どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしております。解析結果を公開しつつ関連商品も紹介します。解析結果の信憑性が確認できるよう解析用ソースも引用掲載しますので、見逃し番組の確認にも役立つ(ネタバレ)かも?

いつまでも白い羽根 第2話 ドラマの原作・キャストや主題歌は?(見逃した方はネタバレ注意)

『<オトナの土ドラ>・いつまでも白い羽根 #02 君に“響くもの”はある?』のキーワード出現数BEST10

  1. 佐伯 29
  2. 瞬也 23
  3. 拓海 22
  4. 健司 20
  5. 瑠美 20
  6. 看護師 18
  7. 千夏 15
  8. 番匠 13
  9. 無理 12
  10. 遠野 10

『<オトナの土ドラ>・いつまでも白い羽根 #02 君に“響くもの”はある?』の番組内容&EPG情報の引用(ネタバレ注意!)

(瑠美)<北風と 太陽が
どちらが 強いか

賭けを することになった>

<歩いている旅人の 服を
脱がせた方を 勝ちにしようと>

<まずは 北風から>

<びゅーびゅーと
風を 旅人に 吹き付けた>

 

瑠美(新川優愛)は研修医・拓海(清原翔)と再会、親しくなる。日々の看護実習、近づく試験…そして遠野(さとうほなみ)が医師と関係を持つその衝撃的な理由を知る…。

詳細情報
番組内容
瑠美(新川優愛)は、以前遠野(さとうほなみ)が倒れた時に助けてくれた、研修医の拓海(清原翔)と再会。徐々に距離を近づけるようになる。その一方、千夏(伊藤沙莉)が想いを寄せる瞬也(瀬戸利樹)からの積極的なアプローチを受け、困惑する。学校では、相変わらず主婦・佐伯(酒井美紀)の出席日数不足が問題に。そして、瑠美はふとしたことから遠野がなぜ大学を出て再び看護学校に通うのか、その真っ黒な理由を聞かされ戦慄
番組内容2
する。彼女は幼い頃、医療ミスで妹を失っていた。
出演者
木崎瑠美: 新川優愛 
山田千夏: 伊藤沙莉 
佐伯典子: 酒井美紀 
遠野藤香: さとうほなみ 
日野瞬也: 瀬戸利樹 
菱川拓海: 清原翔 
山田健司: 柳沢慎吾 
木崎智子: 榊原郁恵 
番匠光太郎:加藤雅也 
ほか
スタッフ
【原作】
藤岡陽子「いつまでも白い羽根」(光文社文庫 刊)

【脚本】
小松江里子

【音楽】
まらしぃ

【主題歌】
感覚ピエロ「一瞬も一生もすべて私なんだ」

【演出】
阿部雄一

【企画】
横田誠(東海テレビ

【プロデューサー】
市野直親(東海テレビ) 
島崎敏樹泉放送制作) 
壁谷悌之(泉放送制作

【制作著作】
泉放送制作

【制作】
東海テレビ放送

 

<すると 旅人は その寒さに
服を しっかりと 押さえ付けた>

(ぶつかる音)
(女性)あっ。

(岩谷)大丈夫ですか?
どうかなさいました?

