ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

限界団地 第6話 佐野史郎、足立梨花… ドラマのキャスト・主題歌は?(見逃した方はネタバレ注意)

『<オトナの土ドラ>・限界団地 #06【おじいちゃんのこくはく】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 穂乃花
  2. 江理子
  3. 二宮
  4. 寺内
  5. ママ
  6. 颯斗
  7. 団地
  8. 一緒
  9. 家族
  10. 住人

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『<オトナの土ドラ>・限界団地 #06【おじいちゃんのこくはく】』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

(寺内)穂乃花が?

(江理子)ちょっと 様子が
変だったので 心配になって。

ママの幽霊が 見えたとか

そういうことは ないと
思うんですけど。

 

ひと言も話さなくなった孫娘のために、寺内(佐野史郎)は江理子(足立梨花)に母親役を引き受けてもらうことに。奇妙な“家族ごっこ”が始まった。

詳細情報
番組内容
あやめ町団地が老朽化のために取り壊されることを聞いた寺内(佐野史郎)は、住人を説得して反対の署名運動を始めた。団地の取り壊し事業を担当するのが、江理子(足立梨花)の高校時代の先輩でもある二宮(郭智博)。取り壊しへの反発と江理子と親しく接する様子を見て、寺内は二宮への敵意をむき出しにする。
番組内容2
そんなある日、穂乃花(渡邊詩)が亡くなった両親に話しかけるそぶりを見せた後、ひと言も話さなくなってしまった。動揺した寺内は江理子を呼び出し「穂乃花の母親になってほしい」と懇願する。江理子は戸惑いながらも寺内の家で穂乃花の母親役を引き受けることに。こうして始まった奇妙な“家族ごっこ”、しかしそれは予想外の方向へと向かうことに…。
出演者
寺内誠司: 佐野史郎 
桜井江理子:足立梨花 
桜井高志: 迫田孝也 ※今回出演せず 
金田哲平: 山崎樹範 
二宮勇人: 郭 智博 
ほか
スタッフ
【企画】
横田誠(東海テレビ

【脚本】
香坂隆史

【音楽】
中村巴奈重 
田渕夏海 
櫻井美希

【主題歌】
majiko『ひび割れた世界』(ユニバーサル ミュージック)

【プロデューサー】
遠山圭介(東海テレビ) 
高橋史典(ケイファクトリー) 
馬場三輝(ケイファクトリー

【演出】
高橋貴司

【制作著作】
ケイファクトリー

【制作】
東海テレビ放送

 

(仁)美佐子さんには
ボーイフレンドが いたんだ。

(寺内)黙れ!

(仁)幸せな夫婦だと
思っていたのは お前だけだ。

(江理子)二宮先輩?

(二宮)久しぶりだな。
何してんの? ここで。

(二宮)住人の皆さまには ここを
出ていただくことに なります。

取り壊し!?

♬~

今日は 楽しかったです。
(二宮)ねえ。

次は テニスかな?
あっ。 いいですね それ。

(二宮)はい。
ありがとうございます。

汚れてますね。

拭くんで 中に 入ってください。
(二宮)いい? ごめんね。

二宮先輩に
遊んでもらえて

颯斗も うれしそうでした。

(颯斗)先輩って 何?
(二宮・江理子)うん?

あっ。 どうぞ。
先輩っていうのはね

ママとね
同じ学校だったんだよ。

≪テニスが うまくて
カッコ良かったの。

二宮先輩。

(二宮)今 お渡しした
取り壊し計画に関する 資料は

今週中に 住人の皆さまにも
配布する予定です。

(五木田)取り壊しって
簡単に 言われてもよ。

(千恵)築 60年近いし
噂は ずっと あったけどね。

(二宮)急で 申し訳ありませんが
1年を めどに

住人の皆さまには 退去して
いただくことに なります。

(二宮)個別に 面談の上
必要な方には

住宅管理センターの 物件を
ご紹介できます。

(リンリン)みんな
ばらばらに なってしまいます。

♬~

(金田)金。 幾ら 出るんだっけ?

各世帯 120万円を 補償金として
お支払いします。

(村瀬)新居の 初期費用とかに
充てたら そんなに残らねえな。

(花子)せめて 建て替えだったら
よかったのに。 ついてないわ。

なぜ 取り壊すんです?

