ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

グッド・ドクター 第1話 山﨑賢人、上野樹里、藤木直人… ドラマの原作・キャストは?(見逃した方はネタバレ注意)

『<木曜劇場>・グッド・ドクター #01【最高にピュアな小児外科医誕生!】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 将輝
  2. 将輝君
  3. 高山
  4. 先生
  5. 橋口
  6. 祥子
  7. 大丈夫
  8. 中島
  9. 医師
  10. 間宮

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『<木曜劇場>・グッド・ドクター #01【最高にピュアな小児外科医誕生!】』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

(子供)こんなん拾ったよ。

(子供たちのいじめる声)

(子供)何 笑ってんだ
気持ち悪い!

(奏太)おい! 湊から離れろ!

離れろ!

 

主演は山﨑賢人!サヴァン症候群の青年が、小児外科医の世界へ。最高にピュアな主人公と子どもの命の物語。上野樹里藤木直人、戸次重幸、板尾創路柄本明ほか

詳細情報
番組内容
幼い頃から小児外科医になることを夢見ていた新堂湊(山﨑賢人)にとって今日は記念すべき日だ。なぜなら、あと数時間後にはレジデントとして、東郷記念病院の小児外科で働けるのだから―。
 東郷記念病院の小児外科はいつもの通り多忙を極めていた。一人前の小児外科医を目指して日々激務をこなしている瀬戸夏美(上野樹里)も、食事をとろうとした矢先、患者のことで携帯で呼び出され休む間もない。
 そして今日は、
番組内容2
小児外科のエース・高山誠司(藤木直人)も出席し、小児外科長の間宮啓介(戸次重幸)、理事長の東郷美智(中村ゆり)、副院長の猪口隆之介(板尾創路)、院長の司賀明(柄本明)らが一堂に会し経営会議が開かれていた。そこで司賀から、小児外科に今日からレジデントとして新堂湊という青年を招くことが告げられる。
 湊の履歴書が配られると、自閉症スペクトラム障がいであるという記載にざわめきが起こる。司賀は、湊が驚異的
番組内容3
な記憶力を持つサヴァン症候群であり、医師としての能力も高く、必ずや東郷記念病院の力となってくれるはずだと説明をする。
 そんな会議のことなどつゆ知らず、病院へ向かう湊は大事故に遭遇。看板が倒れ、子供が血を流して倒れている。わき起こる悲鳴。助けを求める母親の叫び。たまたま居合わせた医師が名乗り出て、応急処置をほどこそうとすると…
 「ダメです!それだと死にます!」
 子どもの元へ、湊が駆けつけた。
出演者
山﨑賢人 
上野樹里 
藤木直人 

戸次重幸 
中村ゆり 
浜野謙太
 ・ 
板尾創路 
柄本明 

ほか
スタッフ
【原作】
「グッド・ドクター」((C)KBS.脚本 パク・ジェボム

【脚本】
徳永友一、大北はるか 

【脚本協力】
LiLy 

【音楽】
得田真裕 

【医療監修】
〈小児外科〉
浮山越史(杏林大学病院)、渡邉佳子(杏林大学病院) 
自閉症スペクトラム障がい〉
西脇俊二(ハタイクリニック) 

【取材協力】
高田哲也(日吉メディカルクリニック) 

【プロデュース】
藤野良太、金城綾香
スタッフ2
【協力プロデュース】
西坂瑞城 

【演出】
金井紘、相沢秀幸

 

(奏太)ほら。 湊 行くぞ。

(奏太)秘密基地 行くか。
(湊)うん!

(奏太)いいもん作ってやるよ。

(奏太)湊
お前はバカなんかじゃない。

すごいんだぞ。

(奏太)
お前なら 医者にだってなれる。

頭が良くないとなれないし
すごいって尊敬されるんだぞ。

はい。

(アナウンス)間もなく 新宿中央口。

終点 新宿中央口です。

♬~

(医師)ガーゼ。
(助手)はい。

(医師)汗。
(看護師)はい 失礼します。

<小児外科では

子供の体 ほぼ全てを
治療しなければならない>

<そのため 豊富な知識と

高度な技術が
必要とされるのである>

<小児外科医は 医師の中で
たったの0.3%しかいない>

<まさに 選ばれし者しか
なることができない

特別な医師なのだ>

<彼らは なぜ
毎日 闘い続けるのか?>

笑顔を守りたいんですよ。

僕らは 子供の笑顔を守る
スペシャリスト…。

(夏美)ハァ…。

(アラーム)

 

