どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしております。解析結果を公開しつつ関連商品も紹介します。解析結果の信憑性が確認できるよう解析用ソースも引用掲載しますので、見逃し番組の確認にも役立つ(ネタバレ)かも?

anone#01

『anone#01』のキーワード出現数BEST10

  1. カノン 53
  2. 有紗 34
  3. 美空 29
  4. ハズレ 25
  5. 名前 16
  6. ハリカ 15
  7. ハァ 13
  8. 持本 13
  9. 待って 12
  10. 真砂子 10

『anone#01』の番組内容&情報(ネタバレ注意!)

≪こんにちは≫
≪あ~ お久しぶり 今日は?≫

≪今日はね
検査結果を聞きに来たの≫

≪あ~≫

ここの先生は
検査結果が悪い時ほど

ステキな名言を交えて

 

Mother、Womanに続く坂元裕二脚本ドラマ第3弾!ある犯罪が出会うはずのない5人の運命を絡ませた!偽物から始まる真実愛、感動の物語!

詳細情報
出演者
広瀬すず小林聡美阿部サダヲ瑛太、田中裕子 ほか
【第一話ゲスト】倍賞美津子
番組内容
亜乃音(田中裕子)はその日、自宅一階の廃業した印刷工場の床下から大量の1万円札の束を見つけ…。一方、ネットカフェに寝泊まりしている通称“ハズレ”こと辻沢ハリカ(広瀬すず)は、札束の入ったバッグが捨てられているのを見たという友人の証言をもとに「柘」という町を目指すことに。「つげ」は、かつてハリカが祖母(倍賞美津子)と暮らした幸せな記憶のある町。しかしそこで彼女を待ち受けていたものとは…。
監督・演出
【演出】水田伸生
【プロデューサー】次屋尚
原作・脚本
【脚本】坂元裕二
音楽
【音楽】三宅一徳
制作
【製作著作】日本テレビ
【制作協力】ザ・ワークス

 

お話ししてくださるんですって。

あら いい先生ね。

(医師)
やまない雨はありませんよ。

夜明け前が 一番暗いんです。

砂糖水を売るか 世界を変えるか。

(看護師)
先生 スティーブ・ジョブズは…。

まっ 余命的には
半年ほどになりますかね。

(持本) あ… そうですか。

へぇ~…。

♬~

(フリスクを出す音)
あっ あ…。

(持本) ごめんな… 無理だった。

俺も そっち行くわ。

(ドアが開く音)
いら…。

いらっしゃいませ~。

お客様 あちらの券売機…。
(青羽るい子) 何にしようかな。

焼きうどん… ん~。
え~っと。

じゃ 焼きうどん。

(持本) ん~ あの…。

おいしい。

ん~ おいし~い。

ここ繁盛してますでしょ?

ありがとうございます。

今日で閉店なんです。
え?

こんなに おいしいのに?

ふ~ん。

何で 焼きうどん屋さんに
しなかったんですか?

今 生まれて初めて
焼きうどん作ったもので。

まぁ そういうもんですよね。

置かれた場所で咲きなさい
とかいうけど

なかなか…。
あぁ…。

ん?
自分ちょっと今 名言怖いんで。

名言って いいかげんですもんね。

「やまない雨はない」とか。

「雨は やんでも また降る」。

そっちのほうが すっきりします。

努力は裏切るけど
諦めは裏切りませんしね。

でね 一日にスマホ
3時間見てる人は

一生のうちに10年間
見てることになるんですって。

はぁ~。

それでトイレに使ってる時間は

一生のうち 3年。

3… じゃ 行くのやめて
漏らし続けたら?

3年 長生きってことですよね?
アハハハ。

まぁ 壮絶な人生には
なりますけどね。

ハハハ…!
ねっ もう~ アハハハ。

エヘヘ…。
アハハハ…。

じゃ ごちそうさまでした。

ホントに おいしかったです。
あっ いえいえ。

ありがとうございます。

じゃ。
あっ お客さん。

焼きうどんの
あの… お会計って…。

え? あれって

プライベート で 作ってくださったんじゃ
なかったんですか?

いや 店内なので
プライベートとは…。

まぁ そう思っていた私が

勝手と言えば 勝手なんですけど。
勝手ではないです!

