どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしております。解析結果を公開しつつ関連商品も紹介します。解析結果の信憑性が確認できるよう解析用ソースも引用掲載しますので、見逃し番組の確認にも役立つ(ネタバレ)かも?

崖っぷちホテル! 第1話 原作や主題歌・キャストは?(見逃した方はネタバレ注意)

『崖っぷちホテル!#01』のキーワード出現数BEST10

  1. ホテル 29
  2. 江口 12
  3. ポルドソルスイート 11
  4. 総支配人 11
  5. 自分 10
  6. 村越 10
  7. お願い 9
  8. お客様 9
  9. プール 9
  10. 予約 9

『崖っぷちホテル!#01』の番組内容&EPG情報の引用(ネタバレ注意!)

 (ざわめき)

≪俺は
風呂 入りに来たんだから≫

≪でも 書いてないから
分かんないじゃん≫

≪だって
部屋に書いてなかっただろ≫

(カメラのシャッター音)

≪ねっ だから
フロントに聞けばいいじゃん≫

 

クセ者揃いのダメスタッフ。破産寸前底辺ホテル。正に崖っぷちのクラシックホテルに現れた謎の客。日曜の夜、笑って笑って感動する大逆転劇、ここに開幕。

詳細情報
出演者
岩田剛典、戸田恵梨香浜辺美波中村倫也、くっきー(野性爆弾)、チャド・マレーン、佐伯大地/鈴木浩介西尾まり宮川大輔、りょう、渡辺いっけい
番組内容
かつては栄華を極めた老舗ホテル。…しかし今はクセ者揃いのダメスタッフだけが残り、大借金抱えて破産寸前。新米総支配人の佐那(戸田恵梨香)は周りのスタッフから総スカンの状態の日々を過ごしていた。そこに現れたのは、ホテルに似つかわしくないラフな格好をした謎の客:宇海(岩田剛典)。彼は、到着早々からホテルに対してなぜか無理難題を次々に告げていく。この来客が、この崖っぷちホテルの大逆転の幕開けであった……。
監督・演出
【演出】猪股隆一
原作・脚本
【脚本】土田英生
音楽
【音楽】松本晃彦
【テーマソング】フランク・シナトラ「Strangers In The Night」
制作
【プロデューサー】福井雄太、柳内久仁子
【製作著作】日本テレビ
【制作協力】AXON
おしらせ
【HP】
http://www.ntv.co.jp/gakehote/
【Twitter】
@gakehote2018
【インスタグラム】
gakehote_ntv

 

(宇海直哉) あの すいません。

(大田原) 何でございましょう?

えっ?
はっ?

あれ? 何か怒ってます?

怒ってございません。

(女性) ねぇねぇねぇ
ねぇ 大浴場って どこにあるの?

当ホテルに
大浴場は ございません。

え~!
朝風呂に入りに来たのに。

申し訳ございません
あの そちらのガウン

室内のみでの
着用となっております。

(男性) Hey, I would like to
visit a place….

(ピエール田中) 私 英語が…。

アイ キャント スピーク
イングリッシュ。

(男性) You are speaking English
right now!

すいません!

あの…。
はい。

あ… ハロー。

ですから 英語は喋れません!

え?

(阿部) 申し訳ございません
こちら ただ今

清掃中ですので。

あっ!

(尚美)
はぁ… 申し訳ございません。

こちら ただ今 清掃中ですので。

(服部) 失礼いたします。
うわ!

(服部)
お客様 お待たせいたしました。

(服部) お客様
大変お待たせいたしました。

お箸でございます。
箸は いいからさ

納豆は?
(女性) たくあんとか ないの?

はっ!

(ハル) ねぇ 料理長
(江口) 何?

(ハル)
どうしましょう? お客様が

みそ汁 欲しいって。
ないよ。

スープが3種類もあんだろ。
どうしても みそ汁だって。

あっ!
じゃあ

まかない用の
インスタントのやつ

あれ出してやれ。

あと 塩鮭が欲しいって。
はぁ? どんな客だよ。

たくあん ありますか?
ねえよ!

ここはヨーロッパ式のホテル!

ハル! ムニエル用のサーモンに
塩振って焼いとけ!

で あの謎のガウン集団が帰ったら
その塩 まいて来い。

江口さん うまいこと言いますね!

ったく 何なんだよ 今日は。

誰が あんな団体の客
入れたんだよ!

