どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

絶対零度 ~未然犯罪潜入捜査~ 第1話 ドラマのキャスト・主題歌は?(見逃した方はネタバレ注意)

絶対零度 ~未然犯罪潜入捜査~【予測された未来の凶悪犯罪を止めろ】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 須藤
  2. 西田
  3. 富樫
  4. 田村
  5. 山内
  6. 田切
  7. 前川
  8. 東堂
  9. 金塊
  10. 山内君

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絶対零度 ~未然犯罪潜入捜査~【予測された未来の凶悪犯罪を止めろ】』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

(男性)110番通報に臨場した
PMによる職質にて

男が 手配中の
宇佐美 洋介であると 判明。

現在 職質PMの制止を振り切り
神保町にある…。

 

AIが予測した犯罪を未然に阻止する極秘任務。表向きは資料課とされるクセ者ぞろいの捜査官たちの活躍を、潜入捜査、アクション、二転三転するストーリーで描く

詳細情報
番組内容
公安のエリート刑事だった井沢範人(沢村一樹)は、ある事件がきっかけで総務部資料課分室への異動を命じられる。資料課分室のメンバーは、痴漢容疑者への必要以上の暴行で異動させられた小田切唯(本田翼)、入庁以来ずっと資料課にいる人づき合いが苦手な南彦太郎(柄本時生)、さまざまな部署をたらい回しにされてきた田村薫(平田満)という、警察内のトラブルメーカーばかり。だが、実はこの資料課分室には、刑事企画課特別
番組内容2
捜査官・東堂定春(伊藤淳史)を中心に秘密裏に進められてきた重要プロジェクトが託されていた。それは、日本国民のあらゆる個人情報を解析し、過去の犯罪記録と照らし合わせることによって、AIがこれから起こる重大犯罪、主に殺人を犯す可能性が高い危険人物を割り出す未然犯罪捜査システム、通称『ミハン』システムの実用化プロジェクトだった。
一方、特殊捜査班のメンバーだった山内徹(横山裕)は、バディを組んでいた
番組内容3
桜木泉(上戸彩)の失踪事件を独自に追っていた。だが、やがて捜査は行き詰まり、その無力感と警察組織への不信感から上司を殴ってしまい、資料課分室への異動を命じられる。
ミハンシステムが割り出すのは殺人を犯す危険性のある人物。しかし、いつ、どこで、誰を、なぜ殺すのかはわからない。山内は、冤罪を生み出す可能性もあるミハンシステムに対して疑念を抱く。そんな中、テストケースNo.5の危険人物が割り出され…。
出演者
井沢範人・・・沢村一樹 

山内徹・・・横山裕 
田切唯・・・本田翼 

南彦太郎・・・柄本時生 
田村薫・・・平田満 
早川誠二・・・マギー 
板倉麻衣・・・田中道子 

東堂定春・・・伊藤淳史 
桜木泉・・・上戸彩(特別出演) 

〈第1話ゲスト〉
成河 
山本浩司 
武井壮 
米村亮太朗
スタッフ
【企画】
稲葉直人 

【プロデューサー】
永井麗子(共同テレビ) 

【脚本】
浜田秀哉 
小山正太 
井上聖司 
宇山佳佑 

【監督】
佐藤祐市 
城宝秀則 
光野道夫 

【音楽】
横山克 

【主題歌】
家入レオ「もし君を許せたら」(ビクターエンタテインメント) 

【制作】
フジテレビ 

【制作著作】
共同テレビ

 

(銃声)

(宇佐美)あっ…。 うっ…。

(宇佐美)うっ…。

(銃声)

≪(留置管理係)34番 出ろ。

≪(鍵の開く音)

(東堂)刑事企画課の東堂です。

(東堂)
公安外事第二課 井沢 範人警部補。

(東堂)あなたに

やってもらいたいことが
あります。

(桜木)
やらなきゃいけないことがある。

今の任務から
離れることになった。

(山内)えっ…。

特殊班を離れて 何の任務に?

桜木さん。

上に口止めされてるんですか?

私が いなくても

もう 山内君なら大丈夫だよ。

なっ?

(小田切)いらっしゃいませ。

(女性)いらっしゃいませ。
(深瀬)高山先生の秘書の深瀬です。

(女性)いつも
ご利用 ありがとうございます。

(深瀬)予約してた部屋を。
(女性)こちらになりますね。

(小田切)725。

♬~

♬~

(東堂)ここには

日本国民の様々な個人情報が
集約されています。

経歴や職業だけでなく

金融機関の出入金記録

通信履歴 位置情報
ライフスタイルなど

ありとあらゆる情報が。

(東堂)どうぞ。

(東堂)ビッグデータを基に

過去15年分の 様々な
犯罪データと 照らし合わせ

AIが 統計学的に

近い将来 犯罪を犯す 人物を
割り出す。

これが 未然犯罪捜査

通称 ミハンシステム。

(山内)この捜査って いつから…。

(東堂)
もう すでに 始まっています。

(高山)
ごめんね。 会議 延びてるのよ。

終わったら マスコミまいて
そっち行くから 待ってて。

(深瀬)
先生 大丈夫なんでしょうか?

何が?
(深瀬)特捜も

動き始めるという話も
入ってきますし。

だから
その対策 考えるんじゃない!