はい うん。
はい 行きまーす。

(美智)こちらは
わが病院の過去3年にわたる

各科ごとの収益の増減率を
グラフにしたものです。

眼科 心臓外科は例年

プラス20%以上の利益を
達成できています。

その一方で 損失が
マイナス15%以上 続く科があります。

(美智)リハビリ科 放射線
そして…。

(美智)小児外科です。

今後 採算性が悪い科の
コストダウンは急務であり

人件費削減等の改善策が
必要と考えています。

(間宮)削減?
いや 勘弁してくださいよ。

むしろ われわれは 少ない人員で
何とか耐えてるんです。

子供は 大人と違って
ちょっとした診察にも

人手や時間がかかって
大変なんです。

(間宮)それに 子供相手ですから

保護者からのクレームは
毎日 後を絶ちませんし。

(丸井)あっ
廊下走っちゃ駄目だよ!

(間宮)他の科では
やらないようなことも

たくさん
やらなければいけません。

1人の医師の業務は

雑事を含めて
多岐にわたっており

負担は 相当なものです。

(野々村)ありがとう 助かった。

(間宮)しかも 小児外科は
他科よりも専門性が高く

1人の医師を育てるのに
大変な労力と時間がかかります。

♬~

(間宮)それなのに削減だなんて
あんまりですよ。

(美智)小児外科の赤字は
年間1億円以上。

明らかに 他科を圧迫しています。

(高山)その1億円で 1, 600人の
子供の命を救いましたが?

年々 赤字だという理由だけで
小児病棟が減少していく中

ここは 行き場を失った子供たちの
最後のとりでです。

数字では測れない価値がある。
(美智)しかし…。

(司賀)
高山先生のおっしゃるとおりです。

(司賀)わが病院の小児外科は
守らなければなりません。

そこで 少しでも
人材不足を解消するために

今日から新しく
レジデントを加えたいと思います。

(作業員)おい!
(作業員)危ない!

(悲鳴)

(母親)浩太…。

浩太!? 浩太!

浩太! 浩太! 浩太!

(間宮)
うん… 東都大の医学部卒か。

えっ 首席で
卒業してるじゃないですか!

いや 院長
これ どういうことですか?

皆さんに一つ
ご理解していただきたいことが。

(悲鳴)

浩太! 浩太しっかりして!
(シャッター音)

(晴人)お兄ちゃん お兄ちゃん!
(母親)浩太…。

(晴人)お兄ちゃん!

(母親)誰か 助けてください…!
(医師)医者です 見せてください。

(医師)
おそらく 頸動脈は無事ですが

頸静脈が損傷してます。

圧迫止血すれば大丈夫でしょう。

(湊)駄目です。

(湊)それだと死にます。

子供なので 強く押さえると
気道が圧迫されます。

軽くです 軽く押さえます。

(どよめき)
(女性)刺さってる!

大丈夫なの?

右肺が膨張 緊張性気胸
肺から空気を抜く必要あり。

1986年 ワシントン州
シアトル市郊外で起きた転落事故で

10歳の男の子が緊張性気胸になる。

応急処置で使った道具は…。

ボールペン カッター テープ。

ボールペン!
カッター! テープ!

ボールペン! カッター!

(美智)ちょっと待ってください!
彼は…。

自閉症ですよ。

(科長)冗談じゃない!

ただでさえ訴訟リスクが高い
小児外科に

自閉症の医師を雇い入れるなんて。

勘弁してくださいよ。

そりゃ 人が欲しいとは
言いましたけど

何で よりによって…。
(司賀)彼は

自閉症ではありますが
サヴァン症候群です。

突出した記憶力と
空間把握能力を持ち

医師としての能力は
非常に高い。

必ずや 東郷記念病院の力と
なってくれるはずです。

(店員)いらっしゃいませ。

(店員)どうかされましたか?

(店員)お客さま?

ちょっと!

第五肋間の神経と動静脈に
注意しながら…。

ええっ!?

♬~

♬~

(医師)これなら
肺から空気は排出されるが

中には戻らない。
(浩太)ハァ… ハァ…。

終わりました。

(隊員)すいません 救急通ります
ストレッチャー通りますんで

道を空けてください。
おい 搬送準備だ。

(隊員たち)はい。
横 空けてください。

1 2 3!

先生 お願いします!

一緒に
付き添っていただけませんか?

お願いします!

(母親)浩太 ママいるからね。
(隊員)大丈夫ですよ。

東郷記念病院に行く時間です。
(隊員)今 向かってますよ。

そこの先生だったんですね。

危険です!
(心電計の警告音)

(隊員)脈拍が!
(母親)浩太! 浩太!