(桜井佐那)
ありがとうございました
いってらっしゃいませ。

はぁ…。

(時貞正雄)
やっと お帰りになりましたか。

(丹沢) 大変でしたね。
すみません。

(梢) 嵐は去った?

梢さん。

(梢) な~に? あれ。

昨日の夜なんて 「カラオケないのか」
って しつこく聞かれてね。

おじさんの客なんか
バイトのコに

「テーブルに つけ」とか
言って来んのね。

支配人!

この
ホテル グランデ・インヴルサは

温泉宿じゃないんですから。
はぁ。

格安パックで客を入れるなんてこと
二度と しないでください。

おとう様の剛さんの時にはね

旅行代理店に下ろすなんてことは
一度も しませんでしたよ。

ですが

少しでも売り上げを…
借金もありますし。

つくったのは
あなたの お兄様ですけどね。

で 今日の予約は?

ひと組だけ
ポルドソルスイートのお客様。

5年に1度 お泊まりいただいてる
笹川様です。

じゃあ バーは暇ね。

あぁ けど
ウエルカムドリンクは いるか。

上で話そう。

あっ。

支配人。

本日はスイートに
お客様が入りますから

ああいうの困るんです。

ホテルの品位が落ちますから。

ちゃんと
追い出しておいてくださいね。

はい。

はぁ…。

失礼いたします お客様。

お客様?

(いびき)

はぁ~。

もう 何やってんだろ 私。

よかれと思って団体入れたのに
「そういうホテルじゃ ない」って。

そりゃまぁ そうかもしれないけど
「品位が落ちますから」って。

でも まぁな 確かにな…
昔は違ったもんな~。

こんなロビーで寝てる人なんて
いなかったし。

あぁ…!

ホテルの方ですか?

はい。

すいません 眠っちゃってまして。

はい… あ いや…。

分かります ダメですよね

こんな所で居眠りなんて
しかも こんな格好で。

格式あるホテルなのに
品位を落としてしまって

申し訳ないです。

ちょっと
寝不足だったもんですから。

いや あの 違うんです。

今日 部屋あります?

ん?
当日で申し訳ないんですけど

空いているなら予約を
させてもらいたいと思いまして。

予約?
ええ スイートでお願いします。

スイート?
何でしたっけ? あの部屋。

あっ ポルドソルスイート!

ポルドソルスイート?

予約 お願いします。

♬~


いやぁ ポルドソルスイートが
埋まっていたのは

ショックでしたね。
申し訳ございません。

ですが お泊まりいただく
ガロスイートも

素晴らしいお部屋で
ございますので。

ですが… ご宿泊代が

1泊22万円と
なっておりまして…。

これで いいですか?

結構でございます。
あっ そうだ

レストラン
予約しといてもらえます?

コースで
シェフにお任せでいいんで。

あぁ あ… かしこまりました。

あっ 荷物って 自分で?

あっ いえ… お願いします。

はい! お持ちします。

あっ! あぁ あ~!

あぁ!

申し訳ございません!

全然 全然。
(ピエール) あぁ…。

(ピエール) こちらに
鍵を置かせていただきます。

何かございましたら

ご連絡くだされば
すぐに まいりますので。

じゃあ これ届けていただけます?
全部 雑誌なんですけど。

え? これ…。

20種類もあって
申し訳ないんですけど… あっ

代金は帰りに
一緒に払いますので。

それから コーヒー
ポットで もらえます?

かしこまりました。

梢ちゃん
お昼からお酒は やめなって。

仕事前のカクテル。

普通の人はね
仕事前のコーヒーなの。

まぁ 昔のロシア人なら
飲んでたかもしれないけど

あれは寒いからなの。

あっ 梢ちゃん… 心が寒い?

時貞さん。

表現が恥ずかしい。

そういう俺に ぞっこんなくせに。

「ぞっこん」も言わない。

俺に甘えなよ。

一緒に人生 歩もう。

知ってんだろ? 今 ホテル界で
一番勢いあるって噂の

バリストンホテル。

俺 あそこの青森支店の営業部長が
大学時代の後輩でさ。

あぁ そんなこと言ってたわね。

ここだけの話 このホテルを
身売りに出したいって

前 同窓会で話したら
向こうも結構 乗っちゃってさ。

それが まとまれば
俺が ここの支配人だ。

あの女
今の支配人は どうすんの?