とにかく 部屋で待ってて。

分かりました。

♬~

(田村)あっ すいません。

あっ すいません。

(迫田)おい。
(田村)あっ 何度も すいません。

♬~

♬~

(迫田)うっ…。 うっ…。

(井沢)うっ…。
あの 100点満点中 50点。

私の身長が 184cmで
秘書の深瀬さんは 181cmだから。

ヒットマンだったら
その後ろ姿でも

3cmの違いは見抜かないと。

入れ違ってることに
気が付かないっていうのは

フフ まずいでしょ。

(迫田)警察か?
うん。 ちょっと

それはね
詳しいことは言えないんだよね。

とにかく 言い逃れできないよ。

ねえ 南君

あの 高山代議士から この人に

殺害依頼 出したときの あれ…
映像。 あれ ちょっと送って。

(南)業務中に 業務外のこと振るの
ホント勘弁してくださいよ。

頼りにしてるよ 南君。

(南)いきますよ。

(迫田)《すいません。
お待たせいたしました》

《深瀬を ホテルにおびき出す》

《くれぐれも
自殺として処理してほしいのよ》

(迫田)分かりました。

永田町の常識は
世間の非常識っていうけど

ねっ
これは 永田町でも非常識でしょ。

(迫田)うっ…。

(迫田)うっ…。

うっ…。

(小田切)うっ…。

(迫田)くそ…。

(迫田)食らえ…。

あっ…。 あっ…。

あっ! あっ…。

すご~。

いやいや お見事。

ホント強いね。 ほれぼれするよ。

(迫田)うっ…。 うっ…。
大丈夫? 大丈夫ですか?

絶対 何かやってたでしょ?
格闘技。

いや 普通に地元で。

どうですか? 田村さん。

(田村)あと1時間もすれば
目を覚ますかと。

(呼び出し音)
ミッション クリア。

分かりました。
こちらで処理します。

ご苦労さまでした。

(東堂)テストケース4件目

高山議員が危険人物だと
判断したのは 1週間前。

彼女は

公共事業の不正入札の片棒を
幾つも担ぎ

私腹を肥やしていた。
特捜が本格的にマークし始め

いわゆる「秘書がやりました」で
殺そうとしたんです。

その 犯行動機 証拠を
捜査員が探り当て

彼女の犯罪を 未然に防いだ。

驚くべきことではありません。

アメリカ ロシア
イギリス 中国…

すでに 世界の主要国で

独自の犯罪予測システムが
導入されつつあります。

日本でも
数年後の実用化を目指します。

これって 要は 国民を
監視してるってことですよね?

AIが監視している
ということです。

国民の個人情報を 許可なく
捜査に使っていますので

違法捜査…。

今のところはね。

従って 警察内部でも

ごく限られた人間しか
知りません。

それと
もう一つ 大きな問題があります。

犯罪予測は 100%じゃない。

現在のところ
その確率は およそ90%。

それって
冤罪の可能性があるんじゃ…。

そういうことになりますね。
(山内)ちょっと待ってください。

そんな捜査 やっていいんですか?
(東堂)しかし 予測が正しければ

犯罪を 未然に防げる。

まだ失われていない命を
救うことができる。

今回の辞令を断ることは?

活躍を期待しています。

(アナウンサー)
民自党の 高山 啓子議員が

殺人教唆の容疑で
逮捕されました。

高山議員は 自称 会社役員
迫田 一男容疑者に

秘書の男性を殺害するよう
依頼したものとみられています。

(田村)
逮捕状 無事 下りたんですね。

(小田切)東堂さん
いつも どう処理してんだろう?

ブラックボックス 教えようか?

僕は結構。 これ以上
巻き込まれたくないんで。

(小田切)どうせ お偉方が
あれこれ動いてんでしょ。

そう。 あれこれ動いてるのよ。
フッ。

(早川)井沢!
あっ。

(早川)資料課 井沢! おい

頼んどいた品川のヤマの資料
どうなってんだ?

あの…。
(早川)お前 さては

やってねえな。 これで何度目だ!
えっと…。

(板倉)
ことしに入って 八度目です。

あっ… さすが よく数えてる。
ねっ。

すぐ送りますんで。
(板倉)過去の関連データ

全部 お願いします。
全部?

あの 2003年以前の物は

まだ 保管庫で
データ入力 終わってなくて。

(早川)おい
コーヒー飲んでる暇があったら

早く打ち込めよ。
それが お前の仕事だろ!

はい。 頑張ります。
おい 行くぞ。

頑張ります。

(早川)お~ ハハハ… 山内

とうとう
人材の墓場まで来たな。

自業自得だ。

彼が 例の?
(田村)みたいですね。

元特殊班

山内巡査部長ですよね?

ようこそ 資料課分室へ!
待ってました。

あっ 早速 紹介しちゃおうかな?
ねっ。

あっ じゃあ 手前から 田村さん

田切

南君。

そして 私が井沢です。 よろしく。

あの
ミハンシステム 見たでしょ?

あれ 他言無用ね。 あくまで
ここは 表向き 資料課だから。

僕は 表向きの人間なんですけど。

取りあえず 新入りの山内さん

データの打ち込み
ちゃんと やってくださいね。

ったく どんな部署だよ。

こんな部署で すいません。

いや 別に あなたが謝らなくても。

田村さんは 「すみません」が口癖。

太宰 治の
「生きてて すみません」的な人。

(田村)それは違います。

太宰 治の 『二十世紀旗手』
「生きてて すみません」ではなく

「生まれて すみません」です。
(山内)どっちでもいいです。

(小田切)で 何やらかしたの?

えっ?
(小田切)何か やらかさないと

ここに回されないでしょ。

(南)何で こうなったかな?

入庁以来
ここは 僕の居場所だったのに。

(小田切)てかさ
特殊班って 解散したよね?

確か 解散前
捜査員が任務中に失踪したとか。

その失踪したのってさ
山内君のバディなんでしょ?

確か 桜木 泉警部補。

何でも バディの失踪を
ちゃんと捜査しない 警察組織に

がんがん かみついて
命令 無視して 単独捜査したとか。

警察に
不信感 抱いてるんでしょ?

何で辞めなかったの?

厄介だよね。

警察組織を信用していないのに

くすぶってる正義感がある
っていうのは。 ねっ?

捨て駒
んっ?

(山内)公にできない捜査で

あなたたちの身に何が起きても
警察は助けてくれない。

切り捨てられて終わりだ。

そのことを理解してるんですか?