分かりました
すぐに受け入れの準備します。

ERに救急の患者。

工藤 浩太君 12歳。
肝臓と脾臓に裂傷の疑いあり。

急いでオペの準備。
あっ 高山先生に連絡して。

(隊員)看板の下敷きになり…。
(看護師)お待ちください。 どうぞ。

 

(アナウンス)留守番電話に接続…。

(美智)院長 彼はいったい
いつ来るんですか?

(司賀)さあ? いつでしょうね。


(高山)すいません。

はい。

分かった すぐに行く。

≪ストレッチャー出ます。
≪ストレッチャー通ります。

エコー エコー。
≪ストレッチャー曲がります。

≪お願いします。 緊急性血気胸
現場で一時的にドレナージしてます。

輸血6・6で
追加オーダーして。

あと トロッカー
20フレンチ用意しといて。

(中島)ちょっと 駄目ですって!
心エコー! 心エコー!

(中島)出てください!

心嚢! 心嚢!
えっ?

(中島)こちらでお待ちください。

胸腔ドレナージがセッティングできしだい
開始できます。

(中島)バイタルも安定してます。
(高山)急ぐぞ。

(一同)はい。

危険です 危険です。

エコー エコー。

心嚢 心嚢。

(高山)バイタルは?
(医師)心拍数180 血圧50の30です。

(丸井)腹腔内の出血は
止まったのに 戻りません。

(高山)心エコーの検査は?
(野々村)していません

必要ないかと。

《心エコー! 心エコー!》

(高山)心エコーする 急げ。
(一同)はい。

(丸井)お願いします。

大丈夫なんでしょうか?

危険です。

(高山)外傷性心タンポナーデだ。

心壁損傷による出血で
心タンポナーデが起きてる。

フリーズ。

《心嚢! 心嚢!》
(中島)《落ち着いてください》

(高山)
瀬戸 心嚢穿刺と開胸の準備。

はい。
(高山)解除。

浩太は?

無事 終了しました。

腹部からの出血以外に 心臓からの
出血も見られましたが

もう大丈夫です。
(母親)ハァ…。

本当にありがとうございました。

応急処置が適切でした。
処置は どちらの病院の医師が?

(母親)あっ 今まで ここに
いらっしゃった方なんですけど…。

フゥ… 次の会議がありますので
失礼します。 行きましょう。

(ドアの開く音)

(一同)何だ?
何の用だ。 血 付いてる。

(司賀)湊! どうした?

どうした? 何か あったのか?

大丈夫 誰も怒ってやしないよ。

いつもは きちっと時間を守る。

その血は どうした?

事故があったので
応急処置していました。

ああ そうか。
で その人は どうなった?

あっ! かばん忘れました。
えっ?

湊!

≪何だ?

院長 あの 「湊」って…。

まさか 今のが?

ええ 新しいレジデントです。

(美智)私は 反対です。

医師として必要な倫理的判断力が
あるようには見えませんでした。

主治医から
診断書ももらっています。

病院で働くことに関して
許可も得ています。

許可は得られても
問題がないとは思えませんが。

(職員)理事長 ネットで
こんなものが拡散されています。

終わりました。

(歓声・拍手)

(司賀)確かに 彼は普通ではない。

しかし 彼のような人材を
受け入れることで

われわれも学ぶことが
きっとある。

皆さん どうか私に
半年 時間を下さい。

その間に 医師としての
資質に欠けると判断された場合

私は 責任を取り
病院長を退きます。

そんな 院長…。
(猪口)いいじゃないですか 理事長。

(猪口)私は 賛成します。

予算は 私が何とかしましょう。

(司賀)ありがとうございます
副院長。

変革は 大切ですから。

♬~

(間宮)えー 今日から
新人が入ることになってしまった。

(中島)なってしまった?

何 ぼーっとしてんだ。
自己紹介!

はい。 新堂 湊 26歳
AB型です。

東京都 中野区 東中野
7-10-2 パークハイツ…。

長い! みんな忙しいんだ
もっと端的に言えよ。

コーヒー。
あ?

8年間 怒鳴り続けるエネルギーで
コーヒーを1杯 温められます。

間宮科長の場合は
もっと短い期間で可能です。

おい…!

♬~

♬~

(将輝)お お…。

おーに。

(祥子)また間違えてるよ。

(祥子)「お」は こう。

はい。
(将輝)難しい この字。

えー 練習すれば大丈夫よ。

ねえ ママ
いつ おうちに帰れるの?

