ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

刑事7人 第3話 白洲迅、東山紀之… ドラマの原作・キャストは?(見逃した方はネタバレ注意)

『刑事7人 #3/息子と母の涙の誓い-仲間の命を救え!死んだはずの“あの男”現る』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド)

  1. 森下
  2. 刑事
  3. 天樹
  4. 自殺
  5. 青山
  6. お母さん
  7. 浅倉
  8. 息子
  9. 柏木
  10. お願い

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『刑事7人 #3/息子と母の涙の誓い-仲間の命を救え!死んだはずの“あの男”現る』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

(パトカーのサイレン)

(カメラのシャッター音)

こちらです。

(森下康子)正隆… 正隆…!
正隆! 正隆!

 

刑事を夢見る資料係新人・野々村(白洲迅)のもとに「息子は絶対自殺じゃない!」とある母親が駆け込んでくる。天樹(東山紀之)らに隠れて単独捜査に乗り出す野々村だが…

詳細情報
◇番組内容
2018年夏、スペシャルチームが再集結。東山紀之主演ドラマ『刑事7人』待望の第4シリーズが遂にスタート!仲間の裏切りという衝撃的終末から1年後。「刑事資料係」に飛ばされた天樹(東山紀之)ら7人が、再び…!
◇出演者
天樹悠…東山紀之
水田環…倉科カナ
野々村拓海…白洲迅
青山新…塚本高史
堂本俊太郎…北大路欣也
◇脚本
徳永友一
◇監督
星野和成
◇音楽
奈良悠樹、吉川清之
◇スタッフ
【エグゼクティブプロデューサー】内山聖子(テレビ朝日)
【プロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)、和佐野健一(東映)、井元隆佑(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/keiji7_04/
☆Twitter
 https://twitter.com/keiji_7nin

 

♬~

(野々村拓海)
おはようございます! 天樹さん。

(天樹 悠)おはよう。
(野々村)どうぞ!

ありがとう。

いやあ 今日も
本当 暑いですねえ。

君さ 将来的には
一課の刑事になりたいんだよね?

はい!
覚えていてくれたんですね!

悪い奴 捕まえて

「何時何分 現行犯」とか
やってみたいんですよね~!

向いてないと思うよ。

えっ? なんでですか?

子供の時さ 通知表に

落ち着きがないって
書かれてなかった?

ああ… はい 書かれてました。

それと おっちょこちょい。

ああ それも書かれた事あります。
人を信じやすい。

えっ! それも!

向いてないんじゃないかな…。

えっ? じゃあ 僕は

刑事になるためには
どうすればいいんですか?

地道に
結果を出していくしかないね。

はあ…。

お母さん
お気持ちは わかりますけどね…。

これだけじゃ
うちは動けませんよ。

そこをなんとか お願いします。

刑事さん!

あの… すいません。

息子の事件の事で お話が…。

これなんですけど…。

(ため息)

地道に 結果か…。

よし…!
(康子)すいません。

あっ… はい!

こちらに天樹さんっていう方
いらっしゃいますでしょうか?

ああ… 今 席を外してますけど…
どうしました?

所轄署でも こちらの警視庁でも

どこの部署も
取り合ってくれなくて…。

天樹さんでしたら

話を聞いてくれるかもしれないと
伺いまして…。

話って?

半年前
息子が自殺したんですけど…。

ずっと 気持ちの整理が
つかなかったんですけど

昨日 ようやく 息子の部屋を
掃除していたら これが…。

これが何か?

ここを
買おうとしていたみたいなんです。

足の悪い私のために

リフォームまで
考えてくれていたみたいで…。

(野々村)へえ~。

で これが どうされたんですか?

この見積書を取った日が
亡くなる1週間前だったんです。

えっ?
おかしいですよね?

家を買おうと思っていた矢先に
自殺だなんて。

確かに それはおかしいですね。
お願いします。

もう一度 よく
調べて頂けませんでしょうか?

わかりました。
早速 天樹さんが戻ったら…。

あっ いや… これ
僕が捜査してもいいですか?

本当ですか? 刑事さん。

ああ… いや 僕は刑事では…。

ありがとうございます。

刑事さん
よろしくお願い致します。

はい! 僕に任せてください!

♬~

(野々村)あっ 天樹さん!
うん。

ちょっと つかぬ事をお聞きしても
いいですか?

