どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしております。解析結果を公開しつつ関連商品も紹介します。解析結果の信憑性が確認できるよう解析用ソースも引用掲載しますので、見逃し番組の確認にも役立つ(ネタバレ)かも?

コンフィデンスマンJP 第2話 長澤まさみVS吉瀬美智子! 原作・主題歌は?(見逃した方はネタバレ注意)

『コンフィデンスマンJP #02 長澤まさみVS吉瀬美智子!リゾート王編』のキーワード出現数BEST10

  1. リゾート 29
  2. 桜田 25
  3. ボク 23
  4. 桜田リゾート 16
  5. 大野 15
  6. ダー 12
  7. 社長 12
  8. 武雄 11
  9. 五十嵐 10
  10. 水内 10

『コンフィデンスマンJP #02 長澤まさみVS吉瀬美智子!リゾート王編』の番組内容&EPG情報の引用(ネタバレ注意!)

(ダー子)「欲望は
満たされることを望まない」

(ダー子)
「欲望は 増殖することを望む」

「欲望は 無限だ」

「トーマス・セドラチェク」

美食の街 東京。

堪能されていることと思います。

 

天才詐欺師ダー子(長澤まさみ)が欲望まみれの美しきリゾート女王(吉瀬美智子)に挑む!ボクちゃん(東出昌大)に迫る危機!5億か、仲間か!?まさかの裏切り

詳細情報
番組内容
信用詐欺師のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人は、ロシアンマフィアを騙そうとして失敗し、命からがら何とか逃げ切る。この1件で危険な目に遭ったボクちゃんは、ダー子たちと縁を切ると宣言し、職探しを始めた。やがてボクちゃんは、ひなびた温泉町にある老舗旅館『すずや』にたどり着き、住み込みで働く機会を得る。
ところが、そのすずやは2年前に隣町に大手ホテルチェーン・
番組内容2
桜田リゾートが出来てから経営不振が続いていた。追い詰められたすずやの女将・操(本仮屋ユイカ)は、旅館を桜田リゾートに売却することを決意する。桜田リゾートの社長・桜田しず子(吉瀬美智子)は、経営難の旅館やリゾート施設を買い取っては見事によみがえらせ、業界の救世主とも呼ばれていた。しかしその裏では、収賄や談合、地上げと手段を選ばないやり口で、日本の観光を牛耳ろうとしていた。
操の前に現れたしず子は、
番組内容3
すずやの資産価値を0円と査定し、約束していた従業員の再雇用も反故(ほご)にしようとする。そのやり方に怒ったボクちゃんは、ダー子たちに協力を依頼し、すずやを救うためにしず子から金をせしめようと決意する。
その頃しず子たちは、カジノを中心にした国の統合型リゾート開発に食い込もうとしていた。それを知ったダー子は、猛勉強の末、桜田リゾートのインターンになり、しず子に接触するが…。
出演者
長澤まさみ 
東出昌大 
小日向文世 

〈第2話ゲスト〉
吉瀬美智子 
本仮屋ユイカ
スタッフ
【脚本】
古沢良太 

【企画】
成河広明 

【プロデュース】
草ヶ谷大輔 
古郡真也(FILM) 

【演出】
田中亮 
金井紘 
三橋利行(FILM) 

【音楽】
fox capture plan 

【主題歌】
「ノーダウト」Official髭男dism 

【制作】
フジテレビ

 

次に案内する店は
実は その本には載っていません。

何度お願いしても
断られてしまって。

なので 今回のビジネスにも
応じないでしょう。

でも ウラジミールさんには

どうしても
本物を味わっていただきたくて。

(ウラジミールのロシア語)

(ドミトリー)すしの名店
色々 行ったけど

ちょっと ここは
知らないとおっしゃってます。

知られないように
しているからです。

本物の名店に
大きな看板は必要ありません。

どうぞ。

(リチャード・ボクちゃん)
へい らっしゃい!

大将の六郎太さんは
この道 45年。

正統派の江戸前の継承者です。

半年先まで予約が取れません。
(リチャード)へい コハダ。

すっと すしが沈むでしょう?

空気が
閉じ込められているからです。

口に入れた瞬間

シャリが はらはらと崩れて
ねたと絡み合う。

これが 本物のすしです。

へい カンパチ。
あっ ハァ… あ~!

へい アナゴ。

んっ んっ んっ ん~!

(ボクちゃん)ホントに大丈夫かよ。

へい 漬け。

あ~ まさに芸術!

ここのすしは
他とは まったく違います。

食通のウラジミールさんなら
お分かりでしょう?

≪(ペンの落ちる音)

おい あちら お帰りいただいて。
(ボクちゃん)へい。

失礼します。

本日は お引き取りいただいても
よろしいでしょうか?

(ちょび髭)
何で? まだ途中でしょ。

申し訳ございません
お代は結構ですので。

帰りましょう。

お騒がせして すみません。
覆面調査員ね。

毎年 星を三つだか
くれるって言うんですが。

余計なこと言わなくていい。

すいません。

(ドミトリー)
三ツ星を断ってるんですか?

