どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしております。解析結果を公開しつつ関連商品も紹介します。解析結果の信憑性が確認できるよう解析用ソースも引用掲載しますので、見逃し番組の確認にも役立つ(ネタバレ)かも?

民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~ #10 篠原涼子VS高橋一生

民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~ #10 篠原涼子VS高橋一生

(智子)不正献金なんてさ あらぬ噂
立てられちゃってんだよ。

(犬崎)これで
リコールは 目前だな。

市民が あんたを
首にするっていうことだよ。

(未亜)また 犬崎に

 

今夜ついに物語完結!15分拡大SP!本当の民衆の敵は誰なのか。佐藤智子(篠原涼子)VS藤堂誠(高橋一生)!政治家サラブレッドの正体がついに明かされる!

詳細情報
番組内容
身に覚えのない不正献金疑惑、ニューポート計画反対などで佐藤智子市長(篠原涼子)の人気は急落。ついには“民衆の敵”というレッテルまで貼られることに…。平田和美(石田ゆり子)は「前市長・河原田晶子(余貴美子)を追いやったのも今回の件も、あおば市に奇妙な風が吹いているからだ」と智子に告げた。和美はニューポートを作りたがっているのは犬崎和久(古田新太)ではなく、藤堂家ではないかとの疑いを持つ。しかし、
番組内容2
智子は藤堂誠(高橋一生)は味方だと信じていた。
和美が誠に呼び出される。誠は犬崎会派の政務活動費の領収書コピーを大量に持ってきていた。不正流用の証拠として犬崎を告発することで、富田恭一(渡辺いっけい)の証言を引き出したいという誠。
智子は富田に電話をし続けるのだが一向に通じない。その頃、富田は犬崎の事務所にいた。犬崎は智子のリコールに必要な署名の不足分を問う。若宮寛(若旦那)が答えると、
番組内容3
犬崎は不足分を金で解決しろと命令した。
翌日、智子のもとに富田が…。智子が証言を依頼すると、自分には何の得もないと富田。富田は子供の教育のために金が必要だと訴える。自分を責める前にこんな世の中を責めてくれと言い放ち去った。
智子のリコール署名が規定人数に達し、住民投票の日程が決まった。井上(菅原大吉)とニューポート建設予定地を歩いていた智子は、あるものに目が留まって…
出演者
篠原涼子 
高橋一生 
古田新太 
前田敦子 
千葉雄大 
斎藤司(トレンディエンジェル) 
若旦那 
細田善彦 
今田美桜
 ・ 
余貴美子 
渡辺いっけい
 ・ 
大澄賢也 
田中圭 
石田ゆり子 


スタッフ
【脚本】
黒沢久子 

【音楽】
井筒昭雄 

【主題歌】
AAA「LIFE」(avex trax) 

【プロデュース】

 

草ヶ谷大輔 

【演出】
金井紘 
石井祐介 
相沢秀幸 

【制作】
フジテレビ

 

はめられたってことですか?

(河原田)私は あなたの味方よ。

河原田さんは
犬崎に はめられてたの。

(誠)民衆をバカにするような
やり方は 承服できません。

(犬崎)お坊ちゃんは
演説は 上手だが

女の捨て方が 下手だな。
(前田)辻宮重工のお嬢さんか…。

(犬崎)莉子ちゃん ショック受けてたよ。
縁談の話 聞いて。

(和美)辻宮重工って
ニューポートに 絡んでる?

ニューポート計画の話が出てから
あおば市に

奇妙な風が 吹き始めたような
気がするんです。

藤堂家としては 犬崎と組んで
ニューポート建設を進めたい。

(西村)産廃処理場の問題が
こじれちゃって

英一朗にしても
現 政権を支えるのに必死で

誠に構ってる余裕なんて
ないんじゃないのかな。

(小野)全部 僕が悪いんです。
上司に言われるままに…。

(河原田)
あなたの秘書だった 富田よ。

それで つながってたんだ。
絶対 あいつに証言させてやる。

私は まったくの無実です。

皆さん 私を信じてください。
お願いします。

(男性)笑わせんな!
(男性)市長なんか 辞めちまえ!

(女性)あんたは
民衆の敵なんだよ。

≪(足音)

(智子)あっ 和美さん。

(和美)お疲れ。
お疲れ。

民衆の敵なんだって。

それは 奇妙な風のせい。

風?
この街には 奇妙な風が吹いてる。

河原田さんを 市長の座から
引きずり下ろしたのも

あなたを市長にしたのも

みんな その風のせい。

それって 犬崎のことでしょ?

ニューポート。
ニューポート?

