞いてません。

どうぞ。

(カメラマン) はい では お願いします
あっ とってもお似合いです。

いいですね 行きますよ。

(カメラのシャッター音)
(カメラマン) あ~ いいですね はい。

はい にっこり行きましょう
は~い… あっ いいですね はい。

(秋保)
うわ 結構ドロドロ 汚れてんね。

きれいにしてやろう きれいに。

(秋保)
…にしても チョコレートねぇ。

えっ もしかして 秋保も
彼女が怒った理由 分かるの?

男ってホント鈍いっつか

デリカシーないっつか…。

教えていただけませんかね。

失恋の痛みから逃れるために
忘れるんじゃなくて

あえて 甘い思い出語りしたら
聞いてあげるだと?

うん うちのおふくろは
それで立ち直れた。

息子相手だからでしょ。
え?

ハァ…。

ももちゃんにとって
ぷーさんは何?

何って…。

まぁ 息子じゃないけど。
…というより

付き合う 付き合わない的な

まんざらじゃない関係に
なりつつある。

う~ん まぁ… そうなのかな。

元カレの話を聞いてあげる?
うん。

普通 嫌じゃね?
元カレの話なんか聞くの。

え?
私だったら 彼氏に

元カノの話なんかされたら
ブチギレますけど!

秋保 彼氏いたの?
いねえけど

例えよ!
あぁ。

嫉妬 ジェラシー そういう感情。

あぁ…。

つまり ももちゃんはだな

元カレの話を聞いてくれるなんて
ぷーさんに

優しいとか 1個も感謝しない。

つか そんなこと
自分を好きなら嫌でしょ。

聞くの 普通に無理っしょ。

ってか そんなこと 裏を返せば
全然 自分のことなんか

好きじゃねえのかよ
この薄汚れた
クマの縫いぐるみは!って。

こうなったわけだな。
あぁ…。

「あぁ あぁ」じゃねえっつの!

そんなんで よく今まで…。

彼女いたことなかったね!
アハハ…。

難しい…。

面倒くさいな~ 女子って。

いやいや これ初歩だから!

こんな初歩の
女心も分かんないと

一生独身っすよ あなた。
ハハ… そうか。

笑ってる場合じゃねえから。

俺…

それでいいと思ってたんだよな~。
はぁ?

お疲れさま~。
(高井) お疲れさまでした。

(吉池拓真) もも!

拓真…。
すまない 驚かせて。

一体 何?

今度は 私が付きまとい禁止に
してもらうべき?

そんなつもりで来たんじゃ ない。

これを。

何? チョコレート?

(吉池) ん?
いや 冗談。

とにかく…

もう帰って。

調べてくれ。

もも 彼女は…。

♬~

♬~

免状…?

奥さんの…?

彼女 月島の…。

どういうこと?

≪もうちょっとで
龍一さんに会える…≫

≪アハハハ…!≫
≪投げキッスしてくれるかな?≫

(歓声)

皆様 申し訳ございません。

龍一代表は諸事情により
本日 参加できなくなりました。

当日の変更
心より おわび申し上げます。

では 代表が生み出した
日本文化の革命をご覧ください。

♪~

≪すいません 通ります≫

(母親) ミカ!
ママ!

よかったね
やっとママが見つかった。 うん。

花の匂いに
釣られちゃったんだよね?

モンシロちゃん。
ウフフ…。

どうも ありがとうございました。
いいえ。

さぁ 帰ろう。

ん?

チュッ。

ワァオ。

あっ…。

はい。
(女の子) ありがとう。

美人になって また会いに来てね。

(女の子) フフ… バイバイ。
バイバイ。

(母親)
どうも ありがとうございました。

(足音)

やぁ 何しに?

いくら迷子だからって
今どきは誘拐だと思われるわよ?

世知辛い世の中だなぁ。

ここの女性スタッフに預けるとか。

泣いちゃって
俺から離れないんだよ。

だからって…。

はいはい。

俺のやることは
何でも気に入らないんだね。

(なな) ねぇ ちょっと!

(鎌倉) ももさん さっきから
絶え間なく場内指名が…。

だ~か~ら~
1人で飲みたいって言ってるの!

あっちの私じゃなくて
こっちの私で!

(鎌倉) しかし ここは1人飲みの
バーではないので。

分かった じゃあ 帰るわ!
(鎌倉) あぁ いてください!

ここにいて
好きなだけ飲んでください。

何? いいの? どっち?

(鎌倉) あなたは見せ金です
いい女がいるという見せ金です。

使えないお金ですが フフフ…。

私だけ特別扱い?

