どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

刑事7人 第1話 スペシャルチーム再集結!―7年前に消えた“3億円事件”の謎

『刑事7人 #1/スペシャルチーム再集結!―7年前に消えた“3億円事件”の謎』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 松原
  2. 片桐
  3. 青山
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  5. 年前
  6. 天樹
  7. 松原祐二
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  9. 資料係
  10. 刑事

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『刑事7人 #1/スペシャルチーム再集結!―7年前に消えた“3億円事件”の謎』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

(眼科医)緑内障
眼底出血の心配はありません。

ただ やはり
調節力が弱くなっていますね。

(天樹 悠)調節力?

(眼科医)いわゆる 老眼です。

老眼… か。

 

刑事資料係に飛ばされた天樹(東山紀之)のもとに、かつての仲間たちが集結。7年前、解決したはずの“3億円強奪事件”の犯人が、出所後姿を消したというのだが…?

詳細情報
◇番組内容
2018年夏、スペシャルチームが再集結。東山紀之主演ドラマ『刑事7人』待望の第4シリーズが遂にスタート!仲間の裏切りという衝撃的終末から1年後。「刑事資料係」に飛ばされた天樹(東山紀之)たちが、再び…!
◇出演者
天樹悠…東山紀之
海老沢芳樹…田辺誠一
水田環…倉科カナ
野々村拓海…白洲迅
山新塚本高史
片桐正敏…吉田鋼太郎
堂本俊太郎…北大路欣也
◇脚本
寺田敏雄
◇監督
及川拓郎
◇音楽
吉川清之
◇スタッフ

 

【ゼネラルプロデューサー】内山聖子テレビ朝日

【プロデューサー】三輪祐見子テレビ朝日)、和佐野健一(東映)、井元隆佑(東映
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/keiji7_04/
☆Twitter
 https://twitter.com/keiji_7nin

 

(店員)こちらのお席 どうぞ。

(相良幹夫)
まあ いろいろあったけど

君は 十分 罪を償った。

君は まだ若いんだ。 これから
いくらでも やり直す事ができる。

(ドアベル)
(店員)いらっしゃいませ。

(相良)ハハッ… ごめんね!

食べて! 食べて 食べて。

(松原祐二)ハハッ…!

外に出たら まずは甘いもの
食べたくなるんだよな。

(相良)はい。 30分後ぐらいに
伺えると思います。

はい それはもう 松原くんは…。

松原くんは模範囚でしたので。

はい 服役中に

自動車整備三級の資格も
取得しております。

はい。
では よろしくお願い致します。

♬~

松原くん! 何やってるの!?

下りなさい! 下りなさい…!

どうしたの? えっ…!?

うわっ…!

松原くん どうしたの…!?

うあっ…。

松原くん…。

♬~

♬~

♬~

♬~

(野々村拓海)あっ…。

天樹さん おはようございます!
おはよう。

どうぞ!
ありがとう。

(野々村)あの… 先程

一課9係の井上警部補が
いらっしゃいまして…。

あっ… えーっと

本年6月30日に巣鴨で発生した
強盗殺人事案で

特殊なピッキングの手口が…。

Bのハの28。
はい!

Bのハの28…。

それと Gのレの15。
はい!

豊島区 練馬区
去年起きた強盗事案だ。

特殊なピッキングによる家屋侵入。
いずれも未決。

ありがとうございます!

♬~

フッ…。

それにしても 天樹さん
すごいですよね。

ここにある捜査資料

全部 覚えようとしてるんですか?
こんなにあるのに…。

あれ!?
天樹さん 近眼でしたっけ?

実は 僕も近眼で。
コンタクトしてるんです。

それ 早く届ければ?
(野々村)はい!

(野々村)
あっ… 片桐係長!

おはようございます!
はい おはよう。

うるさいねえ… もう。

そんな大きな声
出さなくていいから。

朝だし。 もう…。
はい!!

だから 出さなくていいって
言ってんじゃねえかよ…。

拓海くん
コーヒー お願いね。

この前も
お願いしたと思うんですが

下の名前で呼ぶの

やめてもらっても
よろしいでしょうか?

面倒くせえ奴だな お前…。
あ? なんだっけ? 名字。

いや… そこから?
野々村です!

野々村拓海です!
(片桐)へえ…。

片桐さん 3日連続遅刻ですよ。

(野々村)そうです。
あれ?

あいつら まだ来てない?

(片桐)朝一で来るって
言ってたんだけどな。

「あいつら」?
(青山 新)それ マジで言ってます?