すし職人が欲しいのは
お客さんの笑顔だけですから。

へい 中トロ。

ん~!

ん~。

(ロシア語)

素晴らしい!
初めて 本物のすしと

すしマスター知った言ってます。

えっ? いやいや無理ですよ。

いやいや
この店は 絶対無理です。

何か?

つまり モスクワに出店する
ってことですか?

モスクワで本物のすしを出す。

それが
ウラジミールさんの夢です。

六郎太さんのすしを食べたら
もう 他は

考えられないとおっしゃってます。
いかがでしょう?

モスクワ六郎太。
親方。

せっかくですが。

(ロシア語)

自信がないのですか?

何ですって?
成功する自信がないのかと…。

冗談じゃねえ!

どこの誰だろうと
うならせてみせらあ!

(ウラジミール)ウハハハハ!

(ロシア語)

ますます気に入ったと言ってます。

(指の鳴る音)

(ドミトリー)2億円あります。

世界中の人に 本物のすしが
どういうものか伝える

六郎太さんにしかできない
お仕事だと思いますが。

この店のお客さんを
見捨てるわけには…。

親方。

この店 自分に
任せていただけませんか?

親方が 世界ですしを握る姿が
見てえんです!

命に代えても
この店 守りやすから!

モスクワで勝負してくだせえ!

何言ってやんでい!

泣かせんじゃねえよ! お前。

おめえに そこまで言われちゃ
お前

やらねえわけに
いかねえじゃねえか。

いっちょやってやるか。

モスクワ六郎太。
親方。

ありがとうございます!

やってくれるそうです。

≪(戸の開く音)

≪あんた方 ここで何してんの?

立ち入り禁止だよー。

このビル あした
取り壊しになるんだから。

駄目だよ 勝手に入っちゃ。

♬~

♬~

♬~

≪アハハハハ…!

≪やめろ 見つかる。
≪酸素ボンベ… 酸素ボンベない?

目に見えるものが真実とは
限らない。

グルメサイトの星の数は
信用できるのか。

温泉の効能は 根拠があるのか。

ゲレンデで出会った彼女と
目の前にいる彼女は

本当に同一人物なのか。

コンフィデンスマンの世界へ
ようこそ。

アッハッハッハッハ!

アーッハッハッハッハ!

実においしいピロシキだ。
ボクちゃん 何で食べないの?

何で食べられるんだよ。
乾杯じゃなくて反省する場面だろ。

ロシアのマフィアに
殺されるところだったんだぞ!

殺されなかったじゃん。
失敗しちゃったものは しょうがない。

まだ立て直せた! 僕は何とか
取り繕おうとしたのに

君たちは 僕を置いて
さっさと逃げたよね。

敵を引きつけてくれてるのかな
と思って ありがたいなあって。

ボクちゃん ああいうときは

とにかく自分が助かることを
考えるべきだ。

仲間のことは忘れろ。

ボクちゃんだって
たたき込まれてきたでしょ。

失敗したときに大事なことは?

助け合わないこと。
そう。

私たちは 家族でも
友達でもないんだから。

リチャード。
ん?

「もう年だから今回で引退する」

「老後をつつましく暮らすだけの
わずかな金が欲しい」

君は そう言った。
だから僕は手伝ったんだ。

そうだったね。

だが 君は
ヨットを買おうとしている。

引退なんて する気はないんだ!

(リチャード・ダー子)バレた~!

もう二度と僕を誘わないでくれ。

ダー子もだ!
金輪際 君たちとは縁を切る。

まあまあ ボクちゃん。
何も言うな!

もう何があろうと
この世界に戻ってくることはない。

今度こそ終わりだ。
待って!

寂しいよ。

家族でも友達でもないんだろ。

でも 恋人同士じゃん。
一番違う!

ボクちゃん…。
≪(ドアの開閉音)

どれぐらいで戻ってくるか
賭けない?

半年。
2カ月。

やった~!
アッハッハッハッハ!

相談とは何かな? ボクちゃん。
言ってみ 言ってみ!

真人間の暮らしをしようと決めて
職を探してるときにね

1枚のポスターが目に入ったんだ。

ひなびた温泉町の のどかな風景。

ここなら人間らしい暮らしが
できるんじゃないか。

直感的にそう思って
電車に飛び乗った。

住み込みで雇ってくれる
小さな老舗旅館を見つけて。

《こんにちは~》

(操)《あっ いらっしゃいませ》

《ようこそ
おいでくださいました》

すずやっていう
とってもすてきな宿でね。

《よいしょ~!》

文人墨客が愛した 伝統と歴史。

素朴な味わいの郷土料理。

和気あいあいとした仲間たち。

身も心も癒やす 昔ながらの温泉。

(操)《うわっ!》
《あっ》

(操)《フフッ》

僕は すっかり
すずやのとりこになってしまって。

ずっと ここにいたいなって
思うようになったんだ。

情報 はしょってる部分ない?
ないよ。

なら いいけど。
それで?