なぜ よりによって
この あやめ町団地を?

ここだけでは ありません。
ご存じのとおり 現在

全国の団地で
老朽化による 建て替えや

取り壊し計画が
進められています。

納得できません。 この団地は
ただの建物では ないんです。

われわれ 住人にとって
大切な 魂の古里なんです!

穂乃花。
オムライス できたよ。 はい。

穂乃花。

今日は おじいちゃん特製
オムライスだ。

(穂乃花)ありがとう。 パパ。

(穂乃花)うん。 ママ。
穂乃花 いい子にします。

穂乃花?

(穂乃花)うん。 パパ。
穂乃花 いい子にします。

穂乃花!?

どうぞ。

寺内さん。 どうしたんですか?
改まって お話って。

江理子さんたちと 家族ぐるみの
お付き合いを させていただいて

心から うれしく思っています。

はい。
それは 私たちも。

江理子さんに
お願いがあります。

穂乃花の母親に
なってください!

おかえり。

≪(ドアの開く音)

おかえり。 穂乃花。

学校 どうだった?

おなか すいたでしょ?
おやつに イチゴがあるよ。

いらない?
ママが 食べちゃっても いい?

うん。

穂乃花。
ママの ご飯は おいしいね。

(颯斗)穂乃花ちゃんのママじゃ
ないのに。

颯斗。

(颯斗)知ってるよ。
ママごっこでしょ?

あっ。 ニンジン。
いろんな形してて 面白いね。

ママが やってみたんだよ。
いっぱい 食べてね。 穂乃花。

ほら。 うさちゃん。

(颯斗)ねえ。 穂乃花ちゃん。
一緒に 遊ぼうよ。

もう この世には 存在しない
パパと ママに 話し掛けた後

ずっと あの調子なんです。

あんなに 明るかった 穂乃花が

一言も
しゃべらなくなってしまって。

でも こんなことで
大丈夫なんでしょうか?

心療内科とかに 行った方が…。
もちろん 行きます。

でも 今の 穂乃花にとって
一番 大切なのは

幸せな家族だと 思うんです。

残念ながら
やはり 僕だけでは

母親の代わりは
務まりませんでした。

江理子さんのことを
母親と 認識すれば

また 元の 明るい 穂乃花に
戻ると思うんです。

分かりました。
穂乃花ちゃんのために

私が できることなら
何でも やります。

ありがとうございます。

こうですか?
そうです そうです そうです。

うわ。 意外と 難しいです。

いえ。 とても 初めてとは
思えません。

穂乃花。
ママ 上手だよな。

穂乃花。 ほら。 おいで。
はい。 貸して。

♬「仕上げは ママ」
えい。 かしゃ かしゃ かしゃ…。

集めた 葉っぱを こうやって
ママの袋の中に 入れてってね。

颯斗君。
捕まえちゃうぞ。 ほら。

ちょっと。 転びますよ。
ほら。 ほうきに またがってると

お空に 飛んでっちゃうぞ。
魔女の ほうきだぞ。

読んでほしいの?

いいよ。 おいで。

はい。

『うさぎの ぼうし』

もう 寝ました。

(穂乃花)ママ…。

(颯斗)やったー。
やったね。

颯斗。 もう 帰るよ。
(颯斗)えーっ。

また やろうね。

(颯斗)先 行ってるよ。
おやすみ。

ママも すぐ 行くね。

ああ。 穂乃花。 この絵が
ホントに 好きみたいですね。

結婚する前なんですけど。

出版社の コンテストに
応募したら

佳作に 引っ掛かったんです。
もっと 描けばいいのに。

何の才能もない 僕にとっては
ホントに うらやましいですよ。

いや。 寺内さんにも 才能くらい
あるんじゃないですか?

僕に? 何のですか?

才能って 言われると
ないのかも。

はっきり 言い過ぎですよ。

でも 颯斗が 生まれてから
それどころじゃなくて。

育児と 自分の夢を
両立できるほど

器用じゃないんです。

(金田)死んだ奥さんの 手帳と

クレジットカード履歴を
調べました。

パソコンメールの パスワードも
破って

色々
照らし合わせてみましたけど…。

ブランド物の かばん
もらったこと あります?

なさそうですね。

火曜の夜って
奥さん 何してました?

