どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしております。解析結果を公開しつつ関連商品も紹介します。解析結果の信憑性が確認できるよう解析用ソースも引用掲載しますので、見逃し番組の確認にも役立つ(ネタバレ)かも?

海月姫 #03 祝・初デート!暴かれたシンデレラの魔法とウソ

海月姫 #03 祝・初デート!暴かれたシンデレラの魔法とウソ』のキーワード出現数BEST10

  1. 月海 36
  2. クラゲ 22
  3. ドレス 15
  4. 花森 15
  5. 千絵子 15
  6. 女性 12
  7. ジジ 11
  8. 稲荷 11
  9. 修さん 11
  10. デート 9

海月姫 #03 祝・初デート!暴かれたシンデレラの魔法とウソ』の番組内容&情報(ネタバレ注意!)

(蔵之介)へえ~。 クラゲって
いっぱい種類あんだね。

(月海)あの… さっきのって
冗談ですよね?

ん? さっきのって?

(月海)クラゲのドレスを
作ろうって…。

 

月海、人生最大のピンチは修との初デート!ややこしい三角関係が加速する中、天水館を救うためクラゲのドレス作りが始動!尼~ずはじめての共同作業の行方は!?

詳細情報
番組内容
倉下月海(芳根京子)は、クラゲのドレスを作ろうと言い出した鯉淵蔵之介(瀬戸康史)を信じられずにいた。しかし、蔵之介は本気。蔵之介は早速ドレスのデザインをスケッチし始める。月海は「全然違う」と、自分が描いたハナガサクラゲのデッサンを見せると、蔵之介は思わず「こんなドレスがあったら欲しい」と言う。そこに、ばんばさん(松井玲奈)が、風呂が空いたと月海を呼びに。男の格好だった蔵之介は姿を消す。
蔵之介が家
番組内容2
に帰ると修(工藤阿須加)が部屋を訪ねてきた。修は、月海と会いたいがどうすれば良いかわからない状態に。月海と付き合わせると言った約束がまだ有効かと蔵之介に問う修。すると蔵之介は、月海に声をかけると請け負う。
『天水館』に行った蔵之介は修とデートするよう月海に告げる。月海は行きたくないと即答。修と稲荷翔子(泉里香)が交際していると思っていたからだ。蔵之介は「直接修に聞いてみれば良い」と言うが、月海には
番組内容3
無理。さらに、男性とデートしたら『天水館』にいられなくなると続ける月海に、蔵之介は強引にメイクを施して出かけさせる。
月海と修は無事に落ち合うが、ギクシャクしたデートが続く。そんな中、メガネをかけた月海を見た修は『天水館』で「気色悪い」と言ってしまった女性だと気づく。一方、蔵之介は“尼~ず”にクラゲのドレスを作ると宣言。気乗りしない面々に、蔵之介はドレスで儲けた金で『天水館』を救おうと言い出す。
出演者
芳根京子 
瀬戸康史 
工藤阿須加 
木南晴夏 
松井玲奈 
内田理央 
富山えり子
 ・ 
泉里香 
安井順平 
要潤
 ・ 
床嶋佳子 
北大路欣也 


スタッフ
【原作】
東村アキコ海月姫」(講談社「Kiss」所載) 

【脚本】
徳永友一 

【OPテーマ】
カフェラテ噴水公園「Goサインは1コイン」(avex trax) 

【主題歌】
Beverly「A NewDay」(avex trax) 

【編成企画】
渡辺恒也 

【プロデュース】
小林宙 

 

 

【演出】

石川淳一 
山内大典 

【制作】
フジテレビ 

【制作著作】
共同テレビ

 

(蔵之介)《クラゲのドレス売って
もうけたら

その金で 天水館 買うぞ》

俺は いつだって本気だよ。

ねえ ちょっと
スケッチブック貸して。

いや… また勝手に…。
例えばさ

この ハナガサクラゲ…
とかいうやつをモチーフに

こういうスカートに
してみるとかさ…。

全然 違います… 全然 違います!

