ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

サバイバル・ウェディング 第2話 伊勢谷友介、波瑠、吉沢亮… ドラマの原作・キャスト・主題歌は?(見逃した方はネタバレ注意)

『サバイバル・ウェディング#2脱!元カレ底なし沼なるか!?ついに王子登場』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 自分
  2. 黒木
  3. お前
  4. 結婚
  5. 多香子
  6. 編集長
  7. ヴィトン
  8. ルイ
  9. 石橋
  10. riz

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『サバイバル・ウェディング#2脱!元カレ底なし沼なるか!?ついに王子登場』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

(黒木さやか)
<3か月後の30歳の誕生日

私は結婚するはずだった>

<ところが
寿退社した その夜…>

 

波瑠が29歳プータローからの大逆転に挑む人生サバイバルコメディ!!仕事も結婚相手も同時に失った人生ドン底女が、変人上司に振り回されながら、半年間の婚活に挑戦!

詳細情報
出演者
波瑠、吉沢亮高橋メアリージュンブルゾンちえみ前野朋哉山根和馬小越勇輝奈緒石田ニコル、ついひじ杏奈/風間俊介須藤理彩野間口徹生瀬勝久財前直見荒川良々伊勢谷友介 ほか
番組内容
宇佐美(伊勢谷友介)のマーケティング戦略に納得しつつも、自分をうっかり“安売り”してしまう恋愛下手なさやか(波瑠)。そんな彼女に新たな出会いが!優しくイケメン、仕事もできる広告代理店の好青年・祐一(吉沢亮)。久しぶりの“恋のはじまりの予感”を生かすことができるのか!? 和也との関係には“未来”があるのか!? そして宇佐美が授ける次なる“作戦”とは??
笑って泣けて、賢くなれる人生応援コメディ!
監督・演出
【演出】佐藤東弥
原作・脚本
【原作】大橋弘祐「サバイバル・ウェディング」(文響社)
【脚本】衛藤凛
音楽
【音楽】木村秀彬
【主題歌】C&K「ドラマ」
制作
【プロデューサー】鈴間広枝、大倉寛子
【製作著作】日本テレビ
【制作協力】AXON
おしらせ
【公式HP】https://www.ntv.co.jp/survival-wedding/
【公式Twitter】https://twitter.com/survivalwedding
【公式Instagram】https://www.instagram.com/survivalwedding/

 

(石橋) さやかと結婚できない。

<彼から まさかの婚約破棄>

<会社への復職を認める代わりに
編集長が出した条件は…>

<「婚活コラムを書いて
半年以内に結婚しろ」>

(宇佐美博人)
結婚できなきゃクビ。

<そして…>

次に お前がやるべきことは
安売りしないことだ。

大切にされたかったら
体を許すなよ。

分かってますよ そんなこと。

(石橋) 付き合ってんの?
そんなわけないでしょ。

もう少し寝て行けば?

ねぇ 私たちってさ…。

お互い忙しいし

当分は 今の関係のままが
いいんじゃない?

「今の関係」って?

また連絡するよ。

(ドアの開閉音)

《戦略を伝授された その直後に

体を許してしまったなんて…!》

≪ありがとうございました
よろしくお願いしま~す≫

はい 失礼しま~す。

《編集長には 絶対 言えない…》

黒木~?

黒木。

いな~い…。

あぁ… 黒木は どこ行った?

(中島) いや 知らないです。
えっ?

いや~ どこ行ったんだ あいつ…。

(中島) 編集長~!
ちょ~っと! ちょちょちょ…!

言わないでください…!
(千絵梨) あっ!

あれ? はまった…。
映え!

ヤバっ! 出られない!
「挟まり新人ライター」。

アップロード!
えっ!

♬~

いよいよ今月から
婚活コラムがスタートする。

初回は大事だ。

すぐにテーマを決めて取り掛かれ。

「サバイバル・ウェディング」?

えっ? あの… タイトル
「夢のウェディング」じゃ…。

お前 分かってんのかよ。

今から半年間
全6回の婚活コラムの中で

結婚できなかったら
お前はクビだ。

これは夢なんかじゃ ない
まさに現実のサバイバル。

あの後 元カレから
リアクションあったろ?