<今度は 太陽の番>

<旅人を
ぽかぽかと 照らした>

<すると 旅人は 汗をかき
服を脱いだという>

<この童話では 太陽の勝ち>

<人には 厳しさと 温かさ。
北風と 太陽の 2つの心がある>

<でも 私は まだ

北風しか 見せることは
できないのだけれど>

(健司)へえー。

(千夏)ホント
カッコ良かったんだから。

(波多野)《そんな 無理をして
看護師 目指す必要は あるの?》

(波多野)《あなたにとって
一番 大事なのは 家族でしょ》

(波多野)《もう 無理はしなくて
いいんじゃないの?》

(瑠美)《無理をして
何が悪いんですか?》

《無理をして 生きたい人生が
生きられるなら

私は 無理をしたいと思う》

(千夏)「それの どこが
いけないんですか?」ってさ。

もう すかっと しちゃった。 私。

わっ。 いや。
我慢ができない 性格なだけ。

(健司)我慢なんか しなくていい
人生があるなら

しない方が いいに決まってるよ。
よし。

はい。 幸来軒 特製チャーハン。
お待ち。

(美幸)うちの 一番人気。
へえー。

じゃあ いただきます。

うん。 おいしい。

(健司)うちはね
この味で 持ってんだよ。

何よ? 私には いつも
無理すんなって 言ってるくせにさ。

(健司)「無理すんな」じゃなくて
「無理し過ぎるな」っつってんだよ。

それに…。 えっと あのう。
あんた。 えっと。

ナミちゃんっつったっけ?
瑠美です。

(健司)ああ。 そうそう そうそう。
この子はな 出来が いいんだよ。

見てたら 分かるよ。
上へ 上へ 伸びていくんだよ。

だけど お前が 無理すると
上に 上がらないで

どっか 違う方 行っちゃうんだよ。
こっちの方に。

(美幸)私も そう 思う。
(健司)なあ。

うるさい。 分かってるよ。
だから 言うこと 聞いて

看護師に なろうと
してるんじゃないの。

聞いてよ。
刷り込みなんだよ?

子供のときから 器量が よくない。
要領も 悪い。 男受けも しない。

だから 夢見ずに 女一人でも
生きていけるように

看護師に なれ なれって。

でも 向いてると思うよ。
千夏は 看護師。

まあね。
私も 世話 焼くの 好きだし

そうは 思ってるんだけどね。

(美幸)シューマイ いっちょ。
(健司)はいよ。

けどさ 瑠美は
びしっと スーツ 着て

オフィス街を 歩くのも
似合いそう。

(健司)何?
看護師 目指してないの?

ああ。 もう一度
大学 受け直そうと思って。

国立 狙ってんだよ。
(健司)ワオ!

やっぱり 出来が いいんだな。

お前はよ
いい夢 見過ぎなんだよ。

瑠美ちゃんと 自分を
おんなじだと 思ってんじゃねえぞ。

それが 父親が言うこと?
言うこと。 言うこと。

≪(戸の開く音)
(美幸・健司)いらっしゃい!

(健司)あっ。 お客さん。

うちは 券売機みたいなもん
置いてないの。

注文は 顔 見て 言ってね。
(男性)あっ。 はい。

(健司)どうぞ。

これだからね。 うちは。
時代に ついてってないんだよ。

(健司)おい。 水。
はいはい。

いらっしゃい。
(男性)チャーハン 1つ。

はい。 チャーハン いっちょ。
(健司)はいよ。

おい。 大盛りにしておけ。
(美幸)大盛り?

(健司)ああ。
もうちょっと もうちょっと。

いらっしゃい! おお!
あっ。 来た来た。

(瞬也)よう。
あっ。

(瞬也)どうも。
私が 呼んだの。

瑠美が いるのに
何も 言わなかったら

後で 何 言われるか。
(瞬也)よく 分かってんじゃん。

だから 腐れ縁。
嫌になるくらい。

(瞬也)一応 客なんだから。
分かってますよ。 何にすんの?

(瞬也)えっ? ああ。 おじさん。
チャーハンと シューマイ。

(健司)はいよ!
そうだと 思って

用意しといたよ。
(瞬也)おっ!

(瞬也)いい家族だろ? 千夏んち。
うん。

(瞬也)母親が 死んでから
力 合わせてるって感じ。

幾つのとき 亡くなったの?

(瞬也)あいつが 小学2年。
そっか。

(瞬也)最初 会ったとき
俺に言ったこと 覚えてる?

《千夏のこと
ちゃんと 守りなさいよ》

《大切な 幼なじみなんでしょ?》

(瞬也)すごく 反省させられた。
俺の欠点を 見抜かれたみたいで。

欠点?

(瞬也)はっきりと
生きてるつもりが 優柔不断で。

剣道のように 一本気が 身上だと
カッコつけてるくせに

誰からも 好かれようという
姑息なとこ。

そういう 自分の駄目なとこだよ。

私も 欠点あるよ。
えっ?