2回 言った。

ガラス細工 2回 言った。

ハナガサ ハナガサ…。

ハナガサは こうです!

♬~

買う…。

俺 こんなドレスあったら
何十万しようと絶対 買う!

いいえ ハナガサクラゲは 非常に
デリケートな生き物なので

飼うのは不可能であります。
そっちの飼うじゃなくて

俺は ドレスの話をしてて…。

≪(ばんば)
間もなく 月海駅 月海駅~。

隠れてください!
≪(ばんば)お風呂が

空きましたので
ご乗車ください。

おっ…。

(ばんば)何だ この強烈な寒気は!

(ばんば)後ろ!
ごめんなさい! こん人は あの…。

(ばんば)窓が開いてる。
風邪ひくぞ。

えっ?

ハァ…。

よいしょ。

♬~

見えなくもない。

≪(ノック)

(修)兄貴。 ちょっといい?
おう。

何? これ。
月海が描いたクラゲのデッサン。

月海さんが?

すごいな。
こんなに絵が上手なんだね。

で 何だよ?
あっ うん…。

ちょっと
兄貴に話したいことがあって。

《私 見たんです。
2人が一緒に歩いてるとこ…》

ちょうど よかった。
俺も お前に聞きたいことあんだ。

(慶一郎)花森。
(花森)はい。

さっき 稲荷と名乗る女性が
修に 忘れ物の眼鏡を届けに来た。

何か知らないか?

(花森)さあ 私は存じ上げません。

こないだ言ってた
レクサスのホイール 買ってもいいぞ。

(花森)
修さんは 朝帰りをしました。

あいつが?

おそらく その眼鏡は
そのときに忘れた物かと。

そうか…。

念のため その女性のことを
調べてくれ。

申し訳ありません。
私は一運転手として

長年 鯉淵家に仕え 幼きころから
修さんを見守ってきました。

ですから 修さんに対して
スパイのようなまねはできません。

(慶一郎)新しいレクサス
買ってやるぞ。

あっ すぎもっちゃん?

素性 調べてほしい女
いるんだけど。

うん。 ちゃんねー。

月海さんのことなんだけど…。

できれば
また会いたいと思っていて。

ただ 何ていうか…。

この先どうしたらいいか
分からなくて。

だから… あの約束って
まだ有効かなって思って。

《俺が くっつけてやろうか?
月海と》

ああ あれね。

こんなこと頼むの
ホントに情けないんだけど。

いいよ。 俺が 声掛けてやる。

ホント!?
よかった… ありがとう。

あっ それで 兄貴の話って何?

ううん。
分かったから もういいや。

≪デート!?

こ… こん私とですか!?
セッティングしてくれって。

まあ 自分でやれよって
言いたいところなんだけど

あいつも色々あって
女が苦手っていうかさ…。

絶対 無理です!
行きたくありません!

何で? 好きなんだろ?
修のこと。

うげっ!

月海? おい?

おい!
あっ! すみません…。

でも 弟さんには
彼女がいるからして…。

なわけないじゃん。
あいつが好きなの…。

彼女かどうか気になるなら
本人に直接 聞いてみなよ。

聞けませんよ! そんなこと!

それに男性の方と
デートなんてしたら

ここ尼寺には
いられなくなりますゆえ。

大丈夫だって。
みんなには内緒にしとくから。

えっ?
もし 断るっていうんなら

自分で直接 連絡しろよ。
行かないって。

そんな ぶしつけなこと言え…。
だったら もう行くしかないな。

はい ここ座って。
嫌です。

いいから。
嫌です 嫌です…!

おい ちょっ… 重っ…。

だーっ!
ああああ…!

動くなよ。
嫌です!