うまく追い出すよ。

確かに 先代の剛さんは
立派なホテルマンだったよ。

俺も世話になったし。

でも 子供達は ひどいからな。

兄は 継いだ途端に
借金つくってトンズラ。

妹は あの ありさまだし。

まぁね。

あの女 追い出すってのには
賛成だけど。

フフっ… 梢ちゃん

佐那ちゃんのこと
とことん嫌いだよね。

剛さんの娘ってだけでさ

あんな女が上に立ってるなんて
許せないんだよな~。

もう少しの辛抱だよ。

身売りの話 バシ~ンと
企画書 出したから。

はぁ~! 丹沢に書かせて。

結局 泊めてしまった…。

絶対 また嫌み言われるな~
時貞さん達に。

いよいよ 崖っぷちだな…。

このホテル。

やっぱり私には総支配人なんて
向いてなかったのかな…。

もう どうしたらいいんだろう…。

はぁ~。

(うなり声のような音)

何の音? えっ?

ふぅ~…。
な… 何か聞こえなかった?

やっぱり? 私も最近…

その穴から聞こえて来るのよ。

昔 使ってたシューターか。

古いからな ここ。

誰かの怨念が…。
うわ~!

やめて… 私 こう見えて
オカルト苦手なの。

梢ちゃん かわいい!
俺が ついてるよ。

それもオカルトだってば。
そういう俺に…。

あっ びっくりした!
(梢) うわぁ!

服部! お前 気配ないんだよ!

さっきの音 お前か?
お前がオカルトだよ。

スイートに お客様が入りました。
えっ?

(尚美) えいっ。
待った。

また?

あれ? 時貞さん いません?

バーやろ どうせ。
何 慌ててんのよ。

ガロスイートのお客様が
ちょっと おかしくて。

ガロスイート?

おかしな人なんですよ
支配人が 受けちゃったみたいで。

しかも 変な雑誌
買って来いって頼まれて。

聞いたことないものばっかり。

『月刊法律世界』 『ひよこと私』
『子守唄マニア』。

こんなのが20種類ですよ!

ろくな客 連れて来ないね
あのコは。

もう嫌ですよ こんなホテル。

なら 辞めて
英会話でも教えてたらええやん!

あ~!
(阿部) 何や?

何回 説明したら分かるんです?

僕は小学校の時から
日本で育ってるんです。

しかも ポルトガル 人とのハーフですから
英語 ダメなんです。

しかも 小さい頃は
インドネシアで育ってますし!

母国語は どうなってんの?

(ハル)
はい! さっ さぁ 準備します?

今日 予約の笹川様って

5年に1回 ポルドソルスイート に泊まる
お客様なんですよね?

あ~ 問題ないよ
毎回 ラム食うだけ。

前回は俺 前の料理長の下に
ついてたから覚えてんだよ。

ラムなのに
ローズマリー使わずに出して

いやいや 臭み取れよ
って思ったし。

江口さん カッコいい!
じゃあ ローズマリーの準備 します?

もう してある。
さすが!

いちいち うるさいよ お前。
さっ 何します?

私 動くのやめたら
死ぬタイプなんで!

マグロか? お前は。
ありがとうございます!

でも 「動く」ですから
「泳ぐ」じゃないですから。

ハハハ…。

じゃあ ジャガイモの皮
剥いといてくれる? 君は。

はい!
鳳来ハル ジャガイモ剥きます!

(江口)
お願いしますよ ホントに…。

うわっ!
おっ!

お前さ… たっぱあんのに
気配がないんだよ! 気配が。

服部さん やっぱり
忍びの子孫ですか?

あの~ もう1人 ガロスイートに
お泊まりのお客様から

ディナーのご予約が。
え~?

はっ?

支配人
いいかげんにしてください!

すみません。
ガロスイートに泊まるのは

ロビーで眠ってた
あの男なんでしょ?

どうして受けちゃうんですか?

でも お客様を
お断りするわけには…。

はっ…。

おかしな団体客の後は

八番客ですか。
八番客?

厄介なお客さんってことですよ。

何か 大量のハガキを
持ってましたよ。

あの量は尋常じゃなかったですよ。

レストランも急にコースを予約。

来るなり
ルームサービスを頼んで

さらに 雑誌を20種類。

コンビニじゃ
売ってないものばかりですよ。

大体ね…

客室係
今日はピエールだけなんです。

こいつには
ポルドソルスイートの

笹川様を担当してもらわないと
いけませんから。

はぁ…。
では…

あの… 私がやります。
当然です。

まず 雑誌を全部買って来たら
いいんですよね?

そうですけど…
知りませんからね!

はい とにかく行って来ます。

(ドアが閉まる音)
ホントに…。

よし 俺達はポルドソルスイートの
笹川様を迎える準備しないと。

清掃 済んでるな?