うん。

仮に… 本当に仮になんですけど

一度 解決しちゃった事件を
再捜査する時って

天樹さんなら どうしますか?

あっ! フフッ…。

そうだなあ
仮に そんな事するとしたら

まず 事件現場に行くかな。

事件現場か…。

ありがとうございました!

あっ そうだ
僕 交通課に資料届けなくちゃ。

いってきます!

♬~

よし!

♬~

はあ… ここから…。

(野々村)〈2018年1月24日 深夜〉

〈森下正隆 当時二十歳は

柳岡町の橋の上から
飛び降りたとみられる〉

(野々村)
〈翌25日 午前6時5分頃

ジョギング中の女性が
森下正隆の遺体を発見〉

〈警察に通報〉

〈本人の携帯からは

「疲れた もう死にたい」と書かれた
遺書とみられるメモが見つかる〉

〈遺体には 致命傷となった
頭部の傷の他にも

数カ所の傷があったものの

川に流された時に
できたものとみられ

複数の闇金から借金があり

返済に困っての自殺事案として
本件捜査は終了〉

川に流された…。

こんな緩やかなとこで流されて
傷がつくなんて…。

組織犯罪対策二課の石川だ。

都内で起きた未決の詐欺事件の
資料を集めてくれ。

詐欺事件?

(石川)振り込め詐欺で
捕まえた男の余罪を調べてる。

Hテ23 Kマ15 Mセ20…。

集めたら
うちに届けておいてくれ。

♬~

♬~

(水田 環)何してるの?

待ちなさい!

(青山 新)うわっ! イッテエ…!

観念しなさい。

(青山)ああ! イテテテ…。

あっ… イテテテテ…。

痛い 痛い…。

(拍手)

(職員)私たち警察官は

日々 こうやって
悪い犯人を逮捕してるんですよ。

(青山)環さん
本気でやったでしょ?

そう? 手加減したほうだけど。
どこがだよ…。

午後は 子供たちと一緒に
犯人似顔絵コンテストよ。

まだやるんですか?
これも立派な警察の仕事よ。

(2人)えっ?

えっ… 仮の話?
はい。 仮に

自殺として片付けられたのに
他殺の線が浮かび上がってきて

自殺現場を調べても
その線が疑われる時

お二人なら どうしますか?

うん? それって 要するに
自殺に見せかけた他殺って事?

はい そんな感じです!

だとしたら
交友関係を洗うのが先決でしょ。

なるほど! 交友関係ですね。

交 友 関 係…。

待ってください。

簡単に言いますけど 交友関係って
どうやって調べるんですか?

えっ… えっ そこから?

すいません。
いや だから

働いてたなら
職場に聞き込みに行くとか。

ほう…。

っていうか
なんで そんな事 聞くわけ?

あっ いや… 別に何も…。

あくまで
仮の話をしてるだけですから。

あっ! そろそろ戻らなくちゃ。
失礼します!

イッタ…! すいません。

なんだ? あいつ。
明らかに変ね。

♬~

天樹です。 資料が集まりました。
それから

取り調べを見学させて頂いても
よろしいでしょうか?

森下は よく働くいい子でしたよ。

母一人 子一人だって

貯金して 母親にマンションを
買ってあげたいって言ってね。

今どき そんな奴は
いないでしょう。

お母さんと2人…。

でも
亡くなる1カ月ぐらい前かな?

携帯をよく見るようになってね
勤務中に。

おい 森下 何サボってんだ。

(森下正隆)あっ… すいません。

それから しばらくして
温厚で優しい あいつが

携帯越しに怒鳴ったりしててね…。

(森下)話が違うじゃん!

(野々村)話が違う?

その相手は
誰だか わかりますか?

さあ…?

でも それからですよ。

勤務態度がおかしくなって
無断欠勤が続くようになってね…。

でも まさか 自殺するなんてな…。

(康子)情報提供のご協力
お願いします。

お願いします。

ありがとうございます。

情報提供のご協力 お願いします。

情報提供のご協力 お願いします。

あっ 野々村さん。

お母さん 僕も手伝います。

ありがとうございます。

じゃあ… これ お願いします。
(野々村)はい。

情報提供のご協力 お願いします。
情報提供のご協力 お願いします!

