ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

探偵が早すぎる 第1話 滝藤賢一、広瀬アリス… ドラマの原作・キャスト・主題歌は?(見逃した方はネタバレ注意)

『探偵が早すぎる#1【滝藤賢一広瀬アリスW主演!史上最速の探偵、登場】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. アルバイト
  2. 待って
  3. 彼女
  4. 瑛様
  5. ピンクアラーニャ
  6. 城之内
  7. 全然
  8. 蜘蛛
  9. 友成
  10. ホステス

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『探偵が早すぎる#1【滝藤賢一広瀬アリスW主演!史上最速の探偵、登場】』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

♬~

(千曲川)
神のものは神に
カエサルのものはカエサルに。

♬~

♪~(レコード)

(橋田)違います。

 

やられる前にやり返す!“事件を未然に解決する”史上最速の探偵が、完全犯罪の殺害トリックを次々と防ぎ、美女の命を守り抜く犯罪防御率100%のコメディーミステリー

詳細情報
出演者
千曲川光…滝藤賢一
十川一華…広瀬アリス

城之内翼…佐藤寛太
山崎未夏…南乃彩希
阿部律音…水島麻理奈
大陀羅麻百合…結城モエ
十川純華…新山千春

大陀羅朱鳥…片平なぎさ(特別出演)

大陀羅壬流古…桐山漣
大陀羅亜謄蛇…神保悟志

橋田政子…水野美紀ほか
番組内容
早すぎる探偵・千曲川光(滝藤賢一)が今回受けた依頼は、父親の遺産5兆円を突如相続することになった美女・十川一華(広瀬アリス)の命を守ること。
父親の兄弟たち大陀羅一族が、莫大な遺産を奪おうと、あの手この手で暗殺を仕掛てくる。魑魅魍魎な彼らは緻密に練られた殺害方法で、次々と一華に襲いかかるのだが・・・
秘技トリック返し!史上最速の探偵は事件を未然に防ぎ、犯人を返り討ちにすることができるのか!?
制作
【原作】
『探偵が早すぎる』井上真偽(講談社タイガ刊)
【脚本】
宇田学
【音楽】
イケガミキヨシ
【主題歌】
「フラワーステップ」edda(ビクターカラフルレコーズ)
【チーフプロデューサー】
前西和成
【プロデューサー】
中山喬詞
白石裕菜
河野美里
【演出】
湯浅弘章
番組ホームページ
http://www.ytv.co.jp/tantei/
【番組公式Twitter】
@ytvdrama
【番組公式Instagram】
@hayasugi_tantei
【番組公式LINE ID】
@tanteigahayasugiru

 

まず フォークで身を押さえ

フィッシュナイフを
皮と身の間にあて

先の尖った部分で そっと
差し込むように皮をはずし…。

(十川一華)
その通りにしたじゃない。
簡単に たたんで

皿の向こう側に置きます。

これくらい いいじゃん!
そういう考え方が
よくないんです。

いくら丁寧にやっても
ひとつ間違えば

全てが台無しになるということが
人生にはあるんです。

シャケくらい 普通に食べたい。
これも あなたの為です。

ずっとそれ!
昔から ず~っと ず~っと それ。

いつ使うのよ!こんな
質素な暮らしの人生の中で

テーブルマナーが
役に立つことなんて 永遠にない。

人生は…。
「何がきっかけで
逆転するか わからない」

でしょ。 もういいよ。

私は普通にしたいだけなの。

はい じゃあ 言われた通りに
やってみてください。どうぞ。

はあ…。

あ!

美味でございます~。
おいしい どうぞ。

お行儀が悪い。
いいじゃないですか 別にもう。

飛行機事故だって。怖いね~。

(未夏)大変だねぇ。
でしょ。

なんでシャケをナイフとフォークで
食べなきゃいけないのよ。

(未夏)
え でもさ
その橋田さんて人のおかげでさ

一華は どん底から
抜け出せたわけでしょ。

一華は幸せだと思うなぁ。
どうせ引き取ってもらえるなら

もっと自由で裕福な家庭に
行きたかったなぁ。

え あんたは どう思う?

(律音)じばばぜだど おもう!
どうばぜ?ん?

