どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしております。解析結果を公開しつつ関連商品も紹介します。解析結果の信憑性が確認できるよう解析用ソースも引用掲載しますので、見逃し番組の確認にも役立つ(ネタバレ)かも?

海月姫 #01 東村アキコの傑作をドラマ化!月9史上最も奇妙な三角関係!

[rakuten:book:18828838:detail]

海月姫 #01 東村アキコの傑作をドラマ化!月9史上最も奇妙な三角関係!』のキーワード出現数BEST10

  1. 月海 45
  2. 千絵子 23
  3. クララ 21
  4. 大丈夫 20
  5. ハァ 16
  6. クラゲ 13
  7. 母さん 12
  8. ジジ 9
  9. ランララ 9
  10. 月海殿 8

海月姫 #01 東村アキコの傑作をドラマ化!月9史上最も奇妙な三角関係!』の番組内容&情報(ネタバレ注意!)

 

(月海)《お母さん》

《お姫様みたいな
フリフリのクラゲを見て

あなたは こう言いましたよね》

《女の子は 大きくなったら

みんな みんな 奇麗か お姫様に

 

クラゲオタク女子×女装美男子×童貞エリート!史上最もややこしい三角関係の幕が開く!人は誰でも自分のままで輝ける…新感覚シンデレラ・ラブコメディ!

詳細情報
番組内容
クラゲを愛しすぎてしまった筋金入りの“クラゲオタク女子”が、とある兄弟と三角関係になり、自分には一生縁はないと思っていた恋を知り、新しい自分、新しい生き方を見つけていく姿を、ギャグを交えて描きます。
ある朝、『天水館』自室のベッドで目覚めた倉下月海(芳根京子)は、隣を見てビックリ。なんと上半身裸の男が寝ているではないか…月海は昨晩のことを思い起こす。月海は、久しぶりに近所の熱帯魚店にクララと名前ま
番組内容2
でつけているクラゲを見に行った。月海は、その水槽にタコクラゲと一緒に飼ってはいけないミズクラゲが一緒に入っていることに気づいた。注意しようと思う月海だが、相手はオシャレな男性店員。月海が大苦手の人種だ。月海は勇気を振り絞って注意するのだが、追い出され、店の前で倒れてしまう。そんな店員を注意するスタイル抜群の美女が月海を助けてくれた。月海がわけを話すと、その美女はクララを買ってしまおうとお持ち帰り。
番組内容3
美女は月海とともに『天水館』まで来ると部屋まで見たいと言い出した。美女は月海の部屋に勝手に泊まることにしてしまい…。
そして、次の朝、目覚めた月海が大声を出すことに。美女が上半身裸の男、鯉淵蔵之介(瀬戸康史)に変身していたのだ。蔵之介によると女装は趣味らしい。慌てる月海は『天水館』は男子禁制の尼寺のようなところだと蔵之介に説明。女装姿に戻った蔵之介が月海と部屋を出ると、独特な住人たちがいて…。
出演者
芳根京子 
瀬戸康史 
工藤阿須加 
木南晴夏 
松井玲奈 
内田理央 
富山えり子
 ・ 
泉里香 
安井順平 
要潤
 ・ 
床嶋佳子 
北大路欣也 


スタッフ
【原作】
東村アキコ海月姫」(講談社「Kiss」所載) 

【脚本】
徳永友一 

【OPテーマ】
カフェラテ噴水公園「Goサインは1コイン」(avex trax) 

【主題歌】
Beverly「A NewDay」(avex trax) 

【編成企画】
渡辺恒也 

【プロデュース】
小林宙 

【演出】
石川淳一 
山内大典 

【制作】
フジテレビ 

【制作著作】
共同テレビ

 

なれるんだよって》

(寝息)

(月海)ぐあっ!

ん…。

ん?

ぬっ!?

うお~っ!

(蔵之介)もう… 何?

お… お…。

おっふ…!

ん?

あっ あなた…。

おっ おっ…。

≪(ドアをたたく音)
≪(まやや)月海殿! 何があ…。

ぐは~っ!

≪(まやや)月海殿!
どうされたのだ!? 月海殿~!

(まやや)はっ!? 籠城?

≪(まやや)救援要請 救援要請
5号室に 敵兵あり~!

何だ? 今の。
来ないでください!

何で 裸!? っていうか あなた
男の人だったんですか!?

言ってなかったっけ?
言ってませんよ!

ていうか 処女?

クララ。

2日ぶりだね。

元気にしてた?
もう ご飯 食べたかな?

