どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしております。解析結果を公開しつつ関連商品も紹介します。解析結果の信憑性が確認できるよう解析用ソースも引用掲載しますので、見逃し番組の確認にも役立つ(ネタバレ)かも?

西郷どん(25)「生かされた命」鈴木亮平、瑛太、錦戸亮、二階堂ふみ、北村有起哉…

『西郷どん(25)「生かされた命」』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 西郷
  2. 薩摩
  3. 土持
  4. エゲレス
  5. 雪篷
  6. 子ど
  7. 愛加那
  8. 吉之助
  9. 西郷先生
  10. 先生

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『西郷どん(25)「生かされた命」』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

<沖永良部島に遠島となった
吉之助>

(一蔵)「吉之助さぁ
今しばらく待ってくいやい。

おいが必ず…
必ず島から呼び戻す」。

(吉之助)一蔵どん 待っちょっど。

 

死に直面した吉之助(鈴木亮平)は、島役人の土持政照斎藤嘉樹)に助けられ座敷ろうに移される。一方薩摩藩士が英国人を斬った生麦事件により英国艦隊が薩摩に迫っていた

詳細情報
番組内容
ざらしの牢(ろう)で死に直面した吉之助(鈴木亮平)は島役人の土持政照斎藤嘉樹)の機転で座敷牢に移され子供たちに学問を教え始める。その頃、海江田(高橋光臣)ら薩摩藩士が英国人を斬る「生麦事件」が起こる。その補償を迫られた久光(青木崇高)に一蔵(瑛太)は英国に屈せず戦うことを進言。英国艦隊が薩摩に迫っていた。その知らせは沖永良部にも届き、謎の流人・川口雪篷石橋蓮司)は漁師の舟を盗み島抜けを企てる
出演者
【出演】鈴木亮平瑛太錦戸亮二階堂ふみ北村有起哉高橋光臣堀井新太,町田啓太,松田翔太斎藤嘉樹大島蓉子青木崇高石橋蓮司津田寛治,【語り】西田敏行
原作・脚本
【原作】林真理子,【脚本】中園ミホ

 

(雪篷)友ならば…

ないごて 側近までなった
ちゅうのに

わいの遠島処分を解かん?
人は 裏切るもんじゃ。

おいは 友を信じちょっ。

[ 心の声 ] まだじゃ。 生きろ!

<死に直面しつつも
待ち続けた吉之助は

その寸前で
島民に助け出されました>

(島の言葉で)

<この子らは ヤンチュと呼ばれる
下人の子たちでした>

申し訳ありません!
よく言って 聞かせます。

ん?

嘘ちくな!
盗人が!

そん子らの言うとおりじゃ。

(土持)先生!

許してやってくいやんせ。
(せきこみ)

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

雪篷さぁ。

こいで懲りたであろう 西郷。

もう友を信じて待つのはやめ。
次は死ぬど。

んにゃ おいは死なん。

今も
こげんして生きちょっ。

ほ~う 天が生かしたとでも
言うとか?

天と人じゃ。

だいかが
おいに水を飲ませてくれた。

西郷! わいは死んでも
友を信じっとか!?

雪篷さぁは
ないごて こん島に来たとな?

(土持)かつての お由羅様の
一件だそうでございもす。

友が呼び戻してくれるち
信じておったどん

十数年たっても
戻される事はなく

そのうち
薩摩からの文も届かなくなり

あげな飲んだくれに。
そうでございもしたか。

あ…。
(鶴)え?

あ~っ!

妙案を思いつきもした!

西郷先生
あとは おいに任せてくいやい!

は~っ 思いつきもした!

これが 先生が入る牢屋ね?
これで 西郷先生には

手足を伸ばち
伸び伸びと暮らして頂ける。

(黒原)おい 土持!
こいは どういうこっじゃ!?

黒原様!

こいは 何じゃ!?
西郷を勝手に牢から出した上に

こげなこつ許さんど!
はい。

まっこて申し訳ございもはん!
じゃっどん…。

何じゃ!?

じゃっどん
こいには 西郷先生を

「囲いに召しこめよ」とだけ
書かれておいもした。

どこにも「牢に入れよ」とは
書かれておいもはん。

(土持)そいに これこれ
こげん囲いにせよちゅう

詳しか お指図もあいもはん。
先生を入れる囲いが

家の中にあっても
藩命には背いておいもはん。

そげん言われれば そうじゃが…。

遠島は 罪人を死なせる罪では
ありもはん。

先生を
こん島で死なせてしもうたら

黒原様に ご迷惑を
おかけする事になりもす。

どうか どうか お目こぼしを…!
このとおり お願い致しもす!