あなたは鶴です 掃きだめの鶴。

濁った池に咲く ハスの花です。

いいね もっと言って
気持ちいいから。

はい フフっ。

あっ いらっしゃいませ。

ももさん?

(鎌倉) やだな~。

呼んでくれてるじゃないですか
お客さん。

こちらで よろしいですか?
はい どこでも。

(鎌倉) どうぞ。

来ると思わなかった
お金 気にして。

来ました。
はい 乾杯。

いや ストレート…。

乾杯。

あぁ…! あぁ…。

相当 飲んでるんですか?

いけない?
相当 飲んじゃ いけない?

いえ。

おつまみ もらう?

チ ヨ コ レ イ ト!

その節は
デリカシーのないこと言って…。

ん~?

いや つまり…。

元カレの 甘いのろけ話を
聞いてあげるなんて

余計な おせっかい
好きだったら無理っしょ。

あなたを好きだったら…

嫉妬で
聞くの普通に無理っしょ?って。

秋保が?
はい。

あの… これ

よかったら 一緒に行きませんか?

何 おわびに
デートのお誘いですか?

ええ まぁ。

もういいよ そんなの
何か どうでも…。

何か もう… しらけちゃった。

すいません。

おかあさんの話 聞いてあげたの?

おとうさんとの物語。

はい。

今度は私の話 聞いてくれるの?

元カレとの物語。
いや だから それは…。

あんたの物語は?

えっ?

ぷーさん あんたの物語はないの?

俺の… ですか?

ひとの庭に
垣根越えて水くれてやるって

随分 上から目線だけど

あんた自身の庭は
ないのかって話よ!

まぁ 他人をディスる?

ひとの庭にゴミ投げ込む

迷惑な連中よりかはマシだけどね。

ハァ… テメェの庭は ねえのかよ。

テメェの庭に
花 咲かせもしねえヤツが…。

そんなヤツ…。

あっ…。

(コップをテーブルに置く音)
あっ ヤバい…。

ヤバい…!
ももさん?

ヤバい。
ももさん 大丈夫?


痛っ…。
(なな) あっ おはよう。

う~ん… 来てたの?

ねぇ そのドレス 何?

ん…?

あっちの私の衣装。

(なな) えっ?

昨日

エントランスに拓真が…。

えっ 吉池さんが?

何なの? 一体 どういうこと?

信じられない!
お姉ちゃん まさか…!

んなわけないでしょ…。

それ渡されただけ。

えっ?

(なな) これ… うちの免状?

名前。

「岩下真由美」?

知ってる?

いや そんなの
師範なら まだしも

師範代まで行ったら
全国に何百人も…。

今は名字が違うの。

えっ?

吉池さんの… 奥さん?

えっ… 月島で華道してたの?

偶然かもしれないし…。

誰かが 拓真に

彼女を差し向けたのかもしれない。

誰かって?

シャワー浴びて来る。

(月島ルリ子) どういうつもり?

月島に協力してるんですよ。

(ルリ子)
そんな話 してるんじゃないわ。

あ~ ももさんと
連絡先を交換しましたよ。

食事にでも お誘いしようかと。

約束が違う。
約束?

ななを家元にしてくれる約束よ。

そんな約束しましたかね?

何 言ってるの!?

ハァ… キィキィうるさい女だ。

あなた…。

あんた
何にも分かってないようだから

この際 はっきり言ってやるよ。

あんたは 俺に抱かれたんだよね?

そのこと…
家元にバレたら どうなる?

それは…。
俺は いい。

そうなりゃ ターゲットを
月島から他に変えればいいだけだ。

私たちは同類
協力し合おうって…。

友達ごっこかよ。

(倒れる音)

食うか食われるかだろうが!

ようやく ご自身の立場が
分かったみたいですね。

あなたは
俺のスパイになったんですよ。

二度と意見などしないでほしいね

この 俺に。

(衝撃音)

(鳥の鳴き声)

(宗太) 痛ってぇ~!

(宗太) 痛ぇ… クソっ!

クッ… うっ!

うぅ…。

あ~! ふざけんな クソチャリ!

うっ…。

クッソ~!

(三宅の声) パンク?
(風間の声) みたいですね。

バスに乗って帰るって。

(三宅) じゃあ 仕方ないな。

いえ 絶対にダメです。

(メッセージの受信音)

(風間の声) 「家に戻って
また引きこもるのかい?」。

うるせぇ…。

(風間の声)
「部屋と コンビニだけの世界に」。

バカ野郎 死ね。

(風間の声) 「もしかしたら
外で自由な猫や鳥を

ねたむかもしれないね」。

ふざけんな!

(メッセージが届いた音)

(風間の声)
「エアガンで撃つかい?」。

(バスの扉が開く音)

んっ!