じばばでだと思う!
あ~ OKOK。

「幸せだと思う」だって。幸せ 幸せ。
あ~。

よし!私もガッツリ食べようっと。

♬~

あ…。

ん~。
やめなさい。

この首筋…。
やめなさい。

ふ~。

 

(十川純華)
大丈夫よ。一華を1人には
しないからね

♬~

♬~

(未夏)
その橋田さんて人のおかげで

一華は どん底から
抜け出せたわけでしょ。

いや 一華は幸せだと思うなぁ

お金がないと
幸せになんてなれないよ。

うおっ!

(急ブレーキの音)

お母さん…。

イッタアー!

目が覚めましたか。
覚めたよ!なんで つねんの!

ボーッとしておられたので。
こんな起こし方ある!?

アイタタタ…痛い。
もう~身体中が痛~い。

打ち所が悪ければ 死んでいても
おかしくなかったそうです。

運が良かったですね。
車に はねられて
運がいいわけないじゃない。

命あることが大事ですから。

ところで
なんで飛び出したんですか?

飛び出すわけないでしょ。
誰かが ぶつかってきたの!

ぶつかってきた?
もう痛~い!

首も痛い 腕も痛い 足も…。

(キャスター)
東京都港区にあるホテルで
男性が急性アルコール中毒

病院に搬送され
意識不明の重体です。

男性は無理やりワインを
飲まされた可能性もあります。

(マスター)どうせ バカな大学生の
お遊びだろうよ。
(ドアの開く音)

いらっしゃい。

なんだ あんたか。
いつもの。

(マスター)あんたに渡してくれってさ。

私が欲しいのは手紙じゃない。
いつものだ。

どうぞ。

これは 水だ。
そうだ水だ。しかも水道水だ。

俺が欲しいのは金だ。
常連だから大目に見てきたが

半年もツケを溜められたら
こっちも商売あがったりなんだよ。

今すぐ払えねぇなら
酒は出さない。

どうしてもっていうなら
こっち側で皿でも洗うか?

ハハ…!
ハハハ!

プライドがねぇなぁ。

どうぞ。

おい あんた まだ…。

ん?んんん…?

早いな。

いつもの。

♬~

♬~

(店長)若竹さん もっと
テキパキ動いてよぉ。

覇気がないんだよ 覇気が。
(若竹友成)すみません。

頼むよ。

(店長)あ お疲れ!
(アルバイト)お疲れさまで~す。

(アルバイト)超つかえねぇよ。
(アルバイト)何がだよ?

(アルバイト)てか あのおっさん

製薬会社 クビになって
ここに来たんだってさ。

(アルバイト)わあ!でもさ あの年で
アルバイトとか

人生 マジ死んでんな。
ヤバくない!?気持ち悪いよ…。

(アルバイト)
そうだ!なあなあ
これ絶対 内緒だけど

ピンクアラーニャ
手に入れたんだよ。見に来いよ!

(アルバイト)
何それ?やだよ 気持ち悪い。

(アルバイト)輸入禁止の…。
(アルバイト)顔がマジじゃん。

知菜 こんな時間に
どこ行くんだ?受験勉強は?

(若竹知菜)大学 諦めたから。

諦めたって どういうことだ?

会社クビになった父親が

アルバイトで
どうやって学費を出すのよ。

金は なんとかするから。
戻って勉強しなさい!

はあ?フリーターが
偉そうなこと言わないでよ。

知菜!
頼る気なんて さらさらないから!

待ちなさい!あっつ!

あ…ちっ!

(友成の咳き込み)
(ホステス)飲みすぎちゃったのかな?

部長も社長も本気で殺したいよ。

(ホステス)
でも 殺しちゃったら
捕まっちゃうじゃない。

俺はね 誰にもバレずに
殺すことができます。

え~。
(ホステス)え~。

そんなこと できるの?

ある毒さえ あればね。
毒?

俺はね こう見えて 一流大学の
薬学部を出てるんだよ。

(ホステス達)え~ すごい。
毒の知識があります。

その毒を使えば 俺が
やったって誰にも わからない。

え~。

(ホステス)
ね どうやって殺すか教えて。

(友成)
言わないよ!俺がやったって
わかっちゃうじゃない。

(ホステス)教えてよ~。
(友成)言わない!

(店員)
失礼いたします。本日は
ありがとうございます。

はい ありがとうございます。

9万8千…。

9万8千!?
(店員)はい。

あの…ちょっと
用事を思い出しました。

え?ちょっと お客様!?