えっ? あっ まぁ… はい。

やはりな… 全ては俺の戦略通り。

ヤツの中で
お前の価値は急上昇している。

何せ 俺のような いい男に
狙われてる女だと思ってるからな。

グレース・ケリーに愛された
ケリーバッグ

マイケル・ジョーダンの履いた
ナイキのようにな。

《俺とジョーダン 同列…!?》

しかし ここからが勝負だ。

目先の利益にとらわれて
自分を安売りするなよ。

お前 まさか…。

《バレた?》

その格好で家から来たのか?
えっ? あっ…。

完全なる
おばさんファッションだな。

(せき払い)

今朝は ちょっと風邪気味で
服に構っていられなかったんです。

お前の その服のせいで
俺の完璧な戦略がパアだ。

何とかしろ。
何とかって…。

雑誌見れば いくらでも あるだろ。

愛されブラウスとか
結婚できるワンピとか。

愛され系女子の特集が。
いやいやいや… そういう

男目線意識し過ぎなのは
ちょっと…。

ハァ~…。
何ですか?

お前みたいなヤツに限って
そういうことを言う!

だから 何ですか?
私みたいなヤツって。

(ノック)
(多香子) 失礼します。

(多香子) ボス 話って何ですか?

三浦 川村製薬の
タイアップ広告の件

黒木に引き継げ。
えっ?

あっ 分かりました。

川村製薬が 新商品の保湿シートを
発売するに当たって

『riz』に
タイアップ広告を出稿するの。

媒体費を安くする分 保湿シートを
付録にするっていう案件。

今日から黒木 お前が担当な?

明日 朝イチで
川村製薬に行って来い。

打ち合わせには
代理店の営業もいるから

お前は隣に座ってるだけでいい。
え? あの…。

川村製薬って
結構 遠いですよね?

さっきも言いましたけど 私
体調 悪いんです。

で?

(着信音)

あっ 常務~!
宇佐美でございます~。

はい ええ 例の件ですね?
30分後でしたら…。

あっ いえいえ もう
10分… 5分で参ります。

はい 失礼しま~す はい~。
うわっ…。

(振動音)
ん? あっ…。

(振動音)

(振動音)
あぁ~ 忘れてた~…。

ちょっと ごめん。
うん。

(黒木美恵子) ≪あんた もうすぐ
結婚するっちゃないと?≫

≪ずっと連絡して来んかったけど
準備は できとうと?≫

(美恵子)
おかあさんな 留袖にしようか

…と思っとるんやけど
どうやろか?

先方の和也さんのお母さんと
合わせたほうが よかろう?

《こっちも 絶対 言えない…
婚約破棄されたなんて!》

それがね ちょっと…
遅らせることになった。

どうしたん?

あんた また余計なことして

和也さんとケンカしたっちゃや
ない?

あ… ほら。

お互い
仕事が立て込んどる時期やけん。

落ち着いてからにしたほうがいい
ってことになって…。

(美恵子) 仕事って…
あんた 辞めるんやなかったと?

あぁ… それが…。

部署が変わって
ちょっとバタバタして…。

落ち着いたらって
あと どのくらいなん?

どれくらい…。

半年以内に結婚すること
結婚できなきゃクビ

半年… くらい?

(美恵子) そう。

お母さん 心配せんでいいけん。

結婚せんわけやないし。

うん… まぁ そうやね。

じゃあ 決まったら連絡しいよ?

また 近いうちに
彼ば 連れて帰るけん。

そん時は
手料理ごちそうしてやって?

彼 いまだに
お母さんが作った筑前

食べたいって言うんよ。

ハハハ…! うんうん 分かった。

それじゃあね。

♬~

ハァ…。

それ完全にアウトでしょ!
えっ!

「4年も付き合ってたし

感情的になって
ケンカ別れしたけど

やっぱり お互いが必要だって
分かって 関係修復~」。

「そうだよ そうだよ

彼も まだ さやかのこと
絶対 好きだって~!」。

…とか言う女 私 大っ嫌い。

1回そうなったら
元通りになんて無理でしょ。

一緒にいても いいことないし
私なら もう会わないけど。

でもさ
結婚まで考えた相手だよ?

