どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

植物男子 ベランダー 第9話 ドラマの原作・主題歌・キャストは?(見逃した方はネタバレ注意)

『よるドラ 植物男子 ベランダー(9)「“サマータイム・ブルース”の巻」』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 植物
  2. ベランダ
  3. 暑さ
  4. 君たち
  5. 勝負
  6. お前
  7. 笑い
  8. 丹下
  9. ジャスミン

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『よるドラ 植物男子 ベランダー(9)「“サマータイム・ブルース”の巻」』の解析用ソース(番組内容ネタバレ注意!)&EPG情報の引用

(セミの声)

♬~

<暑い。 暑すぎる。

これでは 植物より先に 俺が
くたばってしまうではないか>

<夏。 ベランダーにとっては 最も
やっかいな季節が やって来た。

今年も また 灼熱地獄と
闘わなければならないのか>

 

都会のベランダで植物の生育に一喜一憂する孤独な中年男をめぐるコメディー。いとうせいこう原作の名エッセイのドラマ化。男の悲哀を田トモロヲ抱腹絶倒の演技でお届けする

詳細情報
番組内容
盛夏のベランダはしゃく熱地獄。男(田口トモロヲ)は楓さん(岡本あずさ)の勧めでマンデビラという花を買うがあっという間に枯らしてしまう。そこで、酷暑に耐える花を求めて、夜の街へと繰り出した。目に留まったのは「BAR植物」という不思議な店。しばらくすると堅気ではなさそうな人物が入ってきた。最近ムショから出てきたばかりというその男こそ、植物の丹下(村上淳)だ。二人は植物への愛をかけてなぜか決闘する。
出演者
【出演】田口トモロヲ岡本あずさ安藤玉恵古舘寛治,テイ龍進,清水優,奥野瑛太,藤木修,村上淳松尾スズキ
原作・脚本
【原作】いとうせいこう

 

♬~

♬~

(2人)乾杯。

あ~! いや~ 暑いですね。
そうですね。

今年は また 猛暑になると
この間 ニュースで言ってましたよ。

何か 毎年
そういう事 言ってますよね。

もう これだけ暑いと
ベランダ出るの 嫌になりますね。

全くですね。 アチッ!

<8月 ベランダの床は

目玉焼きが出来るほどの
温度にまで上昇する。

人間にとっても 植物にとっても
夏のベランダは 生き地獄だ>

田中さん 何か 暑さ対策
やってますか? 植物の。

ああ。 僕は 昼間は
家にいない事が多いですから

夏場は 全ての鉢を
室内に取り込んでます。

朝は元気だったのに 帰ってきたら
枯れてたみたいな事が

しょっちゅうなんで。
なるほど。

あっ もう こんな時間だ。
論文 書かなきゃ。

今 何の研究
なさってるんですか?

ハハハハ! ああ…。

クローンコエの繁殖を
遺伝子レベルで制御する方法です。

(缶を潰す音)

<こいつ…
まだ 根に持ってやがる>

<よく 涼をとるなどといって
風鈴をぶら下げる輩がいるが

俺は違う。

熱湯を吸い上げて

自ら組織を破壊していく
植物どもの代わりに

次々と新しい鉢を投入し

見た目の清涼感を保つのだ。

酷暑地獄という現実から逃避し

あたかも 自分のベランダが
涼しげであると

思い込みたいのである>

<夏の暑さは
そんな俺の間違ったやり方を

正当化させるほどの
魔力を持っている。

俺が悪いんじゃない。
全部 夏が悪いのだ>

<寝ている時でさえ
安心できない>

<まいた水が
すぐさま熱湯に変わり

鉢が カップ麺のようになっている
悪夢に

うなされる事も しばしばだ>

カップ麺! あっ…。

♬~

<俺は 夏の暑さにあらがう
清涼感のある鉢を求めて

なじみの花屋に向かった>

♬~

<楓さんと会うのも 久しぶりだ>

いらっしゃいませ。
うわっ!

あ… どうも。
最近 いらっしゃらないから

お体でも悪くしたんじゃ
ないかって心配してたんです。

いえ 至って元気です。 はい。
よかった。

あの… 先日は
どうも ありがとうございました。

いえ 僕は そんな…。

<あの小説家と まだ
つきあっているのだろうか?

いや よそう
そんな事を考えるのは。

楓さんは 楓さんだ>

今日は 何か お探しですか?

あ はい。 涼しげな花は
ないかなと思いまして。

涼しげ。 そうですね…。

あっ。 でしたら
マンデビラなんか いかがですか?

