どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

Missデビル 人事の悪魔・椿眞子 第2話 ドラマのキャスト・主題歌は?(見逃した方はネタバレ注意)

『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子#02』のキーワード出現数BEST10

  1. 喜多村 19
  2. セクハラ 18
  3. 小早川 17
  4. 会社 15
  5. 浅岡部長 15
  6. 頑張 13
  7. リストラ 12
  8. 営業部 12
  9. 夏月 12
  10. 沖津 11

『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子#02』の番組内容&EPG情報の引用(ネタバレ注意!)

(伊東千紘)
本社採用の新人研修ですが

今年は 外部よりエキスパートを
お招きすることになりました。

椿 眞子です。

研修中の新入社員
30人以上が退職願を…。

 

営業の花形・第2営業部に研修に行くことになった博史(佐藤勝利)。しかし眞子(菜々緒)は研修中にリストラ候補を一人選ぶよう博史に命じる。

詳細情報
出演者
菜々緒佐藤勝利(Sexy Zone)、木村佳乃和田正人、白石聖、鶴見辰吾船越英一郎西田敏行 ほか
(2話ゲスト)中越典子神保悟志チャンカワイ鈴木拓
番組内容
「Miss デビル」こと眞子(菜々緒)がリーダーとして社員のリストラを推進する「人材活用ラボ」に配属された博史(佐藤勝利)の初仕事は、第2営業部での研修。しかし研修とは名ばかりで、眞子の目的は博史に第2営業部からリストラ対象者を選ばせることにあった! 博史は、部下の夏月(中越典子)にセクハラしている部長の浅岡(神保悟志)にターゲットを絞るが…!!
監督・演出
【演出】佐久間紀佳
原作・脚本
【脚本】山浦雅大
音楽
【音楽】井筒昭雄
【主題歌】安室奈美恵「Body Feels EXIT(from AL「Finally」)」(Dimension Point)
【挿入歌】Sexy Zone「イノセントデイズ」(ポニーキャニオン
制作
【プロデューサー】森雅弘、本多繁勝(AXON)
【製作著作】日本テレビ
【制作協力】AXON

 

(大沢)
私のほうにも連絡が来たよ。

どうして そこまで彼女に?
(大沢) 椿さんはね

今の共亜火災に一番必要なものを
もたらしてくれる。

(喜多村)
容赦なく 人を切り捨てる

ミス デビル。

(斉藤博史) 僕は こんな
ゲームみたいなことをして

誰かの人生を変えるために
ここにいるんじゃ ない。

あなたには…。

会社を辞める権利があります。

失礼します 今日から
配属になりました 斉藤…。

ど… どうして?

私が任命されたの。

この新たに設立された

人材活用ラボの室長として。

ど… どうして…。

(沖津) ん? 何が。

あの人です!

椿さん どうして ここに…。
(沖津) チッ ん~。

あの奥の美人
新人研修で何やったよ?

新入社員50人を10人にした。

ビンゴ!
そのクビ切り役としての腕

社長に買われたってことだろ。

えっ けど ここは

「人材活用ラボ」って。

(キーボードを打つ音)

(栞奈) 「社内における
優秀な人材の活用を模索

研究することを目的として設立」。

(栞奈) 部長クラスに送信された
メールは こんな感じ。

(沖津) そんなの建前!
このご時世だぞ?

リストラ社員の下調べとか
そんなことさせられるんだって。

ってか
何で そんなメール見れんの?

ええ いろいろ。

(優梨子)
はっ! そのために私達が

集められたんでしょ?

(国本)
まぁ 僕は 何でもいいけどね。

(沖津) ぴったり過ぎるだろ?

