ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

透明なゆりかご 第1話 清原果耶、瀬戸康史、酒井若菜… ドラマの原作漫画・キャストは?(見逃した方はネタバレ注意)

『ドラマ10 透明なゆりかご(1)[新]<全10回>「命のかけら」』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 田中
  2. 大丈夫
  3. 頑張
  4. 紗也子
  5. セミ
  6. 赤ちゃん
  7. 青田
  8. 今日
  9. ママ

f:id:dramalog:20180721064155p:plain

『ドラマ10 透明なゆりかご(1)[新]<全10回>「命のかけら」』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

♬~

(アオイ)また遅刻だ…。
もう 何で…!?

♬~

おはようございます。 あの…。

(田中)今日って 何曜日ですか?

 

1997年・夏。アオイ(清原果耶)は看護師見習いとして産婦人科へやって来た。いきなり中絶手術を目撃して衝撃を受けるが、初めて赤ちゃんが産まれる瞬間にも立ち会い…

詳細情報
番組内容
1997年・夏。アオイ(清原果耶)は看護師見習いとして由比産婦人科へやって来た。いきなり中絶手術の現場を目撃して衝撃を受けるが、初めて出産にも立ち会い、産まれて来る赤ちゃんの生命力に心を揺さぶられる。院長の由比(瀬戸康史)、看護師の紗也子(水川あさみ)・榊(原田美枝子)らが妊婦ひとりひとりに向き合う中、田中さん(安藤玉恵)という女性が訪れる。彼女はいわゆる未受診妊婦で、出産直後に失踪してしまう…
出演者
【出演】清原果耶,瀬戸康史酒井若菜水川あさみ原田美枝子野村麻純安藤玉恵
原作・脚本
【原作】沖田×華,【脚本】安達奈緒子
音楽
【音楽】清水靖晃

 

月曜日です。
ですよね…。

月曜なのに。

♬~

振り替え休日です 今日。

えっと… 海の日って
できたじゃないですか

祝日 去年…。
それで 今年は 昨日で

でも 日曜だったから
今日は月曜だけど 祝日。

ああ…。

ごめんなさい
私 説明が下手で。 いえ。

あっ そっか… 今日はダメなのか。

すいません。

大丈夫ですか?
どうだろ…。

待って下さい。 あの…。

大丈夫ですか?

(セミの鳴き声)

鳴いた。

えっ… 何?

(セミの鳴き声)

セミ…。

(セミの鳴き声)

(紗也子)初日から遅刻ってのは

あんまり よくないと
思うんだけど。

すみません…。 困るのよね。
やっかいな人 連れてきちゃうし。

大丈夫ですか? あの人。
今 先生が診てる。

健康保険証もない
母子手帳もないって

何 考えてんだか…。

未受診妊婦ですか?
たまに いるのよ。

今日 外来 お休みだけど
産まれそうな妊婦さんがいて

朝から バッタバタなの。
悪いけど

あなたに構ってられないから
とりあえず着替えて。

はい。 で ここ ロッカーね。
はい。

着替えたら その辺にいる人に
やる事 聞いて。 はい。

その辺って…?

<高校3年生の夏休み。

私は 看護助手のアルバイトとして
この産婦人科に来た>

<高校の衛生看護科を卒業すれば
准看護婦の免許が取れる>

<でも 今は 戴帽式
済んでいない。

だから 私は

まだ ナースキャップを
かぶる事はできない>

♬~

給食当番みたい。

(紗也子)血液検査の結果
待たなくていいから。

モニター準備して。
(山村)はい。

(紗也子)ちょっと段差ありま~す。
失礼します。

かわいい…。

(内装工事の音)

(由比)お~い。
ちょっと 望月さん いる?

大丈夫? 院長先生。
望月さん 今 向こうに…。

()あららら
川井さん倒れちゃった?

貧血だと思う。
あっ あれ。 あっ はい。

はい 座って。
もう アウスごときで情けない。

アウス…。
(川井)すみません…。

…って何だっけ?

武藤さんの分娩
始まるのに 困るな~。

あっ そうか 君は…。 青田です。
私 お手伝いします。

初日から アレはねぇ…。
やっぱ 望月さんに頼もう。

彼女は…。 先生 私 大丈夫です。
何でも やります。

じゃあ 頼むよ。 お願いします。

♬~

青田さん 90年代の日本の
3大死亡原因って何だと思う?