亡くなる前 何か
息子さんの様子がおかしかった

というような事は
ありませんでしたか?

いえ うちでは特に…。

そうですか…。

何かあったとしても 私の前では
出さなかったんだと思います。

私に心配かけさせないように。

♬~

息子さんは
絶対に自殺じゃありませんよ。

こんなに母親思いの息子さんが

お母さんに遺書も残さずに
死ぬわけありません!

息子さん 闇金から
お金を借りていたんですよね?

ええ。 複数の所から
合計400万円ほど。

それは 中古マンションの頭金に
使ったんじゃありませんか?

いえ 確認しましたけど
違いました。

(康子)
何か買った形跡もありませんし

どこで何に使ったのか…。

「お前らがやってきた
振り込め詐欺の被害者は

全国で200人以上」

「被害額は
1億3000万を超えている」

(石川)「我々は

組織ぐるみの犯行だと
にらんでいる」

「誰から 指示 受けてた?」
(吉岡毅彦)「知らねえよ」

(吉岡)「定期的にメールが来て

金持ってる年寄りのリストが
送られてくるだけなんだって」

で 気になる事っていうのは?

ここ1年以内に発生した
詐欺事案は

全国で数千件を超えていますが

その中で 今回の振り込め詐欺と
共通するものがありました。

共通するもの…?
ええ。

この仮想通貨詐欺事案です。

今回のケースと同じく

裕福なお年寄りばかりを
狙っています。

何?

知識のないお年寄りを集めて
セミナーを開催し

言葉巧みに信頼させ 投資させる。

そして
詐欺だと知られる前に潰し

また別の所で会社を立ち上げ
新しい顧客を募る。

被害が
これだけ大規模な事を考えると

元締めが存在してる事が
考えられます。

元締め…。

恐らく

一連の詐欺グループを束ねる
巨大な組織が存在するはずです。

あっ!

天樹さん お疲れさまです!

君は どうして
そんなに刑事になりたいの?

天樹さん…

よく聞いてくれましたね!

実は 僕 4歳の時に
父を病気で亡くしてまして。

それから ずっと
母に育ててもらってきたんです。

1人で
随分 苦労したと思うんです。

僕が警察官になるって言ったら
すごく喜んでくれて…。

警察学校に入る時に
約束したんです。

いつか 絶対に
立派な刑事になるって。

母との約束は守らないと。

♬~

仮に 自殺として
処理されていたとしたら

まともな検視が
なされていない可能性が高い。

えっ?

君が言ってた仮の事件の話。

そうか! そうですよね。

あっ… 今日は もう 失礼します。

お疲れさまでした!

お疲れさま。

(堂本俊太郎)日本では 毎年

100万人以上の人が
亡くなっている。

大半が病気や事故死だが

中には 死因を疑われる
不審死も存在する。

しかし 残念ながら
そのうちのいくつかは

司法解剖に回される事なく
処理されているのが現状だ。

(堂本)法医学は 7Kといわれて
新しいなり手が少ない。

確かに 解剖医の現場は
厳しく つらい。

だが そこをなんとか乗り越えて
果敢に挑戦してもらいたい。

(堂本)事件性のない自殺として
司法解剖には回されずか…。

はい。

確かに
この頭部の傷が致命傷となり

そのまま意識を失って

大量の川水を飲んだ溺死で
間違いないだろう。

他に何か
気になる点はありませんか?

実際 遺体と対面してみなければ
詳しい事はわからんが

この写真を見る限り

頭部の傷とは別に
もう一種類 傷が所見される。

もう一種類?

あっ 川に流された時にできた
っていうやつですか?

いや 違う。

これは 沈着した古い傷だ。

沈着した古い傷?

うん。 気になるのは
腹部や背中など

普段は衣服を身につけていれば
わからない箇所に

つけられているという事だ。

私の経験から こういう傷痕は

過去に 親から
虐待を受けた子供によく見られる。

いえ 虐待は あり得ません。

とても親孝行な
息子さんだったんです。

となると 例えば
いじめに遭っていた可能性とか…。

それを調べるのが
君たち警察官の仕事だろう。

ですよね。 わかりました。
すぐに あたってみます。

ありがとうございました!

♬~

古い傷痕?

