どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしております。解析結果を公開しつつ関連商品も紹介します。解析結果の信憑性が確認できるよう解析用ソースも引用掲載しますので、見逃し番組の確認にも役立つ(ネタバレ)かも?

コンフィデンスマンJP 第1話 ゴッドファーザー編! ドラマのキャスト・主題歌は?(見逃した方はネタバレ注意)

『コンフィデンスマンJP #01 ゴッドファーザー編!初回ゲスト江口洋介!』のキーワード出現数BEST10

  1. 赤星 76
  2. リチャード 29
  3. 久美子 18
  4. 信頼 18
  5. 放出 17
  6. ボク 15
  7. ダー 14
  8. 本当 11
  9. ハァ 10
  10. お前 9

『コンフィデンスマンJP #01 ゴッドファーザー編!初回ゲスト江口洋介!』の番組内容&EPG情報の引用(ネタバレ注意!)

<さあ 答えは この後の
『コンフィデンスマンJP』で!>

(長澤)見てね。

「君に金がない理由を
教えてやろうか?」

「君に金がないのは

君が ひたすら金だけを
愛さないからさ」

 

いよいよ今夜コンゲームの幕を開ける!初回スペシャルゲストは江口洋介!ダー子(長澤まさみ)たち詐欺師とどんな騙し合いを繰り広げるのか。奴らの嘘を見破れ!

詳細情報
番組内容
ダー子(長澤まさみ)は、天才的な頭脳と抜群の集中力で、難解な専門知識も短期間でマスターしてしまうコンフィデンスウーマン=信用詐欺師。高級ホテルのスイートルームに居を構える、破天荒な上に天然で、いい加減なところもある女性だ。そんなダー子と組んでいるのは、お人よしで小心者ゆえにいつもダー子に振り回され、早く詐欺師稼業から足を洗って真っ当に生きたいと願っているボクちゃん(東出昌大)と、超一流の変装技術を
番組内容2
持ち、生まれながらの品の良さを生かして相手を騙すリチャード(小日向文世)だ。
ダー子が新たなターゲットとして目を付けたのは、公益財団『あかぼし』の会長・赤星栄介(江口洋介)。表の顔は文化芸術やスポーツの振興、慈善事業にいそしむ名士だが、その裏では経済ヤクザとして暗躍し、日本のゴッドファーザーとも呼ばれる男だった。赤星は何よりも仲間を大切にし、そのファミリーは鉄の結束で結ばれているとも言われていた。
番組内容3
ダー子は、国税庁からマークされている赤星が、莫大な現金資産を海外に持ち出そうともくろんでいると推測。貨物船舶の船長に扮したリチャードを赤星に接触させる。ところが、なぜかその正体がバレてしまったリチャードは瀕死の重傷を負い、病院に収容されてしまう。詐欺師稼業をやめて一度はダー子のもとを離れていたボクちゃんは、知らせを受けてリチャードの敵を討つと決意。ダー子とともに赤星を騙すための作戦を立てるが…。
出演者
長澤まさみ 
東出昌大 
小日向文世 

〈第1話ゲスト〉
江口洋介 
未唯mie
スタッフ
【脚本】
古沢良太 

【企画】
成河広明 

【プロデュース】
草ヶ谷大輔 
古郡真也(FILM) 

【演出】
田中亮 
金井紘 

三橋利行(FILM) 

【音楽】
fox capture plan 

【主題歌】
「ノーダウト」Official髭男dism 

【制作】
フジテレビ

 

「金というものはね 浮気者には
身を任せないものだよ」

「フィンリー・ダン」

♬(音楽)

(女性たち)キャー!

♬~

(女性たち)キャー!

(心人)ポーウ!
(女性たち)キャー! 心人!

♬~

タマは 幾ら用意したの?
1, 000万?

(久美子)あたしが
そんなケチな遊びすると思う?

俺が守るからね。
(久美子)頼もしい。

このお金を倍にして
あなたを大々的に売り出すわ。

うちで踊ってる素材じゃないもの
心人は。

ありがとう 社長。
(久美子)社長じゃない。

2人きりのときは?

久美子。

よくできました ハァト。

(久美子)礼儀知らずの子供を
しつけるのは 大人の役目。

有り金 全部 巻き上げて
この店 つぶしましょう。

(男性)いらっしゃいませ。
お待ちしておりました。

(鍵を掛ける音)

いました。

(久美子)下品な小娘。

(零)ゲームに勝つコツは
心で見ること。

目に見えるものに
惑わされてはいけません。

真実とは限りませんから。

何が本当で

何が嘘か。
(客)すごい。

あっ! アハハ…。
あ~ うれしい!

また来てくださったんですね。
私の憧れ 久美子社長!

遊ばせてもらうわよ。
あれですね?

さあ どうぞ。

(政吉)ロクゾロで
ツボをかぶります。

さあ どっちも どっちも。

(客たち)半! 丁! 半! 丁!

よろしゅうございますね?

丁半 出揃いました。

勝負。

ニシの丁!

(客たち)イェーイ! ああ…。

シンプルなゲームほど
人の心をつかみます。

日本に
統合型リゾートができたら

カジノは 絶対
これにするべきですよ。

外国人も大喜び
間違いなしですもの。

どうぞ これ お使いください。

悪いわねぇ。

では グサンでツボを かぶります。

さあ どっちも どっちも。
(客たち)半! 丁!

半。 丁。 半。
丁! 半!