びゅーびゅー 吹く 北風。

≪(打つ音)
≪(子供)あーっ!

やるじゃん。
(子供)すいません。 ボール。

いくよ。 よいしょ。

(一同)ありがとうございます。

(瞬也)そうだ。
この前 メール 送ったんだ。

千夏から 聞いて。
届いた?

ああ。 うん。
(瞬也)暇なときでも 返してよ。

あのさ。

気付いてないの?
(瞬也)何を?

そのう。
千夏は 日野君のことが…。

ここまでで いいから。
道 分かるし。

(瞬也)えっ? ちょっと。

(メールの着信音)

(瞬也)「もしかして 千夏が
俺のこと 好きとか思ってる?」

「絶対 ないない。
あいつは 俺と いると

文句 言ってるか
菓子 食ってるかだから」

(番匠)おはよう。
(一同)おはようございます。

おはようございます。
(番匠)おはよう。

(一同)おはようございます。
(番匠)おはよう。

(岩谷)じゃあ 山田 千夏さん。
はい。

(岩谷)体幹を構成する
骨格の名称を 言ってみて。

えっと。 頭蓋。 頸椎。 鎖骨。

肩甲骨。 胸郭。 肋骨。

もう 分かりません!

♬~

♬~

(波多野)木崎さん。 山田さん。
(瑠美・千夏)はい。

(波多野)佐伯さん。 また 今日も
お休みみたいなの。

今度は 理由も言わないし
ホント かばいようがないわ。

だから 悪いけど 遠野さんと
3人で 練習してもらえる?

山田さん。 実技は 手順が
大事だから しっかり 覚えてね。

はい。

瑠美まで 目の敵に
されちゃってるかも。

別に いいよ。 担任に
好かれようが 嫌われようが。

(遠野)患者役に なるわ。
じゃあ お願いします。

♬~

♬~

(遠野)《木崎さん。 これ
預かってて。 絶対 なくさないで》

瑠美。 タオル。

瑠美! タオル。

あっ。 ごめん。

はい。

はい。 瑠美の分も あるよ。
ありがとう。 おいしそう。

私と 妹が 作るの。
毎日 180個だよ?

小学生のときから
手伝わされてさ。

おいしい。
ああ。

でさ 様子 見に行かない?
何の?

佐伯さんの。

また 千夏の おせっかいが
始まった。

気になるなら
メールで いいじゃん。

うちは 券売機 置かない
家族だって 知ってるでしょ?

あの後 一度も 学校に
来てないんだよ?

ちゃんと 顔 見て
話しに行こうよ。

うん…。
私は いいって。

一緒に 行こうって。
やだ。 行かない。

住所は 聞いてあるから。

うーん。

行かない。

うーん。

あれ?
この辺のはずなんだけどな。

おっきい家ばっかり。 佐伯さん。
こういうとこに 住んでるんだ。

おっ。 あった。

すごい おうち。

どうする?

どうするって。
ここまで 来て…。

(チャイム)

(佐伯)はい。
どちらさまですか?

あっ。 同級生の 2人です。
(佐伯)あっ。

驚いてる。
当たり前でしょ。

中学の同級生だって
いきなり 家には 来ないって。

(佐伯)木崎さん。 山田さん。
ちわ。

(佐伯)こんにちは。

こんにちは。

私は 千夏。 こっちの
お姉ちゃんは 瑠美ちゃんだよ。

くっついてるね。

(佐伯)ごめんね。
わざわざ 来てもらって。

私たちが 勝手に 来たんで。
どうしてるだろうって。

(佐伯)今度は 実家の母が
腰痛で 寝込んじゃって。

子供たちの面倒
見てもらってたから

無理させちゃったみたい。
どうぞ。

向こう 行って。

(佐伯)無理っていえば
この前は ありがとう。

波多野先生に
あんなふうに 言ってくれて。

うれしかった。
応援してもらってるみたいで。

佐伯さんのために
言ったんじゃ ありませんから。

お礼なんて いいんです。

佐伯さんの ご主人って
何してるんですか?