いえいえ 勝手でした
プライベートだなんて そんな。

あの これ…。
あっ 分かりました。

あの焼きうどんは
プライベートです。

プライベート
ごちそうさまでした。

(持本) あぁ そうですよね。

人生の時間なんて 限られてるし

お会計なんて くだらない。

もっと何か

有意義なことに
人生を使うべきだったんですよね。

有意義なことって?

まぁ それが分かってたら
有意義だったんでしょうね。

でも 最後に

あなたのような おキレイな方に
ごちそうできて よかったです。

最後?

あ… あっ あっ あっ!

いえいえ 何でもないです
あっ… あぁ。

あぁ。

よいしょ。

あ… すいません。

ちょっと このお店って
明る過ぎません?

(持本) え?

あ… はい。

何だったら
お付き合いしますけど。

はい?

私もね

死に場所?

そういうのを
探してたところなんです。

(持本) あっ ごめんなさい。

♬~

♬~ (エンジンの始動音)

♬~

おはようございます。

(猫の鳴き声)

(猫の鳴き声)

(林田亜乃音) お~。

痛っ。

あれ? どっから入って来たの?


よっ。

ハァ ハァ ハァ…。


ん~?

♬~

何か においがしてたんだよね。

(山木) ゴミがね
えらいことになってまして。

お願いしますね。
はい。

ハズレちゃん。

60代男性 死後1か月です。

(辻沢ハリカ) はい。

(宮部) んっ。

いや ネイルって
どうせ 手袋すんのに。

知り合いがね 「あんたの仕事は
気持ちがすさむから

お守りだよ」って。

(ニコラス:ポルトガル 語)

余計なお世話ですよね。

(せき込み)

待って 無理。

俺 こんなとこ入れないっす。
いいよ 外回りお願いします。

遺品の仕分け お願い。

始めます。

(バスターの作動音)

(ニコラス)
お金1万くれる約束だったよ!

(山木) 昼食代 抜いといたから。

(ポルトガル語)

(山木)
ちょいちょい… 怖い怖い。

あの おにぎり
1個5000円だったんだ? へぇ~。

あっ ちょ…。
ニコラス。

(山木) ちょっと ハズレちゃん!
ハズレちゃん!

お疲れさまです。

(店員) ありがとうございました。

(ポルトガル語)

♬~

♬~

(美空) あっ ハズレ おかえり。

(有紗) おかえり。
ただいま。

(有紗) ハズレ スケボー。

(有紗) うわ~~! おいしそう!

おいしそうだね。
ヤバくない? ねぇ見て。

おいしそう おいしそう 分かった。
見えてる 見えてる。

田嶋君も食べる?

(田嶋) 賞味期限
切れてるやつですよね?

タダで もらったの。
歯 どうしたんですか?

お金欲しくて 知らないおじさんと
カラオケ行った時

何か急にマイクで殴られたの
ハハハ。

病気の猫 拾って病院代必要だから
カラオケ行ったんだよ

…って言わないと
田嶋君 今 引いてたよ。

猫 元気になってよかったよね!

(ハリカの声) ひと晩 1200円の
このネットカフェに住み始めて

今日で ちょうど1年。

2人とは ここで知り合って

今では シャワー室のお湯が
出なかった時は 連絡し合うし

シャツのシミが いつ何を
食べこぼして出来たものか

お互いに知ってる。

忘れ物をした時は
教えてくれる。

友達っていうのとは
少し違うけど

もう随分 長い間

パジャマ を着て寝たことがないのは
3人とも同じ。

カノンさんは
どんなパジャマを着てますか?

(カノン)
「薄いブルーの普通のです。

病院の売店で買いました」。

「へぇ~ 病院って
パジャマも売ってるんですね」。

(カノン) 「はい パジャマは
僕らのユニフォームですからね。

ハズレさんは
今日 何してたんですか?」。

「ニコラスさんという方と
お仕事で一緒でした。

ブラジルでは デートに家族が
同行することが多いそうです」。

(カノン)
「へぇ~ 親とか兄弟とか?」。

「いとこも」。

(カノン) 「いとこも?
相手の人は怒らないのかな」。

「相手は はとこを
連れてるんじゃないでしょうか」。

(カノン) 「ハズレさんがしてくれる
外の話が毎日の楽しみです」。

「よかった」。

(カノン)
「あと あのおばあちゃんの話も。

おばあちゃんの話
また聞きたいです」。

「はい あのね」。

すごい大きな風車!

人が立ってる

ねぇママ
あれ何?