顔上げて。
嫌です…。

動くな。
はい…。

あっ… ああ…。

よいしょ。

《お母さん。
人生最大のピンチ到来です》

《この私が 男の人と2人っきりで
デートすることになりました!》

♬~

(心臓の鼓動)

ハァ… フゥ…。

≪ごめん。 待った?
いえ いえ いえ…。

知り合い?
(女性)知らない。

(男性)行こっか。 ねっ。

《眼鏡は 絶対に掛けるな》

《眼鏡さえ外してれば

視界が ぼやけて
至近距離でも緊張しない》

≪(修)月海さん。
はい!

あっ… どうも。
(修)お待たせして すみません。

いえ… 私が勝手に
30分も早く来てしまったゆえ…。

申し訳ありません。
こちらこそ すみません。

申し訳ありません…。
では 行きますか。

はい。

月海さん!
はい?

こっちです。
あっ はい。

(まやや)ぬお~! おぬし
いったい何を言っておるのじゃ!

いや だから
これで これを作るんだって。

(千絵子)クラゲ?
…のドレスを作るの!

(まやや)何と!
クラゲに ドレスを着せるとな!?

(ばんば)こいつ バカだ。
いやいや 違うって。

クラゲに似たドレスを作るの。
(千絵子)何で?

だって これと
そっくりなドレス作ったら

絶対カワイイし
売れるし もうかるし

その金で 天水館 救えるじゃん。

(ジジ)途中から
かなり飛躍したようですが…。

意味が分からないわ。
(ばんば)こいつ バカだ。

ちょっと みんな
ここを守りたいんでしょ?

だったら どうにかして
金 稼ぐしかないでしょ。

間違ったこと言ってる?

(ジジ)間違ったことは
言っていませんが

なぜ クラゲのドレス?
とにかく

作ってみることにしたの!

月海さんは…。
はい!

月海さんは 普段
休日は何をされているんですか?

(まやや)《ぬお… ぬお~!》

関羽さまが逃げた…
追え~…!》

ふ… 普段は…。

(修)きっと おしゃれな街や
お店に行っているんでしょうね。

《会話に困ったときの
魔法の言葉

それが 「そうですね~」だ》

《取りあえず 相手に同意してれば
悪くは思われない》

そ… そうですね~。

(修)僕は そういうの疎くて。
休日は いつも 家にいます。

もっと出掛けたりした方が
いいとは思うんですけどね。

そうですね~。

あの せっかくなんで
あれに乗ってみませんか?

そうですね。

ぬわっ!?

やめましょう!
寒いですしね!

お昼は食べましたか?
そうですね。

そうですか…。
この後 近くのお店を

予約していたんですが… 事前に
お伝えすればよかったですね。

そうですね。
段取り悪いですよね…。

そうですね!
ごめんなさい…。

そうですね… えっ?

あっ いや あの… 違うんです!
そうじゃないんです!

(修)はい?
えっと…。

そういう
「そうですね」ではなく

今の「そうですね」は 困ったときの
魔法の言葉としてであり

あの つまり…。

私は あの まだ…
お昼は食べてません。

そうなんですか?
はい。

じゃあ 行きますか?
はい。 そうですね。

(シャッター音)

いただきます。

ん… おいしい!

よかった。
やっと笑ってくれましたね。

すみません!

月海さんは
絵が とてもお上手なんですね。

兄から見せてもらいました。
クラゲのデッサン。

いや… 私なんか まだまだ…。

クラゲは
昔から お好きなんですか?

はい…。

クラゲのどんなところに
ひかれるんですか?

そ… それは…。

クラゲは
ふよふよ 漂っているだけで

ほとんど
泳ぐ能力のない生き物なんです。

しかし クラゲは
このように 腕を

開いたり
閉じたりしているのですが

これが まさに
クラゲなりの泳ぎでありまして

クラゲなりに
精いっぱい泳いでおり…。

あっ! すみません!
いえ いえ…。

あっ… あっ… すみません!
えっと…。

あ~っ!
(修)あっ!