こんな家に 住んでるって。
建築士よ。

ほら。 ちょっと 向こうで
遊んでて。 ねっ。

幸せそう。 いいな。
この お茶も いい香り。

カモミールティーよ。
あっ。 クッキーも あるの。

子供たちと 焼いたの。
いただきます。

佐伯さんって どうして 看護師に
なろうと してるんですか?

いい暮らし してて。
カワイイ お子さんもいて。

いい妻 いい母が
似合ってるのに。

自立するためかな。

大学 出た後は
少し 働いてたんだけど

結婚して 辞めたの。

それで もう一度 手に職をつけて
働きたいなって。

お子さんが
まだ こんな 小さいのに?

今 そんなこと 考えなくても
いいんじゃないですか?

痛っ。

わっ。 このクッキーも
すごい おいしい。

佐伯さん。
料理も 得意なんでしょ?

いいな。 そんな お母さん。

おいしい。
よかった。

(まい・あや)バイバイ。

(あや・まい)バイバイ。

はっきり 言い過ぎだよ。

いつも 何かを
欲しがってる種類の

女性かもって。
えっ?

妻として 母としての
評価だけでは 飽き足らなくて。

(あや・まい)バイバイ。

あんなに 優しそうに見えて

もう一つ 別の顔が あるのかも。

いってきます。

≪(信吾)どこ 行くんだ?

大学の図書館。

お母さんは 今日も
パートに 出掛けたから

お昼は 冷蔵庫の中にある
昨日の残り物

チンして 食べてって。

(メールの着信音)

「お昼 一緒に食べよ!」

(看護師)バイト君。
これが 終わったら 配膳の支度よ。

はい。 よし。

(看護師)危ない!?
ごめんなさい!?

(看護師)気を付けて。
すいません。 はい。

(健司)あいつ また
頑張り過ぎなんだよ。

実習の練習と お金の 両得だとか
言って。

器用じゃねえんだから 2つのこと
同時に できるわけ ねえんだよ。

(美幸)だよね。
(男性)すいません。

お水 下さい。
(美幸)はい。

♬~

(拓海)何で 赤本なの?

(拓海)大学 受け直す?
仮面看護学生?

《あのう。
ありがとうございました》

(拓海)《人助けは
医者なら 当然だよ》

あっ。 あのときは
ありがとうございました。

(拓海)彼女は 大丈夫だった?
はい。

そう。
オペの見学は きついからね。

でも 君は ちゃんと
見学できた上に

倒れた友達を 助けられた。
看護師に 向いてるね。

(拓海)どうかした?

そんなこと 言われて
居心地 悪いなって。

(拓海)好きじゃないんだ?
看護。

というか 引かれるものが
ないんです。

あのう。
どこに 行くんですか?

(拓海)見せたいものが あるんだ。

(拓海)あっ。 自己紹介が
まだだったね。

俺は ここの大学病院の医師。
まだ 研修医だけど。

名前は 菱川 拓海。
君は?

木崎 瑠美です。

(拓海)瑠美ちゃんか。
よろしくね。

はい。

(拓海)あっ。 もうすぐだから。

この におい…。

(拓海)ホルマリンだよ。

♬~

はっ!?

(拓海)みんな 僕たちの体の 一部。
自分の 一部だよ。

でも こうしてみると
ちょっと 気味悪いけどね。

そうは 思いたくないけど。

(拓海)好きな臓器 ある?

好きな臓器? 考えたこともない。
あるんですか?

(拓海)うん。 子宮。
子宮?

(拓海)子宮は 神秘だよ。

通常は 鶏の卵くらいの
大きさなのに

臨月には 3kgの胎児を
包みこむまでに なるんだから。

その子宮に 入っている 胎児。

これから 生まれる子供が
好きなんだ。

この小さな生命体が
育つのを 助けたい。

この命を 大事に育てたいって。

じゃあ 小児科の先生?