「8歳から12歳の頃まで

森の中で おばあちゃんと2人で
暮らしてました」。

(真砂子)イ~~だ

ハハハ
イ~~だ

「おばあちゃんの家は
絵本から出て来たような家で

屋根が星の形をしていました」。

ママ
パパ~!

「森にすむリクガメの名前は

ブラン伯爵といいました。

『この亀は もともとは 人間で
イギリスの貴族だったのよ』と

おばあちゃんが言いました。

『彼の名前はゴーレム
土から生まれたの

自分で それを知ると
土にかえってしまうから

絶対に教えちゃダメよ』と
おばあちゃんが言いました。

私は そんな物語をもちろん
全部 真に受けていました」。

(真砂子)お先に
お先です

「まるで魔法を使って

一夜にして出来上がったような
ツリーハウスが

私の家でした」。

魔法使いの家みたい!

(真砂子)気を付けて
うん

「森には 学校も勉強も
ありませんでした」。

(真砂子)はい
どうぞ

学校の友達がね
「お前は変な子だ」って言うの

(真砂子)ハハハ…
そりゃ よかったじゃないの

変な子っていうのは
褒め言葉なのよ

失敗?
アタリ

これは
アタリ

でも
これだけ違う形だよ

人はね
持って生まれたものが
あるの

それを誰かに預けたり
変えられちゃダメなの

確かに
あなたは
少し変な子だけど

でも それは
あなたがアタリだからよ

フフフフ

「今でも

あのツリーハウスでの
幸せな日々のことを思い返します。

大切な思い出って 支えになるし

お守りになるし

居場所になるんだなって
思います」。

(カノン) 「おばあちゃん
今は どうしてるんですか?」。

「分かりません
私 12歳の時に

また別の所に住むことになって
それきりなんです」。

(カノン) 「おばあちゃんの家は
どこにあったんですか?

会いに行こうと思わない?」。

「『つげ』っていう町だったと
思うんですけど

多分 あの場所には
もう いない気がします。

でも まぁ いつかまた

あの森に帰りたいなって気持ちは
あります」。

(カノン) 「おばあちゃんは
アタリって言ったのに

どうしてハズレさんは ハズレって
名乗ってるんですか?」。

「何となくです みんなにも
そう呼んでもらってて」。

(カノン) 「ごめんなさい
質問攻めにしちゃって。

じゃあ また」。

「待ってカノンさん。

この頃 体調はどうですか?」。

(カノン) 「いいですよ。

薬を減らしたので
吐かなくなったし」。

「良くなったんですか?」。

(カノン) 「逆かな」。


(においを嗅ぐ音)

(山木)
ここの人 入院する金もなくて

在宅で亡くなったらしいよ。

命ってのも不平等なんすかねぇ。

(山木) はぁ…。

ニコラス 昼飯 おにぎりでいい?

(ポルトガル語)

(山木) えっ?

(ニコラス) ヘヘヘ…。
(山木) ヘヘヘ…。


見て。

カノンって人さ
これの病気バージョンじゃない?

手術にかかるとかいって
そのうち お金要求して来るよ。

別にさ 本気にしてないよ。

(猫の鳴き声)

何か かわいそうな人の
漫画とか読んで

楽しむのと同じ。

そうやって割り切ってんなら
いいけどさ。

でも確かに変なんだよね。

家のこととか聞き出そうとするし。

だから基本 ウソだと思ってるよ。

でもホントに病気のコだったら
何か

聞いてて重過ぎだし。

あげたくても お金ないしね。

(美空) あっ 帰って来た。

どこ行ってたの?

(有紗) 誰もいない?
(美空) うん。

(有紗) 私 人生 変わるかも!
(美空) はっ?

(有紗) ちょっと来て。
(美空) えっ 何?

昨日 バイト終わりでさ 海まで
ドライブしよう的なのになって

車で3人で行ったの
そしたら 他の2人

何か キスとか始めちゃって!
地獄ドライブだ。

しょうがないから 私
海 散歩してたの。

テトラポットとか探検して。

そしたら 海の その…。

誰にも言っちゃダメだよ?
(美空) うん。

現金 見つけちゃいました~!
(美空) えっ?

これぐらいの保冷バッグ?
そこに 一万円札が

パンパンに入ってたの。

多分 300… いや
450万円ぐらいあったと思う。

えっ?