え~と… 3位 心疾患
2位 脳血管疾患

1位は 悪性新生物。 がんね。
はい。

残念。
えっ?

あっ 脳血管疾患が
1位でしたっけ…。

教科書だったら正解なんだけどね。

じゃ この手袋とマスクつけて。
はい。

1位は がんでも
脳血管疾患でもないんだなぁ。

そこのケース 持ってきてくれる?
はい。

本当の1位はね…。

アウスだよ。

寺田さん お待たせして
すみませんでした。

気持ち悪くないですか?
(寺田)はい…。

すぐ終わりますからね。

<思い出した。

アウスって 人工妊娠中絶の事だ>

ちょっと眠くなる薬
入れますね。

ボーッとしてきた?

じゃあ ゆっくり
数を数えてくれますか?

1… 2… 3…。

♬~

そっちのライト
こっちに向けてくれる?

はい。

♬~

こうですか?
うん そう。

ワゴン。
はい。

♬~

じゃあ 始めますね。

大丈夫?

はい。
度胸あるね。

<静かだ。 何だろう。

この部屋だけ 時間が
止まっているような感じがする>

<多分 まだ 10分くらいしか
たってない。

なのに 何時間も
かかっているような…>

青田さん これ
さっきのケースと一緒に

処置室に持ってって。
婦長に やり方 教わって。

はい。 ああ 1つでいいよ。
はい。

行って。
はい。

終わりましたよ~。

気持ち悪くないですか?

(寺田)先生…。

男の子ですか?
女の子ですか?

まだ小さかったので
分かりませんでした。

男の子だったらなぁって…。

<あの人の顔を
見ちゃいけない気がした>

♬~

<私に与えられた
もう一つの仕事は

命だったかけらを集める事だった>

♬~

[ 回想 ] (寺田)男の子
だったらなぁって…。

♬~

<人の形じゃないからかな

全然 気持ち悪くない>

♬~

よかったね 一人じゃなくて。

♬~

あっつ…。

♬~

どうも お疲れさまです。

♬~

今日は 2体です。
はい。

<かけらの子たちは

業者のおじさんに
引き取られていく。

一応 供養してもらえるって
聞いたけど…>

(紗也子)青田さ~ん。
青田さん 来て。

分娩が重なった。 あなたは
分娩室 行って 婦長を手伝って。

分娩室?
ここ。

で… はい このマスクつけて。

よろしくね。
はい…。

今 先生 来ますからね。
(武藤)あ~ また きた!

青田さん さすってあげて。
さすって さすって! 痛い!

そこじゃない!
うわっ! すいません!

ちょっと失礼しますね~。

よし 全開大。
武藤さん いよいよですよ。

さん 局マのアンプル
切って下さい。 はい。

青田さん ご家族
中に入れてあげて。

じかに見せないように
頭の方に立たせて。

はい! 武藤さん
もう少しですよ~。

お待たせしました!
ど… どうぞ こちらに。

(まゆ)ママ!
ああ… こっちから… こっちから。

ママ 大丈夫?
まゆちゃん 見てて。

ママ 頑張るからね!
うん 頑張って!

頭 見えてきた。 会陰切開します。
はい。

ワゴン。
はい!

ママ 大丈夫だよ。
頑張れ!

頑張って! はい いきんで!
いきんで!

武藤さん 目を開けて。
息を止めないように。

頑張れ!
もう出るね。

15時32分 発露です。

ママ! 応援してるよ!

頑張って!
頑張って! 応援してるよ!

<いろんな声が聞こえる。

不思議だ。

ついさっき
中絶手術をした 同じ場所で

新しい命が生まれるんだ>

はい いきむの やめて。
はっはって 息 出して。

うまい うまい。
武藤さん もう少しですよ。

はい 頭 出た。
(まゆ)頑張って!

赤ちゃん出ますよ~。

(赤ちゃんの泣き声)

はい おめでとうございます。
15時35分。

赤ちゃん産まれた!
おめでとうございます。

頑張ったね。
ママ 頑張ったね。

はい 元気な男の子ですよ。

(まゆ)弟だぁ。
ありがとうございます。

♬~(バースデーソング)

あら 青田さん
分娩 見るの 初めて?