あっ クララ
お友達 増えたんだ…。

んっ!?

これ ミズクラゲ

駄目だよ… タコクラゲと
ミズクラゲを一緒に飼育したら

死んじゃう!

あれは おしゃれ人間!
しかも… 男!

あああ… 無理!

おしゃれ男人間に
話し掛けるなんて 死んでも無理!

ごめん クララ…。

クララ…。

今 私が助けてあげねば
クララが死んでしまう…。

(ノック)

(ノック)

ハァハァハァ…。
(店員)うわっ!

あ… そ… その…
水槽の… あの…。

はい?

す… ク… うう… ああ!
はい?

(店員)えっ?
無理 無理 無理 無理…!

でも ここで見捨てたら
クララが…。

クララ…。

クララ!

クララ クララ…。

あのう! あのう…。

びっくりした…。
何だよ さっきから。

(息を吸う音)

(店員)何 言ってるか
全然 分かんねえ 帰れって!

駄目です 死んじゃいます!
(店員)帰れって!

駄目です!
(店員)気持ち悪いな!

痛っ! ううう…。

駄目だよ
女の子に暴力振るっちゃ。

いや… こいつが訳分かんないこと
言ってくるから。

私は ただ… クラゲを
別の水槽に移してほしくて。

じゃないと
すぐ死んじゃうんです。

そうなの?

はい。

じゃあ…。

買っちゃおう。

えっ?

本当に ありがとうございました。

お礼に
何か ごちそうせねばと思いつつ

飼育セットに
お金を使ってしまいまして…。

別にいいよ そんなの。
一つの命を助けたと思えばさ。

いや このクラゲを
ご購入いただいた代金は

必ずや お返しを。
ホントに いいって。

はっ はい…。

あのう… あなたは
クララの命の恩人です。

クララ?

このクラゲの名前です。

何で クララ?

あっ わ… 私には

8本の口腕で
真っすぐに立つさまが

まるで 『アルプスのハイジ』の
クララのように感じ取れ…。

ハハハハハ…。

あんた 面白いね。 ハハハハ。
いや あの… すみません。

あっ あのう… 着きました。
ここが家です。

いい感じじゃん
レトロな雰囲気で。

あのう 持ってもらっちゃって
すみませんでした。

えっ?
最後まで見届けるよ。

えっ!? あっ いや あの ここは…。
クララの命の恩人なんでしょ?

はい。

いや… いや でも
ちょっと あの 待ってください!

よかった 元気に泳いでる。

クララ もう大丈夫だよ。

あした
水槽 買いに行ってくるからね。

へぇ~
笑うと 案外 カワイイんだ。

いや さすがに
クラゲは 笑ったりしませんが…。

フフ… クラゲじゃなくて。

ん?

フッ… まあいいや。

あっ…。

あのう
大変 申し訳ないのですが…。

何?

一刻も早く ここから
立ち去ってもらえませぬかね?

うん。 すぐ帰るよ。
あっ…。

あんたの部屋 見たらね。
えっ?

♬~

これ 全部 自分で描いたんだ?
あっ… はい。

うまいじゃん。

月海っていうの?

はい。 あっ あのう…。

ホントに今日は そろそろ もう…。
(あくび)

今週 ずっとクラブで遊んでてさ
眠過ぎだわ。

ちょっと ここで
寝させてもらうね。 おやすみ。

えっ!? ちょっ… えっ!?

えっ!?

≪(ノック)
≪(千絵子)月海? 何かあったの?

そんなに警戒しなくて
大丈夫だって。

襲ったりしないから。

≪(まやや)月海殿
やはり 敵兵がおるのだな!?

ああっ! う~!
おお… おらんです!

(せきばらい)

独り言です! 大丈夫ですから!

同居人?
しーっ!

(汽笛)

≪(まやや)千絵子抄
朝食の時間ですぞ。

≪(千絵子)月海 朝食だって。
大丈夫なら 早く来て。

あ… えっ えっ… あ…。
あっ おなかが痛くて

今日は 私は結構です。

≪(千絵子)あっそう…。
はい。

≪(千絵子)じゃあ
ゆっくり 休んでてね。

ハァ…。
これ 借りるね。

ああ ちょっ… 勝手に!

ぬっ!?

こいは…。
ああ それね ただの趣味。

ていうか メーク落とし
どこにあったの?

も… 持っちょらんですよ
そげなもんは。

昨日の夜 探しちゃったよ。

なかったから 洗面所で
顔 洗わせてもらった。

裸で 出歩いたんですか?

