どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしております。解析結果を公開しつつ関連商品も紹介します。解析結果の信憑性が確認できるよう解析用ソースも引用掲載しますので、見逃し番組の確認にも役立つ(ネタバレ)かも?

民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~ #08 篠原涼子VS古田新太

民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~ #08 篠原涼子VS古田新太

(智子)反対住民の方たちを
強制排除してしまったこと

大変 申し訳ございませんでした。
(井上)権力の乱用だぞ!

(井上)市民を傷つけるのが
お前の仕事か!

(智子)政治に 裏なんて

 

あっちゃいけないんです。

その権限を正しく使うためにも

全てのスタッフを解任いたします。
(誠)クーデターか。

(園田)じゃあ この状況
変えてくれるんじゃないですか?

(若宮)あの女記者
佐藤の知り合いでした。

(犬崎)面白そうな 女じゃねぇか。
表に 出てきてもらいましょうか。

どうしても
あなたのことが 必要なの。

副市長になってください。

(未亜)<今の世の中
突拍子もないことが起きる>

(記者)市長。 昨日の会見で
おっしゃったこと

撤回する
おつもりはないんですね?

ないです。
昨日の会見は 犬崎派との

決別ということで
よろしいんですか?

そう思われても構いません。
井上さ~ん!

<でも 突拍子もないことは

実は突拍子もなく起きたりは
しないらしく…>

(記者)握手をお願いできますか。
(井上)えっ?

んっ。
(井上)ああ… いや…。

<この 佐藤 智子という女が

突拍子もないことを
しでかしているだけなのだ>

はい。 あおば市役所 秘書課です。
☎(男性)昨日の会見 よかったよ。

<しかし 民意の流れは
完全に 佐藤 智子>

(秘書)
課長 どうにかなりませんか?

ずっと鳴りっぱなしですよ。
(秘書)首を切られた僕たちが

何で こんな電話を受けなきゃ
ならないんですか。

(富田)まあまあ。
すぐに指示がくるから待ちなさい。

市民局長は 井口さん。
この人ね 優しいんだよ。

<秘書たちも スタッフも全員
味方で がっちり固め…>

でね… 私設秘書は和美さん。

(和美)えっ? 私!?
そう。

<あっという間に
新政権の一丁上がり>

<これで 市議会のドン
犬崎の地位は失墜>

<私としても いつ 犬崎会派を
やめるかって話になる>

アハハハ…。
(シャッター音)

<…って
はずだったんでしょうけど>

(目覚まし時計の音)

(未亜)うーん…。

(未亜)政治って
そんなに甘くないんですよね。

さて 急いで行くべきか。
もう一度 寝るべきか。

ここは
市長のお手並み拝見ってことで。

どうしよう…。

(和美)えっ? 誰も?
秘書課だけじゃなくて?

[℡](和美)市役所の職員 全員が
仕事放棄してるっていうこと?

そう。 窓口業務以外はね。

[℡]いくら犬崎でも
そこまでするなんて…。

ハァ… ホントだよ。
まさか役所まで巻き込むとはさ。

でもさ 役所っていうのは 市長の
指示の下 動くのが原則なのよ。

それを無視するような行動は
服務規定に反するから…。

はっきり言うね。
あなたが市長でいるのも

そう長くはないって
見切ったんだと思う。

ってことでクーデターは失敗。

流れは
一気に犬崎派になっちゃいました。

(記者)
今回の件 どう思われますか?

(前田)市長が僕を解任したいって
いうなら それでいいんです。

ただ 今の状態で 市政を
放り出すなんて できませんよ。

実は以前から 市長は 精神的に
不安定なところがありまして…。

あっ。 アハハハ…
これは書かないでくださいよ?

怖い 怖い。
プライドを傷つけられた男って

どんな復讐でも
しちゃいますからね。

(未亜)おはようございまーす。

(前田)おはようございます。
(男性たち)おはようございます。

(前田)いや~ さっきは
記者に囲まれて 大変だったよ。

まあね
ガツンと言っといたから。

これで
佐藤 智子も終わりでしょう。

(男性)このまま 一気に
引きずり下ろしちゃいましょう

犬崎先生。
(犬崎)あと一押しだな。

大変なことになっちゃいましたね。

(前田)いよいよ 前田の時代かな。
(男性たち)ハハハハ!