あの悪魔みたいな女がさ

クビ切り部署のトップ。

全然 表情を変えずに
切り捨てるんだよ。

あんな人間の下で働くなんてよ
たまんねえよな~。

(喜多村) 彼女が
室長に就任したそうですね。

はい。
(喜多村) あ~ あなたもね

いろいろ思うところ
あるんでしょうけど。

あくまで
この人材活用ラボってのはね

まぁ 人事部内の組織ですからね。

だから
人事部長である あなたが

上役であることに
変わりは ないわけだから。

まぁ しっかりと
やってほしいなと思います。

はい ありがとうございます。
(喜多村) はい。

(瑞希)
お聞きして よろしいですか?

ん?

(瑞希) どうして彼らが
メンバーになったのでしょうか?

今に分かる時が来るよ。

ハァ…。

(関内) 斉藤 疲れた顔してるな。

え? あっ… いや まぁ。

(南雲) ダメだよ
新入社員は もっと こう

エネルギッシュ!みたいな感じで
行かないと。

何だよ それ。
(真冬) 賛成だけど。

けど 南雲君
研修で あれだけ心配かけといて

ケロっとし過ぎじゃない?

その節は
大変 失礼いたしました。

ですが おかげさまで
もう すっかり元気になりました。

よかったよ
ケガも大したことなくて。

ホントだよ 奇跡だよ。

でも 膝のケガは結構エグい感じで
パックリ行ってますけど。

見ます? 見る? 見ない?
見ない 見ない…。

いいわね にぎやかで。

伊東部長。

会長がお待ちです
行きましょうか。

(喜多村) はい。
失礼いたします。

(喜多村) はい。
新入社員の方々を

お連れいたしました。
あ~ どうもどうも ようこそ。

失礼します。
(真冬) 失礼いたします。

(喜多村) はい どうも ようこそ。
わぁ~ すごい!

こんな会長室だったなんて。
ハハハ。

まぁ 年寄りのね 道楽ですね。

それに あなた方のような
新入社員がね

この会長室に初めて来て

驚く顔を見るのが私の楽しみ。

アハハハ…!

ようこそ ようこそ はい。

(柴崎) どうぞ。

窮屈じゃないかな?
狭くて ごめんなさいね。

いえ そんな。
アハハ。

藤堂さんだよね?
はっ…。

あなたは どこの部署に
配属になりましたか?

覚えてくださって光栄です
私は総務です。

総務か いや~ 総務はね

会社の中枢ですからね
頑張ってね。

ありがとうございます。
(喜多村) はい。

関内君だよね?
はい。

あなたは どこですか?
ぼ… 僕は経理です。

経理経理も会社の中枢だよ
頑張れ!

(南雲) はい!
はい。

南雲陽一と申します
営業部に配属されまして

エネルギッシュに
頑張っております。

お~ いいねいいね そうか。

営業もね 会社の中枢ですよ
頑張れ~!

会長 中枢が
たくさん あり過ぎかと。

あ~ そうか
3人とも中枢に行っちゃった。

ハハハ そうかそうか
ハハハ… そうかそうか。

え~ 斉藤君だよね?
はい。

斉藤君は どこの部署ですか?

僕は じ… 人材活用ラボに。

人材活用ラボ
お~ そうかそうか。

はい。
(喜多村) 頑張ってね。

あそこはね
新設の部署ですからね。

大仰な言い方をすればね
あなた方の頑張り次第で

この共亜火災保険の
歴史にですね

人材活用ラボの名を
刻み込むことができるわけだから。

頑張れ!

頑張ります。
(喜多村) あ~ いいね。

第2営業部… ですか?

社内研修に行ってもらいます。

人事部員たるもの
社内のことをよく知る必要がある。

承知しました。

頑張って来ます。
もちろん

ただの研修じゃないことは
分かりますね?

