ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ゼロ 一獲千金ゲーム 第2話 加藤シゲアキ、間宮祥太朗、小関裕太… ドラマの原作漫画・キャスト・主題歌は?(見逃した方はネタバレ注意)

『ゼロ 一獲千金ゲーム#02』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド)

  1. ヒロシ
  2. ゼロ
  3. カズヤ
  4. 峰子
  5. リング
  6. スピーカー
  7. チカラ
  8. ハァ
  9. ゲーム
  10. 在全

f:id:dramalog:20180722233307p:plain

『ゼロ 一獲千金ゲーム#02』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

(宇海 零) ハァ ハァ ハァ…。

《どこかの建物》

《手を引かれ…》

《コンクリートの上を
歩かされ…》

 

「ゲームに勝てば1000億円」人生の一発逆転を目指し、「命がけのゲーム」に身を投じる若者たちが助け合い、笑い合い、真の友情を紡ぎ上げていく物語。

詳細情報
出演者
加藤シゲアキ(NEWS)、間宮祥太朗、小関裕太、加藤諒、岡山天音、杉野遥亮/ケンドーコバヤシ、梅沢富美男、小池栄子 ほか
番組内容
ゼロ(加藤シゲアキ)たちは死闘の末に予選を勝ち抜き、金の力の「王」在全(梅沢富美男)の後継者を決める本選へ勝ち進んだ。峰子(小池栄子)によると、ドリームキングダムには20以上のゲームがあり、勝てばもらえるリングを4つ集めた者が王になれるという。リングを強奪する手段に出たセイギ(間宮祥太朗)とユウキ(小関裕太)は、止めようとするゼロ達と対立。そこへゼロの高校時代の同級生、カズヤ(増田貴久)が登場し…
監督・演出
【演出】丸谷俊平
原作・脚本
【原作】福本伸行「賭博覇王伝 零」
【脚本】小原信治
音楽
【音楽】グランドファンク
【主題歌】NEWS「生きろ」
制作
【プロデューサー】櫨山裕子、秋元孝之
【製作著作】日本テレビ
【制作協力】オフィスクレッシェンド
おしらせ
【公式HP】 http://www.ntv.co.jp/0/
【公式Twitter】https://twitter.com/ZERO_dorama

 

《乗せられた
多分 エレベーターに》

《乗せられている
感じる 上昇の気配》

《上がっている》

《地面が上昇している》

《そこから また手を引かれ…》

(ドアが開く音)

《ドアが開く音?》

(風の音)

《ここは…》
(風の音)

(風の音)

《大きな部屋?》
(風の音)

(風の音)

《周りでは風が吹いている》

(スピーカー:後藤峰子)
これからマスクを取るけど

取って周りを見渡せる時間は
きっちり10秒よ。

10秒したら
再び闇の中に戻ってもらうから。

その後 思う方向にジャンプして。

いい? 最初の10秒が肝心よ。

よく目に焼き付けておきなさい
今 あなたがいる世界を。

それがあなたの見る

最後の景色になるかも
しれないんだから。

えっ?

♬~


(梨本) ふざけんじゃねえよ
主催者よ!

≪そうだよ!≫

(桜井) 命懸けで勝ち残ったのに

何で さっきより
人が増えてんだよ!

≪そうだよ!≫

(福井) 食らえ! 女詐欺師!

気に入らないなら…。

殺し合いでもして
競争相手を減らしてみたらどう?

それじゃ
王になる方法を説明するわ。

このドリームキングダムには
20を超える

アトラクション形式の
ゲームが用意されている。

そのどれでもいい 自由に入って
ゲームに勝てば これ。

このリングが獲得できる。

こうやって 首から
下げられるようにしてあるから。

そして このリングを先に
4つ獲得した者こそ

1000億円と在全様の
後継者になれる権利が与えられる。

すなわち 人生の圧倒的勝利者に
なれるのよ!