この街に ニューポートを
造りたがっているのは

犬崎じゃなくて…。

藤堂家なんじゃないかな。

藤堂さん?

犬崎は 藤堂家に指示されて

ニューポートを造ろうと
してたんじゃないかと思う。

ところが 河原田さんが
市長になっちゃって

ニューポート計画が
白紙に戻った。

藤堂 誠が この街に現れたのは
そのころなのよ。

いや おかしいよ。

だって 藤堂さんは

私が ニューポート反対してること
知ってるんだよ?

それなのに 私の味方って
おかしくない?

ホントに 味方なのかな?
決まってるでしょ!

ごめん。 怒らせちゃったね。

心配してくれてるんだよね。

分かってる。
ありがとう。

でも 大丈夫。

絶対 富田に証言させて
冤罪 晴らしてみせる。

頑張って。

[℡]

じゃあ 私 先に行ってるね。

[℡]

(遼)やっぱり 出ませんか。
(園田)役所にも来てないんですよ。

(未亜)有給消化中ってことに
なってるみたいですけどね。

絶対に 逃がさない。

(園田)そんな むきになって
かけたら 余計 逃げちゃいますよ。

(遼)でも どうしたって
富田に 証言してもらわないと。

佐藤さんが 市長じゃなくなったら
ニューポート できちゃいますからね。

そんなことは 絶対させません。

[℡](呼び出し音)

[℡](バイブレーターの音)

またかよ?

(犬崎)おい。 リコールするのに
あと何人 足りないんだ?

(富田)3, 000人くらいです。

めんどくせぇから
手っ取り早く やっちまうか。

若宮。
(若宮)はい。

こんにゃく 用意しろ。
(若宮)幾ら ご用意しましょう。

できるだけ ばらまけ。

こういう金はな
ケチっちゃ 駄目なんだ。

(若宮)はい。

≪(ドアの開閉音)

♬~

[℡]

♬~

(駿平)今日の夜ご飯 何?
(公平)え~ 何 食べたい?

(女性)民衆の敵 佐藤 智子に…。

(男性)あおばランドに 賛成の方
署名 お願いします。

(女性)佐藤市長
辞めていただきましょう。

(駿平)ねえ パパ。 ママのこと?

≪(男性)佐藤市長を
リコールしましょう。

(公平)よし じゃあ 今日は
ママの好きなもの作ってあげよう。

(駿平)やった!
じゃあ 焼き肉だね。

(公平)肉 探してきて。

(男性)ありがとうございます。
署名 お願いします。

(和美)これは?

(誠)犬崎会派の
領収書のコピーです。

領収書って 政務活動費の?

(誠)かなり
大掛かりになってます。

不正流用。

智子さんは 知ってるの?

(誠)あの人は こういうこと
苦手そうなんで。

確かに そうだけど。

(誠)ジャーナリストとして
犬崎を告発してほしいんです。

でも 智子さんの
冤罪を晴らす方が 先じゃない?

だからです。 佐藤さんの
冤罪を晴らすためには

富田の証言が
必要になってきます。

ただ 犬崎が ついているかぎり
富田は 証言はしません。

それで まずは 犬崎を?

大スクープになりますよ。

ペンは 剣より強し。

お願いできませんか。

♬~

≪(物音)

(西村)まだ いたのか?

リコールが 成立する前に
犬崎 倒さなきゃ。

(西村)犬崎と 佐藤 智子
食うか食われるかか。

急がなきゃ。

政治部が 動いてもいいけど
俺は お前の手柄にしてやりたい。

スクープを取れば
政治部に 復帰できる。

ありがとう。

何だよ? これ。 明らかに 後から
数字 書き足してるじゃないかよ。

(和美)こっちなんて ほら
業者が 違うのに

領収書の字が 同じなの。
(西村)白紙の 領収書か。

グルになってる業者も
多そうだな。

あしたから 裏 取ってく。
(西村)慎重にやれよ。

犬崎に 先手 打たれたら
面倒だから。

(和美)うん。

じゃあ 犬崎の不正を
暴いてくれてるの?

犬崎が 失脚しないかぎり
富田は 証言なんかしないって

藤堂さんが リークしてくれた。

藤堂さんが?
うん。

あんな 大量な領収書をね

犬崎のところから持ち出すだけで
かなりのリスクだったと思う。

てことはさ 藤堂さんは

私の味方だっていうことは
間違いないよね。

うん。
私の間違いだったかもね。

それよりもさ 富田に会わなきゃ
話になんないね。

[℡](呼び出し音)

[℡]

[℡]

有給休暇は
職員の権利のはずですが。

ゆっくり 休ませても
もらえないんですか?