あなたは 第2営業部から

リストラとなる人物を
1人 選び出す。

つまり そこにいる誰かの
会社人生を

終わらせる… ということ。

どうして 新入社員の僕が
そんなことを…。

決まってるじゃない。

あなたが… 優秀だからよ。

ネクタイが曲がってる。

期待してるわ。

斉藤博史君。

<悪魔は時々

僕を見て ほほ笑む>

<僕は ただ

視線を合わせないことに

必死で…>

♬~

 

失礼します 浅岡部長。

(浅岡) あ~! 君が斉藤君か。
はい。

話は聞いてるよ。
よろしくお願いします。

(浅岡) おい みんな
ちょっと聞いてくれ。

今日から
うちで研修することになった

人事部の斉藤君だ。

新入社員だから 温かく厳しく
教えてやってほしい。

期間は2週間と短いので…。

《つまり 僕は2週間で
この部署の誰をクビにするか

決めなきゃいけないってこと》

(夏月)
まずは会議資料をまとめるのを
手伝ってもらおうかな。

はい。
ここが あなたのデスクね。

あっ 自己紹介が
まだだったわね。

小早川です よろしく。
よろしくお願いします。

いろいろな部署を回るのは
人事部のあなたにとって

いい経験になるわね。
はい 頑張ります。

児島君 何度言ったら分かるんだ。

こんな見積書で
相手を口説けると思ってるのか?

(児島) すいません。
数字も間違いだらけだし。

早く作り直して。

(キーボードを打つ音)

(喜多村) 大沢社長 あなた
ボウリング お好きですか?

(大沢) ボウリングですか?
(喜多村) うん。

随分 長いことやってませんね。

あ~ そう ハハハ…。
(大沢) ええ。

あの ご存じ?

ボウリングのね
起源をたどってくとね

古代エジプトまで
行っちゃうみたいですよ。

はぁ~!
うん。

何でも
宗教の儀式だったみたいね。

このピンがね 悪魔なんですよ。

ほいで この悪魔を…。

こうやって倒すことができたら

災いは やって来ないという。

うちの会社にも とびっきり美人の
悪魔が入って来た…。

椿さんのことですか?
(喜多村) うん。

彼女は何者ですか?

どうして うちの会社に
入ったのかしら?

答えは簡単です。

彼女は とても優秀な
コンサルタントであり

今の共亜火災に必要なんです。

だから 私が招き入れました。

クビ切り役として?

つまり 会長も その役目が

必要と
お考えということですね?

ハハハハ どうだろうね?

ヘヘヘヘ…。
フフっ。

今日は予定が非常に
詰まってまして

申し訳ありませんが これで
失礼します ごちそうさまでした。

(喜多村)
いやいや わざわざ ありがとう。

(喜多村) 柴ちゃん 柴ちゃん
(ドアが閉まる音)

こうなったら
直接 彼女から話を聞きたいね。

(柴崎) かしこまりました。
(喜多村) 何とかして~。

はい。
(喜多村) ワン ツー スリー…。

9頭身はあるよな。
(柴崎) ご本人の前で それは…。

あっ そう。
(柴崎) はい。

ハァ…。

この中から選べって
いわれてもな。

《小早川さん

優しい人だな》

《あの 悪魔みたいな人とは
えらい違いだ》

(足音)

フフフ…。

あっ…。
どう? ちゃんとやってる?

えっと… 人材活用ラボ。

うん まぁ。

でも正直 リストラ候補を
選ぶんで大変だけど。

リストラ?
あ~!

何でも… 何でもない。

そっちは どう? 総務部は。

うん…
とにかく忙しくて大変かな。

覚えなきゃいけないこと
たくさんあるし。

そっか。

《いいな 俺も そういう
普通のことで悩みたい》

ねぇ いろいろ話したいし
今度 ごはんでも食べに行こうよ。

《えっ 2人っきりで… 食事?》

どうかした?

あ~ 何でも。

じゃあ 連絡するから。
うん。

《バ~カ 向こうは
ただの同期としか

思ってないんだから》

失礼します。

おっ うわ~ わざわざ
すいませんね おいでいただいて。

カッコいいな 今日も。

えっと 1頭身 2頭身…。

(柴崎)
会長 セクハラとなりますので。

あ~ そうかそうか。
ご用件は?