こいつら。
(ため息)

(水田 環)当時の現場周辺の
聞き込みをしたほうが…。

いや こういうのはね
過去の交友関係から洗うのが

筋ですって。
いや いや いや…。

(青山)ねえ? 天樹さん。
(野々村)おはようございます!

(片桐)うっせえよ!
…誰?

先月より ここ
刑事資料係に配属されました

野々村と申します。
よろしくお願いします!

(片桐)拓海くん
俺 コーヒー 全部入りでね。

だから 下の名前で呼ば…。
早く行ったら?

(野々村)あっ… 失礼します!

おい コーヒー…
コーヒーは? コーヒー!

…ったく。

元気そうな部下ができて
何より。

ご用件は?

ああ… 仮出所したばかりの男が
保護司に暴行

重傷を負わせ 姿を消しました。

(環の声)傷害容疑で捜査中。

それは いつの話?
昨日の朝。

昨日の?

その保護司さんな 一人で
一日中 捜し回ってたらしいぞ。

丸一日経って ようやく
交番に駆け込んだようです。

自分が なんとかしなきゃと
思ったんだろうな 責任感じて。

(青山)っていうか
それ 無責任でしょ。

その逃げた男の事を
もっと詳しく。

はい。
名前は松原祐二 37歳。

身寄りがなく その保護司が

仮釈放後の就職先も
斡旋してたみたい。

罪状は?

7年前の2011年5月
現金輸送車を拳銃で脅し 襲撃。

ああ… あの事件か。

これだな…。

「2011年5月20日
午後1時40分頃

無職 松原祐二 当時30歳は

杉並区篠山町の路上で
バイクで現金輸送車の前を塞ぎ

阻止しようとした
警備員の2人に向け

3発 発砲」

「警備員1人に重傷を負わせ

たまたま近くを通りかかった
青年の足にも流れ弾が当たり

怪我を負わす」

「松原は 3億円あまりの現金入り
ジュラルミンケースを載せた輸送車を奪い

逃走」

「その後 直ちに非常線が張られ

杉並区稲森町の路上で

猫の面をかぶった男に
職質をかけたところ 逃走」

「その後 逃げ場を失い

近くのコンビニ
エブリマーケットに立てこもる」

(野々村)あーっ! それ!!

僕 当時 テレビで見てました。

犯人は
猫のお面をかぶった奴で。

なんで 猫のお面なんか…。

顔を隠すためだったと
のちに 本人が供述しています。

馬鹿じゃねえの?
そんなの 余計に目立つっしょ。

それで その現金輸送車は?

河川敷に乗り捨てられてるのが
見つかってますね。

「コンビニでの
6時間に及んだ籠城中

数人の客が
松原の目を盗み 逃げ出す」

動くな!

(天樹の声)「その後の強行突入で
松原は取り押さえられ

現行犯逮捕」

「人質だった店員や他の客たちも
同時に保護 救出」

松原は 取り調べで
現金強奪を自供。

ただ 当時から不可解だったのは
松原は その時

奪った現金入りのジュラルミンケースを
持っていなかった。

(天樹の声)松原は

逃げる途中 近くの川に
投げ捨てたと供述した。

結局 ジュラルミンケースも現金も
発見には至らず。

証拠物件の押収がないまま
身柄送検な。

その後 松原は 銃刀法違反
強盗と殺人未遂の罪で

懲役10年の実刑判決を受け
服役。

模範囚だったため 昨日 仮釈放。

その後 立ち寄った喫茶店
保護司に暴行し 逃走。

プリントアウト。

はい!
うるさいなあ もう…。

恐らく 松原は
事件当時に隠した現金を取りに。

というわけで
当時の捜査資料をもとに

松原祐二の行き先 もしくは
潜伏先を特定したいんです。

資料によれば

松原と交友関係にあった数人から
聴取を行ったが

関係性が極めて希薄であり

当事件との関係がある者は
いないと思われる。

ほら~!

やってみなきゃ
わかんないじゃないですか…。

どうぞ!
…ありがとう。

松原に拳銃を売ったという
暴力団員が

所属していた組事務所が
稲森町に。

そこからっすね。
うん。

(海老沢芳樹)なんだ…
お前ら まだいたのか。

これはこれは 海老沢主任。
ご苦労さまでーす。

(野々村)おはようございます!
(片桐)うっせえなあ もう…。

当時の捜査記録を。

7年も前の捜査記録なんか
あてにして どうするの?

いや 天樹さんの意見も
聞きたかったし。

主任は俺だ。 過去は過去。

松原は 今
現在進行形で逃げてんだ。

ほら もたもたしてんじゃないよ!

