どらまろぐ

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明日の約束 #10 最終話…辿り着いた死の意味▽母に告げる決断…未来へ

明日の約束 #10 最終話…辿り着いた死の意味▽母に告げる決断…未来へ

(藍沢日向)霧島先生は

どうして 吉岡君のことを?

(霧島直樹)
あの母親が声をかけてきたからだ。

(吉岡真紀子)
また 同じような問題を

 

ヒューマンミステリー遂に最終話。まだ謎が残る吉岡君の“死”の意味とは…全ての人に贈りたい最後の言葉▽押し付ける母の愛情に下した決断…未来につながる親子のかたち。

詳細情報
番組内容
学校でのいじめ、母・真紀子(仲間由紀恵)による精神的虐待…巷で様々な臆測が飛び交った吉岡圭吾(遠藤健慎)の自殺。真相は誰にも分からず、クラスメイトや教師、残された家族は日常を取り戻せずにいた。

日向(井上真央)も、スクールカウンセラーとして心をケアする一方、死の前日に圭吾から告白されたことが引っ掛かっていた。「あれは彼なりのSOSだったのかもしれない。答えが違っていれば何かが変わっていたのかも」―
番組内容2
圭吾を苦しみから救えなかったことを悔やんでいた日向だったが、前に進むためにも、自分にケジメをつけようと決める。そして、圭吾がクラスで孤立する原因を作った霧島(及川光博)の行為を学校に報告し、これまで学校や日向を敵視し続けてきた真紀子にも全てを話そうと自宅を訪ねる。するとそこには亡き息子の気持ちが分からないと絶望する真紀子の姿が。圭吾と真紀子に、自分と母・尚子(手塚理美)の関係を重ね合わせた日向は、
番組内容3
自分も幼いころから親の愛情に苦しんできたと告白。そして、「高校生の時、母にいなくなってほしいと思った」と、尚子との関係を話し始める。長年にわたり“毒親”に支配されてきた日向の告白は、真紀子の心に届くのか?

さらに日向は学校で、「私がこの出来事の中で、いま一番許せないと思っている人がいます」と切り出し、ざわめきが生徒や教師たちの間に広がる。

そして尚子とのいびつな親子関係にも、ある決断を下す。
出演者
井上真央 
及川光博 
工藤阿須加 
白洲迅 
新川優愛 
佐久間由衣 
遠藤健慎 
金子大地 
渡邉剣 
山口まゆ 
井頭愛海 
夏子 
堀家一希 
竹内愛紗
 ・
青柳翔 
馬渕英里何 
中林大樹 
青山倫子 
 ・
羽場裕一 
手塚理美 
仲間由紀恵 他
スタッフ
【脚本】
古家和尚
【音楽】
眞鍋昭大
【主題歌】
東方神起「Reboot」(avex trax)
【プロデューサー】
河西秀幸 
山崎淳子
【演出】
土方政人
【制作協力】
共同テレビ
【制作著作】
関西テレビ

 

起こさないよう
くれぐれも お願いします。

(轟木)依願退職という形を
取っていただきたい。

吉岡君から告白されたことなら

それも報告しました。

私も 一つ一つ

ちゃんと向き合っていかないと。

死んだのは
頭のおかしな母親のせいでしょう。

(吉岡)2年前に渡した離婚届
もう出してくれないか?

私は どこで間違えたんですか?

私のどこが
いけなかったんですか?

♬「Reboot

♬~

≪ピンポーン!ピンポーン!(インターホンの音)

♬~

♬~

♬~

♬~

≪ピンポーン!ピンポーン!

突然 すいません。

何か?

お話したいことがあって来ました。

それから…。

これを。

英美里ちゃんから頼まれたんです。

お母さんに返してほしいって。

あっ… あの。

お線香あげさせていただいても?

どうぞ。


すいませんが
済んだら お帰りください。

♬~

吉岡さん?

♬~

♬~

♬~

吉岡さん。

吉岡さん もしかして…。

死のうと思ってるんですか?

この部屋で。

ええ。

どうしてですか?

圭吾に直接聞きたいからです。

世間の皆さんが
おっしゃるように

死んだのは
本当に私のせいなのか。

あの子が
私を憎んでいたのかどうか

同じ場所に行って知りたいんです。

耐えられませんから。

母親の私が

あの子の気持ちを
わからないなんて。

だから…。

わからないと思います。

たとえ死んでも

圭吾君の気持ちをわかることは
できないと思います。

だから…。

死なないでください。

どうして あなたがそんなこと?