もうすぐだよね?

そうね。

早くしないと
夏休みになっちゃうもんね。

間宮先生に相談してみよっか。
(将輝)うん!

や… お… や。

(子供たちの遊ぶ声)

(丸井)《自閉症?》

(野々村)《マジっすか。
2年ぶりの新人が それって》

《ふざけんなよ
ただでさえ忙しいのによ》

《あんたたちより
腕は あるかもよ》

《仕事する前から文句言うのは
どうかと思うけど》

(間宮)《だったら 瀬戸
お前が面倒見ろ》

《えっ?》
《お前が指導医やれ》

《えっ でも…》
《何だ 嫌なのか?》

《仕事する前から文句言うのは
どうかと思うけど》

《いや 別に私は
嫌というわけでは…》

《年齢 39歳 生年月日
1978年11月23日 病歴なし》

《母 柏木 祥子。 年齢 38歳》

《生年月日 1979年7月6日
病歴なし》

よし。

ちょっと!

何やってんの?
回診の時間だから。

はい 回診の時間です。

(橋口)あっ!
ねえ 新人の先生でしょ?

アハッ 僕は看護師の橋口…。
橋口 太郎さん 38歳。

松田 佳子さん 25歳
倉本 若菜さん 21歳。

中谷 裕子さん 46歳です。

(橋口)
師長って 46歳だったんすね。

(裕子)橋口!
(橋口)痛い。

行くよ すいません。

(子供たちの遊ぶ声)
ほら もう 廊下で遊んじゃ駄目。

(倫太朗)誰? 新しい先生?

そう 新堂…。
武智 倫太朗君 8歳。

2015年 10月から入院していて
友達がたくさんいます。

綾瀬 奈緒さん 9歳
一卵性双生児の妹がいます。

富岡 圭太君 9歳
おやつが大好きですが

卵アレルギーなので
注意が必要です。

初めまして 新堂 湊 26歳です。

(子供たち)何か面白そう!

痛いです 痛いです。

行くよ ほら。 後でね。

もう 名前もカルテも
全部覚えたの?

はい 一度見たら覚えます。

あっ こっち
処置室とオペ室も案内するね。

必要ありません
案内図を見ました。

機材も 管理リストに載ってたので
把握しています。

えー… 全部?

(司賀)彼は きっと 素晴らしい
小児外科医になりますよ。

ありがとうございます。
(司賀)私は

湊のことを
昔から よく知っています。

8歳のとき 彼はすでに

全ての人体の器官を
暗記していました。

彼は 小児外科医になるために
誰よりも努力してきたんですよ。

知識や技術は
持っていて当たり前です。

われわれに
最も必要とされるのは

高度な
コミュニケーション能力です。

自閉症の人間に 医師は無理です。

自閉症の者が

医師になってはいけないという
決まりもないはずです。

何か問題を起こしてから…。
(司賀)高山先生。

湊の力になってやってください。

非力な私の 最後の頼みです。

ハァ…。

はい 吸って。

吐いて。

はい。
(将輝)新しい先生?

そう 新堂 湊先生。

ウルトラマンオーブです。

(将輝)先生も好きなの?
はい 大好きです。

ウルトラマンオーブ
身長50m 体重5万t。

必殺技は
オーブスプリームカリバー。

お~ カッコイイ!
最強必殺技です。

火 水 風 土 それに闇と光。

(祥子)自閉症

だからか
他の先生とちょっと違うって。

大丈夫? 将輝君。

お~ すごい! カッコイイ!
おお。

(将輝)ねえ 見て
湊先生が描いてくれたの。

初代ウルトラマンから
全部描けます。

(将輝)描いて 描いて!
(祥子)はい もう終わり。

先生だって 忙しいんだよ。

ごめんね また今度ね。
行きましょう。

はい。

(将輝)
ねえ 先生 僕の退院いつ?

将輝君は 退院したら何が…。

しばらくは退院できません。

6月25日の退院前検査で

横紋筋肉腫の再発が
発見されました。

腫瘍が大きく
切除手術が必要となります。

7月10日に 間宮科長が…。
新堂先生。

どういうことですか?
(間宮)本当に申し訳ございません。

申し訳ございません。
再手術のこと

将輝に言うのは もう少し
待ってほしいって言いましたよね?

はい。

あの子は 学校に行くこと
ずっと楽しみにしてたんですよ!

夏休み前までには行くんだって。

それなのに あんな言い方!

(間宮)おっしゃるとおりです。

しかし どうでしょう?