でも その
つつましくも穏やかな日々は

突然 終わったんだ。

《すずやを
売却しようと考えています》

ずっと経営不振が続いてたらしい。

特に 2年前に隣町に
大手ホテルチェーンの

桜田リゾートができてから

完全に そっちに
取られちゃったらしくて。

《皆さんのことは
全員 再就職できるように

お願いしてるので》

(多美)《どこですか?
どこに売却するんですか?》

桜田リゾートさんです》
(多美)《えっ》

桜田リゾートって あっちこっちに
どんどん出来てるやつでしょ。

経営難の旅館や
リゾート施設を買い取っては

見事に蘇らせてる。

《ようこそ おいでくださいました
桜田社長》

業界の救世主なんて言われてるね。

(しず子)《カビ臭っ》

何が救世主だ
あの女は 破壊者だよ!

相変わらず 熱いね。

従業員たちの話じゃ
桜田リゾートは 5年前にも

すずやを買い取りたいと
言ってきたらしい。

でも そのときは
丁重にお断りした。

そうしたら その直後から

すずやの悪評が
出回るようになった。

口コミサイトは
悪意ある書き込みであふれ

そこから 業績は一気に悪化した。

桜田リゾートが 裏で仕掛けた。
ああ そうさ。

すずやを手に入れるためにね。

≪(操)《これは…
どういうことですか?》

≪(大野)
《どこかご不満でしょうか?》

(操)《査定額がゼロって…》

《ここを タダで渡せと
おっしゃるんですか?》

(しず子)《ここを
冷静に査定した結果が

ゼロ円だったってことです》

《きしんだ床 まずい食事》

《フッ》

《センスのない内装
押し付けがましいサービス》

《無価値な伝統にあぐらをかいた
典型的な… あっ》

《「典型的な」なんですか?》

《ごみ旅館》

(操)《「すずや」という看板だけは
守ってくださる約束でしたよね》

《考えると言ったんです》

《まあ 考えた結果
変えようかなって》

《従業員は…》

《あの子たちだけは

全員 引き受けて
くださるんですよね?》

《スキルが うちの水準に
達してればの話です》

《まあ ざっと見たかぎり
絶望的だけど》

《女将さん》

(多美)《女将さん!
私 あんな所 行きません!》

桜田リゾートなんか嫌です》

《ずっと 女将さんと一緒です》

《多美ちゃん》

♬~

《フフッ ごめんなさいね》

《来てもらったばっかりなのに
こんなことになっちゃって》

《夫が生きてたら

こんなことにならなかったのかな
って思ったら…》

《悔しいやら 申し訳ないやら》

《フフッ》

《本当に
売るしかないんですか?》

《幾らあれば
売らずに済むんですか?》

《僕に
操さんの力にならせてください》

《幾らあれば ここを あの連中に
売らずに済むんですか?》

1億5, 000万
桜田しず子から取りたい。

は~い!
いいオサカナ 入りました。

桜田しず子さん 一本釣り。

大将 子猫ちゃん たくさん集めて
情報収集してもらって!

あいよ!

口の堅えアルバイトさんたちに
頑張っていただきやしょう!

どうせなら 1.5億と言わず

2億3億 どーんと頂きましょい!
あいよ!

桜田リゾート社長 桜田しず子。

短大卒業後 老舗旅館

桜田ホテルの跡取りと結婚して
若女将に。

つぶれかけてた桜田ホテルを
見事 再生させて チェーン展開。

そこから 快進撃の始まり始まり。

何でも欲しい しず子ちゃん。

欲しいものは
どんな手を使っても手に入れる。

(しず子)あれも。

あれが最後の1着でして。

あれ 私が予約しておいた服よね?

そうよね?

(店員)あっ はい。
申し訳ございません お客さま。

彼女に業界を追われた者は
数知れない。

破産 一家離散
命を絶った者までいるって噂。

彼女の目標は
この国の観光を牛耳ること。

実際 そうなる勢い。

まさに日本のリゾート王だ。

もちろん 政界にも食い込んでる。

≪(大野)おはようございます!

大臣とのアポは取れたの?
(大野)はい。

口コミサイトを操作するなんて
序の口。

収賄 談合 地上げ。

かなりヤバい連中も
使ってるって噂だ。

横井大臣と
パイプ つくれるかしら。

ハズバンドとは
完全に冷えきってる。

今や ヒモ同然で
毎日スナック通い。

期待を裏切らない人間像だ。

とっても仲良くなれそう。

さて どう釣り上げよう。

少なくとも
ダー子がハニートラップに

走る心配は しなくて済むね。

おいら 女もいけるけど。
いかなくて いい。

じゃあ しず子ちゃんが
欲しくて欲しくて たまらない

おもちゃでも売り付けましょうか。
ん?

それは ただ一つ
第二のマカオよ。

国の統合型リゾート開発か。

ザッツ ライッ!
カッジーノ イン ジャパン。

どこに造られるにせよ

毎年 数百億の利益を生む
といわれるビッグビジネス。

僕は 日本にカジノを造るなんて
反対だね。

金もうけさえできれば いいのか?
いいのよ!

