どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

グッド・ドクター 第9話 山﨑賢人、上野樹里、藤木直人、松風理咲、松井愛莉… ドラマの原作・キャストなど…

『<木曜劇場>・グッド・ドクター #09【移植しないと助からない…姉妹の想い】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 伊代
  2. 亮平君
  3. 汐里
  4. 高山
  5. 亮平
  6. 手術
  7. 盛岡
  8. 大丈夫
  9. 中島
  10. 猪口

f:id:dramalog:20180906231217p:plain

『<木曜劇場>・グッド・ドクター #09【移植しないと助からない…姉妹の想い】』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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※サービス比較について詳しくは以下の記事をご覧ください

dramalog.hatenablog.com 

 

 

移植しないと助からない…。究極の選択を迫られる妹と、長年妹を支えてきた姉。彼女たちの運命とは…。そして少年の足はどうなるのか!?副院長は奇妙な動きを…。

詳細情報
番組内容
新堂湊(山﨑賢人)は、瀬戸夏美(上野樹里)や高山誠司(藤木直人)たち小児外科チームの一員として認められてきた。そんな時、東郷記念病院の経営を立て直すために病院を高齢者向け療養施設にする改革案が会議で可決される。小児外科と産婦人科の年内廃止も決定されてしまった。
湊が担当する森下伊代(松風理咲)が倒れた。湊は夏美とともに伊代の姉、汐里(松井愛莉)に病状を説明。伊代には小腸の移植が必要と聞いた汐里は、
番組内容2
ドナーになると言う。また汐里は湊たちに、伊代には自分から説明したいと頼んだ。
高山は脳神経外科の盛岡豊(東根作寿英)から、患者の滝川亮平(萩原利久)についての相談を持ちかけられる。亮平はバスケの練習中に頭を強打したことから水頭症を発症。通常なら脳内に溜まった脳脊髄液を腹腔に流す手術を行うのだが、亮平は腹膜炎の既往で腹腔にひどい癒着があるためこの方法が取れない。また、盛岡は亮平が頭を打った時に腰髄も
番組内容3
損傷したため、水頭症が改善されても歩行が困難になることも話す。それは両親の希望で亮平には伝えていないと言う。高山は自分たちに出来ることをするだけだと、小児外科チームにまずは水頭症の治療法を見つけることを指示する。
亮平は伊代の隣の病室に移されて来る。大喜びの伊代だが、自分の症状やドナーの件は、まだ汐里から知らされていなかった。一方、夏美は担当となった亮平の病状を猪口隆之介(板尾創路)から聞かれる。
出演者
山﨑賢人 
上野樹里 
藤木直人 

戸次重幸 
中村ゆり 
浜野謙太
 ・ 
板尾創路 
柄本明 

ほか
スタッフ
【原作】
「グッド・ドクター」((C)KBS.脚本 パク・ジェボム

【脚本】
徳永友一、大北はるか 

【脚本協力】
LiLy 

【音楽】
得田真裕 

【医療監修】
〈小児外科〉
浮山越史(杏林大学病院)、渡邉佳子(杏林大学病院) 
自閉症スペクトラム障がい〉
西脇俊二(ハタイクリニック) 

【取材協力】
高田哲也(日吉メディカルクリニック)

【プロデュース】

藤野良太、金城綾香
スタッフ2
【協力プロデュース】
西坂瑞城 

【演出】
金井紘、相沢秀幸

 


(伊代)お姉ちゃん 聞いて!

今ね 食堂にね 亮平君がいてね…
話し掛けられちゃった。

(汐里)ええっ!? すごいじゃん!

(伊代)めっちゃドキドキした。

伊代?

(湊)伊代ちゃん!
先生!

大丈夫ですか!?
(汐里)伊代!

伊代 大丈夫!?
伊代ちゃん!

伊代!
伊代ちゃん!