今 拾いますゆえ!

月海さん 危ないです 駄目ですよ。
すみません!

ホントに危ないので…。

おうっ…。

(修)《気色悪い…》

《今日は 月海さんは
いらっしゃらないんですか?》

えっ… あ… あなたは
あのときの…。

ご… ごめんなさい!

ぼ… 僕 今まで
大変 失礼なことを…。

えっ?

いえ 何でもありません…。

♬~

♬~

では 僕は ここで。

すみませんでした…。

いえ…。
こちらこそ すみませんでした。

♬~

≪(千絵子)キャ~!
やめてちょうだい~!

えっ?

そんな糸のかけ方じゃ
下糸が…。

大丈夫 大丈夫。
中学のとき 家庭科でやったから。

何をしてるんですか?
おっ 月海 おかえり。

(ばんば)何だ? その
おしゃれ人間のような格好は。

まさか 月海殿…。
いえ こ… これは…。

あやつに また 無理やり
着せられたのだな!

おお… 何か 絡まった!

お願い! もう やめて!
壊れちゃう!

大丈夫だから… うわっ!

出た!
ばんばさんのアフロアターック!

フゥ~!

これは
私が描いたハナガサクラゲ…。

クラゲのドレスを
作りたいそうです。

(ばんば)どうだ? 仕留めたか?

(まやや)息をしていない。

(慶一郎)だから 修が

童貞を捨てれて 本当によかった。

相手の方は 筆下ろしには最適な
こなれた感じの女性かと。

これで あのトラウマも
乗り越えられたことだろう。

感謝せねばならんな
この女性に。

しかし よりによって 相手が

天水地区再開発を主導している
デベロッパーの責任者とはな…。

ややこしくね?
(花森)超ややこしいです。

しかし 考えようによっては
好都合かと。

その心は?
(花森)仮に 再開発に対する

地域住民の反対する声が
多数となれば

彼女を利用して
計画をつぶすこともできるかと。

なるほど。 修も それを狙って
近づいたのかもしれんな。

早々に調べ上げてくれた
すぎもっちゃんにも礼を言ってくれ。

はい。

(稲荷)反対派が増えてる?

(佐々木)
天水商店街の人たちを中心に

反対の声が
上がってきてるそうです。

大丈夫っすかね?

鯉淵ジュニアを落として
私の意のままに扱えれば

その上の鯉淵 慶一郎を動かせる。

まあ 反対派を黙らせるには

確かに
あの人の力が必要ではありますね。

(佐々木)わっ!
マジで食っちゃったんだ…。

食ってないわよ そんな芋男。

いざとなったら
これ使って 黙らせんのよ。

えっ… えっ?
な… 何メートル買ったんですか?

分かんない。
一巻き丸ごと買ったから。

取りあえず 布 切ろう。

いいんですか? そんな適当で。

まず やってみないと
分かんないし。

はい 月海 切って。
えっ 私ですか!?

いや 無理ですよ…。

どこをどう切れって
いうんですか?

きゃっほーい! 布! フゥ~!
ちょっと! 邪魔しない!

これで おいしいものでも
食べてきて。

ぬお~! 樋口 一葉殿!

中華街!
(ばんば)みなとみらい線

(まやや)小籠包!
(ばんば)元町・中華街駅!

よし。 やろっか。

はい。
えっ!?

えっ… ちょ…
何しよっとですか!?

何で 何で…。

おふっ!

月海。 切れ。
えっ?

だいたいでいいからさ。
だいたいって…。

早く!
誰か来たら 男ってバレるぞ?

だいたいって言っても

何とか… クラゲを
イメージしてだからな。

ハナガサクラゲです…。

ハナガサクラゲは…。

かさの部分が
横に ふんわり広がって

その裾には 触手がいっぱい
ビーズみたいに ぶら下がって

内側には
レースのようなフリフリが…。

どうだったの? デートは。
ふわぁい!?

危なっ!

