どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

dele/ディーリー 第3話 山田孝之、菅田将暉、麻生久美子、余貴美子… ドラマの原作・キャストは?

『dele/ディーリー #3』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド)

  1. 浦田
  2. 幸子
  3. バラ
  4. 江角
  5. データ
  6. 監視
  7. 公安
  8. 写真
  9. 写真館
  10. 意味

f:id:dramalog:20180811035320p:plain

『dele/ディーリー #3』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報の引用

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像がなければ味わえませんので、以下各社のVOD(ビデオオンデマンド)サービス利用をオススメします。

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(飛行音)

(飛行音)

(飛行音)

(かしわ手)

(真柴祐太郎)
どうかしましたか?

(浦田文雄)
これは どういう意味なんですか?

 

主演・山田孝之×菅田将暉!依頼人のデジタル遺品に残された不都合な記録を内密に削除する最強コンビが誕生!遺留記録に秘められた様々な人間ドラマを1話完結で描く。

詳細情報
◇番組内容
自分の死後、あるデータを削除する前にコピーし、バラの花と一緒に幸子(余貴美子)という女性に届けてほしい――。そんな奇妙な依頼を『dele. LIFE』に託した老人・浦田(高橋源一郎)が自殺した!死亡確認に向かった祐太郎(菅田将暉)は…
◇出演者
山田孝之、菅田将暉、麻生久美子
【ゲスト】余貴美子、高橋源一郎
◇原案
本多孝好
◇脚本
青島武
◇監督
瀧本智行
◇音楽
岩崎太整、DJ MITSU THE BEATS
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】黒田徹也(テレビ朝日)
【プロデューサー】山田兼司(テレビ朝日)、太田雅晴(5年D組)

 

なんか 「完全に削除する」とかって
意味らしいですよ。

Deleteって事ですか?
そうそう そうそう…。

ひょっとして
ご依頼の方ですか?

どうぞ。 お水です。

すいません
気の利いたものがなくて。

殺風景でしょ?

うちの社長が変わり者なもんで。

あっ でも
仕事は しっかり やりますから。

あっ あの~ それで その…
ご相談っていうのは?

お願いがあるんです。

あっ はい。
どういう事でしょうか?

削除する際
データをコピーしてもらって…。

あっ はい。 データをコピー…。

バラの花と一緒に
ある人に届けてほしいんです。

バラの花と?

という事は
お届け先は女性ですね?

それは つまり
思い出を伝えておきたい的な?

無理でしょうか?
あっ いえいえ いえいえ。

ぜひ 僕としては
お役に立ちたいなと思います。

♬~

ありゃ。
また ストレージ不足か…。

(坂上圭司)新しいデバイスを
買えばいいだろ。

この機種が気に入ってんの。

これは永久保存。

あ~。

おっ…。

これは 消しますかな…。

「舞さんが寝ています」

う~ん…。

いやあ でも いい顔してんなあ。

なんだ? これ。

削除後に
データのコピーとバラを?

あっ それ 昨日
ケイがいない時に来たお客さん。

はあ? ここに入れたのか?
うん。

勝手な事するな。

依頼人とは直接やりとりしない
って言っただろ。

相談があるって言うからさ。

契約金も振り込み済みだ。

相手の情報も必要ですよって
言ったんだけど…。

あっ ほら
同じ市内に住む幸子さん。

ユキコさんと間違えないように
ちゃんと 振り仮名 振ってる。

律儀だね~。

思い出のデータと一緒にバラを!
ロマンチックじゃない。

67歳 独身だぞ。

データの中身次第では
ロマンチックかどうかわからない。

不倫相手にやばい写真とか

ストーカーの
最後の嫌がらせかもしれない。

そんな人じゃないって。
どうして そう言いきれる?

だって
人のいい おじさんだったもん。

真面目で優しい人柄が
にじみ出てるっつうの?

人の見かけほど
当てにならないものはないぞ。

無差別殺人の犯人は 大抵
虫も殺さなそうな顔をしてる。

少しは 俺の事 信用してくれても
いいんじゃないの?

二度と勝手な事するな。

は~い。 すいません。

(鳴き声)

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

(ドアベル)

(江角幸子)写真館さん…。

その名前 今日までです。

店 閉める事になりました。

それで 飾らせて頂いていた写真を
皆さんに お返ししています。

そうですか…。

♬~

一度くらいは
うちで髪を切りませんか?

♬~

(受信音)

う~ん…。

バラのおじさんだぞ。

えっ…。

えっ… マジで?