手術日も
近くなっておりますので

時期的には そろそろ
お伝えしていただかないと。

分かってますよ。
(間宮)よろしくお願いします。

(祥子)ですから

もう あの先生を
将輝に近づけないでください。

聞きましたよ あの先生のこと。
(間宮)はい…。

先生たちは 自分の子供を
ああいう人に任せられますか?

はあ…。

(祥子)失礼します。
(間宮)あっ。

(間宮)瀬戸。
はい。

ちゃんと指導しろよ!

やつが 次に問題起こしたら

執刀医デビューは
当分 お預けだからな。

はい。

(間宮)ああっ!

いったい何考えてんの?
瀬戸先生が怒ってる理由です。

患者さんや そのご家族には

カルテには書かれてない
それぞれの事情があるの。

将輝君は まだ4歳のときに
横紋筋肉腫を患って

大きな手術をして。

(祥子)
《ありがとうございました》

《お薬飲もうか》

《あー 口内炎すごいな》

入退院を繰り返しながら
つらい抗がん剤治療にも耐えて。

《もうちょっとしたら
楽になってくるからね》

《頑張れ 頑張れ》

小学校に行くのを
ずっと楽しみに頑張ってた。

やっと 元気になって
退院の兆しが見えたって時に…。

(将輝)《カッコイイ!
早く学校へ行きたいな》

再発が分かったの。

《再手術?》
《CT検査の結果

腹腔内に横紋筋肉腫の再発が
見られました》

このことは まだ将輝君には
黙っててほしいっていうのが

ご両親の希望だったのよ。

何で言ったらいけないんですか?

何でって…
ご両親の気持ちが分からないの?

心の準備ができてないのに

将輝君が知ったら
かわいそうだって。

分かりません。

は?

将輝君は…。
もういい。

いくら記憶力が優れていても

人の気持ちが分からない人間に
医者は務まらない。

将輝君の病室には
二度と行かないで。

副院長 どういうつもりですか?
あんな…。

ああいった人材を入れることに
賛成するなんて。

理事長が
おっしゃっていたとおり

わが病院の経営状況を鑑みれば
コストダウンは急務な課題です。

ええ。
(猪口)しかし

人件費削減などの
小手先の改革では

焼け石に水となりかねない。

今こそ 採算の取れない科

つまりは
小児外科を閉鎖すべき時です。

いや でも小児外科は
この病院の…。

(猪口)病院は
慈善事業ではありません。

司賀院長がいるかぎり
この病院のがんである

小児外科がなくなることは
ないでしょう。

いや でも…。

あなたのお父さまが残してくれた
東郷記念病院を

存続させるためにも。

(祥子)将輝! お片付けしてよ。

(将輝)さっきの 本当?

僕 まだ病気なの?
退院できないの?

さっきの先生ね
新しく入ってきたばっかで

将輝のこと
まだよく分かってないんだよ。

そうだ リンゴでも食べる~?
洗ってくるね。

♬~

夏美先生?
うん 何?

何で?
えっ?

何で本当のこと
教えてくれないの?

先生 教えてよ!

退院できるの? できないの?

あ…。

♬~

お前は 小児外科医にはなれない。

それを早く自覚しろ。

僕は 小児外科医になりたいです。

(高山)お前は
余計なことをしなくていい。

定時に来て 定時に帰れ。

♬~

(美智)お待たせ。
ごめん 遅くなって。

やっぱり怒ってる?

いや 理事長としての君の立場は
理解してる。

だけど 経営効率だけじゃないだろ
病院は。

ハァ… そうね。

どうした?

あっ ううん 何でもない。

あー おなかすいた!
早く行こう。

ああ。

≪(物音)

先生?

(高山)右副腎静脈は IVCから
直接出ていて腫瘍内にある。

よって 摘出の際には
IVCとの境界に

じゅうぶん注意する必要がある。
(一同)はい。

今日 予定してるオペについて
私からは以上だ。

他に報告がある者は?
(野々村)瀬戸先生

将輝君の件は
落ち着いたんですか?

あっ お母さん
結局まだ言えてないみたいで。

(丸井)えっ!?
来週の頭にはオペですよ。

よし 手術の準備に取り掛かろう。
(一同)はい。

(橋口)将輝君 大丈夫?
今 先生呼ぶからね。

あっ 先生…。

大丈夫ですか?
どこが痛いですか?

(祥子)触らないでください。

他の先生 お願いします。

あ… 新堂先生 今は
ひとまず出ましょうか はい。

はい はいはいはい
いいから いいから いいから…!