あなたが急に
変なこと聞くからでしょうが!

ただ 感想 聞いただけだろ。

で? どうだったんだよ?
デート。

あれは別に
デートなどというものでは…。

ただ 公園に行き ご飯を食べて
帰っただけの話であり…。

それがデートってもんだろ。
えっ。

ふーん。
案外 楽しんできたんだな。

い… いえ! もう あんな
疲れることしたくありません!

それに…。
何?

いえ 何だか
帰りは 弟さんの様子が変で…。

きっと 私が失礼なことを…。

ん?

≪(ドアの開く音)
≪(容子)修!

(容子)来てるわよ~。

来ちゃった。
(容子)びっくりしたわよ。

買い物帰りに こんな奇麗な
ナイスバディーな女性が

家の前にいて。
(稲荷)お邪魔しま~…。

どういうつもりですか!?

だって 電話で飲みに誘っても
どうせ断るでしょ?

だからって
突然 家に来られても困ります。

じゃあ また2人きりで
飲みに行ってくれますか?

分かりました。
(稲荷)ホントに!? うれしい…。

あした あなたに折り入って
話したいことがあります。

≪へえ~。 色々 大変だな
政治家一家ってのは。

(花森)けど 旦那さまは
すぎもっちゃんにマジ感謝してたわ。

(花森)この手の仕事
増えちゃうんじゃない?

(杉本)だといいけどな。
はい これサービス。

(杉本)稲荷 翔子の素性を
調べろって依頼だったけど

鯉淵 修を追ってたら
偶然 撮れちゃったからさ。

(花森)すぎもっちゃん…。

早速 仕事が増えたよ。

この ちゃんねーのことも
サーチリしてくれる?

この時点で1, 000%失敗よ。 これ。
えっ!?

のっけから テンション下がること
言わないでよ。

まっ 一応 縫ってあげるけど。

お… 音速!

はい。 これで ウエストに
ゴムを通して…。

ちょっと!
オートクチュールのドレスを

ムスカートにしないで!
いいから。

はい。 これで 取りあえず
はいてごらんなさい。

何だ これ!?
ペラッペラじゃん!

おっかしいなぁ…。

そいじゃ全然 まったく
1mmも 1ミクロンも

ハナガサクラゲの繊細な美しさを
表現できちゃおりません。

えっ?

だいたいにおいて
ハナガサクラゲに限らず

クラゲ全般における立方体の
かさの成り立ちっちゅうのは…。

ねえ… ちょっ!

月海… どうしたんだよ?

ねえ… もう疲れたんだけど?

さっきから
全然しゃべってくんないし!

んっ!
ごめん。

できた。
えっ?

おー! 悪くないかも。
さっきより全然いいよ。

ハァ… これで やっとこさ
クラゲのかさに近づいた…。

ねえ これって もしかしてさ
下にパニエとかはいたら

もうちょっと
ふわっと見えるんじゃない?

パ…?
パニエ!

ゴスロリの子とかが
スカートの下にはいてる

バレリーナ
チュチュみたいなやつ。

あっ 家にあるかもしんないから
取ってくるわ。

あ~ あの 私…
何だか 疲れてしまったので…。

分かった。
じゃ またあした。

これ 千絵子さんに
ミシンかけといてもらって。

はい~。

はい。 天水館です。

あっ どうも。
月海さんですか?

クララの前で座り込んでいますが。

月海さん。

おしゃれ女子の人が
「今すぐ 家に来い」と。

はい…。
行くそうです。

駄目です!
あの家には弟さんが!

やっぱ 行かないって?

そっかぁ…。
千絵子さんとミシンとまとめて

こっち来ちゃった方が
作業的に楽なんだけどな…。

あっ。 ねえ ジジ様…。

(ジジ)写真 写真 写真…。

(千絵子)
あら~ すてきなお屋敷ねぇ。

(ジジ)鯉淵家といえば
あの民自党 最大派閥を率いる

鯉淵 慶一郎さまの
お屋敷ではないかと。

やだ… あの おしゃれ女子って
政治家の娘さんだったの!?

