ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

グッド・ドクター 第2話 山﨑賢人、山田杏奈、上野樹里… ドラマの原作・キャストは?(見逃した方はネタバレ注意)

『<木曜劇場>・グッド・ドクター #02【女子高生が緊急出産!小さな命を救え】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 唯菜
  2. 高山
  3. 赤ちゃん
  4. 手術
  5. 先生
  6. 新堂先生
  7. 同意書
  8. 間宮
  9. サイン
  10. 真紀

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『<木曜劇場>・グッド・ドクター #02【女子高生が緊急出産!小さな命を救え】』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

(司賀)彼は自閉症ではありますが
サヴァン症候群です。

医師としての能力は 非常に高い。
(間宮)お前が指導医やれ。

(夏美)もう 名前もカルテも
全部覚えたの?

 

主演・山﨑賢人!「女子高生が緊急出産。小さな命が危機に…。立ちはだかる病院の壁」サヴァン症候群の小児外科医と子どもたちの命の物語。上野樹里藤木直人

詳細情報
番組内容
新堂湊(山﨑賢人)は問題を起こしながらも東郷記念病院小児外科でレジデントとして働くことになった。
そんな時、女子高校生の菅原唯菜(山田杏奈)が学校で破水して救急搬送されてきた。カンファレンスで瀬戸夏美(上野樹里)は唯菜の緊急出産を報告。赤ん坊は低出生体重児で、腸のほとんどが壊死状態で壊死性腸炎が認められると続けた。
その頃、病院の廊下で雑用をしていた湊は歩いて行く唯菜を見つける。唯菜はNICU
番組内容2
(新生児集中治療室)で保育器に入れられたわが子にしきりに謝罪していた。すると湊が、このままだと赤ちゃんは死んでしまうが助かる方法はあると言ってしまった。
唯菜の病室に検診に行った夏美は、高山誠司(藤木直人)の手術なら助かると湊が言ったと聞いて驚く。夏美からの報告を受けた高山は湊をきつく叱る。高い術中死がともなう手術はせずに、温存治療で赤ちゃんの回復を待つという医局の方針に反していたからだ。
番組内容3
湊は夏美からも唯菜の病室やNICUには行くなと言われてしまう。
子どもを助けたい一心の唯菜は、夏美に手術をして欲しいと食い下がる。だが、未成年の唯菜では保護者の手術の同意書が必要だと夏美が諭す。すると唯菜の母、真紀(黒沢あすか)がやって来た。唯菜の妊娠、出産を責める真紀は手術同意書へのサインを拒否する。
夏美に叱られながらもNICUへ通う湊は、赤ちゃんの診断画像からあることに気づいた。
出演者
山﨑賢人 
上野樹里 
藤木直人 

戸次重幸 
中村ゆり 
浜野謙太
 ・ 
板尾創路 
柄本明 

ほか
スタッフ
【原作】
「グッド・ドクター」((C)KBS.脚本 パク・ジェボム

【脚本】
徳永友一、大北はるか 

【脚本協力】
LiLy 

【音楽】
得田真裕 

【医療監修】
〈小児外科〉
浮山越史(杏林大学病院)、渡邉佳子(杏林大学病院) 
自閉症スペクトラム障がい〉
西脇俊二(ハタイクリニック) 

【取材協力】
高田哲也(日吉メディカルクリニック) 

【プロデュース】
藤野良太、金城綾香
スタッフ2
【協力プロデュース】
西坂瑞城 

【演出】
金井紘、相沢秀幸

 

(高山)お前は 今すぐ
ここから出ていけ!

(司賀)医師としての資質に
欠けると判断された場合は

病院長を退きます。

(高山)自閉症の人間に
医師は無理です。

(夏美)どうして
医者になろうって思ったの?

(湊)お兄ちゃんは
大人になれませんでした。

大人になれない子供を
なくしたいです。

みんな みんな
大人にしたいです。

(唯菜)ハァ… ハァ…。

ハァ…。

ハァ… ハァ…。

(生徒たち)キャー!
唯菜!? 唯菜?

(生徒)先生 呼んできて!
先生 先生!

(隊員)大丈夫ですか?

(隊員)駄目ですよ
まだ息まないでください。

16歳の女子高生 菅原 唯菜さんが
学校で破水をし緊急出産しました。

妊娠25週目。
赤ちゃんの体重は724g。

いわゆる低出生体重児であり

腸のほとんどが壊死状態で
壊死性腸炎が認められます。

(中島)定期健診では
異常は見られなかったんですか?