は~い。
は~い。

どうも ご苦労さまです。

(片桐)ご苦労さまでーす。

(野々村)ご苦労さまです!

(片桐)だから でけえんだよ 声が。
(野々村)そうだ

コーヒー いれましょうか。
(片桐)いいよ。 いれたよ 自分で。

何が 天樹だ…。 あんなの
とっくに 過去の人間だろうが。

おう! 捜査報告書 どうした?
朝一で出しとけっつったよな。

とっくに出したよな?
出しました。

ふ~ん…。

7年前の事件が また動き出した
って事でしょうか?

事件の捜査に
過去完了形はないって事です。

まあ 俺たちは ほとんど
終わっちゃってるけどな。

そんな…。

どうぞ!

あの事件

データに打ち込んでる時から
気になってたんです。

本当に
松原祐二の単独犯だったのか…。

えっ…
共犯者がいたって事ですか?

可能性の話です。

(片桐)
天樹… 終わってねえじゃん。

フフッ…。

(青山の声)あの片桐のオヤジ
絶対 何か企んでますよ。

俺なんか もう
この先 定年まで交番勤務で

捜査一課には
絶対 戻れないと思ってたのに

いきなり電話してきて
「戻る気あるか?」って。

環さんもでしょ?

でも 俺 環さんは
監察官のほうが向いてんじゃ?

…って思ってましたけどね。

あの狸オヤジ
何 考えてんすかね。

天樹くん
全然 さび付いてなかった。

えっ… そっち?

♬~

(ため息)

えー…?

え~?
なんだよ もう…。

よいしょっと。

ああ もしもし? うん 俺…。
やっと出てこられたよ。

7年は長かった。

(パトカーのサイレン)

どこで会う?

♬~

ん… 工場?

(鳥塚栄介)確かに 以前 ここは
暴力団事務所でしたけど

何年も前に解散して
うちが買い取りました。

そうだったんですね。

「暴対法」っていう法律も
できましたし

近隣住民の努力もありましてね
この辺りは 以前と比べたら

見違えるほど
治安が良くなってます。

そのようで。
…で

その逃げている男が
この辺りに?

私ども町内会では
自警団も結成しております。

早速 警戒態勢を。

あっ… あの 結構な事ですが

くれぐれも
むちゃはなさらないでください。

自治会のできる事は
なんでもしたいんです。

子供たちや地域住民を 危険な目に
遭わせるわけにはいきません。

(鳥塚)あっ もしもし?

むちゃしないか心配だわ ああいう
世のため人のためおじさん。

そうっすね。

拳銃の入手ルートからってのは
難しそうね。

次は… と。

松原が 一時期 雇われていた
ホストクラブのホスト 朝倉雄大

(セミの鳴き声)

(ノック)
もしもーし。

朝倉雄大さんですか?

(朝倉雄大)何?
なんか くれんの?

探しました!

(青山)ねえ 松原祐二の事について
何か覚えてる事ないかな?

(朝倉)働きたい 雇ってくれって
しつこくてさ…。

でも 全然 使えなくってさあ。

あっ…。

クビね。

それだけは…
それだけは勘弁してください!

もう どこにも行くあてが
ないんです。 お願いします…!

(朝倉)もうさ…

あんた 路上生活するしかなくね?

人生って
わかんないもんだよねえ。

そだねー

で? 松原とは それっきり?

ああ…
俺も あれから いろいろあってさ

店長に 金 持ち逃げされたり
後輩に足引っ張られたりでさ…

もう 波瀾万丈?

あっ 聞いてくれる?
女の人ってさ 怖いよね~!

ありがとう。
えっ?

ありがとう。
いや…。

(ため息)

♬~

(青山)7年で
街も人も変わるもんですねえ。

次は… と。

高野みさき 当時23歳。
清掃会社でアルバイト中ー

同僚の松原に
しつこく交際を迫られていた。

(高野みさき)違うだろー!?

あんたらさ 私が言ってる事
全然 理解してないよね。

最初から 全部やり直し!

返事は!?
(一同)はい…。

えっ… 人違い?

(みさき)わかったら
さっさと 手ぇ動かす!

(みさき)今 言われるまで
全然 忘れてた。

そういえば
そんな事もあったわね。

7年前か…。

当時 松原祐二とは
どのようなお付き合いを?

「お付き合い」?

ちょっと やめてくれる?
そこにも書いてあんでしょう?

付き合ってくれ 付き合ってくれ
って しつこくて

本当 迷惑してたんだから
こっちは。

松原祐二と交際している事実は
なかったという事ですか?

名誉毀損で訴えてもいい?

えっ?