だって あんた 爆睡してんだもん。

ものすごい 口 開いてたぞ。
あ~って。

よいしょ。 俺 帰るわ。

え? あっ…。
ああ! ちょっと待ってください!

ん?

女装して…
出ていってもらえませんか?

えっ? 何で?

ここは…。

尼寺なのです。

(ジジ)
入居希望のメールが来ています。

安本 昌美さん 35歳
趣味は 刺しゅう。

(まやや)ほほう… 刺しゅうとは
これまた 渋い趣味ですな。

(ジジ)あっ…。
(まやや)どう見ても お・と・こ!

(ばんば)男が入居希望など
汚らわしいぞ!

(千絵子)ちゃんと
入居資格を明示すべきね。

目白先生に
お伺い立ててみましょう。

(まやや)
託宣 お願い致しまする~!

♬~

(4人)はは~!

今 誰もいません 行きましょう!
うん。

早く!

何? バレたら
そんなに ヤバいの?

分かりません。
いまだかつて 男の人が

足を踏み入れたことがないゆえ!
ふ~ん。

≪(4人)No more 男! フゥー!

いや ちょっ…。
なっ!? なっ!? おー!

おは。

何か みんなして
ものすごくパンチ効いてるね。

ななな…!?

(まやや)なな… なぜ故に

見ず知らずのおしゃれ人間が
おるのだ!?

(ばんば)おなごといえども
無断で立ち入ることは

断じて許さず!
(千絵子)誰か泊めるときは

管理人の娘である 私に
一言 言ってって

お願いしてあったでしょ!?
すいません! すいません!

今 はやりの
シェアハウスってやつ?

へぇ~。

♬~

楽しそうだなぁ 共同生活。

気に入った。

また遊びに来てもいい?

い… 嫌です!

じゃあ またね。

もう 来んでください!

《お母さん》

《恐ろしかことに

東京には 男のお姫様がいます》

♬~

フゥ…。

託宣 お願いします。

フゥ…。

ひっ!?

ああ…。

(慶一郎)ご存じのとおり
今 この天水地区に

再開発計画が
持ち上がっております。

私は これから将来の天水地区が
どうあるべきか

慎重に検討をし この町の発展に
尽力する所存でございます。

(拍手)

(稲荷)
壇上の横に立っているのが

鯉淵 慶一郎の息子で
秘書を務めている 鯉淵 修。

いずれ政界進出すると
いわれている 若きプリンスよ。

(佐々木)へぇ~。
若いのに大変ですね。

必ず 落とす。

(千絵子)命の恩人?
死にそうになっていたクララを

熱帯魚店から
強奪してくださった猛者です。

(ジジ)あの おしゃれ女子
見掛けによりませんね。

三国志』で言えば
さしずめ 呉の周瑜…。

いや 蜀の趙雲
(ばんば)列車で言えば

秋田新幹線
E6系 スーパーこまち

(千絵子)
泊めた理由は 分かったけど

今後は 控えてもらうようにね。

うちの人たちとは
住む世界が違い過ぎます。

はい すみません。

≪(チャイム)
(まやや)来ましたな~!?

また ネットで買ったの?
(まやや)張遼の限定フィギュアですぞ!

(ばんば)いや わしの
ラピートのNゲージだ!

どうも。 クララ 元気?

(ばんば)ぬお~!
ちょちょちょ…!

今夜 すき焼きデーなんでしょ!?

これ! 差し入れ。
特上A5 松阪牛

開けなさい!

(一同)肉 フゥー!
煮詰まってるかーい!?

お邪魔しま~す。

な… 何で また来たんですか?

何でって 月海に
会いたかったからだよ。

クララ~ 元気そうだね。

(一同)おおー!
(まやや)まばゆい!

私に… 会いたかった?

遠慮なく どんどん食べてね。

(ばんば)うまい! うま過ぎる!

ここさ うちと すごい近くて
びっくりしちゃった 俺。

俺?
ブッ!

ん?

オーレイ!

♬「ランララ ランララ ランララ ランラン
ランララ ランララ ランララ ランラン」

♬「ランララ ランララ ランララ ランランラン」
オーレイ!

(一同)オーレイ!

(拍手)

アハハハハ。

(千絵子)うわ~ 懐かしいわ。
NHKみんなのうた

その後 始まる 『人形劇 三国志』で
その世界に目覚めましたな~。

わしは 『ローカル線風土記』で
鉄道に目覚めた。

人形は
川本 喜八郎先生の制作よね。

(ジジ)私 川本先生 大好きでした。
あの枯れ具合は… 至高です。

私も NHKさんには
お世話になりました。

昨年 放送された 『ドキュメント72時間
ゆらゆら くらげに誘われて』の

映像は とても美しく
涙で画面が見えぬほどの感動を!