吉岡さんに
死んでほしくないからです。

私は 何を間違えたんでしょうか。

私の父は古い考えの持ち主でした。

短大を卒業すると

すぐに お見合い結婚させられて。

社会経験のない私は

夫にとっては
退屈な妻だったと思います。

23で圭吾を産んで

そのとき やっと私は

自分の人生の答えを
得られたように感じました。

(回想)<<どうしたの?>>

この子を守ること

この子を幸せにすることが
自分の役割だって。

でも 3年後に
英美里をみごもったときには

もう私の夢みた平和な家庭は
壊れていました。

夫は別の場所に安らぎを求めて…。

私は それが とても悲しくて。

♬~

そんなとき

まだ小さかった圭吾が
言ってくれたんです。

(圭吾)<<ママ 泣かないで。>>

<<圭ちゃんがね
ママのこと守ってあげる。>>

それからの私にとって

圭吾は本当に人生の全てでした。

こういうふうに育ってほしい

こういうふうには
なってほしくない。

好きな色も 好きなものも

仲良くするお友達も

全て私が決めてあげたい。

理想的な
何一つ間違いのない人生を

歩ませてあげたい。

全部 圭ちゃんのために。

愛していたんですね

誰よりも 圭吾君のことを。

世の中の他の親御さんは

間違えたりはしないんでしょうか。

皆さん どうやって

正しい親のなり方を
学んだんでしょうか。

正しいのかどうか

悩み続けるしかないんだと
思います。

悩む?

たとえ それが愛情でも

親の思い込みや決めつけは
子供にとって つらいんです。

愛情だってわかるから

心が
どんどん縛られていくんです。

私の母親も

愛情の強すぎる人でした。

子供の頃から どなりつけられて

否定されて。

母の言葉に
いつも傷ついてきました。

だから 私は…。

高校生のとき

母にいなくなってほしいって
思ったんです。

私は
どうしても自由になりたかった。

だから…。

でも

駆け上がったとき
足がもつれたんです。

私が階段から落ちそうになって

それを母が助けてくれて。

一緒に転がり落ちて

母は腕に障がいを残しました。

結局 私は

それまでよりも強く

母に心をつかまれただけでした。

どうして 私にそんな話を?

私と違って圭吾君は

自分がいなくなることを
選んだんです。

明日が来るのが怖いと言って。

明日が来るのが怖い?

亡くなる前日の体育館で。

私も その理由を聞いたんです。

<<明日が来るのが怖いのは

どうして?>>
<<変わらないから。>>

<<変わらない?>>

<<変わったとしても…。>>

<<多分…。>>

彼が どんな思いで
そう答えたのかは わかりません。

でも そのあと

私 告白されたんです。

好きだから
つきあってほしいって。

その告白を

私は断りました。

♬~

あなたが…

あなたのせいで圭吾が…。

それでも かまいません。

それで
吉岡さんが生きようと思えるなら。

あのとき
彼が何であんなこと言ったのか

答え方が違っていれば
何かが変わったのかもしれません。

ただ はっきりしているのは

私が彼の心の苦しみを

くみ取ってあげられなかった
ということ。

自由になりたい

今日とは違う明日が来てほしい。

私と同じ
気持ちだったかもしれないのに…。

何にもできなかった。

♬~

ごめんなさい。

♬~

あの子の苦しみを

私が…。

私が あの子を…。

♬~

圭吾君は

誰のことも責めずに
亡くなりました。

だから きっと 彼は

お母さんのせいだなんて
言いません。

あなたが そう思わないかぎりは。

私は… ううっ。

圭吾のことを
何にもわかってなかったのね。

ううっ…。

♬~

ううっ…。

♬~

 

(麻子)辞める? 霧島先生が?

ええ まあ。

(麻子)
ちょっと急すぎませんか?

それも 引き継ぎもなしで
2学期いっぱい有給消化なんて。

(柏木)やっぱり あれですかね?

心労がたまってたとか。

恐らく そんなところでしょう。

この件については
私も詳しいことはわからないので。

それから もうお一方

退職される方がいまして。

えっ? 誰ですか?

(奈緒)あぁ~ もう

何で 私が
1年B組の臨時担任なんですか?