僕は無関係ですから。

いやいや
山内君 そんなこと言ったらさ

場が暗くなっちゃうじゃない。

堅苦しいこと考えずに
一緒に捜査しようよ。

山内君はさ この普通な感じが
とっても いいんだよね。

何ていうの?
存在感がない。 特徴がない。

どこにでもいそうな
あんちゃんっていうのかな?

潜入捜査するのに
必要不可欠な才能だよ。

ちょいちょいムカつきますね。
ねっ? 一緒に捜査しよ。

誰もやったことのない捜査だよ。
やっちゃいけない違法捜査でしょ。

(バイブレーターの音)
あっ ごめん。 ちょっと 携帯が…。

出た 新たな危険人物。

止めに行くよ
これから起こる犯罪を。

♬~

(東堂)今回 捜査に
当たってもらいたい 危険人物は

富樫 伸生 38歳。
株式会社リッチ・ウエストの経営者の一人。

(田村)リッチ・ウエストって

都内で有名なクラブを
経営してる会社ですよね?

(小田切)それは表向き。
(田村)えっ?

(小田切)実は 裏で 出会い系 風俗
外配信のアダルトサイトとか

グレーゾーンのビジネスを
手掛けている集団で

この右側にいる男が
西田っていって

富樫の共同経営者。

詳しいな。
田切君ね 元生活安全課なの。

(南)あ~
こいつ 品のない顔してるな~。

こいつ 絶対
悪いことばっかりしてますよ。

こういうのを
犯人面っていうんですよ。

ハハハハハ…。

(山内)とにかく
そういうやつらなら

わざわざ 大層なシステムに
犯罪を予測してもらわなくても

何かやるって分かりますよね?

危険人物として ミハンが
はじき出すのは 重大犯罪。

主に殺人。

その中から 特に重要な事案を
私が選んでいます。

(小田切)でも こいつらは
殺人なんかしないんじゃないかな。

しかし ミハンは それを予測した。

(東堂)ダークウェブ
つまり ネットの闇市場

サイレント銃を購入。

奥多摩の山奥に 1人で出掛けた
防犯カメラの映像が

探知されています。
なるほどね。

殺した後 失踪に見せ掛けて
山の中に埋めるパターンだ。

そのための下見ってこと?

死体さえ あがんなきゃ
警察は動かないもんね。

さらに 富樫のネットバンクには

1年前から 月に一度
かなりの額が振り込まれている。

会社とは別の収入源です。

じゃあ 仲間内のトラブルかもね。
よし! 始めよう。

(山内)待ってください。

誰を殺すかは
分からないんですか?

(東堂)それは探知できません。
(山内)だったら

何か やらかす前に
銃刀法違反で挙げればいいでしょ。

それでは
根本的な解決になりません。

たとえ 今
銃刀法違反で挙げたとしても

彼の殺意が消えるわけではない。
そうそう。

つまり いつ どこで 誰が

なぜ殺すのかを突き止めて
未然に阻止する。

それが 俺たちの任務だから。

あれ? 何? その顔。
何か抵抗ある?

殺人犯と決め付けた
完全な見込み捜査。

抵抗ありまくりですよ。
え~? そう?

ありますよ。
えっ?

(田村)すいません。
私も まだ慣れなくて。

抵抗以前に
元の資料課に戻してほしいです。

(東堂)
あとは よろしくお願いします。

えっ?
いやいや ちょっと 東堂さん。

ちょっと やっぱり
私には 荷が重過ぎますよ。

いえ。 あなたが 一番 適任です。

よし! じゃあ 捜査やめる?

でも ほぼほぼ当たるんだよ。
それでも やらない?

とにかく
調べるだけ調べてみようよ。

ねっ? はい。 動こう 動こう。
田村さんも。 はい はい。

やるよ。 南君 ちょっと待って。
えっ?

山内君 ちょっと 携帯 出して。

えっ?

(井沢・南)ハハハハハ…。

携帯 携帯 出して。
ここに入ってるでしょ?

分かってんだから。
(井沢・南)ハハハハハ…。

ほらほら ほらほら。 はい 貸して。

はい。 はい ペアリングして。
はい はい。

これね 最先端の
骨伝導ホンってやつ。 分かる?

Bluetoothでね
ペアリングしたらね

音が聞こえて… 着けて 着けて。

すごいから。 びっくりするよ。

OKです。 はいはい。
できた? はい。 え~っと

指を この耳の近くの骨に
こう 当ててみて。

そうそう そうそうそう。
よし。 電話しますよ。

(着信音)

ハハハハハ…。
ねっ? ねっ? すごいでしょ?

すごいでしょ? もう一回。
(着信音)

だいたいね…。

ここにも富樫はいないね。

ヤサの動き どう?

(小田切)相変わらず 戻ってない。

(田村)自宅に こもってる 気配も
ありません。

南君 そっちの動きは どう?

資料課の南です!

何度も言ってますが 僕が

警視庁の防犯カメラネットワークを
見るのは

職務規定違反に…。
だから

富樫の動きは どうなの?

まったく探知できませんよ。

富樫の相棒の西田だ。

富樫には 会社とは別の収入源が
あったんだよね?

仲間内のトラブルだとしたら

富樫が狙ってんのは
あいつかもね。

まあ とにかく
山内君 潜ってみよっか。

(山内)簡単に言ってくれますね。

(小田切)元特殊班だろ?
やれよ。

その口調 何とかならないのかよ。
(小田切)はは~?

(山内)
そもそも おかしいだろ。

8つも上の先輩に対して
ため口は。

8つも年上なのに 階級は一緒。

よし。
じゃあ 潜るきっかけ つくるよ。

あ~。

あれ? あれ? カワイイ~!
カワイイ!

ねえねえ ちょっと
一緒に飲もうよ。 一緒にね。

(女性たち)キャ~!
キャ~じゃないよ。 何? キャ~って。

飲もう 飲もう 飲もう。
(男性)あ~ お兄さん お兄さん

お兄さん お兄さん!