これまで 一度も
受診したことがないみたいで。

(間宮)出たよ 未受診妊婦
何考えてんだよ。

(丸井)赤ちゃんの父親は…。
どこにいるか知らないって。

(間宮)おい ツッコミどころ多いな。
親は何やってんだ。

今 こちらに向かってると。

♬~

(間宮)今 手術しても
助かる確率は10%以下だな。

術中死のリスクが極めて高い。

オペはせず
保存治療での回復を待つぞ。

でも 回復の可能性は
もっと低いんじゃ…。

無理してオペしたところで
9割は死亡させてしまう。

そんな状況で オペはできない。
それが病院のガイドラインだ。

もちろん それは分かってますが…。
じゃあ 次の患者。

(丸井)はい。
4歳のオタベ ユウマ君ですね。

(唯菜)先生…
どうなっちゃうの? この子。

このまま死んじゃうんですか?
はい。 死んでしまいます。

どうして…
まだ生まれてきたばかりなのに。

(唯菜)まだ
名前も付けてあげられてないのに。

助かる方法はあります。

あります。

♬~

(赤ん坊の泣き声)
(女性)あ~ はいはい。

いい子 いい子。 よしよし。
≪(戸の開く音)

体調は大丈夫?

手術は
いつしてくれるんですか?

手術?
手術してくれるんですよね?

赤ちゃんの。
えっ!?

(唯菜)高山先生という方なら
助けてくれるって。

新堂先生から聞きました。
新堂先生が…。

(高山)勝手なことを口にするな!
高山先生なら助けられます。

(間宮)何てこと言ってくれたんだ
お前は。

どうして
助けちゃ駄目なんですか?

このケースでは
術中死の可能性が高いから

オペはしないっていうのが
病院の決まりなの。

駄目です。 このままでは…。
(高山)医者は神様じゃない。

根拠のない希望を与えるな。

(丸井)間宮科長
理事長がお呼びです。

ああ… ああ 胃が痛い。
お前ら…

お前ら あのバカから
目 離すなよ。

痛っ!

母親には 俺から説明しておく。
お願いします。

(唯菜)どうしてですか?
新堂先生は助けてくれるって。

それは 彼の個人的な見解です。

今のままでは 赤ちゃんは

術中死する可能性が極めて高い
というのが病院側の見解です。

じゃあ
何で助けることができるなんて…。

混乱させてしまい
大変 申し訳ありません。

(3人)あっ 伊代ちゃん 伊代ちゃん!
(伊代)あ~ みんな 元気だった?

(倫太朗)
伊代ちゃん また入院するの?

(伊代)
うん。 そう言われちゃった。

(汐里)また仲良くしてね?
(倫太朗・圭太)うん。

(橋口)はい!
また仲良くしましょう。

(裕子)あんたに言ってないから。
(橋口)そうなんすか すみません。

誰? あの先生。
(奈緒)湊先生。

新しく入ってきたんだよ。
(伊代)イケメンじゃん。

(野々村)
おい どこ行くつもりだよ。

赤ちゃんを助けたいです。

(中島)いいかげんにしろよ!
これ以上 仕事増やすな!!

フフッ…。

(中島)お前 何笑ってんだよ。

≪何やってんの?

(中島)いや… こいつがまた
NICUに行こうとしてたんで。

だからって 病院内で
みっともないことやめて!

早く行って ほら。

病院はね 決められた
ルールの中で成り立ってるの。

1人の勝手な行動が
いろんな人に迷惑を掛けてしまう。

みんな 病気の人を助けるために

お医者さんになったんじゃ
ないんですか?

それはそうだけど…。

なのに どうして
助けちゃ駄目なんですか?

とにかく ルールは守って。

病室には もう行かない。

NICUにも行かない。

分かった?

(間宮)大変 申し訳ございません。

今後 二度とこのようなことは。
(美智)お願いしますよ。

ハァ…。 院長には
私から報告しておきますので。

(猪口)いいえ。

(猪口)ことさら 院長の耳に
入れるまでもないでしょう。

ここだけの話として
とどめておきましょう。

(間宮)
ありがとうございます 副院長。

せっかく入っていただいた
人材ですからね。

大切に育てていきましょう。
(間宮)はい。

(司賀)仕事の方はどうだ?

僕には分かりません。

分からない? 何がだ?