丁!

コマが揃いました。

勝負!

シロクの丁!

さすが 久美子社長!

さあ どっちも どっちも。

(客)丁!
半ないか。

半。

グニの半!

(久美子)イェーイ! ハハハ。

丁!
ロクゾロの丁。

半!
シソウの半。

半!

サニの半。
しゃー!

ハハハハ!

(久美子)イェーイ!

(久美子)
《決心は ついたかしら?》

《れっきとした 極征会
構成員だった あなたが

あんな 小娘に こき使われて
面白いわけないですよね》

(久美子)《無知って恐ろしい…》

《あの子 裏社会の
誰にも筋を通してない》

《つぶされるのは 時間の問題よ》

《うちに来なさい》

どっちも どっちも。

丁!
シゾロの丁!

しゃー!
(客たち)おお~!

今日は この辺にされては?

(久美子)もう少し 楽しむわ。

ついてるうちに やめておくのが
いい遊びです。

何? この店は
もうけ過ぎた客を追い出すわけ?

もうけて
お帰りいただきたいからこそです。

正直に言いなよ。
もう金庫に金がないってさ。

(ざわめき)
うちには 常に

1億円以上の現金を
用意してあります。

ご心配なく。

ごめんなさいね
うちの子が失礼なこと言って。

そうね。 零ちゃんの言うとおり
この辺で終わりにするわ。

でも こんなに持って帰るの
悪いから もう一度だけ。

これ 全部 はらせてもらうわね~。

それと おまけに
これも寄付しちゃおうかな~。

1億あります。

(一同)おお~!
構いませんよね?

額が多過ぎて
受けるお客さまが…。

あなたは? 1億あるんだし。

あれれ?
受けてもらえないんですか?

出してちょうだい。
フゥー!

そうこなくっちゃ!

ただし ツボふりは 交代します。

うちで これができるのは
あたくししか…。

いいから。

右や左の お兄さま お姉さま。

これより この賭場の元締である

不肖 夜桜の零が
ツボをふらせていただきます。

何とぞ
よろしくお願い申し上げます。

(歓声・拍手)

♬~

よろしゅうございますね?

サイの目 ピンゾロで入ります。

久美子社長 どうぞ
半でも 丁でも お好きな方に。

さあ どっちも どっちも!

《サイは
出る目が決まってるものを

いくつも懐に入れてる》

《ツボに入れる前に
出る目は 決まってるんだ》

♬~

半。

丁!

丁半 揃いました。

いざ 勝負!

♬~

ヨイチの半! しゃー!
アハハハハハ!

ついてる日って
とことん ついてるのね~!

ごめんなさいね。

何してんのよ。

これは… これは 私のお金よ。

渡さない!
何 言ってんのよ!

零さん やめなさい。
(久美子)よこしなさい バカ女!

離せ 成金女!

零さん 落ち着いて…。
痛い 痛い 痛い!

やめ…。
やだ!

これ あたしのなんだから!
離してよ!

警察だ!

警察だ!

(刑事)動くな!

(警部)警視庁だ。
全員 動くな!

社長 逃げよう!
(久美子)えっ… あたしのお金。

そんなの捨てろ!

夜桜の零。

賭博開帳図利容疑で 逮捕…。

やめろ。

やめなさい。

私の金だ!

取れるもんなら 取ってみろい!

凶器を捨てろ!

うわああー!

(銃声)

キャ~!
逃げて! 早く!

うっ… ああ…。

うう… あっ…。

ゴホッ… うう…。

いつまで やってんすか?

川谷 拓三じゃないんだからさ。

アハハハ…。
(警部)いやいや

マカロニ ジーパンも
真っ青な名演だったぞ。

って 分かんねえか。
石崎社長こそ

中古車チェーンの
社長とは思えない

熱演ぶりでしたよ。
(石崎)言ったろ?

(石崎)学生時代
演劇 かじってたって。

うちの社員もね
こういうの嫌いじゃないから。

お前ら よくやった。
なっ? みんな 拍手!

(拍手)

(手拍子)
(一同)石崎モータース。

(一同)アハハハハ!
しかし こんなにうまくいくとは

思わなかったっすね。
映画とおんなじパターンなのに。

(石崎)ああいう女はね
古い映画なんか

見ちゃいないんだよ。
それにね

ディテールが物を言うんだ。
偽物の店だって 立派に作る。

そして 現金1億円
どーんと見せる。

これで 相手は 冷静さを失う。

さすが。 一代で
大会社を築いた方は違いますね。

なに… ヒントをね くれたのは
この零なんだ。

あっ お前らに ちゃんと
紹介してなかったね。

彼女はね 俺の行きつけの店の
ホステスで

店で話してるうちになぁ?

盛り上がっちゃってなぁ?
ねぇ~?

(石崎)こっちの心人は
茨城のショーパブで踊ってるところを

俺がスカウトして
矢代 久美子の元に送り込んだ。

あの女のタイプだと思ってね。

で こっちの男は やくざ映画
出まくってた大部屋俳優だ。

ツボふりができるっていうんで
誘った。

俺の目に狂いはなかった!

奥さまと お嬢さまの
敵がとれましたね。

あの矢代 久美子って女はさぁ

うちの女房と娘を
ホストに狂わせて

何千万も貢がせたんだ。

娘は まだ高校生だぞ!

そんなことが 許されていいのか!?