(ばんば)谷汲線廃線は…。
(まやや)これからは 孟徳殿が…。

市松人形ね!
(ジジ)至高です…。

アハハハハ… すごい。

ここって みんなして
オタクだったんだ。

いいえ 私たちは まだまだ
オタクとは呼べませんよ。

でも 結構
そういうディープな趣味って

お金 掛かってるっていうけど
みんな 仕事とか何してるの?

こ… ここには もう一人

売れっ子BL漫画家の
目白先生という方が いらっしゃり

そんお手伝いをすることで
多少のバイト代を

もらっております。
いや でも

その年で 全員
バイトってことはないでしょ?

さ… ささささ…。

さては お主… 質問攻めで
われわれを破滅させる気だな!?

よかろう! この俺が答えてやる。
お願いします。

われわれには バイト以外にも
れっきとした収入源がある。

えっ? そうなの? 何?

親からの… 仕送りだ!

うん?

要は ニートでオタクの
引きこもり軍団ってこと?

いいえ! 私たちは 決して
引きこもり軍団などでは。

私たちは…。

尼~ずです!

あっ 尼寺とか言ってたもんね!

何だか よく分かんないけど…
よーし どんどん入れちゃおっかな。

よいしょ。 よっ。

(ばんば)
しらたきを肉の隣に入れるな!

肉が 硬くなるだろうが。
あっ ごめん。

ばんばさん。
(ジジ)私も 部屋で食べます。

ねえ ちょっ ちょっと…。

えっ?

ねえ。

みんな どうしちゃったの?

はっきり
言わせていただきますと

みんな
あなたと仲良くなりたいとは

特に思っていないと。
えっ?

管理人の娘である私の立場から
言わせていただきます。

もう ここには
いらっしゃらないでください。

そんなに 俺
悪いこと言ったかな~。

言いまし… た。

そっか。
ごめんね ぶち壊しちゃって。

つい テンション上がって
調子乗ったみたい。 ハハ…。

大勢で鍋とか
やったことなくてさ。

そうなんですか?
うん。

だから いいよな~ ああいうの。

私も

みんなで食べる
お鍋が大好きです。

うお!
大丈夫ですか!?

大丈夫 大丈夫。
ごめん。 危な! おお…。

ねえ 月海は 出身どこ?
こっちの人じゃないよね?

鹿児島です。
いつ出てきたの?

えっと… 半年前です。
何で 東京に?

イラストレーターになりたくて…。
ふ~ん。

絵 上手だもんね。

いえ そんな
ほ… 褒められたものでは。

ヤッベ 親父の部屋 電気ついてる。

えっ!? 家って ここですか!?
そう。

すごいお屋敷…。
お金持ちなんですね。

親父が政治家。

偉い方なんですね。
外ではね。

あのう… ご趣味とはいえ

政治家の息子さんが
なぜ故に そのような格好を?

知りたい?

はい。

≪(車の走行音)

(修)ハァ…。

(修)また そんな格好で
出歩いてたのか?

悪い?

ねえ 修く~ん。
分かってるよ。

僕が お父さん 捕まえておくから
その隙に 部屋 行って。

似てる…。

花森さん ありがとう。

(花森)お疲れさまでした。

あのう… 今の方は?

うん? 弟。

弟さん…。

どうしたの?

あっ いえ…。

♬~

いた。

クラゲ界の クール系キャラ
アマクサクラゲ。

ああ… やっぱり似てる!

(容子)あら おかえり。
ただいま。

(容子)ご飯は?
食べてきた。 風呂 入ってる?

(容子)入ってるわよ。
じゃあ お先。

(慶一郎)待ちなさい。

肉は どうした?
えっ?

(慶一郎)お前のせいで
こっちは 肉がないんだ。

たまには いいじゃん。
野菜だけでヘルシーでしょ。

(容子)そうね。
たまには いいわよね。

アハハハハ!
(修)あっ… ハハハハ。

(慶一郎)よくない!

私は あの特上A5 松阪牛

楽しみで
今日一日 働いていたんだ。

肉を返せ。

返せないよ もう食べちゃったし。
じゃあ お先。

待ちなさい! 私の肉~!

≪(ドアの閉まる音)

ハァ…。

≪(ノック)

≪(修)兄貴 ちょっといい?
おう。

どうした?