(北見)しかたないだろ。

他に手 空いてる人
いなかったんだし。

霧島先生が退職するって
話したら

生徒たち
ショック受けてましたよ。

あの人 クールで
何気に生徒人気 高かったですし。

ねっ 日向先生。

あっ ええ。

<<潮時だったんでしょうね。>>

<<吉岡の一件で 学校側も

生徒間のトラブルに
神経質になっています。>>

<<僕の教育方針を貫くのは
難しい状況でしたから。>>

<<気に入らない生徒や保護者に
罰を与えるのは

本当に霧島先生が望んでいる
教育方針なんですか?>>

<<あれだけ熱心に
生徒の情報を集めていれば

気付くのは

生徒の嫌なところばかりじゃない
と思います。>>

<<前の学校での出来事で

霧島先生は…。>>

<<今の僕がこうなのは
僕の人格の問題です。>>

<<過去の出来事を言い訳にして

自分を正当化する気は
ありませんよ。>>

<<明日から休暇と職探しです。>>

<<しかし 藍沢先生は
辞める必要はないのでは?>>

<<僕も今更 吉岡の告白の件を

生徒に暴露しようとは
思わないので。>>

<<もう決めたことですから。>>

(奈緒)
日向先生 霧島先生が辞めるの

何か 理由とか
聞いてないんですか?

えっ いえ…。
≫(戸の開閉音)

(麻子)藍沢先生。

(北見)どうしたんですか
そんなに慌てて。

(麻子)
今 校長から聞いたんだけど

辞めるって本当?

はい。
2学期いっぱいで退職します。

はっ!?
うそ 何で?

あっ 一身上の都合で。

また 急だよね。

それも
霧島先生と同じタイミングで。

いや 一身上の都合って

どういうことですか?
寿退社とか?

あっ 霧島先生と一緒に?

えっ まさか 霧島先生と結婚!?

(奈緒)落ち着け 北見。

(希美香)日向先生。
増田さん。

英美里ちゃんから
連絡もらいました。

家に戻ることにしたって。

うん。

≪(ドアの開閉音)

(英美里)<<日向先生 お母さんは?>>

<<今 寝室で眠ってる。>>

<<良かった。>>

<<お父さんにも連絡したんだけど。>>

<<大丈夫です
私が そばにいますから。>>

本当は 中学生の英美里ちゃんに

負担かけるべきじゃないんだけど。

これ さっき届いたんです。

(英美里)
「お母さんにお粥作りました。

家事 苦手だから練習中」。

(希美香)大丈夫ですよ きっと。

英美里ちゃんが自分で
そうしようって決めたんだから。

そうだね。

増田さんがいてくれて良かった。

あっ それから

私も お母さんに会ってきました。

そう どうだった?

謝ってくれたんです 私に。

(麗美)<<ごめんね

希美ちゃんに
ずっとつらい思いさせて。>>

<<希美ちゃんは

私なんかより ずっと頭もいいし

ちゃんとした子だから。>>

<<きっと幸せになれるから。>>

<<いいお母さんじゃなくて
本当にごめんなさい。>>

(希美香)他の人からすれば

今更って思うかもしれないし

そんなことでって
笑われるかもしれないけど。

でも…。

うれしかったんです。

ちゃんと謝ってくれて。

うん うれしいよね。

あっ そういえば

長谷部君に返事は?

返事は…。

あっ…。

えっ? ふふっ。

じゃあ 失礼します。
うん。

ふふっ。

大丈夫?
(長谷部)大丈夫。

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(本庄)
「少し会って話せないかな?

ちゃんとお別れを言いたくて」。


(本庄)
仕事辞めることにしたんだ。

この年でって
笑われるかもしれないけど

もう1度

医学部を目指そうと思って。

両親に
認めてもらいたいって気持ちも

正直あると思う。

でも やっぱり
僕自身の夢だったから。

応援する。

カズが決めたことだから。

ありがとう。

日向には

つらい思いさせて ごめん。

一緒にいた時間が楽しかったのは
ほんとだよ。

楽しいって思ってもらえる
努力をしてたから。

僕は

愛されるためには
努力が必要だと思うんだ。

それは たとえ親子でも。

うちの兄貴が ああで

そんな兄貴でも

受け入れようとする両親を
見るのが嫌だったから。

兄貴は両親に
ひと言も謝らずに死んだし

両親は 今でも

兄貴を追い詰めたのは
自分たちだって思ってる。

自分がしたことの責任を全部

他人に押しつけて
消えていったんだなって思うと

やっぱり納得できないよ。

そうだね。

こういう気持ちを
乗り越えるためにも

僕は
兄貴にできなかったことをするよ。

だから 日向も…。

私も乗り越えないと。

そのときは…

また会えるかな?

うん。

♬~

お茶 いれたよ。
(尚子)あっ ありがと。

最近 急に寒くなってきたわよね。
うん。

ヒナちゃん
お休み いつからだっけ?

今度 どっか温泉でも行かない?

ほら ここ しばらく
いろいろあったし

疲れを癒やさないと。

お母さん。
ん? どこがいいと思う?