ギャンブル依存症の問題だって
あるじゃないか。

何がいまさら依存症よ。

この国に どれだけギャンブル施設が
あると思ってんの。

日本は 昔から
ギャンブル大国なの。

の~!
フンッ。

記事では
カジノ開発の実績がある

アメリカのMMRリゾーツが
中心になるとあるね。

問題は MMRと組む
国内企業がどこになるか。

普通に考えて 歴史ある老舗
オーヤマホテル。

妥当だね。
だが

日本のリゾート王にしてみれば

はらわたが
煮えくり返る思いだろうね。

しずちゃん
統合型リゾート計画の旗振り役。

国土交通省の横井大臣を
毒まんじゅうで手なずけて

ぐいぐい ぐいっぐい
食い込んでた。

何てやつだ!
でも その矢先…。

先生 下半身で失敗しちゃったね。
(笑い声)

政界引退にまで 追い込まれた。

やってきたこと
ぜーんぶウオーターバブル。

「水の泡」な。

代わって大臣に抜てきされたのが
若手のホープ 水内 俊君。

だけど しずちゃん 俊君のこと

ずっとバカにしてたから
まったくパイプがな~い。

向こうも しず子を嫌ってる。

水内先生は
クリーンで評判だからね。

今度こそ お手上げだ。

(しず子)使えない!
どんな手を使ってでも

大臣とのパイプをつくって。

しずちゃんは諦めない。

内大臣の弱みを
握ってやろうと

こわ~い裏部隊も
使い始めたみたい。

(五十嵐)徹底的に調べましたが
確かに評判どおりの堅物です。

付け入る隙がない。

(しず子)無能なくせに
堅物ってのは たちが悪い。

せめて
リゾートを造る場所が分かれば

打つ手もあるんだけど。

水面から お顔出して
お口パクパクしてる状態。

餌を垂らせば ぱくん!
食い付くわ。 フフッ。

桜田リゾートに就職かい?

んだ。
しず子ちゃんの側近になるの。

側近なんて
そんな簡単になれんの?

私を誰だと思ってんの?

ダー子さんよっ!

♬~

そんだけ努力できるなら
どんな仕事しても…。

まあ いいや。

(しず子)
ことしのインターンは どう?

すごく優秀なのが1人
レポートも よくできてまして。

ただ…。

「ただ」?

典型的なガリ勉タイプで
とっつきにくいというか。

松山 美咲さん 院生ね。
うちを志望する理由は?

桜田社長の思いに
深く感銘を受けたからです。

名旅館たちを愛すればこそ
時代の荒波から守りたい。

その一心で
再生事業をされているという…。

レポート同様
優等生過ぎて つまんない。

では 本心を申し上げます。

私が御社を志望する理由は
簡単です。

さらなる成功が
目に見えてるからです。

わが国の老舗旅館とやらに
泊まると

絶望的な気持ちになります。

伝統にあぐらをかき

「夕食は 何時にこれを食え」

「風呂は 何時から何時までに入れ」

独り善がりのサービスを
押し付け

着物で三つ指つけば
おもてなしだと思ってる。

つぶれて当然です。

新しい感覚を持ってるのは
桜田社長だけ。

まさに一人勝ち。

私も一緒に
頂上を目指したいと考えました。

あなたみたいなタイプ

すっごく嫌い。

萩の間さん
おちょうし3本 追加です!

申し訳ありません
ただ今 お持ちいたします。

柊の間さん
カニ出てないそうです。

あー お客さま
そちらは女湯ですよ。

あー! ハァ…。

側近になるんじゃなかったの?

まずは ここからよ。

桜田リゾートは みんな
仲居の研修から始めるからね。

そのまま
定年を迎えないことを祈るよ。

ご心配なく
もうすぐ しずちゃんから

お呼びが掛かるから。

ボクちゃんこそ
餌の用意はできてるの?

餌 大き過ぎないか?
大きいことは いいことよ。

戻りました!
≪(武雄)おかえりなさい。

お昼 食べられます?

(武雄)アジでよければ
さばいて丼にしますけど。

ありがとう。 いい島ですね。

(武雄)そうっすか?
何もねえ島っすよ。

お客さん 今日は僕だけ?

≪(武雄)今日どころか
オフシーズンに来る人いませんよ。

じゃあ 普段は閉めてるんですか?

夏場に稼ぐんで。

この時季は
予約入ったときだけ島に来て

普段 俺 バンドやりながら色々。
なら 経営も大変だ。

じいちゃんの遺言なんで
仕方ないっす。

おじいさん?

この宿 続けるって約束で
この島 譲ってもらったんで。

じゃあ 準備してきます。
うん。

≪(大野)そうですか…。

いえいえ 気になさらず。
また今度。

はい 失礼します。

(大野)何だよ まったく。
(しず子)どうしたの?