火曜 夜?
教授会の日です。

(金田)残念ながら
デートの日だったみたいですね。

あと 2009年の秋に 2泊3日で
温泉旅行に 行ってますね。

メールで 旅行の情報
やりとりしてる。

写真も ありました。

私には 出張だと
言っていました。

(金田)露天風呂付きの 部屋が
あるみたいだけど

ここにしたんすかね?
うわ。 高そうだな。

だから ホントに
調べていいのかって 聞いたのに。

これ 知って
どうするつもりですか?

自治会長。
ありがとうございます。

ちょっと 多過ぎますよ?

もう一人 調べてもらいたい人が
いるんです。

(江理子・颯斗)♬「アップルパイ
イチゴと 一緒」

♬「アップルパイ
ウィズ ストロベリー」

≪(二宮)江理子。

二宮先輩。 こんにちは。

(颯斗)こんにちは。
(二宮)こんにちは。

あれ? 江理子。 子供 一人って
言ってなかったっけ?

あっ。
そうなんですけど ちょっと…。

≪おかえり!

アップルパイ 焼けたよ。

穂乃花。 颯斗君。
ママと 一緒に 上がっておいで。

はい。

すみません。 また。
行こう。

(江理子・颯斗)♬「アップルパイ
イチゴと 一緒」

(女性)新しい場所って
どうやって 探せば いいのよ?

(女性)今より 家賃 上がると
生活できなくなるんです。

(男性)妻が 認知症
物の位置が 変わるだけで

パニックを 起こすんだ。

(男性)団地の仲間で 集まるのが
唯一の 楽しみだったんだ。

(男性)ここから 出されたら
どうすれば いいんだよ?

生きていけないんだよ。

寺さん。
何とかしてくれよ。

(一同)寺さん。 寺内さん。
お願いします。 寺さん。

われわれが 動かないと
何も 始まりません。

住人 全員の 署名を集めて

この団地が いかに 必要かを
訴えるんです。

(五木田)いまさら
署名運動なんて。

何もせずに
諦めるんですか?

一部の 住人にとって
団地の 取り壊しは

生命の危機ですら
あるんですよ?

それを 救ってあげなくて
どうすんですか!?

(金田)取りあえず
来月の ごみ当番 決めて

解散しましょうよ。
(村瀬)当番なんて

もう いらないだろ。
どうせ なくなるんだから。

何てこと 言うんですか!

村瀬さんは
団地の敵になる気ですか!?

(村瀬)敵って。
敵じゃないか!

(五木田)言い過ぎだよ!
何が 言い過ぎなんだ!?

(村瀬)敵って 何だよ!?
やめましょう! やめましょう!

落ち着いて 話しましょう。
ねっ。

よし。
寺内さん。

無理 し過ぎないでくださいね。
いえ。

手伝ってもらって
ありがとうございます。

江理子さんが
ママに なってくれた おかげで

穂乃花も だんだん
よくなってきています。

私も 楽しいです。

何でも 言い合えて
自然体で いられるので

本当の家族みたいに
居心地が いいです。

お礼に 江理子さんに
喜んでもらえるものを

用意していますから。
えっ? 何だろう?

ヤヨイドウの プリンですか?
いえ。 違いますが

それも 用意しときましょう。
やった。

土曜日は どうします?

みんなで 動物園にでも
行きましょうか?

あっ。 ごめんなさい。 あさっては
人と会う約束が あるので。

誰とですか?

えっと。 二宮さんです。
二宮さん?

あの 二宮さんですか?

《住人の皆さまには 退去して
いただくことに なります》

言いそびれてたんですけど。

二宮さんは
高校の生徒会の 先輩なんです。

それで どじな私を
色々と 助けてくれて。

それだけですか?
それだけ?

いえ。 いいんです。

土曜は 颯斗を 恐竜博に

連れていきたいと
言ってくれたので。

二宮さんは この団地を
取り壊そうとしてる人です。

団地の住人である 江理子さんが
そのような人と 親しくするのは

いかがなものかと
思いまして。

でも 昔からの 知り合いなので
それとは 関係ないです。

帰りは 何時ごろに
なりそうですか?