そんな簡単に割り切れないよ~。

大体 「今の関係でいよう」って
「今の関係」って何よ?

結婚式3か月前に
一方的に婚約破棄しといて

さやかに男の影が ちらついたら
急に惜しくなって

やるだけやったら音沙汰なし?

いやいや それってさ…!
あぁ~ 言わないで。

とにかく 今は距離置きな。

他に好きな男でもできれば
変わるって!

そんな気分じゃ ない。
ホント?

元カレ底なし沼から救ってくれる
王子様が現れるかもよ?

いや… いや
今は 他の人のこと考えられない。

だったら
さやかが自分で気付くまで

「今の関係」ってやつを
続けるしかないね~。

単なるセフレだけど。

言ったね?

ボスには話したの?
編集長か~…。

うん。
言ったところで

「俺の言う通りにやらないから
ダメなんだ!」とか

戦略がどうのこうの言われるに
決まってる。

あぁ…。
そもそも

私に 婚活企画とか言ってるけど
自分は結婚してるのかな?

してない!

プライド高いし 潔癖だし
典型的な 結婚できない男

やっぱりね~。
うん。

っていうか 結婚できない男

結婚する方法を教わってる私って
何?

無免許医師に
腹 切られるようなもんだねぇ。

それ人生預けちゃ
ダメなやつじゃ~ん!

本人はモテるって言ってるけど
どうだか。

モテないでしょ! あの髪形だよ?
(多香子) ハハ…!

顔は いいんだけどね。

顔の無駄使いだよ あれは。
ハハ… それな。


ボールを蹴る音

歓声

(石橋)イェ~イ!

このスープは
どのくらい煮込むんですか?

いただきま~す!

(石橋)あれ? もしかして…
さやかちゃん?

和也先輩!
久しぶり~!

グッて押すと

だんだん だんだん
器の形になって来るから

あぁ
うまい うまい うまい!

お?
(石橋)お~!

あっ いいじゃん
あっ かわいい~

ねぇ なくさないでよね~
さやかこそ 割るなよ?

割らないよ
(石橋)ハハ… ホント?

♬~

ハックシュ…!

(はなをすする音)

《あの夜から5日
和也から連絡は ない》

《編集長の言う通り
私の価値が下がったのか…》

《しかし 重いと言われた
三十路女に

2回連続メールを打つ勇気は
ない》

《まさに元カレ底なし沼》

《いかん! 今は仕事》

《とっとと
打ち合わせをやっつけて

婚活コラムに取り掛からねば
本当にクビになる!》

≪黒木さんですか?≫

はい。

♬~

(柏木祐一) 宣究社の柏木です。

《来ちゃったかもしれない…》

《元カレ底なし沼から
私を救ってくれる

超絶爽やかスーパーイケメン
王子様が…!》

あっ! あぁ… え~…。

ぶ… 文燈社の黒木です。

失礼します。

《名前は「祐一」かぁ》

《…っしゃ!》

もう1人来る予定なんですけど
先に受付して来ますね。

あっ… はい。

《肌キレイ~ 年下だな》

《しかも宣究社は
広告代理店最大手》

《こんなイケメンだったら
若くてかわいい彼女だって

いるんだろうな~》

《でも 逆に?》

《「僕 年上の女性が好きなんです」
な~んつって!》

《ハッ! 私は 何を…》

《私には 和也という
れっきとした彼氏が…》

《彼氏? …ではない》

《元カレ?》

《やっぱりセフ…》
お待たせしました。

あっ いえ…。
どうぞ。

あの 黒木さんって この間…。

(美里) ≪柏木さ~ん!≫

《あれは… 愛 され 系 女子!》

(美里) 谷原さんと うちの課長
別件で先に上がってますよ。

あぁ そうですか
じゃあ 行きましょうか。

はい。

(美里) ハァ…
ここの空調 暑いんですよぉ~。

《しまった…
風邪をひいているせいで

今日は…》

《最悪だ!》

♬~


文燈社の黒木です。
川村製薬の永瀬です。

北川です。
羽出です。

栗原です。

宣究社 谷原です。

(谷原) あぁ! 君 どっかで
見たことあると思ったら

フェスの おべんとちゃん!