私 あの~

話が回りくどいですよって
よく この

秘書の柴ちゃんからも
言われるんですけれども。

え~ 率直に伺いますね。

えっと あなたは

ボウリングは お好きですか?

(せき込み)
(喜多村) あ~ そうか。

ボウリングから持って来ようと
思ったんだけど

あ~ そうか はい すいません
ちゃんと伺いますね。

私は一応ね あの~

隠居の身では
ありますけれども。

まぁ 私の経営哲学というか

1つ 心に決めていることが
ありましてね その…。

「全ての社員は家族である」。

あっ いや~ さすがですね。

そうなんですよ。

私にとって 全ての社員は
家族なんです。

私の息子であり 娘であるんです。

まぁ できの悪いコもいますよ。

だけどね 子供ってのは
かわいいもんですよ。

ですから
その かわいい子供達をね

あなたが切り捨てる
ということになると

私も 心穏やかには
ちょっといられないかなというか。

ですが 悪いコには
お仕置きが必要では?

あっ そうか へぇ~。

いや~ でもね

お仕置きをするとしても

それは

親である私がすることで

少なくとも
あなたじゃないでしょう。

アハハ。

何か ボウリングの話 したら
したくなっちゃったな~。

ハハ… 今度 一緒に
行きませんか? ボウリング。

私ね ちなみにスコアはね…。

結構です。
あっ… あ そう。

(ドアが閉まる音)

(振動音)

もしもし。

(斉藤 修) どうだ仕事は 順調か?

うん…。

まぁ 何とか。
(修) 時間の無駄だ。

強がるのは なしな。

ちょっと しんどいかな。

(修) しんどくない新入社員
なんて どこにいるんだ。

新設された部署に
配属されたんだろ?

うん。

正直 他の同期が
うらやましいっていうか。

あれ 何で知ってんの?

そのこと。

かあさんに話したんだろ?

それで俺が…。
いや。

話してないと思うけど…。

(斉藤 茜) ねぇ 東京の満員電車
って すごいんでしょ?

ギュ~ギュ~詰めで
足つかなくて

体 浮いちゃうんでしょ?

あ~ もう浮く浮く 浮くよ
俺なんて もう毎日 浮いてる。

ウソ ヤバい
ちょっと乗ってみたいかも!

あ~ 斉藤君 斉藤君
これ シュレッダーかけといて。

はい。
よろしく。

じゃあ そっち終わったら これも。
分かりました。

<第2営業部に来て
5日がたった>

<正直 忙し過ぎて
誰かを選ぶどころじゃないけど>

何か 君って不思議だよね。

え?

うちの部に すぐ なじんで。

普通 新人来ると
結構 気ぃ使って

仕事 振れないんだけどさ
君にはジャンジャン。

いや 昔から

そんな感じっていうか。
え?

実家でも よく妹から
こき使われていて。

ハハハっ 何か 目に浮かぶ。

これから
いろんな部署 回るんでしょ?

あなたなら どこに行っても
大丈夫じゃないかな。

そんなことは…。
(夏月) フフフ…。

随分と…。
(夏月) あっ。

伸び伸びと
仕事をしているようですね。

椿さん。

この部署のことも

だいぶ分かって来たのでは?

斉藤の上司の椿です。

どうも。

浅岡部長。

斉藤が
お世話になっていますので

ひと言 ご挨拶をと思いまして。

あ~ どうも。

優秀な人材なんで
助かってますよ。

そう言っていただければ
斉藤も喜びます。

では。

(夏月) あなたの上司って
なかなか独特な人ね。

あ~ いや~。

まぁ…。

おい 児島君。

頼んでおいた提案書は?

(児島) あっ 明日には何とか。

勘弁してくれよ
それじゃ間に合わないじゃないか。

すいません。
チッ。

♬~

児島昭利さん… ですか?

はい そうです。

リストラ候補を挙げるなら

その人が
一番いいんじゃないかと。

その根拠は?