さっきの肉のことなんだけど。
何だよ お前まで。

違うんだ。 お父さんは
きっと みんなで

すき焼きを食べたかった…。


すまん。

もしもーし。 おう 琴音。

えっ 何? クラブイベント?
カワイイ子 来んの?

ハハッ ホントか?
うん。 うん。

チケット代 あした払うわ。
うん。

はーい じゃあね~。

♬~

♬~

(まやや)ぬおおお~!
(千絵子)どうしたの まやや!?

つつつ… 月海殿が
このようなものを!

(千絵子)クラゲ写真展 in…

渋谷!?
あの…。

(ばんば)渋谷といえば
巨大ターミナル駅。

いくら交通の便がいいとはいえ
われわれ 尼~ずは

決して 下車してはならぬ場所!

いや ですから…。
(まやや)月海殿 気は確かか!?

ファッションにしか興味のない
おしゃれ人間の巣窟に

足を踏み入れるなんぞ
自殺行為に他なりませぬぞ~!

ちが… 違うんです!
違うんです!

(ジジ)月海殿は 渋谷に行く気など
毛頭ありませんよ。

そ… そうだったのか?

はい。 これは ジジ様が
執事カフェに行った際

戦利品として 持ち帰ってきて
くれたものでありまして。

驚かせないでよ…。
すみません。

≪行ってくればいいじゃん。

どうも~。

お主 またもや襲撃しに来たのか!?
(ばんば)帰れ! 帰れ!

昨日 言ったはずです。
もう ここには 二度と…。

リブロース シャトーブリアン
ミスジ トモサンカク。

えっ?

(千絵子)どうぞ
足元に お気を付けください。

お邪魔しま~す。
えっ!? えっ!?

えっ? えっ? えっ?
み… 皆さん

あんなに怒っちょったのに
いいんですか?

(ばんば)この女のことは
認めてないが

肉の質は認めざるを得ない…。
ありがとう。

ていうか 何で アフロなの?
(ばんば)これは 天パだ!

こよいは
焼き肉パーティーデーですな~!

ていうか
これ 最終日 今日じゃん。

早く行きなよ。
行かないですから。

一人が嫌なら みんなで行けば?

私は
市松人形の整理をしなくちゃ。

届いたばかりの孔明先生の
置き場所を決めねばならず…。

ジオラマの駅舎の修理が…。

ハァ~ しょうがないな。
俺が連れてくよ。

俺?

あっ… わ… 私が。

結構です!
遠慮すんなって。

ここの近くで用事あるし。
ほら 行くぞ。

いいです!
いいから 行こうって!

ちょっ… いいです!

(稲荷)お疲れさまですぅ。
稲荷ですぅ。

山田社長 最近 冷たい…。
ご飯 連れてってくださいよ~。

えっ? 西麻布? 行きた~い!

もう やっだ~ 久保田社長
たかが50億じゃないですか~!

建てちゃいましょうよ 商業施設!

今夜 話を? 行く 行く~!

奥さんと離婚する?

瀬野尾社長 離婚届に 判押す前に
契約書に 判押してくれなきゃ。

待ってるからね。

ああ?
ホテルにいるからって 何?

行くわけないでしょ。
あんたとは 一回で終わりよ!

ったく… 呉服屋のエロジジイ!

あんた これ 他言無用よ。

あたしの仕事のやり方は
企業秘密なんだから。

(佐々木)いや それ
ただの枕営業じゃ…。

はあ!?

極上の枕営業でしょ?
(佐々木)ですよね。

さてと 次は
鯉淵ジュニアを落とすわよ。

極上で お願いします。

ちゃんと 前見て歩けよ
ぶつかるぞ。

ひぃ! おしゃれ人間!
何? 渋谷 初めて?

やっぱり 私 帰ります。

大丈夫だって 誰も
お前のことなんか見てないし。

せっかく ここまで来たんだから
行くぞ。 ほら。

はい 前見て歩く。

前見て歩く!
信号 変わる! 信号 変わる!

 

あっ ちょっと ごめん。
もしもし。

えっ? もう着いたの?
う~ん 今から…。

分かった…。
じゃあね。

ごめん 俺 ちょっと行かないと。
先 行ってて。

えっ!?
そこを真っすぐ行って

右曲がったら すぐだから。
いや 一人では…。

大丈夫だって。
何かあったら電話して。

えっ…。

(女性たち)カワイイ…。

(琴音)あっ 蔵之介先輩。
おう。

そのコート カワイイ!
どこのですか?