(有紗) ないよ!
置いて来たよ そのまま そこに。

他の2人に見つかって
キスついでに

山分けしようなんて言われたら
ヤダし。

待って 何それ
待って待って 何のお金?

誰かが捨てたんじゃないの?
ねぇ 今から行ってみよう!

盗む気?
そんな正体不明の怪しいお金…。

私 あのお金で差し歯 入れるの。

私 殴られたんだよ。

すごく痛かったのに
保険証ないのに

バイトのコ達
私 見て 笑うんだよ!

真面目に働いてたら
また いいことあるって。

ないよ いいことある人は最初から
いいことありっ放しなの。

ない人は
最後まで ないっ放しなの。

いったって お金なんだよ。

お金じゃ買えないものも
あるけど

お金があったら
つらいことは減らせるの!

(猫の鳴き声)

海って 湘南?

あっ 違う! えっと…

何か 字が読めなかったんだけど。

うんとね…。

(美空) ハズレ これ読める?

柘。

♬~

あっ! ちょっと。

おぉ…。
うわっ。

(美空) 何?

(有紗) 何かあった時用ね。

行こう!

お先~!
(美空) ハズレ 遅れんなよ!

イェ~イ!

待ってよ!

気持ちいい!

♬~

♬~ (美空) 待って。

♬~

(有紗) この辺だから
もうちょっとだね。

朝のうちに着きたいね。
(有紗) 着けるでしょ!

(美空) 寒っ! ねぇ… 寒いよ~。

何で取るの?

「カノンさん
何ですか? これは」。

(カノン)
ハシビロコウっていいます 鳥です。

今ね 窓の外にいるんですよ」。

「カノンさんのいるとこって

動物病院なんですか?」。

(カノン)
「ハズレさん 内緒でしたが

実は 僕も動物で…」。

「えっ 何動物ですか?」。

(カノン) 「シロガオサキです」。
フフっ。

「えっ ちょっと
イメージ違いますね」。

(カノン) 「看護師さんは
ホッキョクウサギです」。

「脚 長いですね」。

(カノン) 「僕達 みんな ハシビロコウ
にらまれています」。

フフっ。

(美空) 分かんない… 何だろう?
(有紗) フフフ…。

何すか?

お邪魔しました。

(カノン) 「ハズレさん 今日は
お仕事は休みだったんですか?」。

「午前中に行って来ました」。

「仕事先に
雑誌が置いてあって

最近は 先進医療というのが
あるのを知りました」。

(カノン) 「へぇ~
重粒子線治療みたいな?」。

「はい それです」。

(カノン)
「前に同じ病室にいた人が

その治療で完治してました」。

「そうなんですか?」。

(カノン) 「それは でも
保険の適用外だから

お金が すごくかかります。

僕には関係のない話です」。

もともとは
丸の内に勤めてたんです 商社。

あ~ じゃあ エリートで。

自分では そう思ってました。

私 誰よりも仕事ができるなって。

30の時 私より仕事ができない
年下の人が 先に出世しました。

まぁ そういうこともあるかなって
思ってたんですけど

それが その後14回 続きました。

私 40半ばになって…

もう誰もいないなって
思ってたら出世しました。

書類管理の倉庫の部長。

部下は誰もいませんでした。

どうして?

女だから。

っていう話になると
ちょっと面倒くさいと思うんで

何か食べましょうか。
はい フフっ。

あっ 3粒 食べちゃった。
フフフ…。

いろいろあって迷っちゃいますね。

最後の晩さんですもんね。

お寿司とかのほうが
よかったんじゃ…。

死にたいって言ってるのに
お寿司なんか食べたら

死にたくなくなっちゃうじゃ
ないですか。

(フリスクを噛む音)

青羽さん やっぱりダメです。

死んじゃダメですよ。

ここまで来て
ダメとか言わないでください。

この半年 死にたい死にたいって
それしか考えてなかったんです。

それって 死にたい死にたいって
言ってないと

生きられないからですよね?

生きたいから言うんですよね?

きっとね
出世とか そういうことより…。

私 刑務所帰りなんです。

会社の倉庫に 火 付けて
5年 入ってました。

だから もう行くとこ…。

あっ!
えっ?

あっ!

あっ。

あっ 流れ星!
(美空) あっ ホントだ~。

お願い事しないと。
(有紗) あっ そうだね!