だから 俺はね
取られた金を 取り返したんだ。

俺の金だ!
脱税した お金ね。

そう 脱税。
おいおいおい…。

人聞きの悪いこと言うなよ。
ごめんなさい。

賢い節税ね。
そうそうそう… ハハハハ!

社長の1億と…。

矢代 久美子から巻き上げた1億。

合わせて2億。
片付けが済んだら

全員 うちに来なさい。
祝杯だ! とことん飲もう!

(一同)イェーイ!

(石崎)お疲れ~。
(男性たち)お疲れさまでした。

 

あああ~…!

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

(ダー子)目に見えるものが
真実とは限らない。

何が本当で 何が嘘か。

ベートーベンは
本当に耳が聞こえなかったのか。

オズワルドは
ケネディを殺したのか。

アポロは 月へ行ったのか。

コンフィデンスマンの世界へ
ようこそ。

(リチャード)
甘美な香りと肉厚なボディ。

実に出来のいいモンラッシェだね。

納豆とポテチに よく合うわ~!

(リチャード)相変わらず
独創的な味覚だね ダー子さんは。

リチャードもいってみ。
納豆オンポテチ。

あ~ん…。
ハハハハハ。

しかし 2人の悪徳社長
一度に釣り上げるなんて

大胆だね~。
収穫は ちょっと少なかったけどね。

ちょび髭さんたち
子猫ちゃんに バイト代払ったら

大して残らんなぁ。
いいじゃないか。

温泉でも行って
ゆっくりしようかなぁ。

スカイダイビング やり行こう。
気持ちいいよ~!

あれ 年齢制限ない?

年いってる方が向いてるのよ。
天国に近いから。

やってみようかな~。
やろやろ~!

≪(ドアの開閉音)

ボクちゃんも やり行こう。
スカイダイビング。

(ボクちゃん)矢代 久美子と
取っ組み合いする必要が

どこにあるんだよ。 予定に
ないことばっかりしやがって!

いて… もう!
アドリブこそ 醍醐味よ。

心に人と書いて ハァト。
やめろ!

変な名前つけやがって。
ずっと気持ち悪かった。

じゃあ いつもどおり
こう呼ぶわ。

ボクちゃん。
その呼び方は もっと やめろ。

じゃあ… 本名で呼ぶ?

もう僕のことを呼ぶ必要はない。
二度と会うことはないから。

次のオサカナ 見つけてあるのよ。
今度は もっと大物。

ダー子 今回は リチャードに
頼まれたから手伝った。

知り合いの娘さんが
矢代 久美子のホストクラブに

ひどい目に遭った。
懲らしめたいって言われたからだ。

ああ… ミユキちゃんの恨みは
晴らせたよ。

ん? 僕には
ユキエちゃんって言ってたぞ。

あっ ユキエちゃんだった
ユキエちゃん。

本当は ミユキちゃんって言ってた。
ミユキちゃんだった。

もういい…。
君たちとは これっきりだ。

僕は この仕事から足を洗う。

はい それ 400回目~!
今度こそ 本気だ!

そうよね? 本気なのよね?
だいたい お前が リチャードを

たぶらかしてるんだろ。
お前とは 縁を切る。

お医者さんごっこした仲じゃない
泣き虫ボクちゃん。

やめろ。
こんな楽しいお仕事は

他にありませんよ。 いったい
何が気に入らないのかな?

決まってるだろ。
人をだますのは悪いことだからだ。

嘘!?

ボクちゃん。

分け前を渡してないよ。

これだけもらう。
リチャード 君も足を洗え。

この女といると
いつか 必ず ひどい目に遭うぞ。

ケッ!

じゃあ そろそろ あたしも…。

食べてみ 食べてみ。
う~!

うん おいひい。
だしょ? だしょ? だしょ?

おはようございます 会長。

♬~

 

はいはーい。

えっ?

リチャード…。

リチャード!

昏睡状態。

私のせい…。

私が
無理やり引っ張り込んだから。

誰に やられた?

ダー子!

相手が悪すぎた…。

誰にやられたんだって
聞いてんだよ!

赤星…。
赤星?

赤星 栄介。
何者だ?

公益財団 あかぼし 会長。

文化芸術スポーツ振興
慈善活動にいそしむ

お金持ちの優しいおじさん。

(赤星)合唱の命は
ハーモニーだよね。

人生も同じだ。
大切なのは信頼し合える仲間。

人は 一人では 何もできない。

いざというときに 全てを捨てて
助け合える仲間が何人いるか。

(赤星)
それが 人生の 本当の価値だよ。

お金では 決して
手に入れられないものなんだ。

それは 表の顔。
裏の顔は?

(坂田)商店街の連中が
声を揃えて反対運動しやがって。

(赤星)地元の方々には
ちゃんと誠意を持って

説明しないと駄目じゃないか。

信頼関係を築くことが
何よりも大事だ。

反対運動 主導してるのは?

(坂田)だ… 団子屋です。
一番古い 年寄り夫婦です。

どうか 会長 お願いします。
お力添えを!

(赤星)もういい。

お前は 俺の大切な仲間だ。
家族だ。

困ったときは お互いさまだよ。
(坂田)会長…。

話してみよう。

穏便にな。

おい! 見ろ この団子!
うじ虫 湧いてんだよ!

知り合いの娘が
食中毒で死にかけてんだ。

どうしてくれんだよ!
(男)この店の団子を食し

いたいけな子供が
食中毒になりました!