(猪口)それでは
本改革案に 賛成の方は

挙手を お願いいたします。

(美智)賛成多数により…
改革案を可決します。

(拍手)

(猪口)つきましては

新体制の方針に
そぐわない部門から

縮小してまいります。

(猪口)まずは

小児外科 産婦人科
年内で 廃止いたします。

(猪口)
無事に 計画どおり いきました。

お力添えいただき
ありがとうございます。

では。

≪(看護師)亮平君。

(看護師)そろそろ 移動するから
部屋 戻るよ。

(汐里)《移植… ですか?》

《伊代ちゃんは 胸に入れている
カテーテルから感染を起こしましたが

今は 抗菌薬を投与し
容体は 落ち着いています》

《放っておけば
敗血症や肝障害を引き起こし

命が危険です》

《助けるためには
小腸移植が必要です》

(夏美)《脳死した方から

小腸の提供を受けるという方法が
あります》

(夏美)《でも 伊代ちゃんの場合

これまで 複数回
輸血を受けているので

体の中に たくさんの抗体が
つくられています》

《なので 移植した際に拒絶反応が
強く出てしまう恐れがあります》

《家族が 臓器提供する方法も
ありますよね?》

《確かに
血縁者の方からの提供の方が

拒絶反応は
抑えられるかもしれません》

《でも ドナーになられる方には
合併症などのリスクが伴います》

《一度 ゆっくり考えてみてから
答えを…》

《いえ…》

《伊代のドナーには
私がなります》

《伊代にとっての家族は
私しかいません》

《伊代が少しでも助かる方法を
選びたいんです》

伊代。 伊代。

お姉ちゃん…。
(汐里)大丈夫? 気分は どう?

あ… あたし 何があったの?

ちょっとね 軽い貧血に
なっちゃったんだって。

でも 安静にしてれば
大丈夫だって 湊先生が。

そうなんだ…。
ハァ… よかった。

ハァ…。

(中島)おい 新堂。

汐里さん 伊代ちゃんのドナーに
なるつもりなんだって?

はい。 ドナーが適合するかどうか
検査してもらうことになりました。

でも 伊代ちゃんには
まだ 内緒です。

(丸井)
ちょちょ… えっ どうして?

伊代ちゃんが
戸惑う恐れがあるので

汐里さんが タイミングを見て
伝えたいそうです。

それまでは 待ちます。

(野々村)確か あの2人 ご両親を
亡くされてるんですよね?

うん。 3年前に 事故で。

それ以来 伊代ちゃんの面倒は
全て 汐里さん一人で見てきた。

《いつも ありがと》
《うん? いいんだよ》

《ちゃんと寝るんだよ》
《うん》

《バイバイ》
《バイバイ》

(丸井)
若いのに ホント すごいっすね。

(中島)大丈夫ですかね…。

(中島)汐里さん
一人で 全部 しょい込んで。

≪(盛岡)すみません。

脳外の盛岡です。
高山先生は いらっしゃいますか?

あっ… どうされました?

(盛岡)
ご相談したい患者がいまして。

(佳子)
ここが 小児外科フロアです。

(盛岡)患者は 滝川 亮平 17歳。

バスケの練習中に
頭部を強打して 脳挫傷を起こし

その後 水頭症を発症しました。

水頭症の手術ということで

経験豊富な小児外科の皆さまに
お集まりいただいた次第です。

確かに
脳室が 髄液で拡大していますね。

(盛岡)通常は 髄液を腹腔に流し

脳の圧迫を抑える手術を
行いますが

この患者の場合
腹膜炎の既往により

腹腔内に ひどい癒着が見られ
従来の方法は 行えません。

他に 手はないか
ご相談できればと思います。

(間宮)胸腔や心房には
髄液を流せないのか?

(高山)
彼の場合 髄液の量が多いですね。

現状
腹腔以外に流す場所はないかと。

(野々村)ってことは この患者
治療法がないってことですか?

(盛岡)それと もう一つ 問題が。

(盛岡)転倒した際に
腰髄を損傷しており

現在 両下肢に
まひが残っております。

水頭症が改善されたとしても
歩くのは 難しいでしょう。

そのこと 亮平君は?

(盛岡)ご両親の希望で
まだ 伝えていません。

本人は水頭症が治れば 脚のまひも
治ると思っているようです。

われわれは われわれに
できることを 確実にやろう。

このまま 水頭症が悪化すれば
意識障害を起こし 命が危ない。

一刻も早く 治療法を見つけよう。
(一同)はい!

では よろしく お願いします。
(一同)お願いします。

(アラーム)

悪い。 オペの時間だ。 あとは頼む。

(中島)
朝から晩まで オペ オペ オペ。

ホントに よくやるよな~。

でも 最近さ 妙に焦ってない?