(誠)いつまで
こんなこと続ける気ですか?

あっ?
(誠)市民は混乱しています。

それが狙いだからな。

市長から
副市長就任の打診がありました。

(前田)まさか 受けたんですか?
(誠)まだ保留にしていますが

僕が もし副市長になれば

今ある問題
全て解決することができます。

何が言いたいんですか?

役所の業務を
すぐに再開させてください。

でなければ?

(誠)失礼いたします。

あれ? えっ?

何か流れ
ちょっと変わっちゃいました?

あっ…。 あっ すいません
あの…。

ちょっと
おなか痛くなっちゃったんで

失礼しますね。 すいません。
失礼します。

ねえ 藤堂さん。
副市長 受ける気あるんですか?

ないですよ。 ああ言えば
犬崎たちも この状況を

考え直すんじゃないかと
思っただけです。

何だ…。 藤堂さんに
乗っかっちゃおうと思ったのに。

ねえ
誰にも言わないでくださいよ。

何か 犬崎会派って

そんなに盤石なのかな?って
私の直感が ささやくんですね。

でも ぶっちゃけ

佐藤さんが犬崎さんに勝つ確率って
どれぐらいだと思います?

あくまで
勝ち馬に乗りたいんですね。

生活 懸かってるんで。
(誠)今のところ犬崎じゃないかな。

これから先 味方が増えれば
話は別ですが。

(未亜)藤堂さんって…。

市長の味方ですか?

民衆かな。
(未亜)民衆?

政治家は常に 民衆の味方で
あるべきじゃないですか?

藤堂さん見てると 中学のときの
学級委員 思い出すんですよね。

(誠)奇麗事に聞こえました?
(未亜)いえ。

学級委員長の 枝川 正孝君。

一生 忘れない名前です。

地域センターの落成式?
えーっと それが月曜日。

月曜日ですね 落成式。
はい 分かりました。

☎(割り込み音)
ちょ… ちょっと待ってください。

もしもし? はい。
バスの1日車掌?

はい 分かりました。
それが 何日だ?

[℡]
あっ ちょっと待ってください。

[℡]
もしもし?

(園田)はい。 では よろしく
お願いいたします。

失礼いたします。 ハァ…。

ハァ… 後援会長から。
どうにかしろって。

ああ…。

(園田)やっぱりクーデターなんて
無理な話だったんですよ。

期待しちゃったんだけどな。
(未亜)犬崎さんは引かないですよ。

佐藤さん 下ろすまでは。
(園田)そっか…。

うわぁ!? びっくりした。

ちょっと。 市長が
こんなとこ来ちゃ駄目ですよ。

だってさ…
つい最近まで ここにいてさ。

ここに来たら 仲間がいてさ…。

あ…
そんな感傷的なこと言って

僕たちを
懐柔しようってつもりでしょ?

ガオー。 怪獣だぞ。

…みたいな感じにさ
バカやってたころが懐かしいよ。

コーヒー入れるんで
飲んでってください。

手詰まりって感じですか?
うん。

(園田)こうなったら
役所の人に土下座してみるとか。

それで もしね 職員たちが
市長側についてくれたとしても

じゃあ その人たちの将来は
どうするんですか?

ローン抱えてる人だっているし

子供がいたり 親の面倒
見てる人だっているだろうし。

上司の言うことを聞いて
出世したいって思うのは

当たり前ですからね。
(園田)今日 よくしゃべりますね。

「みんなが幸せになりましょう」

思えば いい政策でしたよね。

ざっくり幸せって。
何したって 何しなくったって

あんまり変わらないみたいな。
(園田)それじゃあ 佐藤さんが

何もしてこなかった
みたいじゃないですか。

(未亜)
え~ そんなふうに聞こえました?