あ… 明らかに

児島さんは
仕事ができないというか。

浅岡部長から…
他の社員からも怒られていて。

完全に
あの部から浮いてるんです。

では…。

児島をリストラする

それで よろしいですね?

僕が決めるんですか?

ええ。

いや あの あくまで僕は
候補を挙げるだけっていうか。

実際 決めるのは 椿さんかと。

いえ あなたです。

児島は
2005年入社。

経理部 商品部を経て
第2営業部に配属となっています。

出身は横浜 最終学歴は
関東第一大学・経済学部 卒業。

昨年度の年収は 772万。

2011年に
同僚だった女性社員と結婚。

現在 4歳の娘がいます。

住所は 東京都板橋区大山
2014年に 2LDKの新築マンション

4200万円で購入
ローンが残り27年。

どうして… そんなことまで。

児島夫人は現在 専業主婦。

児島家の収入は
児島昭利にかかっています

職を失えば
ローンの支払いが滞り

生活費が枯渇することは
容易に想像できます。

あなたは あなたの決断で

児島昭利をリストラする

それで よろしいですね?

あの ちょっと待ってもらっても
いいですか?

何だか 自分が本当に

児島さんの人生を
終わらせるような気がして。

なるほど。

つまり あなたは

自分の言葉に 何の責任も持たずに
発言している。

そういうわけですね。
いや そんなつもりじゃ…。

じゃあ どんなつもりだと?

あなたが
共亜火災保険の社員であり

給与が発生している以上
会社に貢献する義務があります。

何もしないで のうのうと
給与を貰うなんて許されない。

それが嫌だというのなら

退職願を出して 去る。

その選択をしてください。

ごめんなさいね。

正論過ぎる意見で
何の面白みもない。

だけど あなたのような人には

正論をぶつけるのが 一番いい。

《もう一度 誰を選ぶか
しっかり考えないと》

(振動音)

もしもし。

ねぇ 斉藤君 今日 時間あったら
ごはん どう?

えっ…。

あっ いいけど。
あ~ よかった。

じゃあ お店に直接 来てくれる?

前から行きたかった所があって。

うん 分かった。

《ちょっとくらい いいだろう》

《彼女に会って
少しでも癒やされれば…》

よう 斉藤 お疲れ!
疲れた顔してんね。

何で お前らまでいるんだよ。

え? もしかして 藤堂さんと
2人って思ってたとか?

そんなんじゃないから。
(真冬) 何? 何の話?

いや別に何でも… 何でもない。

でっ どう? 仕事は。
人材活用ラボって

結局 何をする所なわけ?

何って…。

まぁ いろいろ。

人事のこと全般みたいな。

ふ~ん 頑張ってるんだ。

必死だけど…。

今日も上司に散々 説教された。

どんな人なの? その上司。

コンサルタントの 椿さん。

(関内:南雲:真冬) え!?
それ ホント?

あの悪魔みたいな?
っていうか 悪魔そのものだろ!

そうなんだよ
その悪魔が なぜか俺の上司なの。

それで さっきもさ

「何もしないで のうのうと
給料 貰うなんて許されない」

…とか説教されて。
(南雲) それは正論だろ。

椿さんが正しい。
だね。

うん。

そこは も… もっと こう
味方になってよ!

(南雲) ハハハ…。
(関内) なれません。

(ノック)
ちょっと いいかしら?

斉藤博史君が第2営業部に
行っていると聞きました。

まさか 彼を使ってリストラ候補を
選んでるんじゃないわよね?

だとしたら 何だと?
アッハハハ…。

あきれた アハハハ。

新入社員だからこそ
できる仕事もあります。

それに 人材の育成も

私の重要な仕事です。

育成? 育成って

あなたみたいな クビ切り役を
もう一人つくるっていうこと?

カンパイ!
(真冬:関内:南雲) カンパ~イ!