いや いや…!
ちょっと…。

それにしても
大変な成功をされたようで。

ここまで来るのに
どれだけ苦労したと思ってんの?

もういいでしょう?

そんな犯罪者とは
一切 関係ございませんので。

♬~

♬~

…で いつまで待たせんの?

いや だから
どこ行きゃいいのよ!

♬~

あの… 天樹さん
よろしいですか?

うん?

ここで こんな資料係のままで
終わりって事 ないですよね?

まあ これはこれで
悪くないと思ってます。

僕の話です!
えっ?

僕は 刑事になるために
警察官になりました。

捜査一課の刑事になるのが
夢なんです!

こんな所でも
一生懸命やってれば

僕にも チャンスありますよね?

ここで終わりって事
ないですよね?

(時計の時報)

よし 昼飯 行くか。

来いよ。 おごってやるよ。

えっ? マジっすか?
(片桐)おごってやるよ。

(野々村)あざーっす!
(片桐)うん なんでもこいよ。

(野々村)じゃあ 僕 うなぎで。
(片桐)うなぎは ないなあ。

(野々村)どこ行くんですか?
どこ行くんですか?

(片桐)いや 社食だ 社食。
(野々村)社食? 社食ですか?

あっ そういえば 環さんって
7年前って何やってました?

福島でボランティア。

福島? ああ!

(野々村)水田先輩 青山先輩
お疲れさまです!

うるさいよ。
お隣 失礼します!

なんだよ。

よいしょ…。
いただきます。

お前ら また…。

何が楽しくて
資料係なんかと つるむわけ?

昼飯 食ってるだけですよ。

で それで
何か手掛かり つかめたのか?

全然っす。
だから言ってんだろ。

7年前と今じゃ 社会も人も
大きく変わっちまってんだよ。

無駄な事ばっか
やってんじゃないよ。

あの… あの…!
何?

当時の捜査資料を読み返してて
思ったんですけど

7年前の あの事件

松原祐二は 本当に
単独犯だったんでしょうか?

おい 資料係。

…って 天樹さんが。
資料係!

天樹さん
なんで そう思うんですか?

可能性の話です。

あんたら 当時の捜査に
ケチつけようっていうの?

いやいや
別に そういうわけじゃ…。

そういう話でしょうが!
(片桐)まあまあ まあまあ…。

海老沢ちゃん
これね ただの雑談だから 雑談。

暇そうで何よりですね 片桐さん。

いや それがね
そうでもないんだな。

これから一課長と会う約束あるし。

一課長と?
(片桐)うん。

今後のね 人事の事で ちょっとね。

えっ 人事?
(片桐)うん。

もしも 松原祐二の
単独犯じゃなかったとしたら…。

だから お前さ… 資料係!

(青山)だとしたら やばくね?
初動捜査のミス。

おい!

あっ!
これは皆さん おそろいですね。

(片桐)堂本教授。

(堂本)パリでね
ちょっと長い学会があってね

今 戻ってきたんだよ。
お疲れさまでした。

いや~ いの一番に

ここのカレーライスが
食べたくてね。

えっ?
いや こいつはね

女房が残してくれたレシピと
いい勝負なんだよ。

いただきます。

へえ… フフッ…。

(堂本)うん!

7人か…。

♬~

ごちそうさまでした。

♬~

♬~

(セミの鳴き声)

〈2011年5月20日 金曜
午後1時40分 事件発生〉

♬~

(栗原直樹)えっ?

(栗原)おい!

(栗原)何やってんだよ!

(栗原)はねられたいのか お前は!
(銃声)

♬~

(銃声)

♬~

(銃声)

うわあ… うわあ~…!

(松原)どけどけ どけどけ…!
おい!

♬~

(栗原)佐野!

大丈夫か?

事件当時の事
もう一度 伺えますか?

(栗原)当時の事って
言われましても… なあ。

犯人は 1人でしたか?

(栗原)はい。 他には誰も…。

(佐野 隆)少なくとも
私たちは見ておりません。

〈松原祐二の撃った拳銃の弾は

偶然そこを通りがかった青年

野崎真一郎
当時21歳の右足に当たる〉

(銃声)

(野崎真一郎)あっ…!

♬~

(佐野)は? なんで?
えっ?

ついさっきも 刑事さん
いらっしゃいましたけど。

どこ行っちゃったんだろう?
天樹さん。

拓海くん。
(野々村)はい。

二刀流って どう思う?
(野々村)二刀流?

(片桐)うん。
(野々村)宮本武蔵ですか?