ボチボチ。

(尚美) はぁ~! 準備完了。

あんたが ゲームしながら
掃除するから

ギリギリに
なっちゃったじゃないの。

(阿部) あれ? ちょっと待って。

えっ?

これ逆転ちゃうん?

えっ 逆転やん!

すごいで! 尚美 これ
あんなと…。

(阿部) 尚美? 尚美!
(尚美) えっ?

だから トイレットペーパー
持って帰るの やめなさい。

あのね スイートルーム用のはね
紙が ちょっとシルキーなのよ。

あっ… ガロスイートのほう
さすがに補充してあるよね?

あっちは随分前に掃除したままで
ほったらかしだし

大丈夫だったのかね?

使ってないねんから
汚れてはいないでしょ。

(鼻歌)

あ~!

村越… 村越 行け! 行け 村越!

村越! 村越 村越!

村越! 村越! 村越…!

沖田~。

沖田 速い… 沖田 いっつも速い。

何で最後 村越は伸びないのかね!

おい。

おい ハル坊。

お前 この大量のジャガイモ
どうすんだよ?

いや~ 張り切り過ぎましたね
フフっ。

「フフっ」じゃねえんだよ
この量は。

でも 私 考えがあるんです。

このジャガイモで
思い付いたんです!

はぁ? お前が?

いや~ 今や こんな何でも屋さん
みたいになってますけど

一応 パティシエとして
採用されたので。

(ドアが開く音)
(ピエール) すいませ~ん!

コーヒー お願いしてもいいですか?
(江口) はぁ?

今日は料飲部
枝川さんしかいないですけども

もうお酒飲んじゃって
動いてくれなくて。

何で そんな理由で
こっちに回って来るんだよ。

江口さん お願いします!
私 デザートの準備で忙しいんで。

俺かよ?

江口さんならできます!
あっ ばかにしてる? お前。

ありがとうございます!
あり…?

熱っちち…!

ハァ… 何だよ!

はぁ~。

よし。

(ピエール) 驚きましたよ!
外に靴 置いてあるんですよ?

「いかがなさいましたか?」
って聞いたら

「磨いてくれ」って。

だって これ ピカピカですよ?

外に靴を出しとくって…。

昔は そういう粋なお客さん
いたけどな。

何者ですか? あの男。

なるほど…。

いや 俺の推理ではね

とにかく面倒な注文を
次から次へと付ける。

でだ こっちが対応できなかったら
それを材料に支払いを拒否。

その後 あのハガキで
大量のクレームを送りつけて

証拠として でっち上げる!

どう? 俺の推理。

すいません もう1回いいですか?
いいよ!

靴は このまま返しとけ
十分キレイだし…。

買って来ました!

『子守唄マニア』だけなくて
お取り寄せになるらしいんです。

だから一応 20種類。

ん? 全部で20種類でしょ?

でもリストには…。
(丹沢) あぁ あぁ。

これは 私が自分で読もうと思って
書き加えました。

何か すいません。

じゃあ 届けて来ます。

あっ この靴も お願いします
磨いときましたから。

宇海様のですか? 分かりました。

このホテル雑誌

好きなんです。
知らないよ。

あっ!
ポルドソルスイートの笹川様

もう いらっしゃる時間だぞ。

申し訳ございません どうしても
『子守唄マニア』だけ なくて。

あれは
なかなか置いてないんですよね。

その靴…。
あっ はい。

磨かせていただきました。
あぁ…。

ありがとうございます。
いえ。

あっ ハガキですか?
「こんなに どうすんだよ」

…って思ってます?
いえ。

年賀状など お書きに?
いえ 季節が違いますね。

あっ そうだ。

コーヒーお代わり もらえますか?
かしこまりました。

それから もう1つ
お願いがあるんですけど。

何でしょうか?
ちょっと泳ぎたいんです。

えっ? 4月ですよ?

まぁ 水遊びですよ。

だから
プールの準備 お願いします。

プールの準備?

あのプールですよ!

でも あれじゃ
汚くって入れないと思って。

3時間後で大丈夫ですか?

しかしプールは…
近年は夏まで閉鎖しておりまして。

そこを何とか!
どうしても お願いしたいんです。

かしこまりました。

よろしくお願いします。

いらっしゃいませ。

(笹川加奈子)
ポルドソルスイートを予約した…。

(大田原) 笹川様でございますね。

お待ちしておりました。

(笹川奈菜美) ウソ…。

どうしたの?