<20日ほどかけて
新しい座敷牢は完成しました>

こいは 立派じゃ…。

土持どん。

あいがとございもす!

頭を上げてたもんせ!

(鶴)さあさあ さあさあ!

代官様のお許しを頂きましたから
たっぷり おいしょーり。

召し上がれ。

遠慮は ご無用。
また死にかけたら承知しらんど!

あいがたく頂戴致しもす。

じゃっどん
罪人の身で扶持もなかとに

こげん世話になってばっかいじゃ
申し訳なか。

せめて 島の子らに学問でも
教えたかち思うんじゃが。

是非とも! 西郷先生じきじきに
学問を教えて頂けるち

こげん ありがたか事は
ございもはん。

そうでごわすか。 ほいなら すぐに
子どもたちを集めてくいやんせ。

はい。
あっ 土持どん!

はっ。

そん子どもたちのこっじゃが…。

はっ…。

さあ お前たちも入れ。 ほら 入れ。

みんな よう来たの。

今日から おはんらの先生になる
西郷吉之助じゃ。

よろしくの。
(子どもたち)はい 西郷先生。

さあ しっかり教えて頂きなさい。

おはんら ないをしちょっとな
こっち来て 座らんか。

そこじゃ遠くて よう聞こえんど。

でも…。

先生 あいつらはヤンチュです。

ヤンチュは
家に上がってぃやならんど。

ほう。 じゃっどん

だいが そげなこつを
決めたとじゃろうか。

でも 汚いし
先生のお部屋が汚れてしまいます。

薩摩ではの 幼か頃より

日新公のいろは歌ちゅうもんを
教えられる。

そん歌の中に こうある。

分かっか?

住む家の立派さや身分で
そん人の値打ちは決まらん。

心の在り方によって 人間の高い
低いが決まるっちゅう教えじゃ。

ヤンチュの子も役人の子も
こん屋根の下では 皆 同じじゃ。

おはんらはの みんな国の宝じゃ!

じゃ… じゃ!

おはんら こっち来て座らんか。

みんな
西郷先生のおっしゃるとおりに。

おう よかよか。
よ~し ほいなら

おはんらには まず
日新公のいろは歌を教えもんそ。

ついてきやんせ。 いっど。
「楼の上も」。

(一同)「楼の上も」。
「はにふの小屋も住む人の」。

(一同)「はにふの小屋も住む人の」。

「心にこそは高きいやしき」。
(一同)「心にこそは」。

<そのころ 久光は
朝廷の命を幕府に受け入れさせ

薩摩への帰路に
就いておりました。

一行が 武蔵国生麦村へ
さしかかった時の事>

(いななき)

(久光)ない事じゃ?

どげんした?

馬に乗った外国人が
行列をおかしたようでございます。

何じゃと?

(奈良原)行列をおかすとは
無礼千万! 斬り捨てる。

いかん… 奈良原!
(奈良原)チェ~!

(海江田)奈良原 やめ!

(海江田)こいは もう助からん…。
楽にしてやる。

<世に言う 生麦事件です。

当時 大名の行列を乱す事は

何人たりとも
許されませんでした。

しかし この事件が
後に とんでもない事態を

引き起こす事になるのです>

(家茂)30万両じゃと!

(春嶽)はっ。 なんとも腹立たしい
要求にござりまするが

ここは 償い金として払わぬ訳には
いかぬかと。

(慶喜)なりませぬ。
一橋殿!

此度の事は 薩摩が勝手にした事。

ならば 責めを負うのも
薩摩であるべき。

しかし その薩摩も
我が徳川の大事な家臣じゃ。

上様 家臣のために
徳川があるのではありませぬ。

徳川のために 家臣があるのです。

それを お忘れなきよう。

あの芋が…。

<そして しばらくして…>

西郷さぁ 大変じゃ!
えらい事にないもした!

どげんした? 土持どん。
エゲレスが… エゲレスの軍艦が

薩摩に向かっておると知らせが!
何じゃち!?

どういうこっじゃ!?
詳しく話せ! こいを!

<幕府の煮えきらない態度に
しびれを切らした大英帝国

世界に誇る艦隊を
薩摩に向かわせたのです>

いつ砲弾が飛んでくっか
分からんど!