お客様?どちらへ行かれます?
ちょっと用事を…用事を。

(店員)
お会計を先に済ませてから
用事 行かれてもらって

よろしいですかね?
(大陀羅 壬流古)
野蛮なことは やめましょうよ。

♬~

(壬流古)これで。
ホントに よろしいんですか?

うん。
かしこまりました。

あの…。

あなたに

お話があるんです。

あなた先ほど 誰にもバレずに

人を殺せると言ってましたよね?

はい。

それを私に教えてくれませんか?

いや…まだ
完璧な計画ではないので…。

じゃ 完璧になるように
考えてください。
は?

殺害に成功したら2000万。

いかがですか?

2000万…2000万。

あの年でアルバイトとか
人生 マジ死んでんな


フリーターが
偉そうなこと 言わないでよ!

あの…えっと…

誰を 殺すんですか?

うそ…。

だって…。

入院中なんで 細かいことを
言うつもりはありません。

いつもやっていることが
できないのは

あなたが弱いだけです。
怪我をしていても

やろうという気持ちがあれば
それは 表に出てくるものです。

それが伝われば
私は何も言いません。

私は大変だとアピールする前に

自分の弱さに気づくべきです。

すごい細かく言ってますけど。

それに この缶バッチ…。

それはちゃんと アルバイトで
稼いだお金で買ってます。

だから 文句言われる筋合いは
一切 ありません!

いや 並べ方かい!

♬~

♬~

(友成)昼間は家にいない と…。

ピンクアラーニャを
どうやって盗むか。

十川一華に
どうやって自然に触れさせるか。

(壬流古)だいたい
道に押し出して

車にひかせようなんて。
やり方が古いんだよ。

(大陀羅 麻百合)
自分じゃ何も考えられないバカが
偉そうに言わないで。

何!?
だいたい あんた
何もやってないじゃないのよ。

やってるし~。
じゃあ あんたが何やってるか
説明してみなさいよ!

あんたって言うな!
お兄様って言え!

(大陀羅 朱鳥)みっともない。

本当に あなたたちは
私の血をひいてるのかしら。

ママ…。
ママ…。

私たちだけが

あの小娘を
狙ってるわけじゃない。

絶対に先を越されてはならない。

一刻も早く 仕留めなさい。

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

いった!なに!?
お行儀が悪いですね。

お箸がありますよね?

利き手じゃないのに
お箸は無理だよ!

退院したんですから
甘えは許しません。

退院はしたけど…。

いい機会ですから

左手でも食べられるように
なっておきましょう。

うっ…うぅ~もうやだ~!

はぁ…。
やめなさい。

あぁ~やだな~。
やめなさい。

あら おいしい。
やめなさい。

今日もおいしいな。

♬~

どこに逃げたんだい?

蜘蛛くんよ。

ねぇねぇ ねぇねぇ
城之内君 心配してたよ。

(律音)してた してた。
うっそだ~。してないよ。

気になる?
おっ?

いいえ 全然。
あ 城之内君!

え!?イッテェー!!

すいません。あっ すいません。

ハハッ すいません。

うっそ~。
はぁ!?イッ…。

ねぇ もう いじめないで。

めっちゃ気にしてるじゃん。
してません 全然。全然してな~い。

ねぇ ちょっと会いに行こうよ!

城之内君に会いに行こう。
行かないよ。

行くよ!
行かないよ!ちょっと待って!

待って 待って!ちょっと待って!
ちょっと待って!

行かない 行かない!うわ~!

やめて やめて!うお~!

うわ~!うわ やめて!

待って!吐く 吐く 吐く!
うお~!

待って 待って…
うわ うわ うわ~!

うお~!あぁ~…。

(未夏)到着。
はぁ…。

今まで乗った乗り物の中で
一番怖かった~!

はぁ…。
(城之内)いらっしゃい。

あっ…お邪魔します。ハハ。

久しぶりだね。
どうしたの?その怪我。

あの…車に はねられちゃって。

ハードだね。大丈夫?

あ~ もう!
そんな もう全然。ほら 全然…。

イッテェー!!

♬~

アハ…フフッ。

フフッ。今日も引く?

♬~

≪全然ないじゃん≫

バイトの貯金も底つく…。

どうする?