ええ。

もしかしたら 過去に
いじめに遭っていた可能性が…。

あの子 学校の事は
何も話したがらなかったから…。

当時 仲の良かった友人を
教えて頂けますか?

♬~

すいません。 警視庁です!

あっ 逆だ。

すいません。
ちょっと お話いいですか?

あの… 森下正隆さんについて
お聞きしてるんですけども…。

森下さんと仲の良かった人を
捜してまして…。

あっ じゃあ ゼミは? ゼミ。

あ~ あまりわからないですね。
わかんないですか…。

すごい! また当てたの?

(真鍋翔太)儲かるのなんの。
すっごい利益率だよ。

ねえ 浅倉くん。

(浅倉真司)やるかやらないかで
人生 簡単に変わるのよ。

平凡な人生を送りたきゃ 一生
チャレンジしないままでいいけど

僕は そんな負け組
絶対に嫌だからね。

すごい!
(柏木純平)かっけえ!

お話し中 すいません。
浅倉真司さんですよね?

はい。 あの… どちら様ですか?

あっ…。

警視庁です。

ちょっと お話いいですか?

会社を経営されてるとか…。

ええ まあ
ほんの まね事程度ですけど。

森下さんについて
お聞きしたいんですが…。

森下って あの自殺した?
はい。

森下さんのお母さんから
伺いました。

幼なじみで
一番仲が良かったって。

ええ はい。 一番の親友でした。

森下さん その当時

誰かに いじめられてたって事は
なかったですか?

ええ。 中学の時
ひどいいじめに…。

でも 僕は仕返しが怖くて

止めてあげる事が
できなかったんですけど。

そうだったんですか…。

あの… なぜ 今 その話を?

あっ いえ… ちょっと
調べている事がありまして。

もう結構です。
ご協力ありがとうございました。

はい。 では…。

♬~

(戸の開く音)

(店員)いらっしゃいませ。
(店員)いらっしゃいませ。

お疲れさまです。
すいません 遅くなりまして。

えっ… どうしたんですか?

開応大学の学長から刑事部長に
直接クレームが来たぞ。

許可なく 構内で
刑事が聞き込みしてるってな。

それ お前だろ。

あっ いや それは…。

おかしいと思ったのよね。

仮の話とか言って
事件捜査のやり方 聞いてきて。

すいません! 今後は
迷惑をかけないようにしますから。

はあ? お前 まだ続ける気かよ。

素人が興味本位で
首 突っ込むな。

僕だって 専従捜査班の一員です。

それに 興味本位じゃありません。

じゃあ なんだっていうんだよ?

確かに 最初は
1人で事件を解決できたら

皆さんに認めてもらえると思って
始めた事ではありますけど…。

でも 今は 母親思いの息子さんが
自殺するはずないと

本気で思ってます!

それに もう
見当はついてますから。

(青山)わかったよ。

あとは俺たちが引き継ぐから
お前は手を引け。

資料係から一歩も出るな。
刑事部長からのお達しだ。

いえ 僕は続けます!

(青山)いい加減にしろよ。

あなたが独断で捜査を行い
トラブルになったらどうするの?

あなた個人の失態は
我々だけじゃない

警視庁全体の責任になるのよ。

熱意は認めるけど

あなたの仕事は
捜査する事じゃない。

それは わかりますが…。

お母さんと約束したんです!

僕は 1人でやります!

お母さんって お前…
おい!

まったく…。

(戸の閉まる音)

はい そちらのオフィスは
そろそろ閉めようかと。

はい。

♬~

♬~

(浅倉)なんですか?

さっきから人のあとつけて。

バレバレですよ。

(野々村)君だったんだね
森下さんのいじめの首謀者は。

実は さっき 他の友達から
話を聞いてきてたんだよ。

大学生になった今でも

森下さんを
舎弟のように使ってるって。

それに半年ほど前から
随分と羽振りがよくなったってね。

金持ってたのは

森下さんに借金させて
その金を奪ったからだ。

それで揉めて… 殺害した。

刑事さん
全然わかってないですね。

違いますよ。

どう違うっていうんだ?

(柏木)オラッ!

(真鍋)うわっ 痛そう…。

♬~

どういう事?
野々村くんが来てないって。

彼は落ち着きがなく
おっちょこちょいではありますが

無断欠勤するような
人間ではありません。

無断欠勤? まさか
事件に巻き込まれた可能性が?