<城内が混乱に陥る中

久光たちは 戦うか降伏か
決断を迫られていました>

畏れながら エゲレスの要求を
のむ必要はありませぬ。

(中山)大久保 お主 血迷うたか!?
私は正気でございます。

行列を乱し 無礼を働いたのは
エゲレスでございます。

やつらの脅しに屈しては
薩摩の名折れ…

いや 日本の名折れにございます。

(中山)お主 精忠組の仲間を
守りたいだけじゃろう!

仲間の命惜しさに
この薩摩を潰す気か!

黙れ。

大久保。

お前 エゲレスと戦をせよち
申すか?

薩摩は どの藩よりも早く
この事態を想定し

亡き殿の頃より
準備をしてまいりました。

国父様 このような者の言葉に
耳を貸してはいけませぬ!

(堀)さよう! 直ちに
奈良原と海江田を打ち首に…。

わしは
大久保と話しちょっとじゃ!

勝てる見込みは?
分かりませぬ。

しかし 降伏するは
戦わずして負ける事と同じ。

国父様の命があれば この大久保

最後の一兵となっても
戦う所存にございます。

よう言うた!
そいでこそ 薩摩隼人じゃ。

こい以上 なめられてたまるか。

大久保! 小松!

戦の備えは お前たちに任す!
支度にかかれ!

(2人)はっ。

今に見ちょれよ。

<一方 海江田たちは…>

(大山)ないをしちょっ!?
やめ やめ!

はなさんか!
おいたちが腹を切れば

そいで済むこっじゃ!
エゲレスに攻め込まれたら

薩摩は終わりじゃ!
はなさんか!

待ってくいやい!
俊斎 奈良原 死んではいかん!

一蔵 止めるな!
おはんらが腹を切ったところで

何も変わらん。 今こそ
薩摩が一つになる時じゃ! 入れ。

何じゃ? わいたちは。

謹慎の身じゃろが。
どん面下げて ここにおっとじゃ!?

(信吾)すんもはん!
あ? 寺田屋の騒動で

咎めを受けた者 皆
殿より お許しを賜りもした。

一蔵さぁが 国父様に
掛け合ってくれたとでごわす。

俊斎。

おはんらを責める者は おらん。

命を懸けるなら おいと一緒に
戦ってくいやい! 頼む!

一蔵 おはん…。

≪おい 急げ!
エゲレスが攻めてくっど!

俊斎 奈良原! 切腹は後回しじゃ。
一暴れすっか。

おはんら やっど!
(一同)おう!

<こうして 日本の端っこの
一つの藩にすぎない薩摩が

巨大な大英帝国
立ち向かう事となったのです>

≪(砲声)

ん!?
≪(砲声)

≪(土持)西郷さぁ!

エゲレスが…!

(半鐘の音)
土持どん… 土持どん!

ないがあった!? どげんした!?

エゲレスが…
沖永良部に攻めてきもした。

何じゃち…。

(半鐘の音)

あ…。

≪(土持)西郷さぁ!

西郷さぁ!
どげんした?

エゲレスが攻めてきたとか!?

え?
え?

んにゃ 島抜けでごわす。
島抜け?

雪篷殿が 漁師の舟を盗み
島抜けをはかられもした。

(半鐘の音)

はなせ!
川口雪篷 島抜けは許さん!

黙れ! こげな大事な時に
島におれるか!

え~い 構わん! 打ち据えろ!

待ってくいやい!
西郷!

雪篷さぁ むちゃは やめやんせ。

わいに わしの気持ちが分かって
たまるか! 分かっちょっ!

薩摩へ行っとじゃろ。
(黒原)薩摩に!?

(土持)雪篷殿…。
国が どげんなろうと

侍が どげんなろうと
わしは知らん!

じゃっどん 犠牲になる民は
放っておけん!

ある人が言うておられた。

「今は 異国の強さを学び

日本を異国に負けぬ国にする時。

決して 異国と戦うてはならぬ」と。

斉彬様…。

エゲレスと戦になる前に
何としても止めんにゃならん!

おいも気持ちは同じでごわす。

(黒原)断じて許さん!
2人とも牢にぶち込め!

だだ… 代官様!
代官様!

エ… エゲレスが
永良部ち攻めてぃきゅんちな!?