えっ どういう事?

♬~

あっ 電話 繋がらない…。

死亡確認。

(ドアの開く音)

♬~

(ノック)

すいませ~ん。

(猫の鳴き声)

あっ… すいません。

浦田さんの事で
お聞きしたい事があるんですけど。

あの… すいません
浦田さんの事で お聞きしたい…。

(浜口)ああ?
ああ…。

浦田さんの事で
お聞きしたい事があるんですけど。

浦田?
はい。

写真館な。
写真館…?

みんな 名字で呼ばねえで
そう呼んでるんだ。

葬式は しねえってさ。

甥っ子がいるから
詳しい事は そっちで聞いてくれ。

はあ…。
ご病気だったんですか?

ああ? 知らねえのか。

一昨日の朝
港で海へ飛び込んだ。

自殺… だったんですか?
うん。

マジですか。

お巡りさんが ここへ来て

防犯カメラ
念のため確認させてくれって。

なんだか 寂しそうな感じ…。

(浜口)ああ。

写真館は いつも こんな感じ。

他人様の幸せな瞬間を
残してやる仕事なのにな。

自分は
親が死んでから何十年も独りで

寂しいもんだったよ。

あの… 浮いた話なんかは?

えっ… これって事か?

そんな話がありゃ
港に浮いたりはしねえよ。

独りぼっちが
身に染みついちまってたからな。

(波の音)

浦田さん 自殺だった…。

契約から3日しか経ってない。

はなから 自殺の後始末を
させるつもりだったんだろう。

「お前 会った時
何も気づかなかったのか?」

相手の女性 確認してから戻る。

(カモメの鳴き声)

こんな近くだったんだ…。

(ドアベル)

いらっしゃいませ。
ああ… いいですか?

どうぞ。

あっ はい。

どのくらい切りましょうか?

え~っと あの…
ほ… ほんのちょっとだけ。

はい。

この辺りの人じゃ
ありませんよね?

ああ… はい。

あの… 組合長の所に ちょっと…。

なんか いい物件でもあったら
花屋さんでも開こうかなと思って。

こんな所で お店やっても
お客さんなんか来ませんよ。

時間が止まったような
町ですからね。

その先の浦田さん…
亡くなっちゃったみたいですね。

そうみたいですね。

このお店のお客さんじゃ
なかったんですか?

写真館さんは違いました。

一人ですか?
えっ?

あっ いやあ その…
旦那さんとかと

一緒に
やってらっしゃってるのかなって。

親が死んで 私が後を継いで
もう28年。

えっ…。

ずっと 一人でやってます。

28年も…。

パソコンとか
よくやられるんですか?

さっき そこで…。

ネットを見るだけです。

待ってる時間が長いですからね。

どんなサイトを見るんですか?

旅の写真を投稿するサイトとか…。

じゃあ 旅行とか
よく行かれるんですか?

いろんな風景の写真を
見てるだけで

行った気になれるから
見てるだけで十分なんです。

でも それ
ちょっと寂しくないですか?

寂しいですね…。

あっ ごめんなさい。
あの そういう事じゃなくて…。

(ドアの開閉音)

(足音)

(ドアの開く音)

(足音)

♬~

あっ…!

♬~

(電話)

はあ…。

(いびき)

あっ。

(キーを打つ音)

(キーを打つ音)

(いびき)

あっ…。

ごめんなさい…。

画像が粗くて
男の顔は はっきりしないな。

車のナンバーなら
なんとかなるんじゃないの?

簡単に言うな。

(アラーム)

うん? 何? 今の音。

(アラーム)

停止したデバイスが起動してる。
誰かが浦田のパソコンの電源を入れた。

えっ!? じゃあ データは?

ねえ ケイ
データは大丈夫なの?

こっちにコピーして
オリジナルは消去する。

♬~

どう? 大丈夫?

「ケイ! ねえ どうなってんの?」

黙ってろ。

♬~

どこのどいつか突き止めてやる。

♬~

陸運局のデータベースに侵入して
登録者を調べた。

「大和調査会 京浜支社」

地方警察の公安担当だった連中が
天下る調査会社だ。

公安!?
表の顔は興信所だが

実際は
公安からの下請けをしてるらしい。

えっ 下請けって何してるの?

捜査対象の監視だろう。

じゃあ 浦田さんは
その連中に監視されてたって事?

さあな。

お前が見たの こいつか?
うん。

えっ! なんで!?