(美空) 見つかりますように。
(有紗) 見つかりますように。

「カノンさん
今 流れ星が見えました」。

(カノン) 「地球も
流れ星になればいいのに」。


(猫の鳴き声)

あれ?

また入って来たの?

ん?

食べるか?

食べるか?

(曽根) 海岸線のほうで
見たって人がいて。

(川村) あそこじゃない?
テトラポットの。

テトラポット!?
あんな所いますかね?

(川村) うちのコもね
前 あの辺で見つかったの。

(長田) 行ってみようよ!

ありがとうございます。

(美空) 大丈夫かな?

大丈夫 大丈夫。

大丈夫は 2回言ったら
大丈夫じゃ ないってことだよ。

(有紗) だよね~。

ハハ…。

(美空) ねぇ…!

(美空) 早く!

(長田) いないじゃん!
(曽根) 分かった 分かった…。

お金 隠した人達なのかも…。

(有紗) どうしよう。

逃げる?
(美空) 逃げるって…。

何のために これ持って来たのよ。
(有紗) 待って 待って。

死んだら どうすんの!?
こんな…!

こんなんじゃ死なないよ。

一応ね… 一応だよ。

(曽根) ココアちゃ~ん!

(長田) ココアちゃ~ん!

犬かな…?
(曽根) ココアちゃ~ん!

犬… 捜してたんだよ。
(長田) ココアちゃ~ん!

(曽根) いねえじゃねぇかよ~。

行こう。
うん。

(有紗) 待って!

あった!

これ…。

(有紗) ウソじゃなかったでしょ?
すごくない?

すご…。

(有紗) これでさ
3人でマンション借りようよ。

まず差し歯でしょ。
(美空) 待って…。

今 犬の鳴き声
聞こえたかもしれない。

ココアちゃん?

さっきの人達 戻って来るかも。

犬 見て来て。
うん。

ハズレは 向こう 見て来て。
うん…。

何で 自分だけ残ってんの?

(美空) 何が?
(有紗) いや 「何が?」じゃなくて。

何のことだろう?

違う違う。

(有紗)
「違う」って 2回言ったら…。

(スタンガンを当てる音)
(有紗) アァァ!

うぅ…。
(美空) 何だ。

気絶しないじゃん。

美空?

(有紗) うぅ…。
ごめんね。

留学したいの。

有紗

クソ…。

ハァ… あいつ!

(有紗) 殺す!

(有紗) 美空!

(有紗) 待てよ!

(有紗) 美空~!

♬~

あ~!
どいて!

(有紗) うっ!

ハァ ハァ…。

クソ…。

♬~

(美空) 何ですか?
返して。

何がですか?
そのお金 使っちゃダメなんです。

ちょっと意味 分かんないです!

(運転手) ちょっと何してんの?

(美空) これで! 早く!
(車のドアが閉まる音)

これで!
お客さん もっと細かいのない?

お客さん! お客さん!?

あの…!

両替していただけませんか?
それは そこの駅で…。

これで!

(運転手) いいですけど。

どうも!

ハァ ハァ…。

えっ?

うっ…! うぅ…!

(美空) ん~!
(警笛)

(美空) えっ…。

ねぇ…!

(犬の鳴き声)

(曽根) ココアちゃ~ん!

ココアちゃん ココアちゃん…。

(長田) ちょっと~。
(曽根) かわいい…。

有紗

勘違いしてた。

どうせ裏切るんだから
友達なんかいらなかったんだ。

有紗…。

ハァ…。

どっかで会っても
声 掛けないでね 削除よろしく。

(店員) いらっしゃいませ。

410円です
1万円お預かりいたします。

こっちで。

(店員)
1万円 お預かりいたします。

お手洗い お借りします。
ちょ… ちょっと!

えっ!? 何? 何ですか おばさん!

何してんの?
お金だよ!? お金だよ!?

ちょっと 返してよ!
(トイレの水洗音)

(トイレの水洗音)

(有紗) あ~! お金~!

ちょっと! 2万円 返してよ!
おばさん!

ちょっ おばさん…。

あっ! あっ!

ちょっと… 返して。

(クラクション)

(有紗)
痛い痛い! 痛い痛い痛い…!

(クラクション)
痛い痛い痛い…!

腕 折れちゃうよ! おばさん!

あっ!
(持本) うん?

ありがとう!
ありがとうございます。

え? え?
何?

あ~! あっ。

乗って! 乗って!

ちょっと! ちょっと!
(有紗) ちょっと!