あなたのやり方では
この会社は決して上を向かない。

マイナスを切り捨てるより
今あるプラスを最大限に生かす。

これも人事の重要な仕事よ。

否定はしません
考え方の違いでしょう。

社長と結び付いていようと
関係ない。

私は 人事部長として
社員を守るわ。

確認 お願いします。
はい ありがとう。

あっ これ コピー10部 お願い。
はい。

ハァ…。

《誰を選べばいいのか
正直 全然分からないよ》

《けど やらなきゃ マズいし…》

《っていうか 何で俺が こんなに
苦しまなきゃいけないんだ》

何だ?

「小早川夏月は

浅岡部長からセクハラ…」!?

(浅岡) あ~ 小早川君。
(夏月) はい。

この間の企画書
なかなか良かったよ。

(夏月)
あ… ありがとうございます。

また この調子で頼むよ。

あっ!

あっ すいません。

何でもないです。

何? 話って。

いや…。

直接 聞くのは どうかなって
思ったんですけど…。

けど 他に思い付かなくって。

すいません。
ん?

その… 小早川さんが…。

えっ 何?

セクハラを受けてるって話が
ありまして。

浅岡部長から。

その… それが もし
もし本当だったら

とんでもないことだなって。

フッ フフフ…。

え~? やだ 何それ 完全なデマ。

え?

そうなんですか。
(夏月) そうよ。

浅岡部長 強引だからね。

きっと敵も多くて 彼のこと
はめようとしてんじゃない?

セクハラなんて
あるわけないでしょ フフっ。

そ… そうですよね 僕も
そうは思ってたんですけど…。

(夏月) もういいかな?

あなたも うちの部署にいるの
あと少しなんだから。

しっかりね。

はい。

ハァ…。

(沖津) ん? あれ
どうしたんだ? お前。

沖津さん。

(沖津の鼻歌)

(沖津) はいよ。
どうも。

え?
え?

え?

あ~ すいません。

幾らですか?
150円。

150円。
(せき払い)

(小銭が落ちる音)
あっ すいません。

(沖津) で? 何があったんだ?

あの 第2営業部に小早川さんって
方がいるんですけど…。

(沖津) あ~ 小早川さんな
あ~ いいよな~。

割と美人で 優しそうな感じでさ。

お前 手ぇ出すなよ?
確か旦那も うちの会社だから。

出さないですよ
っていうか よく知ってますね。

大したことないって。

で? その小早川さんが?
(缶を開ける音)

その小早川さんが…

浅岡部長から セクハラ受けてるって
話があったんですけど。

浅岡部長か… あ~ どうかな~?

あの人 仕事できるし

二枚目だから女性社員の人気も
高いけど…。

中途で うちに入ってるから
おかしなことしないと思うけどな。

大したことありますよ
その情報能力。

ん? そうか?

まぁ そうですよね 小早川さんも
セクハラないって言ってたし。

まぁ つまり あれか?
浅岡部長がセクハラしてたら

迷わずクビ切れたって
そういうことか?

いや そんな
そんな ひどいことは…。

まぁ でも リストラする候補が
いないんだったら

しょうがないんじゃねえの?

はぁ。

《確かに 沖津さんの言う通りだ
浅岡部長のセクハラは デマ》

《正直 誰を選ぶべきかは
分からない》

《だったら それを
逆手に取って…》

何ですか? これは。

第2営業部に関する資料です。

第2営業部は優秀な部です。

これまで一度も
赤字を出したこともない。

それを踏まえて
僕が出した結論は

リストラをする必要は なし
ということです。

なるほど。

よくまとまってます。

表面的には。

成績を残していない児島も
周りのレベルが高いので

そう見えるだけといえます。

他部署の同期の成績と
比べた場合

明らかに劣るということは
ありません。

それに 浅岡部長がセクハラをしている
という情報がありましたが

それは デマだということが
分かりました。

そう セクシュアルハラスメント
デマ…。

はい なので 第2営業部から
リストラを出す必要はないかなと。

では この映像は どう説明を?