入って。

全部 バレちゃってるよ。

全部 小野君が話してくれた。

河原田さんの汚職事件も
私の不正献金も。

富田さんが 仕組んだんでしょ?

お願い 証言して。

全部 犬崎の指示だったんでしょ?

お願い 富田さん。

私 今
市長 辞めるわけにいかないの。

お願い。

で? 何の得があるんですか?

俺が 犬崎さんを裏切って
あんたについて

何の得があるんですか?

損得の問題じゃないでしょ。

いや 大事です。

あんたにも 子供がいるように
俺にだって 子供がいるんですよ。

医者になりたいって言っててね。

どれぐらい掛かると思います?

あんただって
金がないから 諦めろって

子供に 言いたくないでしょ?

頑張れば どんなことだって
可能なんだって

教えたいでしょ? 子供には。

だからって…。

だからって そんな 汚いやり方…。
だから!

子供が 汚いことしないように
俺が やってやるんだよ。

犬崎みたいな人間に
顎で 使われるような

そんな人間にならないように
俺が…。

そんなことして
子供が 喜ぶと思う?

仕方ないだろう。

今の 公務員の給料じゃ

医学部になんて
入れられないんだよ。

俺にだって 良心は あるよ。

あんなこと したくなかった。

でもさ…。

俺を責める前に
こんな世の中を責めてくれよ。

このまま…。

犬崎についてても
得は ないと思うよ。

お願い。

考え直して。

♬~

♬~

すいません。
(事務員)はい。

パソコン 探してるんですけど。

パソコンなんか
うち 置いてないですよ。

カタログで 取り寄せていただくことは
できませんか?

すいませんが 扱ってないんで。

ホントですか。
ありがとうございました。

(操作音)

市長を解任できるだけの数の
署名が 集まった。

いよいよ 住民投票だ。
(男性たち)よしっ。

(犬崎)ここまで来たら
勝ったも 同然だ。

あの おみこし市長も
一巻の終わり。

できるだけ 早く
住民投票 やっちまおうぜ。

(男性たち)はい。

前田。 いよいよ お前の出番だな。

はい。

犬崎先生。

うちの政務活動費を
調べてるもんがいるそうです。

何? 誰が そんなことしてんだ。

千葉報知新聞の記者だそうです。
(犬崎)あいつか…。

裏 取られんじゃねぇぞ。
取引先に 連絡しろ。

口裏 合わせとけ!
(男性たち)はい。

(男性)よし 電話だ。
(男性)名簿。

[℡](バイブレーターの音)

(男性)お願いします。
(園田)ありがとうございます。

どうするんですか。
決まっちゃいましたよ 住民投票

だって 富田さんに
証言 断られちゃったんでしょ?

ヤバいよね。

冤罪を晴らせないまま
住民投票なんて 絶望的だな。

落ち込んでますよね 佐藤さん。

(井上)住民投票 決まったんだろ?

はい。
(井上)それで 負けちまったら

あんた 市長 首になるんだろ?

はい。

ハァ~ こっから見る海
奇麗ですね。

でも ニューポートができたら
この景色も変わっちゃうんですね。

(井上)今の日本は
どこ行っても おんなじ景色だ。

地方創生っていうのは

どの街も みんな おんなじような
景色に 変えることじゃねぇだろ。

あれ? あれ 何ですか?

(井上)ボーリング調査の跡だよ。

ボーリング調査?

(井上)港を造るために
必要だったんだろう。

もう 3年ぐらい前じゃねえかな。

3年前… おかしいよ。

だって この辺 最近
臨港地区に 指定されたんだよ?

(事務員)パソコンなんか
うち 置いてないですよ。

でも ほらっ ここに
「パソコン 5台分として」って。

(西村)売ってもない パソコンか。

(和美)それから
市政説明会なんだけど

資料 印刷してるのは
500部なんだけど

会場の定員は 80名だったの。

それから…。
(西村)もう 十分だ。

じゃあ…。
(西村)これで いける。

[℡]

住民投票の日程 決まったぞ。

(和美)えっ?
(西村)こっちも 急ごう。

ボーリング調査 したんだって。
[℡](和美)ボーリング調査?

そう 3年も前に。

ねえ その話 後でも いいかな?

犬崎の件 どうしても
あしたの朝刊に 出したいの。

えっ?
じゃあ 尻尾つかまえたんだ。

だからね どうしても
間に合わせないと。

≪(ドアの開く音)
(誠)失礼いたします。

じゃあね。 またね。 頑張ってね。

見せたいものがあります。

私 富田 恭一は

あおば市役所 福祉課長時代に
犬崎 和久議員の命令で

河原田前市長に ありもしない

汚職の嫌疑をかけることに
協力いたしました。

そして 同じく 佐藤市長に

不正献金があったかのように
見せ掛ける 工作をいたしまして

皆さま ご承知のとおり
佐藤市長が

リコールを かけられる事態に
なっているわけでございます。

誠に 申し訳ありませんでした。

何で 急に
証言する気になったの?