≪(中島)おい!

失礼しました
早く こいつを外に。

(橋口)はい はい はい。
(中島)ちょっと ごめんね。

どこかな? 痛いのは。

(橋口)はい はい はい
落ち着きましょう ねっ。

勝手に病室に入るな。

訴えられたら どうすんだ?
お前が責任取れんのか?

上腹部を痛そうにしていました。

は?
今すぐにレントゲンを撮るべきです。

いいかげんにしろよ!

間宮先生の患者だ
お前の患者じゃないだろ。

上腹部の痛みは
イレウスを引き起こしています。

イレウスの疑い?

今は 痛みが
治まっているようですが。

誰が言った?

(中島)新堂先生が。

何だ あいつか!

けさ 診たときには
何の問題もなかった。 ほっとけ。

これから大事な会議なんだよ。

(インパクト音)

(間宮)ナイスショット 島田社長!

(高山)これより
右副腎腫瘍 摘出を行う。

メス。
≪はい。

鑷子 ガーゼ。
≪はい。

≪(祥子)大丈夫? まだ痛いの?
≪(将輝)ハァ…。

どこが痛い? 頑張れ 頑張れ。

駄目ですって!
また 追い出されますよ。

はいはい はいはい。
(祥子)大丈夫 大丈夫。

(橋口)じゃあね お熱測ろうか。
(祥子)はい お願いします。

吸引。
(丸井)はい。

(高山)キンコウ。

(祥子)将輝? 将輝。

絞扼性イレウスです。
(祥子)えっ?

死にます 早くオペしないと
死んでしまいます。

死ぬって…
何言ってるんですか!?

ふざけないでください!

あっ 先生! ちょっ…。

ねえ 他の先生は?
早く他の先生を呼んでください!

(橋口)分かりました。

OK!
(バイブレーターの音)

だから! 今 こっちは
大事な会議中だって言ってんだろ。

将輝君が
胆汁性の嘔吐をしました。

新堂先生が 早くオペしないと
し… 死んでしまうって。

胆汁性嘔吐?

絞扼性イレウス…。

間宮先生は 何て?
(橋口)2時間かかると。

駄目です 間に合いません 今すぐ
オペしないと死んでしまいます。

(中島)主治医が 待ってろって
言ってんだ 口挟むな!

ううっ!
(祥子)先生 本当に大丈夫ですか?

取りあえず イレウスチューブを
入れて 様子を見ます。

駄目です
腸管が血行障害を起こして

壊死してしまいます。
(中島)騒ぐなよ!

今は 高山先生がオペ中だろ
誰がやるんだよ。

(心電計の警告音)

将輝君? 将輝君?

将輝君!

将輝!? 将輝!

将輝! 将輝! 将輝!

間宮…
間宮科長の判断を仰ぎます!

時間がないです! あと30分で
不可逆性ショックになります。

先生!
お願いします 助けてください!

お願いします 助けてください!
(中島)大丈夫です 大丈夫です。

(祥子)お願いします 将輝!

(中島)
主治医に判断を仰ぎますので。

(祥子)どうしよう… 将輝!

おい 何やってんだよ!

運びます オペ室に運びます!
勝手なことするな!

やめろって!

(心電計の警告音)
(中島)やめろ!

(橋口)うわ~!
(中島)おっ おい!

(橋口)ベッド通ります!
(中島)何やってんだよ!

(橋口)ベッド通ります!

(裕子)あれ?
オペ もう1件あった?

(若菜)いいえ。

(裕子)ちょっと 何してるの?
(橋口)あー! ああ…。

(ボタンを連打する音)

う~!
(裕子)あっ 橋口!

ハァ… 何やってんだ 俺。

(橋口)ベッド通ります!
ベッド通ります!

(高山)開腹したら 腹水…。
(看護師)えっ?

新堂先生が 隣のオペ室に
間宮科長の患者を運んだそうです。

超音波メスと
自動縫合器が必要です!

はい。

先生 落ち着いてください!

(中島)すいません お母さんは
こちらでお待ちください。

はい。 将輝…。

ちょっと 何やってんの!?

将輝君?

絞扼性イレウスです。

(中島)おい!
お前ら 何やってんだよ!

助けます 僕が助けます。
ちょっと何やってんのよ!

離れて。
(橋口)高山先生!

容体は?
胆汁性の嘔吐が出ました。

お前には聞いてない。
おそらく

腫瘍の再発による
絞扼性イレウスです。

緊急のオペが必要です。

(心電計の警告音)

俺がやる。
俺が 二つ同時に執刀する。

麻酔科医とオペナース
サクションと電メスの準備。

(中島・夏美・橋口)はい。
オペナース呼んで。

指示ください
僕にも 指示ください。

お前は 今すぐ
ここから出ていけ!