何か 無理に
予定 詰め込んでるっていうか。

(猪口)《小児外科 産婦人科
年内で 廃止いたします》

えっ 亮平君が!?

伊代ちゃんの隣の隣の隣の病室に
越してきました。

(伊代)これって 運命じゃない?

私に 恋 頑張れってことかな?
うわ~ どうしよう!

♬~

(猪口)失礼します。
副院長。 どうされたんですか?

(猪口)こちらに

滝川 亮平という患者は
いらっしゃいますか?

亮平君は 今日から
小児外科で診ることになりました。

私が 担当します。

(猪口)彼のカルテを拝見しました。
水頭症の治療法がないようですね。

両脚にも まひが残っているとか。

できる限りのことをやろう
と思いますが

おそらく
難しいオペが必要になるかと…。

ですが
ここには 高山先生もいますし

亮平君にとって 最善の治療法を
探していくつもりです。

そうですか。

失礼しました。

珍しいですね~。
副院長が患者に興味を持つなんて。

≪亮平君。

初めまして。 今日から
担当することになりました。

小児外科の瀬戸です。 よろしくね。
(亮平)よろしく お願いします。

バスケが好きなんだね。
(亮平)はい!

(亮平)いつもの癖で。

これ 磨いてると
気持ちが落ち着くんですよ。

ふ~ん。

失礼します。

お邪魔します。
伊代ちゃん 大丈夫なの?

白血球とCRPの数値も
安定しています。

少しのお散歩なら 大丈夫です。

倒れたって聞いたから
心配してたんだ。

元気そうでよかった!

もう 全然 大丈夫!
ただの貧血だから!

そうなんだ。 座りなよ。
(伊代)うん。

亮平君 バスケ 好きなの?

(亮平)
うん。 小中高 バスケ部なんだ。

でも まあ 地区大会で
負けちゃうような弱小校だけどね。

あっ そうだ。

これ 読んでみない?
弱小校が 全国大会に出る話。

えっ いいの?
(亮平)うん。

きっと バスケが好きになるし
元気 出ると思うよ。

はい。
(伊代)ありがとう。

もし 元気になって
退院できたらさ

亮平君のバスケの試合
見に行ってもいい?

もちろん。
(伊代)フフッ。 やった!

あっ これね…。

伊代ちゃんも 亮平君も

とてもとても楽しそうに
笑っていました。

でも 2人とも
本当のことを知りません。

僕は 苦しいです。

何も知らずに笑ってる2人を見ると
胸が ぎゅっと苦しくなります。

でもね きっと ご家族の方が
もっと苦しい思いをされてる。

だから 私たちは 私たちに
できることをやるしかない。

≪(若菜)新堂先生。

森下 汐里さんの検査結果です。
ありがとうございます。

♬~

≪(伊代)お姉ちゃ~ん!

お姉ちゃん お姉ちゃん!
(汐里)うん?

亮平君にね バスケの試合
見に来てもいいって言われちゃった!

ホントに!? よかったね。

何 着てこっかな~。

やっぱ ここは ショートパンツかな?
いや ちょっと 攻め過ぎかな?

ウフフッ。

お姉ちゃん?
(汐里)えっ?

ああ… うん そうだね。
(伊代)ウフフッ。

(汐里)ちょっと
私 飲み物 買ってくるね。

うん。

♬~

これで 伊代ちゃんに 汐里さんの
小腸を移植することができます。

伊代ちゃんを助けられます。
伊代ちゃんには伝えたのか?

まだです。 お姉さんが望みません。

患者側の事情を
考慮できるようになったことは

褒めてやる。 でも 今回は
緊急を要するケースだ。

もし また 感染症を起こせば
命が危ない。

なるべく早く 患者に伝え
説得するのも

担当医の大事な仕事だ。
分かりました! 頑張ります!

≪(伊代)
うるさい! もう出てって!

伊代 落ち着いて。
(伊代)いいから もう出てってよ!

どうしたんですか?

先生も グルだったんだね。

何も知らずに浮かれてる私 見て
笑ってたんでしょ!?

もう 全部 知ってるから。

♬~

私 手術は受けない。

どうしてですか?

私が 今まで どれだけ
手術してきたか 知ってるでしょ!?

5回だよ! 5回!

そのたびに おなか 切られて

手術の後は 歩けないほどの痛み
感じてさ…。

それなのに また 手術?