はい!引きます。

よいしょ。あっ はい。
いただきます。

♬~

はい!

あぁ…ハズレです。

(城之内)残念。

明日 また来ます!
一等 欲しいんで。

よろしくお願いします。

ハハ。

(口笛)

必ず返すんで
毎日 300円ください!

お願いします!

あっ…。
あげません。

つ~…あっ いた…。

これで 完璧です。

誰にも気づかれず
事故とみせかけて

彼女を殺すことができます…。

なるほど。

しかし 飼い主が
あんなに警察に早く通報するとは。

誤算でしたね。

あまりに危険な蜘蛛なんで

焦ったんでしょう。

何はともあれ
いよいよですね。楽しみです。

本当に…殺すんですか?

この女はね…。

とんでもない金持ちなんですよ。

お願いします!ください!

あげません!

屈辱的…。

屈辱でしょう?

お金さえあれば
子どもにバカにされることも

ありませんからね。

罪悪感など
捨てたほうがいいですよ。

あなたのように
理不尽なリストラで

一夜にして路頭に迷う家族がいる。

ならば
理不尽に毒蜘蛛に咬まれ

一夜にして
命を落とす娘がいても

おかしくないでしょう。

これは
理不尽な社会への復讐ですよ。

そうですね。

ん~!うん…。

お困りでしたら 押しましょうか?
え?

汗だくですし。

あ…。

汗だくになったら
ギブスの中が臭くなって

まわりの人に嫌がられますよ?
フフフ…。

♬~

すいません
じゃあ お願いします。

どちらまで?
そこのコンビニまで。

わかりました。
これ 持っていただけますか?

あ はい。

では コンビニに行きますね。
はい。

♬~

ん?え?
ちょっと あっちの信号から…。

え?待って!
手を挙げれば大丈夫です。
(車のクラクション)

(車のクラクション)
わ~っ!!
それは横断歩道でやることで…。

あ~っ!!

何事も早いほうがいい。

大丈夫?

あ…大丈夫です…。

あんな目にあった後なのに
クジは引くんだ?

はい。そのために来たんで。

ありがとうございます。
ありがとうございます。

じゃあ お願いします。

(城之内)
まいど ありがとうございます。

♬~

ピンクアラーニャってのは
世界でも最強の毒蜘蛛らしい。

咬まれれば
毒が一瞬で体の中を駆け巡り

心臓にショックを与え
死に至らしめる…

らしい。
こんなところで どうやって

誰にもわからないように
咬ますの?

(壬流古の声)
奴は あのクジ箱に
目をつけたってわけ。

あの箱の中に入れれば…

クジを選ぶために 中をかき回す。

そうすれば 中にいる毒蜘蛛は
攻撃されたと勘違いし…

ターゲットを咬むってわけさ。

ハハハーッ!

(城之内)どうぞ。
はい。

♬~

♬~

♬~

やっ!ああ…。

(城之内)どうした!?
はぁ はぁ…。

エス

はぁ はぁ…。

やった~!

一等 当たった~!!

(城之内)おめでとう。
アハハハ!

嬉しい!
これ 一等の賞品になります。

ありがとうございます。
イエーッ!

咬まれなかったみたいね。

くそ!何やってんだ!?

ハハハ!
なんでだ…?

見て~!だって…ほら!

(友成)なんで 咬まなかった?

(携帯の着信音)

もしもし…。

おい!どういうことだ?

完璧だと言っただろ!

それが 私にもわからないんです。

ふざけるな!
恥をかかせやがって。

この役立たずが!

(電話の切れる音)

♬~

(友成)知菜…。

♬~

はぁ…。

俺は なんてことを
しようとしてたんだ。

♬~

痛っ!

あああ…!

♬~

ない!…ああっ!

♬~

探しているものは これかな?

誰だ あんた?

探しているものは これかな?

誰だ あんた?

万が一のために
解毒剤を用意しておくなんてね。

さすが薬学部。
解毒の仕方も知っていたようだな。

あ…うっ!
あ~ 申し訳ないね。

娘からのプレゼントと
期待したかい?ハハッ。

心苦しいが
どうも君の娘さんには

そういった父親を労う気持ちは
皆無のようだ。

君が娘の大学進学のために
人としての魂まで

売り飛ばそうと
しているというのに…。

JKクラブで 君と同じ
おじさんたちを たぶらかし

稼いだお金で
十分すぎるほど遊んでいるよ。

お前は何者だ!