僕は助けたいです。

赤ちゃんを助けたいです。

うん。

でもね 湊。

1人の力だけで命は救えないよ。

湊には ここで学ぶべきことが
たくさんある。

頑張れ。

♬~

唯菜さん。

他に同じような病気で
手術をしてもらった子は

1人もいないんですか?
助かった子もいるんですよね?

うん… そういう症例も
あるにはあるけど…。

だったら 今すぐに
手術をしてください。

お願いします。

今すぐには できない。
どうしてですか!?

赤ちゃんの体力が持たないし

それに同意書のサインだってない。
同意書?

それがあれば できるんですね?
すぐにします。

落ち着いて。 同意書のサインは
あなたのじゃ駄目なの。

えっ…。
あなたは まだ未成年だから

保護者の同意書がないと
手術はできないのよ。

(真紀)何考えてるの あんた!

(真紀)
ずっと家に帰ってこないで

久しぶりに連絡があったら
子供 産んだって?

いったい どうなってんのよ!

相手は?
(唯菜)あんたには関係ないでしょ。

(真紀)何で黙ってたの!?

言ったって どうせ
おろせって言うと思ったから。

当たり前でしょ! あんた 1人で
育てられるわけない。

そっちには迷惑掛けない。

(唯菜)あんたには
もう二度と会わない。

それでいいでしょ!

だから… 同意書にサインして。
(真紀)同意書?

お母さん
ちょっと お時間よろしいですか。

生まれてきた赤ちゃんの腸は
ほとんど壊死しており

このままの状態では
生存確率は極めて低いです。

しかし
赤ちゃんの体力と病状を考え

病院側としては 手術をせずに

保存治療にかける
選択を取りました。

ですが…。

唯菜さんは手術を望んでます。

この先 回復が見られれば
手術ができるかと思いますので

その際は お母さんに
同意書のサインを…。

サインはしません。
手術は結構です。

(美智)ああ…。

はい。
ありがとうございます。

すみません。

高山先生と同じにおいがします。

えっ?

そんなに怖い? 高山先生。
いつも鬼みたいに怒ります。

フフッ…。

そうね。 無愛想だしね。

でも たくさんの子供を
笑顔にできます。

僕も
そんな小児外科医になりたいです。

頑張ってね。
ありがとうございます。

フゥ…。

私 全然 出ないんです。

これぐらいしか
できることないのに。

唯菜さん。
無理しないで。

分かってます。

それでも 何かしたいんです。

他に お母さんらしいこと
何もできないから。

おむつを替えてあげることも

抱っこしてあげることも。

あの人 何て言ってました?

うん…。
やっぱり。

サインしないって言ったんですね。
うん。

どうして…。

どうして あの人のサインが
必要なんですか?

赤ちゃんのお母さんは私なのに。

一度 ちゃんと話してみたら?

あの人
私の話なんて聞きませんよ。

昔は まだ仲良かったんです。

お父さんと離婚してからは
父が残した借金を返すために

朝早くから
夜遅くまで働いてた。

でも…。
(唯菜)《いってきます》

(唯菜)脚を悪くして
働けなくなってから 変わっちゃって。

(真紀)《何してるの? あんた》

(唯菜)《何って…
受験勉強だけど》

(真紀)《高校 行くつもり?》
(唯菜)《うん》

《行くなら
全部 自分でやって》

《うちは お金ないんだから》

(唯菜)もう嫌になって。

高校に入ってからは アルバイトした
お金でやりくりしながら

友達の家を泊まり歩いた。

そんなとき 初めて
年上の彼氏ができたんです。

(男性)《お待たせ》

《ごめんね 待たしちゃって》
(唯菜)《ううん》

(唯菜)ずっと一緒にいようって
言ってくれたのに

赤ちゃん できた
って言ったら…。

おろしてほしいって。

連絡もつかなくなって。

私だって
最初は おろそうと思った。

でも 怖くて。
病院に行く勇気もなくて。

(唯菜)どうしようって
思ってたときに…。

(唯菜)赤ちゃんがね…。

ポンッて おなか蹴ったの。

生きたい。

生きたいよって
言われた気がした。

だから…。

どうしても助けたい。

助けたいのに…。

♬~

♬~

≪(赤ん坊の泣き声)

♬~

♬~

こちらは けさの診断画像です。
病状が明らかに悪化してます。

このまま経過を見守っていても
悪くなる一方です。

こちらを見てください。

過去5年間で 低出生体重児
手術をした症例です。

この症例によると…。
(間宮)瀬戸。

お前 何の報告してんだ。
ですから…。

もし 保護者からの同意書が
取れれば

病院側としても 手術を
検討してもよいのではないかと。

ふざけるな。

まさか お前まで 患者のプライベートに
踏み込んでんじゃないだろうな?