動機は ともかく

この証言さえあれば
佐藤さんの冤罪は 晴れます。

早速 マスコミに流しますね。

ねっ ちょっと待って。

あしたの朝刊 出るまで
待てないかな?

どうしてですか?

大丈夫。 待てますよ。

(富田)もしもし?
入金を確認しました。

今後のことは
何とぞ よろしく お願いします。

[℡](誠)お約束ですから
悪いようにはしません。

(富田)失礼します。

(西村)よしっ 一面で いくぞ。
(和美)ハァ~… やった。

ありがとう。
(西村)お疲れさん。

あ~ 疲れた。 よかった。

(和美)あっ ごめん。
(西村)大丈夫。

ん? この駐車場
政民党本部 近くだ。

えっ?
犬崎が 行ってたっていうこと?

(西村)そういうことになるな。

何か 引っ掛かるな~。
何でだろう?

今日ぐらい
ゆっくりしたらどうだ。

あした 大騒ぎになるぞ。

うん。

お前 何 考えてんだ。
(前田)危機管理です。

お前 俺なしで
やれると思ってんのか!

ハハハ…。

お世話になりました。

ハハハ…。

≪(ドアの開閉音)

ハハハ…。

わ~!

あっ ちょっと…。

痛い…。

腰が…。
(和美)えっ? 腰?

ごめん ごめん。
大丈夫 大丈夫。

(和美)ハハハ…。

だから… だから だから。

(犬崎)まったくもって
身に覚えのない話です。

だいたい その記事を抜いたのは
千葉報知新聞でしょ?

あそこの記者は 佐藤市長と
ずぶずぶの関係で

黒幕じゃないかと
いわれてる人物です。

公平性がないでしょうが。

(記者)しかし 証拠は じゅうぶん
裏付けが 取れてるそうですが。

あんた 自分自身で 調べたのか?

どうなんだ?
人の名誉が 懸かってんだ。

それなりの覚悟 持って
しゃべってんだろうな!

[℡]

(記者)えっ?
(記者)あっ…。

(記者)佐藤市長の不正献金疑惑

犬崎さん あなたが
仕込んだんじゃないですか?

あぁ?
(記者)市長の元秘書が

犬崎さんを告発してますが。
(犬崎)何だと?

[℡](富田)犬崎 和久議員の命令で
河原田前市長に ありもしない

汚職の嫌疑をかけることに
協力いたしました。

どけ! 通せ!
よせ! やめろ!

♬~

(和美)犬崎 和久 一巻の終わり。

これで ニューポートも 白紙だな。

でもさ いったい
何だったんだろうね ニューポートって。

単なる 港ってわけじゃ
なかったんだろうな。

あれだけ 大掛かりな調査を
してたわけだから。

うん? ボーリング調査…。

ボーリング?

私 分かったかも
ニューポートの正体。

(園田)それでは 佐藤市長の
冤罪が 晴れたことを祝しまして

いきますよ! 万歳!
今日は ありがとうございました。

(職員たち)
ありがとうございました。

(安部)市長 これからも
頑張っていきましょう。

頑張ります。
(職員)では みんなで せーの…。

(一同)万歳! 万歳! 万歳!

あれ? 藤堂さんは?

あ~ そういえば 見てませんね。

失礼いたします。

(英一朗)うん。

ご無沙汰しております。

(英一朗)元気そうだな。

お忙しいところ
ご連絡もせずに すいません。

今日は 縁談の件で 来ました。

お断りします。

申し訳ありません。

(英一朗)犬崎が 持ってきた。

これが 縁談を断る理由か?

この風俗の女が。

ええ。

でも それだけじゃありません。

やはり 政治家は 嫌か?

(誠)いえ。

やっと 政治家になる
覚悟ができました。

うん?

(誠)自分のしていることは
百も承知です。

何も 分かっていない。

藤堂家の看板がなくて
お前に 何ができる。

明が 何か言ってきても
私は お前の好きにさせた。

なぜだか分かるか?

♬~

父さん…。

僕だって やっと 父さんのことを
尊敬できるようになったんです。

(英一朗)じゃあ どうして。

敷かれたレールの上を
歩いていたら

いつまでも 父さんを
追い越せません。

♬~

≪(ドアの開閉音)

(記者)市長 来たぞ!