やっぱり そうだよね。
えっ? 何すか?

犬崎たちが
やってくれたことを

私もできるようにするしか
ないんだよな。

うん。

うん! おいしい これ。

インキュベーション
インバウンドって…。

絶対 省エネじゃないよな。
分かりづらいっつうんだよ…。

≪(ノック)
(誠)失礼いたします。

ごめんね。
いいえ。

ちょっ ちょっ… ここ座って?
はい。

何かさ
議事録 調べたんだけど

何か これ
ごみ処理場の話なんだけどね

前年度よりも ごみが
2, 300tも増えてんだけど

ごみ処理場は減らす方向で
検討中って これ どういうこと?

ああ それはですね。

点在している 古い処理場を
使い続けるより

より新しい 性能のいい処理場に
一本化しようってことです。

なるほど。

あっ タンメン食べて。
いただきます。

タンメン食べたことないか。
タンメンくらい知ってます。

まただよ。
えっ?

そういうところがね
政治家っぽいんだよな。

どういうことですか?
だから

質問に ストレートに
答えてないってこと。

「タンメン食べたことありますか?」
「タンメンぐらい知ってます」

だからね 食べたことあんのか
ねえのか そこ聞いてんだよ。

フフッ… 確かに。

この質問だけは
エスか ノーで答えてください。

はい。

副市長になってくれませんか?

僕が副市長になっても

あなたを助けられるかどうか
分かりませんよ。

まただ。
なら 答えはノーです。

どうしても?

エスか ノーの
二者択一を迫られたら

ノーと言うだけです。
じゃあさ

副市長になってもいいよ
みたいな気持ちはある?

もちろん。
あなたに興味がありますから。

もう少し
返事は待っていてください。

はいはい。
☎(職員)市長。

ふるさとフェアの時間ですが。
あっ… すぐ行くね。 はい。

ごめん あたし
行かなきゃいけなくなっちゃった。

いい返事 待ってます。
う~ん。

タンメン食べてね。 伸びちゃうよ。
いただきます。

(西村)ごめん 載せられなかった。
(和美)また?

犬崎の圧力?
(西村)お前の立ち位置の問題。

(和美)うん?
(西村)記者として

公正な立場に立ってるって
言えるか?

≪(春奈)平田さん。

(春奈)これ 嘘ですよね?

(和美)えっ?

(和美)えっ? 何これ!?

(和美)えっ? ちょっと 何…
疑ってんの?

(西村)ああ… いやいや。
(和美)事実なわけないでしょ。

きっと犬崎よ。

ネタ元 探ってみてくれるか?
(春奈)はい。

今 あかねは?
(和美)公平さん所。

迎えに行くなら 一緒に行くよ。
(和美)一人で大丈夫よ。

大丈夫なわけないだろ。

記者に見つかったら
それこそ 思うつぼだよ。

そうかもしれないけど
でも 何も悪いことしてないし

それに あなたが行ったら
もっと面倒なことになるわよ?

ありがとう。
じゃあね。

(未亜)あおば市名物 あおば美人。

青くて しゃきしゃき
おいしいですよ~。

あおば市名物 あおば美人…。
≪あおば美人 お願いします。

皆さま。
よろしくお願いします。

(未亜)え~
何で佐藤さん来るんですか?

だって これ 一番最初に
あたしが推したんだもん。

どうも こんにちは。
(女性たち)握手してください。

もちろんです。
ありがとうございます。

あっ! みんな ありがとう。
来てくれたの? ありがとね!

写真? はい チーズ。 ありがとう
ありがとうございました。

≪(記者)いたぞ!

市長。
ご主人が女性記者と

不倫しているというのは
事実なんですか?

何の話ですか?

(記者)ネットに
写真まで出回ってるんです。

何か 一言お願いします。
(安部)すいません すいません…。

(安部)皆さま いらっしゃいますので
市長もあちらへ。 失礼します。

(記者)市長!

ハァ…。

だから嫌だったんですよ
あの人と 一緒になるの。

ねえ 私
また かすんでますよね?