これを見てください。

(青山)「仮想通貨詐欺」

2日前 振り込め詐欺グループの
男が逮捕され

余罪を調べていたところ

振り込め詐欺以外にも
裕福なお年寄りばかりを狙った

同一の手口の詐欺事件が
発覚しました。

それが この仮想通貨詐欺です。

これと野々村くんに
どんな関係が?

この企業が開催したセミナーの
参加者リストに

森下さんの名前が…。

彼は 拓海くんが調べていた
半年前に自殺した人物です。

このセミナーに参加してた
って事は

森下さんも
仮想通貨詐欺の被害者って事?

仮想通貨は
株と同じで値動きがある。

安い時に買って 高い時に売れば
利益を得る事ができる。

しかし なじみの薄いお年寄りには
それが難しい。

そこで セミナーなどで
代理店をうたい

代わりに購入すると言って
お金を預かり

最初 少しだけ儲けさせて
信用させると

その後 さらに大金を投資させる。

けど実際は
購入の実態などなくて

そのまま懐に入れてる。

他の投資詐欺と やり口は同じね。

でも おかしいですよね。

今回の詐欺組織のターゲットは
お年寄りばかりなのに

その中に森下さんが交ざってる。

考えられるのは

この組織の誰かが
個人的な繋がりで

森下さんをセミナーに誘った
という事。

あっ…。

あいつ そういえば
もう見当はついてるって…。

彼は 森下さんの交友関係を
洗っていました。

図らずも 詐欺グループの一員と
接触した可能性が…。

♬~

おい。

(浅倉)「刑事資料係」?

なんだ? それ。
お前 ただの雑用かよ。

お前 刑事じゃなかったのか?

お前が…
森下さんを殺したんだな?

あいつ馬鹿だからさ
すぐ信じたのよ。

(真鍋)あいつ馬鹿だよな!
(柏木)馬鹿 馬鹿! ハハハハ…!

(浅倉)今回 皆さんにご紹介する
サリーコインは

まさに これから値上がりする
仮想通貨です。

まずは我々に
10万円お渡しください。

今なら10倍にして
皆様のお手元に…。

(森下)話が違うじゃん!

(浅倉)「えっ?」

ちゃんと説明してよ。

知るかよ。 お前が金欲しいって
声かけてきたんじゃん。

本当に大事なお金なんだ。

(森下)
「これから警察に相談してくる」

ああ… わかった わかった。
わかった。

これから じゃあ
もう 会って話そう。

(森下)やめろ! 離せ!

(森下)離せって!

しっかり押さえとけよ。
(森下)やめろって!

やめろ…!
(スタンガンの放電音)

(浅倉の声)
あいつ 昔っから鈍臭くてさ

見ててイライラすんだよ。

(川に落ちる音)

(柏木)コラ…
お前 なんだ その目は。 おい!

おい やめろ。
なんだよ…。

これ以上 余計な傷付けんな。

(柏木)あ?
(浅倉)変だろ。

これから自殺するって奴が
殴られてたら。

(一同の笑い声)

(青山)環さん。

野々村が探っていた男が
わかりました。

浅倉真司
経営学部に通う大学3年生です。

昨日は午後の3時から6時まで
大学のゼミに出席したそうです。

そう。 こっちは7時過ぎに

大学前で野々村くんを見たって
証言が。

浅倉は車で通学していたようで
この辺に駐車場を借りています。

随分 羽振りがいいこと。

場所は?
こっちです。

恐らく 野々村くんは
浅倉を追って ここに来た…。

♬~

大学から ここまでの道中で
襲うとしたら…。

この辺りね。

♬~

青山くん。
はい。

(青山)血痕ですね。
至急 鑑識を呼ぶわ。

はい。 じゃあ 付近の防犯カメラの
映像を解析します。

(青山)来ました 浅倉真司です。

こちらを見てください。

出庫してから3分後

駐車場近くに取り付けられた
防犯カメラの映像です。

犯人は3人組。

そして これが別角度の映像です。

(青山)恐らく
野々村で間違いないかと。

血痕が
野々村くんのものと一致したわ。

犯人は人気のない路地裏で
野々村くんを襲い

車で連れ去った。

浅倉の家には?
いませんでした。

自宅の駐車場にも
車はありません。

あとは
これらの仮想通貨サイトを元に

居場所を特定するしか…。

そんなサイト
ネット上に無数にあるわ。

特定には時間がかかりすぎる。

いや でも それしか方法が…。

心当たりが… 一人。

心当たり?
まさか…。

♬~

(ドアの開く音)