リモート操作して
浦田のPCのカメラで撮影した。

このあと いくらアクセスしても
起動できない。

機密保持のために
ハードディスクを破壊したんだろう。

データは?

向こうには渡ってない。

浦田さん 遺書も残してないんだ。

どうして自殺したのか
誰にも わからない。

自殺した本当の理由は
本人にしか わからない。

俺 自分に腹立っててさ。

浦田さんが ここに来た時
調子こいてて…。

あの時 気づいてれば

何かしてあげられたかも
しれないのに…。

俺は
自殺の後始末に利用された事に

腹が立ってる。

俺たちは ガキの使いじゃない。

うん? 何? これ。

「音声」?

(男性)「かみさん 機嫌悪くて」

(女性)「そりゃそうよ」

「孫の顔だって見たいし

おせちも用意して
待ってたんだから」

「まだ
お嫁さんと折り合いが悪いの?」

あっ 江角さんの声だ。

(幸子)「やっぱり お嬢さん育ちは
漁師町とは合わない…」

「報告」

「新規の客。 正体不明」

「定休日 買い物にて外出」

「客は近隣の中山のみ」

契約した日が最後だな。

えっ… 浦田さんは
江角さんを監視してたって事?

じゃあ さっきの声は… 盗聴!?

江角は 18歳の時に
一度 転出してる。

実家に戻ったのは
15年後の1990年だ。

親が死んで
後を継いだって言ってた。

それから監視が始まったとすれば
最長で28年って事になるな。

ただの床屋のおばさんなのに…。

なんで?

人は見かけによらない。

浦田は 公安の依頼で
江角を監視し続けた。

…が いつからか自分のしてる事に
罪の意識を感じるようになった。

死んだあとに
このデータを渡す事で

自分の罪を
告白しようとしてたのかな…?

契約どおり コピー渡して
この案件は終わりだ。

(雷鳴)

(雷鳴)

(ドアベル)

(幸子)「旦那さん 亡くなっても

おばあちゃん一人で
頑張ってたのにね」

(浜口)「また
シャッターが1つ増えちまうな」

(幸子)「寂しくなるわね」

(浜口)「さっちゃんは
やめるなんて言わないでくれよ」

「商店街一の若手なんだから」

(幸子)「組合長さん
私 もう還暦過ぎました」

(浜口)「えっ?」
(幸子)「フフフ…」

「うちだって いつまで
続けられるか わかりませんよ」

「また 1000円カットのお店
できたでしょ?」

(キーを打つ音)

♬~

ありがとうございました。
どうもです。

知ってた? バラって
本数に意味があるんだって。

興味ないな。

おい。

えっ…? なんで!?

江角さん。

江角さん!

江角さん!

中には いないみたい。

(エレベーターの到着音)

(アナウンス)「ドアが閉まります」

(坂上 舞)
最近は 銀行も うるさいのよ。

うちみたいに
真っ当な法律事務所に

グレーな事させないでよ。

大和調査会 京浜支店から
毎月3万円が振り込まれてる。

浦田文雄が
公安のエスだったって証拠ね。

エスって?

そっちの筋の用語で
スパイとか協力者って事。

でもね 毎月5日に入金があるのに
今月は入ってない。

公安が監視を打ち切った。
…って事でしょ。

テロ対策にAI導入するご時勢よ。

こんな時代遅れな捜査手法に
予算 使ってられないのよ。

28年も監視を続けるなんて

依頼人は
どういう気分だったのかな?

で 江角幸子は
まだ見つからないの?

依頼人が死んだ途端に店を畳んで
行方くらますなんて

なんかあるわね。

浦田の写真館に行くぞ。

ヘヘヘ! あっ そうですか。
ハハハ。

はい。 だから なんか 花屋とか
やりたいなあなんて… はい。

思ってて… ええ。

あっ じゃあ 鍵は振興組合の方に
返しておけばいいですか?