(メッセージの受信音)

(風間の声) 「もしかして そのうち
人を狙うかもしれないね」。


(風間の声) 「大丈夫だ」。

(風間の声)
「まだ冒険は始まったばかりだよ」。

チキショ~…。

♬~

(風間の声)
「自分の庭にタネをまこう」。

(風間の声) 「いつか
きれいな花が咲くように」。

♬~

♬~ バカ野郎…。

♬~

♬~ 自分のパンクは自分で直せ。

♬~

♬~

うん…。

他人の庭。

他人の物語か。

ねぇ 2人は
どっちがスタイル良かったの?

(銀) そりゃあ…
見れば分かりますでしょ?

(金) 何て?

そう… 銀さんのほうが
くびれあったのね。

(金) いやいや! 私のほうが。

男たちは もう よだれ垂らして…。

ヘヘっ。
(銀) 何て!?

♬~

♬~

(なな) ここで小さい時から
後ろ生けの訓練を?

最初は怖かったよ。

この中に

私じゃない偽者がいるんだ
って想像しちゃったり。

お姉ちゃん。

吉池さんの奥さんのことは
私のお母さんじゃないよ。

だって お母さん
お姉ちゃんが結婚して

月島じゃなくなること
ホントは喜んでたから…。

バカだね。

ルリ子さんが仕掛けたなんて
最初から思ってないよ。

そうだよね。

ほら 芸能人の売名行為とかなら
何か 聞いたことあるけど…。

何ていうんだっけ? あの…。

ハニートラップとか
いうんでしょ?

ハチミツかぁ…。

それも甘いね。

でも 普通にそんなことしてくれる
女の人 いるはずない。

どんなに頼まれても…。

いるじゃない。

えっ?

華道をやる人に

特に 長ければ長いほど

師範 師範代クラスなら

それこそ盲目的に
言うことを聞かせられる人が。

分からない?

私たちの世界では

唯一 絶対

まるで神様のように
崇め奉られる

たった1人の存在。

家元…?

そう。

♬~

≪ももにございます≫

(市松) 入りなさい。

(市松) 帰っていたのか。

壊したのね。

私の結婚を。

♬~

座りなさい。

(田村) 自分の物語な~
つまり主役の話な。

主役にならない
ポジションの人だって

大勢いるじゃない。

(田村) ん? うん…。

例えばさ サッカー代表で

ロシアまで
会社 休んで行ったりして 応援。

(佳代子) それは趣味じゃないの。

自分主役の物語っていうより。

えっ?
バカ野郎 お前 それ趣味だ。

(原田) そうだ。

つまり 勝とうが負けようが

応援してる連中には
責任ねえだろ?

責任?

責任あるのが主役?

うん。
そうか。

私たちには家族がいる
それが責任かな。

(原田) そうだ。
痛っ。

あんな嫁と娘だけど 家族がいる。

そうだ 責任がついて回るんだ
俺たちには。

なるほどね ふ~ん。

つまり 応援してるサポーターも
戻れば 家庭や職場で

自分の物語があるっていうことね。

そうよ
どんな ささやかな お庭にも

自分の花 自分の物語は
あるってことよ。

フッ… そっかぁ。

物語は責任か。

自分の庭だもんな。

私 でも分かるよ。

ぷーさんが 自分の物語いらない
って思っちゃった気持ち。

何となく。
あ~。

おふくろの世話で大変だった
って話?

そうじゃないでしょう
とぼけないで。

とぼけんじゃねえよ お前は!

(原田) 俺ら 幼なじみなら
分かるっての!

何回たたいてんのよ!
バカになるでしょうが!

おとうさんでしょ?

(佳代子) 私も飲んじゃおう。

(市松)
自分でも分かっていたはずだ
つまらん色恋で

天から授かった才能を
手放してしまったことに。

違う…。
以前は見えた もう1人の自分が

見えなくなったんだろう?

華道を辞めようと思ったのは
それでだろう?

あの男は 月島の養子になっても
いいと言ってくれた。

それなのに 吉池の家に入ると
決めたのは なぜだ?

もう華道家としてダメだと
自分で分かっていたからだ。

それでも…。

(市松) 幸せになれた?
そんなはずはない。

授かった あれほどの才能を
みすみす手放した お前を

神が許すと思うか?

お前も じき
喪失感に さいなまれたはずだ。

赤ん坊の時から
両手に握り締めて来た天分なんだ。

私は…。

(市松) 予想外に壊れてしまったな
それも反動だろうが。

味覚や嗅覚を失ったか?