顔 怖い。
(加奈子) コラ。

あっ! おかえりなさいませ。

笹川様
5年ぶりでございますよね?

はい
今回は孫を連れて来たんです。

えっ?

ほら 前回までは…。

はっ?
あっ… いや。

主人と一緒に
寄せていただいてたから。

あ… あぁ~!

ご自分の家だと思って ごゆっくり
お過ごしくださいませ。

「コーヒーお代わり」って
ほとんど残ってんじゃんよ…。

じゃあ 今度は私が入れます。
ん? それ どういう意味だ?

気に入らなかったんでしょうね~
だから私が…。

俺の入れ方が
ダメだったってことか?

ありがとうございます!
その「ありがとう」は

何に向けてるんだよ。

(ピエール) こちらでございます。

どうも こんにちは。
どうも。

あっ お隣のポルドソルスイートに
お泊まりですか?

うらやましいですね
一番いい部屋ですもんね。

僕も泊まりたかったんです。
すみません。

おばあちゃん
5年に1度 泊まってるんです。

私は初めてなんですけど。

だって この時期ですもんね。

えっ?

ええ はい。

(ピエール) では ご案内いたします
失礼します。

プール!? 3時間後!?

出たよ!
本格的な嫌がらせが始まったよ!

嫌がらせ?

(丹沢) 水を抜いて清掃して
水を入れ替えて。

今から業者に注文すると
時間もお金もかかるし

そういうこと知ってて
言って来たんでしょうね。

佐那さん そんなの断らないと!
ですけど…。

踏み倒されると分かってんのに

これ以上
お金なんて かけられませんよ!

支配人!
今から断って来てください!

時貞さん
前に おっしゃってましたよね?

ホテルマンは
「ノー」と言うことは簡単だけど

限りなく「イエス」を探すことが
サービスなんだって。

あのお客に関してはですね
ただの嫌がらせなんですよ!

さすがに それは違うと思います。
まぁ 先に

お金を支払っていただかないと。
えっ?

え~… 宿泊料22万円と
コース料理の2万2000円。

コーヒーをポットで注文
2回でしたから4800円。

あっ それに雑誌代。

マイナーなものばっかりですから
いちいち高いんですよ。

全部で1万3000円
合計すると 現在…。

25万9800円です
どうするんですか?

ですけど お受けした以上

ご精算はお帰りの時ってことに
なってますし。

大体ね
どうして私達 呼ばれてるの?

いや だから それは…
プールのことをご相談しようと…。

とにかく
水替えのお金は ありませんから。

では自分達で。

(スタッフ達) えっ!?

いえ 私がやります… はい。

皆さん 集まっていただいて
すいませんでした!

大変ね。
間に合いますかね?

3時間ですから…。

準備します。

(奈菜美) ≪おばあちゃん≫
(加奈子) ≪ん?≫

ここで おじいちゃんと
結婚したんだもんね?

そうよ。

その時 約束したの。

5年ごとに 2人で ここに泊まる。

それを励みに頑張ろうって。

おじいちゃん
ちゃんと守ってくれた。

だけど 去年…。

だから今年は 1人でも
来ようと思ったんだけど

あなたも中学生になったし。

誘ってくれて うれしかったよ。

けど…。
ん?

何か思ってたのと違ったんだよね。

えっ?

30万円近くするんでしょ?

なのに…。

おばあちゃんにとってはね

このホテルは 夢の国なの。

私達の人生を
見守ってもらって来たし。

だけど おばあちゃんのこと
ちゃんと覚えてなかったよね。

(加奈子) いや…。

「おかえりなさい」って
言ってくださったじゃない。

そうだけど…。

やっぱり向いてないのかな…。

(梢) あぁ! あぁ!
(氷を砕く音)

あぁ!

ムカつく!

どうしたの?
あの女

「私がやります」って いちいち
被害者みたいな顔してっけどさ

面倒 運んで来るの
全部 自分じゃねえかっつ~の。

自分じゃねえかっつ~の。

え~? ちょっと落ち着こう
そんなんで人間 頭冷えないよ?

(うなり声のような音)
うわ~ 来た~!

また聞こえた 呪いの声!
聞こえた。

怖いよ 梢ちゃん 怖い。
怖いよ…。

抱き締めてよ。
何それ。

さっきは
俺に甘えろって言ってただろ。

はい。

けどさ~
あの男… プールって何だよ!

嫌がらせにしたって
手が込んでるよ~。

まぁね。

雑誌を頼んで来た
って言っただろ?