(間宮)われわれは
病院のガイドラインを順守する。

以上だ。
はい 解散。

何しに来たの?

あんたの着替え。

待ってよ!

同意書にサインして。

しないって
先生に聞かなかった?

このままだと
赤ちゃん死んじゃうんだって。

それなら それで
仕方ないんじゃない?

最低…。

何で そんなことが言えるの?
(真紀)こうなったのは誰のせい?

健診にも行かないで
全部 あんたがいけないんでしょ?

待ってよ ねえ!

何で!? あんた それでも親なの?
(真紀)離して!

(倫太朗たちの泣き声)

(橋口)どうした!? どうした?
(伊代)あの先生が おもちゃを。

(橋口)新堂先生! えっ!?
ちょっと何やってるんですか?

おもちゃが欲しいです。
おもちゃを貸してください。

(橋口)いや… ねえ 駄目ですって。
これ みんなの物だから。

貸してください。
(橋口)ちょっと! 駄目ですって!

ちょっと返してください。
ちょっと… ちょっ ちょっ…。

ちょっと! 新堂先生!
ちょっと!

(桃子)どういうことですか?

子供のおもちゃを
取り上げるなんて。

(橋口)申し訳ございません。

何で
あんな先生を採用したんですか?

いや… それは私どもでは…。

(女性)変な先生がいるところに

大事な子供を
預けるわけにはいきませんよ。

あの… 新堂先生は
決して 変な先生では。

すいません。
新堂先生が また何か?

(佳子)子供のおもちゃを…。
(若菜)無理に取り上げちゃって。

(女性)こんなことが続くようなら
病院 変えますので。

大変 申し訳ございません。
(橋口)申し訳ございません。

(桃子)行きましょうか。

新堂先生は?

ああ…
NICUの方へ走っていきました。

新堂先生 こっちに来て。

もう!

もうNICUに行かないって
言ったでしょ?

赤ちゃんを助けたいです。
それは私も同じだから。

助けられます!
もう いいかげんにして!

これ以上 面倒かけないで。

♬~

ハァ…。

(舞)夏美先生。

(舞)これ。

ごめんね。

ありがとう。

そうですか…。

分かりました。
≪(ノック)

(猪口)失礼します。

残念ながら 新堂先生が
またトラブルを起こしたようですね。

そのようですね。

理事長。

これで
最終判断が下せるのでは?

♬~

高山先生。

これ以上 彼を
ほっとくわけにはいきません。

臨時諮問会を開きます。

間宮科長と一緒に
会議室に来てください。

ガスが動いています。
えっ?

腸のガスが動いています!
それって…。

(唯菜)先生…。

(桃子)
《どういうことですか?》

《子供のおもちゃを
取り上げるなんて》

おなかです。
おなかが動いてたんです。

(唯菜)先生?
どうしたんですか?

壊死したはずの腸が
蠕動してる。

どういうことですか?
腸が生きてるってことよ。

今 手術をすれば 腸を
全部 取らずに済むかもしれない。

これなら
助けられるかもしれない。

(心電計の警告音)

小腸が破裂しています。
早く手術しなければいけません。

先生 この子を助けてください。

すぐに高山先生 呼んで。
はい!

お母さんの電話番号 教えて。

(猪口)新堂先生に対する
保護者からのクレームが

多数 上がってきています。
間違いありませんね?

はい。 中には
彼が このままいるなら

病院を変えたいと
申し出てきている保護者も…。

病院にとって 患者や
その家族からの評判は生命線です。

(猪口)責任の所在を はっきりする
必要があるかと思いますが。

責任なら 私が取ります。

ちょっと待ってください。
なぜ院長が?

それが採用の条件でしたから。

≪(ドアの開く音)
≪(足音)

(司賀)湊。

腸が蠕動しています!
高山先生なら助けられます!

小腸破裂も起こしています。
今すぐオペを!

赤ちゃんは…。

生きたがってます。

(看護師)採血です お願いします。
今すぐにオペをすれば

腸を全部切らずに済む可能性が
出てきました。

赤ちゃん自身の力で
ほんの少しだけ回復したんです。

赤ちゃんは生きたがってます。

生きようとしています。

助けるには
お母さんのサインが必要です。

お願いします。

同意書に
サインをしてあげてください。

私は同意書にサインは…。
ホントは

唯菜さんのことが
心配なんですよね?