(猪口)同時手術ですか
かなりのリスクを伴いますね。

成功を祈りましょう。

(高山)メッツェン。
丸井 外側の腫瘍の剥離を頼む。

腫瘍血管に注意しろ。
(丸井)はい。

輸血の追加 お願いします。

鑷子。 メッツェン。
≪はい。

吸引。
(野々村)はい。

もっと。
(野々村)はい。

テンションかけて。
(野々村)はい。

(高山)遅い 代われ。
はい。

(高山)トライツ靱帯側にも
展開しろ。

鑷子。 メッツェン。
≪はい。

(高山)ガーゼ。
(野々村)はい。

(高山)吸引。
(野々村)はい。

(高山)自動縫合器。
≪はい。

(司賀)さすが高山先生。

無駄のない
素晴らしい手さばきです。

ええ 実にお見事です。

(高山)瀬戸 レンベルト吻合しとけ。

(高山)副腎腫瘍 摘出完了。

あとは止血を確認して閉腹だ。
(中島)はい。

(看護師)高山先生!
将輝君のバイタルが…。

ガーゼ。
≪はい。

(医師)輸血 追加。
(看護師)ガーゼ もっと下さい。

ここ吸引して。
≪はい。

(看護師)大量に出血してます。

(高山)何があった?
腫瘍血管から出血です。

(高山)中枢側をクランプして
処理するぞ。

(野々村)
DOA もう一本準備して。

(高山)代われ。
はい。

(高山)吸引しろ。
≪はい。

(高山)鑷子。 血管鉗子。
≪はい。

(高山)5-0。
≪はい。

将輝君は?
将輝君は 大丈夫ですか?

お前は 医者失格だ。

今回は 運が良かっただけだ。

運が悪かったら
2人とも死なせてた!

将輝は?

手術は 無事に成功しました。

ハァ… よかった。
(2人)ありがとうございます。

柏木さん。
(祥子)はい。

あっ 高山君!
私の患者は?

オペは 私がやりました。
(間宮)え… 何 勝手なことを。

私が 学会から戻ってくるまで
待てと…。

将輝君の担当は
私が引き継ぎます。

おい!
上司に向かって 何だそれは!

人の患者を取るつもりか?
(高山)患者の命より

科長のプライドを守れと?

上司に向かって
何だ その口の利き方は!

ポケットに 何か入ってますよ。

失礼します。

何が悪かったか分かる?

高山先生が怒ったのはね

患者の情報が 不確かな医者が
手術するのは危険だから。

確かに 今日は
あなたに助けられたけど

患者のことを
一番に把握してるのは主治医なの。

何年もの間 毎日のように
顔を合わせて診察してる。

目の前で
苦しんでいる子供がいたら

僕は すぐに助けたいです。

それは分かるけど…。

そんなに単純じゃない!
分かりません。

瀬戸先生の言ってることは
分かりません。

ちょっと!

先生…。

ありがとうございました。

手術したのは 高山先生です。

高山先生は
とてもすごいお医者さんです。

先生が
気付いてくださらなかったら

今ごろ あの子は。

それなのに 私…。

大変 失礼なことを。

ホント ごめんなさい。

大丈夫です 僕は人と違います。
慣れています。

これ
将輝君にとって大事な物です。

ありがとうございます。

(祥子)これから
また始まるんですね

抗がん剤治療。

あの子 小学校に行くことを
ホントに楽しみにしてたんです。

幼稚園に
ほとんど通えなかったから。

早く病気を治して

ランドセル背負って
いっぱいお友達つくって

ウルトラマンごっこするんだって。

なのに…。

また 同じ治療と思うと。

どうしても 私には言えません!

あの子は 何にも悪くないのに。

どうして

元気な子に生んであげることが
できなかったんだろう。

あの子に申し訳なくて。

将輝が 本当にかわいそうで。

かわいそうじゃありません。

かわいそうなのは
病気であることです。

将輝君は かわいそうな子
なんかじゃありません。

将輝君は 強い子です。

とっても強い子です。

横紋筋肉腫に対する抗がん剤治療
および放射線治療

精神的な苦痛が大きく

大人でも
治療に耐えられない人がいると

多数 報告されています。

6歳の将輝君は
それに耐えてきました。

将輝君は とても強いです。

♬~

私も そう思います。

将輝君は とても強い子です。

3年間の間
ずっと病気と闘ってきました。

つらい投薬治療も
苦しい副作用にも

我慢して耐えてきました。

私は そばで
ずっと それを見てきました。

また同じ治療をすることを
言えない

お母さんのお気持ちは
お察しします。

でも…。

将輝君は
本当のこと知りたがってます。

祥子さん 将輝君に

ちゃんと病気のこと
話しませんか?