ちょっと落ち着こうね。
飲み過ぎじゃない? ちょっと。

飲み過ぎてないよ。 何だ お前
触るなって… 触るなっつってんだろ。

何だ お前ら えっ?
(山内)おい。 やめとけ おっさん。

うっせえな。

表って どこだよ?
やめとけっつってんだろ。

うるせえっつってんだろ!
(女性たちの悲鳴)

何だ? おい。 やるのか? えっ?

あっ いっ…。

あっ…。 あっ…。

元気いいじゃねえかよ。

あっ…。

ん~…。

この店 バーテン 募集中。
了解。

(女性たちの悲鳴)

(せき)

(西田)お客さん 大丈夫ですか?

あ~ いい いい。 おい。 おい。
(男性)はい。

(田村)セッティング完了。

さすがは 元特殊班ですね。

(西田)
何か 得意なやつ作ってみてよ。

分かりました。

(小田切)あっ。

あっ… ハァ。
(小田切)フフ。

ったく もう 手加減ってもんを
知らないよね 彼。

がちで殴る必要ないでしょ。
あえてじゃない?

えっ?
(小田切)色々

ムカついてんでしょ 井沢さんに。

嘘。 そうなの?

ちょっ…。 ちょっと 何か
やだね そういう根深いの。 えっ?

んっ… 痛っ。

で 動きの方 どうなの?
なし。

あっ そう。

南君 そっちは どう?

こちらも なし。
僕 いいかげん 帰りますよ。

富樫を見つけないかぎり
犯行を防げないからね。

今 この瞬間にも
殺すかもしれないのに。

山内君…。

山内君。

(バイブレーターの音)

山内君~。

お待たせしました。
(山内)ちょっと すいません。

はい。

はい。
あっ 山内君 何かさ

富樫の情報 つかめない?

富樫が拠点にしていたのは
麻布にある事務所らしい。

動きがないなら
そっちを探ったらどうです?

お~ いいねえ。

よし。 じゃあ そっち行こう。
(小田切)はい。

じゃあ 山内君 あと よろしくね。

富樫の拠点なら
何か つかめるかもね。

田村さん お願いします。
(小田切)えっ?

(小田切)開けられるんですか?
(田村)捜査三課にいたころ

泥棒と友達になって…。

交通課と広報課にも
いましたよね?

(田村)ええ。
だいたいの部署は経験しました。

たらい回されて すいません。

(鍵の開く音)

お~。 ホホホ。

♬~

♬~

あれ?

ねえねえ。

この応接セットの配置
何か 不自然じゃない?

何? このスペース。

田村さん。
(田村)はい。

車に 鑑識セット ありますよね?

鑑識もできるの?

いえ。
鑑識には いたことないんですが

何か こういうのが好きで
すいません。

いや~ ほら
鑑識も科捜研も 使えないから

ホント 助かりますよ。
(田村)用意できました。

あっ じゃあ お願いします。

(田村)いきます。

ちょっと いいですか?

♬~

すでに 事件は起きている。

(田村)従業員 全員の 生存が
確認とれました。

仲間内のトラブルじゃ
ないのかもしれませんね。

(小田切)この血液量からし
すでに死んでいるはず。

富樫は
いったい 誰を殺したんだ?

(南)いずれにしても
富樫の行方が分からないのは

逃亡したからじゃないですか?

誰が殺されたか分かったよ。

殺されたのは

富樫 伸生だった。

富樫の机にあった

たばこの吸い殻と ひげそりから
抽出した DNAと

血痕のDNAが一致した。

富樫は 加害者じゃなくて
被害者だったってこと?

そういうことになるね。

間違ってるじゃないですか。

ミハンの予測。
(南)初めて間違えた…。

でも 妙だと思わない? 何で
加害者が被害者になったのか。

何か 理由があると…。
(山内)理由も何も

そもそも システムが正しいなら

最初から 富樫殺しの犯人が

危険人物に
挙がってたはずですよね?

ねえ
山内君 聞いてると思うけど

ミハンシステムは
まだ テスト段階なんだよね。

だって ほら 防犯カメラだって

使えるのは
警視庁のネットワークだけだし

通信も 傍受はできない。

だから それを
本格的に稼働させるために

俺たち こうやって
動いてるんだから。 ねっ?

とにかく
誰が 富樫を殺したのか

それが分かれば ミハンが
何で 富樫を危険人物として

はじき出したのか

見えてくるかもね。

会社内の金銭トラブルの線なら
西田?

その西田が動きだしました。

(田村)車に乗って
どこかに向かいますね。

追尾してください。
こっちも向かいます。

了解。

はい。 行こう。

どうした…。
(山内)かばんです。

かばん そっちだよ。

(田村)西田の車が停車しました。
場所は…。

ご苦労さまです。 どうですか?

ずっと止まったままです。

何するつもり? いったい。

♬~

拉致じゃないの? あれ。

ちょっと! ちょちょっ…
ちょっと まだまだまだ!

泳がすよ。
はっ?

真相を あぶり出そうよ。

♬~

♬~

もう一人いますね
拉致された人間が。

山内君

出番。

おはようございます。

(西田)何しに来たんだよ?

カクテルの新メニュー
作ってみようかなと思って。

取りあえず 向こう行ってろ。
(山内)はい。

(西田)よいしょ。

(シャッター音)

(着信音)

(田村)「須藤 修一」

総合商社の
W&J トレーディングカンパニー勤務。

もう一人は 「前川 健司」

蒲田の貴金属店を経営。

貴金属店?
西田は

この2人に
何するつもりなんだろうね?

(西田)
そろそろ 教えてくんねえかな?

お宅ら 富樫と
ちょくちょく会ってただろ?

富樫と
何か ビジネスやってたよな?

あいつが ぶっこ抜いた
会社の金 5, 000万…。

(西田)半分 俺のなんだよ。

富樫の
別の収入源のことでしょうか?

うん。

(西田)裏切ったやつは
絶対に許さねえ。

(西田)で?

何やってたの?

(須藤)
富樫とは高校の同級生だから

時々 飲んで…。 うっ!