いらっしゃ~い。

≪うっ… う~…!

まあ 何て すてきなお部屋なの!

あの… 写真の方は…。
それは 後のお楽しみ。

取りあえず 手伝って。 はい。

《奇麗だ~。
お姫様のドレスみたい》

《もしも あの瞬間の気持ちを

絵じゃなくて
自分の形にできるとしたら…》

おー! できてる!
さすが 千絵子さん!

縄…。

縄 ほどいてください…。

分かった。
ほどくけど 逃げないでよ。

はい。

♬~

ちょっ!? おい…。

千絵子さん! ジジ様!

お手を拝借!

♬~

(千絵子)まったく。
人を働かせといて

よく平気で寝ていられるわね。

(ジジ)でも これが終われば
いよいよ 写真タイムです。

ハァ… 細かい作業って
ホント 肩凝るわ~。

できた。

尼~ず人海戦術
どうにか完成しました!

(拍手)

ヤベ… 寝ちゃってた…。

♬~

カワイイじゃねえか!
言葉遣い悪いわよ。

いやぁ これぞクラゲ界のアイドル
ハナガサクラゲちゃんですなぁ。

このパールもアクセントとして
抜群に効いてる。

確かに そうね。
イミテーションにしては輝いてるし。

いや これ本物。
たぶん ウン百万。

うっ… ウン百万!?

えっ… ごっ ごめんなさい 私…
何も考えずに

ただ ハナガサクラゲの触手に
ぴったりだと思って… 思わず…。

いいよ。

こんなカワイイドレスに
化けるんなら

あの人も きっと喜ぶよ。

ねえ 早速 着てみたいから
2人は出てて。

えっ? 私たちだけ?

うん。 2人に見られると
ちょっと まずいから。

あ… あの 写真の方は…。
あっ そうだ 約束してたね。

1階のリビングにあるから。
さっ。 ほら。

(シャッター音)
(ジジ)これが 先代の鯉淵 一郎…。

渋い… 渋過ぎます…。
(千絵子)それにしても

本当に広いおうちね~。
(ジジ)はい。

(千絵子)あっ。
≪(ドアの開く音)

≪おや?

息子のお友達だね。
いらっしゃい。

こ… 鯉淵さん… 本物…。

ん? 息子…。

(慶一郎)蔵之介のことだから
お茶も出してないんだろうな。

さっ どうぞ
お掛けになってください。

は… はい… 至高です…。

ん? 蔵之介?

折り入って あなたに

お伝えしなければいけないことが
あります。

僕は今
好意を寄せている女性がいます。

えっ?

先日 その女性と
デートもしました。

ですから あなたと
このように2人で

今後 会うことはできません。

その人とは
うまくいきそうなんですか?

分かりません。

僕は その方に
とても失礼な態度を…。

分かりました。
私 あなたのこと諦めます。

これからは
修さんの恋を応援します。

乙女心のことなら
私に何でも聞いてください。

(シャッター音)

(花森)分かりました。
そちらの調査も急がせます。

え~ すぎもっちゃん
すぎもっちゃん… おっ。

(バイブレーターの音)

失礼。
(バイブレーターの音)

はい。
(花森)あっ すぎもっちゃん?

今 修さんが
トゥギャザーしてんのって

開発屋のちゃんねーの方だよね?

例の修さんとデートしてた
ちゃんねーについて

旦那さまに報告したんだけど
巻きがすごくて

ケツカッチンなのよ。
悪いけど

巻き巻きで お願いできる?

花森さん。
僕は 修です。

(修)探偵を使って
僕を尾行していたなんて…。

(花森)申し訳ございません。
(修)どうして こんなことに?

(花森)のっぴきならない事情が
ありまして 旦那さまに

修さんが朝帰りしたこと
話してしまいました。

私とのこと
言っちゃったんですか!?