(歓声)

(峰子の声) リングの獲得数は

ゲームの難易度によって
異なって来る。

「SAFETY」なら1つ。

(末崎セイギ) 邪魔 どけ。
おい! 横入りすんなよ。

お前 テーマパークか何かと
勘違いしてないか?

(椿) どうだった?

(梨本) 全然ダメ。

(ユウキ) お前ら挑戦するだけ
時間の無駄だよ。

行こう。

(峰子の声) 「MILD」なら2つ。
(桜井) お前 行けよ。

(菊池) いや 「MILD」っていっても
何かヤバくね?

♬~

(峰子の声) そして 「HARD」なら
一度に3つのリングが獲得できる。

どけ! どいてくれ!

(桐原) おい! 横入りすんなよ!

≪俺が先だよ!≫
≪割り込むなっつってんだろ!≫

やめてください!
(ヒロシ) みんな並べって!

(スナオ) 並びましょうよ!
落ち着いて!

(スナオ) 順番!

(チカラ) 助けて~!

(騒ぎ声)

≪おい!≫

ハァ… あっ…。

大丈夫ですか?

(ヒロシ) ゼロ?

(男性) あっ あぁ…。

舌が…

抜かれてる。
(男性) あぁ…。

(青田) 貴様らは手を出すな。
彼に何をしたんですか?

(白井)
落伍者は こちらで処理する。

(峰子の声) 一度に多くのリングが
受け取れるゲームほど

負けた場合は肉体的 精神的に
ダメージを負うリスクも大きい。

それなりに覚悟が必要ね。

(桐原) じゃあ 「MILD」だ!
お… おぉ!

(椿) 「MILD」 どこだよ!

ちょっと待って!
落ち着いてください!

そのリング こっちによこせ。

まぁ そうカッカしないで。

あんたら 俺たちと組まないかな?

はぁ?

やってみて分かった ここのゲームで
リングを取って行くのは

相当リスキーだし
それなりに時間もかかる。

だったら集団つくって
リング持ってる奴から

奪ってったほうが
手っ取り早いんじゃないかな?

協力してくれたら
1000億円は山分け。

悪い話じゃないよね?

おもしれぇ話だな。

(桜井) 乗った。

(島津) 離せ!

離してください! うぅ~!

うぅ!

あっ あっ…!

こういう大事なもんは
隠しとけって。

ハハハ…。

あんたのリングがあれば
俺たち 早くも3つ。

つまり リーチだ。

ハハハ…。
あぁ! あ~~!

あ~… ヤダ!

(ヒロシ) 何だ? あれ。

卑怯過ぎんぞ。
無理ですって。

ボコボコにされて
おしまいですよ。

誰もが ここに来る前の自分では
なくなってる。

これが… 金の力。

すなわち 在全の力。

(島津) あ~!

あっ あっ あ~…。

(チェーンがちぎれる音)
うぇ~い!

返せ~! 返せ!

助けに行きますか。

(スナオ:チカラ) えぇ!?

義賊ですから 俺たち。

(スナオ) で… でも
相手 10人近くいますよ?

そうですよ どうするんですか。

俺は ゼロについて行く。

たとえ そこが… 地獄でも。

ありがとう。

(在全の声)
ここでは ごく自然に

参加者が3つのタイプに
分かれて行く。

3つのタイプ?

(在全)
1つは あくまでも王を目指し

周囲には 人が集まる。

そういう資質を持った者。

あ~!

お前!

ヒロシさん!

こっち! こっち!

(せき込み)

行きますよ。
せ~の!

(ユウキ) 痛ってぇ!

くっそ!

ハァ ハァ ハァ…。

ありがとう ハァ ハァ ハァ…。

あ… じゃあ これ。

逃げて!

あぁ これ!
(島津) あ~!

♬~

ヒロシさん?

(在全) 2つ目は 1000億円に
目がくらんだ金の亡者。

力ずくで
王にのし上がろうとする

身の程知らず。

何が義賊だ
夢でも見てんじゃねえの?