うっ…。

あいつさ
お宅らみてえな普通の人とは

もうけ話でもねえかぎり
絶対 つるまねえんだよ。

(前川)
本当に何も知らない…。 うっ…。

あっ…。
(西田)じゃあ 言いたくなったら

教えてよ。

♬~

(山内)あの…。
山内君

下手な正義感 出さないでよ。

真相が
分かるかもしれないんだから。

でも こいつら…。
とにかく 絶対に動かないでよ。

♬~

(田村)警官です。

警官が そっち行くよ。

山内君…。

聞こえてる?

(警察官)お邪魔しま~す!

店の前で

人が
無理やり連れ込まれてるって

通報が ありましたけど。

(男性)いや~ ねっ?

(山内)いや

仲間内の
ちょっとしたケンカですよ。

(警察官)ケンカ?
(山内)ええ。

もう 終わりましたから。

(警察官)見せてくれる?

身内のケンカに
首 突っ込まないでくださいよ。

民事不介入でしょ?

(山内)
法律 破って 首 突っ込みます?

ホントに ケンカなんだね?

だから
そう言ってるじゃないっすか。

もういいっすか?

じゃあ。 ねっ?

(ドアの開閉音)

おい。

使えんな お前。

ありがとうございます。

(西田)おい。

今日のとこは もう いいわ。
(男性たち)うっす。

(西田)
また 話 聞かしてもらうよ~。

商社マン 貴金属屋
グレーゾーンビジネスの富樫…。

何やってたんだろう?

それが 富樫の死に絡んでる。

よし! じゃあ 須藤と前川
この2人 洗ってみよう!

≪(戸の開閉音)
(店員たち)いらっしゃいませ。

(英語の会話)

普通に
やり手の商社マンに見える。

実際に
やり手の商社マンみたいだよ。

須藤は 主に 開発途上国
エネルギー開発に 尽力していて

ここ数年は

中央アジアのセイロニアって
分かる?

そこの 再生可能エネルギー
開発プロジェクトに

深く携わってるよ。


その須藤と 貴金属店の前川は

高校時代 野球部で
バッテリーを組んで以来の

長年の親友らしいね。

(前川)どうぞ。

(田村)これ いい。

これも。

色々 奇麗の物 全部 見たいです。

(前川)あっ はい。 あっ
こちらで 少し お待ちください。

あ~ あと…。
(前川)はい。

お手はらい どこですか?

(前川)あっ こちらになります。
どうぞ。 どうぞ。

(バイブレーターの音)

田村さん その中国人設定…。

すごいイケてますよ。
ハハ… ハハ。

(南)業務外報告です。
えっ?

重大な情報
ゲットしちゃいましたよ。

何?
スマホGPSを調べたところ

須藤が 奥多摩 山中に
長時間いたことが分かりました。

それも 真夜中。
それって…。

(南)そう。

その時間帯が
富樫が消息を絶った時間帯と

一致したんです。

富樫を殺したのは 西田じゃない。

須藤ってこと?

(男性)ストップ! 下がって!
おい!

(男性)ゆっくり。
(男性)はい。

(男性)はい OKです。

(男性)いきます。
(シャッター音)

昨日 奥多摩の山中で
男性の遺体が発見されました。

男性は 都内で会社を経営する

富樫 伸生さん 38歳と
分かりました。

富樫さんは 何者かによって
殺害されたとみられています。

(東堂)
富樫の遺体が発見されたのは

匿名の通報でした。

通報者は 遺体を埋めるところを
偶然 目撃したようです。

奥多摩の山中で
それも 真夜中に。

しかし

そんな偶然より
もっと高い可能性があります。

須藤のGPS情報 知ってるのは

違法捜査で得た
われわれだけですからね。

匿名の通報者は…。

ええ。 俺ですよ。

ミハンで得た
表にできない捜査情報は

漏らしてませんよ。
もちろん 須藤のことも。

あんた いったい 何がしたいの?

ミハンの予測は間違っていた。
これ以上

須藤を泳がすべきじゃない。
あとは 一課が担当すべきだ。

富樫の遺体が あがった以上
一課の動きは止められないと。

(山内)
未然に犯罪を防げなかった。

これ以上 ミハンの捜査を
続けるべきじゃない。

(東堂)いえ 継続してください。

どうして こういう予測が出たのか
その原因が知りたいんです。

妙なことは 山ほどあるからね。

加害者になるはずだった富樫が
何で被害者になったのか。

そこから探ろうか。
俺は抜けますよ。

(山内)ミハンの予測が
正しかったかどうかの

答え合わせが 任務?

そうだよ。 答え合わせも任務。

これはテストケースだから。

これは違法捜査でしょ。

しかも
冤罪の可能性だってある。

それでも 犯罪を未然に防ぎ
人の命が救えるのなら

やる価値はあると思ってた。

でも
これ以上は付き合いきれない。

青臭いね~。

(山内)はっ?

俺は やるべきだと思うけどね
ミハンの答え合わせ。

富樫の遺体が あがったことで

事件関係者に
どう影響を及ぼすのか。

何が言いたい?

まあ 強制するつもりはないよ。

あっ じゃあ 山内君には
内勤してもらおうかな?

データ入力 お願いね。

(早川)富樫とは ビジネス絡みで

ずいぶん
もめてたそうじゃないか。

(板倉)それに

富樫の死亡推定時刻
27日の20時から24時まで

アリバイがないですよね?
(西田)フッ…。

(早川)何が おかしい?
(西田)ない ない ない ない。

人殺しなんて
最も割に合わない。

やるわけないでしょ。

てか これって任意ですよね?

帰っちゃって いいですか?

西田は 一課の取り調べで

須藤と前川のこと
話してないんだよね。

(田村)2人が富樫を殺したと
疑ってるのに。

彼らが裏でやってたビジネスに
興味 持ったんだろうな~。

富樫の遺体が あがったことで

西田は ますます 須藤と前川を
脅かすつもりですよ。

とにかく…。

彼らが何をやってたのか
それ つかもっか。

了解。

(須藤)彼 いいね。
(社員)ありがとうございます。

頼むよ。
(社員)お疲れさまです。

(須藤)うん。 よろしく。

お~…。
(小田切)あっ ごめんなさい。

あ~ やだ 私ったら もう。

(須藤)新入りさん?