返してよ!

♬~

あ~っ!

(持本) あぁ…!

(持本) あっ!

(クラクション)

ハァ ハァ…。

 

すごい大きな風車!

♬~


ハハハ…!

♬~

♬~

♬~

ちょっと ごめんなさい。

それね… ごめんなさいね。

捨てるつもりだったんだけど
海に落としちゃって。

返して。

(甲村) こんにちは どちら様?

(高谷) ここ 立ち入り禁止だよ
出てって。

君 いくつ?

もしかして 君 ここにあった
学校の生徒さんとか?

(高谷)
ここって学校だったんですか?

(甲村)
学校っていうか 全寮制のね

いわゆる更生施設だったんだよ。

不登校とか そういう子達が
治療を受けるための。

いろいろ大変な
学校だったらしいけど

そこの子だったんじゃないの?

うん?

間違えました。

(甲村) 治療っていうか ほとんど
虐待だったらしいけどね。

(甲村)
まぁ もともとね 親に見放された
子供ばっかりだったんだろうけど。

最終的には 子供が1人
死ぬとこまで行って

閉鎖されたらしいよ。

♬~


(ハリカの声) 今でも

あのツリーハウスでの
幸せな日々のことを思い返します。

大切な思い出って 支えになるし

お守りになるし

居場所になるんだなって
思います。

イ~~だ

ハハハ
イ~~だ

(ハリカの声)
私 8歳から12歳の頃まで

森の中で おばあちゃんと2人で
暮らしてました。

≪待って待って
ちょっと待って≫

(風見鶏の声) 君の その思い出は
間違ってるよ。

何?

(風見鶏の声) 本当は
そうじゃなかったでしょ。

本当は こうでしょ?

やめて!
ヤダ!

(風見鶏の声) その人は
おばあちゃんじゃ ない。

おとうさんと おかあさんが
君を入れた

施設の先生だったんだよ。

ヤダ!
ヤダ!

待って
ママ パパ~!

待ってよ!

(風見鶏の声) じゃあ
本当のことを思い出そう。

わ~!

ステキなお家ですね~

魔法の世界みたい

わぁ…

(風見鶏の声)
この思い出も間違ってるよ。

辻沢ハリカです
よろしくね

(真砂子)あなたは
どうして
ここに来たのか

分かってますか?
あのね
いっぱいあるよ

忘れ物が多いのでしょ

給食
食べるのが遅いのでしょ

列を乱すのでしょ

あと
制服を着なかったことでしょ~

どうして制服を
着ないんですか?

好きな洋服を着たほうが
楽しいでしょ?

っていうことは
みんなと違う
行動を取るということですね

みんなって
誰?

みんなって誰のことか
分からないから

同じにできないんだよね

あなたは病気です

あなたの両親は弟さんに
あなたの病気がうつることを

恐れてます
あのね
私 タケル 好きだよ

パパもママも…
あなたの
そういうところが

家族を苦しめるんです!

魔法使いの家みたい!

(風見鶏の声)
違うよ! 間違ってるよ!

離せゴーレム!
土にかえれ 土にかえれ!

(真砂子)クッキーだって
何枚も焼けばハズレが出来るの

私はクッキーじゃないよ

あなたの名前は
「ハズレ」

私の名前は
辻沢ハリカだよ
(真砂子)ハズレ!

あなたの名前は
ハ~ズ~レ

違う!
ハリカだよ!

君はレディーソフィア
君は弓の名人ワッツさん

さぁ
出発よ!

(男)フフフ…
ハハハ…

(男)フハハハ…

(男の子)ハァ
ハァ…
どうしたの?
大丈夫?

ねぇ…

すいません!
すいません!

開けてください!
開けてください!

(男の子)ママ…

ママ…

死んじゃう
死んじゃう…

助けて
死んじゃうよ

ハズレ

返事をしなさい

はい…

あなたの名前は?

私の名前は…

ハズレです

もう一度

私の名前は…

ハズレです。

(真砂子)ご親戚の方から

先程 お電話がありました

(真砂子)先日
弟さんが
事故で亡くなられたそうです

そして昨日

ご両親が その後を
追われたとのこと

あなたは
ここを出て

児童養護施設
預けられることになりました

(足音)

あなた

名前は?

どこから来たの?