アンスリード。 いいよね~ これ。
いいな~ 私も欲しい。

はい。
あっ はい。

(琴音)じゃあ これ。
おお センキュー。

うまっ これ。
(琴音)先輩。

ん?
(琴音)この後って

時間 大丈夫ですか?

あのう… 先輩と
デートしたいなって思って。

う~ん… どうしよっかな~。

ハァ ハァ ハァ…。

≪(女性)OK… 私が撮るね。

はい チーズ! フゥー!

無理… 無理!

わっ! すいません!

ハァ ハァ ハァ…。

ハァ… ハァハァ…。

♬~

(千絵子)それで 結局
行けずに帰ってきたのね。

はい…。

(まやや)あの曹仁でさえ
根拠地の樊城を劉備軍に奪われ

命からがら
許昌に逃げ帰ってきた。

命が無事であれば それでよし。

(ばんば)わしには分かるぞ。
大宮の鉄道博物館に向かう際

池袋で 尋常じゃない数の
おしゃれ人間たちが乗車し

目まいと吐き気で…!

(千絵子)その後
1週間 寝込んだのよね。

月海は 疲れてるんだから
静かに寝かせてあげましょう。

すみません…。

≪(ノック)
≪月海 入るぞ。

何で 帰っちゃうんだよ。
すぐ戻ったのに。

捜しちゃったよ。

何を そんなにビビってんの?

寝てんのか? おーい!

パンツ 見えてるよ。

えっ!?
やっぱり 起きてんじゃん。

すみません。

鹿児島の田舎から
東京に出てきたんでしょ?

もっと外に出て 楽しめよ。

ていうか いつの時代?
都会が怖いって。

私は ここで過ごせるだけで
じゅうぶん満足しています。

女としても?

せっかく 女に生まれてきたのに

カワイイ メークして
おしゃれな服 着て

恋したいって思わないの?

思いませんよ
私なんかが そんなこと。

嘘つくなよ。

嘘じゃありませんよ。

何ですか? 何ですか!?

ちょっと来い。
えっ?

ほーら。
ここは… ここは…!

大丈夫。 今 弟いないから。

はい。
どういう意味ですか!?

気になってんだろ?
あいつのこと。

なぜ故に
そげなことを言うんですか!?

あいつのイラスト
描いてたじゃん。

勝手に見たんですか!?
見えるとこに置いてあったんだよ。

あ… あれは気になったっちゅうか
どことなく 私の好きな

アマクサクラゲに似ちょっちゅうか…。
もういいよ。

ちょっ… う~ ぬお!

えっ?

うわ~。

すごい… 私の部屋と 全然 違う。

脱げ。
えっ?

その ぼろ雑巾みたいな服を
脱ぎ捨てろって言ってんの。

魔法をかけてやるよ。

♬~

昔 ある人が言ってたんだ。

女にとって 服は
外で戦うためのよろい。

メークは
自分を変身させるための魔法。

女は 誰だって
変わることができる。

みんな
お姫様になれるんだってな。

お姫様…。

(深雪)《月海》

《女の子はね 大きくなったら
みんな みんな

奇麗か お姫様になれるんだよ》

できた。

すっげえ いいじゃん。

そ… そんな 私は…。

何で? カワイイと思わない?

私みたいなのが こんなことしても
ただ おかしなだけであり…。

ちゃんと見てみろって。

えっ?
ほら。

(心臓の鼓動)

ハァ ハァ ハァ…。

兄貴 もう帰ってる?

これから ホームパーティー…。

うぎゃー!

何だ あいつ…。

何? どうした?

いや…
ちょっと聞きたいんだけど。

ん?

さっきの…。

じょ…。

ん?

じょ…。

助成金の繰り越し問題について
どう考える?

やはり 政党助成金制度には
問題があると思うか?

は? いや よく分かんないけど。
そうか じゃあいいんだ。

い… 何!?

さっきの ここにいた女性だけど
兄貴の大学の友達か何か?

違うけど 何で?

いや… 別に。

もしかして お前
ああいうのがタイプ?

な… 何言ってんだよ。
そそ… そんなんじゃない…。

痛っ!

《お母さん》

《あん人は お姫様なんかじゃ
ありませんでした》

《悪い 悪い 魔法使いです》

《こんな私に おかしなことをして
からかって 遊んでるんです》

よし 誰もいない。

(ばんば・月海)うわ!
(まやや・ばんば)うわー!

(ばんば)熱っ!
(まやや)ばんばさん 大丈夫か!?

ん?

(まやや・ばんば)ぬおー!?

(まやや)貞子!?