グッジョ~ブ!

(中島)お前 それ買い取りな
え… そんな!

あぁ… アハハ…。

大丈夫ですか?
あっ… 大丈夫です!

すみません。

今回 我々がご用意させて
いただいたプランは

市場シェアを
最優先事項として考えています。

ヒアルロン酸が20%増量した
ことを訴求するだけではなく…。

《グレーのジャケット
時折見せる白い歯》

《そして その笑顔》

《何もかも爽やかだなぁ…》

『riz』さんの読者層って
何歳くらいなんですか?

えっ? えっ… あっ…。

主な読者層は
30代の働く女性ですが。

ターゲットは もうちょっと
若い層なんですよねぇ。

《「あなたのような人は
対象ではないんですぅ~」

…ってか?》

でも 『riz』には
20代の読者もいます。

それは少数派なんですよね?

いや… 少ないってわけじゃ…。

もう少し年齢層が若い雑誌を
媒体にしたほうが

いいかもしれない。

《読者層のデータを
持って来ればよかった》

《ただ座ってればいいなんて
編集長め~!》

栗原さんも
ご存じだと思いますが

30代女性の層は
市場が大きいんですよ。

20代に比べて
可処分所得も多いですし。

それに 私どもの調査では

川村製薬さんの商品を
お使いになるような

アンテナの高い
30代の方というのは

20代と
同じ感覚を持ってるんです。

《おぉ~ スマートでクレバー!》

《…っていうか 今
かばってくれた?》

まぁ そうかもしれないですね。

最近は 30くらいの人も
服装や美容に気を使って

おキレイですもんね~ フッ。

《にゃろめ~ 愛され系女子!》

ウフフフ…。
ウフフフ…。

ウフフフ…。

さすが柏木君
市場調査も 抜かりないね。

いやいや!
これぐらい当然ですよ!

柏木ですから~!

《どうしよう》

《さっきフォローしてもらった
お礼を言わないと》

(永瀬) 黒木さん。
あ… はいっ。

ちょっと いいかな?
え?

(谷原) では 僕たちは これで。

失礼します。
失礼します。

《あぁ~…》

(永瀬) 君の前任の… 三浦さん?

彼女は
なぜ担当を外れたのかな?

えっと…。

すみません。

三浦は 今 抱えている
イベントの準備で手いっぱいで。

代わりに
私が しっかり引き継ぎますので。

よろしくお願いします。

そうか… よろしく頼むよ。

そんな… 新しい出会いなんてね
簡単に ないわな。

フゥ…。

♬~

あ… あの

さっきは フォロー
ありがとうございました。

あ~ いえいえ…。

あの… 谷原さんは?

あぁ 別のクライアントの所に
向かいました。

あ~ そうですか。
はい。

《年下 イケメン》

《この状況
話題が 1つも浮かばない!》

《しかし ここは年上の私が
大人の余裕を…》

あっ 黒木さん。
は… はい。

この間のフェスの弁当
ごちそうさまでした。

ん?

黒木さんに弁当もらったクマ

あれ 僕です。

あっ お… お金?
いらない いらない

あ~!

う~ん!

あっ! あの時のビッグベア?

また会えてよかったです。

♬~

あの弁当
めちゃめちゃ うまかったです。

普段 もっと小ぶりですよね?