失業し 自分を罵った娘のために
一念発起し

その金を稼ごうと努力邁進した。

感動のエピソードだよ。フフフ!

しかしね 問題は手段だよ。

大義名分があれば 何を
やらかしてもいいわけじゃない。

なんで 俺が彼女を狙うと?

ハッ!簡単さ。
君は大きなミスを犯した。

ミス?

この新聞を見たときに
気がついたんだよ。

「日中に 家主のいない間に
空いていた窓から

猫が忍び込み、
部屋の中を荒らしていた。

ピンクアラーニャは
猫が侵入した窓から外に逃げ…」。

ここだよ。

あのアパートの窓の向きは南側だ。

ピンクアラーニャが逃げた日の
天気は晴れ。

だとすると あの窓には
光が差し込んでいたはず。

ピンクアラーニャは 夜行性で
あるがゆえ 日陰を好む…フン。

日が当たっている窓のほうに
行くはずもない。それに…。

窓のすぐ傍には
レモンの木が生えていた。

柑橘系の匂いを嫌う蜘蛛は

窓から外に出ることなど
あり得ない。

そこで 私は思った。

おそらく 何者かが
持って逃げたんだろうってね。

その記事で そこまで…。

君は…

部屋の中を わざと荒らしたのち
猫の仕業と見せかけるため…

あらかじめ用意していた猫を
部屋の中に

放って逃げたってとこだろう。

そこからは簡単さ。

私も彼女を守るために
彼女を監視していた。

思い返せば…

病院でも…
大学のカフェでも…

君の姿を私は見ていた。

なぜ…?

なぜ失敗に終わったか
不思議でしょうがないだろう。

それはね…

これだよ。

クジを引く前に 彼女の手は

レモンまみれに
なってたってわけさ。

柑橘系の匂いを嫌う蜘蛛は

咬みつくより 彼女の手から
逃れようとするわけだよ。ハハッ!

蜘蛛を盗んだ時点で
勝負はついていた。

完璧な作戦を 君が仕掛ける前に
私は全てを知り

事件を未然に防いだということだ。

解毒剤を…!

神のものは神に
カエサルのものはカエサルに!

トリック返し!

は?

目には目を トリックには
トリックをということだ。

ああっ!ぐ…。
ハハッ。

君の体が
毒に耐えられるのは

もって おそらく3時間だろう。

それまでに
娘さんが帰ってきてくれれば

もしかしたら 君は
助かるかもしれないな。

ああっ…。
(LINEの通知音)

あっ…あっ うっ。

感謝がないな~。

感謝をね 忘れたらダメなんだよ。
感謝を。

あっ…。

うぅ~ あっ あっ…。

知菜…ごめんな。

皆様をお集めいただけますか?

おはよう。

用意しましょう。

ん?

え…この服 どうしたの?

私が見繕ってきました。

え 買ったの?
どこにそんなお金…。

さあ 出かけますよ。

いやいや ちゃんと説明してよ!

説明?
うん。

そうですね。
これから 戦いが始まります。

え?

♬~

♬~

初めましてぇ…って だれ?

大陀羅家の皆様

お集まりいただきまして
ありがとうございます。

お忙しいと思われますので
早速 お話しさせていただきます。

大陀羅家の次男で
DDRインターナショナル社長の

大陀羅 瑛様が
お亡くなりになられたことは

ご承知のことと思います。

その遺産相続に関してですが

瑛様のご意向により その全ては
ご息女であられる

一華様が
お受け取りになられます。

え?

本当に遺書はあるんでしょうね。

もちろん。こちらにございます。

(大陀羅亜謄蛇)
そんなことを言うために
私たちを集めたのか?

この数日の間に 一華様は
二度も殺されかけました。

今後 このような問題が起きぬよう
ご忠告に来たまでです。

いいか 瑛の遺産5兆円は

もともと
我が父 大陀羅勝光のものだ。

瑛様は その勝光様から
正式に会社を受け継ぎ

遺産を受け取られております。
なんら問題はありません。

5兆円?なんの話?