(記者)市長。

リコールが 取り消されましたね。
はい。

やっと 市長としての
仕事ができます。

頑張りますよ。

市民の 市民による
市民のための 政治。

よろしく お願いいたします。

はい。

[℡](西村)おう どうした?

(和美)分かった。
ニューポートの正体。

ボーリング調査は
港のためなんかじゃない。

≪(ドアの開く音)

フゥ~… おおっ。

こんなとこで
何してるんですか?

(誠)心を決めておきたくて。
う~ん 私と 一緒だ。

まあね 色々あったけど
ここからが 本当のスタート。

よろしく お願いします。

再スタートする前に もう一人

副市長を お願いしようかなと
思ってるんだけど。

誰ですか?
河原田さん。

僕は 反対です。
えっ? 何で?

河原田さんは ニューポート建設に
反対しているからです。

はっ?
僕は

ニューポート建設に
賛成してるんです。

そんな顔してさ ボケられてもね。

本気です。 僕は そのために
この街に 来たんです。

じゃあ 今まで ずっと
だましてたってこと?

あなたを だましたことなんて
一度も ありません。

だって 今…。

一度でも
聞いたことありました?

僕が ニューポート建設に
賛成か 反対か。

じゃあ 教えてよ?
ニューポートって 何なの?

どんどん うさんくさく
見えてきた。

早く。 知ってんでしょ?

産廃処理場です。
産廃処理場?

日本中の産業廃棄物を
引き受ける 処理場です。

それを ニューポート建設の
臨港地区に 併設するんです。

産業廃棄物って ごみでしょ?

何で そんなの あおば市に
造んなきゃいけないのよ?

反対ですよね?
当たり前でしょ。

どこかに 造らなければ
ならないもんですよ。

だから 何で あおば市が

そんなの引き受けなきゃ
いけないの?

日本中の自治体が そう言うから

場所が決まらず
もめに もめてるんです。

そんなの当たり前でしょ。
どこだって そんなの

受け入れたくないよ。
でも それを受け入れれば

国から 多額の交付金が入ります。

その交付金があれば

佐藤市長の福祉政策は
全て 実現します。

あおば市民は
今より さらに幸せになります。

安全面だって じゅうぶんに
担保があります。

それでも 反対しますか?

そんな いいことだったらさ
何で 最初から そう言わないの?

ニューポートなんて
市民 だますようなことしたの?

最初から言ったら
皆 反対するでしょ?

さっきの佐藤さんみたいに
反射的に 反対するんです。

多くの場合 民衆のほとんどは

政治家の言うことに
聞く耳を持たない。

聞くことを放棄しておきながら

後で 「聞いていなかった」
って言うんです。

なら 民衆には 伝えず
導いた方がいいときもある。

そんなの おかしいでしょ。
民衆のこと バカにしてるよ。

そんな政治家が
世の中 おかしくしてるんだよ。

佐藤さんは 選挙に行ったこと
ありますか?

正直に。

ない。
なぜ 行かなかったんですか?

民衆に与えられた 権利です。

民衆をバカにする政治家が
嫌なんだったら

そんな人間に
政治をさせなければいいんです。

民衆には それを選ぶ
権利があります。

それが 選挙です。
その権利を放棄しておきながら

「世の中
おかしくないですか?」って

僕は そっちの方が
おかしいと思います。

じゃあさ 選挙のとき
あれ 本当のこと言ってるの?