この店の団子を…。

(坂田)工事も
無事 着工となりました。

全て 会長のおかげでございます。

その正体は
ザ・ジャパニーズ ヤクーザの黒幕。

一介の証券マンから
日本のドンともいわれた

経済ヤクザに
食い込んで のし上がっていった。

今や 日本のゴッドファーザーなんて
言われちゃったりもしてる。

何よりも仲間を大切にし

ファミリーは
鉄の結束で結ばれてる。

だから たとえ どんなに
かわいがっていた相手でも

裏切り者と分かったら
絶対に許さない。

ギャー!

公益財団は
莫大な財産の隠れみの。

税務署の目から逃れてる
隠し資産が

数百億あるといわれている。

捜査当局は 何してるんだよ?
もちろん ずっと目をつけてて

あらゆる口座の金の流れを
確認してる。

でも 尻尾をつかませない。

現金で どこかに隠してるって噂。

それだけの現金
どこに隠してるんだ?

分からない。 鉄の結束のお仲間が
守ってるんでしょ。

何人かいる愛人宅も
次々 捜索が行われたけど

何も出なかった。

(女性)令状 見せなさいよ。 令状。

とはいえ 捜査の手は
着々と近づいている。

赤星だって 内心は
かなり焦ってるはず。

だから そこを突こうとしたの。

赤星は 海外にも
いくつか家を持ってる。

お金を そこに移したくて
仕方ないはずよ。

問題は 莫大な現金を
どうやって国外へ持ち出すか。

そこに糸を垂らした。

《そんなはずは
ないんですがねぇ》

(店員)《そうですか…。
お幾らくらい入ってました?》

《いや 現金は
大したことないんだが

身分証と 船舶の免許が入っていて
それがないと…》

(赤星)《これでしょう?》

《これです》
(赤星)《ラウンジの椅子に》

《ああ~ 朝食のときに…。
ありがとうございます》

《あのう
何か お礼をさせてください》

(赤星)《いやいや そんな》
《私の気が治まりませんから》

《これから
シンガポールへ行きますが

帰ってきたら
連絡をさせてください》

順調にいってたわ。

リチャードは 相手の
信頼を得ることにかけては

天下一品。 時間をかけて
赤星との信頼関係を

丹念につくっていった。

《ちょっと いいか?》

そして とうとう赤星は

貨物船で 現金を密輸する相談を
持ち掛けてきた。

昨日 私たちは 港で待ち構えたの。

赤星が隠し場所から持ち出した
金を押収するために。

国税局 シャシャチュ部!》

国税局 シャシャチュ部!》
(ちょび髭)《査察部》

《さ・さ・つ・ぶ》

《さ・さ・つ・ぶ》
(ちょび髭)《そう》

国税局 シャシャチュ部!》

完全に 釣り上げたと思ったわ。

だけど 赤星は 姿を現さず
リチャードからの連絡も途切れた。

けさ…。

リチャードが 瀕死で運ばれたって
情報が入って…。

ごめんね リチャード…。

リチャードが見破られるなんて…。

赤星を見くびってた。
手出しするべきじゃなかったのよ。

もし このまま リチャードが…。

私 どうしたら…。

リチャードの仕事は
僕が引き継ぐ。

何言ってんの? 駄目よ!
リチャードの敵を討つんだ。

赤星から金を取る。

リチャードでも無理だったのよ。
ボクちゃんも同じ目に遭う。

ダー子!

リチャードは 僕らにとっては
親代わりみたいなものだろ。

子供のころ いつもダー子に
おやつを取られて泣いてる僕を

慰めてくれたのは
リチャードだった。

そうだったね…。

私に ファミコンで殴られて
前歯 折って

泣いてたボクちゃんを
慰めてたのも リチャード。

ああ。
私に ロープで縛られて

パンツ下ろされて
いじられて 泣いてた

思春期のボクちゃんを
慰めてたのも…。

うん もう… もう
その話は やめよう。

僕は 一人でもやる。

ボクちゃん一人で
死なせるもんですか。

赤星に教えてあげましょう。

仲間を信じることの本当の意味を。

ダー子 方法を考えろ。

私が この体を使って
赤星の懐に入るわ。

それは 駄目だ!
いいの!

私の体は どうなっても…。
それだけは 絶対に駄目だ。

頼むから やめてくれ!

ボクちゃん…。

そこまで あたしのことを?

そうじゃない。 下手だから
やめろと言ってるんだ。

下手?

ダー子 君は ハニートラップの
才能だけは ない。

な… 何 言ってるの?

この… 美貌と色気こそ
ダー子さん 最大の武器…。

成功したことあるか?

男は みんな 引くだろ。
はっきり言う。

お前のハニートラップは
何か こう

エロババアに襲われるようで
すっげえ怖いんだよ…。

他の手 考えりゃ
いいんでしょうがーっ!!

えーと…
パイロットになれっての?

だって もう
船は 使えないじゃん。

空しかないわ。
いや でも

本物のパイロットになるのは
無理なんじゃないか?

リチャードは 見破られた。

赤星に 付け焼き刃は
通用しないってこと。

本物になるしかないわ。
いや~ でも それは

無理なんじゃないか…。

聞いてます?

世界中の人々に
安心と安全を届けるという

御社の理念と出合い…。

聞こえますか? 大丈夫ですか?
救急車 呼んでください。

早く。 急いで!

アテンション プリーズ!