いやいやいや 大谷翔平でしょ。
(野々村)ああ…。

俳優 兼 歌手。

福山雅治

お笑い芸人 兼 映画監督。

ピンポン! 北野武

資料係 兼 刑事。

資料係 兼 刑事…。

えっ!?

(時計の時報)

♬~

ハハッ…
相変わらずですね 天樹さん。

資料係になっても
お得意の単独捜査。

ちなみに ここは
先回りさせて頂きました。

そのようですね。 それで?

7年前の現金強奪事件の現場を
たまたま通りかかり

松原の撃った拳銃の流れ弾で
足を怪我した青年

野崎真一郎さんに もう一度
当時の話を聞こうと思って。

松原は 本当に単独犯だったのか。

事件現場で
仲間らしき人影は見なかった…。

…です。
野崎真一郎さんは

3年前から
選手 兼 コーチで

海外の発展途上国
行ったっきりで不在だった。

海外で
選手 兼 コーチ…。

陸上競技です。
走り高跳びが専門で。

この家では 現在

父親の野崎勇一郎さんが
一人暮らし。

一応 その父親に
聞いてはみたんですが

当時 事件現場で
犯人の松原以外の人影を見たとか

息子さんから そういう話は
聞いた事はないそうです。

資料に記録された聴取どおり。

そうですか…。

(青山)次 どうします?

♬~

♬~

ここが 7年前
松原が立てこもったコンビニ。

(店員)いらっしゃいませ。
(店員)いらっしゃいませ。

(青山)すいません。
店長に お話 伺えますか?

(店員)どういった事でしょうか?

(青山)7年前の事件について。
(店員)あっ… はい。

♬~

〈2011年5月20日
コンビニへ逃げ込んだ松原は

まず 店内で発砲〉

(銃声)
(女性の悲鳴)

〈続いて 防犯カメラを壊す〉

(銃声)

とりあえず お前 来い。
来い オラ!

〈松原は 入り口近くの本棚で

雑誌を立ち読みしていた男性を
拉致〉

♬~

〈通報を受け
特殊捜査班SITが出動〉

♬~

〈松原は 交渉に応じず

立てこもりは 長時間に及び…〉

(リポーター)普段は物静かな住宅地が
物々しい雰囲気に包まれています。

男は ちょうど正面に見えます
あちらのコンビニの中に

立てこもっています。

〈現場は膠着状態が続く〉

〈事件発生から約4時間後

午後7時10分 人質3人が脱出〉

♬~

(リポーター)あちらをご覧ください!
コンビニの裏口をご覧ください!

男性2人
女性1人の姿が見えます!

♬~

〈事件発生から約6時間後
午後9時 強行突入〉

(爆発音)

〈松原容疑者は 取り押さえられ

残されていた人質も
同時に保護 救出〉

♬~

(青山)天樹さん。

当時の店長は
とっくに辞めてるし

当時の店員も
一人も残ってません。

防犯カメラも壊されて
記録はなし。

当時の捜査資料からしても

松原祐二は このコンビニに
立てこもる時点でも単独で

現金入りのジュラルミンケースを
持っていなかった事は確かね。

どこかに隠したとしたら

現金輸送車を襲った現場から
このコンビニまでの間。

えっ? じゃあ 松原は

このエリアのどこかに
現れるかも?

ただ 喫茶店から逃げて
丸一日以上経ってるからな。

もう すでに
現金を手にしてるかもね。

その可能性はあります。

(笛)

あっ!

(青山)あの人だ。
誰?

(青山)世のため人のためおじさん。
えっ?

この地域の自治会長。

(青山)街の治安のためって
まあ 気持ちはわかるけどさあ…。

自警団か…。

ああ もう 張り切っちゃって
大丈夫かな?

(携帯電話の着信音)
ああ ああ…。

はい 青山。

はい。

えっ?

えっ!?

松原祐二が死体で発見されました。

えっ?

すいません。
(青山)すいません。

お疲れさまです。

♬~

ご苦労さまです。
お疲れさまです。

(青山)お疲れさまです。
松原祐二本人に間違いない?

(刑事)仮出所後の在所証明を
携帯しておりましたので。

ああ…。

(刑事)第一発見者は
買い物帰りの親子で

鑑識の所見によれば 後頭部を
硬いもので強打された傷と

首に手で絞められた痕があります。

死因の特定は解剖待ちだね。

指紋は?
(刑事)出ていません。

恐らく 犯人は 手袋をつけて
犯行に臨んだと思われます。

計画的か…。

ゲソ痕は出てませんか?

(刑事)この辺り一帯は芝生で
ゲソ痕からの特定は難しいかと。

(携帯電話の着信音)

はい 水田です。

あっ お取り込み中?
「かなり」

ああ… じゃあ
用件 かいつまんで話すわ。

あのね 正式に決まったから。

何がですか?