(小田切)はい。 今日から派遣で。
(須藤)はい。

あっ すいません。 あっ!
(須藤)お~い ちょっと。

(小田切)ごめんなさい。
(須藤)大丈夫?

(小田切)すいません。 すいません。

気を付けてね。
(小田切)はい。 失礼します。

♬~

♬~

「H」 「I」

(シャッター音)

(シャッター音)

≪(物音)

(社員)須藤課長 お客さまです。
(須藤)うん。

西田さんという方が。

分かった。

(小田切)ハァ~。

♬~

どうぞ。
田切君 2人の会話 押さえて。

言われなくても やってま~す。

失礼します。

(須藤)えっ? 頼んでないよ。

(小田切)えっ?

すみません。

(須藤)あ~ いいよ。 置いてって。
(小田切)はい。

(須藤)あの
会社まで来られても困ります。

(須藤)あの 富樫とは…。
(西田)やったのは お前か?

(西田)それとも 前川か?

あるいは
2人で 富樫 やっちまったか。

(西田)富樫と お前らが
裏で 何かやってたって

もし 俺が警察に話したら
どうなるだろうな?

(西田)富樫と何やってたの?

金は どこにあんの?

何もやってません。
ホント 誤解です。

(西田)何度でも来るよ~。

(西田)金が戻ってくるまではね。

Hは香港 Iは韓国の仁川
数字は 飛行機の便名だったよ。

商社マンだから
出張のスケジュールってこと?

いや 須藤の渡航歴 洗ったら
出張には行ってないんだよね。

でも 前川が香港に行った渡航歴と
一致してた。

月に一度 香港と韓国を絡めた
ビジネスってこと?

おそらくね。

ねっ 南君
須藤と前川の金回り どうだった?

前川は 住宅ローンの支払いが
厳しいみたいです。

でも 特に目立った金銭トラブルは
ありません。

ただし 須藤の方は 重大な情報
ゲットしちゃいましたよ。

聞きたいですか?
(小田切)早く言えよ。

横領ですよ!

いいですか? セイロニア国の

エネルギー開発費を
水増ししてたんですよ!

口座の動きを見ると

投資で もうけようとしたけど
失敗。

裏でやっていたビジネスで
5, 000万 補填したけど

まだ
半分 穴埋めができていません!

上半期の決算までに
どうにかしないと

バレちゃうでしょうね~!
ねえねえねえ

その情報ってさ 全部 これで?

才能あるねえ。

いつか 捕まりますよ 僕。
さっき 田村さんから連絡あったよ。

(南)そこ スルーなんだ。
須藤と前川は 今夜

前川の店で
待ち合わせしてるって。

そこで見えてくるかもね。

(山内)盗聴 盗撮 住居侵入

ハッキング
プライバシーの侵害…。

100%じゃない 不確実な
AIの予測に 翻弄されて

違法捜査を行う。

理解できない。

(小田切)童貞のくせに!
(山内)はっ?

あんた まだ ミハンの捜査 一回も
やりきったことないでしょ!

えっ? ちょっと待って。 帰るの?

(山内)もう 5時だから。

(小田切)ん~!
(南)えっ?

ちょっ ちょっ… 痛い!
ちょっ… やめてくださいよ!

(須藤)警察は気付いてない。

でも 西田は
俺たちのビジネス絡みで

富樫が死んだと疑ってる。

大丈夫。 誰にも 絶対 話さない。

(須藤)とにかく

西田に気付かれたら終わりだ。

その前に 最後 大きくやろう。

(須藤)
富樫の金を使って 1億で。

(前川)残りの5, 000万は?

(須藤)
俺の分も出してくれないか?

もう
会社の金を出し入れできない。

目を付けられてる。

頼む。 助けてくれ。

プランは?

これだ。

買い付け役の手配
運び役からの回収…

汚れ仕事は 全部 俺がやる。

(須藤)お前は
ただ さばいてくれればいい。

須藤と前川が 何やってるのか
分かった。

香港 韓国

買い付け 運び役 回収 さばく。

密輸ですよ。 金塊の密輸。

あ~。

まず
香港で 大量の金塊を買い付ける。

香港だと 買うときに
税金 掛かんないから。


その金塊を持って 韓国へ向かう。

でも 韓国では入国せずに

乗り換えエリアで 運び役たちに

その金塊を渡して

彼らを 日本へ入国させる。

本来 払うべき税金を

密輸することで逃れた。

そう。 で その金塊を
再び 香港へ運ぶ。

輸出するときには
税金が還付されるから。

繰り返せば 永遠に お金が
転がり込んでくるってことですね。

うん。 そういうことだね。
あ~。

なるほど~。

あっ 感心して すいません。

分かった。 これが最後だ。

でも 西田の追及は
これからも続くんじゃ…。

あいつは 俺が何とかする。

♬~

単独捜査。

それは正義感から?

(山内)何 つけてんだよ。

元公安なんで。

富樫と須藤の接点を
洗ってたんですよ。

正当な捜査でね。

へ~。

で あのビルに何があったの?

名簿業者。

須藤は そこで
多重債務者リストを買っていた。

でも その業者
富樫の息が かかっていた。

おそらく それで 富樫は

須藤が何をやろうとしてるか
嗅ぎつけ 首を突っ込んだ。

なるほどね。

運び役は多重債務者か。

はっ?

須藤と前川

2人が やってたのは

金塊の密輸。

そのトラブルで
殺人事件が起きた。

そこまで分かってんなら
一課に情報あげますよ。

ちょっと
また引っかき回すつもり?

だから…。

痛っ。 くそ…。

これ
クラブのときのお返しだから。

ふざけんなよ。

人が 1人 死んでるんだ。
これ以上は…。

ミハンが
新たな危険人物を はじき出した。

須藤 修一だ。
えっ?