それだけ 努力する才能があるなら
真面目に働いても成功するよ…。

そんなの才能の無駄遣いじゃない。

別荘に行く前に
マニラで一杯 やっていくか なあ。

いいですね。

では これで失礼します。

またのご利用
お待ちしております。

ああ。

バカヤロー!
何やってんだ てめえ!

申し訳ございません!

おい 見てんじゃねえぞ こら!

さっさと拾え のろま!

使えねえ女だな!

(バイブレーターの音)

はい 部長。

今 お見送りしました。

いつまで こんなこと
やらされるんですか?

いくら ジュニアだからって
こんなの

犯罪行為…。

ハァ…。

ハァ…。

CAさんも 大変ですね。

空港で お見掛けしました。

お恥ずかしいです…。
(赤星)おごらせてください。

マニラのお酒は強くて 私には…。

(赤星)まあまあ 形だけでも。

(赤星)乾杯。
乾杯。

赤星といいます。

ライジングエアラインの安田です。

赤星って あかぼし財団の?

ええ。
し… 失礼しました。

(赤星)ああ いやいや。

しかし 横柄な客が
いるもんですね。

同じ日本人として
恥ずかしいかぎりだ。

心身ともに 疲れるでしょ?

仕事ですので。

荷物を持たされ
罵声を浴びることが

CAの仕事ですか?

CAは 召し使いではないし
客も神ではない。

ああいうやからには
毅然とした態度で接するべきです。

あのお客さまは 特別なので…。

特別というと?

申し上げられません。

まあ まあ。 どうぞ。

あいつはね
ジュニアって呼ばれてるんですよ。

ジュニア?

うちの会社のオーナーの息子だの。
ライジングエアラインの?

最低のどら息子ですよ。

世界中のカジノで借金して
首が回らないの。

へぇ…。

彼のバッグには たくさんの現金が
入っていたようだが

あれは 何か
特別な許可を取ってるのかな?

許可なんて
取ってるわけないじゃ…。

何か 飲み過ぎました。

すいません。
ごちそうさまでした。

大手のエアラインに
口を利いてあげられるよ。

あっ… 飲み過ぎちゃったみたい。

体が… 熱くなってきちゃった…。

やめろ やめろ しまえ。

ハァ…。

ダーリン!

触っちゃうぞ~! おい。

捕まえた~!

あ?

何だ? こいつら。

ジュニアと お話ししたいと
おっしゃってて。

誰だか知らねえけどよ
見て分かんない?

俺 今 すげえ忙しいの。

来い。
おい!

何やってんだ こらぁ!

暇になった。
おい おっさん。

俺を誰だか知ってんのか?

うっ… あっ!

ああ…。

(赤星)三流航空会社の
アホボンだろ?

んだと?
こ… この人

あかぼし財団の赤星さん。
あ… 赤星?

たまには 格安航空に
乗ってみようと思ってね。

君たちと
仲良くなりたいんですよ。

仲間に入れてもらえないかな?
てめえ しゃべったのか!?

(赤星)彼女は 肝心なことは何も。

よくできた従業員です。

だから 直接 君に聞いてる。

だったら 私が言おう。

借金で 首が回らないアホボンは
自由になる金がない。

だから親の
おそらくは 裏金を持って

海外のカジノで
増やそうとしてる。

問題は
どうやって大金を持ち出すか。

保安検査で 必ず引っ掛かる。

そこで 使われてるのが彼女だ。

2人で金の密輸をしてるわけだ。

違うかな?

君たちの選択肢は2つ。

私に通報されるか

私と信頼の絆で結ばれた
仲間になるか。

決まったら
東京の事務所に来なさい。

住所は 調べろ。

(ドアの閉まる音)

うう… あ~!
フフフフ。

食い付いたわね~!

僕の役 ひどすぎないか…。

パイロットに なれなかったんだから
しょうがないじゃん。 でも

ボクちゃんのクズ演技は 最高!

普段 押さえ込んでる
ゲスい本性が よく出てる。

ライジングエアラインの
オーナーの家族 調べておけ。

(部下たち)はい。

あっ すごい すごい すごい。

たっだいま~。
おかえり。

タロウ パパとママに
ただいまは?

よしよしよし…。

いつも ありがとう。
あっ 毎度 ありがとうございます。

ワンちゃんの散歩代行
また いつでもご用命ください。

すいません
ありがとうございました。

ぜひ 協力させていただこうかと。

人生で 一番 大切なものは何だ?

安田。

お金…。

(赤星)信頼だ。
信頼ですよね!

では 信頼とは何か?

信頼とは…。

全てを 相手にゆだねる。

キャー! おおおお…。

命すら捧げることだ。

ヒィ!

おっ おっ おっ…。
疑ってはならない。

どんなことがあっても
相手を疑うな。

おっ おっ おっ おっ…。

ヒィ!

おお~。

これを マニラまで届けてほしい。

向こうの空港で
部下が受け取る手はずになってる。

初めてのお使いだ。
中身は?

君たちが 絶対に
してはいけないことが2つある。

中身を知ることと
私の名前を出すこと。

できるか?

成田と羽田は 危ない。

関空も ヤベェと思う。

いわき空港…。

いわき空港?

そんなとこから飛んでんのか?

半月に一度
チャーター便を飛ばしてます。

うちみたいな隙間産業は
大手がやらない航路で

しのがねえと。
あそこなら

国際線は ほとんどないし
検査も手薄。

空港職員も ほぼ知り合いなので
買収も簡単です。

任せる。

さっき言った
2つのタブーだけは守れよ。

色々あるぞ。

死体が出ない方法は。

アハハハ…。
フフフフ…。

(3人)ハッハッハッハッハ!