♬~

大丈夫です。

ちゃんと説明して
一緒に治療していきましょう。

将輝君は
ウルトラマンより強いです。

絶対 絶対 勝ちます。

♬~

♬~

将輝。

ママ… 手術もう終わった?

うん。

僕 何の病気だったの?

もう一回…。

前とおんなじ病気に
なっちゃってたの。

そうなんだ。

じゃあ また あのお薬やるの?

病気を ちゃんとやっつけるために
やらないと駄目だって。

手術は
とってもうまくいったんだって。

だから お薬をまた頑張ったら
絶対に治るって!

でも おうちには
帰れないんだよね?

そうだね。

1年生の間は
難しいかもしれないね。

そっか 間に合わなかったな。

ねえ ママ
そのランドセル開けてみて。

これ…。

(将輝)誕生日プレゼント。

♬~

ママの誕生日 今日でしょ。

僕 退院して

おうちで みんなと
お祝いしてあげたかったんだ。

♬~

(将輝)♬「ハッピーバースデー
トゥーユー」

♬「ハッピーバースデー
トゥーユー」

♬「ハッピーバースデー
ディア ママ」

♬「ハッピーバースデー
トゥーユー」

おめでとう ママ。

(将輝)ごめんね
みんなとお祝いできなくて。

フー。

エヘヘ。

上手に描けてるね。

ありがとう!

上手に描けてるね。 フフッ。

いつ描いてくれたの?

昨日の夜ね
湊先生に教えてもらったんだ。

《ろうそくに色を塗ると
とても奇麗です》

♬~

≪(橋口)新堂先生!

負けた… 違~う!

グー出して 拳。 はい。

湊先生 グッジョブ!

(舌を鳴らす音)

(橋口)ハハハ。
フフッ。

いいでしょ これ。
グッジョブ。

(舌を鳴らす音)
(橋口)そう!

《ちょっと!》

《母 柏木 祥子。 年齢 38歳》

《生年月日 1979年7月6日
病歴なし》

♬~

将輝君のお母さん 喜んでたよ。

お母さんの誕生日 お祝いしたくて
早く退院したがってたんだね。

強いんだよね 子供って。
ホントに。

ん? それ 将輝君のだよね?
はい。

将輝君に 絵を教えた報酬として
もらいました。

報酬って…
駄目でしょ 子供のもの取ったら。

取ってません 報酬です。

ハァ…。
(おなかの鳴る音)

何よ。

しょうがないでしょ! 朝から
何にも食べてなかったんだから。

空腹期収縮です。
収縮が胃で起こると

それを受けて
小腸が次々に蠕動を起こします。

強く蠕動することで…。
はいはい! もう分かったから。

ハァ…。
(おなかの鳴る音)

僕も 空腹期収縮です。

何で ここは
立って食べるんですか?

そういう店なの。

いつも1人で来るんですか?

うん そう。 病院から近いし
急患があったら すぐ戻れるから。

うーん おいしい!

立って食べるスタイルは
独り身で寂しい女性も

入りやすいと
テレビで言っていました。

えっ?
独り身は

自分の好きな物ばかり食べるので
栄養バランスが偏るそうです。

独り身が孤独死…。
分かった 分かった 分かったから。

もう言わないで。
はい。

食べたい物あったら頼んで。
はい。

ねえ。

どうして
医者になろうって思ったの?

お兄ちゃんです。

お兄ちゃんは
大人になれませんでした。

大人になれない子供を
なくしたいです。

みんな みんな
大人にしたいです。

おにぎり下さい。
えっ?

2つ下さい。
いや 私いらないからね。

あげません。
全部 僕が食べます。

僕は おにぎりが大好きです。

おにぎり2つ下さい。
(店員)はいよ。

あと ビビンバ1つ。
(店員)はいよ。

おいしいでしょ?
はい とってもおいしいです。

♬~

♬~

(雨音)

♬~

(奏太)《湊 もう大丈夫だ。
父さんは ここまで来ないよ》

《ほら ここで少し遊んで帰ろう》

(心電計の警告音)

《お兄ちゃん…》

♬~

♬~

♬~