ああ。 これを見たとき
体に 響くものがあった。

(拓海)君も 早く見つけろよ。
えっ?

(拓海)響くものを。

♬~

♬~

≪(飛び込む音)

(拓海)《君も 早く見つけろよ。
響くものを》

(瞬也)もう 人 いないし。
(柳田)俺たちだけじゃない?

夏休みなのに 毎日 受験勉強と
バイトに 明け暮れてる

お二人の 気分転換に
お誘いしたの。

獲物を狙う サメみたいに
私の周りを 回るの

やめてくれない?
(瞬也)はいはい。

(柳田)一人で
あいつ 誘えば いいのに。

いつも あの子と一緒じゃ

どうぞって
言ってるようなもんだよ。

いいの。 それより あんたこそ
どっか 行きなさいよ。

何で 私のそば 来んのよ?
こんな 広いのに。

(瞬也)さっきから 何してんの?

お母さんの おなかに
いるときって

こんな感じだったのかなと
思って。

私も 覚えてる。
この感覚。

(瞬也)ホントかよ?

♬~

何すんのよ?
もう。 バカ!

(瞬也)いつものことじゃん。
ホント バカ! バカ!

バカ バカ バカ バカ…。
(瞬也)やめろ。 おい!

千夏でも 素直に
なれないこと あるんだ。

あいつに対して 怒るのは
泣きたくないからだよ。

あいつと 話してると
何か 泣きたくなる。

だから 泣くのが 嫌だから
怒るんだ。

(波多野)夏休み明けの
修了試験を 受けても

合格できないと 思うわよ。

出席日数が 足らないから
どっちみち 留年になるの。

(佐伯)はい。
(波多野)ねっ。

早く 諦めて
主婦に 専念したら?

(佐伯)そう 言われても
仕方ないと 思うの。

無謀な挑戦だったかも
しれないなって。

私は 波多野先生の気持ちも
分からなくない。

波多野先生は 看護学校を出て
病院で 看護師として 働いて

その間 結婚もせず
子供もなくて。

なのに 佐伯さんみたいに

そっちの人生も 女性として
ちゃんと 歩いてきた人が

今度は 自分と同じ道まで
歩こうとするなんて

いら立っても 仕方ないかなって。

だから 佐伯さんに

同じラインに
立ってほしくないんだと思う。

(佐伯)そうかもね。
でも

看護師として 同じラインに
立つことは あり得ないのに。

えっ?

(佐伯)20代って 人生で 一番
何にでも 集中できるときよ。

そんな時間を 看護師としての
仕事に 打ち込んできた 彼女と

家庭の主婦を してきた
私とでは

決して 埋まることのない
差があるの。

この先 私が どんなに
努力したとしても

波多野先生が 20代で
身に付けたものを

上回ることは できない。

たとえ これからの経験年数で
もし 上回ったとしても

私ぐらいの年じゃ 決して
得られないものが あるのよ。

その時期に 何をしていたかで
人生 大きく 変わるの。

ごめんなさい。
木崎さんに こんな話 して。

いえ。 やっぱり 優しいだけの
人じゃないんだなって。

(佐伯)怒ると
いつもの ママじゃないって

子供たちにも いわれてるけど。

じゃあ そろそろ 帰らなきゃ。
これ ありがと。

発達心理学の授業は あんまり
出られなかったから 助かる。

こんなことぐらいなら いつでも。

(佐伯)しっかりした字。

ご両親。
ちゃんと 育てられたのね。

私も 見習わなきゃ。
じゃあ これ ありがと。

♬~

ただいま。
(智子)おかえりなさい。

お母さんもね
さっき 帰ってきたところ。

お父さん。 出掛けてたの?
(智子)うん。 そうらしい。

どういう 風の吹き回しだろ。
鬱なのにね。

はっきり 言い過ぎ。
(智子)そう?

♬~

♬~

 

はい。

(遠野)中を見た?

(遠野)駄目ね これ。
私の顔 半分 写ってるじゃない。

こっちは おじさんの顔が
ピンぼけだし。

下手ね。
今回の カメラマン。

誰かに頼んで 撮ってもらったの?