どうせ 治らないのに

どれだけ 私のおなか 切れば
気が済むの!?

もう 嫌だよ…。

手術なんて 絶対 受けないから!

伊代…。

(汐里)すみません。

私が
自分から話すと言っておきながら

こんなことになって…。

やっぱり 私じゃ 親の代わりは
務まらないんですかね…。

伊代にとって
頼れるのは 私しかいないのに…。

もし 両親が生きてたら…

伊代に
何て声を掛けてあげるんだろう。

伊代ちゃんは 僕が説得します。

汐里さんは
安心して待っていてください。

伊代ちゃんの担当医は 僕です。

伊代ちゃんのことは
僕に任せてください。

♬~

伊代ちゃん お願いします!

手術をしてください!

手術が痛くて嫌なのは分かります。

でも 今度の手術を乗り越えれば

伊代ちゃんは
とても元気になれます。

汐里さんも
とてもとても喜びます。

うるさい! 出てってよ!

一人にして!

(玲香)亮平。 じゃあ また来るね。
(亮平)ありがとう。

(玲香)どうして ここに…。

(丸井)尿管に 髄液を排出するのは
どうですか?

(間宮)いや 亮平君は
VURの既往がある。

では 頸静脈に流すのは?

それだと 脳への血流障害が
起きるリスクがある。

(野々村)どれも
うまくいきそうにありませんね。

(中島)
高山先生は どう思いますか?

(間宮)高山?

ああ… すみません。
≪(佳子)失礼します。

(佳子)高山先生 瀬戸先生
亮平君のお母さんが お呼びです。

(玲香)亮平を 別の病院に
転院させたいと思います。

どういうことですか?

知り合いに
ボストンにある有名な

脳外科専門病院を
紹介してもらったんです。

それに こちらの小児外科は
年内でなくなると伺ったので。

年内?
そんなはずありませんよ。

(玲香)そういうことですので…
失礼します。

どういうことですか?

 

はい。

分かった。 すぐに行く。

悪い。 オペだ。

(ドアの開閉音)

(高山)滝川 亮平君は
副院長の息子さんだったんですね。

(高山)申し訳ありません。
立ち聞きをしてしまいました。

(猪口)
《なぜ 私に 連絡しなかった?》

(玲香)《何年も会ってない
あなたには 関係ないでしょ》

《亮平には もう
新しい父親がいるのよ》

(猪口)《今すぐ
他の病院に転院するんだ》

《えっ?》
《ここの小児外科は

年内でなくなる》
《そんな…》

《私が
いい病院を紹介するから!》

(高山)亮平君を 今 海外の病院に
移すのは 大変 危険です。

いつ 症状が悪化し 意識障害
引き起こすか分かりません。

亮平君の治療法は
必ず われわれが見つけ出します。

もう少し 時間を下さい。

あなた方 小児外科に
お任せするわけにはいきません。

息子さんの命に関わる
問題ですよ!

失礼します。

♬~

(伊代)《どうせ 治らないのに

どれだけ 私のおなか 切れば
気が済むの!?》

《もう 嫌だよ…》

《手術なんて
絶対 受けないから!》

≪(ノック)
(司賀)どうぞ。

僕には分かりません。
どうしたらいいか 分かりません。

どうしたんだ? 湊。

僕は 伊代ちゃんに
元気になってもらいたいです。

また
汐里さんと笑っててほしいです。

でも 伊代ちゃんは
治療したくないと言います。

あんな痛い手術
もう したくないと言います。

それは とても難しい問題だね。

でもね 湊

伊代ちゃんの担当医は私じゃない。
湊だ。

毎日のように 顔を合わせ
伊代ちゃんを見てきた湊なら

必ず 彼女の気持ちが
理解できるはずだよ。

大丈夫。
私を頼らずとも湊なら

きっと
伊代ちゃんと向き合えるはずだ。

頑張るんだよ。

はい! ありがとうございます!

うっ! ああっ…。

♬~

さっきの話 ホントですか?

理事会で そう決まった。

他のメンバーには まだ言うな。
余計な不安をあおりたくない。

ちゃんと説明してください!

ここがなくなったら

今いる子供たちは
どうなるんですか?

この地域に 小児外科のある病院は
他に ありません!