えっ?

ああ… そうですか。
了解です。

水田さん どうしました?

狸オヤジから。

♬~

はあ…。

だから なんで資料係がいるの?
ここに。 しかも スーツで。

起立!

ご苦労さまです!

(望月幹雄)座っていい。

(望月)
それでは捜査会議を始めます。

(片桐)あの… 望月管理官。

その前に ちょっと いいですか?

えー… 私 片桐正敏は

先月まで 鮫洲試験場で

自動車運転免許証の
発行係をやっておりました。

でですね

この1年で
私が感じ 気づかされた事は

たとえ 運転免許試験場の
職員であったとしても

皆 それぞれが 警察官としての
強い自覚と強い責任感を持って

職務に臨んでいる
という事であります。

どうすれば 世の中から
犯罪をなくす事ができるのか。

どうすれば
犯罪被害者を生まずに済むのか。

それぞれが 同じ志のもとに

日夜 懸命に職務に臨んでいる
という事であります。

当然ですよ そんなの。
果たして そうでしょうか!?

犯罪捜査は刑事部の特権だと

何か 勘違いして
いらっしゃいませんか?

(望月)ちょっと 君! 片桐くん。

我々は 警察官である限り

どの部署にいようと

犯罪を憎み 許さず
被害者の心に寄り添いたいという

そういう気持ちに
なんら変わりはない。

それは
運転免許試験場の職員しかり

庶務課の皆さんしかり
経理課の皆さんしかり

そして 我々 資料係しかりです!

だから なんなんだ!
(片桐)すいません

ちょっと 黙っててもらえますか。

そのまま立っててもらえます?
えっ…?

えー… 本日をもって

私 資料係係長の片桐正敏と

天樹悠。

そして

えーっと…
なんだっけ…?

えー 拓海くんは

資料係 兼 12係の刑事として

二刀流の任務に就かせて頂きます。

(望月)おい
私は 何も聞いてない。

何を言い出すかと思えば…。
そんな勝手が通るとでも?

加えて この度 一課に呼び戻した

水田環

山新

(片桐)えー… そして

東都大学法医学教授
堂本俊太郎氏には

我々が取り扱う事案を
最優先にして協力して頂く事を

快諾して頂きました。

なんなんだよ…。

(片桐)そして 最後に…。

主任であるにもかかわらず
残念ながら 人望も薄く

恐らく 今後も
頭打ちであろうと思われる

海老沢芳樹警部補にも…。
はっ?

救済人事として
我々に加わって頂きます。

救済人事…?

えっ あんた 何 言ってんの?

一体 なんなんだ! いきなり!

私の言葉は
捜査一課長の言葉です。

一課長の…?

ああ そうなの…。

ええっ…?

一課長は
海老沢警部補のためにも

今回の この事件から
加わってもらうのが最善だと

そう おっしゃってました。

どういう事よ…。

7年前の捜査資料には
記載されていませんが

海老沢主任 あなた

当時の捜査班に
加わっていましたよね。

(どよめき)

ああ… まあ 当時は…
ほんの端っこのほうに。

そう。 あなた 当時 まだ

一課に配属されたばかりの
下っ端だった。

ですが あなたは

あの現金輸送車襲撃事件の犯人
松原祐二には 共犯者がいると

最後の最後まで
上司に進言していらっしゃった。

管理官!
このヤマは 単独では無理です。

絶対に共犯が…。

管理官 お願いします!
君!

お願いします 管理官!
お願いします!

♬~

ですが 結局それを裏付ける
証拠も証言も得られず

事件は 松原の単独犯という事で
結論づけられてしまった。

捜査現場じゃ 下っ端の意見なんて
スルーされちまう。

だったら 今
リベンジしましょうよ。

以上 今回の事案を機に

我々に堂本教授を加えた7人が

専従捜査チームとして
結成される事となりました。

(拍手)

聞いてない。
俺は そんな話 聞いてない!

(片桐)天樹 あとはよろしく。
ちょっと!

これは まだ 想像の域を
超えてはおりませんが

当時 奪われた
現金 約3億円の行方が

いまだ わからない事から

恐らく 松原は

自分にしかわからない場所に
現金を隠し その後 服役した。

出所後に 共犯者と山分けする事に
なっていたのではないかと

思われます。

ところが 出所直後
何者かに殺害された。

海老沢主任

あなたの当時の見立てが
正しかった可能性があります。

当時の上司が あなたの意見を
もっと尊重してくれていたら

松原は 7年後に

殺されずに済んだのかも
しれません。

(片桐)まあ
当時としたら 仕方ない。

下っ端の捜査員なんて

名前すら覚えてもらえないもの
ですからね。

本当 そう。

過去の事件を
過去完了形にしてはいけない。

資料係兼任として その事を
強く進言させて頂きます。

何を今さら…。

何が救済人事だ。 リベンジだ。
馬鹿にするな!