いいか みんな!

(香川)
ここで ものをいうのは力だ!

(秋田) リングを持ってる奴は
俺たちに渡せ!

待ってください!
やめてください!

みんな 冷静になって。

これは あのじいさんが
金の力で描かせた悪い夢なんだ。

ゼロ…。

へぇ~ そうなんだ。

じゃあ あいつらにも
聞かせてやれ。

(ユウキ) 義賊なんて 何だっけ?

やめろ!

(ヒロシ) あっ あぁ~‼

義賊なんて…

義賊なんて間違ってました!

ハハハ…。

やめろ!

逃げてください。

(ヒロシ) でも…。
いいから 早く。

(香川) おい 逃げんな おい!
おい! 待て!

そいつらにも教えてやれ。

あの女も言ってたろ。

ここじゃ手段を問わず勝った者が
正義だって!

(香川) おい!

≪いやいや
ダメでしょ 暴力は≫

(カズヤ) いや… 俺も こんなもん
持ちたくないんすけど。

やめましょうよ もう。

それも 返してもらえます?

久しぶり まさか
こんなとこで会うとはね。

ゼロ。

カズヤ… 山口カズヤ?

10年ぶりだな。

(チカラ) ヒロシ氏 大丈夫ですか?

大丈夫ですか?

(ヒロシ) ゼロ…。

足引っ張って ごめん。

ごめんな。

ヒロシさん? ヒロシさん!

ゼロ…。

落伍者は こちらで引き取る。

何 言ってんだ
ヒロシさんは被害者ですよ?

(白井) 被害者など
ここには存在しない。

(青田) ここにいるのは
挑戦者と落伍者だけだ。

どこ連れて行くんですか?

あいつらに逆らっても無駄だ。
でも…。

大体 俺たち 薬も持ってない。

カズヤも挑戦者なのか?
うん。

いろいろあって 会社辞めたんだ
いいとこまで行ってたんだけど。

何かあった?

(カズヤ) まぁ いつか話すよ。

今は 何とか自力で起業したい。

そのために来たんだけど…。

まさか こんなものが
必要になるなんてね。

とんでもないとこだよね。

でも 会えて嬉しいよ。

俺も。

(チカラ) あの~ そちらの方は?

あぁ 友達です 高校の時の。

なんと!
すっごい偶然ですね。

(島津) ≪すみません!≫

見てました さっきの。

(石田) で 誰かと あの…
なるべく まとまってたほうが

いいんじゃないかって。

(小早川)
僕たちも一緒にいていいですか?

(チカラ) 普段 何やってるんですか?
(島津) ユーチューバーやってます。

へぇ~ えっ 皆さんは?
僕も そうですね ユーチューバー。

(チカラ) あっ みんな ユーチューバー
一緒にやってるんですか?

(島津) 別々です。

3つ目は
王のそばで その 寵愛と

身の安全を得ようとする者たち。

(末崎さくら)
《あいつは初っぱなの鉄球で

いの一番に
サークルに入ったガキ》

《すでに2つのリングをゲット》

《かくなる上は
相手が子供だろうが

自らサメになるのが常道》

《たとえ 心を鬼にしてでも》

(さくら) 腹へったろ?

(さくら)
おじさんと協力して戦おう。

(さくら) 《サメはサメでも
コバンザメに!》

あっ…。

んなもん食わすなよ おっさん。

俺たちの 標様に。

おい 食べ物を
お前 粗末にすんな。

さては お前ら…。

目を覚ませ 標君
君は 騙されている。

よく見ろ この顔を。

そろいも そろって
典型的なホスト面。

コバンザメのふりして
君を利用するだけ利用して

最後には暴力でリングを奪う
人食いザメだ。

おっさんだろ それは。
言っとくけど ここは

そんな小細工で
勝ち残れるような場所じゃ ない。

あ? 小細工だ?