≪(チャイム)
(公平)はいはい はいはい…。

≪(チャイム)
(公平)うるせえ うるせえ…。

(チャイム)
≪(公平)はいはい はいはい…。

(公平)母さん どうしたの?
(悦子)どうしたの?じゃないでしょ。

(公平)もう そんな記事 信じて
どうすんだよ。

火のない所に
煙は立たないって言うでしょ。

あり得ないよ。

世間さまの目は
そうはいかないの。

何だよ それ。

ねえ あなた 毎日 こんなこと
やってるの? 情けない…。

何が?
(悦子)嫁に養ってもらって

子守させられて。
こんな生活してるから

あんな記事 書かれるのよ。

≪(悦子)学校でも大騒ぎよ。
校長の私の身にもなってよ!

不倫も恥ずかしいけど

大の男が仕事もしないで
家で家事してるなんて…。

ねえ。 それ 本気で言ってんの?

仕事と家庭を両立させる難しさ
母さんだって 身に染みてるだろ?

だからって あなたが
こんなこと やることないでしょ。

≪(チャイム)
(悦子)きっとマスコミよ。

どうしよう…。 ねえ ねえ…
ねえ ホントに…。

(公平)何? 落ち着いてよ。
はーい。

ちょっと お邪魔してもいいかな?
(公平)もちろん。 あっ 母さん。

いつも 佐藤さんご夫妻には
お世話になっております。

じゃあ あなたが…。
(公平)あ… うちの母です。

平田 和美と申します。

♬~

♬~

[℡]

ハァ…。
[℡]

はい。

[℡](犬崎)よう。 元気か?

それ 本気で言ってんですか?

(犬崎)俺たち 子供のケンカ
してるわけじゃねえよな?

ここら辺で 話し合わねえか?

(悦子)新しい家族の形ねえ…。
(和美)はい。

男性が専業で
家事や子育てをすることは

全然 おかしなことでは
ありませんよね?

うーん…
私も男女差別には反対。

でも 男女それぞれに 役割って
いうものがあると思うのよ。

パパにはパパの。 ママにはママの。
(公平)役割って誰が決めるんだよ。

何で あなたは今
パンを作ってるの?

このタイミングを逃すと
おいしくならないの。

それとも 男が天然酵母のパンを
焼いちゃいけないんですか?

(悦子)
そんなこと言ってないでしょ。

私はただ あなたにちゃんと仕事を
してもらいたいから言ってるの。

ごめんなさいね。 そちらと
うちの家庭の事情は違うでしょ?

智子さんが子供の面倒を見れば
いいじゃないの。

あなた 男なのよ?
こんなの まるで…。

ヒモみたいじゃない!

公平さんは
ヒモなんかじゃありません。

でも 世間はそう思うのよ。

世間が間違ってるということも
ありますよね。

あなたが
そう言いたいのは分かるわよ。

一人で 子供を育てて あれこれ
言われることも多いんでしょ?

ええ。 でも 本当のことを話したら
もっと色々言われると思います。

あっ 公平さんも
こっち来てください。

ちゃんと話しておきたいので。
(公平)はい。

あかねの父親のことです。

私 友人の精子提供を受けて
あかねを産みました。

(悦子・公平)えっ?

信頼できる友人です。
でも 恋愛感情はありません。

何で そんなこと…。

仕事に夢中で
恋愛どころではなくて。

気が付いたら 出産の
イムリミットが目前だったんです。

親御さんは?
許したの? そんなこと。

勘当されました。
保守的な人たちなので。

当然ですよ。

分かってもらえない人には
分かってもらえないんです。

しかたがないんです。 ですから
ホントに 一人で 一人っきりで

自分は子供を持ちたいのか
慎重に考えました。

よく考えた上での
私が下した結論なんです。

今までは どうせ言っても
理解してもらえないので

隠していたんですけど。

でも 今は分かってほしい。
認めてもらいたいんです。

何を認めろっていうの?