はい…。

じゃあ 赤ちゃん
きれいにしてきますね。

♬~

あれ…?

♬~

すみません…。

別に悪い事じゃないよ。

武藤さん 大丈夫ですか?

♬~

<命って 何だろう>

♬~

こんにちは。
こんにちは。

ただいま。
(史香)えっ… あっ あっ!

何やってんの?
ダメ 見ないで 見ないで!

そんなセクシーポーズで
言われても…。

てか 何それ?

ああ… もういいや。

はい これ引っ張って。

え~。 アオイ。 アオイさん。

こっち来て。
えっ…。

(史香)早く 早く。 おいで おいで。
ねえ! 早く!

あのさ…。
(史香)いいから 早く 早く。

せ~の!

あっ…。

これ 笑うとこ?

あ~ ごめん ごめん。 開かない…。

貸して。
あっ…。 ごめん。

バイト 大変だった?

うん… 赤ちゃん
産まれるとこ見たよ。

えぇ~ すごいじゃない。

でも しんどい。
私 すぐ やめちゃうかも。

まあ 無理なら いいよ。

そうだ 院長先生
かっこよかった?

ああ… 実物の方が
若くて かっこいいよ。

あっ お母さん
それ持ってきたのって

先生が目的?
違う 違う。

ほら 独身ならさ まだ 保険
入ってないかな~って思って。

そっか 写真より いいんだ。

完全に その気じゃん。
(笑い声)

朝は? 遅刻しないで行けたの?

ちょっと遅れた。 え~ 何で?
1時間も早く出たのに?

セミ見てて。

セミ…?

セミがね 脱皮するとこ
見つけちゃったの。

今年最初の…。

で それで 気付いたら
いつの間にか時間がたってて…。

♬~

ごめんなさい…。

ねえ 17にもなって セミって!

遅刻は ダメよ~。

ほら 乾杯しよう。

あなたが働くなんて
お母さん 感激!

大げさだな~。

おめでとう。
ありがとう。

(紗也子)は~い 渡すよ。
落とさないでよ。

はい はい はい 固まらない。

赤ちゃんは敏感だからね
こっちが ビクビクしてると

悟られるよ。
はい。

はい 寝かして じゃあ。
はい…。

次は 体のチェックね。

はい。
はい。 よいしょ。

モロー反射。
これは かわいいですね…。

たまらないよね~。

あっ 手の近くに
指 出してごらん。

♬~

把握反射…
キュンとなります。

ね~。 でも 学校でも
習ったでしょ?

こういう原始反射は 外の世界でも
生存していけるように

赤ちゃんに もともと
備わっている能力なの。

だから 相手が誰とか
関係ないのよ。

誰でも いいんですか? そう
自分を生かしてくれる人ならね。

はい 次。

吸てつ反射。
(紗也子)正解。

今日も元気ですね~。 どう?

何でも やってあげたくなります。

あなたにも 母性があるって事ね。

すみません 望月さん
田中さん 産まれます。

すぐ行く。
はい。 よし…。

じゃあ 飲んだら
コットに戻してあげて。

あっ げっぷさせてよ。
はい。

♬~

あったかい。

(赤ちゃんたちの泣き声)

えっ…?

(泣き声)

ちょっと待って… ちょっ…。

(泣き声)

どうしよう…!

よし 出た!
(紗也子)おめでとうございます。

田中さん 男の子ですよ。

♬~(バースデーソング)

はい。
はい。

よく頑張りましたね。
大丈夫ですか?

おっきい…!

田中さんの赤ちゃんよ。 巨大児ね。

アプガー8の 4, 100グラム。

血糖値は… 40。
40…。

新生児低血糖…。

そうね まだ安定してないから
2時間おきに

5プロツッカーあげて。
分かりました。

すいません
田中さん いらしてます?