たらい回しにされる子供だって
ますます増えてしまうんですよ!

そんなことは分かってる!

どうしようもないんだ。
上の決定は 覆せない。

君も組織の一員なら 分かるだろ?

じゃあ どうすればいいんですか!?

俺たちは 医者だ。

医者は ただ この手を動かして
目の前の患者を救うしかない。

まだ 時間はある。
俺は その間に

ここにいる子供たちを
少しでも多く救う。

君も 力を貸してくれ。

僕は 考えました。
一生懸命 考えました。

でも 僕が見てきた伊代ちゃんは
いつも 治療に一生懸命でした。

途中で
投げ出したりしませんでした。

でも 今の伊代ちゃんは

僕の知ってる伊代ちゃんでは
ありません。

どうして
手術したくないんですか?

僕には
本当のことを教えてください。

お願いします。

(伊代)先生…。

見たことあるでしょ?
私のおなかの傷。

体育の授業があるたび
毎回 その傷 必死に隠して…。

それでも
誰かに見られちゃったときは

明るく笑って
ごまかしたりして…。

(すすり泣き)

今度の手術…
ドナーは お姉ちゃんなんだよね?

そんなことしたら…
お姉ちゃんにも 傷が残る。

あんな惨めな思い…

お姉ちゃんには
絶対してほしくない。

パパとママが死んじゃってから…
私は 散々 迷惑 掛けてきた。

(伊代)《パパ… ママ…》

(伊代)お姉ちゃんだって
悲しかったはずなのに…。

《パパ!》

(伊代)
私の前では 涙一つ 見せなくて…。

(伊代)私を養うために
音大中退して… 夢まで諦めて…。

(伊代)毎日 慣れない仕事して…。

《これ 今日 発注する備品の
リストなんですけど》

(上司)《だから まとめるときは
部署ごとにしてって言ったじゃん!》

《ああ… すいません!》

(男性)《お姉ちゃん! お姉ちゃん
ちょっと たばこ どこにあんの》

《当店では
お取り扱いしておりません》

《いいから 持ってこいよ》
《ですから 当店では…》

(男性)《持ってこいっつってんの》
《申し訳ございません》

(伊代)私の治療費のために
夜中まで働いて…。

(伊代)《ごめんね お姉ちゃん》
《何 言ってるの》

《私のことはいいから
お姉ちゃんも 早く休んで》

《大丈夫 大丈夫!》

《伊代の方こそ 早く これ食べて
ゆっくり休みな。 ねっ》

(伊代)どんなに疲れてても
一生懸命 看病してくれた。

全然 大丈夫じゃないくせに…。

いつも 大丈夫 大丈夫って…。

私…
これ以上 重荷になりたくない。

お姉ちゃんを不幸にしてまで…
生きたくないよ。

♬~

♬~

(小野寺)
お約束していた支援金です。

こんなに!?
(小野寺)ハハハッ! はい!

ハハハ…!

いや 必ずや
新日本医療グループの一員として

収益向上に
貢献してくださることを

期待してますよ~。 ハハハッ!

(小野寺)廃止される科に
同情する必要はありません。

(美智)えっ?

(小野寺)
あなたの判断がなければ

今頃 東郷記念病院は
倒産に追い込まれ

何千人ものスタッフが
路頭に迷うことになってました。

いつの世も 多くを守るためには
多少の犠牲が 必要です。

あなたは 経営者として
正しい決断をされたんですよ。

(高山)《医者は ただ
この手を動かして

目の前の患者を救うしかない》

人は それぞれ 守りたいものが
違います。

汐里さんは
伊代ちゃんを守りたいです。

伊代ちゃんは
汐里さんを守りたいです。

どちらも大切だから
うまく いきません。

でも 僕は
伊代ちゃんを守りたいです。

ここにいる子供たちみんなを
守りたいです。

そうだね。

亮平君を守るための
お勉強ですか?

彼は
別の病院に転院することになった。

でも せめて
治療法だけは ちゃんと見つけて

転院先の病院に
提言しようと思う。

私には それくらいしか
してあげられないから。

♬~

♬~

♬~

(裕子)長旅 気を付けて
治療 頑張ってね。

ありがとうございます。

あっ 伊代ちゃんに
よろしく お伝えください。

(玲香)
ホントに お世話になりました。

(橋口)これで 伊代ちゃんの
ひと夏の恋も ジ・エンドか…。

ほら 早く 仕事 戻るわよ。

≪(倒れる音)
≪(玲香)亮平! 亮平!!