分かったんだよ。

俺らには この世界を
制する力なんてないって。

そう 「SAFETY」ですら
リングを取れなかった俺らと

たった1人で 「MILD」の
アトラクションに入って

さも当然のように 2個 リングを
持ち帰って来る標様じゃ

ものが違い過ぎる。

(菊池) で 悟ったんだ
王っていうのは

こういう人間のことを
いうんだって。

何が王だ!

黙って聞いてりゃ
心にもない きれい事

ぐだぐだ並べやがって 気色悪い!
守るんだよ。

お前みたいなダニや
あいつらみたいなギャングからな。

ダニ?

ギャング?

悪く思うな
本物の王についただけだ。

…だと? あぁ!?

(香川) 王にふさわしいのは
セイギ様だ!

どいつもこいつも
あり得ねえだろ!

誰かについて行くだけで
満足なんてよ。

大体 標様は ともかく

セイギ様だ?

こいつはなぁ
偉そうなこと言う割に

何も分かっちゃいねえ
はな垂れだぞ!

あんたこそ 口ばっかりで
何もできてねえ 大ぼら吹きだろ!

やめなよ
兄弟ゲンカなんて みっともない。

あいつは俺のこと弟だなんて
思ってねえよ。 えっ?

とにかく お前らにはプライドは
ねえのかっつってんだよ!

(在全) ≪それが そうでもない≫

(さくら) あ? ハッ!

ざ… 在全様。

ははぁ~!

王のそばにいる者といえど
その本心は分からんものだ。

従順なふりをして

最終的には裏切る気満々の
ブルータスから

真の忠義者まで さまざまだ。

団体戦を用意したのは

まず 小さな群れの王を
自然発生的に生み出すためだ。

そして その王の決断に

皆が命を懸けてもいい

そう思える 真の王が現れる。

おるのぉ。

王の可能性を感じる者 2人
今ここに。

誰でございますか? それは。

標。

そして…。

宇海 零。

見ろ そのにおいがするから

2人とも連れておるだろう。

その実力に引かれた者たち

取り巻きをそれぞれ5人ずつ。

待てよ 取り巻きだったら…。
よせ。

(在全) 貴様らは
いつかは戦わねばならん2人。

ならば その勝負 わしが買った。

今度は100円?

上がった 90円 値上がりした。

勝負しろ 標 ゼロ。

生存率25%の
クォータージャンプで。

クォータージャンプ?

そして この勝負

双方の挑戦者の取り巻きにも
褒美を進呈しよう。

勝者についていた者 全員

1人 リング2個ずつだ。

(チカラ) やった~!
やりましたよ スナオ氏。

何もしてないのに2個
1000億円も見えて来ましたね。

ま… まだ取れたって
決まったわけじゃないですって。

ここは何としてでも
勝っていただかないと。

あいつら
うまくやりやがったな。

貧乏くじ引いた気分だな。

なぜなんだよ!
(ユウキ) だから やめろって。

ちょっと待ってください
選べるはずだろ。

俺が誰と戦うか
どんな勝負をするか。

あっ うっ…!

(在全) 主催者特権。

強いて言えば 前の鉄球ゲームで

このドリームキングダムを

すなわち
わしをナメくさった罰だ。

(在全) いいな? 標。

できぬ場合は失格だ。

(標) パン…。

≪パン?≫

これ やっぱ食うの?

あっ 食うのね。

うっ…。

…っつうか 生存率25%って
ふざけんな!

準備は どうだ?

(黒田) 問題ございません。

何だ 何だ?
何が始まるんだ?

おい!

何で あいつなんだ!
何で俺じゃ ない!?

取り巻きだって リングの数だって
俺が勝ってる!

そう思うなら つぶしてみる?

あなた自身の手で。

(カズヤ)
つぶすって どういう意味だよ。


標君っていったっけ?

標。

道標の標。

標君は どうして ここに?

それは 「なぜ戦うのか」
ということ?

とも言えますかね。

ゼロは どうして?