えっと。 夕方ぐらいには
帰ると思います。

分かりました。
えっと…。

♬~

♬~

≪いや~! 食べられた!?
ハハハ。

はい。 ほら。 入って。

おかえりなさい。
あっ。 ただいま。

ずいぶん 遅かったんですね。

ええ。 結局 夜ご飯を
食べてきちゃいました。

二宮さんと?
ええ。

てっきり 晩ご飯までには
帰ってくると 思ったのに。

遅くなるなら せめて 連…。

お酒を 飲んだんですか?
あっ。 分かりますか?

ワインを 一杯だけ。
二宮さんと?

ええ。 あっ。
穂乃花ちゃん どうですか?

大丈夫です。
ママを 恋しがっていましたが。

ママっていうのは?

今の 穂乃花にとって
ママは 江理子さんしか いません。

ですよね。

今日は もう 遅いので
また あした 伺います。

二宮さんにも 一度
うちに 来てもらってください。

えっ?
お茶でも ご一緒しましょう。

江理子さんと 仲のいい
お友達なら おじいちゃんにも

紹介してください。
はい。

どうぞ。
(二宮)お邪魔します。

ようこそ。 いらっしゃい。
(二宮)こんにちは。

あっ。 子供たちは
うちで 遊ばせてます。

さっき おやつを あげたので
遊ばせておきましょう。

二宮さん どうぞ。
お掛けください。

失礼します。

じゃあ 私 ケーキ 出しますね。
お願いします。

オレンジペコですか?
今日は アールグレイにしてみました。

すごいね。
ここに 住んでるみたい。

えっ? いや。 住んでませんよ。
知ってるけど。

江理子さんには
色々と 手伝ってもらっていて

まるで 家族のように
仲良くさせてもらっています。

この前 会ったときも
江理子から

寺内さんたちの話を
色々 聞きました。

僕は 近所付き合いとか
ほとんどないから

うらやましいです。
住人同士の つながりは

この団地が 日本一です。
みたいですね。

私も みんなと 仲良くなれたし。

しかたがないことだけど
残念です。

この団地が
なくなってしまうのは。

ところで 高校のときから
江理子と 呼んでいたんですか?

そうだよね?
ですね。

いや。 下の名前で 呼ぶというのは
なかなか。

ひょっとして お付き合いでも
していたのではないかと。

できなかったんです。
私が 告白したんですけど

振られてしまったので。
先輩が 卒業するときに

勇気を出して
告白したんですけど

あっさり 断られてしまって。

やめようよ 古い話は。
先輩 モテてたから

どうせ 無理だろうなと
思ってたんですけどね。

青春ですね。

僕は あまり そういう経験が
なくて うらやましい。

僕は もう 後は
老いてくばかりですが

お二人には まだまだ 未来がある。
いや。 ホントに うらやましい。

寺内さんだって
まだまだ 若いじゃないですか。

二宮さん。 恋人は?
いえ。 いません。

3カ月前までは
いらしたんですよね?

えっ?
あなたに捨てられた 元 恋人が

ストーカーに
なってるらしいじゃないですか。

どうして 知ってるんですか?

仕事場や うちにまで
押し掛けてきて

あなたも 警察に
相談してるんでしょ?

「あなたを殺して
自分も死ぬ」とまで 言ってるとか。

寺内さん。
それが 何なんです?

そんな女に 付きまとわれている
あなたと 親しくしていれば

江理子さんたちにも
迷惑が 掛かるんじゃないかと

言ってるんです。
彼女とは ちゃんと 別れたし

もう 終わったことです。

悪質な ストーカーになって
うんざりしてますけど

江理子たちには
絶対に 何もさせませんよ。

その話は 私も聞いてます。
別に 迷惑なんて してないし。

寺内さん。
どうやって そのことを?

身内の心配をするのは
当然のことです。

はっきり 言うが

君と 江理子さんが 付き合うのを
許すわけには いかない。

そもそも 江理子さんは
まだ 籍が入ってる。

それなのに あのような
不純異性交遊を。

はあ?
何か 勘違いしてませんか?

私と 先輩は
そんな関係じゃ ありません。

その前に 何で あなたに
そんなこと?

あなたは 江理子の父親ですか?

そのようなものです。
違いますよ。

何ですか これ?
どうかしてますよ。

この団地を 壊そうとしてる
君の方が どうかしている。

江理子さんと 付き合うのは
もっと どうかしている。

寺内さん!

≪(颯斗)ママ。
このDVD 見たいんだけど。

(二宮)帰ります。

ああ。 穂乃花も
DVD 見たいのか?