いいことばかり並べ立ててさ
当選したら

手のひら返すような人だって
いるじゃん。

だから よく聞いて 見極めて

そんな人間に
政治をさせたら 駄目なんです。

それが 主権在民ということです。

主権在民

一人一人が 自分で しっかり
後悔のないように選択するんです。

佐藤さん。

僕は 人として
あなたのことが 好きです。

僕は 政治家になるように
育てられて

いずれは 父のような政治家に
なりたいと思うようになりました。

世の中を よくしたい。

子供を泣かせるような国にだけは
しちゃいけない。

政治家としての夢を
膨らませるようになりました。

でも 僕が 高校生のころ

ある法案を強行採決しようとした
父が 僕に言ったんです。

「独裁政治だと言われても
しかたがない」

「愚かな民衆を導くためには
独裁しか 手がないときもある」

僕は 耳を疑いました。

この人は
本気で 言ってるのかなって。

で 本気でした。

駆け引きや 根回しなら

それは 政治ですから ある程度は
しかたがないと許せました。

ただ 民衆を愚弄することだけは
しちゃいけない。

民衆のための政治だという
その理念を失っちゃいけないんだ。

そうだよ。

藤堂さんが 正しい。

でも そのときの僕は
言い返さずに 諦めたんです。

佐藤さんは
僕が諦める前の 僕なんです。

だから ずっと 見てきたんです。

もし 高校生のころ
あの父の言葉を聞かずに

政治家になっていたら
きっと あなたのような政治家に

なっていたのかもしれないと思うと
目が 離せなくなった。

だから どこまで やれるか
応援したんです。

だったら…。

だったら 最後まで 応援してよ。

もちろん。
今でも 応援してますよ ずっと。

ただ あなたのやり方では
限界があることが 分かりました。

あなたのやり方では
小さな街づくりが せいぜいです。

国家を動かすことは できない。
国家なんて 私 そんな

大それたことなんて考えてないよ。
あなたの仕事は

その 大それたことに
つながってるんです。

だって 世の中を
よくしたいんでしょ?

誰も 犠牲にせず
何の犠牲も 払わないなんて

不可能です。

最小限の犠牲で 最大限の幸福を
実現するべきです。

誰かが 幸せになるために

誰かを犠牲にするなんて
そんなの おかしいでしょ?

「おかしい」っていうのは
簡単なんです。

できれば 僕だって
そんなこと したくない。

でも 奇麗事だけじゃ
駄目なんですよ。

多数を守るために
少数を切り捨てる厳しさも

持たなければならない。
あなたと 一緒に行動してきて

僕は やっと 父の正しさも
分かるようになったんです。

じゃあさ 藤堂さんには 分かる?

切り捨てられて
一人になる 気持ちが。

分かるわけないよね。

だって 切り捨てられるのはさ
いつだって 弱者だから。

私には 分かるよ。

いつも
切り捨てられる側だったから。

切り捨てられてるって
声をあげてる人の後ろには

声すら あげられないような
人たちが たくさん いるんだよ?

民衆が 賢くなれって

あんたみたいな立場で言うのは
簡単かもしんないよ?

でもさ 毎日
ご飯 食べることだけに必死でさ

自分が
切り捨てられてることすら

気付かないでいる人たちが
いるんだよ。

そんな人たちに あんた 言える?

もちろん そういう人こそ
声をあげていかなきゃいけないよ。

でもさ そういう人にだからこそ
政治の支えが 必要なんじゃない?

賢くなるっていうさ
機会 与えられてないからさ

声をあげる方法だって
分かんないでいるんだよ。

それで
いないことにされちゃって。

簡単に
切り捨てられちゃってるんだよ。

だから 私が

そういう人たちの味方に
なってあげなきゃ 駄目なの。

私が そういう人たちを
守ってあげなきゃいけない。

あなたの考えは
よく分かりました。

ホントに…。

本当に 分かってるの?

ええ。

それが 佐藤市長の
判断なんですもんね。

だって みんなが
幸せになるために

誰かが 一人でも犠牲になるなんて
おかしいでしょ。

一人の幸せのために
みんなを犠牲にするなんて

おかしくないですか?

どちらが 正しいなんて
そんな単純な話じゃありません。

きっと どちらも正しい。

だから

あなたは あなたが信じる道を
進めばいいんです。

僕は 国政に行って
みんなの幸せを選びます。

あなたは?

あおば市の皆さん。
市長の 佐藤 智子です。

皆さんに ご報告があります。

あおば市で 進められてきた
ニューポート計画

その本当の目的は
産業廃棄物処理場の建設でした。

そのために ニューポートを造り
その周辺に 処理場を造る。

そんな計画が ひそかに
進められてきてたんです。

でも 悪いことばかりでは
ないんですよ。

あおば市のために
なることだって あるんです。

だから どうするべきなのか
悩みました。

悩みに悩んで 出した結論は

私が 決めないということです。

代わりに 議会を開いて

皆さんに 決めてもらいたいと
思います。

市民のための 市民の議会です。

これは 市民 一人一人の
問題なんです。

直接民主主義

みんな 来てくれるかな?
(佳志)来てくれますよ。

≪(ノック)
≪(未亜)失礼します。

佐藤さん どういうことですか?

市議会は
いらないっていうことですか?

(遼)応援してきたのに
あんまりじゃないですか。

そうですよ。 僕らに
何の相談もなく ひどいですよ。

私たちまで
首にするつもりですか?

あなたは 議員の仕事を
否定してるんですよ?

否定なんかしてるつもりないよ。
要するにさ

議員だけで 決めることは
ないかなっていうふうに思ってるの。

だってさ 産業廃棄物処理場って
誰も選挙で 言ってないじゃん。

例えばだよ?
自分に 1票 入りました。

その入れてくれた人が
賛成か 反対か 知ってる?

皆さん 知ってる?