亮平!!
(橋口)亮平君!

(一同)
亮平君! 亮平君! 亮平君!

(橋口)亮平君! 分かる!?

(裕子)救急カートと
ストレッチャー 持ってきて!

(橋口)亮平君!
(玲香)亮平!!

 

はい。

すぐに向かいます。

伊代ちゃん
肝臓の組織検査に行きましょう。

今の体調を知るのに
とても重要な検査です。

 

はい! 新堂です!

亮平君が!?

分かった。 すぐに向かう。

(看護師)ストレッチャー 通ります!

亮平! 亮平!
(橋口)お願いします!

お母さまは
こちらで お待ちください!

≪(ドアの開く音)

(猪口)さっきの電話 本当ですか?

亮平君は 水頭症が悪化し
意識障害を起こしており

大変 危険な状態です。

できるだけのことは します。

息子を…
息子を どうか助けてください。

お願いします。

最善を尽くします。

(盛岡)よろしく お願いします。
(一同)お願いします。

(盛岡)脳室穿刺を行い

脳室にたまった髄液を
カテーテルを通して

腹腔内に排出します。 メス。
(看護師)はい。

(助手)ガーゼ。
(高山)開腹後 癒着を剥離し

腹腔内に カテーテルを留置する。
メス。

鑷子。 ガーゼ。
(看護師)はい。

(盛岡)鈎ピン。 バイポーラ。
(看護師)はい。

(高山)筋肉を切開したら
筋鈎で広げてくれ。

はい!
(盛岡)穿頭します。 ドリル下さい。

(盛岡)頭 固定して。
(助手)はい。 生食 下さい。

(高山)瀬戸。 展開してくれ。

はい。 トラクション かけて。
はい!

(盛岡)もっと入れて。
(助手)はい。

♬~

♬~

(盛岡)硬膜切開 完了。
脳室穿刺します。

(高山)腹腔内を確認する。 開創器。
(看護師)はい。

(高山)
予想以上に 癒着がひどいな。

(中島)やはり 腹腔に
髄液を流すのは 難しいですね。

癒着を 慎重に剥がして
スペースをつくりましょう。

(高山)それだと
再癒着してしまうリスクが高い。

(中島)どうすれば…。

肝臓の裏側に展開してみては
どうですか?

CTを見るかぎりですが

肝臓の裏側は
癒着が弱い可能性があります。

亮平君は 虫垂炎による
腹膜炎の既往があります。

癒着の範囲は
下腹部が中心のはずです。

(高山)確かに 上腹部は
癒着が弱いかもしれない。

肝臓の裏側に展開する。
鑷子。 メッツェン。

鑷子。 スパーテル。

♬~

(盛岡)バルブスペース作成完了。
皮下トンネルを通します。

鈎ピン。 パッサー。

(高山)肝臓の背面を展開する。
広げてくれ。

はい。

癒着が弱いです。

(高山)ここになら
髄液を排出できそうだ。

(高山)シャントするスペース
確保できました。

(盛岡)ありがとうございます。
こちらも急ぎます。

(高山)はい。

≪(心電計の警告音)
(医師)サチュレーションが低下しています。

(中島)どうして!?
このバイタルの下がり方は

心疾患の疑いが強いです!
(高山)心臓の状態を確認する。

心エコー!
(看護師)はい!

(高山)大ガーゼ。
(看護師)はい!

(高山)もう一枚。
(看護師)はい。

(高山)フリーズ。
心室が拡大しています。

(中島)何で 急に…。 原因は!?

(医師)サチュレーション90を
切りました!

(中島)先天的な心疾患では!?

術前検査では
異常ありませんでした!

心筋炎の可能性は?
(高山)もし そうなら

心室も拡大してるはずだ。

(医師)サチュレーション85です!
(高山)解除!

危険です!
このままでは 低酸素になり

脳に ダメージが
残ってしまいます!

(中島)先生 どうしますか!?
(盛岡)オペを中止しますか?

(中島)先生!

(高山)開創器と
サージカルタオルを外してくれ。

急いで 外せ!
はい!

(高山)フリーズ。
(ボタンを押す音)

血栓です!
静脈に 大きな血栓があります!