私ね。
うん。

この家を出ていくから。

えっ?

今の学校も辞めて
別の所に移るつもり。

何よ それ。 いきなりそんなこと。

いきなりだよね。

そうよ。
ママに何の相談もしないで。

でも 私にとっては
いきなりじゃない。

ずっと考えてたことだから。

何なのよ。

そうやって
ママを困らせて 楽しい?

ねえ ピッピ 聞いた?

日向ったらね
また変なこと言ってんのよ。

チチチチッ!

うん? チチチチッ!

昔から 私が自分で決めたことは

変なことって よく言ってたよね。

本気で言ってるの? あんた。

本気だよ。 もう決めたから。

日向。 あんた
そんなにママのことが嫌いなの?

嫌いじゃないよ。

だから つらいんじゃない。

子供のときから

つらいって思ったこと
いっぱいあった。

私の気持ちを
わかってくれなかったことも

いつ怒りだすかわからなくて
怖かったことも

万年筆を捨てられたことも。

それでも

どっかで信じたかったの。

優しくしてくれるときもあった。

神社の階段から落ちたときも

私を助けてくれた。

だから

もしかしたら 何かのきっかけで

普通の親子に
なれるんじゃないかって。

普通の親子って 何よ。

ママが普通じゃないって言うの?

ママはね いっつも いっつも
あんたのためを思って…。

もう いらない。

そんな
自分勝手な押しつけの愛情

もう いらない。

日向。

♬~

距離を置いて ううっ…

もし できたら

いつか謝ってほしい。

ひと言 謝ってくれれば

少しだけ 心が軽くなると思う。

何を謝るのよ?

何を謝んなくちゃいけないのよ?

あぁ そう。

だったら
好きにすればいいじゃない。

あんたなんか
もう二度と顔も見たくない。

♬~

わかった。

何なのよ

そうやって ママを悪者にして。

やっぱり
ママのことが嫌いなんでしょ。

嫌いなら嫌いって
ちゃんと言ってから

出ていきなさいよ。

♬~

言わない。

自分を生んでくれた人を
嫌いになるのは…。

自分を嫌いになることと
同じだから。

♬~

(ナレーション)
< あの人に対して

ずっと言いたかったことを
やっと言えた。>

<正直 もっと早く言えば
良かったと思う。>

<私にとっても
あの人にとっても。>

< でも 時間はかかったけど

やっと言えたんだ。>

(香澄)
そっか お線香あげにいったんだ。

うん。

クラスの生徒 何人かで
代表してだけど。

(那美)<<これ 吉岡君に。>>

(那美)
<<クラスのみんなからの手紙です。>>

(沢井)<<こっちは
バスケ部の部員たちから。>>

(香澄)
何か全部終わった気がするね。

終わったって?

結局 何で圭吾が死んだのかも

誰が一番悪かったのかも
わかんなかった。

遺書でもあったら
別だったんだろうけど。

うん。

生きてる人の気持ちだって
そう簡単にわかんないのに

死んだやつの気持ちなんて
わかるわけないよね。

(香澄)
死ぬ前の日に 圭吾が私に言った

明日が来るのが怖いって
言葉だけどさ。

うん。
あれって

明日が来るのが怖いから
死んだんじゃなくて

もう死ぬって決めてたから

自分のいない明日が来るのが
怖かったんじゃないかなって。

自分のいなくなった世界で

みんながどうなるのか
怖かったんじゃないかな。

あいつ 優しいし。

でも だったら…。

うん。

もし そうだったら
ぶん殴ってやりたい。

だったら 死ぬなよって思うもん。

(香澄)そういえば 日向先生

次の行き先は決まったの?

まだ。

昔 お世話になった大学の先生に
相談してるところ。

決まったら 教えてよ。

ここ出たら 遊びいくから。

ははっ もちろん。

(柏木)
あぁ~ 今日で2学期も終わりか。

(麻子)
激動の2学期だったよね 今年は。

(柏木)ほんとに。
はい。

霧島先生。

お疲れさまです。

(北見)
終業式 出られるんですか?

生徒たち 喜びますよ。

校長先生から せめて
最後の挨拶をと言われたので。

ん? 何だよ あいつ。

(小嶋)お疲れさまです。

藍沢先生
学校辞めるんですってね。

(北見)いや というか

何で あなたが
ここにいるんですか?