来てないけど。
婦長 ちょっと…。

♬~

ダメだわ。 田中さん 名前も住所も
電話番号も 全部デタラメ。

こんなに早く逃げるとは…
油断した。

戻る可能性もあるけど
一応 警察に通報したよ。

それが いいです。 入院費も
分娩費も 踏み倒されてますから。

私 ちょっと その辺
捜して…。 その必要はないよ。

僕らは ここに 一歩でも
足を踏み入れた 妊婦さんは

全員 受け入れる。
どんな事情があってもね。

でも 自分の意思で
出ていった人の事までは

責任は負えない。

♬~

青田さん 時間。

赤ちゃんの事は
責任 持たないとね。

はい。

30…!? 早く飲ませなきゃ!

お願いね。
はい。

♬~

飲んで。 甘いよ。

♬~

冷たい…。

ねえ 大丈夫?

泣いていいんだよ。 ほら。

全然 元気がないんです。

☎(紗也子)でも 数値は
45まで上がってるのよね。

でも 吸てつ反応も弱いし
手も足も冷たくて…。

☎(紗也子)大丈夫 落ち着いて。
とりあえず…。

<新生児は
かわいいだけじゃない。

その命は あっという間に
消えちゃうかもしれないんだ>

♬~

(紗也子)お~ まだいたの?
はい。

あの…。
もう帰っていいよ。

大丈夫。 今夜は 私が見てるから。

田中さんは?

田中さん まだ 赤ちゃん
だっこしてないですよね。

一度も…。
そうね。

(男性)見に来てやったんだから
文句ないだろ!

何よ その言い方!

ねえ 見て! あ~ 分かった。
見て!

(男性)落ち着きなさい。
いや 見て! まず落ち着け!

(田中)どんな思いで
産んだと思ってんの!?

(男性)そりゃ
大変だったと思うよ!

(田中)いつも 男の子が欲しいって
言ってたくせに! うそつき!

ちゃんと 男の子 産んだのに!
まず 妊娠したって言えよ。

産ませる訳ないだろ!
こういう事すんのが

一番まずいって分かれよ!
自分は!?

夜ですし 他の方も
いらっしゃいますから。

自分は?
家族 裏切ってるくせに!

田中さん 部屋に行きましょう。
あなただって同罪でしょ!

田中さん。 (田中)ねえ 何で
私ばかり責めるの!

(紗也子)落ち着いて下さい…。
(田中)どうすんの この子!

ねえ!
申し訳ありません。

すいませんが
こちらで 事情 伺えますか。

♬~

パパとママが いたんだよ。

こんな時くらい

大きな声で泣きなよ。

♬~

あ~ 田中さんって
結局 名前 何て言うんだろう。

話したがらないからねぇ。
相手の男も あれっきりだし。

退院指導も授乳も拒否。

あの調子じゃ 出産費用も
踏み倒すんじゃないかな。

虐待しなきゃいいけど…。

(紗也子)やっぱり 児相に
連絡しておきます。

♬~

今日は 3体です。
はい。

じゃ どうも。

<この世に出てきて

「おめでとう」って
言ってもらえない子が

こんなに いるなんて
思わなかった>

♬~

(ノック)
失礼します。

田中さん 体温計 取りに来ました。

あの… 私 赤ちゃんの
ミルク係なんですけど

だいぶ飲んでくれるようになって
助かってます。

最初は なかなか
飲んでくれなくて。

手も足も冷たいし
反応も少ないし このまま

死んじゃうんじゃないかって
すごく心配で…。

あっ… いや 今は元気ですよ。

それに ほら 赤ちゃん
すごく大きいじゃないですか。

他の赤ちゃん見に来た人たちも
驚いてて…。

よかったら
少しだけ赤ちゃん見ませんか?

この部屋に連れてくる事も
できますよ。

いいよ。

じゃあ 少し待ってて下さいね!

(田中)別に どうでも…。

♬~

お待たせしました!

あの… 赤ちゃん 来ましたけど。

見たいなんて言ってないけど。
えっ…。

♬~

ごめんなさい…。

私 あまり 人の気持ちとか
よく分からなくて…。

♬~

産んだら あの人と
結婚できると思ってたけど

結局 全部 悪い方に行って
この子だけが残った。

(田中)どっちにも似てないし。

ぶくぶくして 変な顔…。

♬~

あっ…。

♬~

こんな親でも この子は
私を必要としてるのかな。

あの… これは…。

♬~

いい匂い。

赤ちゃんって
こんな匂いするんだ。

♬~

(田中)ごめんね。

(田中)ごめんね。

ごめんね。

ごめんね。

私 何にも見えてなかったんだね。

♬~

(田中)えっ?
で こっから どうするの?