いえ ゼネコンに会食の約束
ドタキャンされましてね。

向こうから誘っておいて。
(しず子)失礼ね どこの会社?

真鶴建業です。
(しず子)もう使うのよしなさい。

(大野)はい。

真鶴建業って言った?
(大野)はい。

どうだった?

社長のにらんだとおりでしたよ。

水内の地元
真鶴周辺のゼネコン業者は

連日 会合を開いて
盛り上がってます。

何者かが接待しているようです。

(しず子)水内の関係者かしら?

分かりませんが 水内がそんな
あからさまなこと しますかね?

水内本人は潔白でも
取り巻きもそうとはかぎらない。

水内は
決して選挙が強くないから。

確証が欲しいわね。

あ~ 連日の接待きつい。

建設業者 酒つえ~!

この書き込み もう読んだかな?
早く消さないと 大臣に悪いよ。

 

あっ…
ゲフッ 気持ち悪い。

 

消していいわよ。

社長 私に話ってなんでしょう?

座んなさい。

あなた 言ったわよね?

私と頂上が見たいって。
はい。

私の側近になる?
えっ ホントですか?

仕事ができることを
証明してくれたらね。

どんな仕事でしょう?

あなた
なぜ中途採用されたか分かる?

優秀だから。

…と言いたいですが そんな
甘くないことも分かってます。

それが何なのか
ずっと気になってました。

あなたの経歴に
気になる点があって

調べさせたの。

(降車ボタンの音)

ただいま。

あー 疲れた
麦茶ちょうだい。

今 私
「ただいま」って言いましたよね。

アハッ 恥ずかしい!

リフォームの相談に来たんです。

≪(社員)あ~ リフォームですか
すいません。

私のにらんだとおりだった。

あなた 真鶴の松山建設の娘ね?

それが何か?
水内 俊の地盤でもあり

あなたのお父さんは

彼の後援会長を務めたこともある
人物のはず。

私に
水内先生とのパイプになれと?

何でも利用する覚悟がなければ
この世界では通用しない。

その覚悟はあります。

ですが 父は水内先生の潔癖さに
嫌気がさし

数年前に決別しました。

そんなご託は聞いてない!

取り巻きの親父1人ぐらい
つてがあるでしょ。

建設予定地だけでも
聞きだしなさいよ。

でも どうやって…。

使えるものは 何でも使うのよ。

女の武器でもね。
女の武器…。

男を知らないわけでもないでしょ
ったく。

ハァハァ ハァハァ
うっ…。

(水内)よろしく。
(男性)はい。

(エレベーターの到着音)

かっかっ彼です。

普段は 黒子に徹して
表に出ませんが

水内先生の懐刀は
あの私設秘書 鶴田 哲五郎。

汚れ役を 一手に引き受けてます。

先生!

すいません 少し外します。

(水内)ああ。
失礼します。

今の誰?

さあ? 私も知りません。

久しぶりだね 美咲ちゃん。
お父さんは元気?

おじさまに
聞きたいことがあるんです。

何かな?
単刀直入に お聞きします。

統合型リゾートを…。
待った待った。

その件は 何も話せないし
何も決まってない。

せめて
どこに造る予定かだけでも。

決まってないと言ってるだろ。

東京 大阪 沖縄…。

やめないか!

ハァ… 桜田リゾートに
就職したと聞いてる。

社長の差し金だな?

(しず子)だったら いけませんか?

こんにゃく程度です。

うちの先生が潔癖で有名と
ご存じないのかな。

やだ 先生にじゃなくて
鶴田さんにです。

お孫さんのお誕生祝い。

受け取れません。

美咲さんから聞きましたよ。

かつて
あなたが彼女に何をしたか。

な… 何のことだ?

お忘れになったんですか?
分からんね!

まだ高校生だった彼女に
したことです。

いまだに男性と
お付き合いできないそうです。

美咲ちゃん 何の話だか私には…。

ウグイス嬢のアルバイトを
したときに

選挙カーの中で…。

だあ~!
やめないか!

今も 耳元でささやく声が…。

「鳴いてみ ウグイス」

「ホーホケキョと鳴いてみ」って。

うわあ~!

(しず子)週刊誌が食い付きます。

「水内大臣の秘書 未成年に…」

脅す気か!?
はい 脅してます。

地元周辺の業者を接待してるのも
鶴田さんですね?

だはあ~!
真鶴だ!

地元に造る。

ああ 真鶴の海を
一部埋め立てて造る。

確定事項ですね?
選挙に勝てなきゃ 何もできん。

背に腹は代えられんだろ。
これで満足か!

どうぞ。

ひどいアドリブだな。

よくやったわ。

うっ… まさか水内先生が
あからさまな利益誘導するなんて。

清廉潔白な政治家なんて
いるもんですか。

人間は
自分の欲望のために生きてる。

誰だってね。

さすがです。

では 早速 地元の有力者たちを
根こそぎ買収していきますか。

そうねえ…。

♬~

♬~

自分が怖い。

ハハッ。

どこに向かってるんですか?