(夏月) こういうの困るんです
何度もメール送って来て。

(浅岡) 何度もって
そっちが返事して来ないからだろ。

(夏月) あんなメール
返しようもないじゃないですか!

何で? 君さえよければ

こっちは すぐにでも
ホテル行くんだからさ

分かるだろ?

やめてください。

この映像は?

(浅岡) うちの部が
営業の花形だってことは

もちろん分かってるよね?

今更 他の部署に行くのは

寂しいと思うけどな~。

今たっぷり出てる残業代も

どっか行っちゃうよ?

ハァ…。

すいません
こんな映像 本人に見せて。

けど 浅岡部長から
セクハラされてるんですよね?

実はね…
私 ガンを患ってる夫がいるの。

え?

この会社の人
経理で ずっと休職扱い。

かなり進行してる。

食い止めるには
最新の化学療法が必要で

保険が利かないから高額なの。

そうだったんですか。

ねっ 分かるでしょ?

ここで セクハラされてるとかで
騒いで

おかしなことになったら困るの。

だけど
このままじゃ小早川さんが…。

会社に訴えましょう
ここに証拠があるし。

その… うまく説明できないけど

僕の上の人が

浅岡部長を辞めさせることに
協力してくれるはずなんです。

あとは あなた自身が証言すれば。

僕は あなたを救いたいんです。

分かった。

彼がしたこと ちゃんと告発する。

浅岡部長…。

小早川さんから
証言をもらえることになりました。

セクハラ上司なんて
必要ありませんから。

では 第2営業部からは
部長の浅岡を
リストラ対象とする。

それで よろしいですね?

はい。

♬~

♬~ (心電計の音)

あなた…。
♬~ (心電計の音)

♬~ (心電計の音)

♬~ (雷鳴)

♬~

(優梨子)
♬~ 頼まれていた資料です。

♬~

♬~ (雷鳴)

♬~

(雷鳴)

≪お待たせしました≫
ありがとう。

(足音)

お隣よろしいですか?

(浅岡) これは 斉藤君の…。

あぁ どうぞどうぞ 奇遇ですね。

よく来られるんですか?

ええ
気に入ってるお店なんですよ。

私は 雨宿りで入ったんですけど

ツイてましたね
お話がしたかったんです。

またまた そんなことを。

本当ですよ
もちろん仕事のこともですが…。

それ以外のことも いろいろと。

♬~


♬~

♬~ (ノック)

♬~ 失礼します。

♬~

それでは始めます。

これからのことは…。

(電子音)
全て録音させていただきます。

小早川夏月さん。

あなたは
第2営業部の浅岡部長から

セクハラ被害を受けている。

それは事実ですね?

いえ そんな事実はありません。

小早川さん!

ちゃんと証言するって
そう言ったじゃないですか!

なるほど。

セクハラなど なかった
彼が一方的に騒いでいた。

そういうことで よろしいですね?

ちょっと待ってください!

小早川さん
一体どうしたんですか?

セクハラは なかった。
でも証拠の映像は…。

お黙り‼

セクハラは なかった。

ということにしてでも

隠したいことが
あったんですものね。

それは どういう…?

旦那さんの治療には
莫大な費用が掛かりますから。

これは何の書類ですか?

小早川夏月さん。

あなたは
売上成績を伸ばすために

不正を行っていましたね?

顧客との契約をいったん解除し

また再契約をさせる。

そうすれば 倍の契約を取って
来たように見せ掛けられる。

これが証拠の書類です。

そんな…。

私も私なりに あなたのことを
調べていましたので。

あなたはセクハラを
告発することによって

自分に注目が集まることを
恐れていた。

注目されれば この不正が
明るみに出る危険性が高まるから。

全ては ガンに むしばまれている
旦那さんの治療費のためでしょう。

(心電計の音)

同情はします。

ですが
あなたが行って来たことは

重大な就業規則違反。

人事部の人間として
見過ごすわけにはいきません。

小早川夏月さん。

あなたには この会社を辞める
権利があります。

どうされますか?