え~と… 耳に 指を こう…
違う 違う。

指を 耳に こう当てて。
ちゃんと教えてよ。

指で 耳の穴を塞ぐ…。 はい!

で このまま 足から ゆっくり。
(田中)足から ゆっくり。

足から ゆっくり。
大丈夫? ほんと?

(田中)あ~ 気持ちよさそう。

ほんと 不倫ってさ

男の いいとこ取りだよね。

はあ…。

でも 私も
バカだからさ

妻とは別れる
娘が小さいから

もう少し待ってて
なんて言葉

信じちゃって。
気付いたら 15年。

最後の最後まで
娘が小さいからって。

もう大人じゃん。
そう。

さすがに目が覚めたわ。

もう この子がいるだけで
丸もうけ!

よ~し 頑張るぞ~!

(泣き声)
あ~!

ごめん ごめん! あ~ ごめん!
大きな泣き声ですね。

こんなに元気になってくれて
うれしいです。

(赤ちゃんの おなら)

(笑い声)

すごい音 今!
元気だね~。

はい。
(田中)で このあと どうすんの?

このあと
髪の毛を洗うんですけど

お湯を 優しく外側から
顔に かからないように。

ホッとしますね。

産科の だいご味。
はい。

優しく ボールをなでるように…。

壁紙 だいぶ
雰囲気 変わりましたね。

妊婦さんたちにも好評ですよ。

怖い所だって
思ってほしくないですからね。

ただでさえ 怖いんだから。

へぇ~ 青田さんって
絵 上手なんだね。

ごめん ごめん。
すいません…。

あっ… 木島健太くん。

名前?
うん。

木島いづみさんと 木島健太くん。

ちゃんと書いてあげてね。
はい!

退院おめでとうございます。
ありがとう。

♬~

あなたに ここで会ったね。
はい。

こんなふうに笑って
ここから帰れると思わなかった。

ありがとね。

私は 何も。

♬~

(セミの鳴き声)

セミ。 はい?
鳴いてるね。

(セミの鳴き声)
はい。 すごい…。

(セミの鳴き声)

うるさいくらいですね。

今なら聞こえる。
セミの声とか 街の音とか。

いろいろ感じる。
この子の体温とか 匂いも…。

あっついね~。

おうち帰ったら
すぐ お風呂 入ろうね。

じゃあ また 来月。
はい 1か月検診で。

うん。

健太くん 体重
7キロぐらいになってるかも。

私には 新しい彼氏が
できてるかも。

じゃあね。 はい。 暑いから
体 ちゃんと休ませて下さいね。

<けれど 1か月後

2人が来る事はなかった>

えっ!?

健太くん 亡くなったのよ。

(川井)退院して すぐらしいよ。

新聞 見てない?
添い寝中の窒息死だって。

授乳中の事故って
書いてあったけど…。

(川井)また
あの男の人のとこ行って

もめたって聞きましたよ。
結局 戻るのよね…。

(紗也子)虐待かも。

やめましょう。
この話は いつも…

結論は出ないんだから。

そうですね。

あ~ 嫌。 ほんとに嫌…!

<虐待? 田中さんが?
健太くんを?

信じられない>

♬~

<現実は 私が思っているより

残酷なのかもしれない>

<だけど…>

♬~

(健太の泣き声)

♬~

<私は 健太くんは

愛情に包まれて死んでいったと
思いたかった>

♬~

はい おめでとうございます。
(3人)おめでとうございます。

気持ち悪くないですか?
はい OKです。

はい。 元気な男の子ですよ。

あ~ 頑張ったね~。

<ここは
生まれる命と消える命が

絶えず交差する場所>

♬~

<命には
望まれて生まれてくるものと

人知れず消えていくものがある>

<輝く命と 透明な命。

私には その重さは
どちらも同じに思える>

♬~

ねえ 見える?

あれが 外の世界だよ。

♬~

ごちゃごちゃしてるけど

きれいでしょ。

<私は 命というものが
よく分からない>

<でも このバイトを
続けていれば

「いろんな命のあり方」が見られる>

<それは 私にとって

とても大事なことのような
気がした>