腹が立つからですかね。

僕は世界を変えようと思っている。

世界を変える?

≪宇海 零≫

(ドアが開く音)

まずは あなたよ。

《どこかの建物》

《手を引かれ
コンクリートの上を歩かされ

乗せられた
多分 エレベーターに》

《そこから また手を引かれ…》

(ドアが開く音)

《ドアが開く音?》

《ここは…》

《大きな部屋?》

(風の音)

《周りでは 風が吹いている》
(風の音)

(風の音)

(スピーカー:峰子)
これから マスクを取るけど

取って周りを見渡せる時間は
きっちり10秒よ。

10秒したら 再び闇の中に
戻ってもらうから。

その後 思う方向にジャンプして。

つまり マスクをしたまま
飛べってことですか?

(スピーカー:峰子) その通りよ。

いい? 最初の10秒が肝心よ。

よく目に焼き付けなさい
今 あなたがいる世界を。

それが あなたの見る

最後の景色に
なるかもしれないんだから。

えっ?

何だ? これ。
(スピーカー:峰子) 見ての通りよ。

空中に床があるのは
正解の方向 1つだけ。

おいおい。

(スピーカー:峰子) 他の3方向は
飛んでも むなしく

鉄の壁にぶつかるだけ。

ウソだろ。

OUTの3方向に飛べば 当然…。

落下。

(スピーカー:峰子)
生き残れる確率は 25%。

これが…

クォータージャンプよ。

(スピーカー:峰子) ここで10秒。

ま… 待ってください!
ちょっと…。

(青田) おとなしく座ってろ。

えっ?

《一度 目視した正解の方向を

失わせるための回転》

《右回りに30秒》

《左回りに20秒》

《50秒》

《ダメだ 完全に方向が失われた》

(スピーカー:峰子)
決められた時間内に

SAFEエリアに飛び移ることが
このゲームの唯一の正解。

すなわち 生還よ。

さっき見た10秒だけで
飛べっていうのか?

(スピーカー:峰子) 飛ぶべき方向は

点字ブロックをたどって
真っすぐ進めばいい。

その突端の真っすぐ正対した
1m先に

4分の1の確率で
生き残りの地面がある。

言っておくけど

何か物を投げてSAFEエリアを
確認するのは当然 失格。

空中に放り投げられるのは

唯一 己の肉体だけ。

ボディーオンリーよ。

そして 今回の勝負である
ゼロと標の決着は

当然 落ちたほうが負け。

あるいは 飛べなくても負け。

(スピーカー:峰子)
両方 飛べた場合は

飛ぶまでに費やした時間の
短いほう

決断の早かったほうを
勝者とする。

冗談じゃ ない。

人の命を何だと思ってるんだ!

(チカラ) ゼロ~!

頑張れ~~~!

フレフレ ゼ~ロ!

フレフレ ゼ~ロ!
(手拍子)

《落ち着け
全ての問題には必ず…》

《必ず出題者の意図がある》

《問題を通じて
出題者と対話すること》

《そこから出題者が
何を問おうとしているのか

あるいは
伝えようとしているのかを

読み解くことこそ
答えに たどり着く早道》

どんなに時間がかかろうとも

見つけますよ。

何か明らかな 理 証拠

こっちに飛べば
SAFEなんだっていう確信を。

(スピーカー:峰子)
残念ながら それぞれの方角に
かけられる制限時間は

10分しかないの。

10分?

それぞれの方角?

(スピーカー:峰子)
このクォータージャンプは
あなたみたいな飛び役と

あと もう一つ。

それぞれの方向に
1人ずつ立っている

4人の声役で成立するゲームなの。

この声役はSAFEエリア担当
あるいはOUTエリア

どちらにいても
自分が呼び掛けるほうへ

飛び役を飛ばすことができたら
リングが1つ もらえる。

本当に SAFEの方角にいるのは
誰かを見抜いて飛ぶ。

それが このゲームの神髄よ。

《それは すなわち
声役もゲームの参加者》

《俺をうまく信じさせ

自分に飛ばすことができれば
勝利》

《たとえ俺を騙しても》

(スピーカー:峰子) 最初の声役は
すでにスタンバイしてるわよ。

(秒を刻む音)

(ヒロシ) ゼロ。

(ヒロシ) ゼロ。

《おいおい》
(ヒロシ) ゼロ!