(修)いや…
本当に 僕が届けるのか!?

うん。
これが月海の忘れ物だから。 はい。

いや でも
無関係な僕が こんなものを…。

大丈夫だって。 彼女は
うちの近くに住んでんだよ。

レトロな建物あるの知らない?

三丁目の天水館か?
そう そこ。

さすが 政治家の秘書。
だって あの場所は…。

ねえ 花森さん。
触らないでください。

レクサスは 今 ワックス中です。

あっ ごめん。
(花森)で 何ですか?

修 送ってってあげてよ。
天水館まで。

(花森)お断りします。

ワックス中のレクサスは
5時間は 動かせません。

あっそう…。

じゃあ ワックス中のレクサスの
ボンネットに

べったりと
手形 付けちゃおっかなぁ。

しかも 両手で!

早っ!

えっ? あの呉服屋さん
つぶれちゃったんですか?

(千絵子)祖母の代から
利用してたんだけどね。

何でも 店主が 超絶どぎつい
悪女に捕まったって噂よ。

そうなんですか。 怖いですね。

しょせん 男など
暴走機関車だ。

枯れてる男は
その限りではありませんよ。

あっ…。

(アナウンサー)その鯉淵議員は
本日 都内のホテルで開かれた

会合に参加していました。
鯉淵議員は…。

ゴホッ! うっ…。
どうしたの 月海!?

もしや
喉に大福が詰まったのでは?

(ばんば)気道 確保!

≪(まやや)ぬお~!

この 変態泥棒めが~!
(千絵子)まやや!?

(まやや)どりゃ~!
(修)勘違いしないでください!

僕は ただ 忘れ物を
届けに来ただけで…。

いまさら降伏したとて
処刑あるのみ~!

まやや! 何があったの!?

(まやや)この変態泥棒が
月海殿の服を盗みだそうと!

(千絵子)えっ!?
(修)だ… だから違うんですって!

出たー! ばんばさんの
アフロアターック! フゥー!

ぼ… 僕は ここに住んでる
月海さんという女性の

忘れ物を届けに来ただけで…。

う… あ…。

(せき)

だ… 大丈夫ですか?

う… うっ うっ…。

えっ!?

(せき)

(ジジ)どうやら 本当に
服を届けに来ただけのようですが。

まやや ばんばさん お謝りなさい。

えー 間もなく 16番線に…。
(まやや)劉氏に あらざれば…。

(ばんば)のぞみ10号が…。
(まやや)もしも異姓の王が…。

危ないですから…。
(まやや)天下をあげて これを…。

(ばんば)プルル… プシュー。
(まやや)ホホ ホホ…。

気色悪い…。

♬~

花森さん 見ていたなら
助けてくださいよ!

私は いち運転手です。
ボディーガードではありません。

そりゃそうですけど。

早く 出してください!

いなかった?
何だか 気味の悪い人たちが

いただけだ。
まさか そこに

眼鏡で おさげの子は?

いた。 かなり挙動不審だった。

ハァ~…。

あんな所に 月海さんが
住んでいるなんて信じられないな。

やっぱり 気になってんのか?

いや そういう意味じゃなくて…。
なあ。

俺が くっつけてやろうか?
月海と。

その代わり 母さんが
今 どこにいるのか教えて。

だから 何度も言ってるだろ。
僕は 知らないって。

親父なら 知ってるはずだろ?
聞き出してくれ 頼む。

分かった。
聞くだけ 聞いてみるよ。

サンキュー。

けど… 会って どうするつもり?
リナさんに。

俺は ただ…。

あのクロゼットを
もう一度 見たいだけだ。

こうして 火を見ていると
心が洗われるわね。

《お母さん》

《昔 よく 一緒に やったよね》

《たき火》

(月海)《お母さん こっちに
いっぱい 流木 落ちちょるよ!》

《流木は よく燃えるもんね》

(深雪)
《あら 月海 よーく知ってるが》

《去年も ここで
たき火 やったからよ》

《うわ 見て!
こんな おっきいのが落ちちょう》

(深雪のせき)

《お母さん! 大丈夫!?》

(深雪)《ごめんね》

《寒いし そろそろ戻るが》

(深雪)《月海は ホントに
絵が うまかね》

《大きくなったら クラゲの
イラストレーターになるがよ》

(深雪)《フフ… そうね》

(月海)《お母さんは
月海がデザインしたドレスを作ってね》

(深雪)《うん 分かった》

《約束だよ》

《うん。 約束ね》

(泣き声)

《ごめんね 月海…》

《お母さん… お母さん…》

《お母さんね…
見ちょうよ 月海のこと》

《お空の上から ずーっと》

《だから… 泣かんで》

《ねっ? 月海》

♬~

♬~

あったまりますよ。

ありがとうございます。

あったかい…。

(まやや)ぬお~!
ばんばさんの頭に火が~!