瑛め…。

忠告を無視し また同じような事が
繰り返されたとしても

彼女は私が必ず守ります。

 

♬~

♬~ 行きましょう。

♬~

あんたのところのバカ息子は
人 一人も殺せないのか?

ええ。ほとほと呆れてるところよ。

なあ 話があるんだが。
おおよその想像はつくわ。

弟のあなたと一緒で
私も欲が深いから。

一族の中で
一番最初に彼女を殺せた人間が

遺産を総取りという形でどう?

話が早い。楽しみにしてるよ。

♬~

まだ来てないようですね。

今度は 誰に会わすの?

あなたの命を
守ってくれた人です。

おかしいですね。
彼が遅れることはないんですが。

何言ってるの?

一体どういうことなのか
説明してよ!

あなたは 大陀羅家の次男である
瑛様のご息女であられます。

お母さんに
お父さんは死んだって聞いた。

あなたのお母様は 瑛様と
恋に落ち 結婚を誓われたのです。

ところが 大陀羅一族に
結婚を猛烈に反対されました。

反対を押し切って結婚しても

瑛様が苦しむとお考えになった
お母様は

結婚を断念されました。

そして
お母様が亡くなられたことで

瑛様は
あなたの存在を知ったのです。

私の存在を知ったのに
なんで会いに来なかったの?

あなたが事故にあったのは
偶然じゃない。

あの一族の仕業なのです。

瑛様は このようなことが
起きるのを恐れて

一族に
あなたの存在がバレないよう

わざと あなたの前に
現れようとしなかったのです。

そして 秘書であった私に
あなたを引き取り

育てるよう指示されました。

ず~っと騙してたってこと?

なにも知らない私の気持ちは
どうなんのよ!

ワーキャー ワーキャー
うるせぇ小娘だ。

ワーキャー ワーキャー
うるせぇ小娘だ。

あああ!こいつ!
やっぱり ついてたのね。

こいつ 私を殺そうとしたの!

落ち着いてください。
彼は私が依頼した探偵です。

探偵?
そう 彼は千曲川 光さん。

今回 あなたの命を
守ってくれた人です。

うそだ!だって 車がすっごい通る
道路飛び出して

私を殺そうとしたの。

殺そうとしたんじゃありません。

彼は全てを知っていて
その行動に出たんです。

はぁ?
遺産を受け取っていただけますか?

彼への報酬が支払えないんです。
なに?

殺そうとした人間に報酬?
冗談じゃない!

未然に防いだのに
報酬がないなんて聞いてないぞ!

あなたは これからも
次々と命を狙われます。

彼との契約書に
サインしてください。

彼の力が必要なんです。

いやだ。
支払いがなければ
今すぐ手を引かねばならん。

さっさと手を引いてください。

5兆円ですよ。

貧乏から抜け出したいんじゃ
ないんですか?

私は…お母さんを大事にしなかった
男のお金なんていらない。

お金より 大事なこともある。

サインするんだ。
やめてよ!

痛~っ!!も~う!

予測できることは
未然に防ぐ癖があってね。

訴えてやる!

あの子を絶対に殴らないで。

そんなことより
報酬はどうしてくれるんだ。

説得するしかなさそうね。

レモンとは よく考えたわね。

でも 蜘蛛が咬みつく可能性は
拭えなかったはずよ。

わざわざ危険に晒したの?

彼女に 一等賞を
引かせてやりたかったのさ。

ねぇ。まさか
今回の犯人 殺してないわよね。

ハハハ!
殺しは 私の美学に反する。

♬~

 

用意してたのね。

♬~

お父さん…。

サインするんだ。

絶対 嫌!

聞いてくれ。
私には時間がないんだ。

なにか病気なの?

いや バーのツケが溜まっている。

早く払わなければ
出入り禁止になる。

はぁ!?なんの話よ!
私の気持ちはどうなんのよ!

私のツケはどうなる!?
知らないわよ!

何が父親よ…。何が5兆よ。
なんなのよ!

なんで私がそんなのに
巻き込まれなきゃいけないのよ!

♬~

そんな悲しい感情に
同情する気はない。

サインするんだ!

腕が治ったら 絶対 殴ってやる!

ハッハハハ!
そういうことを言うな。

やられる前にやり返すのが
私のモットーだ。

また意味なく君を殴ってしまう。

あんたみたいな人に
守ってもらいたくない!

♬~