そうよ。 相手は 医者。
いい お金になるの。

車で 写真が 男に
見つかりそうになったの。

ヤバッってところで あなたに
預けたわけ。 助かったわ。

じゃあ 帰るね。

私のこと 嫌いなんでしょうけど
ちょっと 付き合いなさいよ。

えっ?
いいでしょ。 ねっ?

ちょっと。

千葉まで。
(運転手)はい。

何しに行くの?

(運転手)お客さん。
千葉までって。 掛かるよ 金額。

2万超え しちゃうかな?
カードでも 大丈夫だけどね。

(運転手)このスタミナドリンクね
結構 効くのよ。

まあ アドレナリンが ぎんぎんに
出まくっちゃってさ。 アハハ。

けどね 車の中で
こういうの…。

♬~

♬~

おしゃべりな
運転手さんだったわね。

でも 相手するのが
自分しか いないと

ちゃんと できるじゃない。

帰り 心配しないで。

タクシーチケット あるから。
たくさん もらってあるの。

どこ 行くの?

ここ 私の家。
えっ?

あした 取り壊すの。
だから 今日が 最後。

私の家と いっても

10年前 売り渡してるの。
不動産屋の 持ち物。

私が暮らしてた 15年間は

この家も 笑い声で
あふれてた。

両親と 私と 妹と。

(笑い声)

(遠野)《じゃあ これ。
カワイイ》

(妹)《ありがとう》

(遠野)《あっ。 ありがとう。
妖精さんみたい》

家族との 幸せな記憶が
ここに あるの。

どうして そんな話
私にするの?

こんなところまで
連れてきて。

この家の最後を 一人で
見るのは 嫌だったから。

家族は?

両親は 離婚したわ。

そして 妹は
12歳で 死んでしまった。

妹は 死ぬはずでは なかったの。

簡単な手術だと 聞かされてた。

妹は 生まれつき
心臓に 欠陥があったけど

入院するまでは 元気に
学校にも 通ってた。

妹の亡きがらを 見せられても

私には 何のことか
分かんなかった。

私は 妹を 死なせてしまった
人間が 許せない。

探してるのよ。
その医師を。

妹を 殺した男を。

いつか 見つけだしてみせる。

きっと 今でも 医師を
してるはずだから。

♬~

(岩谷)校長?

(番匠)どうして…。
(岩谷)はい?

(番匠)白衣の天使と 呼ばれた
ナイチンゲール

自分の身も 顧みず 人々に
献身できたのかと 思いましてね。

(岩谷)はあ。
(番匠)善き心だけを持つ 人間が

本当にいるのか? 私は ずっと
そのことを 考えているんです。

♬~

(学生)発表された。

できそう?
うん…。 できるよ。

(美幸)酸素の投与方法
4種類の名前は?

カニューレ。 フェースマスク。
ベンチュリーマスク。 えーと。

リザーバー付き 酸素マスク。
(美幸)正解。

(健司)正解。 すげえな。
全然 分かんねえ 俺。

(あや)ママ。
これ 何か 分かる?

えっ? カニ
(あや)正解。

(佐伯)上手に 描けてるじゃん。

(バイブレーターの音)

お待たせ。

(波多野)はい。 始め。

♬~

あっ。 私 かん腸だ。

いいじゃん。 今まで 一番
練習してきたんだから。

でも 自信ないよ。
本番 弱いの 分かるでしょ?

瑠美は?
洗髪。

他 かゆいところ
ないですか?

(女性)大丈夫です。

それでは グリセリン
注入します。

あっ!? あっ!?

落ちた…。
やらかしたね。

患者に かん腸液
ぶちまけちゃったからね。

♬~

すごいじゃない 瑠美。
遠野さんに次いで 2番目だよ。

まあ 一応 勉強したからね。
千夏は?

もちろん 追試。
実技も 学科も。

頑張るしかないね。

(波多野)どうして 佐伯さんが
合格なんですか?