寺内さん。 二宮先輩のこと
調べましたよね?

私が 誰と仲良くしようが
余計な お世話です。

寺内さんは 私の
何でもないんですよ。

子供の前ですよ。

家族ごっこを 他の人の前で
持ち出さないでください。

もう やめましょ。

穂乃花ちゃんのために なるなら
いいって 思ってたけど

やっぱり こんなの 変です。

待ってください。
これからが 本番なんです。

颯斗。 帰るよ。

颯斗。 行くよ。

(すすり泣く声)

ああ。 穂乃花。
どうした?

ママ 呼んでくる。
ママ?

そうか。 ごめんな。
おじいちゃん。 何にもできなくて。

(チャイム)

穂乃花?

(千恵)ああ。 寺内さん。
穂乃花 見ませんでしたか?

(千恵)あっち 行ったわよ。

ママに 会いに行くって
言ってたけど お墓参り?

ええ。

穂乃花?

穂乃花!?

♬~

ああ…。
穂乃花!

穂乃花。
寒くないか?

うん? 大丈夫だからな。

おじいちゃんが ついてる。
大丈夫。 大丈夫だからな。

穂乃花。 穂乃花。

(チャイム)

先輩?
(二宮)ちょっといい?

あっ。 はい。

(二宮)隣。 あれから 何か
言ってきた?

いえ。
すみませんでした。

寺内さん。
悪気はないと 思うんです。

ちょっと やり過ぎるところが
あるんですけど。

(二宮)いや。 ちょっとかな?
≪(ドアの開閉音)

♬~

♬~

♬~

美佐子。 君が 僕を
裏切っていただなんて

思ってもみなかったよ。

本当は 何も知らないまま
あの世で また君と会いたかった。

でも 江理子さんが
言ってたんだ。

何でも 言い合えて 秘密のない
自然体で いられるのが

家族なんだって。

だから 僕は 君が死んでも
君と そういう関係で いたい。

君を 許すよ。

君が あんなことを したのは
夫が 僕だったからだろ?

僕が 君を疑うような 夫じゃ
なかったから あんなことを。

でも それなら それで いいよ。

こんな 僕だから 夫として
必要としてくれたんだよね?

ありがとう。

♬~

♬~

♬~

美佐子!

その代わり 君が産んだ
僕らの子供とは

お別れだ!

♬~

♬~

♬~

僕は お前らを殺した。

それは お前らが 穂乃花を
傷つけた 罰だ。

なのに なぜ まだ 現れる?

これは 僕への復讐か?

穂乃花を 僕から
奪い取るつもりなのか?

僕たちの前から 消えろ。

さもないと 地獄まで行って

もう一度 お前らを殺す。

♬~

♬~

(穂乃花)風邪 ひくよ。
おじいちゃん。

穂乃花。

おかえり。 おかえり。

どうしたの? おじいちゃん。
うん? 何でもないよ。

もう1回 「おじいちゃん」って
言ってくれるか?

変な おじいちゃん。
一緒に 寝よう。

ああ。 もちろん いいよ。
さあ おいで。

ねっ。 よいしょ。

(穂乃花)おじいちゃん。
うん?

うん!? うん!? うん!?

あっ!?
ほ… 穂乃花!

いないのか?
穂乃花!

(穂乃花)
♬「ダンチマン ダンチマン」

♬「ダダダ ダー ダー
ダー ダー ダダン」

♬「ダンチマン ダンチマン」
穂乃花。

(穂乃花)♬「ゴゴゴ ゴー ゴー
ゴー ゴー GONE」

ダンチマン?
(穂乃花)♬「ごみ出し 回覧板」

やめろ! やめろ!
(穂乃花)♬「ルールで」

穂乃花! 穂乃花 何するんだ!?
(穂乃花)♬「仲良しさ」

(穂乃花)♬「蹴散らせ 悪を」
穂乃花! 助けて!

(穂乃花)♬「いくぞ ダンチマン」

♬~

穂乃花。
おじいちゃんだぞ。

♬~

そこには もう 誰もいない。

パパも ママも
もう いないんだよ。

なぜだ?
もう いないはずだ。

もう一度 殺したんだ。

穂乃花。 こっちを向いて。

おじいちゃんを 見て!