わちゃは どうなるんですか?
そげんこつ わしは知らん。

わちゃや 鉄砲や刀
持っとらんもんばっかりじゃ!

薩摩は
島ぬ守ってくれないんですか!?

わしは知らんち言うちょっどが!
黒原様!

おいたちだけで島を守る事など
到底できもはん!

エゲレスは 琉球を補給の拠点にし
薩摩をたたくという噂が!

土持どん そいは ほんのこっか?

琉球に近い こん島は
エゲレスの軍艦の通り道でごわす。

いつ襲ってきても おかしくなか。

大砲を浜に並べっとじゃ。

(一同)大砲?
(土持)
大砲など こん島にはあいもはん。

本物じゃなくてよか。 丸太でん
ないでん 大砲に見えればよか。

(雪篷)うん!

よかか! 浜に炭で汚した
丸太を並べておけば

沖におる黒船から見たら
そいが大砲に見える。

こん小さな島に
たくさんの大砲があれば

エゲレスも避けて通るはずじゃ。

土持 ここを本陣にすっど。
わいも出ろ!

(黒原)
雪篷 ないをしちょっとか!

もう逃げはせん。 わしは
こん島の民を守る事に決めた。

事が収まれば いくらでも
入ってやっで 今は目をつぶれ。

知らん。

おいは 何も知らんぞ。

おいしょ~。

<しかし 島民は
誰一人 吉之助たちの作戦に

協力しませんでした>

3人だけでやってるみたいだ。
島を守るなんて

どうせ無理なのに。
エゲレスか…。

ああっ もうやってられん!

ないごて
誰も手伝いに来んとじゃ。

薄情者どもが。

島の者は 戦なんち
やった事がなかで

おびえておるのでごわす。
自分らの事じゃろが。

おい 西郷 やめじゃ やめじゃ。
おい 西郷。

おい 西郷!
やかましか!

雪篷さぁ おいは一人でもやっで。

西郷先生。

おはんら…。

あいがとな。 ほ… ほいなら
雪篷さぁを手伝ってくいやい。

(子どもたち)はい!
のう。

おお!

こん砂を こいに。
(土持)あっ!

おはんらも来てくれたか。

ほいなら おはんらは
炭とりの手伝いじゃ。

(子どもたち)はい。
お前ら 頼みんど!

土持どんと一緒に!
(土持)はい!

よう来てくれたのう!
よかた よかた。

「楼の上も
はにふの小屋も住む人の

心にこそは高きいやしき」。

(子どもたち)「楼の上も
はにふの小屋も住む人の

心にこそは高きいやしき」。
次!

(子どもたち)「はかなくも
明日の命をたのむかな

今日も今日もと学びをばせで」。

こん島の ず~っと向こう
フランスちゅう国があっての。

将軍様でもなか 殿様でもなか
おはんらみたいな一人の童が

学問を学んで
民を苦しめる国を変えたんじゃ。

わちゃみたいな者が!?
国を変えた?

ああ。 そんお人は
何ちゅう人でごわすか?

♬~

ナポレオンじゃ。

ナポレオン。
革命の大英雄じゃ!

革命…。

はい ごはんでゃ。

今度は お前たちが働く番ど。

(一同)はい。

おいたちも
ないか手伝わせてくいやんせ。

(2人)お願いしもす。

(土持)そいでは こっちへ。
分かいもした。

ほいなら あん土のうを
浜に運んでくいやんせ。

分かいもした。 やっど やっど!

まるで 革命のようじゃ。

<それから しばらくした ある日>

西郷さぁ! 西郷さぁ。

どげんした?
こいを。

徳之島の
仲為さぁからでございもす。

いよいよ
エゲレスが攻めてくっとか!

戦は…。

戦は 終わりもした。

何じゃと! あ…。

薩摩がエゲレスを追い返したち。

よかった…。

<生麦事件が発端となって始まった
薩摩と大英帝国の戦は

なんと 僅か2日で
終わったのでした。

更に 程なくして吉之助に
召還命令が下されました>

よかったが~!