(高山)亮平君は 脚のまひによって
静脈に 血栓ができていた。

その一部が 血流に乗って
肺動脈に詰まり

肺塞栓症を起こしたんだ。
エコノミークラス症候群

(高山)中島。 放射線科に連絡しろ。
(中島)えっ?

(高山)ハイブリッドオペで
血栓を取り除こう。

(中島)はい。
(盛岡)再開しましょう。

(一同)はい。
(盛岡)鈎ピン。 パッサー。

鑷子 下さい。

(高山)腹膜鉗子。

♬~

手術は 無事 成功しました。

これで 水頭症の症状は
改善されます。

(玲香)ありがとうございます。

ただ 亮平君は 症状が
改善されたにもかかわらず

両脚が動かないことに
疑問を抱かれると思います。

(高山)大変 心苦しいお気持ちは
お察ししますが

息子さんのためにも 本当のことを
伝えた方がよろしいかと。

亮平。 お母さんよ。 分かる?

よく頑張ったね。
手術は 無事に成功したって。

(亮平)うっ。 ううっ…。

(玲香)亮平。

♬~

(亮平)うっ。

ごめん 亮平。 ごめん!
脚は もう…。

ごめん! ごめんね! ごめん!
ごめん…。

ごめん…。

(玲香)ごめん…。

♬~

どうしたんですか?

(すすり泣き)

私 バカみたい…。

浮かれて 亮平君に バスケの試合
見に行くとか言っちゃって…。

最低だよ…。

(すすり泣き)

(高山)亮平君に伝えたそうだ。

そうですか…。

彼にとって大切なのは
これからですよね。

亮平君のために
できることを見つけて

やり遂げたいと思います。

(看護師)走っちゃ駄目だよ~。

≪どうでした?

伊代ちゃん あれからずっと
ふさぎ込んだままなんだって。

はい…。
あんな伊代ちゃん 初めてですよ。

ハァ…。

伊代ちゃん。

伊代ちゃんに どうしても
見せたいものがあります。

何? こんなとこ 連れ出して。
しーっ。

亮平君は 諦めていません。
えっ?

ずっとずっと 諦めていません。

♬~

♬~

(亮平)《実は 俺 知ってるんだ》

《もう 手術したって
両脚は 動かないって》

《入院して すぐ

母さんが泣きながら話してるの
聞いちゃってさ》

《脚は まひしたままって
どういうことですか?》

《歩けなくなったら あの子

どうやって生きていけば
いいんですか?》

《どうにかしてください!
お… お願いします!》

《くそっ…》

《動けよ…》

《動けよ!! くそ!!》

♬~

(亮平)《あ~ 俺は もう

普通の人とは違う体に
なっちゃったんだなって》

《こんな体じゃ

もう バスケなんて
できっこないって思ったよ》

《ハァ ハァ…》

(亮平)《何度 諦めようと思っても
駄目だった》

《こんな体になってまで
まだ バスケがやりたいなんて…

笑っちゃうよな…》

《笑いません》
《えっ?》

《僕も
人と違うからという理由で

お医者さんになることは無理だと
言われました》

《でも 諦めずに続けていたら
なることができました》

《今は いろんな人に支えられて
お医者さんができています》

《僕は 笑いません》

《亮平君の好きなことを
笑いません》

《たくさん たくさん応援します》

《先生…》

《ここですか?》
(亮平)《あ~ もっと右》

《5分だけです》

《5分 練習したら 続きは
病気が治ってからにしましょう》

《ありがとう》

《うわっ!》

(舌を鳴らす音)
《フフフッ。 よし!》

亮平君は

これからも 大好きなバスケを
続けていくそうです。

いつか 車いす
試合に出られたとき

伊代ちゃんにも
見に来てほしいと言っていました。

♬~

すごい…。 すごいよ 亮平君。

伊代ちゃんも すごいです。
えっ?