うん。

中に法律関係の雑誌もあってさ。

金払わなくても
捕まらないハウツーとか

研究してんだよ 絶対!

そうなの?

かばんの中にあった大量のハガキ
やっぱり

匿名でクレームをつけたり
するのに使うつもりだよ!

プロの仕事だよ!

この「六法全書目覚まし」だけは
当たってほしい…。


もう どうしたらいいんだろう
こんなの1人で…。

ん?

ん?

あれ? ちょ…。

ちょっと 誰か!
(服部) 何でしょうか。

はっ! びっくりした!
びっくりした…!

よ… よくない! よくないよ!

あの… 別にさ
服部君 呼んだわけじゃないけど

ちょうどいいや!
あの ちょっと…!

あのさ 服部君
この情報つかんでた?

あっ! びっくりした!
わっ…! びっくりした…!

どう? おばあちゃん。

おいしいわよ。

はい 負けた~。

何なんだ 今日は もう!

デザート出せ!
はい。

(江口) しかし… お前 すげぇな。

スープもデザートも
ジャガイモって。

いや~ ダメでしたかねぇ
ピンと来たんですけどね~。

(ハル) お待たせしました
スイートジャガイモフロマージュ です。

ありがとうございます。

これ おいしいわね。

うん すごく。

よし!

あぁ…。

(江口) 失礼いたします。

本日 担当させていただきました
総料理長の江口でございます。

いかがでございましたか?

大変 結構でした。

はい… ごちそうさまでした。

ありがとうございます。

毎回 ラムを召し上がって
いただいておりますので

今年も
ご用意させていただきました。

ええ。

ただ ローズマリー
結構 効いてて…。

ええ 臭みが消えますので。

おいしかったです。

ただ… 主人は
ローズマリーが嫌いだったんで。

はぁ。

そうだ 思い出した。

「ガロ」って名前だよ これ。

お父さんが
ホテルのシンボルにしようって

ポルトガルで買って来たんだ。

だから
「ガロスイート」なんですね?

私の泊まっている部屋。

ええ。

この鳥 もともと
ここに置いてあったんですけど

いつかの台風以来
姿が見えなくなってて。

「ガロ」 ポルトガルでは

幸運や奇跡を呼ぶ
伝説の鳥ですもんね。

よくご存じで。

「グランデ・インヴルサ」って
このホテルの名前も

ポルトガル語でしょ?

「大逆転」って意味ですよね。

よくご存じで。

あなた このホテルの
総支配人ですよね? えっ?

見てました 名札
ロビーでお会いした時に。

あぁ… 申し訳ありません。

うらやましいですねぇ。

こんなステキなホテルの
総支配人なんて。

ク~!

どうしたんですか?

その若さで
すごいことじゃないですか。

あぁ… いろいろありまして。
そうなんですか。

すみません お客様には
関係のないことですね。

何かあったんですか?

あぁ…。

いや 何か… う~ん…。

向いてないのかなって
思ってまして。

そうかもしれないですね。

えっ?
ん?

いや 何か そんな いきなり…
「そうかもしれない」って。

ご自分で そう言うなら
そうなのかな~と思って。

あぁ…。

まぁ 何か… 何というか…。

ちょっと疑問に思っただけ
といいますか。

えっ? どういうことですか?

向いていないから辞めたい
ってことじゃなくて?

いや そんな 今すぐ辞めたい
ということではなくて。

じゃあ やりたいという気持ちは
あるんですね?

それは はい もちろん。
あぁ よかった。

じゃあ どうでもいいですね。
えっ?

いや だったら 向いているとか
向いてないとか

どうでもいいことじゃ
ないですか。

いや どうでもいいってことは…。
あれ?

今でも やりたいんですよね?

ええ それは
さっきも言った通りです。

はぁ…。

けど 自分には向いてないの
かもしれない とだけ。

すいません どうしたいんですか?

どうって…。
あっ。

あなた
わがままな人ってことですね?

わがまま?
いや だって

こんなステキな場所で 自分が
やりたいことをやってるなら

楽しいじゃないですか。

しかも 総支配人って
一番すごい人ってことですよね?

それで文句があるなんて
わがままじゃないですか。

いや 別に…。
あれですかね?

総支配人って
すごい人になってみたら

意外と大変で
向いていないなっていって

捨てちゃおうかなと
思い始めてるってことですかね。

まぁ 確かに このホテル
最近 調子が良くないって…。

違います。

私は 別に すごい人に
なろうとしたわけじゃないです。

じゃあ どうして ここを?