でも あの日
すごい お腹すいてて

最高でした。

あそこのお弁当は

ボリュームがあって安いのが
売りなんです。

えっと お釣りは…。
あ~ 大丈夫ですよ。

いやいやいや… ダメです。

それに いざっていうときに
小銭は大事です。

《…って 私 今

ものすごく おばさんくさい?》

ですね。

確かに 小銭は大事です。

♬~

あっ でも… あれですね あの

代理店の方も大変ですね。

お得意様のためなら
何でもしますよ。

まぁ さすがに着ぐるみは
イレギュラーでしたけど

楽しかったです。

小さい頃から憧れてたんですよ
着ぐるみの中の人。

へぇ~。

《ええコやな~》

《着ぐるみに憧れて

中華弁当に
あんなに感動してくれるなんて》

《ん? 柏木さんって
もしかして ものすごく貧乏?》

《貧しい大家族で育ち
大学も きっと奨学金

《だから
大手の宣究社に入っても

ずっとスレずに
澄んだ目でいられるのね》

へぇ~ 旅行が好きなんですか。

はい 冬休みもインド旅行へ。

えっ インド行ったんですか?
はい。

《独身最後の
1人旅のつもりで…》

じゃあ ガンジス川 入りました?

えっ ガ… ガンジス川ですか?
はい。

あぁ… 行ったんですけどね
ガンジス川

入りはしなかったです。
あぁ。

入りたかったんですけど
ガンジス川って 何か

洗濯してる人もいれば
体 洗ってる人もいるんですよね。

あと 牛も。

僕 泳いだことあるんですよ
ガンジス川

えっ 泳いだんですか?
はい。

実は僕 子供の頃
インドに住んでたんです。

夏になると
よく親父に連れられて

ガンジス川
遊びに行ってました。

へぇ~。

《貧乏時代は
インドの川で洗濯を…》

でも いいですよね~ インド
熱気があって。

ものすごい勢いで
発展してるから

フェイスブック
グーグルに続くような

ベンチャー企業
どんどん生まれてるんですよ。

僕らの会社も インドの拠点を
バンガロールに移すことになって。

《きっと あと1時間もすれば
会社の かわいい女のコに

お茶でも
入れてもらうんだろうな~》

《さっきも あからさまに
アプローチ受けてたしな~》

♬~

鐘の音

急がないと
結婚式に遅れちゃう!

あっ!

抜けない…

ウソ! どうしよう~…

さやか!

さやか つかまって

祐一さん

もう少し…
早くしないと結婚式が…

さやか
早く起きないと遅刻するよ

えっ 何言ってんのよ!

私 起きてるよ

お前 いつまで寝てんだよ!

あっ!

《えっ もしかして 私 寝てた?》

すいません
私 ず~っと寄り掛かってました?

出版社の方は 忙しそうですね。

いや そんな… フフっ。

《ヤバい! 倒れる》

大丈夫ですか?

ありがとうございます。

《いきなりのスキンシップ》

《でも そこは…》

和也!

宅配便です

《くぅ~! これから
痩せるつもりだったのに~…》

今日は ありがとうございました。

い… いえ こちらこそ。

《もしや あれは…》

《よだれ》

黒木さんって 面白い人ですね。

えっ?

それでは。

《はん… オワタ さよなら》

《私の超絶爽やか
スーパーイケメン王子様…!》

≪俺は 何を書けと言った?≫

「本当の婚活とは何か
実際に体験して記事にしろ」と。

残念な三十路女の
残念なエピソード なんて 誰が読む?

(高橋) 「新しい恋の予感!?」。

(マイ) 「2時間で即終了~‼」。

『riz』に使えない情報は
いらないんだよ。

今日中に書き直せ。
今日中ですか?

新しい出会いより
まず あっちだろ。

元カレ。

あいつとは どうなってるんだよ。
えっ?

待てよ?

よだれの相手は
大手広告代理店の営業マン。

うまく利用すれば
元カレの競争意欲を

さらに あおれるな。
え~!?

じゃ ということで
今日の会議は以上。

お疲れさん。

(千絵梨) 面白そうだけどな~。

いやいや
週刊誌のネタじゃないんだから。

『riz』よ 『riz』。

(優子)
今まで通用してたこともさ

ここでは ボスが絶対だから。

早く切り替えたほうがいいよ。

あっ 編集長 あの…。

俺が次の戦略を立ててやるまで
余計なことは 一切するなよ。

お前が動くと
ろくなことが起きない。

お前の ただでさえ安い価値を
これ以上 下げるな。

あの さっきから

私のこと 安いとか残念だとか
バカにしてますけど

私だって
本気出せば すごいんですから!