そういう事でしたら 望月管理官

私は 今回の捜査からは
外れさせて頂きます。

♬~

(蹴る音)

♬~

18時45分 始めます。

(一同)お願いします。

メス。

♬~

直接の死因は
首を絞められた事による窒息死だ。

死亡推定時刻は
昨日の夜8時から10時。

では 後頭部の傷は
首を絞められ 絶命したあとに

仰向けに倒れた事によってできた
という事ですか?

いや 現場の地面は芝生だ。

仰向けに倒れた時
どんなに強く後頭部を打っても

こういう傷にはならんよ。

ですよね。
現場には石も落ちてなかったし。

大の男の首を
手で絞めて殺したって事は

犯人は… 男!

そうとも言いきれんぞ。

(堂本)首を絞められた時の痣
後頭部の傷

両方に 生活反応が出てる。

というと…?

初めに
背後から 何か硬いもので殴る。

倒れて
意識朦朧としている状態ならば

女性の力でも ある程度
長い間 首を絞め続ければ

絶命させるのは可能だ。
(野々村)なるほど。

じゃあ 7年前の事件の共犯者は
女である可能性も…。

それに
共犯者が1人だったとも限らない。

もう一度 聞き込みに行くよ。
はい。

ありがとうございました。

(野々村)失礼します!

おい たまには
家に飯でも食いに来いよ。

お義父さんこそ
お忙しそうじゃないですか。

声をかけてくれ 待ってるぞ。

はい。

(アナウンサー)「東京 杉並区にある
鈴成公園内で

男性の遺体が見つかり

警視庁は
殺人事件として捜査しています」

(野崎勇一郎の声)
「拝啓 真一郎殿」

「そちらは 毎日 暑いですか」

「体調には 充分 気を付けなさい」

「それにしても この国は
嫌なことばかりが起きて

気が滅入ります」

(野崎)ああ…。

♬~

(笛)

あんた そこで 何してる?

(朝倉)関係ねえだろ。

涼風商店で
スコップが万引きされたと

知らせが入っている。

交番に連れて行こう。
(一同)はい!

偉そうにしやがって…。

何様のつもりなんだよ!

やめろ! やめろ!

(朝倉)あーっ! あーっ ああっ!

(朝倉)あーっ! うわあーっ!

あーっ! あーっ! あーっ!

押さえろ!
(朝倉)重い! 重い! 重い…!

(青山)お前さあ… なんで
あんなとこ掘ろうとしてたの?

(青山)7年前の記事じゃん。

ずっと探してんの。
あいつが殺されたって知って…。

きっと あの辺りに
金 埋まってんじゃねえかなって。

馬鹿じゃねえの。

へっ…?

埋まってるわけねえだろ。

言いましたよね
むちゃはしないでくださいって。

(鳥塚)すいません。

その程度の怪我で済んだから
よかったですけど。

場合によったら
命の危険もあったんですからね!?

大体…。
もう いいでしょう。

ここ数年 皆さんのおかげで

あの界隈の治安が良くなった
という話は聞いてます。

頭が下がります。

えっ 持ち上げてどうするの?

街の治安は 警察に任せなさい!

それじゃあ追っつかないから!

7年前の事件だって
まだ解決してないじゃないですか。

私たちは 今までも これからも
この街で暮らしていくんです!

そうだ!
そうだよ。

(片桐)ああ ああ ああ…。

あーっ もう!

(片桐)まあまあ まあまあ まあ…。
俺たち警察官は

人様にたたかれてなんぼ
みたいなところ あるからさ。

いや…。
しょせん 俺らは

税金で食わせてもらってる
公務員っすからね。

俺なんか 1年間の交番勤務で
何回 税金泥棒って言われたか…。

(片桐)フフフフ…
まあ いい経験したんじゃねえの。

そうなんすか?

(野々村)僕は 子供の頃から
警察官は憧れでした。

市民を守ってくれる
ヒーローだって。

ヒーローねえ…。

そんな かっこいいもんじゃ
ねえけどな。

俺たちは 公僕だ。

(野々村)コウボク…?
(片桐)うん。

市民の安全 財産 命を守るのが
使命であり 最優先。

それが 俺たち 公僕だ。

かっこよすぎる?
フッ… そんな事ありません。

警察官なら そのためになら
自らの命も惜しまない

そういうもんです。

わざわざ 口に出して言わないで。
ダサッ。

いいじゃん。
ダサいですか?