《ウソだろ?》
(ヒロシ) ゼロ。

《その声 まさか…》

ゼロ

ヒロシさん?

いるんですか? そこに。

(ヒロシ)
ヒロシだ 聞こえるか? ゼロ。

大丈夫なんですか?

(ヒロシ) もう大丈夫
あいつらに手当てしてもらった。

ただの脳振とうだ。

でも
どうしてヒロシさんが ここに?

(ヒロシ) 志願したんだ。

(ヒロシ) OUT側に
割り当てられれば

こっちはダメだって
ゼロに教えられるって思って。

ヒロシ氏の声だ。

でも あそこ…。
まさか…。

そんな…!
(ヒロシ) そしたら

SAFEエリアが
割り当てられたんだ。

役に立てる。

これで やっと あんたの役に。

足引っ張って ごめん

ごめんな

(ヒロシ)
ずっと お荷物だと思ってた。

でも やっと役に立てる。

さぁ 飛んで ゼロ! こっちへ!

助かろう 俺もゼロも。

ヒロシさん…。

(ヒロシ) さぁ こっちだよ
どうした? 早く飛ばないと。

さぁ 早く! 早く飛んで!

(ヒロシ) 後で あの標って奴が

ゼロより早く飛んだら
負けなんだろ?

ほら 1秒でも早く。

行っちゃダメだ!

ヒロシ氏が裏切るなんて…。

あいつ…。

俺はゼロに ついて行く

たとえ そこが 地獄でも

ヒロシ氏… どうして!

(ヒロシ) もしかして疑ってる?

《疑ってるのか? 俺は》

(ヒロシ) 俺の言うことなんか
信じられないって

そう思ってる?

《仲間を疑う?》

《いや これは動揺》

《いわば 風に揺れる心の水面》

《ならば 風の届かない水底》

《胸底の思いだけを語るのみ》

分かってます
ヒロシさんがOUTにいて

自分に飛べと言うことは
100%あり得ません。

それは断言できます。

たとえ ヒロシさんが誰かに
拳銃を突き付けられて

脅されていたとしても。

(ヒロシ) そうだよ ゼロ。

俺はゼロの味方だよ 一生誓うよ。

ハハっ まんまと騙されてやがる。

ゼロ!

どこまで
青臭いんですか! 心の友は。

だから ウソ偽りなく
そう思ってるからこそ

聞かせてください。

(ヒロシ) 何を?

本当にヒロシさんなんですか?

(ヒロシ) えっ?

だって あり得ないでしょ
仲間をSAFEエリアに置くなんて。

そんなこと許すわけないですよ
あのじいさんが。

(ヒロシ) それが在全の狙いなんだ。

えっ?

(ヒロシ) くじ引きで
SAFEエリアを指定されて

「やった!」って思ってたら

黒服の1人が
さすがに それは まずいって

やり直しさせようとしたんだ。

そしたら在全が

「待て このままでいい
これはこれで面白い。

あの小知恵の利くガキは 必ず
この仲間の配置を怪しむだろう。

そして
疑心暗鬼で友を信じられず墜落。

それも一興」。

《確かに
あのじいさんなら
そう考えても不思議じゃ ない》

(ヒロシ) 乗っちゃダメだ
そんな敵の策略に。

それより 声
俺の声を聞いてくれよ。

信じてくれよ。

それが何よりの証拠だろ?