いい手を思い付いたの。

ヒントをくれたのは あなた。
私?

あのレポートで思い出した。

真鶴沖に
個人所有の無人島があったって。

分からない?

あっ!
そう。

(ダー子・しず子)八五郎島!

(大野)江戸時代 後期

持ち主の小松 八五郎から
名付けられました。

面積は 0.6平方km。

本土から船で10分。

本土と橋を架けることも可能です。

なるほど ここを買い上げて
桜田リゾートを造ってしまえば…。

事実上
統合型リゾートと一体化する。

地力勝負になれば
オーヤマホテルなんて敵じゃない。

うちが
リゾートを仕切ることになる。

すごい… すご過ぎます。

島を丸ごと買い上げるなんて
考えもしませんでした。

私ぐらいでしょ。
だから一人勝ちなのよ。

さすがです。

(大野)現在の所有者は
八五郎の子孫で 小松 武雄。

島に1軒だけある小さな民宿を
不定期 営業していますが

夏場に海水浴客と
釣り人が来るぐらいで

経営としては
まったく成り立っていません。

ああ こちらです。

民宿というより
ほぼ海の家ですね。

売ってくれるでしょうか?
貧乏人の若造よ。

おだてて金でたたけば わけない。

問題は いかに安く手に入れるか。
島の評価額は?

最低でも 2.5億かと。

2億で買い上げる。

こんにちは!
≪はい いらっしゃい。

小松 武雄さんですね?

あー そうですけど。

はあ?
いやいやいや ご冗談を。

冗談なんかじゃないわ。

だって あの桜田リゾートさんが

こんな何もない島
買いたいだなんて。

得てして 本人は
魅力に気付いてないものです。

本気ですか?

ええ 弊社のこの島の評価額は
1億8, 000万円ほど。

でも こんな すてきな宿なら
2億 出そうと思ってます。

2億で
買い取ってくれるんですか!?

ええ。

え~ 2億か。
ゲホッ ゴホッ…。

いやー でも
じいちゃんに託された島だしな。

私は この島のポテンシャルを
もっと引き出せるわ。

そしたら きっと
おじいさんも喜んでくれるはず。

いやー でも…。

(しず子)まあ
急に言われてもお困りよね。

考えてみてちょうだい。

あっ いやいや いいっすよ。
いいの いいの。

たくさん残しちゃって
ごめんなさいね。

お泊まりが多いと
つらいものね。

いえ 宿泊してくれた方が
うれしいっす。

こちらはタヌキが多いのかしら?

タヌキは 出ないっすけど。

そう。

うまいっすね。

そりゃそうよ
しょせん旅館の女将なんだから。

ここまで来るのに苦労したわ。

(しず子)
さっきの話 前向きに考えて。

この宿が盛り上がることは

おじいさんにとっても
うれしいことのはずでしょ。

もしかして 他から話が来てる?

あ… いいえ。
そうなのね?

いや そういうわけでは…。

どこ?
勘弁してください。

あの子 こんなの持ってた。

「オーヤマホテルグループ
CEO…」

オーヤマが来てるんですか!?

目を付けるところは
一緒ってわけですか。

どうしましょう もうすでに
オーヤマと話をつけてるのかも。

金額も うちより多く
提示されてたら…。

ごたごた言ってても
しょうがないでしょ!

実弾 用意して。

いかほど?

5箱よ。
(大野)5? えっ? 5!?

えっ 5箱も!?

何度も言わせるな。

カジノリゾートが手に入るなら
安いもんよ。

相手は しょせんガキ。

目の前に札束並べれば 転ぶわ。

その場で覚書にサインさせる。
(大野)承知しました。

私のものよ。

はーい! 食い付きました。

収穫5億か
さすがダー子さんだ!

あとは 上手に
釣り上げてちょうだいね 武雄君。

どうかしたか?
ん?

いや 桜田しず子は
どうなるのかなと思ってさ。

心配ないよ ボクちゃん。

5億ぐらい どぶに捨てたからって
つぶれる会社じゃない。

でも しず子ちゃんは
いい恥さらし。

責任取らされて
失脚するかもだけどね~。

どうかした? ボクちゃん。

いや… じゃあ 当日。

じゃあね。

今回 私 楽ちんだったな。

(しず子)《しょせん
旅館の女将なんだから》

《ここまで来るのに苦労したわ》

《世間では
私のことを色々言う人がいる》

《金で老舗旅館を買いたたく
伝統の破壊者とかね》

《まあ 確かにそうかもしれない。
でも 私は

いい旅館が駄目になっていくのが
耐えられない》

《誰かが憎まれ役になってでも

外資の開発の波から
日本旅館を守らないと》

《それができるのは
私だけだと思ってる》

《誰よりも その宿を
魅力的にできると信じてる》

♬~

一つ お願いがあるの。

♬~

(しず子)よく考えたんだけど

おじいさんの大切な宿に
2億なんて失礼でした。

ここに 3億あります。

それに加えて 私の気持ちとして
もう2億 用意しました。

これ以上
他に出すところはないはずです。

正式な契約は 後日としても

取りあえず 今日 こちらの書類に
サインとはんこを頂ければ

このお金を
お持ちいただいて結構です。

ここでサインして
5億 手に入れるか

よそに もっと安値で売るか
今 決めてちょうだい。

本当に… いいんですか?