なぜ このタイミングで 須藤が
危険人物として挙がったんだ!

知りませんよ。
最初の危険人物だった富樫は

須藤を殺そうとした。

ところが
須藤は 身を守ろうとして

図らずも 富樫を殺してしまった。

つまり 正当防衛だったんだよ!

だったら
警察に言えばいいでしょ!

言えば
金塊密輸の件がバレてしまう。

言えるはずないだろ!
あくまでも それ

ミハンのシステムが正しい前提の
話ですよね?

そうだよ!

正しい前提の話だ。

富樫の死体が あがったことで
警察が動き始めた。

しかも 西田にも疑われている。

追い詰められた須藤が
何をするのか…。

須藤は これから人を殺す。

引き金を引いたのは 君だ。

♬~

(東堂)ミハンの捜査は

捜査員の動き方一つで

新たな事件を生んでしまうことも
あるんです。

(東堂)桜木 泉。

えっ?

もし 彼女がいれば

ミハンの捜査に
加わってもらいたいと

思っていました。

知ってるんですか?
桜木さんのこと。

彼女が 優秀な捜査員だったことは
知っています。

未解決事件特命捜査で

過去の埋もれた事件に
向き合った。

特殊犯罪潜入捜査で

現在進行形の表面化しない事件と
向き合った。

そして 未来の捜査…。

彼女の身に 何があったのか
単独で調べたそうですね。

このミハンの捜査で

桜木 泉と バディを組んでいた
あなたの経験を

生かしてほしいんです。

桜木さんの行方を
追わずにですか?

そうとは言ってません。

俺は 俺。

桜木さんは 桜木さん。

どうするかは 俺が決めます。

♬~

♬~

≪(ノック)

(女の子)ヴァンア。 バイバイ。

≪(ベトナム語の会話)

≪(ノック)
≪(ベトナム語)

須藤と前川が仕掛ける
金塊密輸のプランが 分かった。

明日… 7月9日。

仁川発 成田行き NS703便で

香港で買い付けた 1億円分の金塊
約20kgを 密輸する。

須藤が依頼した業者から

運び役10名に 金塊が渡されます。
1人 2kg担当。

目印は スーツケースに
赤いマジックテープ。

これで
密輸の件は分かったんだけれども。

じゃあ 問題は 須藤が
いつ どこで 殺人を実行するのか。

ターゲットは 須藤にとって
最大の脅威である 西田。

で その西田は
金塊密輸の当日 店にいる予定。

殺すなら 密輸を成功させた後
ということでしょうか?

須藤の動きは
スマホGPSを使って

マークし続けることができます。

須藤が 妙な動きをしてる。

昨日の深夜 須藤が 西田の部下に
金を つかませていた。

西田に 何か仕掛けるつもりだ。

須藤が 金塊を回収するところを
現行犯で押さえる。

これで
須藤は 西田を殺すこともない。

逮捕権がないなら
空港警察にでも引き渡す。

文句ないでしょ?
(小田切)こいつ めんどくさ~。

いいじゃないの めんどくさいのが
1人ぐらい いても。

ねっ?
よし。 じゃあ 来い! はい。

予定どおり
NS703便 成田 15時半着で

金塊の運び役10名が
日本に入国予定。

(田村)須藤が 成田空港近くの
立体駐車場に 到着。

須藤が乗っているのは
レンタカーです。

ナンバーは 「湘南 わ 25-04」

(南)
相当 用心してるみたいですね。

GPSでも探知されないように
携帯も 家に置いたままですし。

田村さん 須藤のこと
しっかり マークお願いしますよ。

了解。

(山内)
西田が どこかに向かいます。

(山内)念のため追尾します。

♬~

須藤が
携帯で 誰かに連絡しています。

(南)やっぱり。

携帯 使ってるなら
それ 飛ばしの携帯。

須藤は 通話記録も
自分が 今どこにいるのかも

知られたくないってことか。

金塊回収のために?

(山内)井沢さん。

(山内)西田が…。

(山内)西田が向かっているのは
成田かもしれない。

ねえ 山内君
今 どこ走ってるの?

(山内)空港の19km手前です。

まさか 金塊密輸に気付いてる?

(山内)そんなはずは…。

でも
こっちに向かってるなら 目的は

金塊の強奪?

(田村)もし 須藤が
金塊を回収しているところに

西田が 強奪に現れたら…。

須藤は 西田を殺す。

NS703便 到着。

もうすぐ 運び役たち 出てくるよ。

(山内)西田は やはり
成田で 高速を降りました。

金塊回収ポイントに
向かってるのかもしれません。

(田村)須藤が動きだしました。

念のため 小型発信機を
スーツケースに仕掛けます。

♬~

(田村)あっ! あっ すいません。

(ノイズ)

田村さん?

田村さん?

(山内)南 防犯カメラ見れるか?

そんな すぐ
ハッキングできませんよ。

でも 田村さんの発信機は
まだ 立体駐車場にあります。

(小田切)私が現場に行く。

(南)須藤のレンタカーは
まだ動いてません。

(山内)じゃあ 須藤は
そのまま プランどおり

金塊回収ポイントに
向かってるんじゃないのか?

運び役たちが出てきた。

須藤にとっても 金塊を
回収しないわけにはいかないはず。

そこで押さえるしかない。

(山内)金塊回収ポイントに 到着。

やはり 西田は
金塊密輸のことを知っている。

運び役の人数が足りない。

タクシーに乗り込む 運び役が
5名しかいない。

プランでは 10名のはずなのに。

田村さん!

田村さん しっかりしてください。

(田村)うっ う~…。
(小田切)田村さん 田村さん。

田村さんは
頭から血を流しています。

えっ?
須藤は そっちに行った?

いや まだ こっちに来てない。

運び役たち着いたよ。

♬~

ねえ 須藤は?