「三ツ星B級グルメ」のコーナーに
私の写真が載った時

読者から 「かわいい」って
ハガキもらったこともあるんです。

お前 老けたな。

はっ?

シッシッシッ! 老ける。

(キーボードをたたく音)

(キーボードをたたく音)

(キーボードをたたく音)

ハァ… ダメだ。

残念なエピソードしか出て来ない。

(メッセージの受信音)

あっ! 和也…。

(優子) お~ もう こんな時間!

今日は花金
しかも 旦那が早く帰って来る~!

(マイ) じゃあ 優子さんも
早く上がらないと。

(高橋)
かわいい娘さんと 一家だんらん。

あ?

旦那が子供を見てくれる

月に一度 あるかないかの
ビッグチャンスに

むざむざ帰ってどうするよ?

行くっしょ~!

(中島:優子) フゥ~!
さすが トレンディー世代!

そんな年じゃねえわ。

♪~ アクアマリンのままでいい~

何ですか? それ。
(優子:中島) マジか。

教えてあげる
カルロス・トシキに 「W浅野」。

(中島) じゃあ もう
AKBでいいよ 知ってんだろ?

はい。
はぁい…。

♪~ トゥ~リトゥラ ティリティ
トゥ~ルティリティリティティ~

♪~ Yeah! Yeah! Yeah!

♪~ あなたのことが好きなのに

お疲れさまで~す。
おい待て ドライ!

飲みニケーション!
はぁ?

僕 行きます。
私も行きます。

私も。
自分も行きます。

(優子) うぅ~!

黒木ちゃんもさ 1曲 行かない?
気分転換!

ありがとうございます。

でも もう少し粘ってみます。

ん~… いいな~ カラオケ。

カルロス・トシキ。

(多香子) 失礼します。

フゥ… ゲラ OK!

ねぇ 編集長 まだいるの?
うん お酒 飲めないからね。

花金嫌い。

まだボスに話してないの?

話せば解決するかもよ?

ほら いつも あんな感じだけど

ホントに困った時には
力になってくれるからさ。

いい。

(着信音)

(石橋) あっ さやか?
もうすぐ仕事終わりそうなんだ。

これから行くよ。

(石橋) さやか?

まだ 会社で…。

どうしても 今日中に書かなきゃ
いけない原稿があって。

だから…

今日は ごめん。

あ~…。

そっか 分かった。

今日は これからの2人のことを
話そうと思ってた。

え?

(石橋) でも さやかが
そんなんだったら もういいよ。

えっ… ちょっと待って
どういう意味?

和也…。

和也 私たちってさ…。

(石橋) また かけるわ。

(通話が切れた音)

ハァ…。

♬~

♬~

(メッセージの受信音)

えっ?

「話しておいた」って 何?

《「あのコ
やっちゃったみたいです」

…とでも言ったのか?》

(多香子) 元カレ底なし沼かぁ。

私も 偉そうなこと
言えないんだけどね。

(マスター) 男っていうのは
惚れた女のためなら

何でも できるんだけどね。

たった1つ できないことがある
それは…。

愛し続けることってね。

なるほど。

マスター 次…。
重め ね。

おぉ…!

鳴ってるな。

(振動音)

おい 黒木。
はい。

ちょっと来い。


あの 編集長…?

まぁ 飲め。

終わったことは しょうがない。

そいつと別れて
またイチから やり直せばいい。

自分の価値を上げれば
他に男は いくらでもいる。

むしろ価値を上げれば

そいつより
もっといい男と付き合える。

だから 俺の言った通りに
価値を上げて

他の男に目を向ければ…。

もういいです そういうの。

私には

彼との関係を断ち切る勇気なんて
ありません。

安い女だって分かってます。

いいように
使われてるだけだって

頭では分かってます。

でも…。

高校の時から
彼に憧れてたんです。

大人になって
東京で偶然 再会した時は

運命だって思いました。

今でも…

彼からメールが来るだけで

声を聞くだけで揺れてしまう。

ボロボロになるって分かってても
会いたくなってしまう。

それが恋愛ってものじゃ
ないんですか?