恥ずかしい人間になりたくない
と思っただけです。

ダメになりそうなものを

ダメだからって理由で
捨てたくなかったんです。

確かに最近 調子は
良くないかもしれないですけど

私にとっては 思い出の詰まった
大好きな場所なんです。

いろんな夢を見た場所で

そこで もう一度
夢を見ようと思っただけで。

だから捨てるなんてこと
絶対に しません。

じゃあ やればいいじゃないですか
やりたいことを。

えっ?

やりますよ!

いろんなことを
思い出させてくださって

ありがとうございます。

あっ… 水も入りましたので
どうぞ 水遊び なさってください。

あっ もう別に。
へっ?

プールには入りませんので。

はっ?

ちょっと寒いし 冷たいし。

承知いたしました。

それでは 私は
失礼させていただきます。

あっ。

♬~

♬~

おばあちゃん?
(加奈子) ん?

さすがに ひと言くらい
文句 言ったっていいんじゃない?

えっ?

だってさ こんな高い所

泊まって当然っていう人達とは
違うんだよ?

頑張って泊まってるんだよ?

おじいちゃんと2人で
毎月5000円ずつ積み立てて

それで5年に1回。

それをさぁ…。

何か ひどいよ このホテル。

私 前から それ聞いてたから…。

もうさ これ以上 おばあちゃんが
悲しい思いするくらいなら

泊まらずに帰ってもいいよ!

もうちょっと待って。

えっ?

もしかしたら…。

もしかしたら
見られるかもしれないから。

何が?

何なの! じゃあ 何のために
私は1人で こんな…。

はぁ…。

はぁ…。

♬~ (鳥の鳴き声)

♬~

♬~

何これ…。

キレイ…。

♬~

おばあちゃん…。

おじいちゃんとのこと
思い出してるの。

この景色の中で

おじいちゃんと
指輪の交換をしたの。

それから 5年に1度

ここに この奇跡の瞬間を
見に来ようって約束したの。

そういうことだったんだ…。

ホントにキレイ。

あの時のままだわ。

ポルドソル。

えっ?

ポルトガル語でね
「黄昏」とか そういう意味。

だから…。

♬~

♬~ あの人…。

♬~

(ドアが開く音)

そういえば この時期だったか。

奇跡の瞬間なんだって。

総支配人 言ってた。

ん? 総支配人って

佐那ちゃんの
お父さんのことだよね?

当たり前でしょ?

私 今でも あの人しか
総支配人って認めてないから。

死んじゃってんだから…。

えっ?

梢ちゃん まだ忘れられないの?

別に。

ねぇ… いいかげんさ
俺に甘えなよ。

俺 覚えてんだよね。

あの日…。
やめろ。

うっ…。

意地 張らないでさぁ… 梢ちゃん。
ハッ。

(服部) 副支配人。
(梢:時貞) うわぁ!

んだよ! いきなり現れるなって!

副支配人!
次から次に 何だ!

ヤバいです! あの これ…
これ見てください。

えっ?

えっ?

えっ? バリストンホテル?

副支配人!?

どういうこと?
こういうこと!

えっ どういうこと?
だから こういうことだっつって。

ポルドソルスイートに
泊まらせていただいている

笹川です。

ご挨拶遅れて申し訳ありません
私 当ホテルの…。

ありがとうございました。

あれが見られて幸せでした。

あなた 掃除して
水を替えてくださったでしょ?

ひと言 お礼を言いたくて。

いえ…。

主人も喜んでいると思います。

本当に ありがとうございました。

「おかえりなさい」
って言ってくれた意味

分かりました。
えっ?

帰って来れたんだと思います。

おばあちゃんは あの日に。

ここは やっぱり夢の国だって
笑ってました。

久しぶりに。

本当に ありがとうございます。

こちらこそ
ありがとうございます。

あっ あっ あっ…。
あのお客様 どうしてる?

えっ?
宇海様だよ!

あの人 バリストンホテルの
副支配人なんです。

えっ?

(ハル) お待たせしました
スイートジャガイモフロマージュ です。

ありがとうございます。

いかがですか?

う~ん!

(ドアが開く音)
失礼をいたします。

宇海様 いかがでございましたか?

えっ? 何でしょう?

いや その…。

ディナーを
楽しんでいただけましたか?