このバッグが 赤星の隠し財産か。

テストよ。 私たちが
ちゃんとやれるか試してるのよ。

中身は 紙切れってオチでしょ。

♬~

通して。

♬~

♬~

♬~

じゃあ。
ああ。

おっ!? あっ…。

放せ バカ野郎!

待て こら! ちょっと待って…。
待って! 待って!

待って! 待って!

えっ!? 嘘だろ… まっ…。
待って 待って!

(警官)It's drugs all right.
(通訳)これ 覚せい剤です。

(警官)Who are you working for?
(通訳)誰に 頼まれましたか?

(英語)

正直 話して あなた 助かる。

(英語)
(通訳)嘘を言う あなた死刑。

死刑?

あっ… あ…。

(警官)Who are you working for?
(通訳)誰に 頼まれましたか?

(警官)Give us a name.
(通訳)言いなさい。

(警官)Who are you working for?
(通訳)誰に 頼まれましたか?

(警官)Hey you get out.

(赤星)大変だったな。

金で片付けたよ。

もう自由の身だ。

会長 僕… 僕…。

分かってる。

お前は 何も話さなかった。

分かってるよ。

(泣き声)

お前は 仲間だ。

俺の大事なファミリーだよ。

ありがとうございます…。

ドン 赤星!

うわ~! ううう…。

ハァ… 合格 おめでとう。
赤星のお眼鏡にかなったようね。

お前は 冷たいよな。
知らん顔して行きやがって。

それに引き換え
赤星会長は あったかいよ。

えっ?
包容力があるんだ。

男がほれる男っていうのは
ああいう…。

おいおいおいおい…。

戻ってこい ボクちゃん!

ゴッドファーザー
取り込まれてるぞ!

あいつが リチャードにしたこと
忘れないで。

そうだった! 危うく 赤星を
好きになってしまうところだった。

危ないよ~。

♬~

♬~

(赤星)20個ある。
全て 手荷物で持ち込む。

20個!?
2人では とても…。

安心しなさい。
俺たちも一緒だ。

前回と同じ航路で運ぶ。

向こうの空港警察には
話がついてる。

国内さえ抜け出せば 勝ちだ。

分かりました。
礼は 弾ませてもらう。

ありがとうございます。
ただし

万が一 情報が漏れたら…
そのときは 分かってるな?

犯人捜しは しない。

お前たちだ。

≪(ノック)
≪(秘書)失礼します。

会長 子供たちがみえました。

(女の子)赤星さん。
いつも 僕たち 私たちを

支援してくれて
ありがとうございます。

皆さんの笑顔が
おじさんの一番の宝物です。

信頼できる仲間を
たくさん つくってくださいね。

(子供たち)はい!

(男性)
じゃあ お写真 お願いします。

(赤星)よーし。 はい はい。
ありがとね。

はい みんな ありがとう。

表の顔が 一番 怖いなぁ…。

でも ついに
赤星の隠し資産を引き出したわ。

スーツケース 20個ってことは…
20億。

大漁ね。 赤星にとっては
ほんの一部だろうけど。

だが…
リチャードの敵はとれる。

リチャード。

リチャードとやろうとした計画
あした やり遂げるわ。

場所は
空港になっちゃったけどね。

見守っててね。

♬~

♬~

エアチケットとパスポートです。
間もなく 搭乗時間です。

検査官に渡してくれ。

では 行きましょう。

(ちょび髭)
国税局シャシャチュ部!

こ… 国税局査察部!?

(ちょび髭)そちらの荷物
中身を確認させてもらいます。

どうしよう! 何で!?

どうして~っ!

バカンスに行くだけだよ。

もうすぐ飛行機の時間なんだ。
(ちょび髭)確認させてもらいます。

この方が
どなたか分かってますか!?

(ちょび髭)もちろんですよ。
赤星さん。

(ちょび髭)この金は 何だ!?
証拠品として 全て 押収す…。

(赤星)何か 問題かな?

もう一度
捜査令状 見せてもらおうか。

どうしました?

国税局の方だそうで。

確認してもらえますか?

身分証を。

(警官)待て! 追え!

♬~

さあ 行こうか。

♬~

♬~

どうする?

どうするんだよ?

こうなったら 乗るしかないわよ。

♬~

♬~

失礼いたします。

♬~

♬~

(男性)ドア クローズします。
お願いします。

♬~

フゥ…。

君たちの協力のおかげだ。
約束どおり 礼はさせてもらう。

ありがとうございます。

ただ もう一つ 俺は
大事なこと言ったよな?

ん? 何だった?

情報が漏れたときは…。

私たちだと…。

ちゃんと覚えてるじゃないか。

覚悟は できてるな?

どうした? ジュニア。
気分 悪いのか?

だ… 大丈夫です。

水でも もらえ。

(赤星)フィリピンに着いたら
2人を楽しいとこに

連れてってあげよう。

ハンギング・コフィン。
知ってるか?

いいえ。

(赤星)この崖に 無数の棺おけが
つるされてる。

死者を より天国に近づけるという
古い風習だ。

下から見上げたら荘厳な景色だぞ。

あの中に
生きたまま閉じ込められたら

泣いても 叫んでも
聞こえないだろうな。

ハッハッハッハ…。

会長。
ん?