誰だってね 過去に置いて来た
自分っています。

今更 もう

過去の自分は
助けてあげられないんだから

せめて 今を…。

♬~

♬~

何 しでかしてくれるの。

♬~

(窓ガラスが割れる音)

♬~

♬~ (泣き声)

♬~

あのね…。

だから いつもの靴にしなさいって
言ったでしょ。

早く歩きなさい。

 

 

(カノン) 「元気ですか?」。

「はい 元気です」。

「今日は

柘市という所に行って来ました。

私 カノンさんに たくさんウソを
ついちゃってました。

おばあちゃんは いませんでした。

私は 自分が思っていたよりも
ずっとハズレでした。

ごめんなさい。

カノンさんにも
何にもしてあげられません」。

(カノン) 「ハリカちゃん」。

「はい」。

「どうして私の名前…」。

(カノン)
「僕もウソをついてました。

少し前から
君のことに気付いてました」。

(カノン) 「話しているうちに

もしかしてって思うようになって
いろいろ聞き出しました。

僕の記憶とは少し違ってたけど

確信しました」。

「意味がわかりません。

カノンさんは誰なんですか?」。

(カノン) 「前髪を切らせなくて
閉じ込められてた暗い子。

それが僕です。

本当の名前は
紙野彦星といいます。

ごめんなさい 黙ってて」。

(カノン) 「一緒に脱走した時の
ことは覚えてますか?」。

「脱走…
そんなことあったんですか?」。

(カノン) 「一度だけ ある夜
ゴーレムが鍵を掛け忘れました。

僕とハリカちゃんは脱走して

あの森を抜け出しました」。

彦星くん!

かかしだよ!

(カノン)
「夜の中を2人で走りました」。

(カノン) 「僕は
逃げるのに必死だったけど

ハリカちゃんは違いました」。

あのね…

(カノン)
「『あのね…』 そう言って君は

雨に濡れた花が
どんなにキレイか

風に はためく 大売り出しの旗は
どんな音がするか

天井の模様の中に
何匹 動物を見つけられるか

そんな話を
道々ずっとしてくれて…。

で 一緒に見たんです」。

(カノン) 「流れ星を」。

地球も
流れ星になればいいのに

(カノン)
「ほんの少しの時間だけど

楽しかった。

大切な思い出って 支えになるし

お守りになるし

居場所になる。

そう思います」。

(カノン) 「あの時
本当は君に言いたかったんです。

君の名前のこと」。

私の名前は…
ハズレです

(カノン) 「君の名前は

ハズレじゃ ない」。

(カノン) 「君の名前は
ハズレじゃないよって」。

♬~

「はい。

私の名前は…

ハリカです。

辻沢ハリカです」。

(カノン) 「はい」。

「彦星君 君に会いたいです。

君に
会いに行ってもいいですか?」。

(カノン) 「それはできません」。

「会うのダメですか?」。

(カノン) 「君に会ったら
死ぬのが怖くなってしまいます。

君に会ってしまったら

一人きりが当たり前じゃ
なくなってしまいます」。

「私はもう
当たり前じゃないです。

もう君がいること 知っています。

ウソですよね? 死ぬなんて言って
だましてるんですよね?」。

(カノン) 「ううん 本当です
僕は もうすぐいなくなります」。

「嫌です」。

「嫌です」。

「いくらかかるの?」。

「全部で
いくらのお金があったら

あの治療ができるの?」。

(カノン) 「ハリカちゃん
できれば今まで通り

『あのね』って言って
外の話を聞かせてくれたら

僕は もう十分です」。

「はい 外のこと

また毎日 君に話します」。

(カノン) 「ありがとう じゃあ」。

「あのね」。

(カノン) 「またね」。

♬~

あのお金って
いくら入ってたんでしょうね?

持本さん
前から思ってたんですけど

フリスク
ちょうど1個出せないんですか?

この世に生まれて来て

フリスク ちょうど1個
出すことさえできません。

もう1回 やってみてください。

ちょうど1個出たら
私 死ぬの やめてみます。

いや ちょっと待ってください。

フリスクにそんな 生き死にの
プレッシャーかけ…。

持本さん 出ました。

いや…。

努力は裏切るけど
諦めは裏切りません。

…ですよね?

(持本) 青羽さん 待って!
ちょっと待って!

あっ あっ…!

あ…。

青羽さん。

シッ!
え?

(持本) 何ですか?

何か燃してますね。

あの人!

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~
(エラー音)

♬~

♬~
(エラー音)

♬~