だから どんなテクニックを
教えてもらっても意味ないです。

大体…
人が人を好きになるのに

戦略とか 法則に当てはめて

うまくやろうとしたのが
間違いだったんです。

それに 自分の価値を上げるなんて
無理なんです。

私もうすぐ30だし

男ウケもしないし。

まぁな。

こ… こういう時は
「そんなことない」とか

「何とかなる」って
励ますものじゃないんですか?

もういいですか?

お前は

ルイ・ヴィトンが
日本で初めて出した広告が

どんなのだか知ってるか?
だから もう そういう話は…。

「ルイ・ヴィトンは ネクタイを
つくっておりません」

…という新聞広告だ。

ルイ・ヴィトンが
日本に進出すると同時に

当時
作っていなかった

ネクタイを売る業者が
出始めた。

だから「買ってください」
っていう広告じゃなくて

「偽物に気を付けてください」って
注意喚起の広告を出したんだ。

何年たっても変わらないことを
保証するために

価値を下げる要因は
徹底的に排除する。

それが ルイ・ヴィトンだ。

それに ルイ・ヴィトンは
160年を超える歴史の中で

一度もセールをしたことがない。
えっ?

古いシーズンの服を取っといても
在庫コストがかかるだろ?

だから多くのブランドは
売れ残ったら 値段を下げて売る。

でも ルイ・ヴィトンは
価値を下げないために

仮に廃棄することに
なったとしても

セールはしない。

ルイ・ヴィトンなら
セールで安く売ったとしても

相当な利益になるはず。

…にもかかわらずだ。

あっ 昔な
『ルイ・ヴィトン』っていう

ブランドムックみたいな本が
出版された時

表紙のモノグラムの「LV」が
規定より少しだけ大きく

少しだけ左寄りに印刷されたんだ。

まだ…。

それで どうなったんですか?
その本。

ルイ・ヴィトンの社長が
出版社に言って絶版にさせた。

絶版?

ルイ・ヴィトンのモノグラム

何があっても
規定を外れることは許されない。

もうビジネスとか
マーケティングの域を超えてるだろ。

どうして
そこまで できるんですか?

顧客のためになってるのか
なってないのか

分からないポリシーを
貫くなんて…。

自分たちのブランドや商品を
愛してるからだ。

決して
商売の道具だなんて思ってない。

自分の命のように
愛してるからこそ

損をしても 嫌われても
ブランドを守ろうとする。

俺は そう思う。

お前は 自分が好きか?

いかなる時も 自分にだけは
愛を注がないといけない。

あっ 自分を愛するといっても

自分を甘やかすことじゃ
ないからな。

どういう意味ですか?
自分を愛すれば

時間を無駄にしないし
自分を磨くことができる。

自分を傷つけることもなければ
自分の体を大切にする。

もし お前が 体だけの関係を
続けて行こうとするなら

それは
自分への愛が足りないからだ。

バッグなら
いくらでも代わりはあるが

お前の体は
この世に たった1つしかない。

お前自身が愛を注いでやらないで
どうする?

自分を愛せ。

俺みたいにな。

フフフ…。

編集長
次の戦略を教えてください。

うん… 次は リセットだな。

リセットですか?

今日から
新しい自分に生まれ変わって

またイチから やり直せばいい。

分かりました 編集長
私 今日から生まれ変わります。

まずは 髪を切って

来週のどこかで温泉に行きます。

傷ついた心と体を癒やして

凜とした大人の女性になります。

取りあえず
デスク片付けてもらっていい?

凜とか いいからさ。
はい?

お前のデスク
いつも散らかってるだろ?

そうですかね?

ついでに お前の部屋にある
いらない物も全部捨てとけ。

どうせ お前の部屋には
しょうもない物が

いっぱいあるんだろ?

何で そんなこと
決め付けるんですか。

お前を見てれば分かるよ
バッグから何か出す時

いつも ゴソゴソ ゴソゴソ
してるもんな?

バッグの中を
片付けられないヤツは

部屋も片付いてない。

あっ ココ・シャネルも言ってたぞ。

「インテリアは心の表れだ」ってな。

「自分を愛する」か。

フッ… なかなか かわいいじゃん。

片付いてるようで
片付いてないね~。

あ… うん。

(多香子) さやかは
1人じゃ 絶対やんないから

私が捨ててあげる。

お願いします!