(ばんば)あっ。
(千絵子)だ… 誰か 早く 水を!

(ばんば)大丈夫 大丈夫。

どうかな?

お見事。 完全に消えておる!

ヌホ… ヌホホホ!
飛ぶわ 飛ぶわ!

(千絵子)やめてちょうだい!
(まやや)ばんばさん!

(笑い声)

(まやや)ばんばさん!
(千絵子)やめてちょうだい!

(笑い声)

《お母さん》

《天水館の皆さんは
みんな 本当に優しくて

楽しい人たちです》

(まやや)おっ 名案じゃ!
(千絵子)名案じゃないわよ!

火が… 火が また付いちゃう!

水族館!?

どうせ こっち来て
まだ行ったことないだろ?

はい…。
ていうか あなた

何で 普通に
ここにいるんですか?

ほら ここなんて どう?
えっ?

ほら。

あっ… ヤナギクラゲ
ブルージェリー

パシフィックシーネットルまで
いる!

行ってみたい?
もちろんです!

車で連れてってやるよ。

いや… 結構です。
もう 帰ってください。

参ったな~ 色々
手配しちゃったんだけどな~。

(千絵子)月海! うれしいわ!

あなたが 着物の素晴らしさに
目覚めてくれるなんて!

ようこそ!
目くるめく 官能の世界へ!

今日は 特別 運転手つきだ。

誰ですか?
えっ マジ そんな見えないの?

弟。 修だよ。
えっ!?

さあ どうぞ。

いや… や…。
ほら。

待ってください!
いいから! 早く…

乗れ!

よし 出発だ。

♬~

月海 食う?

結構です…。

あっそう。

おい。 黙って運転してないで
何か しゃべれよ。

月海さん!
はい!

先日 忘れ物を
届けに行ったのですが

申し訳ありませんでした。

直接 手渡すことができなくて。

直接?

ああ… そうか。
私が 気持ち悪かで

触れるのが
嫌だっちゅうことですね。

何か言いましたか?

いえ 何でもありません。

(千絵子)はい 天水館です。

あら お母さま。 今は どちらを
旅されてるんですか?

えっ!?

(佐々木)
三丁目の この辺り一帯が

高層ホテルの
建設予定地となっています。

(ばんば)いずえ駅
子守唄の里 高屋駅

(まやや)ぬほ~!
(ばんば)御領駅湯野駅

神辺駅。
(まやや)ぬお~!

地方のローカル線の
駅名まで把握してるとはな~!

何? あれ。

こんな薄気味悪い ぼろアパート
とっとと つぶすわよ。

♬~

♬~

おお… いい雰囲気じゃん。

久々に来たわ 水族館。

月海 クラゲコーナー。

♬~

うわ~ ブルージェリーだ!

奇麗。

月海さんは 自然を愛する
すてきな女性だ。

ただのクラゲオタクなんだけどな。

ん?

何?

あの ちょっとだけ そこ
どいてもらってもいいですか?

近くに行かないと
よく見えなくて。

ごめん…。

わあ… キタミズクラゲだ!

ていうか お前
全然 しゃべってないじゃん。

えっ?

2人にしてやるから
ちゃんと しゃべれよ。

えっ… 2人!?
ちょっと待ってよ 兄貴!

ハァ…。

何で 俺が あんなオタク娘に…。

う~ん…。
わっ!

《奇麗だ~。
お姫様のドレスみたい》

(深雪)《月海が大きくなって
お嫁に行くときは

こんクラゲみたいな
真っ白かレースのウエディングドレス

作ってあげんとね》

《ホントに?》

《月海》

《女の子はね 大きくなったら
みんな みーんな

奇麗か お姫様に
なれるんだよ》

♬~

《お母さん… ごめんなさい》

《私は お姫様には
なれませんでした》

《つ… ク…》
(店員)《帰れって!》

《気持ち悪いな!》

♬~

♬~

(すすり泣く声)

月海… さん?

(修)だ… 大丈夫ですか?

ごめんなさい。

母と見た…
おんなじクラゲがいたから。

月海さん…。

泣かないでって…。

母が亡くなるとき

泣かないって 約束したのに…。

♬~

♬~

大丈夫。

泣けばいい。

大丈夫だから。

(泣き声)