(修)花森さんって
そういうとこありますよね

昔から…。
(稲荷)大丈夫ですよ。

私からも
ちゃーんと説明しますから。

(修)すみませんが
よろしくお願いします。

ああ… おいしい…。

これ… モカマタリですか?

驚いた。
お詳しいんですね?

あっ 私… 古い名曲喫茶
好きで よく行くので…。

枯れ専ウオッチングしにね。

自然と詳しくなってしまって…。

蔵之介にも話が分かるお友達が
いたとは 意外です。

(千絵子)あの 先ほどから
おっしゃっておられます

蔵之介… という方は
どなたのことで?

わが家の長男。
ほら そこに。

どう?

奇麗…。

まるで…。

クラゲのお姫様や~!

彦摩呂か!
てか 「クラゲの」って。

あの こんなものを作って
これから どうするつもりですか?

ちゃんと考えはある。

今は なるだけ 多くのドレスを
作ることに専念するぞ。

あっ! じゃあ次は オキクラゲの
ドレス作りましょうか!

オキクラゲ?
オキクラゲは…。

あっ… これです!

月海… ノッてきたな!

あしたからは オキクラゲの
ドレス製作に入るからな。

月海 イメージ膨らましといてよ。

はい。
あの 千絵子さんとジジ様は?

いや それが 何か
帰っちゃったらしいんだよね。

えっ?
どうしちゃったんだろうね。

黙って 帰るなんて。

あっ。
えっ?

(修)月海さん!
なぜ ここに?

(稲荷)あら あなたたち
この間の天水館の人たちじゃない。

お前こそ この地上げ屋
どこ行ってたんだよ?

ホテルのバーで
お酒 飲んでただけよ~。

ねえ? 修さん。

稲荷さん。
先ほど 話した女性が この方です。

えっ! これ!?

分かった。 私に任せて。

よかった~。
誤解なきように

あなたに 修さんとのこと
話したいと思ってたのよ。

な… 何ですか?
佐々木!

(佐々木)はい はい…。

どうぞ。

こんばんは。

私 修さんとは
こういう関係なの。

うぉわっ!?

(稲荷)さっき バーで 修さんから
話 聞いたんだけど

あんたのこと ずっと

気持ち悪いオタクだと
思ってたんだって。

《気色悪い…》

月海 信じるな。
修が そんなこと言うわけ…。

(稲荷)化粧と服装で だまされて
自分で誘ったのが

気色悪い あんただってことに
気付かなかったんだって!

アハハハ…!

月海!

♬~

《お母さん。 知りたくないことを
知ってしまったときは

どうすればいいんですか?》

《どうしたら 頭の中から
記憶を消すことができますか?》

うっ…。

(泣き声)

月海… 大丈夫か?

来んでください…。

♬~

♬~

これだけは はっきり言わせて
いただきます。

何ですか?

僕は あなたと
心まで結んだ覚えはありません!

はっ?
やだ~ 何 言うかと思ったら

真面目に
そんなこと否定する人いる?

とにかく 今後 一切 僕に
付きまとうのをやめてください。

あなたが
自分でも気付いてないこと

教えてあげましょうか?

あなたみたいな男はね

本当は 私みたいな女に
振り回されるのが好きなの。

本当に 私のことが嫌なら
いちいち構わなきゃいいじゃない。

(稲荷)だけど そうしないのは…。

心の奥底で もう一度
私とセックスしたいって

思ってるからよ。

♬~

あれ 童貞っすね。

マジ!?

託宣お願いします…。

♬~

(店主)いらっしゃい。

酒 下さい。

あの女が言ったこと 嘘だよな?

正直… よく覚えていない。

何で 2人でホテルにいたのか…。
そのことじゃない。

俺が言ってんのは
お前が あの女に 月海のこと

気持ち悪いオタクだって
言ったかどうかってこと。

そんなこと言うわけないだろ。

だったら 何で あのとき
そう言ってやらなかったんだよ!