ご自身が納得してれば
それで いいじゃないの。

それじゃあ
世間は変わらないんです。

この世の中には もっと いろんな
生き方があっていいと思うんです。

恋愛して 結婚して 子供を持つ。

それが 一番だってことは
分かってるんです。

でも… 恋愛できなかったら

子供を持つ幸せも諦めなくては
いけないんでしょうか?

じゃあ子供は?

そんな不自然な形で
生まれた子供はどうなの?

不自然だとは思わせないです。
家族の形は 一つじゃないです。

もっと いろんな形があって
いいと思うんです。

同性愛者の結婚だって
認められるべきですし

家事に専念する男性が
いたっていい。

その多様性が認められれば
人は もっと自由になれます。

世の中は
もっと幸せになると思うんです。

すっげえ…。

俺 そんな すてきな生き方に
協力してたんだね。

ありがとう。
(公平)うん。

何か… 理解できない私が
悪いみたいじゃない?

ああ いえ…
あの そういうことではないです。

いや そうなんだよ。
世間も そうなればいいんだよ。

母さん うまいパン焼くからさ
食べてってよ。

で 話ってなんですか?
(犬崎)和解ってことで どうだ?

条件は?
会見で言ったことを撤回しろ。

やっぱ無理。
だよな。

100万人の3分の1は何人だ?
何なんですか?

いきなり算数ですか?
ざっと 33万3, 000人。

そこから 10万引くと?
23万3, 000人。

何なんですか? いきなり。
俺は この1カ月で

残りの
23万3, 000人の署名を集める。

あとは住民投票過半数を取れば
あんたをリコールできるってわけだ。

リコール?

市民が あんたを
首にするっていうことだよ。

さすが
インターネットの時代だよな。

この3日間で
10万人の署名が集まった。

和解か リコールか
あしたまでに選べ。

話は これだけだ。

(誠)リコールですか。
本当に そんなことできんのかな?

ええ。
2009年には 千葉の銚子市

2010年には 鹿児島の阿久根市長が
リコールされています。

マジか…。
でも 和解するぐらいだったら

リコールされた方が
まだ いっか。

市民が あたしのこと
いらないって言ってんだったら

しょうがないもんね。
フフッ。

まあ あなたらしいというか
何というか…。

でも 大丈夫なんですか?
あんな記事 出て。

ああ。 大丈夫 大丈夫。

うちの旦那ね あんなことで
動揺するようなやつじゃないから。

あなたは?
あなたは どうですか?

あたしはね まあ…。

本音 言ったら
あの写真 見たときには

ドキンとしたよ? だけどまあ
疑うわけじゃないんだけど…。

本来だったら 隣にいるのは
あたしなんじゃないの?ってね。

まあ そういうことも
ひっくるめてさ

あたしは
市長の仕事を選んだんだけどね。

♬~

どうだ?
(未亜)すてきです。

決まってます!
(犬崎)そうか。 じゃあ駄目だな。

今日は庶民的じゃないとな。
おい 若宮。

(若宮)はい。
(犬崎)安いスーツ持ってこい。

(若宮)はい。
(犬崎)住民の2分の1なめると

痛い目に遭うからな。

(あかね)頑張れ 頑張れ。
うわっ すごい!

飛んだ 飛んだ。
次 あたしの番。

(公平)聞いていい?
(和美)うん? 何?

どうしてさ 父親を
あかねちゃんに会わせないの?

会いたがってるでしょ?
(和美)うん…。

でも 生物学的には父親だけど
社会的には父親じゃないから。

ふーん。 あくまで
自分一人の子だってしたいわけだ。

それが私の
ずるいところなんだけどね。

ずるいかどうか
分かんないけどさ

でも 本当に自分一人の子だって
したいんだったら

精子バンクとかもあったでしょ?

もし私が 突然 死んだらって
考えちゃったんだよね。

誰が子供の面倒 見るんだろう?