(バイブレーターの音)

もしもし?

(二宮)江理子。
何も 変わりないか?

先輩。 どうしたんですか?

(二宮)そっちに 行こうかと
思ったけど

見つかったら 危険だと思って
やめたんだ。

見つかるって?

寺内だよ。
あいつは いかれてる。

《お前らを 殺す》

そんな。
何かの 間違いですよ。

あいつが 自分の息子夫婦を
殺したって噂が あったんだろ?

(二宮)それは ホントだ。
俺は 直接 聞いたんだ。

だから…。

(二宮)俺は 最初から
どっか おかしいと 思ってた。

今まで 近くにいて ホントに
何も 気付かなかったのか?

《2人が 死んでくれた おかげで
皆さんが 変わったんですから》

(史代)《あの男が
娘たちを 殺したの》

(高志)《あいつは 人殺しだ。
本当なんだよ》

(仁)《俺は 殺されてしまう》

(二宮)すぐに そこを出なきゃ
駄目だ。

颯斗君と 一緒に
駅まで来てくれ。

待って。 やっぱり 私
信じられません。

とにかく 駅前で 落ち合おう。
いい? すぐ 来てくれよ。

はい。

≪(チャイム)

(当たる音)

≪江理子さん。
開けてください。

≪この前は すみませんでした。
反省しています。

♬~

颯斗君は もう 寝ていますよね?

今から 少しだけ 例の部屋に
来てもらえませんか?

えっ?

穂乃花の誕生日会を
開く部屋です。

江理子さんに
見せたいものが あるんです。

もう 遅いので。
5分だけです。

すみません。
3分だけ。

待っていますから。

ごめんなさい。
今日は もう。

(投函する音)

≪(ドアの開閉音)

江理子さん。

来てくれて
ありがとうございます。

これ 何ですか?

自費出版です。

今 大手の本屋さんにも
並べてもらえるよう

交渉しています。
宣伝にも 力を入れましょう。

きっと 売れますよ。

はい。

うれしくないですか?

びっくりして。
何で 寺内さんが ここまで?

素晴らしい作品だから

もっと 多くの人に
読んでもらいたいんです。

それに 僕は この団地の皆さんの
夢を かなえてもらいたい。

江理子さんには 特にです。

江理子さんには 充実した人生を
送ってもらいたいんです。

そのためなら 僕は
どんな協力でも します。

寺内さん。 ごめんなさい。

江理子さんが 謝ることなど
何もないですよ。

僕の方こそ 色々と
出過ぎたまねを してしまって。

江理子さん。
はい。

僕は 人を殺しました。

えっ?
穂乃花の両親の 火事は

僕が やりました。

お風呂場で 足を滑らせて 死んだ
松本さん。

あれも 事故ではなく
僕が やりました。

ご主人の不倫相手。
あれも 僕が やりました。

加代子さんの部屋には

亡くなった ご主人の 骨が
ありました。

父が書いた 告発文の内容は
事実です。

1971年 8月。
夏の暑い日に 僕が やりました。

たぶん それで 全てです。

な… 何を?
ああ。 まだ ありました。

僕のことを 人殺し呼ばわり
していた 向こうの お母さん。

あれも実は 病死などでは…。
やめてください!

何を言ってるの?
寺内さんが殺したって 誰を?

ちゃんと 理由を 説明しますから。

穂乃花の両親は 穂乃花を
傷つけるだけの 駄目な親でした。

なので 穂乃花を救うために
僕が やりました。

松本さんは 規則を守らず
団地の がんに なっていました。

なので 団地のために
犠牲になってもらいました。

ご主人の 不倫相手。
これは もう 説明するまでも…。

やめて!
江理子さんが

何でも言い合える家族が いいって
言ったから

僕は 今 こうやって
話してるんですよ。

それに 江理子さんには
僕のことを もっと よく

分かってもらった上で
お願いしないと いけないから。

お願いです。 江理子さん。

穂乃花の母親に なってください。

今度は 家族ごっこじゃなく
本当の家族に なってください。

僕と 穂乃花には
江理子さんしか いないんです。

江理子さんが いないと
家族じゃなくなってしまうんです。

穂乃花を 救ってください。

あの子に ママと
呼ばせてあげてください。

僕も おじいちゃんと 呼ばれたい。
嫌!