暑さにも強いですし。
あ~ いいですね。

<つる性の熱帯植物。

花の形が風車みたいで
確かに 涼しげだ。

こいつなら
あの灼熱のベランダに

涼を運んでくれるに
違いない。

だが 久しぶりに 店に来て

すぐに買うのも 何だか
かっこ悪いと思った俺は

一応 ほかの花も
吟味したいという体で

話を持っていく戦法に出た>

あの~。
いいから 早く買いなさいよ。

は~い。 これ いくらですか?
あ…。

3, 780円です。
あっ お手ごろですね。

では これで。
これで。 はい。

<俺は 早速
マンデビラを ベランダに置いた>

<うん いいじゃないか。

…と思ったのも つかの間

2~3日すると すぐに
ぐったりしてきやがった>

<この暑さ やはり尋常ではない>

マンデビラ! 何じゃ こら!

<やがて 夜が来て 俺は
灼熱のベランダから解放される。

夏の夜風に吹かれながら
ビールでも飲みたいところだが

エアコンの室外機から吹き出る熱風が
俺の欲望を阻む>

<俺は
夜の街へ繰り出す事にした。

当てもなく さまよう俺は

都会の獣と化し
感覚を研ぎ澄ませる。

どこかに この酷暑に耐えうる
強者はいないものか>

<しばらく歩いていると
看板が 目に入った。

「BAR 植物」。

あまりにストレートなネーミングに
仰天しつつも

俺は 入ってみる事にした>

♬~

<案の定
店内は植物だらけだったが

名前とは裏腹に そこは

不良たちが たむろする
実に おっかないバーだった>

♬~

<ダーツに興じる若者たちが
俺をにらむ。

「よそ者が来やがった」とでも
言わんばかりの冷たい視線。

俺は いささか ビビりながらも
カウンターに腰掛け カクテルを注文した>

いらっしゃいませ。

ジンライム

かしこまりました。

<ちなみに カクテルを飲む時も 俺は

植物が入っているものしか
頼まない>

どうぞ。
サンクス。

<1杯飲んで
出ていこうと思った刹那

店のドアが 勢いよく開いた>

♬~

何者なんですか? あの人…。
シ~ッ!

丹下蓮司。
通称 植物の丹下。

以前 大事にしていた鉢を割った
組長を血祭りに挙げ

最近 ムショから出てきた男ですよ。

関わらねえ方がいいっすよ。

♬~

♬~(「夢芝居」)

よう~ 待ってました!
(拍手)

なぜ この曲を?

お前 手!

♬~ (手拍子)

<関わるなって言ったのに…>

蓮司さん!

♬~

(拍手と歓声)

♬「恋のからくり 夢芝居」

♬「台詞ひとつ 忘れもしない」

よっ!

♬~

<じめ~っとした梅雨も終わり

夏の日ざしが ますます
まぶしすぎる今日このごろ

皆さん
いかが お過ごしでしょうか?>

<今宵も 私のつぶやきに
おつきあい下さい>

<君たちは いつだって

地面に はいつくばるようにして
増えていく。

僕は 片ときも
忘れた事はないよ。

地味だけど
見る者を わびさびの世界に

いざなってくれる君たちを>

<盆栽だって 君たちのおかげで
その姿が輝くじゃないか。

自らを主張せず

主役を生かす事に徹する
その姿は

まさに 植物界最強の脇役

川谷拓三>

<僕は知っている。 君たちは
ばい菌を寄せつけないほど

高い抗菌性を持ち

そのため 第1次世界大戦時には
脱脂綿の代用品になった事を>

<ああ コケ! コケ!

コケティッシュ

時には 自らの命を顧みず

鉄砲玉となって 敵に
突っ込んでいく拓ボンのように

ワニの体をも覆う強者も
いるという>

<京都の西芳寺

そんな君たちで
あふれてるそうじゃないか。

シルクのベッドよりも
肌触りがよさそうな

緑の絨毯よ。

一度でいいから 僕は そこで

寝てみたい…>

♬~

マスター。
はい!

モヒート。
はい。

アルコールは…
抜いてくんねえかな。

ありがとうございます。

♬~

<モヒートか。

やつも 植物系カクテルを頼むとは。

植物の丹下… できる男だ。

俺は ジンライムを一気飲みして
店を出ようとした>

<こ これは…>

<つる性の常緑植物で
夏に強いと評判の花だ。

こいつをベランダに投入すれば

さぞや 涼しく見えるに
違いない。

俺は 恐る恐る聞いてみた>

あの~ それ
マダガスカルジャスミンですよね?

よく知ってんな。
あんた 植物 好きかい?

ええ まあ。

あの~ それ
どこで 手に入れたんですか?

近所の花屋で
1個だけ残ってたんだ。

カツアゲなんかしちゃいねえよ。
ちゃんと買ったんだ。

もう ムショは こりごりだからな。

<昼間の暑さに やられていたのか。
それとも 酔ったのか。

次の瞬間 俺は 自分でも
予想だにしなかった事を

口走っていた>

あの~ それ 頂けませんか?
あっ あ…。

<その瞬間 空気が凍りついたのが
分かった。

いや だから
俺が悪いんじゃない。

そう言わせた 夏が悪いんだ。

…と心の中で叫ぶも
時 既に遅し。

ダーツの男が
俺に つかみかかってきた>

てめえ! 誰に 口きいてんだ!