(幸子)「じゃあ いつもと同じで
周りだけ刈り上げてね」

「(バリカンの音)」

(幸子)「今夜は 随分冷えますね」

♬~

(幸子)「白根さん また来月ね」
(男性)「はーい」

(幸子)「どうも」
(男性)「遅くに ごめんね」

「(ドアベル)」

♬~

(幸子)「組合長さん
そんな事 言ったら

奥さんが怒るの 当たり前よ」

(幸子)「女は いくつになっても
女なのよ」

「少しはね 気を使ってあげないと」

(セミの鳴き声)
(幸子)「今日も35度でしょ?」

「台風が通り過ぎたら
途端に暑くなってね」

「当分 この調子らしいから
やんなっちゃうわよね」

(幸子)「あっ 新聞屋さん
今ね 手が離せないの」

「お金 そこに用意してあるから」

「そうそう それ それ」

「(ドアベル)」
(幸子)「いらっしゃいませ」

「あっ 坂口さん ごめん」

「ちょっと待っててもらうけど
いい?」

「えー 妙子ちゃん
男の子が生まれたの?」

「おめでとうございます」

「これで おじいちゃんですねえ」

「孫とキャッチボールするのが
夢だったんでしょ?」

「楽しみができて よかったですね」

「最近 老眼が始まっちゃって」

「もう50ですからね」

「若いうちは
こんな事になるなんて

思いもよらなかったけど

月日が経つのって どうして
こんなに早いのかしらね」

「駄目よ
そんなものばかり食べてちゃ」

「ちゃんと栄養取らないと」

「もう若くないんだからね」
フフフ…。

「いつまでも 一人でいないで
お嫁さんもらえば? フフフ…」

(幸子)「覚えてる?」

「体育祭が終わったあとの
キャンプファイア」

「先生が火を消しても
誰も帰ろうとしなくて」

「あれからよ

真治くんと みっちゃん
付き合い始めたの」

「それが 今じゃ
孫が7人もいるんだもんね」

「不思議よね」

♬~

「(ドアベル)」

寒…。

♬~

(足音)

浦田は
寂しくなかったのかもしれない。

毎日 気にかける存在があった事が
救いになってたのかもな。

でも だとしたら
公安に切られた事は

ショックだったろう。

自分の存在理由がなくなったと
感じても おかしくない。

江角さん
どこ行っちゃったんだろうね?

このままだと 浦田さんとの約束を
果たせないよ。

2分遅刻だ。

ああ ごめん。

江角が18歳の時に転出した住所が
わかった。

えっ?
代々木の理容学校の寮だった。

実名登録のSNSで
同期だった人間を探し出した。

これが現住所。
おお…。

息子が 生き別れた母親を
捜してる事になってる。

ああ… 俺がね?

親孝行してこい。

それって むちゃぶりでしょ~。

(ドアの開閉音)

♬~

「(話し声)」

「(話し声)」

「(話し声)」

♬~

「(話し声)」

(男性)「ごとうの情報はないな」

ごとう…? ごとうの情報…?

(女性)SNSって すごいわね。

まさか さっちゃんの息子さんに
会えるなんて。

小学校の時に
生き別れたまんまで…。

お母さんの事 恨んじゃ駄目よ。

きっと
事情があったんだろうから。

ああ… はい。 あの それで

母の事 どんな事でもいいんで
知りたいんですけど…。

ああ 私が知ってるのは

学校出てから
2年間くらいの事だけど。

理容学校 出てから

私たち ホテルの理髪店に
インターンで入ったの。

ああ…。
でもね…。

そこで いろいろあってね…。

あっ 何があったんですか?

付き合ってた男の人の関係で

しょっちゅう
刑事さんが来たのよ。

えっ? 刑事が?
あ… あっ!

あの 髪結いの女って
昔から 男運が悪いのよ。

ねえ。
そりゃ 逆だろう。

うちの亭主
インターン時代の先輩でね。

口説かれて…。
あの どうして 刑事さんが?

相手が 学生運動みたいな事を
やってた人で

嫌がらせみたいなもんだって
さっちゃんは言ってたけど。

あの男は 過激派だろ?

過激派?

見た事ある この顔!

だって 43年間も
日本中に貼られてる写真だもん。

五藤卓は 爆弾闘争による革命を
標榜していた

過激派組織のメンバーで
1975年に起きた

外務省の外郭団体を爆破した
事件の容疑者。

今も逃亡中で

事件当時 21歳だから…
今は 64歳って事ね。

江角幸子が付き合ってたのは
この男だろう。

立ち回る可能性があるから
公安の監視対象者になっていた。

43年間も?

ちょっと待った。
時効ってのがあるでしょ?

この場合は特殊で

共犯者が裁判の途中で
海外に逃亡しちゃったから

公訴時効停止になってるの。
ん? こう…?