とてもとても すごいです。

汐里さんから
聞いたことがあります。

今の汐里さんがあるのは

伊代ちゃんのおかげだ
と言っていました。

(伊代)《待って!》

8歳のとき 初めて
小腸の手術を受けた伊代ちゃんは

とても さみしがり屋で
泣き虫な子でした。

初めは 注射も怖くて

泣いてばかりいた
伊代ちゃんでしたが…。

《注射も橋口も友達だよ~!》
《大丈夫 大丈夫…!》

今では立派なお手本です。

《はい。 先に 私に打って》
(橋口)《えっ?》

《はい 終わり》
《ほらね 大丈夫》

《ちょっと
チクッとするだけだから》

手術の後
どんなに傷口が痛くても

歩行訓練を休んだことは
ありません。

どんなに自分がつらいときでも

もうそこには 泣き虫の
伊代ちゃんは いませんでした。

(伊代)《元気になったら
おうちに帰れるんだよ》

《だから 頑張ろう。 ねっ》
(女の子)《うん》

(伊代)
《大丈夫だよ。 怖くないからね》

さいころから
何度も つらい治療を乗り越えて

どんどん強く成長していく
伊代ちゃんを見て

汐里さんは

ずっとずっと頑張る勇気を
もらっていたそうです。

伊代ちゃんは 汐里さんにとって
重荷なんかじゃありません。

頑張る勇気をくれる太陽です。

汐里さんは 信じています。

今度の手術も 伊代ちゃんなら

必ず乗り越えられると
信じています。

(汐里)伊代。

(汐里)伊代は
何か 大きな勘違いしてるよ。

(汐里)私は 伊代のドナーに
なれるって分かったとき

もちろん 不安もあったけど
うれしかったんだ。

えっ…。

これまで 伊代がつらいとき

私は
ただ見てることしかできなかった。

でも ようやく 本当の意味で
伊代のことを助けられる気がして。

お姉ちゃん…。

私は 不幸になるために
ドナーになるんじゃない。

伊代と2人で

もっと幸せになるために
なるんだよ。

早く元気になって 亮平君のバスケ
見に行くんでしょ?

♬~

(汐里)大丈夫。

手術は 絶対 うまくいく。

ありがと… お姉ちゃん。

♬~

先生。 ありがとう。

えっ?

新堂先生から聞きました。

先生が諦めずに
俺の治療法 見つけてくれたって。

亮平君。

俺 頑張ります。

せっかく助けてもらった命なんで。

♬~

(猪口)高山先生。

今回は あなた方に救われました。

確かに 小児外科には

数字では はかれない価値が
あるのかもしれません。

ですが
採算性の悪い科を抱えていたら

いつか この病院がつぶれる。
それは 事実です。

ただ 一つ… あなたに
言い忘れていたことがあります。

息子の命を救っていただき

ありがとうございました。

それが
小児外科医の仕事ですから。

「レシピエントは これまでに
複数回の開腹歴があったため

腹腔内の癒着が 高度であった」

「人体から 約10cm」

あっ!
お疲れさま。

ありがとうございます。

伊代ちゃん
手術 決意してくれたんだって?

はい!
亮平君の諦めない姿が

伊代ちゃんに
頑張る勇気をくれました。

すごいよね
亮平君も伊代ちゃんも。

私たちも頑張んなきゃね。
はい。

来週の手術で
伊代ちゃんと汐里さんは

幸せを分け合います。

このアイスと同じです。
えっ?

アイスは 1人で食べるより

瀬戸先生と
2人で分け合って食べた方が

ずっとずっと おいしいです。

伊代ちゃんと汐里さんも
幸せを分け合った方が

ずっとずっと 幸せになれます。

とても おいしいです!

♬~

♬~

伊代!
(伊代)あっ お姉ちゃん。

(汐里)具合 どう?
(伊代)うん 大丈夫。

着替え 持ってきたよ。
(伊代)ありがとう。

(汐里)
今日はね 新しい服 持ってきた。

見して!

≪(若菜)高山先生。

伊代ちゃんの組織検査の結果です。
(高山)ありがとう。

 

はい 新堂です。

(物音)

(通話の切れる音)

♬~

お話って何ですか?

新堂は?
今 いないみたいですけど…。

これを見ろ。

これって…。
森下 伊代ちゃんの肝臓は

すでに 肝硬変の状態だ。

この状況では
小腸移植はできない。

(汐里)亮平君とは どうなの?

だから 何にもないってば!
(汐里)ホントに!?

伊代! 伊代! 伊代!

伊代! 伊代! 伊代!

♬~

司賀先生! 司賀先生!

司賀先生!

司賀先生!

司賀先生! 司賀先生!

<奮って ご応募ください>