《声は確かに本物》

《でも 何だろう?
この違和感は》

もちろん信じてます。

でも… 飛ぶには勇気がいる。

だから
もう少し聞かせてください。

(ヒロシ) ゼロ。

振り込め詐欺の連中と
戦っている時に決めた

仲間内での合言葉は?

(ヒロシ) な… なかったよ そんなの。

では ヤクザ事務所に
出入りする時に決めていた

別名は?

(ヒロシ) ゼロが北島 俺が 東山

チカラが西川で スナオが南原。

即答ですよ
しかも全部正解ですよ。

《声だけでなく
記憶という面からも本物》

なるほど 確かにヒロシさんです。

(ヒロシ) ゼロ。

分かりました 信じます。

(ヒロシ)
よかった~! 最悪だもんな。

変な疑心暗鬼で
別方向に飛ばれたら。

(チカラ) だから ヒロシ氏は
ウソをついてるんです!

アウトなんですって~!

(島津) ストップ ゼロさ~ん!
≪飛~べ 飛~べ!≫

飛べ飛べ飛べ飛べ 飛~べ!

飛~べ 飛~べ
飛べ飛べ飛べ飛べ…!

ふびんな しかし
しまったと思っても 後悔は2秒。

死に際の悔いは 一瞬だけ。

♬~

《待てよ…》

《ひょっとすると これは…》

♬~

(ヒロシ) ゼロ。

どうした?

残り3分 切ってるぞ。

最後に1つ してもらいたいことが
あるんですけど。

(ヒロシ) 何?

眼鏡を外してもらえませんか?

(ドアが開く音)

≪ハァ ハァ…≫

えっ?

えぇ!?
(チカラ) ど… どういうことですか?

あそこにいるのは俺じゃ ない。

で… でも 「ヒロシです」って
名乗ってましたし。

(スナオ)
そ… そうですよ 声だって…!

(黒田) 《眼鏡?》

《確かに あいつは
眼鏡を掛けていた》

《何かを読ませるつもりか?》

《しかし 奴の視力が
0.3であることは

リサーチ済み》

(キーボードを打つ音)

(ヒロシの声で) 眼鏡を外した。

(ヒロシの声で)
でも いいのか? 外したら

離れたものは見えなくなるけど。

(ヒロシの声で) 何を見たらいい?

大丈夫です 見てもらいたいのは

眼鏡を耳に掛ける
テンプルの部分です。

その内側に フレームやレンズの
寸法を表す

数字と記号が入ってます。

それを読み上げてください。

(黒田)
《な… ないぞ 眼鏡なんて》

(ヒロシの声で) 古い眼鏡だし
買ってから だいぶ経つから

消えてるな。

あれ? おかしいですね。

さっき見た時は…。

(ゼロの声)
消えてなんかいませんでしたよ。

おっ!
おっ。

随分とリサーチ
したみたいですけど

手元がお留守でしたね。

偽者さん。

(ヒロシの声で) 待てよ

じゃあ この声は
どう説明するんだよ。

リサーチしたんですよね?

我々が振り込み詐欺の連中と
戦った 義賊だって。

(ヒロシの声で) したよ した…

あっ!

なのに 俺たちが知ってると
思わなかったんですか?

振り込め詐欺も使ってる
音声合成システムがあるって。

(さまざまな声音で)
飛んでゼロ 飛んでゼロ…。

どういうことですか?

いや… 意識を取り戻したら
目の前に黒服たちがいて…。

ゼロをどこに
連れて行くんだ?

(黒田)それを知りたかったら
質問に答えろ

(ヒロシの声)
ゼロを助けるためだって
いろいろ質問された。

ゼロとの出会いとか
義賊の活動とか。

(ヒロシ)これ何のために
録音してるんですか?

助けたいんだろ?

(黒田)それとも奴が
死んでもいいのか?