簡単に言うと 共犯者の裁判が
始まっちゃった以上

その裁判が終わるまで

何年経とうが
その事件は時効にならない。

へえ~…。

でも さすがに公安も
監視を打ち切った。

そもそも 元カノを43年間も
監視していた事が おかしいのよ。

前任者から引き継がれたものが
そのまま続いていくっていう

お役所仕事の悪しき例ね。

公安のエスとか過激派とか
今じゃ 幽霊みたいなものよ。

浦田さんが幽霊って
しゃれになんないよ。

文書ファイルの最後に
URLが書いてある。

全てに目を通したが
URLの記録は それだけだった。

これって…。

江角さんが見てたサイトかも。

お客さん待ってる時に
暇潰しで見るんだって。

わざわざ
最後に書くっていう事は

このサイトには
何か意味があるはずだ…。

でも
ただの観光地の写真ばっかだね。

何か手掛かりがないか

キーワードを
ひと通り試してみたが…。

バラの花と一緒に
ある人に届けてほしいんです。

バラ…。

バラじゃない?

♬~

バラの本数に意味があるって…。

じゃあ 何本だよ?
えっ?

バラって言えば 百万本でしょ?

♬~

「百万本のバラさん」

10年前から
年に一度だけ投稿してるな。

全部 駅の写真だ。

どういう事?

浦田の記録と写真の日時を
すり合わせるぞ。

えっ… あっ うん。

2008年9月9日。

え~ 2008年9月9日…。

「買い物にて外出。
客は近隣の青木と吉川のみ」

「営業を確認する電話が一本あり。
花屋来る」

2009年7月10日。

「理容品卸の業者が来訪。
銀行へ外出」

「花屋来る」

2010年4月3日。

「途切れる事なく来店。 大忙し」

「花屋来る」

2011年1月12日。

♬~

どうした?

次は?

2012年3月15日。

3月15日…。

次は?

2013年6月5日。

♬~

写真が投稿された日に
必ず花屋が来てる。

で その1週間後に
必ず外出してる。

花屋は ハンドルネームの
百万本のバラだとすれば

「花屋来る」は
写真が投稿されたって意味か。

じゃあ 百万本のバラは
逃亡中の五藤って事?

写真は
待ち合わせの場所と時間か。

2018年5月9日。

浦田が自殺した日だな。

えっ? 1週間後って 明日だよ!

でも これだけ 駅じゃないね。

これ 麹町西公園よ。

43年前 爆破事件が起きた現場だ。
えっ!?

五藤が
この場所を指定するはずがない。

じゃあ 誰が この投稿を?

♬~

(幸子の声)一度くらいは

うちで髪を切りませんか?

♬~

もう終わりにしました。

♬~

(パトカーのサイレン)

(浜口)さっちゃん!

(浜口)大変なんだよ!
(幸子)どうしたんですか?

写真館… 海に飛び込んで
死んじゃったんだってさ…。

(すすり泣き)

(パトカーのサイレン)

♬~

私も もう 終わりにします…。

(爆発音)

♬~

江角さん 年に一度
会ってたんだね 五藤と。

腐れ縁ってやつだ。

逃亡資金の面倒見てたんだろ。

浦田さんは
見て見ぬふりしてたのか。

五藤 来るかな?

俺たちは
依頼された事をするだけだ。

こいつを渡して
さっさと帰ってこい。

なんで 5本しかないんだよ?
貧相じゃない?

いいから さっさと行け。

♬~

♬~

(手錠をかける音)

♬~

江角さんが通報したって事?

行け。 行け!

あの…。

これ 写真館さんから
頼まれたものです。

ああ… その中に

28年間の
あなたの記録が残されています。

ごめんなさい 見ちゃいました。

写真館さんは ずっと…。

とっくに気づいてました
浦田さんの事は。

えっ?

何やってたんでしょうねえ
何十年も 私…。

浦田さんは 私が止めた時間に

ずっと
寄り添っていてくれたんです。

でも 最期に
その時間を動かそうとして

あんな事に…。

あの人の時間も
私が止めてしまったんですね…。

あっ…。

あの 俺 うまく言えないけど

浦田さんは
感謝してると思います。

あなたがいたから…。

独りでも 寂しくなかったんじゃ
ないかなって 俺…。

だから 俺にバラの花を…!

ありがとう。

♬~

♬~

ああっ!

5本のバラって
こういう意味だったんだ!

ええ~。

ケイって
意外とロマンチストなんだね。

うるさい。

へえ~…。

依頼人は かつて 天才超能力少年
として注目を集めた男だ。

(松井美香)母の捜索が
うまくいかなかった事で

人生を
変えてしまったんだとしたら…。

日暮さんが死ぬ間際に描いてた絵。

なんか 意味あんのかなと思って。
一人で行け。

ケイの憧れのヒーローが託した
データでしょ?