おめえは黙ってな。

右拳に 全体重を乗せ

まっすぐ
目標を ぶち抜くように…。

打つべし!
おおっ!

すいません! すいません!
打つべし!

打つべし!
すいません! すいません!

ふん…
あんた いい度胸してんな。

植物の丹下に向かって
植物よこせとはな。

俺も 随分 なめられたもんだ。

いえ あの~
そんなつもりじゃないんです。

あまりにも その花が
すてきだったもんで…。

あんたに…!

あんたに
こいつのよさが 分かるのかい?

いいだろう。 やるよ。

ただし…

俺と勝負して 勝ったらな。

<勝負?
こんなやつに勝てる訳がない。

だが 男には
負けると分かっていても

やらなければならない時がある。

夏の暑さで疲弊した
俺のベランダを強化するために

何としても あの鉢を
手に入れなければならない>

い…。
どうした?

やるのか?
い…。 やらないのか?

いいでしょう。

表へ出ろ。

♬~

置いてったの?

忘れていったの?

おい。

そうだよね…。
そういう事だよね。

行ってきま~す。

あいつ 殺されるぞ。

♬~

<俺は やつに続いて 店を出た。
すると…

そこは なぜか
西部劇の世界に変わっていた>

お? ええ~!?

あっ 眼鏡してるし。

うわっ 長っ!

あっ イテッ。

<俺が クリント・イーストウッドなら

やつは さしずめ
リー・ヴァン・クリーフといったところか>

♬~

だっさ!
何で お前だけ 保安官なんだよ。

「トイ・ストーリー」のウッディかよ!
すいません。

お前 俺より
かっこよくなってんじゃねえよ。

ルー・ダイヤモンド・フィリップスかよ。
あっ 「ラ・バンバ」の?

「ヤングガン」だよ!
あ… すいません。

♬~

勝負は 植物しりとり。

より多くの植物の名前を
言った方が勝ちだ。

いいな!?
はい!

♬~

ああ…。

♬~

俺から いくぞ。

ほう~。
なかなか やるじゃねえか。

俺も そろそろ 本気出さねえとな。

あ 危なっ!

<スイレン スイセン スズラン…。

いかん。
どれも 「ン」がついてしまう>

どうした? もう 終わりか?

ス ス…。

スターチス

<イソマツ科の1年草。

ドライフラワーに最適で
水や肥料を やり過ぎると

茎が ヒョロヒョロに伸びてしまう
繊細な花。

しかも また
「ス」で返してくるとは…。

あの男 ただ者じゃねえ>

うっ! あ…。

スパラキシス…。

<エキゾチックな花を咲かせる
アヤメ科の球根植物。

色は豊富で 性質は丈夫だが
やや寒さと多湿に弱い。

しかも また 「ス」で返してきた。

植物の丹下 さすがだ>

♬~

[ 心の声 ]
なんて すげえ決闘だ!

次だ!
次の一手で 勝負が決まる!

♬~

お前 何 食ってんだよ!
あ すいません。 お前!

お前も ジュースとか飲んでんじゃ
ねえよ! すいません!

(スローモーションで)お前も
ジュースとか飲んでんじゃねえよ!

(スローモーションで)すいません!

♬~

ス ス ス ス ス!
あっ! あっ! あっ!

あ…。 し… 知らねえ。

あっ 相変わらず 危ねえ。

表面に
金属のような光沢のある

ミャンマー原産の観葉植物さ!

俺より詳しいやつがいるとは…。

負けたよ。

♬~

<勝負は 紙一重の差で
俺が勝った。

だが この息詰まる死闘を通じて

俺たちには
奇妙な友情が芽生えた。

そして
肩を組んで 夕日に向かって

歩いていったのだった>

(笑い声)

(泣き声)

(笑い声)

(2人)あ~!

(笑い声)

はい!

(笑い声)

♬~

ちょっと お客さん。

閉店ですよ。 閉店。
あ はい。 すいません。

<あれは 夢だったのか…。

カウンターを見ると
マダガスカルジャスミンが置かれていた>

<何はともあれ

日光に強いと評判の
マダガスカルジャスミンを手に入れたのだ。

こいつなら この酷暑地獄に
打ち勝ってくれるはずだ>

<しかし 何日かたつと
やつは 花をポロポロと落とし

朽ちていった。

どういう事だ。

日ざしに強いんじゃなかったのか>

♬~

<俺は ふと ほかの植物を見た。

すると どうだ。

新しく投入したやつらの
体たらくをよそに

古豪どもは
意外なほど 元気だった>

<俺は この暑さで 自分を見失い

やつらの生命力の強さを
見過ごしていたのだ>

<今年の夏は 長そうだ。

全国のベランダー諸君。
俺も こうしてやっている。

苦労しているのは
君らだけじゃない。

たとえ 全部 枯らしてしまっても
君たちは悪くない。

そう。 全部 夏が悪いのだ>

アチッ!

♬~