5億も出して いいんですか?

ええ。
何もない島ですよ。

そんなことありません。

ここには たくさんの
素晴らしい観光資源が…。

そんなに統合型リゾートが
やりたいですか。

何を おっしゃってるんですか?

私どもは あくまで この島の…。

黙っててくれ!

桜田さん どんな小さな宿にも

そこには たくさんの人の
たくさんの思いが詰まっています。

金で頬はたくような相手に
売り渡したくはない。

誰だってそうです。

あなたも そうだったはずでしょ?

あのときの気持ち
忘れたんですか?

瀬戸内…。

民宿 道草荘。

小さな いい宿だったそうですね。

近所の方も
みんな覚えていました。

働き者のご夫婦が
2人で切り盛りしていて

小さな娘さんが いつも
かいがいしく手伝っていたって。

差し押さえられ 立ち退きの日

その女の子は 泣きながら
叫んでいたそうです。

《私が このうちを取り戻す!》

今は ただの廃屋です。

なぜ 取り戻すのを
やめたんですか?

もうからないから?

あなた 何者?
自分が何者だったのか

思い出すべきは あなたです。
あなたは 本当の自分を

どこかで見失ってしまったんじゃ
ありませんか?

欲望が欲望を呼び
ホントは何がしたかったのか

忘れてしまったんじゃ
ありませんか?

あなたが
本当に欲しかったものは

きらびやかな
統合型リゾートですか?

全国制覇することですか?

思い出してください。

あなたが
本当に欲しかったものは

海辺の小さな町の

毎日 皿洗いを手伝った

たった1軒の小さな…。

(男性)失礼します!
社長…。

五十嵐が?

(五十嵐)社長
ご依頼どおり調べました。

八五郎島の所有者
小松 武雄。

(武雄)ちょちょちょ…。

伊勢佐木町の駅前で
ベース弾いてました。

(武雄)あっ どうも。

やっぱりね。

少し気になったの。

あなたは「お泊まり」も「タヌキ」も
知らないようだったから。

《お泊まりが多いと
つらいものね》

《いえ 宿泊してくれた方が
うれしいっす》

《ここは
タヌキが多いのかしら?》

《タヌキは
あんまり出ないっすけど》

(しず子)私たちの業界ではね
「お泊まり」という言葉は

仕入れた魚が
売れ残ることを言うの。

「タヌキ」は
夕食抜きのお客さまのこと。

これ どういうことかしら?

いやいや その あれは その…。

松山!
これ どういうことだと思う?

それは…。

それは…!

この男は 偽者。

詐欺師だったということです!

そうなるわね。

まんまと5億も
だまし取られるところでした。

こいつは最低の悪党ですよ 社長!

ずいぶん なめたまね
してくれるじゃない。

いい度胸よ。

五十嵐!
どうしてくれようかしら。

お任せくだされば
こっちで奇麗さっぱり処理します。

そうしてくれる?

あ~!!

逃がすな!

うわ~!
(叫び声)

ごめんなさい! ごめんなさい!
違う…!

≪(脅す声)

お願いします。
(大野)ありがとうございます。

いやー こっちこそ
ホントに5億も

もらっちゃっていいんすか?
(しず子)ええ。 では また。

五十嵐 頼んだわよ。
(五十嵐)はい。

今なら
引き潮が沖に持っていきます。

ハァァ…!

ハァ ハァ ハァ…。

あああ…!

最後に 一つだけ頼みが…。

そういうの いいから。

(発砲音)

(社員)おはようございます。
(しず子)おはよう。

おはよう。

おはよう!

(社員)社長…。

(水内)本日は お集まりいただき
ありがとうございます。

統合型リゾート開発の
建設予定地が

決定いたしましたので
ご報告 申し上げます。

建設予定地は…。

沖縄県に決定いたしました。

(しず子)「統合型リゾート
沖縄に決定」

沖縄…。

(水内)客観的に
沖縄県が最適であると…。

沖縄…!?

≪(大野)はあ!? いや
鶴田さんですよ 私設秘書の!

いや そんなはずは…。

内大臣のスタッフに

鶴田という秘書は
いないそうです。

松山…。

松山? 松山は来てないのか!?

キャッ! どけ!

(大野)社長! 社長…。

急いで!

(しず子)武雄君!
5億の契約のことだけど

あの話…。

何のことっすか?

誰?

あっ 小松 武雄っていいます。

ハァ… ああ… ああ…。

社長! 社長! お気を確かに。

ご宿泊でいいですか?

(大野)うるさい!

(歓声)

利権やしがらみを ものともせず
フェアな決断 さすが俊君ね!