いざというときは
頼りにしてるのに会わせないんだ。

ずるいね。

でも その人も
よく 「うん」って言ったね。

うん 最初はね
「とんでもない」って言ってたのよ。

でも 私が
しつこく何度も頼んだから

本気だって分かったみたい。

「お前 仕事
誰よりも頑張ってるもんな」って。

ふーん…。 いい人だね。

(悦子)
ずいぶん遠くに飛んじゃったわね。

ちょっと疲れたかな。
(公平)ハハハ…。

(あかね)大丈夫?
(悦子)うん ちょっと休憩。

(悦子)うん?
(あかね)こうすると

ママ 元気になるの。
(悦子)あ~。 ああ 気持ちがいい

何か 元気になってきたぞ。
(あかね)でしょ? よかった。

(悦子)あかねちゃんは
優しい子なんだね。

いい決断だったね。
(和美)フフッ ありがとう。

ねえねえ。

あいつらってさ
いつまでいるのかな?

(和美)
私なら 朝まで張り込むわね。

そっか。

よしっ!
(和美)うん? えっ? 何する気?

後は よろしくお願いします。

(富田)おい 看板外せ。
あと 真ん中にテーブル席を用意しろ。

8名分だ。
(スタッフ)えっ… 外すんですか?

(若宮)やれ。
(スタッフ)分かりました。

誰か 偉い人来るんですか?
(富田)話題の本丸ですよ。

ハァ…。

≪(ノック)
はい。

公ちゃん。 何 何? どうした?
やだ…。

もうさ
ちゃんと説明しようと思って。

智ちゃんが入ると
絶対 めんどくさくなるから

俺に任せてね。
うん… 何を?

説明するから。

(あかね)わ~ おいしそう。

おいしい!

(駿平)おいしいでしょ?
(和美)すいません。

(悦子)失礼。
(和美)これ見てください。

やだ…。

公平じゃない!

[℡](公平)本日は お集まりいただき
ありがとうございます。

不倫なんか
私 一切しておりません。

(記者)でも お相手の方と
スーパーで

あんなに仲むつまじく
買い物してましたよね?

はい。 あれはタイムセールが
ぎりぎり間に合って

半額の牛肉が残っていたので
みんなで喜んでいたんです。

プッ…。

(記者)それだけじゃ
市民は納得しませんよ。

たぶん 何言っても
納得しないと思うんですよ。

俺が ここに出てきたことで
信じてもらえないですかね。

普通 妻が留守の間に
無職の夫が別の女性といたら

世間は
不倫だと思うんじゃないですか?

ああ… 世間。 世間か…。

世間って
よく分かんないんですけど。

俺 智ちゃんが
すっげえ好きなんですよ。

だから 智ちゃんが 外で頑張って
働いてるのを応援したいんです。

智ちゃんが どんどん奇麗になって
楽しそうで

そういうの そばで見てるだけで
うれしくて たまんないんですよ。

世間さんは
それじゃ駄目ですか?

こんなこと
よく人様の前で…。

恥ずかしいったら
ありゃしない。

(男性)小出先生
いつも応援しております。

これからも頑張ってください。
(未亜)うれしいです。

ありがとうございます。

何か?

ニューポートの反対派集会のはずだろ。
(未亜)えっ?

いや… 俺たち
市長に呼ばれて来てるんだよ。

はぁ… あっ まあ じゃあ
取りあえず お座りください。

どうぞ。 はい。

今日は わざわざ
私のために集まっていただき

感謝申し上げます。
(井上)おい。 何なんだよ?

何で あんたが出てくるんだよ。

人をだますような
やり方しやがって。 帰るぞ。

(犬崎)ああ 井上さん。
ちょっと待ってくれ。

(犬崎)先日は 手荒なまねをして
申し訳なかった。

どうか 一度だけ
俺の話を聞いてください。

お願いします!
(男性たち)お願いします!

井上さん。 別にケンカしようって
わけじゃねえみてえだし

ちょっとぐらい聞いてやったら?