はい!
はい。

さっ 捨てますか!

(鼻歌)

(多香子) えいっ。

ポ~イ フフっ…。

何か 物捨てるって
テンション上がるね。

勝手に盛り上がらないでよ。

何? これ。
ん?

あっ! ダメ!
それは まだ捨てないで。

カンパ~イ!

え~い!
あぁ~!

第2ラウンド。

(多香子) んっ ここだ。

(多香子) えっ? 何 これ。

何これ!?
いや… それは… あれ あれ。

忘年会 ほらほら 破けちゃうから。

これは 何?
これもだよ もういいよ…。

♬~

♬~ (多香子) 彼 優しそうだね。

♬~

これは 私が捨てる。

♬~

♬~

♬~

(多香子) さやか… 泣いてるよ?

あ… アハハ… ハハ…。

ちょっと 笑うか泣くか
どっちかにしてよ。

ハハハ…。
フフ…。

あぁ… ねぇ
ネイル欠けちゃってる。

いいから いいから。

(泣き声)
よしよし…。

(泣き声)
ん? はな?

《彼と おそろいのマグカップ
彼のパジャマ 彼との写真》

《断捨離といえば 手にした時に
ときめいた物だけ とっておく

…というのが普通だけど
今回は逆だった》

《触れただけで
楽しかった頃を思い出し

また ときめいてしまいそうな物は
全て さよならした》

(多香子) ねぇ ちょっと。
ん?

何で これなのよ。

ごめん うち パジャマないの。

そっちと替えてよ~。
ハハハ…。

似合ってるよ。
はぁ~?

「黒木」 赤い! ハハハ…。
ハハハ…。

もう彼のこと忘れようね。

うん。

♬~

(優子) おはよう~!
おう 黒木ちゃん 早いね。

おはようございます。

(優子) へっ?
(千絵梨) えっ?

(中島) 『riz』編集部のシックで
前衛的な空間が戻って来た!

アハハ…!
ここだけカオスでしたからね。

(高橋) まるで異空間?

スッキリしたみたいね。
はい。

黒木ちゃん 黒木ちゃん!
せっかくだから!

はい 撮っとこう 撮っとこう
収めなきゃ 収めなきゃ。

はい 映~え~!

はい いただきました
アップロード~!

さぁ 編集会議 始めるよ!
(一同) は~い!

(柏木の声)
「先日は お疲れさまでした。

川村製薬のタイアップ広告の
デザイン案が上がりました。

次回の打ち合わせも
よろしくお願いします」。

「次回」…。

ふ~ん…。

「次回」。

いいな 今回の原稿。

ワンルームの儀式」。

何か運が向いて来た?

まぁ もともと
俺が考えた企画だからな。

俺の類いまれなる才能が
生み出した

コラムなのは間違いないが…。
じゃあ

明日から
温泉 行って来ていいですか?

次回のテーマは温泉で。
お前は素人か?

タイトルと原稿が そろったら
レイアウト。

ページ全体のイメージを固めて
形にしろ。

冗談ですよ。

で 写真は どうすんだよ?
写真?

コラムに載せる写真だよ
ファンレターが来るんだろ?

いや… あ~…。

(カメラのシャッター音)
えっ… ちょっと!

いや ひどいな…
まぁ リアルでいっか これね。

あっ ちょちょちょ…!

今回は 顔と実名は ご勘弁を。

なぜだ?
な… なぜって あ~た

結婚できない三十路女の
顔と名前 全国にさらすなんて

普通 イヤでしょう!

あっ… イラスト!
イラストは どうですか?

同じ悩みを持つ読者が
私の顔を出すより

自分に置き換えやすいと
思うんです。

イラストか… まぁ いいだろう。

ただし 『riz』の誌面を
飾るってことを忘れるなよ。

え?

『riz』にふさわしい 最高の
イラストレーターを探し出せ。

何してんの?
(カオリ) 断捨離。

ふ~ん。

う~ん…。

これは捨てないで。