だから 着替えを持ってきたり
したんじゃないんですか?

(高山)保護者の同意書は?
瀬戸先生が話しています。

あいつ また勝手なことを…。
(高山)容体は?

心拍 180 サチュレーション 90に低下。
腹部膨満が増強しています。

今すぐ手術が必要です!
手術には反対です。

術中死した場合
道義的責任が問われます。

訴訟沙汰になる可能性だって。

(看護師)尿量 8時間で5ccです。

唯菜さん。

どうぞ。

♬~

2人で話をさせて。

(高山)分かった。 すぐに行く。

同意書が取れたそうです。
今なら助けられます。

おい お前までガイドラインを…。
(高山)お話なら

手術後 ゆっくり伺います。
(間宮)高山… おい!

おい!

(看護師)こちらでお待ちください。

手術の準備だ。
(一同)はい。

オペ室の確保。
いや ここでやる。

ここで!?
低出生体重児は皮膚が薄くて

脂肪が少ないため
低体温になりやすく

移動しながらの
体温維持は難しいです。

気管挿管の位置も不安定なため
移動は危険です。

(高山)早く麻酔科医を呼べ。
オープンクベースにするぞ。

(一同)はい。

吸引。
≪はい。

お前は もういい。
出てけ。

出てけ!

(間宮)手術は中止だ!

ガイドラインに抵触する。
大問題になるぞ!

手術器具は?
(間宮)おい!

器具の搬出はできません。
(高山)早くしろ!

(看護師)私たちは
ここでの手術経験がありません。

そんなこと言ってる場合じゃない
命に関わる問題よ。

失敗したら
誰が責任取ると思ってんだ。

瀬戸!

責任は私が取ります。

麻酔と器具の準備を
急いでください。

(看護師)はい。
≪お願いします。

(看護師たち)機材運びます。
もう一度 麻酔科 確認します。

≪急いで!
(看護師)はい!

♬~

(高山)低出生体重児の体力では
長時間のオペに耐えられない。

30分以内に終わらせるぞ。
(一同)はい。

(高山)メス。

鑷子。 ガーゼ。

(高山)鑷子。 電メス。

楽しみなオペですね。

♬~

壊死範囲が広いですね。
(高山)小腸全体を確認する。 吸引。

(丸井)はい。

(高山)トライツ靱帯の下方
30cm先から ほぼ壊死。

壊死部を切除する。
モスキートペアン。

(高山)メス。 固定しろ。
(看護師)はい。

(高山)壊死部 切除完了。
長く残せましたね。

(高山)ストマ造設に移る。

≪(足音)

(高山)造設完了。 閉腹する。

まだ駄目です!
肝臓の下に何かがあります。

それは画像上の影でしょ?
いいえ! 確かに見えます。

早くしないと体に負担がかかる…。
(高山)待て。 吸引。

早くしろ!
(丸井)はい。

胆汁が漏れてます。

(高山)漏れた胆汁が
バイローマを形成してる。

このまま閉腹すれば
腹膜炎を引き起こす。

そうなれば
この子の体力では耐えられない。

(心電計の警告音)
(中島)時間がありません。

もう体力の限界です。
(丸井)体温も低下しています。

(高山)バイタルは?
(野々村)心拍数が

190に上昇してます。
排液チューブ! 排液術!

(中島)チューブを設置しても
胆汁を排液しきれない!

胆管内圧を下げて 排液することで
腹膜炎を回避した症例もあります。

(高山)胆管を縫合後
排液チューブを設置する。

えっ?
(高山)圧力が下がれば

胆汁の流出量が減少し
チューブで排液しきることができ

腹膜炎を防げる。

新堂が正しい。

輸血と昇圧剤を追加しろ。 急ぐぞ。
(一同)はい。

(高山)まずはバイローマを切除する。
鑷子。 メッツェン。

(戸の開く音)

先生…。

(高山)無事に終了しました。

ありがとうございます。

(高山)失礼します。

どうぞ。

バイタルも安定してきた。
もう これで大丈夫よ。

赤ちゃんが
頑張ってくれたんだね。

ほら 手 触ってあげて。

唯菜さん?

(唯菜の泣き声)

待ってください。

どういうことですか?