人殺し…。

人殺し! 人殺し! 人殺し!

今まで ずっと
私を だましてきたの?

違う。 そうじゃない!
うるさい!

何が違うの? ふざけないで。

楽しかったでしょ? 僕たちが
家族として過ごした あの数日間。

みんなが 心から 笑っていた。
あの日々が 永遠に…。

黙って!
あの日々が 永遠に

続いてほしかった。
江理子さんだって

そうだったんじゃ ないんですか?

穂乃花の母親であることに
喜びを 感じていたはずです。

黙ってって 言ってるの!

お願いです。 江理子さん。
穂乃花の母親に なってください。

僕と 穂乃花には
江理子さんが 必要なんですよ。

悪魔!
お願いです。 お願いです。

悪魔!

悪魔。
悪魔 悪魔 悪魔!

地獄で 焼かれろ!

あしたの 朝ご飯は
和食ですよ。

アジの開きに 卵焼き。
納豆に お豆腐の味噌汁。

食後には
イチゴを つけましょうね。

待ってますから!

穂乃花と 一緒に
待ってますから。

颯斗!
颯斗 起きて!

出掛けるから。
(颯斗)何?

もう いいから。

ほら。 上着 着て。

(颯斗)どこ 行くの?
いいから!

ほら。 靴 履いて。

《ドアノブカバーです。
僕が ミシンで 縫いました》

《奥さんは いい奥さんであり
いい母親ですよ》

《立派な団地妻です》

(一同)《♬「アップルパイ
イチゴと 一緒」》

《♬「アップルパイ」》

《団地じゃなきゃ 駄目なんです》

(一同)《♬「アップルパイ」》

《上手》

《ママ》

《今の穂乃花と 僕にとって
江理子さんは 必要な人です》

(颯斗)ママ?

≪(チャイム)

どうぞ。

おはよう。 寺内さん。
朝から ごめんね。

ホームベーカリーに
挑戦したから

寺内さんにも
食べてもらいたくって。

入っていい?
お邪魔します。

自治会長に 食べさせたら

ぼそぼそしてるって
文句しか 言わないから。

あら。 朝ご飯
まだだったんですか?

穂乃花ちゃん。 おはよう。

って 何て おいしそうなの。
さすが 寺内さん。

よかったら 食べていきますか?
(花子)いいんですか?

じゃあ 遠慮なく。 よいしょ。

うん。 これ ふわふわで
おいしいですよ。

(花子)でしょ。 やっぱり
寺内さんしか 分かってくれない。

♬~

(リンリン)ああ。 寺内さん。
もっと 背筋 伸ばして。

はい。
(リンリン)そうです。

♬~

美佐子。 もう 疲れたよ。

穂乃花を あのままには
しておけないんだ。

どうすればいい?

(仁)《誠司。
一緒に 死のう》

(仁)《苦しんでる お前を
置いては 死ねない》

《ここが なくなったら
生きてはいけないんだよ》

《寺さん。 何とかしてくれよ》
(一同)《寺さん。 寺内さん》

先輩。

(二宮)颯斗君は?

そこの自販機に。

弁当 買ってきたよ。
何にも 食べてないでしょ?

あと この ヤヨイドウの プリン。
江理子 好きだったの 思い出して。

♬~

江理子。

「江理子さんへ」

「江理子さんが これを読むころ
僕は もう 生きていないでしょう」

愛する人と 死にたいと言った
父の気持ちが 今 分かりました」

(リンリン)急な 親睦会ですね?
(千恵)寺内さんが

不安になってる 住人たちを
励ましたいんだって。

「でも 僕が 愛するのは
穂乃花だけでは ありません」

「この団地が なくなり
不幸になる人たちを 放って

死ぬわけには いきません」

「だから 決めました」

「最後の親睦会を 開き
一致団結して 死にます」

「一団心中です」

(男性)本当に
なくなっちまうのかね。 ここは。

大丈夫ですよ。 いつまでも
みんな 一緒ですよ。

(一同)ナイス。
さすが 寺さん。

(女性)寺内さん。 はい。
賞品 進呈。 グッドプレー賞。

やった。
初めて ゲットしましたよ。

そろそろ 親睦会の時間です。
集会所に 移動しましょう。

「江理子さん。 あやめ町団地での
思い出を胸に

生きてください。
寺内 誠司」