(刑務官)3259番 入りなさい。

♬~

(山下 巧)
お久しぶりです 天樹さん。

お久しぶりです 天樹さん。

お久しぶり。

♬~

驚きましたよ。

天樹さんが
面会に来てくれるなんて。

刑務官から聞きましたよ。

しっかり反省し
罪を償っているように見えると。

この世に未練など
なかったはずなんですがね…。

(銃声)

あの時 私の引き金より
一瞬 沙村さんが勝った。

沙村さんが あなたの拳銃をはじき
あなたは一命を取り留めた。

皆さん お元気ですか?
ええ。

沙村さんは 所轄署の刑事として
頑張っています。

水田さんと青山くんは
一課の刑事に。

同僚の私が
あれほどの事をしたのに…。

どうせ また片桐さんの策略
ってところでしょうね。

ええ。

私に聞きたい事が
あるんでしょう?

♬~

このサイトから

詐欺グループの元締めを
特定したいんです。

元締め?

仲間の命がかかっています。
特定できませんか?

この山下に
不可能な事などありませんよ。

持ってきてますよね?
もちろんです。

山下さんが構築した検索エンジン
リトル・ヤマシタ。

懐かしいですねえ。

まずは この仮想通貨サイトの
分析から始めましょう。

お願いします。
はい。

♬~

ああ… おやおや…。

共通する文字列があるようですね。

♬~

(山下)ここから
通貨詐欺 投資に関するサイトを

条件から外していきます。

この一連の詐欺が始まったのは?

およそ10カ月前です。

わかりました。 では…。

♬~

さて ぼちぼち
本丸が顔を出す頃ですよ。

よし…。

♬~

(ドアの開く音)

楽しかった。

なんだか 昔に戻れたみたいで…。

ありがとうございました。
やめてくださいよ 水臭い。

天樹さん
私たちは仲間じゃないですか。

仲間… ですか?

ええ。 大切な仲間ですよ。

(浅倉)はい…。 はい。

あっ わかりました。
こっちで なんとかします。

はい。

クソッ!

(真鍋)…で 上はなんだって?

あとは こっちで勝手にやれって。

俺らの事 切り捨てる気だ。

とっとと片付けんぞ。
おう。

おい… 立て。

(柏木)おい いくぞ。
(2人)せーの!

待って!

このまま僕を殺しても
絶対に足はつく。

ああ?

君たち
自殺って事にしたいんだろ?

は?

(野々村)一つだけ お願いがある。

最後に
お母さんと話をさせてくれ。

(真鍋・柏木)キモッ!

おか… ハハハ!

お母さんって… お前 いくつ?

お母さんに遺言残したいんだ。

そのほうが
自殺の信憑性も増すだろ。

(柏木)どうするよ?

ひと言でも余計な事 話したら
すぐに殺す。

わかった…。

(柏木)お母さん。
(真鍋)やべえな。

(呼び出し音)

「もしもし?」

お母さん…? 拓海です。

ごめん…。

僕 立派な刑事になれなかったよ。

おっちょこちょいで
落ち着きがなくて…。

でも もう… 全て終わりにするよ。

今まで育ててくれて ありがとう。

♬~

お母さんが好きだった西日だ…。

言ってたよね。

西日は
一日の終わりを見守る光だから

好きだって。

今も あの時と同じ…。

(野々村)きれいな夕日が
東京タワーを照らしてる…。

最後に お母さんと一緒に
見たかったな…。

はい 終了だ。

(青山)高田財団って あの?
うん。

全国に1000軒以上
老人ホームや介護施設

リハビリセンター 病院などを
展開する

日本有数の巨大財団だ。

その創業者が この高田勝将。

一つ ずっと疑問だった。

詐欺組織が どうやって

ターゲットとなる
裕福なお年寄りを探していたのか。

まさか ここで得た情報を
詐欺グループに流してる?