ありがとうございます。

今日はまず ニューポートについて
話させてください。

ニューポートを造ると
良いことと 悪いことがあります。

みんなが まず言うのは

わが あおば市の
財源が潤うということ。

今の時代 何でも この
経済というものに流されてしまう。

人が置いてきぼりになってしまう。

これ ホントは 一番悪いこと。
みんな それを忘れてしまう。

俺だって そうだ。

井上さんたちの
古里を奪うってことを忘れてた。

昔 俺にも古里があった。

俺のじいちゃんはね 北海道の
小さな町で 漁師をやってた。

それこそ 今は市議会のドンなんて
いわれてる俺も

毎朝 じいちゃんを送り出し

大人になったら
漁師になるもんだと思ってた。

だからさ

井上さんたちの気持ちが
痛いほど分かる!

(犬崎)♬「ヨイサー エー」

♬「エンヤー エー」

♬「エー エー…」

♬(犬崎の歌声)

♬「ソイヤ! ヨー…」
(机をたたく音)

泣き落としには乗らねえよ。

おい 行くぞ。
(犬崎)井上さん! もう一つだけ。

(犬崎)俺にも 子供や孫がいる。

俺の古里は
もうあの小さな漁師町じゃない。

この町なんだよ!

この町を もっと豊かに
もっと幸せにする。

そのためのニューポートだ。

井上さんたちの海は
奪ってしまうが

この古里の このあおば市の
未来のためなんだよ!

バカバカしい。 帰るぞ。

(井上)おい。

井上さん。 俺は もうちょっと
あの人と話してみるよ。

何言ってんだよ。

勝手にしろ。

どうも ありがとう。 ありがとう。
申し訳ない。 本当に申し訳ない。

(拍手)
(犬崎)ありがとうございます。

俺は幸せ者だ。
本当にありがとうございます。

申し訳ない! 本当に申し訳ない。
頑張ります。

(男性)ハハハ! さすがですな!
(前田)感動しました 素晴らしい!

(未亜)お疲れさまです
お疲れさまです。

犬崎先生の おじいさんって
漁師さんだったんですね。

知らなかったです。
(犬崎)俺だって知らねえよ。

会ったことねえもん。
(一同)ハハハ…!

(未亜)アハハ…
じゃあ お疲れさまでした。

ハァ… ゲスはどこまでも
ゲスですね。

(未亜)藤堂さん。
犬崎さんのパーティー サボって

こんな所にいたんですか?

ハァ…
もう勝負あったって感じですよ。

汚い手使って 犬崎さん 反対派
丸め込んじゃったんですから。

(誠)残念そうですね。
(未亜)えっ?

犬崎を勝たせたくないように
聞こえてます。

(未亜)う~ん…。
というか 許せないんですよ。

何か みんな 寄ってたかって
佐藤さんを いじめてるみたいで。

(誠)いじめ?
(未亜)いじめは駄目です。

人の人生をね
変えちゃいますから。

(誠)うん? これ 小出さん?
(未亜)ウフフ。

頑張ってダイエットしたら
いじめられなくなりましたけど。

カワイイは正義ですか。

でも いつまでも
かわいくなんかいられないでしょ。

だから カワイイに代わる力を
手に入れないと。

だから政治家になった。
(未亜)そう。 政治家の力。

すなわち 権力。
うん? いけませんか?

いや。 いいんじゃないですか?

でも?
(誠)でもはないです。

ただ 佐藤さんも 同じようなこと
言ってたなと思って。

市民のための政策を
実現するためには

権力が必要だって。

やっぱり。

学級委員の枝川君に
そっくりですよ。

私が いじめられてるときに

唯一 相談に
乗ってくれた子なんですけど

それが みんなにバレた途端に

一番いじめてくるやつに
なったんです。

僕も そんなふうに見えます?

いざとなったら
いじめたりしません?

誰も いじめたりしません。

一つ 聞いてもいいですか?
ずっと考えてたんですけど

佐藤さんにあって
私にないものって 何ですかね?