会長の自伝
読ませていただきました。

大変 感銘を受けました。

いまさら ご機嫌取りか?

孤独だった幼少時代
転校を繰り返し

友達もできず 家族とも疎遠で
いつも一人だった。

だから 人一倍
ファミリーに憧れた。

かばん持ちから始めて
裸一貫 がむしゃらに働き

上り詰め
ようやく それを手に入れた。

だから 何より
ファミリーを大切になさってる。

(赤星)そのとおりだ。

信頼の絆で結ばれた仲間こそ
本当の宝だ。

金なんか しょせん 紙切れだよ。

その信頼を お前たちは裏切った。

金は 失っても取り返せるが

信頼は 一度 失ったら
取り返せない。

残念ながらな。

ハハハハ…。

でも…。
でも 何だ?

赤星さんのなさってることは
本当に 信頼なんでしょうか?

信頼って
お互いに信じ合うことです。

でも 赤星さんは
相手の忠誠心ばかり求め

赤星さん自身は 誰のことも
信じてないように見えます。

飼い犬に 首輪をはめて
逃げられないようにしてるみたい。

(悲鳴)

≪おい! 何だよ!

皆さま 落ち着いてください!

シートベルトを
しっかり 固定してください。

ありがとう。

ただ今 バードストライク
起きた模様です。

(ざわめき)
ですが エンジンは もう一つあり

飛行に支障はございませんので
ご安心…。

(悲鳴)

(機長の英語のアナウンス)

(鈴木)
こちら パーサーの鈴木です。

機長から 報告がありました。

当機は バードストライク
二度にわたり受け

2つのエンジンを
全て停止いたしました。

えっ!?

つきましては
目的地までの飛行が

不可能と判断し
最寄りの空港へ不時着いたします。

何だって!?
お客さまに

大変 ご迷惑をお掛けしますが
ご理解 ご協力を

お願いいたします。
(赤星)冗談じゃない。

お座りください。
機長と話をさせろ!

(悲鳴)

客室乗務員として指示します。

席に着いて シートベルトを
締めてください!

(機長の英語のアナウンス)

(鈴木)機長より 乗客の皆さまに
ご協力のお願いがございます。

不時着に際し
安全な着陸をするため

当機は 機体の重量を できるだけ
軽量化する必要があります。

お客さまの手荷物のうち
重量のあるものを

放出いたしますこと
ご理解 ご協力を…。

放出? 何なんだ放出って。

重量のある手荷物を
放出いたします。

≪おいおいおい…。
(赤星)おい! おい!

何するつもりだ!?
席を立たないで!

ご協力 お願いします!
(赤星)それは 俺のだ!

安全な着陸のため
放出に ご協力ください!

安全のためです!
安全のためなんです!

席に着いて
シートベルトを締めて!

(赤星)俺の荷物を
どうするつもりだ!

赤星さん! 仕方ありません
命には代えられません。

荷物を諦めましょう。
ふざけるな!

シートベルト 締めて!
言うこと聞かないと

スタンガンで眠らせますよ!

全員 シートベルトを
締めましたね!?

締めました!
高度低下! 与圧解除!

ドア 解錠!

開けます!

むちゃくちゃだろ!
重量級手荷物 放出!

放出!
放出!

放出!
放出!

(赤星)やめろ!
(2人)放出! 放出!

(赤星)他のやつにしろ!
安全のためです!

人命には 代えられませーん!

放出!
放出!

やめろー!

放出!
放出!

放出!
放出!

おかげさまで
安全な着陸ができます。

(2人)ご協力
誠に ありがとうございました!

お前ら ただで済むと思うなよ!

お前らごとき
一生かかっても稼げない…。

(赤星)お前…。
どうも。 お久しぶり。

船長から転職してね。

お前ら まさか…。

ああ… そうだったのか。

パイロットまで抱き込んだのか。

お前ら この俺を…。

この赤星を はめやがったな!?

フフ…。

バレちゃっちゃあ
仕方ねえでござんすね。

赤星さん
この下は ちょうど鳥取砂丘

私の信頼してる
子猫ちゃんたちが待ち構えて

お金が降ってくるのを待ってる!

いらないわよね~ お金なんて。
しょせん 紙切れなんだから。

冗談だろ!?
だ~から スカイダイビング

やっとけば よかったでしょ~。
無理だって 僕 高い所は…。

大丈夫 下は 砂丘だ。
いやいやいや…。

赤星さん とっても楽しかったわ。

じゃあね!

うわ~!
(赤星)逃がすか!

ダー子!
ダー子さん!

うるせえ!
お前ら 全員 皆殺しだ!

おい 行けよ。
俺の金 取ってこい! 山口!

ほら 行けよ! 川崎!

お前 行け
俺の金 取ってこい!

おい 田中! 村木!

あれあれ? 鉄の結束は
どうしちゃったのかなぁ?

俺の命令に逆らうのか?

どうなるか 分かってんだろうな!?

無理強いしちゃ駄目ですよ。

お金より大切な
ファミリーじゃありませんか。

それとも
やっぱり 飼い犬だったかな?

アハハハハ…。

♬~

いつだって 俺は 一人だった。

たった一人で
のし上がってきたんだ!

マジですか!?
やめといた方が…。

そうよ。
ただの紙切れなんでしょ?

うるせえ! 俺が成功した
本当の理由を教えてやる。

誰も信じなかったからだ!