立派なもんだ
きっと取り巻きもいいんだろうね。

ボクちゃん 早く食べないと
なくなっちゃうよ!

誰だよ!
こいつら誰なんだよ!

まあ そう怒るなって
お坊ちゃん。

お坊ちゃんじゃない!
ボクちゃんだ!

いや ボクちゃんもやめろ。
(五十嵐)こいつはな

武雄なんかじゃねえ
俺の舎弟なんだよ。

ちいっす。
お前が誰なんだよ。

俺か? まあ 俺のことは
こう呼んでくれ。

五十嵐。
そのまんまじゃないか。

何者だって聞いてんの!
同業者だよ。 もっとも俺は

年寄りも貧乏人もだます
悪党だった。

だが このダー子ちゃんという
エンジェルと出会って以来

俺は変わった。

生まれて初めて 本当の愛…。

うるさいよ もういい!

お前が聞いたんだろ。
説明しろ ダー子。

要するに 五十嵐たちは保険よ。

ボクちゃんが
暴走したときのための。

暴走?
自分で持ち込んだオサカナなのに

結局 相手に同情しちゃう。

その ぬるい性格のせいで
台無しにされたら

たまんないもん!

ってことは
僕が話を持ってくる前に

もう この2人を
仕込んでたってことになる。

まあ そうならぁねぇ。

だったら はじめから
僕は必要なかったじゃないか。

そんなことはな…!

ホントだ。
(笑い声)

まあ まあ まあ。

きっと こういうことだよ。
ダー子さんは 前々から

桜田リゾートに目を付けて
準備してて

そこにボクちゃんが たまたま
同じ話を持ってきたから…。

そうそう そうそう そう!

のけ者にされたら
かわいそうじゃん。

ボクちゃん すねるじゃん。
待て。

えっ 待て待て待て 違う。

違うぞ お前か?
お前が仕掛けたのか!?

はあ?

僕の目の付く所に情報をさらして
暗示にかけて

僕が自分の足で
すずやに向かうように仕向けた。

《でも 恋人同士じゃん》
《一番違う!》

《ボクちゃん…》

まさか!

そんな手の込んだこと
するわけなあ…!

ってことは
まさか操さんも仕込みか!?

偽者の女将なのか!?

違う違う あれは天然物。

正真正銘のエロ女将。

やっぱり知ってるじゃないか!

お前は 僕を
からかいたいだけなんだ!

僕がひどい目に遭うのが
楽しくて 楽しくて…。

そうだろ!
そんなことないってばーっはっは!

(笑い声)

ん。 とにかく ボクちゃん

操さんに 1.5億
持ってってあげるといい。

私はね ボクちゃんが
足を洗いたいなら

そうすればいいと思ってる。

旅館の主人も ボクちゃんには
お似合いだと思うよ。

ああ そうするよ!
今度こそ終わりだ!

金輪際 君たちに会うことはない!

あばよ!
バイバイ。

(五十嵐)めんどくさいやつだな。
でも カワイイのよ。

やめられないわ フフッ。

ハァ…。
≪(足音)

(操)料理長…。

(料理長)2人で乗り越えよう。

お幸せに。

(リチャード・ダー子)お~!

風情があるねえ。

伝統とモダンが調和してるねえ。

≪ようこそ
おいでくださいました!

桜田リゾート 鈴の音の
若女将でございます。

多美ちゃん!
はい 若女将の多美でございます。

お客さま どちらかで
お会いしましたでしょうか?

えっ ここだけど。
ああ! リピーターで。

ごひいき ありがとうございます。
はーい 白樺の間 ご案内!

はーい!

あ~ こりゃ たまんねえわ。

温泉適温 部屋奇麗 飯うまい
アメニティー豪華。

接客 付かず離れず
さすが言うことなしですな。

化粧水も いいの置いてるわ。

捜して会ってきたよ 操さん。
都内にマイホーム建ててた。

板長と再婚して
かっぽう料理店 持たせてた

あの1.5億で。

操さん
主婦になれてよかったって。

接客も もともと苦手だったって。

田舎も嫌いだったって。
重圧から やっと解放されたって。

ハワイ 2回も行ったって!
どう思う?

桜田しず子のこと 聞いたかい?

責任取って
桜田リゾート辞めたってね。

社員からは
強く引き留められたらしいけどね。

《私たちには…
いや この国には

桜田しず子が必要なんです!》

《あなたが いなくなったら

この国のホテル業界は
外資に食われますよ!》

《あなたたちが いるじゃない》

その後 噂によると

どっかの海辺の町で
外国人相手に宿を始めたらしいよ。

旦那と2人でね。

身の丈に合った暮らしの良さに
気付いたってことか。

どうかな
ますます野望に燃えてるかも。

ここからよ 見てなさい。

だったら さすがだけどね。

フフッ。

ボクちゃん リチャード
一緒に入ろうよ~!

断る!
遠慮しとくよ。

あ~ いや~
桜田リゾート最高だわ。

世界中に できればいいのに。

一緒に入ろうってばよ!