うん…。 拓海くんが
まだ生きてるとすれば

ここの関連施設のどこかに
いるかもしれません。

いや どこかって言っても

この財団の拠点は 都内だけでも
300以上もありますよ。

今から一つ一つ調べてたら
あいつの命が…。

(電話)

はい 資料係。

(康子)「もしもし」

野々村さんに捜査を依頼していた
森下といいます。

どうしましたか?

(康子)「先ほど 野々村さんから
電話があったんです」

もう終わりにする。

今まで育ててくれて ありがとう
って…。

「なんだか私
訳がわからなくて…」

他には
何か言ってませんでしたか?

「西日がどうとか
東京タワーがどうだとか…」

家からは東京タワーなんて
一切見えないですし…。

電話があった正確な時刻を
教えてください。

(柏木)おい 動け!
(真鍋)動け…!

いくぞ。 せーの!

オラッ!

はい もっとしっかり押さえろ!

もっと ちゃんと押さえんだよ!

(ドアの開閉音)

おい… おい!

(せき込み)

なんだ? お前ら。

ほら だから言ったろ。
素人が手ぇ出すなって。

すいません…。

あーあ… 警察官に
こんな事したら 罪重いよ。

なんだ? おめえ。
うるせえんだよ!

ああっ…!

やばい やばい やばい…!
逃げろ!

(手錠をかける音)
(柏木)イッテエ…!

何してんだよ お前。
すいません…。

♬~

うっ…!

(真鍋)イテテテ…!

おい 立て! 立て!

(浅倉)ほら… おい!

イッタ…!

(浅倉)イッタ…!

おお やるじゃん!

一応 一通りの事は
警察学校で習いましたので。

♬~

イテッ… イテテ…!

18時38分。

監禁及び公務執行妨害の容疑で
現行犯逮捕!

♬~

(野々村)
来てくれないかと思ってました。

絶対もう
見捨てられてしまったかと…。

見捨てたいとこだったけどな。

命がけで
犯人の居場所を伝えようとした

お前の勇気を
無駄にはできないだろ。

君にしては いいヒントだった。

(康子)「西日がどうとか
東京タワーがどうだとか…」

電話があった正確な時刻を
教えてください。

その時刻に 太陽の位置と
東京タワーが重なるとなると…。

♬~

ここだ…。

ヒント出すんだったらさ

被害者のお母さんじゃなくて
俺らに電話かけてこいよ!

いや すいません。
かけられなくて…。

馬鹿だな お前。
あっ ごめん ごめん ごめん…!

(アナウンサー)「詐欺グループを
束ねていたと見られ

被害者の数は4000人以上

およそ120億円を

お年寄りなどから騙し取った
疑いが持たれています」

マジか…!

(アナウンサー)「さらに 今年の1月25日
東京都荒川区で

投身自殺したと見られていた
森下正隆さんも

この詐欺グループの関係者に
殺害された疑いが持たれ…」

あっ…!
ちょっと 天樹さん 天樹さん!

ん?
これ 見てくださいよ!

早く 早く…!

(野々村)すごくないですか!?

僕の捜査で こんな大規模組織を
摘発しちゃいましたよ!

これって大手柄ですよね?

警視総監賞とか
もらえちゃいますかね?

ああ~!
新しいスーツ買っとこうかなあ!

(青山)お前さあ
この事件は俺たちがな…。

いいじゃない 別に。

(野々村)えっ?
いいって 何がですか?

僕の事?
いや 照れちゃいますね!

♬~

本当にありがとうございました。

これで 息子も浮かばれます。

いえ。

あっ そうそう。
他の刑事さんから伺いました。

私の番号を
「お母さん」と登録してたって。

ああ…。

実は去年 亡くなったんですよ
うちの母。

それに どこか似ているんですよね
お母さんに。

私に?

そうでしたか…。

あの…
本当は僕 刑事ではなく…。

知ってますよ そんな事くらい。

そうですよね…。

嘘をついて ごめんなさい!

いいえ。

なれますよ 野々村さんなら。

えっ…?

いつかきっと 立派な刑事さんに。

♬~

はい! ありがとうございます!

♬~

23年前 家族の中で
彼女だけが生き残ったんです。

時効になってるんじゃないのか?

(野々村)暗礁に乗り上げるって
こういう事ですよね。

必ず見つけ出すのよ。

時を経て 何度も母親の声を聞き
重大な発見をした。