俺の金だ!
誰にも渡すもんか!

俺の金だ! 俺の金だ!

俺の金だぁ~!!

(3人)ああ~!

(赤星)うわああ~!

(3人)ああ~!
(赤星)うわああ~!

うおっ… うっ!

ああっ…。
ハァ ハァ ハァ…。

おお…。

うっ… ああ…。

あっ…。

(赤星)うっ… ああ… ああ…!

ハァ… ああ… 俺の金だ!

俺の金だ~!
ハッハッハッハ…。

俺の金だ… ハァ…。

俺の… 俺の金だ。

ハァ~ 俺の… 俺の…
俺の… 俺の…。

♬~

♬~

(女性)《はあ?》

(女性)
《令状 見せなさいよ。 令状》

国税局シャシャチュ部》

♬~

(シャッター音)

♬~

(赤星)うっ! ああ…!

うっ…。

♬~

《空港職員も ほぼ知り合いなので
買収も簡単です》

(赤星)《任せる》

《さっき言った
2つのタブーだけは守れよ》

《色々あるぞ。
死体が出ない方法は》

《アハハハハ… ハハハハハ!》

うっ!

♬~

(ちょび髭)はい お疲れっした~!

(一同)お疲れさまでした!

はい 撤収~!

♬~

♬~

せーの!

(歓声・拍手)

キャー! ハハハハ…。

♬~

(赤星)くっそ~…。

♬~

くっそ~…。

ああ! ああ!

くそ! ああ!

くそ~!

わ~!

♬~

ああ~!

くっそ~!!

♬~

(飛行音)

♬~

覚えてろよ…。

はい。
じゃあ 子猫ちゃんたち~!

日当 配りま~す!

(一同)イェーイ!

パイロットさんもね。
☎(機長)サンキュー リチャード。

はい。
(一同)イェーイ! フゥー!

はい。

♬~

君たちも これで
人生 やり直しなさい。

はい。

あれ?

何か ボクちゃん 機嫌悪そうだね。
何かあった?

思い当たる節 ない?

ハハハハ!
あ~! あ~!

(ダー子・リチャード)ハハハハハ!

うん!
う~ん!

うん。

う~ん。
フフフフ…。

濃密なフォアグラと
よっちゃんいかの歯応えが

芳醇なブルゴーニュ産と
実に合うね。

串団子をコンソメに浸すのも
いけるわよ~。

食べてないで 僕の話を聞けって!
聞いてる 聞いてる。

「金は取り返せても
信頼は 取り返せない」

赤星は
いいこと言うなって思ったよ。

ああ あれは 私も思ったね。
だったら…。

信頼する仲間をだまして
どう思う?

誰のこと?
僕だ!

赤星に見破られて
リンチされたんじゃないのか?

すまなかった ボクちゃん。

リチャードが
見破られるわけないじゃん。

もう~… どこまでがホントで
どこからが嘘か教えろ!

だから まあ…。

貨物船の船長として
赤星に接触したのは 本当。

時間かけて
信頼関係をつくっていたのも本当。

あたしは 相手の
信頼を得ることには自信があった。

だが なかなか
赤星を落とせなくてね。

で これは 無理だと悟ったんだ。

《はいはーい》

《えっ? 撤退する?》

《何で? 何で?》

あたしには
理由が分からなかった。

なぜ 赤星の信頼を
勝ち取ることができないのか。

ダー子さんが教えてくれた。

理由は 一つしかないわ。

赤星には

他人を信用する
心そのものがないのよ。

相手に自分を信じさせ
支配することしか興味がない。

その役目は
あたしには 無理そうだ。

そこで われらがボクちゃんに
ご登板いただいたってわけ。

狙いどおり
どんぴしゃだったわ~。

ていうか… 想像以上?

《ありがとうございます…》

《ドン 赤星!》

何で 普通に頼まないんだよ!

そうしようと思ったんだけどね

ダー子さんが どうせなら
私が死にかけたらって… ハハハ。

却下しろよ!
ホントに すまなかった。 ハハハ。

まあまあ もう許してあげなよ。
リチャードも謝ってんだし。

お前が元凶だよ!
怒っちゃやーよ。

チューして!
やめろ!

そもそも 何で
赤星を つり上げることに

こだわったんだよ?
あんな ヤバいやつ。

あっ それは 私も聞いてないな。
何で?

う~ん… それはさ
何ていうかさ

いろんな も…。
何言ってるか 分かんないよ!

ってか よく 団子とフレンチ
一緒に食えるなぁ。

この団子 気ぃ失うほど
おいしいのよ。

私 昔から大ファンでさ。

最近 ようやく
お店 再開したもんだから!

食べてみ? 食べてみ?
いらないよ。

(女性)よかったですね
お店 再開できて。

(店主)ええ。
どなたか知らないけど

多額の寄付があって。

うちの旦那の
昔からのファンだとかって。

(女性)奇特な方も
いるもんですね~。

うまい~。

じゃあ 今回の収穫を
山分けしま~す。

イェーイ!
20億! 20億!

はい どうぞ。

何? これ。

今回のもうけ。
子猫ちゃんたちへの日当。

旅客機のチャーター代。
その他 もろもろ

経費を差し引いたら それだけ。

ガビーン…。

足を洗う。 もう会うことはない。

401回目~!

<いかがでした?
だまされちゃいました?>

<しょせん 人間というのは
だまされることに快感を覚える

不思議な 不思議な
生き物なんですよ>