いない。

(西田)じゃあ。

強奪じゃないね。

西田 普通に 金塊を回収してる。

えっ?
(山内)どうなってるんだ?

ヘヘヘ はい。

まさか
須藤と西田は つながってる?

須藤が
西田の部下に 金を渡したのは

手を結ぶための仲介料…。

富樫が
会社から持ち出した5, 000万を

金塊という形で 西田に返す。

密輸の利ざやで 色 付けて。

じゃあ 残りの金塊は?

(田村)うっ… 銃…。

銃で 須藤に殴られました。

(田村)おそらく…。

富樫が持っていた銃。

南君 至急

前川が 今 どこにいるのか
GPS情報を。

えっ?
金塊密輸の今日

須藤が
計画的に殺人を犯すとしたら

理由は1つしかない。

前川が出資した金塊を奪い
口を封じる。

須藤が殺そうとしてるのは
西田じゃない。

前川だ。

須藤は 西田と手を組んだ。

前川が出資した 5, 000万の金塊を
盗み

横領の穴埋めを
しようとしてるんだよ。

(小田切)
でも それで ホントに殺す?

前川とは 昔からの
友達だったんじゃないの?

人が 人を殺す。

通常の精神状態じゃないんだよ。

そっか。

今 須藤の頭の中には
前川を殺すことしかない。

自分が暴走している自覚もない。
やつは

一線を越えてしまったんだ。
(前川)無事 成功したんだね。

(須藤)
ああ。 全て 丸く収まったよ。

じゃあ これで終わり…。

うわ~!

うっ…。 うっ…。

あ~!

(前川)あ~…。

♬~

(南)前川のGPS情報が
途絶えました。

♬~

(前川)どうして?
どうしてだよ? 須藤!

んっ…。

(須藤)
お前には ホントに感謝してるよ。

(前川)助けてくれ!

助けてくれ~!

大声 出しても
誰にも聞こえないよ。

ここ 見つけだすの
苦労したんだよ。

さすがに
ここなら見つかることもない。

殺さないでくれ。 頼む。

須藤 頼む!

家族がいるんだ。 頼む!

頼む 殺さないでくれ! あ~!

だから 大声 出しても
誰にも聞こえないんだよ~!

あ~!

≪俺には聞こえてるけどね!

あっ よかった。

何とか 間に合ったみたいだね。
ねっ。

そう。
前川さんの車のナンバーから

Nシステム
ここまで たどりついたよ。

誰だ?

えっ? なんて。

いや まあ 誰だかは
ご想像に お任せしますよ。

それにしても
須藤さん あんた ワルだねえ。

殺そうとしてたのは
西田じゃなくて

親友の前川さんだったなんて。

(山内)小田切 そっちは どうだ?

今? クライマックス。

この あま~!

うっ…。

(西田)あっ…。
(田村)お見事です。

蹴り上げると すかっとする。

こっち片付いた。

西田は確保した。

もう終わりだ。

どうして 富樫を殺したんだ?

俺は あいつに殺されかけたんだ。
正当防衛だよ!

(富樫)《お前
上前 はねてやがったろ?》

《ふざけやがって》

《強引に割り込んできたのは
そっちだろ》

(富樫の舌打ち)

《おいおい 何 考えてんだよ》

《死体さえ見つからなけりゃ
失踪扱いだ》

《人けのない山奥に埋めりゃ
それで終わりだ》

(須藤)《おい ちょっと》
《前川 手伝ってもらうぞ》

(須藤)
《俺たち同級生じゃないか》

《ずっと 俺のこと さげすんで
バカにしてたろ! くそが!》

(須藤)《うわ~!》

(前川)《やめろ》
《どけ! 前川!》

(銃声)

♬~

前川は
昔からの親友だったんだろ。

だから?

君は どこで
一線を越えてしまったんだろうね。

動くな!
会社の金を横領したとき?

来るな。
密輸を始めたとき?

(須藤)来るな!
(山内)諦めろ!

それとも

正当防衛とはいえ…。
(銃声)

富樫を殺してしまったとき?

来るなって言ってんだ!

(銃声)

(須藤)うっ…。

あんたら警察だろ?

どうせ 撃てないくせに。

(山内)井沢さん!

(銃声)

♬~

井沢さん…。

どう?

初体験の感想は?

(町田)テストケース5件目も
無事 成功か。

(東堂)はい。

逮捕 起訴状 面倒な手続きは…。

(町田)
心配しなくても やっておくよ。

その代わり
くれぐれも つまずかないように。

(東堂)ご心配なく。

私は 新しい犯罪捜査
ミハンシステムを

必ず 確立させてみせます。

それが夢ですから。

富樫殺し
いきなり トップダウン

犯人から動機まで確定したって
何だよ それ。

誰かが 別で動いたって
もっぱらの噂です。

前にもあったな そういうの。

誰だ! そいつは。

(東堂)山内君から
気になる報告がありました。

須藤を取り押さえる際

あなたが
ホントに須藤を撃ち殺す

そう思ったと。

あなたは
この未然犯罪捜査において

もろ刃の剣。

あなたご自身が
一線を越えることがないよう

お願いします。

分かってますよ。

(小田切)とにかく
ミハンの予測は正確だった。

それに 井沢さんが
とっさに見抜いてなかったら

前川は殺されていた。

あの人 底が知れません。

笑顔が あまりにも
嘘くさいですよね あの人。

フフフ。
誰? あの人って。

さてと たまったデータ入力でも
やろうかな。

あ痛てて。 すいません… 冗談…。

(南)
あっ ちょっ 電話です 電話です。

はい。 もしもし? あっ いますよ。

東堂さんが お呼びです。

(山内)お呼びですか?

あなたには 知る権利があります。

桜木 泉が 見つかりました。

(山内)桜木さん

どこにいたんですか?

(東堂)ベトナムです。

(山内)ベトナムで 何を?

(東堂)分かりません。

ただ…

遺体で発見されました。

えっ…。

(東堂)桜木 泉は 誰かに殺された。

♬~