やだな 取材ですよ 取材。

はっ?
(小嶋)ほら 例の事件で

学校のイメージダウンも
ありましたし

生徒の死を乗り越えて

粛々と終業式が行なわれたって
記事を出すって提案したら

校長先生から
快く許可を頂きまして。

じゃあ。

許可したって…。

(轟木)えぇ~ それでは

2学期で学校を退職される
霧島先生と藍沢先生に

ご挨拶を頂きたいと思います。

霧島です。

この度
学校を去ることになりました。

私が皆さんに言いたいことは…。

ここは
とても思い出深い学校でした。

以上です。

皆さん 元気で頑張ってください。

(麻子)随分 あっさりね。

(柏木)
むしろ 清々してるって感じ。

ここは校長の顔を立てました。

(轟木)霧島先生
ありがとうございました。

それでは 次に 藍沢先生。

藍沢です。

スクールカウンセラーとして
今年4月に この学校に赴任して

1年もたたずに
退職することになってしまって

申し訳なく思います。

2学期に入ってから
この学校では

とても悲しい出来事が
起こりました。

最後に 私の気持ちを
皆さんに お話したいと思います。

1年B組の
吉岡圭吾君が亡くなって

この2カ月と少しの間

たくさんの人と お話をして

その悩みにふれてきました。

吉岡君が死を選んだのは

自分のせいではないかと
悩む人たち。

吉岡君がどうして死んだのか
知りたいと願う人たち。

吉岡君と関わった私たちは

この先も

それぞれの罪悪感を
消すことはできません。

あのとき ああしていたら

もしも こう言っていたら。

私自身
そういった後悔や悲しみを

抱え続けていくしかないんだと
思っています。

でも そのうえで

私がこの出来事の中で

今 一番
許せないと思っている人がいます。

それは…。

亡くなった吉岡圭吾君です。

(ざわめき)

吉岡君って…。

日向先生?

なぜなら

私は
吉岡君に生きてほしかったし

生きるために

もっと
助けを求めてほしかったからです。

亡くなった人を
否定的に語るのは

良くないことだと
わかっていますし

ひどい発言だと思います。

でも 私は

今 生きている人のために
言いたいんです。

自殺という行為が

つらい現実から逃げるための
手段だと思ってほしくないんです。

もしかしたら
この中にも 今 現在

死にたい 死んで楽になりたいと
思うような

悩みを抱えている人が
いるかもしれません。

でも 忘れないでください。

悩みや苦しみを抱えながらも

それでも生きている。

死を選ばずに
生きているということは

誇りに思うべきことなんだって。

私は 吉岡君に

生きることを選んでほしいと
伝えたかった。

彼が心に抱えていた
悩みや苦しみから

生きて逃げる勇気を
持ってほしかった。

♬~

人生には つらいことがあります。

中には

生きることが苦しくなるほどの
出来事があるかもしれません。

でも そんなときは

生きて逃げることを
第一に考えてください。

苦しさに耐えても

心が壊れて
命を失ってしまったら

何の意味もないんです。

だから…。

つらかったら逃げてください。

生きることから
逃げさえしなければ

生きていれば
人は やり直せるから。

自分を大事にしてください。

たとえ

幸せが約束された明日では
なかったとしても

それでも…。

明日も生きているということが

何より大切なんだと
信じてください。

♬~

♬~

藍沢先生。

なかなかの演説でしたね。

意地の悪い人間が聞いたら

自殺したやつが悪いのかって
怒りそうですけど。

悪いとは言っていません。

許せないと言ったんです。

まあ 旬が過ぎたネタ
今更 炎上させるのもあれなんで

穏便な記事にしときますよ。

僕は 藍沢先生の発言は
間違ってないと思います。

まあ 僕に言われても
うれしくないでしょうが。

では。

♬~

そうそう そう
そこ強調されちゃうと。

ははははっ!

(由依)ははははっ!
(渡辺)あっ あれか。

♬~

♬~

♬~

(英美里)風邪ひくよ。

♬~

はい。

♬~

♬~

ありがとう。
うん。

♬~


「12月5日 お母さんへ

17年越しに返事を書きます。

私は大きくなっても
お母さんの娘です。

でも ずっとお母さんのためだけに
生きることは出来ません。

病気の時
優しくしてくれてありがとう。

お母さんの作ってくれたシチュー
おいしかったです。

腕にケガをさせて
本当にごめんなさい。

守ってくれて嬉しかった」。

「明日の約束

私は
私のために生きていきます」。

♬~

(尚子)
ほら ピッピ たくさん食べて。

日向はね 飛んでっちゃった。

チチチチッ!

♬~

ママ だっこ。
だっこ。 う~ん。

よし。 ははははっ…。

おっきくなっても
まだ だっこですか。

♬~


♬~

♬~