今すぐ 月海に謝りに行って来い。

行けないよ…。
はっ? 何でだよ?

眼鏡を掛けた女性が 月海さんだと
気付けなかったのは事実だ。

正直 分からないでいる。

僕が好きだと思った女性は

奇麗に着飾った
月海さんだったのかな?

知るか そんなこと。
俺に聞くな。

ごめん…。

好きかどうかも分からないのに

何で あのとき
抱き締めたりしたんだよ?

どうしてだろう…。

もういい。

これ以上 月海 傷つけんな。

《キタミズクラゲの群れだ…。
奇麗…》

《あれ? 何か ふわふわ
体が浮いてる…》

《そうか。 お母さんが
抱っこしてくれてるんだ…》

《あったかい…》

お母さん…。

♬~

♬~

《好きかどうかも
分からないのに

何で あのとき
抱き締めたりしたんだよ?》

《母が亡くなるとき
泣かないって 約束したのに…》

♬~

♬~

ん? 私 どうやって ここに…。

≪(まやや)月海殿~!

(まやや)月海殿~!

き… 緊急事態じゃ!

珍しいじゃん。
外に呼び出すなんて。

朝っぱらから どうしたの?

(千絵子)
早く お座りになってください。

うん…。
何? 怖い顔しちゃって。

何かあったの?

あなた 男ですね?

《蔵之介… という方は…》
(慶一郎)《わが家の長男》

えっ…。
(まやや)分かる!

分かるぞ 月海殿!
気を確かに持て!

おち… 落ち着くのだ!

まさか あの おしゃれ女子が
男だったとは…。

あっ いや…。
いや いや いや…。

俺が 男なわけないでしょ。

「俺」?
いや…。

私が 男なわけないでしょ?

だって ほら… どっちに見える?

お… 女にしか見えません…。
でしょ~?

われわれは 見た目の話を
しているのではありません!

天水館は…。
(まやや)男子禁制がルールじゃ!

今 千絵子抄とジジ様が あいつに
おきゅうを据えに行っている。

今ごろ あやつは
むち打ちの刑じゃ!

実は その件に関しては…。
しかも この前

われわれの家の前に来た
あの眼鏡面の男は

政治家の秘書であり
やつの弟であることも分かったぞ。

(まやや)尼寺を救うふりして

肉を餌に
あやつは この家に潜り込み

スパイ活動をしていた!
許すまじ!

いいか。 鯉淵家とは
今後 一切 関わるな。

≪(ドアの開く音)
≪(修)すみません。

月海さんは ご在宅でしょうか?

(まやや)ぬお~! 性懲りもなく
あやつが また来よったとな!

お前は 決して ここから出るな!

(まやや)おい 貴様!
月海殿に何の用だ!

2人で話がしたいんです。

ばんばさん!
秘技 アフロアタックじゃ!

まっ 待ってください!
どうしても話がしたいんです!

月海さん! 聞こえますか?

どうしても あなたに
伝えたいことがあるんです!

(まやや)黙らんか!
この場で討ち死にじゃ!

ばんばさん 今だ!
追い出すぞ~! ぬお~!

月海さん!
ぼ… 僕は あなたのことを

水族館で 抱き締めるまで

女性に触れたことは
ありませんでした!

なぜ そんな僕が
あのような行為をしたのか

それは決して あなたのことが

かわいかったからだけじゃ
ないんです!

(まやや)何をぬかしておるのじゃ!
早く出てゆけ!

(修)あなたのことを
抱き締めたのは…。

あなたのことを守りたいと
思ったからです!

(泣き声)

《大丈夫だから》

(千絵子)鯉淵 蔵之介さん。

今後 一切 あなたが天水館に
出入りすることを禁じます!

(修)月海さん!
もう一度 僕と会ってください!

月海さん!