どうして?
(市松) 私は家元だぞ。

月島十五世の家元だ。

手塩にかけた教え子の
ましてや

娘の 一挙手一投足も
見逃すことなどない。

でも 今は…。
少しは回復した。

そうだな?

だが もう1人の自分は
いまだに戻らない。

分かるさ。

愛しているんだ お前のことを。

お前の才能を 誰よりも。

色恋 そして結婚。

普通の人間は それはそれで
何かを諦めながらも満足して

それを幸せとも呼ぶだろう。

しかし 芸術家は違う。

才能ある華道家なら

色恋などという
俗なものに溺れるな!

嫌だよ。

それじゃ 私は
ずっと独りぼっちじゃない。

それでいい。

だから…

だからこそ お前の前に
もう1人の自分が現れる。

嫌だ…。

(市松) 仕方ないんだ
それが宿命というものだ。

お前は
月島の家元の娘として生まれた。

また恋をしろって言ったじゃない
新しい恋を…!

(市松) こうも言ったはずだ!

「そして その男を切り捨てて
罪悪感を持って立ち直れ」と。

私は…。

そうだ お前は なるんだ。

この月島の…。

家元になんか 絶対に ならない!

「なれない」だ!

ああ 今のままではな。

あなたを…

あなたを絶対に許さない!

いや いずれ感謝をする。

♬~

(ピアノ)♪~

(なな) 待ちくたびれた?

お気の毒だけど姉は来ないわ。

そう。

かわいそうだから
代役で来てあげた。

何にしようかな? お薦めは?

お気の毒だけど お1人でどうぞ。

えっ?

言っただろ。

君も美人だが
おねえ様のほうがタイプだ。

かわいそうだから 1杯だけ
付き合ってあげてもいい。

フッ。

どうして…。

どうして そんな…。

どうして意地悪するの?

俺は運命を信じてる。

君と違ってね。

私も…。
家元と結婚する。

それが俺の運命だ。

分かった。

私が家元になったら…。

何だって?

それが運命になるのね?

♬~

♬~ あなたの。

♬~

♬~

知ってたのね。

お家元のご指示で
若く美しい師範

師範代クラスを
リストアップしました。

あなたが。

はい。
そう…。

まさか 現実に こうなるとは
予想していませんでした。

家元の懇願なら聞く
お弟子さんだっているでしょう。

吉池様のほうです。
やめて 彼を悪く言うつもりなら。

ですが…。

魔が差すっていうの?
男の人って そんなもんでしょ?

意図的に仕組まれてたら
なおさら。

そこを きれい事で責めるほど
私はウブじゃ ない。

♬~

私を…!

解雇してください。

甘えないで!

見届けてもらうから。

この顛末を。

私が今以上

もっと苦しんで行くとしても。

私の近くで。

かしこまりました。

♬~

♬~

ハッ! ハッ…!

やだ 何…!?

誰か助けて!

やっ! やっ…! 助けて…!

ハァ ハァ…。

あぁ…!

あぁ…! ハァ ハァ ハァ…。

ハァ ハァ…。

♬~


わっ!
うわ~! ビックリした~。

ももさん。

これだけ お花が似合わないヤツも
珍しいわ。

まぁ そう言わずに。
冗談よ。

傷ついた~?
あぁ…。

中学2年の時以来
傷ついたことはないんです。

まさか。

それが… ホントなんですよ。

中学2年?

親父が… 死んだ日です。

あぁ…。

(風間の声)
普通の 自転車のオヤジです。

よく母親に小言 言われてた。

そう。
絵に描いたような善人で。

へぇ~。

「ひとの悪口だけは言うな。

口に出さなけりゃ
そのうち思わなくなる。

そしたら 心にある池が透き通る。

そんなことだけで
人は半分 幸せになれる」。

ステキね。

はい。

親父に 偉いって褒められたくて

柄にもなく
勉強した時期もありました。

ぷーさんみたいな人だったの?

俺は

違うんです。

違う?

俺は… 違う。

傷ついて

憎んだんです。

この世界の不条理を。

不条理?

大好きだった父さんを

突然 奪われて…。

(風間の声)
何で俺の父さんなんだ。

もっと… 世の中

悪いヤツ
たくさんいるじゃないか…。

(地面を蹴る音)

何で俺の父さんなんだ…。

♬~

俺の物語は 多分

そこで終わったんです…。

(はなをすする音)

すいません…。

男のくせに泣いたりして。

♬~

こういう時も きっと…

イケメンだったら
絵になったりするのになぁ。

♬~

ねぇ 知ってる?

クマの縫いぐるみが

何で あんなに汚れてるか。

え?

私たち女子の…。

よ だ れ

…って。

♬~

♬~