だから 議員だけじゃなくて

市民のみんなで
話し合って 決めたいの。

そういうこと。

♬~

♬~

≪(ドアの開く音)

よろしく お願いいたします。

それでは 市民の議会を
始めたいと思います。

まず初めに 産業廃棄物処理場
概要の説明を 賛成派の長島さん

よろしく お願いいたします。
(長島)はい。

では 産業廃棄物処理場
概要について ご説明いたします。

市民の議会に 参加してください。

これは あおば市の未来を決める
大事な問題なんです。

お願いします。

お願いします。

お願いします。
お願いします。

やっぱり 市民の議会なんて
無理だったんですよ。

勝手なことするから。
(未亜)ホント 勝手ですよね。

じゃあ 帰りましょう。
お疲れさまでした。

≪よろしく お願いします。
お願いします。

(遼)だからね おばちゃんたちが
思ってることとか

こうしてほしいってことを
議会で 話してほしいんだよ。

私たちが 何か言ったって
変わるわけじゃないしね。

何も 言わなかったら
何も 変わらないんだよ?

そういう
皆さん 一人一人の声を

議会に 直接 届ける
チャンスなんですよ。

(男性)気持ちは 分かるけどさ

俺たちは 今
猫の手も借りたいくらいなんだよ。

分かりました。
僕が 手伝います。

(男性)おいっ 困るよ それは…。

来てくれると言ってくださるまで
僕は やめません。

助かった!
じゃあ あっちの畑も お願いね。

はい!

(未亜)ぜひ 市民議会に
ご参加ください。

もし よろしかったら
ぜひ いらしてください。

よろしく お願いします。
≪(男性)おーい 姉ちゃん。

はーい。

(男性)同伴でも してくれんの?
(男性たち)ハハハ…。

ねえ おじさまたち
知ってました?

この街にね 産廃処理場が
できちゃうかもしれないんですよ。

何だ? それ。
(未亜)わ~ 知らないんですか?

怖~い。
ねっ 怖いでしょ?

皆さんが 知らない間にね
そんな大事なことが

決まっちゃうかも
しれないんですよ?

怖いでしょ?
(男性)そんな 大事なことなの?

おじさんの未来に
関わることです。

だから 一緒に行きましょう。

あれ? アハハ…。

アフターは
付き合えませんけどね。

黙ってたら
エスになっちゃいますよ?

皆さん 声を あげていきましょう。

政治は 難しいと
思うかもしれません。

でも その政治が
皆さんの生活を変えるんです。

お願いします。

どうか お願いします。

(園田)また 今日も
やってるみたいですよ。

どうせ 誰も
いないでしょうけどね。

ホントに 行くの?

(未亜)取りあえず
見てみるだけ 見ますか。

(反対派有識者)
安全基準を明確にして

果たして 本当に
その数字で 大丈夫なのか。

まずは それを検討しないかぎり

安全だなんて言っては
いけないんです!

未亜ちゃん。

≪(せきばらい)

はっ? 何? それ…。

(男性)じゃあ 100% 害がないと
言ってるわけでは ないんですね?

(賛成派有識者)そもそも
100% 害がないものなど

存在しないんですよ。

(渡辺)だから

俺たち 分かんねぇのに
何も 言えねぇじゃん。 なっ?

よろしく。
おいっ!

今 議会で何を話し合っているのか
知りたくないですか?

あおば市の未来なんです。

あ~ そこの 学生さん。

選挙権なくても
参加してください。

そこで 知ったことを

学校のお友達や
おうちの方に 話してください。

お願いします。

ありがとうございます。

すいません。
どうぞ 来てください。

(駿平)ママ!

駿ちゃん。

すいません。
うちの子供なんです。

はい はい…!
はい はい 何? 何?

ごみが来たら 臭くないんですか?

(賛成派有識者)
ご質問に お答えいたします。

1971年に 悪臭防止法が
制定されまして

特定悪臭物質の濃度による
規制が 始まりました。

あおば市においては

運搬の過程から
その規制を順守してまいります。

要は あれですよね?

ごみがあったって 臭くならないよ
みたいな そんな感じですよね?

(賛成派有識者)
その心配は ほぼ ゼロかと。

ありがとうございました。

(拍手)

≪(足音)

おかえりなさい。

私からも お話しさせていただいて
いいですか?

もちろんです。
お願いします。

(拍手)

交付金だなんだって
いいこともあるのは 分かる。

でも だからって
生きるための仕事

なりわいを奪っちゃいけない。

なりわいは お金を稼ぐって
ことだけじゃない。

人の人生 そのもの。
それを奪うのは

人の命を奪うのと同じぐらい
残酷な仕打ちだと思います。

よく言ってくれた!