出席日数が 足らないんですよ。
(岩谷)学校長の判断です。

≪(ノック)
(番匠)どうぞ。

≪(佐伯)失礼します。
1組の 佐伯です。

(番匠)あなたの試験の結果を
見させていただきました。

若い学生に劣らず
優秀な成績でしたね。

(佐伯)私は 合格して
いいんですか?

出席日数が…。
(番匠)ことし

修了試験までに 辞めた学生が
18人 いました。

私はね 看護師を
目指している人には

機会を 与えたい。

私が 責任を持ちます。
病棟実習 頑張ってください。

あっ。 はい。

あっ。 その前に 戴帽式でしたね。

もう こんな時間!?
いってきます。

(健司)おい。
気を付けて 行けよ!

はい!

(健司)あいつ よく 留年に
なんなかったな。

(美幸)瑠美ちゃんの おかげだね。

いってきます。

(智子)いってらっしゃい。
写メ 送ってね。

撮れたらね。
撮って。

いってきます。
はい。 いってらっしゃい。

(智子)今日も 出掛けるの?
(信吾)ああ。

♬~

まだ 続けてるんだ?

あの写真。
私に渡したのは

誰かに
止めてほしかったからじゃないの。

だとしても 無理して 生きて
何が悪いの?

えっ?

あなたが 言ったのよね?

まさか 瑠美と 戴帽式
出席できるなんて。

いつ 辞めるかと
思ってたから。

私も。 ずるずる きてる。

あっ。

すてきな先生じゃない。
知ってるの?

ああ。 ちょっとね。

えっ? いつ 知り合ったのよ?
何にも 言ってくれないんだから。

♬(ピアノの演奏)

(一同)
♬「愛にうるめる 星の下」

♬「ああ 南欧の フローレンス」

♬「優しき 乙女ごころこそ」

♬「露を帯たる 紅薔薇

♬「蝶よ 花よと 深窓に」

♬「育ちながらも 洵情の」

♬「看護の業を 学びては」

♬「地には 平和よ 人に 愛」

♬「白衣の聖女と 仰がれて」

(番匠)皆さん。
修了試験 ご苦労さまでした。

合格された 学生の皆さんは
これから

病棟実習が 始まります。

看護師としての 現場での
第一歩です。

現実の厳しさに くじけそうに
なることもあると 思いますが

そんなときは この言葉を
思い出してください。

「天使とは 美しい花を
まき散らす者ではなく

苦悩する者のために
戦う者のこと」

これはですね 白衣の天使と
呼ばれた ナイチンゲールの言葉です。

「苦悩する者のために 戦う」
このことは

過去よりも むしろ 現代の 医療
看護に 携わる者に

切実に 響くと 思います。

♬~

(拓海)番匠先生。
さすが いいスピーチでした。

(番匠)今日は 来てくれて
ありがとう。

(拓海)いえいえ。
現場は 人手不足です。

一人でも多くの学生に
看護師に なってもらわないと。

(番匠)分かってるよ。

これからの医療に 必要なのは
人材の確保だ。

質のいい 医師。
看護師のね。

でしたら 一日も早く
現場に 戻ってきてください。

先生の腕なら 何人もの患者の命を
救うことが できるはずです。

(番匠)そのうちな。

(拓海)あのこと
まだ 気になさってるんですか?

あれは 先生の医療ミスじゃ
ありません。

♬~

♬~

♬~

(波多野)あなたたちの班は
まずは 消化器系の 患者さんの

実習からよ。 すいません。
よろしく お願いします。

(池尻)早速だけど 受け持ちの
患者を 割り当てるわね。

山田さん。 木崎さん。
(千夏・瑠美)はい。 はい。

(池尻)佐伯さん。 遠野さん。
(遠野・佐伯)はい。 はい。

(池尻)今すぐ 読んで。 急いで。

(看護師)池尻さん。 お願いします。
(池尻)はい。

♬~

(池尻)千田さん?
今日から 実習で担当になる

木崎 瑠美さんです。
よろしく お願い…。

(千田)うるせえ!
出てけ!