ダサいっす。
(片桐)いいじゃん…。

僕は 今…
猛烈に感動しています!

(青山)うるさいよ もう…。
帰りまーす。

(片桐)なんだ? なんだ? もう…。
立つな。 座ってろよ。

(青山)そういえば 海老沢主任
どうしたんですかね?

どこかで
ふてくされてんじゃないの?

7年前 あいつは
上司に噛みついて はね返されて

それ以来
警察組織なんて こんなもんだと

まあ どこか 諦めムード
入っちゃってんだよな。

組織で生き残るためには

上の言いなりに
ならなければいけない。

でも それは
下の人間たちに見透かされる。

で 徐々に 人望を失っていく。

今さら 俺らと一緒に
危ない冒険なんかしやしないか。

(携帯電話の着信音)
あっ…。

噂をすれば…。
(青山)ん?

はい 水田です。

おう。
松原の服役中の接見記録を調べた。

接見記録?

興味深い事実が出てきた。

明日 重要参考人として
朝一番で任同をかける。

誰を引っ張るんですか?

♬~

(みさき)
「ちょっと 一体 なんなわけ?」

「松原祐二さんが
殺害された件です」

「ご存じですよね?」

この前 あんたたちが来た時も
言ったけど

そんな犯罪者とは
一切 関係ございませんので。

確かに おっしゃったように

松原祐二さんと交際していた
という事実は なかったようです。

だから 言ってんでしょ!?
何度も同じ事 言わせないで。

だとしたら
武蔵野刑務所へは どんな理由で?

この7年で

11回も接見に行かれてますね。

松原とは 交際もしてなかったのに
11回も。

刑務官からも 話を聞きました。

それによると
あなたの松原への態度が

この前のあなたの証言とは
まるで違う。

(みさき)祐二さん
差し入れ持ってきた。

あんぱんとか どら焼き。

甘いもの 好きだったよね?

あとで食べてね。

終始
あなたが猫なで声で話しかけ

逆に 松原のほうは
ほとんど 口を開かなかった。

そして
毎回 必ず 同じような質問を。

ねえ…。

あの大事なもの 心配じゃない?

あなたが
せっかく 手に入れたものだし

あなたが出てくるまで
私に預けてもらえたら

きちんと
管理してあげられるんだけどな。

♬~

終わります。

(みさき)えっ…?
ちょっと… 待って お願い!

もう少し お話ししよ?
ねえ 祐二さん!

あの大事なものっていうのは?

知らない。

松原が隠した
現金3億の事じゃないの?

(海老沢の声)
あれから ずっと だんまりだ。

高野みさきが
最後に刑務所へ接見に訪れたのは

2年前の2月。
それ以降は 行っていませんね。

高野みさきのアパレル会社の
経営が急成長し

生活が派手になり始めたのが
2016年の春頃から。

2016年って… 2年前だ。

高野みさきが
松原を口説き落とし

ついに
現金の隠し場所を聞き出した…。

彼女は そのお金を着服。

仮出所してきた松原に
現金の事を問い詰められ 殺害。

(殴る音)
(松原)うっ…。

(うめき声)

うん。 一応 絵は描けてるな。

(青山)やりましたね 海老沢主任!

こっちじゃ
主任でもなんでもねえよ。

まあ 開き直るしかねえだろ
7年前のリベンジするにはよ。

フッ…。

とりあえず 松原殺害時の
高野みさきのアリバイ確認を。

おう。
(携帯電話の着信音)

はい 青山。

えっ!? …わかりました。

松原の遺体発見現場近くの
やぶの中から

空のジュラルミンケースが
見つかったそうです。

7年前に強奪されたものと
一致しました。

えっ?
それは変だ! おかしい。

あの辺りは
7年前 徹底的に捜索したぞ!

どういう事よ。

これ見てください!

(野々村)複数の出版社に
同じものが送られているようです。

「松原は殺人者

殺されて当然」

なんだ? これ。
松原が殺人者?

いや 7年前の事件で
松原は 誰も殺してはいません。

(片桐)じゃあ 何?
松原が 誰か殺してたって事?

どうやら どこかで 誰かが
まだ息を潜めているようです。

♬~

7年前に殺害予告。

(堂本)このヤマには まだ
先がありそうだ。

人殺しだけが 殺人者ではない。

(片桐)あいつ
なんか つかみかけてるな。

あなたは 紛れもなく 殺人者です。