(誠)うーん… どうだろうな。

夫と子供。 人生経験。

いやいや
そうじゃないですよね。

ありがとうございます。

(ドアの閉まる音)

へ~… で お母さんまで
来ちゃったんだ。

うん。 不倫なんかよりね 「こんな
ヒモみたいな生活して!」って。

アハハ。 何か 目に浮かぶね。
でも和美さんが助けてくれた。

和美さんが?
うん。

家族の形は
もっと色々でいいんだよって。

ふーん。
[℡](バイブレーターの音)

ねえ これさ
こんな倒れる必要あんの?

忙しそうだね。 俺は先帰ってるね。
あっ うん。

ねえ 公ちゃん。
うん?

今日は カッコ良かったよ。

いつもです~。

じゃあね。

(ドアの開閉音)

佐藤 智子にあって 私にないもの
それは行動力でした。

≪(足音)
(未亜)あっ 来た来た。

何? どうした?
質問です。

私にあって 佐藤さんにないもの
なーんだ?

うーん…。
男に こびを売る。

違いますよ。
はい 答えはこちら~。

私のファンで~す! イェーイ!

ほらね。 じゃっ。
冗談ですって。

みんな 市長を
お待ちしておりました。

何で?

直接 市民と接してるのは
若い職員たちだってことです。

訴えかけてみたりしちゃったら
どうですか?

えっ?

♬~

皆さん 今日は 集まってくれて
ありがとうございます。

すみません。

何か 私
突っ走っちゃいました。

でも あのままじゃ 市民のための
政治ができないかな… なんて。

(安部)分かってますよ 市長。

私たち
市長のやり方に賛同してるから

ここに来てるんです。

(職員)僕 この前
道を歩いてたら

「いつも ありがとう」って
言われたんです。

「私たちのために
ありがとう」って。

それが
市長の政策の成果なんです。

(職員)上の人たちには
市民の声が聞こえないんです。

だから聞かせてください。
これから どうしたいのか。

市長のやりたいこと。

(安部)私たちが動きますから。

ホントにありがとう。

私も 役所に政治なんか
持ち込みたくないんです。

政治のための政治なんか
もうしません。

市民の生活を見詰め
市民の声に耳を傾ける。

ただ それだけを
ひたすら頑張ってまいります。

だから 皆さんも
一緒に頑張りましょう。

よろしくお願いします。

♬~

♬~

(若宮)役所の若い職員たちが
市長につきました。

あっ?

(遼)お疲れさまです。

(未亜)あ~ 先輩
いいもの見逃しちゃいましたね。

(遼)えっ? 何?

(未亜)
佐藤市長が復活しそうなんで

私 犬崎派やめます。
(遼)いったい 何なんだよ。

(遼)あっ! コデブーじゃん!
ハハハ… 懐かしい。

えっ? 嘘… もしかして。

フフフ…。
小出 未亜は覚えてなくても

コデブーは覚えてたんだね。
(遼)ごめん。

アハハ いや いいんですよ。
私も もう忘れますから。

フゥ… バイバーイ。

じゃあ お疲れさまでした。

♬~

あかね ご挨拶は?

こんにちは。
平田あかねです。

あかねちゃん。
(あかね)はい。

西村 健吾です。
(あかね)はい。

ハハハ…。

幾つになったの?
(あかね)6歳になりました。

(西村)6歳か。
友達は? いっぱいいる?

(あかね)はい。

もしもし。 佐藤 智子です。
和解はしません。

リコールでも何でも
お好きにどうぞ。

ハァ…。

≪(ノック)
はい。

≪(誠)失礼いたします。

どうした?

これ あげます。

これ… 議員バッジじゃん。
ええ。

副市長 お引き受けします。

ホント?

あなたには
僕が必要みたいですから。

♬~

キャー! ありがとう!

旦那がいたんだ…。

よろしくお願いします。

こちらこそ
よろしくお願いします。

[℡](智子のメッセージ)和解はしません。
リコールでも何でも お好きにどうぞ。

≪(ドアの開く音)
(若宮)お連れしました。

(若宮)どうぞ。

(犬崎)いや~ どうも どうも。
ようこそ。 さあ どうぞ。