♬~

♬~ (はなをすする音)

♬~

♬~ ハァ…。

♬~

♬~

♬~ (キーボードを打つ音)

悪魔。
♬~ (キーボードを打つ音)

♬~

♬~ (キーボードを打つ音)

♬~

小早川さん! あの…!

あの…!

僕は
あなたをどうしても助けたくて。

それで…。

けど 何も… 何もできなくて。

だから その…。

♬~

《いいはずがない
こんなんで いいはずが…》

《たとえ 小早川さんが
間違っていたとしても

もっと別のやり方があったはず》

椿さん!

(振動音)

(足音)

うれしいな。

会社でも私に会いたいだなんて。

昨日は もう少しっていうところで
帰っちゃったからね。

寂しかったよ。

その分 今日は…。

ん?

ぐっ! がっ!

あ~ 痛っ!

何すんだ! 痛っ!

これでセクハラがあったことは
私の身を持って証明できました。

証拠もバッチリ。

お前…!
お分かりですよね?

これ以上の愚行を
繰り返すようでしたら

どうなるのか?

お仕事 頑張ってください。

♬~

♬~ ハァ…。

♬~

ハァ…。

報告書 読ませてもらったわ。

そうですか。
ねぇ あなた

初めから知ってたんじゃないの?

小早川さんが不正を
働いていることも知っていた。

だけど下手に動けば気付かれて

証拠を消されてしまうかも
しれない。

だから警戒されない
新入社員の斉藤君を送って

その間に証拠を
固めてたんじゃないの?

買いかぶり過ぎですよ。

<小早川さんが会社を辞めてから
1週間たった>

<僕は そう簡単に気持ちを
切り替えられるわけもなくて…>

(夏月) 斉藤君?

小早川さん どうして今日は…。

荷物取りに。

そうなんですね。
(夏月) うん。

あの あの… この間は
ホントに すいませんでした。

僕が軽はずみだったっていうか。

もっと 他に方法が
あったんじゃないかなって…。

私 今 幸せよ。

え?

気付いたの
今の私と夫に必要なのは

残された時間を大切に大切に

一緒に過ごすことなんだって。

会社辞めて ようやく そのことに。

フフっ
あの怖い人のおかげかもね。

え?

♬~

♬~
じゃあ 頑張って。

♬~

(喜多村の声) 子供の頃ね
母親が作ってくれる

ぜんざいが もう大好きでね。

まぁ 今で言う
スイーツなんていうものは

ない時代でしたからね。

だから
ぜんざい作ってもらった時は

もう うれしくて うれしくてね。

一気に かき込んでね
お腹パンパンにして。

結果 苦しくて苦しくて
悶絶してました ハハハ…。

(柴崎) 会長 お話が やはり
回りくどいかと。

あ~ 失礼失礼 失礼しました。

いや 私は まぁ
何を言いたいかっていうとね

一見 幸せそうに
見えることでもね

果たして本当に幸せなのかどうか。

まぁ 逆もしかりということでね。

あなたは
そういったことを予見して

動いてたんじゃないのかなと
思えて来たんですが。

今日は午後に
早退を申請しておりますので

失礼いたします。

あ~ そう
いや それは残念だね。

いつでも来てくださいね。

あっ ちなみにさ 今日どちらに
お出掛けですか?

斧ヶ崎に。

斧ヶ崎。

♬~

♬~ 何者なんですか?

♬~ あなたは。

♬~

♬~ (大沢の声) 元気そうだな。

♬~ ≪ああ おかげさまでな≫

♬~ ≪どうしたんだよ 急に≫

♬~

何かあったのか?

今日は
息子さんの話をしに来たんだ。

<僕は その時
知るはずもなかった>

<あの人が うちの会社に来た
本当の理由を>

<そして 僕自身も

とてつもなく大きな渦に

のみ込まれようと
していることを>