まさに 俺が言いたいのは
そこなんだよ。

そのとおり!
そうだ そうだ!

(拍手)

(拍手)

(春奈)先輩 おかえりなさい。

(西村)政治部 復帰 おめでとう。

ありがとうございます。

でも 私 辞表を出してきました。

(春奈)えっ?

私は 私の嗅覚で

世の中の おかしいと思うことを
暴いていきたい。

そのためには 新聞社という
組織にいるよりも

フリーのジャーナリストとして
やっていきたいと思います。

勝手なことを言って すいません。

大変だぞ。

私 どうしても
書きたいことがあるんです。

いいですか? 皆さん。

私たち 一人一人の無関心が
積み重なって

結局は 一部の人間だけが
得をする。

そんな世の中に
なってしまうんです。

後になって あれ?
おかしいななんて 思ったって

もう 遅いんですよ。

民衆の敵
外にいるんでは ありません。

私たち 一人一人の無関心。

それこそが 民衆の敵なんです。

♬~

(渡辺)じゃあ 教えてください。

(渡辺)処理場が
いっぱいになったら

どうするんですか?
(高校生)あおばランドは?

ホントに 造るんですか?
(女性)税金も 安くなるの?

(女性)待機児童ゼロになるって
ホントですか?

(女性)どうなるの?
ちょ… ちょっと待ってください。

ちゃんと 一人ずつ
お話ししていただけますかね。

最後まで 皆さんの話は
ちゃんと聞きますから。

お前は いったい何をしてるんだ?

見てください。

これが 政治の原点なんじゃ
ないですか?

時間があるかぎり
ゆっくり 話し合いましょうよ。

(男性)市が 管理を徹底するって
納得させてくれれば…。

俺だって 交付金
この街が どれだけ よくなるか

そこんところを ちゃんと
納得させてくれるんだったら

俺たちだってな やみくもに
反対してるわけじゃねぇんだから。

ありがとうございます。
ということで 良い面 悪い面を

もう一度 整理して
話し合いましょう。

それでは どなたか お一人
質問ある方。

(一同)はい はい…!

(和美)<今の 世の中
突拍子もないことが起きる>

<だが 突拍子もないことは

実は 突拍子もなく
起きたりしないものだ>

♬~

♬~

<突拍子もないことで
この街を変えた>

<これは
佐藤 智子の物語である>

♬~

♬~

(未亜)急がないとね。

今すぐ 着くよ。

おはようございます。
おはよう!

(女性)はい お預かりします。
(未亜)お願いします。

じゃあ ママは
代表質問 頑張ってくるね。

頑張ってください。
(未亜)タッチは?

(未亜)いってきます!

(園田)♬「バッタ バッタ
バッタ バッタ バッタ」

♬「バッタ バッタ バッタ
バッタ バッタ」

♬「テンテレ テレテレ
テレテレ バッタ!」

♬「テンテレ テレテレ
テレテレ バッタ!」

あれ? みんな?

え~…。

ったく 誰だと 思ってんだよ?
園田…。

(孫)見て 見て。 柿 拾った。
(犬崎)すごいな 偉いぞ。

じゃあ 後で
じいじが むいてあげような。

次 何して 遊ぶ?
(孫)サッカー。

サッカーか。 サッカー 上手なのか?
(孫)うん。

じいじにも できるかな?
サッカー。

困っている人に
手を差し伸べるとか

介護をするとか
そういう問題だけではなくて

もっと 原理的には

この3つの事柄が
重要なポイントとなり

1つ目が ノーマライゼーション
という考え方。

(遼)だから 不正受給者を
減らしていけば

福祉財源も 増えるんですよ。

相変わらずね。
正論で 事が運ぶと思ってる。

でも その正論を忘れたら…。

やってみましょう。

はい。

智ちゃん?

早くしないと遅れるよ?
≪はーい。

(公平)駿平 お前も 早く食べろ。
遅刻するぞ。

じゃあ いってきます。
いってらっしゃい。

いってらっしゃい。
いってきます。

智ちゃん 智ちゃん 智ちゃん!
智ちゃん!

何? 何? 何?
これ…。

ありがとう。
いってらっしゃい。

はい。

今回の情報漏えいについて
どのように お考えですか?

(課長)お答えできません。

官公庁の不祥事が
続いておりますが

それについては
いかがでしょうか。

(記者たち)一言 お願いします。
(和美)一言 お願いいたします。

(記者)提唱している 福祉政策が
話題となっていますが。

(誠)次の通常国会
法案を提出します。

楽しみにしててください。

本当に この世の中を
変えられるのは あなたです。