(にぎやかな声)

わしの負けじゃ。

薩摩に帰っとじゃろう。

わいには ほんのこて
よか友がおっとじゃな。

あ… わいは飲まんじゃったな。

いや…。

今日だけは。
おう。

薩摩に帰ったら わしを
赦免する運動など起こすなよ。

わいの気性なら やりかねん。
じゃっどん わしは

こん島の連中と
やっと なじみになったんじゃ。

余計なこつはすんな。
(笑い声)

せん別じゃ。

ああ…。

♬~

(子どもたち)「楼の上も
はにふの小屋も住む人の」。

<吉之助は 残された時間の中で

自分の知る いろいろな事を
島民に伝えました>

よかか。 常に みんなで
食べ物を蓄えておけば

不作の年でも飢えをしのげる。
いつでん こげんして

みんなで助け合えばよか。

♬~

<そして 薩摩から
迎えがやって来る日が来ました>

♬~

西郷さぁ
薩摩から迎えが参られもした。

信吾。

兄さぁ。

迎えの使者ちゅうとは…。

おいじゃ。

兄さぁ…。

長い間
おやっとさあでございもした!

おはんこそ…。

よう無事じゃった!

信吾殿はエゲレスの軍艦に
乗り込んだとでごわすか?

はい。 みんなで物売りに化けて

船に乗り込んで そんまま
乗っ取ろうち思っちょったんじゃ。

(どよめき)

(土持)そいで?

目の前で見る黒船は そらもう
恐ろしか。 大砲一つだけでも

おいの乗っちょっ舟よりも
大きかとじゃ。 (どよめき)

そん黒船に向かって…。

「すいか~ すいか~。 すいかは
要りもはんか~!」ちゅうて。

エゲレス人も夏は暑かじゃろ。

すいかが食いたくなるんじゃ
なかかち。 そいで?

じゃっどん うまくいかんかった。
どっちも言葉が分からんでのう。

(笑い声)

みんな ほんのこて
お世話にないもした。

あいがとさげもした。

西郷さぁ。

あとは おいに任してくいやい!

土持どん おはんは命の恩人じゃ。

あいがとさげもした。

♬~

雪篷殿は
見送りに来なかったのう。

また酔いつぶれているんだろうか。
や あんま。

なんという
ご立派な方であったろう。

わが 20若ければ…。
あんま!

(笑い声)
≪(雪篷)西郷ど~ん!

西郷ど~ん!

雪篷さぁ!

西郷ど~ん!

雪篷さぁ~!

西郷ど~ん!

♬~

<沖永良部島を出た吉之助たちは
喜界島で新八を乗せ

一路 薩摩へ>

ん? おお… う~ん。

もう薩摩か? 蒸気船は速かなぁ。

愛加那!?

まだ夢を見ちょっとか。

(新八)吉之助さぁ。

信吾が気を利かして
大島に寄ってくれたんじゃ。

じゃったか…。

いや そげな…!

愛加那!
(愛加那)旦那様!

邪魔じゃったか。

(愛加那)旦那様~!
愛加那~!

愛加那に
謝らんにゃならんこつがある。

おはんは おいに
生きる力をくれた。

こん両手では
抱え切れんほどの幸せを

おいに教えてくれた。

じゃっどん… おいは
菊池源吾にはなれんかった。

すまん 許してくいやんせ。

おいのこつより民が大事。

愛加那…。

♬~

ありがっさまりょうた…

西郷吉之助様。

ありがっさまりょうた… 愛加那。

♬~

<愛加那 西郷どん…

今宵は ここらでよかろかい>

西郷が京へ参ります。
西郷吉之助か?

西郷?
西郷吉之助。

強き者が弱き者を守る。
それこそが政ではありませんか。

(ふき)西郷様。
無礼者!

薩摩を救ってくいやい
吉之助さぁ。

(糸)吉之助さぁ。
(慶喜)
何だか似てきやがったな斉彬殿に。

徳之島から 更に はるか南の…

西郷は この島で1年半に及ぶ
厳しい獄中生活を強いられました。

この島では二度と土を踏めないと
覚悟した西郷は

馬での移動を断り
およそ4キロの道のりを

牢まで歩いたといいます。

西郷が入れられた野ざらしの牢。

雨風に耐え 痩せ細っていく西郷を
救ったのが

監視役の土持政照でした。

土持がつくった座敷牢
体力を取り戻した西郷は

島の子どもたちに 学問を
教えるようになったといいます。

西郷の教えは やがて島民に根づき
島の発展に貢献する人々を輩出。

西郷への感謝を込め
神社が建立されました。

現在 地元の小学校では
西郷が牢獄生活を乗り越え

どう生きたか 島の記憶として
子どもたちに伝えています。

幽閉を解かれ
歴史の表舞台へと向かう西郷。

その志は
脈々と受け継がれているのです。