赤ちゃん 里子に出すって。
それが条件だったのよ。

(真紀)
《同意書にサインしてあげる》

《ありがとう》
《ただ 一つだけ約束して》

《あの子を里子に出すこと》
《えっ?》

《あの子の命を助けたいなら
それが条件》

♬~

《分かった》

何で そんなことを…。
(真紀)しょうがないじゃない。

うちじゃ
とっても育てられない。

だからって 唯菜さんと
無理に引き離すなんて!

他人だから
平気でそんなことが言えるのよ。

あの子 まだ16よ?

私だって こんな体で
ろくに働くこともできない。

あなたみたいな人に分かる?

あの子が中学のとき 3年間
ずっと同じ上履きを履かせてた。

たった 1, 080円。
それが払えなかった。

ジャージーだって
サブバッグだって そう。

そのたんびに 私も あの子も
惨めな気持ちになるの。

その気持ちが
あなたに分かるっていうの!?

(真紀)うちじゃ
とっても育てられない。

赤ちゃんだって よそで育った方が
よっぽど幸せになれるわよ。

(真紀)誰に どんなふうに
思われようが関係ないわ。

こっちだって
生きるのに精いっぱいなのよ!

♬~

♬~

赤ちゃんが助かって
ホントによかったって思ってる。

でも…

それが赤ちゃんと 離れ離れに
させることになるなんて。

どれだけ遠くに離れても

赤ちゃんを産んだのは
唯菜さんです。

赤ちゃんにとってのお母さんは
唯菜さんです。

(唯菜の泣き声)

(橋口)今日ですね…
唯菜ちゃんが退院するの。

退院する日が 赤ちゃんとの
お別れの日だなんてね。

(橋口)切ないよな…。

せっかく無事に助かったのに
一緒にいられないなんて。

≪唯菜さん。

これ。

事情があってね すぐには
一緒に暮らせない赤ちゃんを

養子縁組をせずに 少しの間だけ
預かってくれる制度があるの。

これは医者としてじゃない。

私の個人的な意見だと思って
聞いて?

今すぐじゃなくていい。

例えば 学校卒業して

就職が決まって

お母さんになれる準備ができたら
迎えに行ってあげればいいと思う。

児童相談所の人たちに相談して
この先のこと決めたらいい。

♬~

先生…。

ありがとうございます。

すぐ泣かないの。
お母さんでしょ?

ほら。 赤ちゃんに
先に退院するよって伝えに行こう。

はい。

♬~

(唯菜)これ…。

新堂先生からのプレゼントね。

赤ちゃんが いつも
お母さんの顔見られるようにって。

どんなに遠く離れても
赤ちゃんを産んだのは あなた。

あなたが
お母さんには変わりないって

新堂先生が言ってた。

♬~

♬~

♬~

(猪口)ええ。 今までの計画どおり
何ら変更はございません。

お伝えしたとおり

近く 私が
東郷記念病院の院長となります。

その際は ぜひとも例の件
よろしくお願いします。

私は画像上の影を見落としてた。

それに 低出生体重児の排液術も
考えつかなかった。

悔しいけど
知識は あなたの方が上。

でも もっと周りと
うまくやること考えないと駄目よ。

せっかく いいとこあんのに。
みんなに分かってもらえない。

できました!

話聞いてた?
おにぎりを初めて焼きました。

熱っ… とても熱いです。

フー フー
フー フー フー…。

(猪口)いやぁ…
実に見事な手術でしたね。

あの状況の患者を救えた功績は
今後 広く知れ渡ることでしょう。

ありがとうございます。
(猪口)しかし 理事長。

命さえ助かれば ガイドライン
無視してもいいという やり方が

まん延しては困りますよね。
(美智)ええ。

この件に関して 新堂先生に
まったく責任が生じないとは

言えないのでは?

≪(ドアの開閉音)

手術を決めたのも
手を下したのも 全て私です。

責任なら この私が負います。

♬~

ねえ もういいんじゃないの?

駄目です。
あと13回で適温になります。

焼き肉屋に来たんだから
肉 食べなよ。

僕は おにぎりが大好きです。
それ 前も聞いた。

いつも おにぎり食べてるよね。
三角形だから面白いです。

山の頂上をかじってるみたいです。

飽きないの?
全然 飽きません。

ふーん… あなたがいいんだったら
いいんだけど。

終わりました。 適温です。

とっても おいしいです!

あっち…。

フー フー。
フー フー フー…。

(2人)フー…。