(ヒロシの声) 半信半疑だったけど

ゼロを助けられるならって従った
俺がバカだった。

(チカラ) バカも いいとこですよ。

もう少しで リング丸儲けのチャンスを!
チカラ氏。

ゼロを殺すところだったんですよ。

ごめん。

でも そんなヒロシ氏だからこそ
助かったんですよ。

最初に ヒロシ氏の声が
飛べ!って言ったのを聞いた時

ゼロは 真っ先に
こう言ってました。

分かってます

ヒロシさんがOUTにいて

自分に飛べと言うことは
100%あり得ません

それは断言できます

たとえ ヒロシさんが誰かに
拳銃を突き付けられて

脅されていたとしても

そこがブレなかったからこそ
助かったんですよ。

フフっ。

ホントに青臭いな ゼロの奴は。

(チカラ) 違います。

アホくさいんですよ。

だな。

すいません。

ヒロシ氏が裏切ったって
思っちゃいました。

(石田) 何です? あの
青臭いとかアホくさいとか。

いつまでも気持ち悪い友情ごっこ
やってんじゃ ねえよ!

(桜井) 仲間同士で
つぶし合ってくれれば

スカっとしたのに。

我々は 仲間を裏切ったり
しないんですよねぇ スナオ氏。

えっ? いや… 何の話ですか?

どうしたんですか?

いや 別に何も。
えっ…。

拾ったんです。

いや 返そうとは思ってたんです。

これ…。

黙っておきません?

えっ?

(チカラ)
彼は もう なくなったものだと
思って諦めてますよ。

いや…。

黙っておけばいいんです。

(スピーカー:峰子) よく見破ったわね
残るは3方向よ。

《焦るな 一つずつつぶして行けば
きっと…》

(カズヤ) ゼロ?

ゼロ!

《その声…》

また…。

(カズヤ) 聞こえるか? ゼロ。

俺だ 山口カズヤだ。

また 相手は… 友。

俺だ 山口カズヤだ。

《何て えげつない人選なんだ》

こっちだ こっちがSAFEだ。

カズヤ…。

そうだよ 俺だ。

どうして拒否しなかったんだ!
こんな人殺し同然のゲーム。

(カズヤ) もちろん拒否したよ!
えっ?

OUTエリアだったら
辞退するって言ったよ。

そりゃ そうだろ!

ゼロを助けるために
参加したんだから。

SAFEエリアじゃなかったら
お断りだろ。

冗談じゃ ないよ。

よりによって
自分のウソでゼロが死ぬなんて。

じゃあ さっきだって
何で助けたんだよ。

(カズヤ)
いやいや ダメでしょ 暴力は

俺も こんなもん
持ちたくないんすけど

やめましょうよ もう

確かに そうだけど…。

そうだよ。

(カズヤ) 何だよ 疑ってんのか?

ゼロ 俺を信じろよ。

お前を助けたいんだ!
友達だから。

友達?

しかも ただの友達じゃ ない。

高校時代 あの頃 俺は
お前を尊敬してた。

ゼロは すごい奴だって。

こんなすごい奴いないって。

こんな奴を友達に持てた俺は
幸せだって。

だから助けたいんだよ。

俺を信じろよ! ゼロ。

信じるよ!

そっちがSAFEなんだろ?

当たり前だろ! さぁ 早く!

分かった。

俺たち 友達だよな。

疑って すまない。

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(カズヤ) 《そう あいつは
すごい奴だった》

《俺が どんなに頑張っても
何をやらせても上》

カズヤ

ゼロ

早く部活 行こうぜ

ああ 今 行くよ

(カズヤ)
《分かってる 学生の頃から》

《でも 俺は知ってる》

(カズヤ) 《奴の致命的な欠点を》

(カズヤ) 《あいつは
根っこのところが…》

《おめでたい》

(カズヤ) 《ひとの気持ちを
踏みにじれない》

《友達を裏切るなんて
とんでもない》

《つまり…》

《筋金入りの偽善者》

(カズヤ) 《殺ってやる その偽善!》

(在全の声)
4つ目のタイプがおったか。

ゲームに私怨を持ち込む奴が。

♬~

♬~