ええ… はい。

宇海様 全く気付かずに
失礼をいたしました。

申し遅れましたが 私

当ホテルの副支配人を
務めております

時貞と申します。

ちょちょちょ…!
総支配人 何ですか? その格好は。

あの方は
あのバリストンホテルの

副支配人なんです。
はぁ!? えっ?

どういうこと?

バリストンって
あの 一流ホテルのでしょ?

申し訳ございません!

ホテル界の風雲児を
ひと目 見ようと

集まってしまったみたいで
アハハ…!

はぁ。

できましたら
このホテルの感想などを

お聞かせ
いただけませんでしょうか?

いや 感想なんて別に…。
そうおっしゃらずに。

このホテルは とてもステキです。

はい。
時代を感じさせてくれますし

日常を忘れさせてくれる。

まぁ いわば
プレゼントの箱みたいなものです。

うわっ
ステキなお言葉でございます。

でも ステキなのは箱だけです
この建物だけというか…。

ん? あ… はっ? えっ?

それは どういう…?

どういうって…。

売りであるはずのプールは
汚いですし

部屋の掃除は行き届いていない。

靴だって 試しに出してみたら
磨かれずに戻して来るし

頼んだコ-ヒーは
客のことを考えていない。

給湯システムは
古くて使いものにならない。

レストランのコース料理は

作った人間の傲慢さが
そのままで 独り善がり。

揚げ句の果てに
客を疑う従業員達。

それに 肝心の総支配人は
自分のことを 向いていないと

悩んでいましたし。

いえ 私達は疑うだなんて…。

まぁ こんな格好ですから
仕方ないのかもしれませんけど。

そんなことございません。

なので ひとからステキな
プレゼント箱をもらって

喜んで中身を開けてみたら

最悪なものばかりが
詰め込まれていた。

そんな 嫌がらせをされたような
気分です。

いやいやいや…。
おい ちょっと待てよ。

嫌がらせは そっちだろ。

はぁ?

最初から
ちゃんと名乗ってくれれば

みんなだって ちゃんとしたよ。
そうですよ!

こんなふうに
試すようなことをされたら…。

試すつもりなんか ないですよ。

私は このホテルに
少し思い入れがあって

のぞきに来ただけです
お客として。

それで がっかりした
っていうだけで。

それに 誰だろうと

ゲストを大事にするのが
ホテルマンじゃないんですか?

もういいよ! 帰れ。

んだよ お前
味も分かんねえくせに。

はぁ…。

あっ そうなんですよ。

江口さん フランスで
長く修業して来た人ですよ。

あっ そうだ これには驚きました。
えっ?

このデザートには
とてもワクワクしました。

こんなにも コースの最後を幸せな
気持ちで締めくくれたデザート は

食べたことありません。
(江口) いやいや… そのデザート は…。

ウソ! やった!
真に受けんな。

まぁ… でも
私には関係ないことなので

失礼いたします。

何か すいませんでした
もう帰りますので。

ちょっと待ってください!

どうしました?

さっき 私に

どうしたいか
って聞きましたよね?

確かに このホテルはダメです。

フロントは怖いし
客室係は おびえてばかり。

清掃は いいかげんで
トイレットペーパー まで持って帰る。

昼から
お酒を飲んでばかりの人に

口を開けば お金の文句しか
言わない事務責任者。

今にも このホテルを身売りしよう
と言って来る人もいる。

そして わがままに
自分は向いてない

…なんて
言いだす人間が 総支配人。

まさに 崖っぷちです。

だけど 私は この場所を

昔 見た…。

いや… それ以上の
夢の場所にしたいんです。

今日のお客様のような笑顔が

毎日あふれる夢の場所に。

だから…。

ここで私達と

一緒に働いてください。

はぁ!? 支配人
いいかげんにしてください!

何を言いだすんですか?

私が決めました
やりたいことをやるんです。

(丹沢) アッハハハ…。

あのですね
この方は バリストン…。

フッ… いいですよ。

本気で言ってくれてるなら。

今すぐ電話して
バリストンを辞めます。

はぁ!?

崖っぷち 最高じゃないですか。

もしも 崖っぷちを
笑う人がいるとしたら

それは そこで諦める人です。

ここから また この場所が

もう一度
夢の場所になれたとしたら

それは このホテルの名の通り

最高な大逆転です。

そんなワクワクすること
見逃せません。

お願いします!

では 今夜は ガロスイートで
眠らせてもらいますね。

あっ お客として。

(口笛)

♬~

♬~

フフフ…。

<レディース アンド ジェントルメン >

(松本) どうも~。
(歓声と拍手)